2018年4月21日 (土)

「難波宮」のすぐ南側 「ボーケン大阪本部ビル」が移転 跡地に地上29階、高さ約100mの「(仮称)中央区上町計画」を建設!

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-(仮称)中央区上町計画-
 
「難波宮」のすぐ南側に「一般財団法人ボーケン品質評価機構」があります。「一般財団法人ボーケン品質評価機構」は、衣料品、服飾雑貨、家具等を対象とした性能評価を行っていっている第三者試験機関です。

 「一般財団法人ボーケン品質評価機構」のボーケン大阪本部並びに大阪事業所が、2018年5月上旬に統合し新社屋へ移転します。

 跡地には、「関電不動産開発、三井不動産レジデンシャル」により、地上29階、塔屋2階、地下1階、高さ99.985mの「(仮称)中央区上町計画」が建設されます。

(仮称)中央区上町計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区上町一丁目18-9、18-14、18-15(地名地番)
◆ 階数-地上29階、塔屋2階、地下1階  
◆ 高さ-高さ99.985m   (注意)建築物もしくは軒高の可能性あり
◆ 敷地面積-1,816.63㎡
◆ 建築面積-676.57㎡
◆ 延床面積-14,712.22㎡(容積対象面積9,537.20㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-(不明)
◆ 建築主-関電不動産開発、三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2019年03月上旬予定
◆ 竣工-2021年09月下旬予定


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「一般財団法人ボーケン品質評価機構」のボーケン大阪本部並びに大阪事業所は、現在はまだ営業していますが、2018年5月上旬に統合して「大阪市港区築港一丁目」の新社屋へ移転します。


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北東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。北側、西側、南側の3面が道路に接しています。


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「(仮称)中央区上町計画」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。大阪市内の「建築計画のお知らせ」で、カラーの「配置図」を始めて見ました。



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広島市 広島高速5号線 二葉の里地区の「広島駅北口インターチェンジ(仮称)」付近 2018/04/10 「シールドマシン」の組み立て開始?

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-広島高速5号線-

 「広島高速5号線」は、「広島高速1号線」を介して「山陽自動車道」と直結します。広島市の都心部と広島県東部地区間の高速性・定時性向上や広島空港へのアクセス改善に大きく貢献するもので、一般道路の交通混雑解消や広島都市圏の更なる発展をけん引する広島駅周辺地区の開発促進などの役割を担います

 引用資料  広島高速道路公社
 広島高速5号線及び関連道路路線図 

● 主にシールド工法で建設
 
山岳部におけるトンネルの建設と言えば、「ナトム工法(NATM工法)」のイメージがありますが、広島高速5号線のトンネル区間は主に「シールド工法」で建設します。

 周辺には住宅もあり、地盤沈下が懸念されたため、地下水への影響が極めて少く、地表面沈下抑制効果に最も優れている「シールド工法」に変更されました。一部の区間は「ナトム工法(NATM工法)」も採用します。


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広島高速道路

 「都市高速道路」と言えば、「首都高速道路」と「阪神高速道路」が有名ですが、「名古屋高速道路、福岡高速道路、北九州高速道路」もあります。あまり知られていませんが、「広島高速道路」もあります。日本には6つの「都市高速道路」が存在します。

 「広島高速道路」は、「広島高速道路公社」が建設と管理を行っています。「広島高速道路公社」は、広島県ならびに広島市を設立団体としています。

 引用資料 広島県・公式HP → 広島高速道路


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「広島高速5号線」の建設現場です。


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巨大な「クロラ―クレーン」が稼働しています。


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「シールドマシン」の発進する場所が分かります。


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「シールドマシン」の組み立てが始まっているように見えます。通常「シールドマシン」は地下深くの「発進立坑」から発進するので、地上で発進するのはめったに見る事が出来ません。



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2018年4月20日 (金)

JR広島駅新幹線口前 竣工した「広島テレビ放送新社屋」 2018年9月下旬に移転完了!

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-広島テレビ放送新社屋-

 JR広島駅新幹線口前で開発が進む「二葉の里地区」の5街区で、広島テレビ放送の「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」と、大和ハウス工業の複合施設「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の起工式が、2016年8月31日に行われました。

 「広島テレビ放送新社屋」の概要は、地上11階、地下0階、高さ58.98m、延床面積19,769.15㎡です。地震対策として「免震構造」を採用しています。

 1階にエントランスホールと多目的ホール、2~3階に最大収容人数2,000人規模のコンベンションフロアを配置、4階以上がオフィスやスタジオとなります。
 4階は関連会社や協力会社、5階は報道制作フロア・ニューススタジオ、5階は制作スタジオなどが入る予定です。

 2018年3月16日に「完成記念式典」が開かれ、2018年3月26日から業務開始しています。2018年3月31日に登記上の本社を移転しました。2018年9月下旬の移転完了を予定しています。

広島テレビ放送新社屋の概要
◆ 計画名-(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事
◆ 所在地-広島県広島市東区二葉の里三丁目5番4号
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 高さ-58.98m
◆ 敷地面積-14,823.25㎡(敷地全体)、5,098.48㎡(広島テレビ放送新社屋)
◆ 建築面積-2,925.80㎡
◆ 延床面積-19,769.15㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-テレビスタジオ、オフィス、集会所
◆ 建築主-広島テレビ放送
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ コンストラクション・マネジャー-日建設計コンストラクション・マネジメント
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2016年08月31日(起工式)、2016年09月01日(着工)
◆ 竣工-2018年03月15日(竣工)、2018年03月16日(完成記念式典)
◆ 業務開始-2018年03月26日(経営戦略局、総務部)、2018年09月下旬予定(移転完了)
◆ 建設費-75億円


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JR広島駅北口(新幹線口)のペデストリアンデッキから見た「広島テレビ放送新社屋」です。


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「HiroshimaTV」のロゴです。


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南東側から見た下層階の様子です。


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「広島テレビ新社屋」の1階~3階には、「コンベンションホール」となります。


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南東側のエントランスです。


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「広島テレビ放送株式会社」は、2018年3月31日に登記上の本社を「広島県広島市東区二葉の里三丁目5番4号」に移転しました。


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南側の歩道です。


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免震構造

 このビルは、「基礎免震構造」なので、躯体が周囲の地盤に衝突して破損しないように切り離しています。地震時には建物が最大60cm動きます。

● エキスパンションジョイント
 地震時に、構造物に破壊的な力を伝達しないように継目に損壊を最小限に抑える役割を持つ「エキスパンションジョイント」を設置しています。

 「エキスパンションジョイント」は、「エキスパンションジョイントカバー」で塞がれています。仕上材として、タイルや石貼りで覆われていますが、切れ目があるので見たらすぐに分かります。


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注意書きです。「基礎免震構造」のビルは必ずこのような注意書きが書かれています。


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南西側から見た様子です。


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「広島テレビ」のロゴです。


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南西側から見た下層階の様子です。


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「エスカレーター」がクロスしています。



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JR広島駅新幹線口前 地上20階、高さ約91mの「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」 2018年4月10日の建設状況

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-(仮称)広島二葉の里プロジェクト-

 JR広島駅新幹線口前で開発が進む「二葉の里地区」の5街区で、広島テレビ放送の「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」と、大和ハウス工業の複合施設「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の起工式が、2016年8月31日に行われました。

 大和ハウス工業の複合施設「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の概要は、地上20階、地下2階、高さ90.750m、延床面積49,709.62㎡です。ホテル(客室数201室、宿泊定員402名)、オフィス、商業機能などを収容する複合施設となります。

 2016年8月31日に起工式が行われました。実質的には着工していましたが、着工は2016年12月1日です。施工者は大和ハウスグループの「フジタ」となっています。

(仮称)広島二葉の里プロジェクトの概要
◆ 所在地-広島県広島市東区二葉の里三丁目8番7
◆ 階数-地上20階、地下2階
◆ 高さ-90.750m
◆ 敷地面積-14,823.25㎡(敷地全体)、6,339.23㎡(広島二葉の里プロジェクト)
◆ 建築面積-3,209.13㎡
◆ 延床面積-49,709.62㎡
◆ 構造-(地上部)鉄骨造、(地下部)鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-店舗、オフィス、ホテル(客室数201室、宿泊定員402名)、駐車場
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 設計者-(基本設計)安井建築設計事務所、 (実施設計)フジタ
◆ プロジェクト・マネジメント-安井建築設計事務所
◆ 監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2016年08月31日(起工式)、2016年12月01日(着工)
◆ 竣工-2019年03月31日予定


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「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の建設現場です。


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タワークレーン2基で建設しています。


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最高部です。「ホテル」部分の鉄骨建方を行っています。


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南東側から見た様子です。


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この現場は「逆打ち工法」で建設されています。地下階の構築も同時に行っています。


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南西側から見た様子です。隣のビルは「広島テレビ放送新社屋」です。


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ほぼ全面ガラスの「アルミカーテンウォール」の取り付けを行っています。


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西側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。



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2018年4月19日 (木)

京阪ホールディングスの複合型商業施設「BIOSTYLE」プロジェクト (仮称)四条河原町計画 2018年4月5日の建設状況

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-「BIOSTYLE」プロジェクト-

 京阪ホールディングスは、「高島屋京都店(京都タカシマヤ)」と「ザ・京都レジデンス四条河原町」に挟まれた敷地に複合型商業施設「BIOSTYLE」プロジェクトを建設中です。

 引用資料 京阪ホールディングス(PDF:2016/11/07)
 「BIOSTYLE(ビオスタイル)」プロジェクト 京都・四条河原町における複合型商業施設の開発計画について

 1階・2階が「EAT」、3階が「CARE」、4階~9階は「STAY」と位置付けます。「STAY」は、約170室の宿泊特化型ホテルとなります。

 このプロジェクトは「高島屋京都店」の増築扱いになります。「建築計画の概要」の数値は、既存の「高島屋京都店」と合算になっています。下記の建築面積と延床面積は、施設全体から「高島屋京都店」を引き算して算出しています。

「BIOSTYLE」プロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)四条河原町計画
◆ 所在地-京都府京都市下京区河原町通四条下る二丁目稲荷町318番6、寺町通四条下る貞安前之町614番54他
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 高さ-最高部34.98m、軒高30.98m
◆ 敷地面積-19,905.10㎡(高島屋京都店含む)、約3,800㎡(四条河原町計画)
◆ 建築面積-3,322.44㎡(16,872.63㎡-13,550.19㎡から推計)
◆ 延床面積-27,932.65㎡(154,590.77㎡-126,658.12㎡から推計)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、商業施設、駐車場
◆ 客室数-約170室
◆ 建築主-京阪ホールディングス、高島屋京都店(既存部分)
◆ 設計者・監理者-東洋設計事務所
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年02月20日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年01月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2019年春予定


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「複合型商業施設 建物外観(イメージ)」です。


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「計画地周辺図」です。建設予定地は、「高島屋京都店(京都タカシマヤ)」の南側の一等地です。


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北東側から見た「(仮称)四条河原町計画」の建設現場です。


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最初に敷地西側の部分を建設しました。何故このように分けて建設しているのかは不明です。


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東側から見た建設現場です。


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「三点式パイルドライバ」です。


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南東側から見た建設現場です。


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「(仮称)四条河原町計画」の建築計画の概要です。ややこしいですが、「建築計画の概要」の数値は、既存の「高島屋京都店」と合算になっています(現在は撤去されています)。



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四条通のシンボル 登録有形文化財「京都四條南座」 南座耐震補強大規模改修工事 2018年4月5日の状況

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-京都四條南座-

 「松竹」が保有、経営する直営劇場、「京都四條南座」の現在の建物は、京都の歴史的景観に溶け込んだ劇場として、1996年には国の「登録有形文化財」に登録され、京都市の歴史的意匠建造物にも指定されています。

 1929年(昭和4年)の建築以来、複数回の設備改修や1991年の大規模改修を経ています。しかし、2015年から耐震診断が行われましたが、改正耐震改修促進法の耐震基準を満たしていないことが判明し、初春公演が終わった2016年1月19日から公演は行われず休館となっています。

● 南座耐震補強大規模改修工事計画
 「南座」については、耐震性能をはじめとする安全性の向上と劇場設備全般の更新を併せた大規模改修工事計画を検討していましたが、その概要がまとまりました。

 引用資料 松竹・公式HP(PDF:2018/02/07)
 [南座]耐震補強大規模改修工事計画と新開場に関するお知らせ

 開場は、2018年11月の予定です。南座が新たな歴史の第一歩を刻む2018年11月、新開場のお披露目となる「吉例顔見世興行」が行われます。

南座耐震補強大規模改修工事の概要
◆ 所在地-京都府京都市東山区四条通大和大路西入る中之町198
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 敷地面積-1,952.6㎡
◆ 建築面積-1,797.3㎡
◆ 延床面積-6,521.0 ㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造+鉄骨造
◆ 工事内容-建物全域に亘る耐震補強工事及び設備更新工事
◆ 用途-劇場
◆ 客席数-従来と同程度を予定(従来は1,078席)
◆ 建築主-松竹
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 竣工-2018年秋予定
◆ 開場-2018年11月予定


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折り上げ格天井、舞台のプロセニアムの破風、桟敷席の擬宝珠付き欄干などはそのまま、美しくなってよみがえります!


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最新技術を活用する新たなライブ・エンタテインメントにも対応します。


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客席上が舞台、花道と同じ高さのワンフロアになります。大天井から映像装置などを使い、場内一体型の演出も可能になります。


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北西側から見た様子です。


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四条通のシンボルの前に普通に電柱が立っているのが京都のダメな所ですね。


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西側から見た様子です。


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アップです。


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大屋根は「軽量瓦」に葺き替えられます。



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2018年4月18日 (水)

京都の五花街の一つ「先斗町(ぽんとちょう)」 先斗町通無電柱化事業 2018年4月5日の建設状況

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-先斗町(ぽんとちょう)-
 
「先斗町(ぽんとちょう)」は、阪急の「河原町駅」近く、鴨川と木屋町通の間にある狭い通りで、北端には「先斗町歌舞練場」があります。

 京都の五花街の一つで、お茶屋や飲食店などの伝統的建造物が建ち並び、品格と賑わいを合わせ持つ独特の景観を形成しています。

 しかし、先斗町の中心を貫く「先斗町通」の上空は電線類に覆われ、道路脇には電柱が立ち、景観上の課題となっていました。

● 新工法採用により無電柱化!
 
先斗町通は道幅が狭く、両側に家屋が近接して建ち並んでいることから、これまで実施してきた無電柱化事業の整備手法では、技術的に整備することが困難でした。

 そこで、地域の協力を得て、新たな実施方法を取り入れることにより、無電柱化の取組みを行う事となりました。2017年2月5日に起工式典が開催され着工しました。2019年度末の完成を目指しています。

 引用資料 京都市情報館(2017/11/30)
 先斗町通無電柱化事業での小型ボックス活用・埋設の開始について

(1) 地域の協力(必要となる土地の提供)
 
無電柱化を行う場合、電気を安全に供給するための設備(地上機器幅120cm×高さ90cm×奥行50cm)が必要になります。

 地上機器は、道路内に設置すると通行の妨げとなりますが、先斗町通では、地域の協力のもと、所有する土地の中に設置することとなりました。

(2) 新たな実施方法(先斗町方式による無電柱化の推進)
 
国で検証中の低コスト整備手法を先行的に取り入れることで、他のライフラインとの干渉が少なくなります。

(3) 先斗町通に特化した地上機器の設置
 
地上機器に加え、地中に設ける電力桝のサイズ(幅220㎝×深さ150cm×奥行120㎝)が大きく、設置工事の際の掘削に伴う影響や設置後の土地利活用に与える影響が大きいことから、公共用地の外へ設置する際の課題となっていました。

 そのことから、「関西電力」と調整し、地上機器及び電力桝の仕様変更(サイズの縮小)を行い、協力いただく方への負担を小さくしました。


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事業区間は、一般市道の「先斗町通(中京区石屋町~中京区柏屋町)」です。延長490m、幅員1.6m~4.4mとなっています。


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無電柱化を行う場合、電気を安全に供給するための設備(地上機器幅120cm×高さ90cm×奥行50cm)が必要になります。

 地域の協力のもと、所有する土地の中に設置することとなりました。先斗町通の京町家の意匠(犬矢来等)にあわせた美装化を行います。


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「電力桝」のサイズを縮小し、設置に伴う負担(影響)を低減します。


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運良くほんまもんの「舞妓さん」が歩いていました。みなさん「舞妓さん」と「芸妓さん」の違い分かりますか? 


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「先斗町」は、京都の五花街の一つで、お茶屋や飲食店などの伝統的建造物が建ち並び、品格と賑わいを合わせ持つ独特の景観を形成しています。

 しかし、先斗町の中心を貫く「先斗町通」の上空はクモの巣のような電線類に覆われ、道路脇には電柱が立ち、景観上の課題となっていました。


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ゴムマットが敷かれています。道幅が1.6m~4.4mと狭く工事用の重機で深い穴を掘ることは困難なため、人力で掘れる浅い位置に小型の共同溝を設け、電線を通すことにしました。この工法は国土交通省が検証中で、全国に先駆けて実施を決めました。


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ゴムマットが敷かれている部分には「通信・電力桝」の設置が行われていると思われます。工事は夜中から朝にかけて行われています。現在は路面がアスファルトですが、「石畳」となります。

● 京都の街は宝の山!
 京都の街を歩いていると風情がある場所がたくさんあります。しかし、上空はクモの巣のような電線類に覆われ、道路脇には電柱が立ち、景観が台無しになっています。

 「無電柱化」と「石畳化」が終わった場所と比べるとあまりの違いに愕然とします。京都は、「インバウンド(訪日外国人旅行)」の急増で、祇園、清水寺、嵐山あたりはキャパを超えつつあります。

 京都の街は風情がある場所がたくさんあるので、「無電柱化」や「石畳化」を推進して、観光拠点を「点→線、線→面」へ広げて多極化・広域化して混雑を少しでも緩和するする必要があります。


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北端手前には、「先斗町」のシンボルである「先斗町歌舞練場」があります。


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「先斗町歌舞練場」を鴨川側から見た様子です。



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京都市 元立誠小学校跡地活用計画 多様なにぎわいが地域に広がる複合施設「(仮称)ザ・ゲート立誠京都」 2018年4月5日の状況

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-元立誠小学校跡地活用計画-

 京都市では、市民の貴重な財産である学校跡地の有効活用に向け、民間等の事業者から長期にわたり学校跡地を全面的に活用する事業の提案を広く募集しています。

 京都市は、「元立誠小学校跡地活用」の公募型プロポーザルを実施し、「ヒューリック」を契約候補事業者に特定しました。2017年11月22日には、跡地活用計画の合意に至った内容について、覚書締結式を執り行いました。

 引用資料 京都市情報館(2017/11/22)
 元立誠小学校跡地活用計画の合意に関する覚書締結式について

● (仮称)ザ・ゲート立誠京都
 「ヒューリック」の提案は、「高瀬川」からの景観に配慮し、貴重な近代建築である既存校舎と調和したデザインの新築棟を敷地西側に建設するとともに、周囲に回廊を巡らせたオープンスペースを確保した計画であり、地域のシンボルである既存校舎やグラウンドを上手く活用した施設配置となっています。

 文化事業スペース(立誠ホール)、図書館、屋外オープンスペース(立誠ガーデン)、宿泊施設(約200室)、商業施設(京文化しん発見プラザ、立誠テラス)、自治会活動スペース(立誠コミュニティスクエア)などを整備します。2020年の建物竣工を目指しています。

元立誠小学校跡地活用の概要
◆ 所在地-京都府京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310番2他
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 敷地面積-4,933.12㎡(実測面積)
◆ 延床面積-約15,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-自治会活動スペース、文化事業スペース、商業施設、ホテル等
◆ 客室数-約200室
◆ 開発事業者-ヒューリック
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店、古瀬組JV
◆ 竣工-2020年予定


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地域のシンボルである既存校舎の主要部分を保存・再生します


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「1階の施設配置」です。


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「位置図」です。阪急河原町駅から約250m、東側の木屋町通側沿いには「高瀬川」が流れる抜群の立地です。


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準備工事が本格的に行われています。


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校舎も閉鎖されました。「内装解体・搬出、校舎一部解体」が行われています。地域のシンボルである既存校舎の主要部分を保存・再生します。


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南東側から見た様子です。「(仮称)ザ・ゲート立誠京都」の予定地は、東側が「木屋町通」で、「高瀬川」が流れる最高のロケーションです。


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「高瀬川」沿いに仮設店舗が設置されました。


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建物内に「仮設駐輪場」も設置されました。


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南西側から見た様子です。「仮囲い」に校舎のイメージが描かれています。内部では「駐輪場解体」が行われています。



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2018年4月17日 (火)

福岡市 天神ビッグバン 「天神コア」が2020年3月に閉店、周辺ビル(福岡ビル、天神ビブレ)と一体開発へ!

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-天神コア-
 「福岡市」では、航空法による高さ制限や容積率の緩和などを通じ、2024年までに30棟の民間ビル建て替えを促す都心再開発「天神ビッグバン」を推進しています。

 「西日本鉄道」が、福岡市・天神の商業ビル「天神コア」について、2020年3月末で閉店する意向をテナント側に伝えていたことが分かりました。隣接する複合ビル「福岡ビル」や商業ビル「天神ビブレ」との一体的な開発を視野に、建て替えに向けて本格的に動きだします。

 位置図引用 西日本新聞(2018/04/16)
 福岡「ギャルの聖地」2020年3月閉店 天神コア、営業40年超 周辺ビルと一体開発へ

 毎日新聞(2018/04/16) 空撮写真あり
 <西鉄>福岡ビル再開発、天神コアは退店交渉へ

 ギャル系ファッションの聖地である「天神コア」は1976年6月に開業しました。地上8階、地下2階で、若者向けのファッションブランドなど約120店が入っています。

 西日本鉄道は、本社が入る「福岡ビル」の建て替えも計画しています。「天神コア」や「天神ビブレ」との一体開発も視野に入れた建物の基本設計に着手し、2018年度中に今後のスケジュールを固める考えを公表しています。

● 高さ制限は約94m~約99m
 「福岡ビル、天神コア、天神ビブレ」のある街区は、「天神ビッグバン」による航空法の規制緩和で、高さ約94m(南東角)~約99m(北西角)までの高層ビルが建設可能となっています。

 それにしても「天神ビッグバン」による規制緩和の効果てきめんですね! 天神では次々と再開発プロジェクトが動き出そうとしています。
 大阪府知事や大阪市長を務めた橋下氏や福岡市長の高島氏は、猪突猛進型です。批判もありますが、スピードと行動力は物凄いと思います。


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「位置図」です。同じ街区にある「福岡ビル、天神コア、天神ビブレ」の3棟の一体開発を視野に入れています。


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福岡ビル
 角にあるのが「福岡ビル」です。「西日本鉄道」が所有しています。テナント約50店とは、2019年3月末までの退店を求め交渉しています。この街区にある「福岡ビル、天神コア、天神ビブレ」の3棟の一体開発を視野に入れています。


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天神コア

 「天神コア」です。「福岡ビル」の南側にあります。「西日本鉄道」が管理運営しています。


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天神ビブレ

 「天神ビブレ」です。 「天神コア」の東側にあります。西鉄系ではありませんが、一体開発を視野に入れています。


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天神明治通り地区
 「国家戦略特区」として福岡市において認められている、「航空法高さ制限のエリア単位での特例承認」について、「天神明治通り地区」において更なる特例承認が認められるとともに、新たにウォーターフロント地区が追加されることになりました。

 引用資料 福岡市・公式HP(PDF:2017/09/26)
 『天神明治通り地区』と『ウォーターフロント地区』における航空法高さ制限が緩和されました! 

 これによって、シンボリックなビル建設、建物低層部のゆとりある空間(広場、歩行空間等)の確保や魅力あるまち並みの形成など、プランの自由度が上がり、民間活力を最大限活用したまちづくりが可能となります。

 「福岡市」では、老朽化した民間ビルなどが多く集まる天神地区において、国家戦略特区による規制緩和等を活用し新たな空間と雇用を生み出す「天神ビッグバン」を進めています。


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「福岡ビル、天神コア、天神ビブレ」のある街区は、高さ約94m(南東角)~約99m(北西角)までの高層ビルが建設可能となっています。



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ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2018/04/13 1階床が「作業床」として使用開始!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

 「国土交通省」は、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。


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「グランフロント大阪 北館」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪 南館」から見た様子です。


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逆打ち工法

 1階床の鉄骨建方の様子です。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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敷地東側です。東側は1階床の「コンクリート」の打設が終わっています。


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東端から1階床が重機等が乗入れる「作業床」として使用開始されました。


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敷地東側では、既存の「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」とすでに一部接続されています。


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「コンクリートポンプ車」が、長いブームを伸ばしてコンクリートを打設しています。


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「コンクリートミキサー車」と「コンクリートポンプ車」が連携してコンクリートを打設しています。


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1階床の配筋された鉄筋の上にコンクリートを打設しています。


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この部分の1階床の鉄骨建方は前回と変化がありません。



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