2020年4月 8日 (水)

理化学研究所 最新のスーパーコンピューター「富岳」を1年前倒しで運用開始 新型コロナウイルスに対する薬の開発などに利用!

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-富岳(ふがく)-

 「理化学研究所」は、「新型コロナウイルス」に対する薬の開発などに利用するため、整備途中の最新のスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」の運用を1年前倒しで始めたと公表しました。

 引用資料 理化学研究所(2020/04/07)
 新型コロナウイルス対策を目的としたスーパーコンピュータ「富岳」の優先的な試行的利用について 

 NHK(2020/04/07)
 治療薬開発などに利用 スパコン「富岳」前倒しで運用開始

 理化学研究所は、神戸市にある施設で最新のスーパーコンピューターである「富岳」を、2021度中の運用開始を目指して整備を進めてきていて、現在はラックと呼ばれる計算装置の設置が全体の4分の3まで完了しています。

 そうした中、大学の研究者などと共同して行う新型コロナウイルスの治療薬の候補を探す研究や、感染の広がりや経済への影響をシミュレーションする研究など、新型コロナウイルス関連の4つの課題に利用するため、1年前倒しして「富岳」の運用を開始したと公表しました。

 理化学研究所によると「富岳」は整備途中ですが、計算速度は、一時、世界で最も速かったスーパーコンピューター「京」のすでに8倍程度になり、国内では最速になる見込みだということです。


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「スーパーコンピュータ「富岳(開発・整備中)」です。


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当初の「タイムライン」です。1年前倒しで試行的利用開始されます。


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1棟に見えますが、2棟のハイブリッド構造です。白っぽい「計算機棟」を囲むように、ガラスカーテンウォールの「研究棟」が整備されています。スーパーコンピュータの「京(英語名:"K computer")」を稼働させるために建設されました。

 「富岳」は、役目を終えた「京」を撤去して設置作業が行われています。「富岳」は、最終的には「京」の約100倍の性能と、世界最高水準の実用性を目指しています。


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「熱源機械棟」です。計算機棟を冷却させる冷却設備が入っています。



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芝川ビル周辺 近代建築物を中心に周辺景観と調和した通り全体で一体感のある整備 無電柱化が完了してメチャメチャ綺麗に!

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-芝川ビル周辺-

 天下の台所として諸国物資が集積され、発展を遂げてきた大阪には数多くの歴史的・文化的資産が存在しています。ともすれば高層ビル群に紛れて見落とされがちな、これらの資産にスポットを当て、無電柱化や周辺景観と調和した道路整備に併せて、観光案内板を設置することで回遊性を高め、多くの方々に都市の魅力を感じていただけるよう、「かんまち事業」に取り組んでいます。

 引用資料 大阪市・公式HP(PDF)
 特徴的な取り組み事例 ~官民連携による取組み~

 無電柱化にあたっては、これまで電柱に取り付けられていた変圧器などの機器を収容する箱(地上機器)を道路上に設置する必要がありますが、歩道が設置されていないような狭い道路では、地上機器の設置スペースが確保できないなどの問題から、無電柱化が進んでいませんでした。対象地区では、沿道地権者の協力により民地内に地上機器設置スペースの提供を受け、無電柱化が実現しています。


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かんまち事業の実施箇所

 歴史的建築物など、既存のまちの魅力を向上させる資産が集積し、かつ民間開発が進む箇所において、先行して整備をめざす3箇所(日本生命ビル周辺、芝川ビル周辺、大阪倶楽部周辺)と整備に向けた検討を進めていく1路線(道修町通周辺)を有識者会議において事業実施箇所として選定しました。


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芝川ビル周辺のイメージ

 「近代建築物を中心に周辺景観と調和した通り全体で一体感のある整備」となっています。


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歴史的建築物の「芝川ビル」です。


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「石畳風舗装による路側整備」が行われています。車道の白線の内側は石畳に見えますが、「石畳風舗装」です。


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「芝川ビル」の北側を東西に貫く道路の無電柱化が完了してメチャメチャ綺麗になりました。



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2020年4月 7日 (火)

南海高野線の堺東駅前 「ジョルノビル」跡地 地上24階、高さ約85mの「プラウドタワー堺東」

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-堺東駅南地区第一種市街地再開発事業-

 南海高野線の堺東駅前に再開発ビル「ジョルノビル」がありました。「ジョルノビル」は、1981年に建設されました。概要は、地上8階、地下4階、延床面積約38,618㎡でした。

 当初は「ダイエー堺東店」を核テナントとしてオープンしましたが、2001年に撤退して、その後は「ジョルノ専門店街」として専門店のみが入居していました。「ジョルノビル」は、建物の老朽化が進んでいることから「第一種市街地再開発事業」として建て替える計画が進んでいます。

 引用資料 公式ホームページ
 堺東駅南地区第一種市街地再開発事業

● プラウドタワー堺東
 共同住宅部分の正式名称は「プラウドタワー堺東」です。概要は、地上24階、地下2階、高さ約85m、延床面積47,297.91㎡、総戸数333戸(権利者住戸13戸含む)となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドタワー堺東

プラウドタワー堺東の概要
◆ 計画名-堺東駅南地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-大阪府堺市堺区三国ヶ丘御幸通154番(地番)
◆ 交通-南海高野線「堺東」駅徒歩2分
◆ 階数-地上24階、地下2階 (注意)建築基準法上は、中2階の駐輪場階を含むため地上25階、地下2階
◆ 高さ-約85m
◆ 敷地面積-3,661.65㎡
◆ 建築面積-3,184.61㎡
◆ 延床面積-47,297.91㎡(容積対象外面積14,385.65㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 地震対策-中間免震構造(3階と4階の間に免震層を設置)
◆ 用途-商業施設、共同住宅
◆ 総戸数-333戸(権利者住戸13戸含む)
◆ 建築主-堺東駅南地区再開発株式会社
◆ 特定事業参加者-野村不動産(住宅)、サンプラザ(店舗)
◆ 設計者-(基本設計)アール・アイ・エー、(実施設計)竹中工務店・アール・アイ・エー設計共同体
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2017年02月21日
◆ 着工-2018年04月22日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2020年12月下旬予定
◆ 入居開始-2021年04月上旬予定


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外観・ペデストリアンデッキ完成予想図」です。


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堺東駅および堺市役所敷地へ直結する屋根付きの「ペデストリアンデッキ」を整備します。


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「断面図」です。地震対策として、「中間免震構造(3階と4階の間に免震層を設置)」を採用します。


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解体前の「ジョルノビル」です。



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名古屋駅近く イオンモールが初のオフィス複合型商業施設「(仮称)ノリタケの森プロジェクト新築工事」 民間都市再生事業計画に認定!

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-ノリタケの森地区計画-

 世界最大級の高級陶磁器・砥石メーカーとして有名な「ノリタケカンパニーリミテド」は、本社の所在する区域について、「三菱商事、イオンモール、三菱地所レジデンス」と4社共同で、都市計画法21条の2に基づく都市計画提案制度を用いて、名古屋市に対し都市計画提案を行っています。

 面積約118,000㎡の約3分の2を占めるノリタケカンパニーリミテドの本社工場跡地の再開発を具体化すべく検討を進めていきます。計画案によると、全体を「産業観光・業務地区、商業地区、住宅地区」に分けて整備する予定です。

 「イオンモール」は、名古屋市西区則武新町で開発中の「(仮称)ノリタケの森プロジェクト」において、建築工事に着手しました。新たな国内需要の発掘を実現する施策として、これまでとは異なる新たな商業施設開発と“働く人と企業の成長を支えるオフィス”を融合する事業フォーマットを構築、その1号店として開業します。

 引用資料 イオンモール(PDF:2020/01/31)
 イオンモールの新たな事業フォーマット オフィス複合型商業施設「(仮称)ノリタケの森プロジェクト」建設着工について

● 民間都市再生事業計画に認定!
 「国土交通省」は、2020年4月3日に、都市再生特別措置法の規定に基づき「イオンモール」から申請のあった民間都市再生事業計画((仮称)ノリタケの森プロジェクト 新築工事)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(2020/04/03)
 民間都市再生事業計画((仮称)ノリタケの森プロジェクト 新築工事)を認定 ~大規模な業務・商業機能の整備により名古屋都心部の賑わい・交流形成に寄与~

(仮称)ノリタケの森プロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)ノリタケの森プロジェクト新築工事
◆ 所在地-愛知県名古屋市西区則武新町三丁目102番1 他
◆ 階数-地上6階(立体駐車場7階)
◆ 敷地面積-56,993.99㎡
◆ 建築面積-30,119.40㎡
◆ 延床面積-139,657.22㎡(容積対象面積110,648.05㎡)
◆ 総賃貸面積-約37,000㎡(商業施設)、約22,000㎡(オフィス)
◆ 駐車台数-約2,100台
◆ 着工-2020年02月16日
◆ 竣工-2021年10月15日予定
◆ 開店-2021年秋予定


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「概要図」です。


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「ノリタケの森からの眺め」です。


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「オフィスエントランスイメージ」です。


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「オフィスラウンジイメージ」です。


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「ノリタケの森地区 ゾーニング」です。


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「ノリタケの森地区計画」の予定地です(撮影日2019年9月4日)。



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2020年4月 6日 (月)

大丸心斎橋店 本館 文化的価値が高い既存建物の外壁保存には「竹中工務店」の凄い技術が採用されていた!

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-大丸心斎橋店 本館-

 2019年9月20日に、「大丸心斎橋店 本館」はグランドオープンしました。「竹中工務店」は、建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの代表作として歴史的文化価値が高い大丸心斎橋店旧本館の既存外壁を、現位置に保存しながら内部に新本館を建設後、再び接続・保存活用するための外壁保存構法を新開発し、「大丸心斎橋店本館」の工事に初適用しました。

 引用資料 竹中工務店(2020/04/01)
 文化的価値が高い既存建物の外壁保存構法を開発し大丸心斎橋店本館に初適用

● 既存建物の外壁保存構法の開発と適用
 保存外壁は、旧本館の柱梁と一体化した鉄筋コンクリート造の壁に、1~2階が「石」、3~5階が「タイル」、6階が「擬石」で仕上げられており、しなやかな鉄骨造の新本館と一体化するには、地震時などの外力による変形追従性能を向上させる必要があります。

 開発した外壁保存構法は、保存外壁の背面に補強躯体を設けた上で、外観上目立たないように仕上げが切り替わる3階・6階レベルで保存外壁を水平切断し、切断部に「免震装置(弾性すべり支承)」を設けて新本館に接続させる機構です。これにより、地震時に保存外壁は、新本館の動きに合わせてスライドする機構としています。

大丸心斎橋店 本館の概要
◆ 計画名-大丸心斎橋店本館建替計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋一丁目7-1
◆ 交通-Osaka Metro御堂筋線「心斎橋」駅地下道直結
◆ 階数-地上11階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-59.872m
◆ 敷地面積-10,755.72㎡(施設全体)
◆ 建築面積-5,631.51㎡(本館)
◆ 延床面積-66,367.87㎡(本館)
◆ 構造-(地下)鉄骨造、鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コンクリート造、(地上)鉄骨造
◆ 用途-百貨店
◆ 建築主-大丸松坂屋百貨店
◆ 設計者-(基本設計/監修)日建設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年02月15日~2016年12月31日
◆ 着工-2017年01月01日
◆ 竣工-2019年08月23日(竣工式)、2019年08月31日(竣工)
◆ 開業-2019年09月20日
◆ 投資額-約380億円(本館建築工事、本館内装工事)


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「既存外壁補強概要(東西方向断面)」と「地震時の動き(概念図)」です。「新本館」は階高が高いので、既存の外壁7階が新本館では6階になっています。そのため既存の外壁と新本館の階数は一致していません。


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仕上げが切り替わる3階と6階レベルで保存外壁を水平切断しています。新本館は地震対策として「制振構造」を採用しています。「保存外壁」はどのように地震に対応するのかな? 不思議に思っていました。新本館の動きに合わせてスライドする凄い技術が採用されており「目から鱗」でした。


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6階レベル(階高が違うので保存外壁では7階レベル)で水平切断しています。


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アップです。切断面がよく分かります。切断部に「免震装置(弾性すべり支承)」を設けて新本館に接続させる機構です。


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「水晶塔」の付け根に切断面があります。


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3階レベルで保存外壁を水平切断しています。


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アップです。切断面がよく分かります。切断部に「免震装置(弾性すべり支承)」を設けて新本館に接続させる機構です。


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工事中に撮影した保存外壁を支える鉄筋コンクリート造の「補強柱」です。



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地上29階、高さ約89mのホテル「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」 2020年3月25日の建設状況

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(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町-
 「ユニゾホテル」は、2017年3月に大阪市中央区南本町四丁目の土地を取得していました。地上29階、地下1階、高さ89.08m、客室数487室の高層ホテル「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」を建設します。

 西側に「オリックス本町ビル」、東側に「ブランズタワー御堂筋本町」と「アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>」があります。

(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町四丁目1-1、1-4、1-10(地名地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線・中央線・ 四つ橋線「本町」駅すぐ
◆ 階数-地上29階、地下1階
◆ 高さ-89.08m
◆ 敷地面積-855,71㎡
◆ 建築面積-494.48㎡
◆ 延床面積-9,719.00㎡(容積対象面積8,539.87㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-487室
◆ 建築主-ユニゾホテル
◆ 設計者・監理者-大建設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2018年04月下旬(3月準備・調査工事)
◆ 竣工-2020年12月下旬予定


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南西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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最高部です。


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建築計画のお知らせの「北立面図」です。非常にスリムな高層ホテルになります。どの部分の高さが89.08mなのかは不明です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2020年4月 5日 (日)

大阪モノレール延伸事業 2020年4月1日付けで門真市駅~(仮称)瓜生堂駅間の工事施行認可取得! Part4・「(仮称)瓜生堂駅」編

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-大阪モノレール延伸事業-

 「大阪モノレール」は、大阪府の第三セクター、「大阪高速鉄道(OKT)」が運行しています。「大阪モノレール」の延伸計画について、「大阪府」と「東大阪市」は2015年7月22日に、事業化することで合意していました。

● 2020年4月1日付けで工事施行認可取得!
 大阪モノレールの「門真市駅」から「(仮称)瓜生堂駅」の延伸について、2019年7月22日に工事実施に必要となる工事施行認可を申請していましたが、2020年4月1日付けで 国土交通大臣より認可されました。

 引用資料 大阪モノレール(2020/04/01)
 門真市駅~(仮称)瓜生堂駅間の工事施行認可取得について

 引用資料 大阪府(更新日2020/04/01)
 大阪モノレール延伸事業

大阪モノレールの延伸計画の概要
◆ 区間-門真市~鴻池新田~荒本~瓜生堂
◆ 延長-複線8.9km(営業延長)
◆ 新駅4駅-(仮称)門真南駅、(仮称)鴻池新田駅、(仮称)荒本駅、(仮称)瓜生堂駅
◆ 事業費-約286億円(消費税抜き)、別途、支柱・桁などの道路構造物(インフラ部)の事業費が約740億円(消費税込み)
◆ 車庫-大阪中央環状線の未利用地を活用
◆ 開業目標-2029年予定


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「路線計画図」です。関西圏の鉄道網は、大阪市一点集中型になっています。そのため郊外での他線への乗り換えが不便です。 大阪モノレールはそれらを解消すると共に、「伊丹空港」への非常に重要なアクセスとなっています。


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8.9km延伸します。「(仮称)門真南駅、(仮称)鴻池新田駅、(仮称)荒本駅、(仮称)瓜生堂駅」の4駅を新設し、(1)Osaka Metro長堀鶴見緑地線、(2)JR学園都市線、(3)近鉄けいはんな線(地下鉄中央線)、(4)近鉄奈良線と乗り換えができるようにします。


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「(仮称)瓜生堂駅」の予定地です。「瓜生堂」は「うりゅうどう」と読みます。「(仮称)瓜生堂駅」の手前の近畿自動車道の敷地には「(仮称)瓜生堂車庫」が設けられます。

 「(仮称)瓜生堂駅」と交差する近鉄奈良線には現在は駅がありませんが、近鉄奈良線にも「(仮称)瓜生堂駅」が整備されます。2つの駅は乗り換えができるようにします。



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「UD御堂筋ビル(旧:パソナグループビル)」と「UD御堂筋アネックスビル」を一体的に再開発 2020年3月25日の状況

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-UD御堂筋ビル・UD御堂筋アネックスビル-

 「御堂筋高さ制限解除 第一号プロジェクト(新しい街並み誘導のルールに基づき、高さ・容積緩和・にぎわい創出等を地区計画で適用する第一号)」として、「オービック御堂筋ビル」が2020年1月に竣工しました。

 竣工した「オービック御堂筋ビル」の南側に、「パソナグループビル(大阪本社)」がありましたが、パソナは2019年2月12日より、道修町の「武田御堂筋ビル」に移転しています。
 
 パソナの移転に伴って、元の「UD御堂筋ビル」に名称が戻っています。「UD御堂筋ビル」は、パソナの移転後から閉鎖されたままです。西隣の「UD御堂筋アネックスビル」も閉鎖されています。

 「NTT都市開発」の公式ホームページによると「UD御堂筋ビル」の概要は、地上8階、地下3階、延床面積23,768.62㎡、1967年12月竣工、「UD御堂筋アネックスビル」の概要は、地上9階、地下3、延床面積2,643.80㎡、1994年3月竣工となっています。

● 2021年6月末までに地上部を解体!
 「建設ニュース」によると、「NTT都市開発」は、御堂筋沿いのオフィスビル「UD御堂筋ビル(旧:パソナグループビル)」と「UD御堂筋アネックスビル」の跡地に、低層部が商業施設、上層部が賃貸オフィスの複合ビルを建設します。

 建設ニュース(2020/03/23)
 御堂筋沿いにオフィス・店舗ビルを開発/23年度の竣工めざす/NTT都市開発

 敷地面積は合計約3,000㎡で、2棟のビルは解体工事に入ります。2021年6月末までに地上機体を解体し、引き続き新築工事に入り、新ビルの竣工は2023年度を目指しています。


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「UD御堂筋ビル」を南東側から見た様子です。


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「UD御堂筋ビル」を北東側から見た様子です。


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「UD御堂筋ビル」の御堂筋側は閉鎖されています。


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「UD御堂筋ビル」の北側も閉鎖されています。


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「UD御堂筋アネックスビル」を北西側から見た様子です。


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「UD御堂筋アネックスビル」はフェンスで閉鎖されています。


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「UD御堂筋アネックスビル」を南西側から見た様子です。



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2020年4月 4日 (土)

大阪モノレール延伸事業 2020年4月1日付けで門真市駅~(仮称)瓜生堂駅間の工事施行認可取得! Part3・「(仮称)荒本駅」編

Higashiosaka200421
-大阪モノレール延伸事業-

 「大阪モノレール」は、大阪府の第三セクター、「大阪高速鉄道(OKT)」が運行しています。「大阪モノレール」の延伸計画について、「大阪府」と「東大阪市」は2015年7月22日に、事業化することで合意していました。

● 2020年4月1日付けで工事施行認可取得!
 大阪モノレールの「門真市駅」から「(仮称)瓜生堂駅」の延伸について、2019年7月22日に工事実施に必要となる工事施行認可を申請していましたが、2020年4月1日付けで 国土交通大臣より認可されました。

 引用資料 大阪モノレール(2020/04/01)
 門真市駅~(仮称)瓜生堂駅間の工事施行認可取得について

 引用資料 大阪府(更新日2020/04/01)
 大阪モノレール延伸事業

大阪モノレールの延伸計画の概要
◆ 区間-門真市~鴻池新田~荒本~瓜生堂
◆ 延長-複線8.9km(営業延長)
◆ 新駅4駅-(仮称)門真南駅、(仮称)鴻池新田駅、(仮称)荒本駅、(仮称)瓜生堂駅
◆ 事業費-約286億円(消費税抜き)、別途、支柱・桁などの道路構造物(インフラ部)の事業費が約740億円(消費税込み)
◆ 車庫-大阪中央環状線の未利用地を活用
◆ 開業目標-2029年予定


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「路線計画図」です。関西圏の鉄道網は、大阪市一点集中型になっています。そのため郊外での他線への乗り換えが不便です。 大阪モノレールはそれらを解消すると共に、「伊丹空港」への非常に重要なアクセスとなっています。


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8.9km延伸します。「(仮称)門真南駅、(仮称)鴻池新田駅、(仮称)荒本駅、(仮称)瓜生堂駅」の4駅を新設し、(1)Osaka Metro長堀鶴見緑地線、(2)JR学園都市線、(3)近鉄けいはんな線(地下鉄中央線)、(4)近鉄奈良線と乗り換えができるようにします。


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「(仮称)荒本駅」の予定地です。阪神高速13号東大阪線と近畿自動車道が交差分岐する「東大阪ジャンクション」内では無く、東側にかなり迂回します。完成イメージを見ると「大阪府立中央図書館」側と歩行者デッキで結ばれるようです。近鉄けいはんな線の「荒本駅」と乗り換えができるようにします。



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大丸心斎橋店北館改修 そごう(SOGO)の名残りである「ちきり」をイメージした装飾パネルの撤去 2020年3月25日の状況

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-大丸心斎橋店北館改修-

 「大丸心斎橋店 本館」が、2019年9月20日にグランドオープンしたのに伴い、「大丸心斎橋店 北館」は、商業施設「PARCO(パルコ)」と専門店街としてリニューアルするために休館しています。

 「J.フロント リテイリング」は、現在改装している「大丸心斎橋店 北館」の再オープンを2021年春から2020年秋に前倒しする方針を明らかにしています。工期の見直しなどで半年前倒しします。

 改修工事の工事名は「大丸心斎橋店北館改修」で、「竹中工務店」の施工により行われています。「労災保険関係成立票」によると改修工事の工期は、2019年10月15日~2020年9月1日(予定)になっています。

● パルコを完全子会社化!
 「北館」は「本館」のような従来の百貨店では無く、地下2階~地上7階には「パルコ」が出店、地上8階~14階は「大丸松坂屋百貨店」の不動産事業部が運営する事になります。

 「J.フロントリテイリング」は2019年12月26日に、パルコ(東証一部上場)の「公開買付(TOB)」を実施し、完全子会社化すると発表しました。買付総額は約658億円です。

 J.フロント リテイリング(PDF:2019/12/26)
 株式会社パルコの完全子会社化について

 「J.フロントリテイリング」は、「パルコ」の発行株式の64.98%をすでに取得しており、連結子会社化していますが、グループとしての抜本的かつ機動的な事業ポートフォリオの変革を、スピード感をもって推し進めていくために、両社の連携をさらに深め、経営資源を集中していくことが必要であり、完全子会社とすることが必要であると判断したものです。

 完全子会社後には、連結子会社である「大丸松坂屋百貨店」の不動産事業をパルコに移管し、グループ資源の集約と管理・開発機能の一元化を図ることで、グループの不動産事業については基本的にパルコが主導して発展させていくことを想定しています。


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「大丸心斎橋店北館」を南西側から見た様子です。外壁に「養生ネット」が設置されています。


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西側から見た様子です。


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既存の装飾のパネルが撤去されて、残っているのは南側の一部となりました。


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外壁の外側に装飾のパネルが設置されています(養生ネット設置前に撮影)。


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ちきり

 「そごう(SOGO)」のロゴマークは創業以来、初代十合伊兵衛の生家・絹屋の家紋である「ちきり」を丸で囲んだ「まるちきり」が使われています。「大丸心斎橋店 北館」となっても外壁の改修工事は行われなかったので、「ちきり」をイメージした装飾パネルはそのまま残っています(養生ネット設置前に撮影)。


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北西側から見た様子です。


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改修工事の工事名は「大丸心斎橋店北館改修」で、「竹中工務店」の施工により行われています。


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「労災保険関係成立票」によると改修工事の工期は、2019年10月15日~2020年9月1日(予定)になっています。



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