2024年11月 4日 (月)

札幌市に新たな超高層ビル 地上36階、高さ約185mの「大通西4南地区第一種市街地再開発事業(パーク ハイアット 札幌)」 権利変換計画認可!

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-大通西4南地区第一種市街地再開発事業-

 「北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)」の新幹線札幌駅の開業に合わせて札幌市では大規模再開発ラッシュになっています(北海道新幹線の新青森・新函館北斗間は、2016年3月26日に開業済)。

 「平和不動産」は、中期経営計画「Challenge & Progress」において再開発事業の量的・質的拡大として札幌再開発事業化の推進に取り組んでいますが、平和不動産が理事長を務める大通西四丁目南地区市街地再開発準備組合において「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」の都市計画手続きを札幌市へ要望することとなりました。

 「平和不動産」は、新中期経営計画「WAY 2040 Stage 1」における成長戦略の一つとして「再開発事業の拡大 ~人々を惹きつける場づくりの全国展開~」を掲げていますが、札幌都心部において権利者とともに進めている「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」について、2024年6月21日付で再開発準備組合より市街地再開発組合の設立認可申請を行いました。

 「平和不動産」は、「ハイアット ホテルズ コーポレーション」の関連会社との間でホテルマネジメント契約を締結しました。札幌都心を象徴する大通公園とビジネス・行政機能が集積する駅前通の交点に位置する「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」において、ハイアットが展開する「タイムレス・コレクション」における最高級ブランド「パーク ハイアット」の開業を、2029年に予定しています。

● 権利変換計画認可!
 「平和不動産」は、「大通西4南地区第一種市街地再開発事業』について、2024年10月28日に札幌市長より権利変換計画の認可を受けました。事業では、商業・業務・交流機能の充実、国際水準の宿泊機能としてのラグジュアリーホテル導入、重層的な歩行者空間の整備、大通以南初のエネルギーセンターの整備や環境配慮、防災機能の強化等を行うことにより、札幌都心の価値向上に寄与し、持続可能で魅力ある札幌都心をけん引する拠点の形成を目指します。

 引用資料 平和不動産(2024/10/28)
 札幌都心部における「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ

 引用資料 札幌市・公式HP(2024/10/29)
 大通西4南地区

大通西4南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区大通西4丁目1番1他
◆ 交通-札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅直結徒歩1分
◆ 階数-地上36階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部184.930m
◆ 敷地面積-5,029.89㎡
◆ 建築面積-約4,230㎡
◆ 延床面積-約99,800㎡
◆ 容積対象面積-約82,800㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-オフィス、商業施設、宿泊施設、駐車場、地域冷暖房施設
◆ 客室数-157室予定(パーク ハイアット 札幌)、4階・27階~35階予定
◆ ホテル施設-飲料施設、宴会場、スパ、屋内プール(予定)
◆ 事業協力者-平和不動産
◆ 特定業務代行者-大成建設
◆ 設計者-(基本設計者)三菱地所設計、(実施設計者)大成建設・三菱地所設計 設計共同企業体
◆ デザイン監修者-隈研吾建築都市設計事務所
◆ 解体工事-2024年10月
◆ 着工-2025年10月予定
◆ 竣工-2029年02月予定
◆ 開業-2029年予定(パーク ハイアット 札幌)


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「パーク ハイアット 札幌」が入居する建物外観(イメージ)です。


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「低層部外観イメージパース」です。

● 中間免震構造
 地震対策として「中間免震構造」を採用します。窓が無い部分が「免震層」です。この部分は「機械室」となります。


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「アトリウム内観イメージパース」です。


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「整備内容」です。上層階には国際水準の宿泊機能を備えたハイグレードホテルを整備します。


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「断面図」です。


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最高部の高さは184.930mです。


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「配置図」です。


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「対象地」です。平和不動産が所有する「道銀ビルディング」と「新大通ビルディング」の再開発となります。

道銀ビルディングの概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区大通西4-1
◆ 交通-札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅直結徒歩1分
◆ 階数-地上12階、地下3階
◆ 延床面積-28,793.47㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 設計者-山下壽郎設計事務所、田上建築制作事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1964年08月

新大通ビルディングの概要
◆ 所在 北海道札幌市中央区大通西4-1
◆ 交通-札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅直結徒歩1分
◆ 階数-地上10階、地下2階
◆ 延床面積-17,319.05㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 設計者-久米設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1979年05月


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「位置図」です。



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2024年11月 3日 (日)

「イオン」と「京成電鉄」の資本業務提携 「イトーヨーカドー津田沼店」が2024年9月29日に閉店 跡地は新津田沼駅周辺の再整備による新たなランドマーク化!

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-津田沼戦争-

 「習志野市」と「船橋市」にまたがる津田沼地域では、1970年代後半にパルコ、丸井、高島屋、ダイエーと大手が次々に出店して、「津田沼戦争」と呼ばれた時代がありました。

 「イトーヨーカドー津田沼店」は、1980年代、1990年代にはイトーヨーカドーの全国店舗の中で、売上高が10年以上連続1位になるなど、イトーヨーカドーで一番の繁栄店でした。

 手元に、バブル期の「日経流通新聞(現:日経MJ)」の1990年8月25日の新聞切り抜きがあります。1989年度のスーパー売上高ランキングを見ると当時の「津田沼」がいかに凄かったか分かります。津田沼地域がスーパー売上高ランキングのベスト5に2店舗も入っています。

1989年度のスーパー売上高ランキング
1位 ダイエー(津田沼)-27,981百万円
2位 ユニード(福岡)-22,273百万円
3位 イトーヨーカドー(津田沼)-21,684百万円
4位 西友(春日井西武)-20,410百万円
5位 ダイエー(碑文谷)-20,258百万円

 「セブン&アイ・ホールディングス」傘下の総合スーパーの「イトーヨーカドー津田沼店」を2024年9月29日で閉店しました。1977年に開業し全国のイトーヨーカドーの店舗の中で最も売れた時期もありましたが、近年は近隣の競合店に押されていました。

● イオンと京成電鉄の資本業務提携合意!
 「イオン」と「京成電鉄」は、両社の持つアセットとノウハウを生かし、地域の暮らしをより豊かにするため、業務提携に合意しました。両社の安定した信頼関係を構築するため、相互に株式を保有する形での資本提携が必要であるとの判断から、2024年10月31日に提携契約を締結しました。

 引用資料 イオン(PDF:2024/10/31)
 イオン株式会社と京成電鉄株式会社の資本業務提携合意のお知らせ

 それぞれがおよそ150億円分の株式を年内に取得する予定で、予定どおり実施されれば、イオンは京成電鉄の2.33%程度、京成電鉄はイオンの0.46%の株式を保有することになります。

 提携第一弾の取り組みとして、新津田沼駅周辺の再整備による新たなランドマーク化を計画しています。新京成電鉄が保有する新津田沼駅南側に隣接する「津田沼12番街ビル」を中心とした駅周辺施設を京成グループが改修と刷新を行い、駅北側に隣接し現在営業中の「イオンモール津田沼店」とともに、イオンリテールが一体的に運営することでバリューアップを行います。

 
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「新津田沼駅周辺のMAP」です。

● 将来的には再開発か?
 今回は、「津田沼12番街ビル」の改修と刷新ですが、将来的には「津田沼12番街ビル」を中心とした駅周辺施設の再開発を行うと思われます。


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「イオンモール津田沼店」と2024年9月29日で閉店した「イトーヨーカドー津田沼店」です(写真提供読者さん)。


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2024年9月29日で閉店した「イトーヨーカドー津田沼店」です(写真提供読者さん)。


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セブン&アイ・ホールディングス

 社名の「セブン」は、7つの主要な事業領域を表しており、「アイ」は、innovation(革新)のI(アイ)と「愛」を表しています。「セブン-イレブン&イトーヨーカドー」の意味が含まれています(写真提供読者さん)。

● アリマンタシォン・クシュタールから買収提案
 流通大手の「セブン&アイ・ホールディングス」は、社名を2025年にも「セブン―イレブン・コーポレーション(仮)」に変更すると発表しています。

 「セブン&アイ・ホールディングス」は、カナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」から買収提案を受けています。コンビニ事業に専念する体制に再編し、傘下のスーパーや外食事業は中間持ち株会社を設立して分離します。カナダのコンビニ大手から買収提案を受けていることを踏まえ、企業価値を高めて対抗する布石とみられます。



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2024年11月 2日 (土)

NTTグループ 栃木県に大規模なデータセンターを新たに建設 投資額は約2,500億円、最大8,000億円程度に増える可能性!

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-栃木インター産業団地-

 「NTTグループ」が栃木県に大規模なデータセンターを新たに建設することが2024年10月30日に分かりました。栃木県栃木市の産業団地の土地を取得します。生成人工知能(AI)の普及に伴い、国内でのデータセンター整備の需要が高まっています。

 共同通信(2024/10/30)
 NTT、栃木に新データセンター 最大8千億円投資も、AI普及で 

 引用資料 栃木市(2024/09/13)
 栃木インター産業団地の第1期分譲の受付は終了しました

 「NTTグループ」が取得するのは栃木市吹上町・野中町の「栃木インター産業団地」の土地約13haです。「栃木インター産業団地」の分譲面積は約13haなのですべて「NTTグループ」が取得する事になります。栃木市はデータセンターや半導体関連事業者向けに土地の取得を呼びかけていました。

 投資額はおよそ2,500億円に上り、2028年度をめどに操業を始めます。今後、付近の土地で追加募集がある見通しで、取得に動いた場合の投資額は最大8,000億円程度に増える可能性があります。


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「位置図」です。


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「交通アクセス」です。


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「栃木市域図」です。



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2024年11月 1日 (金)

総延床面積約845,000㎡、総事業費約6,000億円の「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」 2025年3月27日(木)にまちびらき!

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-TAKANAWA GATEWAY CITY-
 私は「爬虫類」が大好きです。しかし、10年くらい前までは「爬虫類」が好きとは堂々と言えませんでした。日本での「爬虫類」や「両生類」の地位を高めたのが100万人近いチャンネル登録者数を誇る人気YouTuberの「鰐さん」です。相変わらず笑わせてくれます。

 YouTube ちゃんねる鰐
 ハッピーハロウィン

 本題に戻って、JR東日本は、「高輪ゲートウェイ駅」の周辺で「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を進めています。国家戦略特別区域計画に認定されている「品川開発プロジェクト」においては、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指しています。

 「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際交流拠点として、オフィス、商業、ホテル、コンベンション、文化創造施設などの複合用途の導入を進めるとともに、周辺地域との防災連携などを図ります。また、未来に向けた実験の場として、さまざまな技術の実装やビジネス創出を行う先端的なまちづくりを進めます。

 JR東日本は2022年4月21日に、「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」として推進する「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくりについて発表しました。

 2025年3月に、複合棟Ⅰ・高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを開業し、MICE施設やオフィス、商業施設、駅周辺広場や歩行者デッキを整備し、その他エリアは2025年度中の開業を目指します。事業費は約6,000億円を予定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 TAKANAWA GATEWAY CITY

● 2025年3月27日(木)にまちびらき!
 「JR東日本」は、高輪ゲートウェイ駅周辺で進めている総延床面積約845,000㎡、総事業費約6,000億円の再開発プロジェクト「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」について、開業日を2025年3月27日(木)に決定したことを発表しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/10/30)
 TAKANAWA GATEWAY CITY ―100年先の心豊かなくらしのための実験場― 2025年3月27日 いよいよまちびらき

 まちびらき時には、「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」の開業および高輪ゲートウェイ駅が全面開業します。2026年春にはその他の棟が完成、グランドオープンを迎えます。街全体を「100年先の心豊かなくらしのための実験場」と位置づけ、この街のすべてをフィールドに、より良い未来のための社会課題に取り組む「GATEWAY」となる街がいよいよ誕生します。


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THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)

 「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区」は、高輪ゲートウェイ駅前に建設される国際交流拠点の象徴となるツインタワーです。駅直結の立地を活かし、国際的な大企業本社機能の入居を想定したハイグレードオフィスを有するほか、国際会議の誘致を想定した大規模コンベンション・カンファレンス機能を整備します。正式名称は「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」に決定しています。

 South棟高層のラグジュアリーホテル、North棟高層のルーフトップレストランおよび低層部全体に広がる商業施設等により、世界中からの来街者を迎え、利便性の高い空間を提供します。

 South棟の22階~30階に、マリオット・インターナショナルの最高級クラスのホテルブランド「JWマリオット・ホテル東京」が進出します。「JWマリオット」は、首都圏初進出となるホテルブランドとなります。

● 「THE LINKPILLAR 1」が先行オープン!
 2025年3月27日(木)にまちびらきが決定しましたが、2025年3月27日にオープンするのは「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」です。2026年春にはその他の棟が完成、グランドオープンを迎えます。

THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)の概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目、高輪二丁目
◆ 交通-JR「高輪ゲートウェイ」駅、都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅、JR「品川」駅
◆ 階数-(North)地上29階、塔屋1階、地下3階、(South)地上30階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-(North)161.41m、(South)158.68m
◆ 敷地面積-38,379.25㎡
◆ 建築面積-30,957.17㎡
◆ 延床面積-459,566.53㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業、コンベンション、カンファレンス、子育支援施設、ビジネス支援施設、駐車場等
◆ 客室数-約200室(JWマリオット・ホテル東京)
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ デザイナー-(外装デザインアーキテクト・エントランス内装デザイン)ピカード・チルトン、(ホテル内装デザイナー)ヤブ・プッシェルバーグ
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2021年10月25日
◆ 竣工-2025年03月31日予定
◆ オープン-2025年03月27日予定


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「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」の完成イメージです。


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「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年10月30日 (水)

津田沼戦争の舞台の1つ  地上52階、高さ約198m、延床面積約220,000㎡の「津田沼駅南口地区第一種市街地再開発事業」 都市計画決定!

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津田沼駅南口地区第一種市街地再開発事業

 「野村不動産」は「習志野市」に、JR総武線津田沼駅南口にある駅前広場や商業・業務施設「モリシア津田沼」などを対象に、市街地再開発事業を提案しています。

 「野村不動産」が提案するJR津田沼駅南口地区は、JR津田沼駅南口すぐの駅前広場(広さ0.7ha程度、交番裏のタクシープールを除く)、その南側に習志野市の津田沼公園(同0.5ha強)、さらにその南側にあるモリシア津田沼(同約1.67ha)を合わせた2.9ha程度のエリアです。

 千葉県習志野市は、「野村不動産」が施行する津田沼駅南口地区の第一種市街地再開発事業や、高度利用地区などの都市計画手続きに2023年12月から着手しています。2023年12月3日には説明会が行われました。

 施行区域はJR総武線津田沼駅南口駅前広場や津田沼緑地、商業・業務複合施設「モリシア津田沼」の約3.5haです。施行予定者の「野村不動産」は、南東側に50階程度かつ1,000戸程度の住宅棟、南西側に地上9階、地下2階の複合施設棟の2棟を建設し、駅に近い北側には駅前広場とその上への約2,500㎡の駅前広場デッキの整備を計画しています。概算の総事業費は1,400億円です。 

● 都市計画決定!
 「習志野市」では津田沼駅南口地区において、広域拠点である津田沼駅前に相応しい、魅力ある都市環境形成と秩序ある土地の高度利用を促進するため、市街地再開発事業の決定をはじめとした都市計画手続きを実施し、2024年10月29日に「習志野都市計画第一種市街地再開発事業」を含めた都市計画決定の告示をしました。

 引用資料 習志野市(2024/10/29)
 「津田沼駅南口地区第一種市街地再開発事業」都市計画決定

 概要は、地上52階、地下2階、高さ198.5m、延床面積約220,000㎡です。用途は、劇場、商業、共同住宅、業務等です。総戸数1,000戸程度を想定しています。

津田沼駅南口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-千葉県習志野市谷津一丁目及び谷津七丁目並びに津田沼一丁目及び津田沼二丁目並びに奏の杜一丁目の各一部の区域
◆ 交通-JR総武本線「津田沼」駅、新京成線「新津田沼」駅
◆ 階数-地上52階、地下2階
◆ 高さ-最高部198.5m、建築物187.0m
◆ 敷地面積-約20,600㎡
◆ 建築面積-約18,300㎡
◆ 延床面積-約220,000㎡
容積対象面積-約164,500
◆ 構造-(
複合施設棟)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、(住宅棟)鉄筋コンクリート造
◆ 用途-劇場、商業、共同住宅、業務等
◆ 総戸数-1,000戸程度
◆ 建築主-野村不動産
◆ 設計者-(基本設計)東急設計コンサルタント
◆ 解体工事-2026年04月予定
◆ 着工-2028年内予定
◆ 竣工-2031年内予定


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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。



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再開発予定地です。

● 津田沼戦争の舞台の1つ
 「モリシア津田沼」は、1978年10月14日に複合商業施設「サンペデック」として開業しました。核テナントは「津田沼髙島屋」と「津田沼ダイエー」でした。

 流通業界に興味がある方なら覚えていと思いますが、ダイエーは1981年に、百貨店事業進出のため医療法人「十全会」から高島屋株約10%を取得して、高島屋に業務提携を迫り、提携合意書に調印しました。調印後に高島屋幹部は速攻でトイレに駆け込み、握手した手を洗ったと当時まことしやかに伝えられていました(笑)。

 高島屋を支配する足掛かりにしたいダイエーとダイエーの支配を極端に嫌がった高島屋は「犬猿の仲」でした。正に「サンペデック」は津田沼戦争の舞台の1つでした。


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再開発計画が動き出した商業・業務施設「モリシア津田沼」です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」の南側には、「仲よし幼稚園跡地活用事業」として「津田沼 ザ・タワー」が建されました。概要は、地上44階、塔屋2階、地下2階、高さ(最高部161.04m、建物高さ152.10m)、敷地面積8,050.23㎡、延床面積88,116.30㎡、総戸数759戸(ほかにゲストルーム・スカイサロン・スタジオ・シアタールーム等共用施設)です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を北西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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街区北側の「津田沼公園」です(写真提供読者さん)。



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北仲通北地区(横浜市) 地上40階、高さ約158mの「(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事」 2024年10月23日の建設状況

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-(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事-
 「北仲通北地区」は、2000年代に高さ約220m×1棟、高さ約170m×3棟の超高層ビルが合計4棟林立する開発イメージが公開されました。「リーマンショック」の影響もあり、2010年代中頃に入ってから本格的に開発が始まりました。

 「A-4地区」は「ザ・タワー横浜北仲」、「B-2地区」は「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」として竣工済みです。「A-1・2地区」には、「大和地所、住友不動産」が、地上40階、塔屋2階、地下2階、高さ約150mの再開発ビルを建設予定です。

 「横浜市」は、 2021年9月3日に横浜市環境影響評価条例に基づき、(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事 計画段階配慮書の縦覧を行い、概要が判明しました。これで「北仲通北地区」の4棟の超高層ビルの概要が判明しました。

 引用資料 横浜市(2022/10/28)
 第68回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和4年8月29日開催)

● 事後調査計画書(工事中)の縦覧!
 横浜市は、「(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事に係る事後調査計画書(工事中)」の縦覧を2023年10月25日から行いました。2023年8月4日の「環境影響評価書」では、「住宅棟」が、地上40階、塔屋3階、地下1階、高さ162mでしたが、今回の「事後調査計画書(工事中)」では、地上40階、塔屋2階、地下1階、高さ158mに変更になっています。塔屋が1階減って高さが約4m低くなりました。

 引用資料 横浜市(2023/10/25)
 (仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事に係る事後調査計画書(工事中)

(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区北仲通五丁目25番1
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅、JR京浜東北線・根岸線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅
◆ 階数-(住宅棟)地上40階、塔屋2階、地下1階、(事務所・店舗棟)地上6階、地下0階、(店舗棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-(住宅棟)最高部約158m、建物高さ150.00m、(事務所・店舗棟)建物高さ約35m
◆ 敷地面積-12,345.18㎡
◆ 建築面積-7,426.03㎡
◆ 延床面積-109,045.21㎡
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(事務所・店舗棟)鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-共同住宅、事務所、店舗
◆ 総戸数-704戸
◆ 事業者-東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険
◆ 設計者-熊谷組・東急設計コンサルタント設計共同企業体
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2023年11月22日
◆ 竣工-2027年06月30日予定


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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「施設断面図」です。


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建物高さ約150m+塔屋約8m=最高部約158mです。


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「施設断面図」です。


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「施設配置図」です。


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「位置図」です。


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横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」から見た「北仲通北地区」です。


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「(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事」の2024年10月23日の建設状況です。


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掘削しています。「乗入れ構台」が設置されています。「えび茶色」の鉄骨は山留め壁や乗入れ構台を支える「支保工」で、建設が進むと撤去されます。


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南西側から見た様子です。


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敷地西側です。


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角度を変えて見た様子です。こちら側に「低層棟(事務所)」が建設されます。


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「油圧ショベル」が見えます。掘削しています。


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中央のゲートです。


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敷地東側です。こちら側に「高層棟」が建設されます。


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アップです。


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北側の「汽車道」から見た様子です。


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「北仲通北地区B-1地区計画」の建築計画のお知らせです。「建築面積」と「延床面積」が変更されていました。


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「都市景観形成行為のお知らせ」の「立面図(南側・北側)」です。


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「都市景観形成行為のお知らせ」の「配置図」です。



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2024年10月29日 (火)

北千住駅東口周辺地区のまちづくり 地上28階、高さ約110mの「北千住駅前地区市街地再開発事業」 再開発計画(修正案) 

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-北千住駅前地区市街地再開発事業-

 「JR東日本、東京メトロ、東武鉄道、つくばエクスプレス」が乗り入れる「北千住駅」の東口北街区で再開発事業を検討している「北千住駅前地区市街地再開発準備組合」は、都市計画手続きを目指して検討を進めています。

 足立区は、学識者らで構成するアドバイザリー会議を活用し、準備組合の再開発構想について事業条件などの確認を進めます。アドバイザリー会議や区の経営会議を経て、都市計画手続きに入る見通しです。

 再開発の対象地区は、北千住駅東口北側の約0.6haです。老朽化した建物が多く密集するなど、防災上の課題があります。加えて都市計画道路が未整備のため、歩行者や自転車、自動車の動線が混在しています。

 再開発施設は、タワーマンションや商業施設などで構成する見通しで、あわせて駅前エリアの交通基盤整備や歩行環境の改善事業などを進めます。準備組合には事業協力者として、「三井不動産レジデンシャル、トーショー・ホールディングス、大成建設」が参画しています。

 道路を挟んだ南側の隣接街区でも「北千住駅東口地区市街地再開発準備組合」が再開発事業を検討していいます。敷地面積約0.5haで、事業協力者として「住友不動産」が参画しています。

● 再開発計画(修正案) 
 2023年10月2日に開催したアドバイザリー会議の意見等を踏まえ、「北千住駅前地区市街地再開発準備組合(北街区)」から提出された2024年9月20日時点の再開発計画(修正案)が示されました。

 引用資料 足立区・公式ホームページ
 北千住駅東口周辺地区のまちづくり

北千住駅前地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都足立区千住旭町41ほか
◆ 交通-JR常磐線「北千住」駅、東京メトロ日比谷線・千代田線「北千住」駅、東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線ー東京メトロ半蔵門線乗入)「北千住」駅、つくばエクスプレス「北千住」駅
◆ 階数-地上28階、地下1階
◆ 高さ-最高部約110m、軒高約105m
◆ 区域面積-約6,000㎡
◆ 敷地面積-約4,870㎡
◆ 延床面積-約41,500㎡(容積対象面積約31,600㎡)
◆ 用途-共同住宅、商業施設、ホテル、子育て支援施設 他
◆ 建築主-北千住駅前地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-三井不動産レジデンシャル、トーショー・ホールディングス、大成建設


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「下層階のイメージ」です。


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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「北千住駅東口」です。


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「北千住駅前地区市街地再開発事業」の予定地です。



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2024年10月28日 (月)

港区 地上39階、高さ約140mの「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」 本格的に既存建物の解体工事が進行中!

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-白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業-
 「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、幅員が狭い道路が多く、広場のようなまとまった空間が少ないほか、住宅と工場が混在するなど防災性に課題を抱えています。

 「東急不動産」は、「白金一丁目西部中地区 市街地再開発準備組合」が実施した参加組合員幹事企業募集において事業企画提案を行った結果、参加組合員幹事企業に選定されました。

 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、白金一丁目西部中地区市街地再開発組合の設立を2022年6月24日に認可しました。土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、安全な都市基盤の形成による地域防災機能の強化、まちの新たなにぎわいの創出、良質な都市型住宅の導入と工場機能継続のための環境整備を図ります。

 引用資料 港区・公式ホームページ
 白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業

● 東京都より権利変換計画の認可!
 「東急不動産、大成建設、三井不動産レジデンシャル、大成有楽不動産、日本郵政不動産」は2024年2月9日に、参加組合員として参画している「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」が東京都知事より、権利変換計画の認可を受けたと発表しました。2024年3月から解体工事が始まり、2025年6月本体工事がスタート、2028年度完成を予定しています。

白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区白金一丁目15、16ほか
◆ 交通-東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪」駅徒歩3分
◆ 階数-(A街区)地上39階、塔屋2階、地下1階、(B-1街区)地上4階、地下0階、(B-2街区)地上4階、地下0階
◆ 高さ-(A街区)最高部139.90m、(B-1街区)17.70m、(B-2街区)17.70m
◆ 敷地面積-(A街区)約11,126㎡、(B-1街区)約486㎡、(B-2街区)約534㎡
◆ 建築面積-(A街区)約4,727㎡、(B-1街区)約270㎡、(B-2街区)約325㎡
◆ 延床面積-(A街区)約97,947㎡、(B-1街区)約998㎡、(B-2街区)約953㎡
◆ 構造-(A街区)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(B-1街区)鉄骨造、(B-2街区)鉄骨造
◆ 用途-(A街区)共同住宅、店舗、子育て支援施設、(B-1街区)共同住宅、事務所、工場、(B-2街区)共同住宅、店舗
◆ 総戸数-(A街区)973戸、(B-1街区)12戸、(B-2街区)6戸
◆ 建築主-白金一丁目西部中地区市街地再開発組合
◆ 参加組合員-東急不動産、大成建設、三井不動産レジデンシャル、大成有楽不動産、日本郵政不動産
◆ 特定業務代行者-大成建設
◆ コーディネーター-ユーディ都市建築研究所
◆ 解体工事-2024年03月01日~2025年07月31日予定
◆ 着工-2025年06月予定
◆ 竣工-2028年度予定


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完成イメージです。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業に伴う既存建物等除去工事」が行われています。解体工事の工期は、2024年3月1日~2025年7月31日(予定)となっています(写真提供読者さん)。


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再開発予定地を「A工区、B工区、C工区、D工区」に分けて解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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本格的に既存建物の解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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本格的に既存建物の解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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本格的に既存建物の解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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本格的に既存建物の解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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「仮囲い」の内部の様子です(写真提供読者さん)。



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2024年10月27日 (日)

地上40階、高さ約150mの「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」 「コンラッド横浜」と「(仮称)ラ・トゥール横浜」が進出 2024年10月23日の建設状況

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-(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト-
 横浜市の新市庁舎に近接し、大岡川沿いにある北仲通北地区A-1、A-2地区の各開発計画が両地区をA-1・2地区として一体化するなどした新たなスキームで再始動しています。

 「大和地所」と「住友不動産」が事業者となり、共同住宅とホテルを主要用途となる超高層ビルを建設します。「タワー、中層部、低層部」で構成されます。

 「大和地所」と「住友不動産」は、横浜市中区で計画する大規模再開発事業「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の施工者を「鹿島建設」に決め、着工しています。

 「立面図」では、建物高さ約150mとなっています。以前公開されていた資料では、最高部約162m、建物高さ150mとなっていました。塔屋を含めた最高部は約162mだと思われます。

● コンラッド横浜が進出!
 「大和地所」と「ヒルトン」は、ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド横浜」の運営受託契約を締結したことを発表しました。「コンラッド横浜」は「大和地所」が所有し、ヒルトンが運営し2027年の開業を目指します。

 引用資料 大和地所(PDF:2024/04/10)
 ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」が横浜北仲通北地区に初進出 「コンラッド横浜」 2027年開業予定

 「コンラッド横浜」は、地上1階~16階に進出します。ホテル延床面積は約48,919㎡、客室数は約48㎡のスタンダードルームを中心とした全272室、共用施設は「料飲施設4店舗(オールデイダイニング、スペシャリティレストラン、バー)、ジム、スパ、屋内プール、宴会・会議場、エグゼクティブラウンジ、ウェディングチャペル」となっています。

● (仮称)ラ・トゥール横浜が進出!
 18階~40階には、住友不動産の最上級賃貸レジデンス「ラ・トゥール」が横浜に初進出します。「(仮称)ラ・トゥール横浜」は、総戸数224戸で、入居開始は2027年1月の予定です。

 引用資料 住友不動産(PDF:2024/04/10)
 「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」施設概要決定 横浜の歴史と未来をつなぐ北仲地区に 「コンラッド横浜」 及び 「(仮称)ラ・トゥール横浜」 2027年開業

(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクトの概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区北仲通六丁目103~126番地
◆ 交通-みなとみらい線「馬車道」駅、JR「桜木町」駅、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅
◆ 階数-(タワー)地上40階、塔屋2階、地下2階、(中層部)地上11階、地下1階、(低層部)地上7階、地下1階
◆ 高さ-(タワー)建物高さ150.00m、*塔屋を含めた最高部は約162mだと思われます(中層部)約45m、(低層部)約31m
◆ 敷地面積-9,302.31㎡
◆ 建築面積-5,459.89㎡
◆ 延床面積-96,803.92㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅、ホテル、物販店舗、駐車場
◆ 総戸数-224戸((仮称)ラ・トゥール横浜)
◆ 客室数-272室(コンラッド横浜)
◆ 建築主-大和地所、住友不動産
◆ 設計者-久米設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2023年08月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2026年11月30日予定
◆ 入居開始-2027年01月予定((仮称)ラ・トゥール横浜)
◆ 開業-2027年予定(コンラッド横浜)


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「外観完成予想図」です。


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「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」を含む北仲通北地区のイメージです。


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夜景イメージです。


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「北中橋ゲート」です。


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「ホテル外観イメージ」です。外壁に「CONRAD」のロゴがある新しい外観イメージです。


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「南立面図」です。建物高さ約150mとなっています。塔屋を含めた最高部は約162mだと思われます。


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「東立面図」です。


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「施設概要図」です。


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「配置図」です。


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「周辺状況」です。


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横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」から見た「北仲通北地区」です。


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「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の2024年10月23日の建設状況です。


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「タワー」部分です。掘削工事及び地下躯体の構築が行われています。「えび茶色」の鉄骨は山留め壁や乗入れ構台を支える「支保工」で、建設が進むと撤去されます。


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南側部分です。


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中央部分です。


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西側部分です。


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更に西側部分です。


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北東側から見た様子です。


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「えび茶色」の鉄骨は山留め壁や乗入れ構台を支える「支保工」で、建設が進むと撤去されます。


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撮影直後に大雨が降ってきたそうです。本当に撮影タイミングが良かったと思います。


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「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の建築計画のお知らせです。「建築面積」と「延床面積」が変更されていました。



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2024年10月26日 (土)

横浜市 高さ約195m・約180m・約165mのトリプルタワー「(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画」 2024年10月23日の状況

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-(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画-
 「横浜市」は、神奈川区の東高島駅北地区の一部水域を埋め立てて、新たなまちづくりを検討しています。街区は「A地区」~「E地区」まで計画されています。当初計画では工期が2018年~2022年予定でした。

 当初計画より大幅に遅れていますが、超高層タワーマンションを建設する前の「運河埋⽴」などの基盤整備が本格的に行われています。現時点での工期は、着工が2025年度予定、 竣工が2029年度予定です。

 計画に変更が無ければ、(C-1地区)地上47階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約180m、(C-2地区A棟)地上42階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約165m、(C-2地区B棟)地上52階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約195mのトリプル超高層タワーマンションが建設される予定です。

 引用資料 横浜市・公式HP(2023/06/20)
 第70回都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和5年3月24日開催)  

(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計の概要
◆ 所在地-横浜市神奈川区星野町及び神奈川一丁目地内
◆ 階数-(C-1地区)地上47階、塔屋2階、地下2階、(C-2地区A棟)地上42階、塔屋2階、地下2階、(C-2地区B棟)地上52階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-(C-1地区)最高部約180m、軒高約165m、(C-2地区A棟)最高部約165m、軒高約150m、(C-2地区B棟)最高部約195m、軒高約180m
◆ 敷地面積-(C地区全体)約28,100㎡、(C-1地区)約11,000㎡、 (C-2地区)約17,100㎡
◆ 建築面積-(C地区全体)約11,600㎡、(C-1地区)約4,300㎡、(C-2地区)約7,300㎡
◆ 延床面積-(C地区全体)約225,000㎡、(C-1地区)約87,000㎡、(C-2地区)約138,000㎡
◆ 容積対象床面積-(C地区全体)約168,600㎡、(C-1地区)約66,000㎡、(C-2地区)約102,600㎡
◆ 用途-共同住宅、商業施設、公益的施設等
◆ 総戸数-2200戸程
◆ 建築主-日本貨物鉄道(JR貨物)、三井不動産レジデンシャル
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定


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完成イメージです(引用:横浜市)。


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「地区の概要」です(引用:横浜市)。


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「施設配置計画図」です。合計3棟の超高層タワーマンションが建設される予定です(引用:横浜市)。


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「断面図」です(引用:横浜市)。


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「工事の進歩状況」のです(引用:横浜市)。


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横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。2024年10月23日(水)に「横浜アリーナ」で行われた日向坂46 「12th Single ひなた坂46 LIVE」に行った友人に撮影してもらいました。


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「(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画」の予定地の2024年10月23日の状況です。


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「運河」の埋め立ては完了しているようです。


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敷地西側です。


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日向坂46 「12th Single ひなた坂46 LIVE」

 2024年10月23日(水)と10月24日(木)に「横浜アリーナ」で、日向坂46 「12th Single ひなた坂46 LIVE」が開催されました。


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ひなた坂46

 「ひなた坂46」は、「日向坂46」の選抜発表によって選抜メンバーに選ばれなかったメンバーによって構成されるユニットです。「3坂道(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)」は、選抜メンバーでなくても1万人クラスのアリーナが余裕で埋まる集客力があります。

3坂道のアンダーメンバーの呼称
◆ 乃木坂46-アンダー
◆ 櫻坂46-BACKS
◆ 日向坂46-ひなた坂46



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«「船橋競馬場」がテーマパークへと進化中! 「船橋競馬場大規模改修工事」が完了 引き続き周辺を整備中 2024年10月中旬の状況