2025年4月24日 (木)

横浜市 高さ約195m・約180m・約165mのトリプルタワー「(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画」 2025年4月上旬の状況

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-(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画-
 「横浜市」は、神奈川区の東高島駅北地区の一部水域を埋め立てて、新たなまちづくりを検討しています。街区は「A地区」~「E地区」まで計画されています。当初計画では工期が2018年~2022年予定でした。

 当初計画より大幅に遅れていますが、超高層タワーマンションを建設する前の「運河埋⽴」などの基盤整備が本格的に行われています。現時点での工期は、着工が2025年度予定、 竣工が2029年度予定です。

 計画に変更が無ければ、(C-1地区)地上47階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約180m、(C-2地区A棟)地上42階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約165m、(C-2地区B棟)地上52階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約195mのトリプル超高層タワーマンションが建設される予定です。

 引用資料 横浜市・公式HP(2023/06/20)
 第70回都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和5年3月24日開催)  

(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計の概要
◆ 所在地-横浜市神奈川区星野町及び神奈川一丁目地内
◆ 階数-(C-1地区)地上47階、塔屋2階、地下2階、(C-2地区A棟)地上42階、塔屋2階、地下2階、(C-2地区B棟)地上52階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-(C-1地区)最高部約180m、軒高約165m、(C-2地区A棟)最高部約165m、軒高約150m、(C-2地区B棟)最高部約195m、軒高約180m
◆ 敷地面積-(C地区全体)約28,100㎡、(C-1地区)約11,000㎡、 (C-2地区)約17,100㎡
◆ 建築面積-(C地区全体)約11,600㎡、(C-1地区)約4,300㎡、(C-2地区)約7,300㎡
◆ 延床面積-(C地区全体)約225,000㎡、(C-1地区)約87,000㎡、(C-2地区)約138,000㎡
◆ 容積対象床面積-(C地区全体)約168,600㎡、(C-1地区)約66,000㎡、(C-2地区)約102,600㎡
◆ 用途-共同住宅、商業施設、公益的施設等
◆ 総戸数-2200戸程
◆ 建築主-日本貨物鉄道(JR貨物)、三井不動産レジデンシャル
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定


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完成イメージです(引用:横浜市)。


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「地区の概要」です(引用:横浜市)。


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「施設配置計画図」です。合計3棟の超高層タワーマンションが建設される予定です(引用:横浜市)。


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「断面図」です(引用:横浜市)。


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横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。


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「(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画」の予定地の2025年4月上旬の状況です。「運河」の埋め立ては完了しています。


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「盛り土」がかなり高く積み上げられています。


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(埋め立て前)埋め立て前の南東側の運河です。


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(埋め立て前)埋め立て前の北西側の運河です。


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「打ちっぱなしゴルフ場」です。



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2025年4月23日 (水)

大手町地区の再開発が「日本橋川」を越えて神田エリアへ! 「千代田区立スポーツセンター」と「東京都千代田合同庁舎」の一体的な建て替えを計画!

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―千代田区立スポーツセンター・東京都千代田合同庁舎-

 大手町地区の再開発がほぼ一段落して再開発が「日本橋川」を越えて神田エリアへつながりつつあります。「コープビル」と「日立鎌倉橋ビル」の跡地には、地上26階、塔屋2階、地下3階、高さ128m、延床面積約85,267㎡の「(仮称)内神田一丁目計画」が建設されています。所在地は千代田区内神田一丁目ですが、正式名称は「大手町ゲートビルディング」です(笑)。

 「千代田区」と「東京都」が「千代田区立スポーツセンター」と隣接する「東京都千代田合同庁舎」の一体的な建て替えを計画しています。両施設は日本橋川の北岸に立地し、敷地面積は合計で約6,055㎡です。延床面積約48,440㎡規模の施設整備が可能になります。千代田区が2025年4月20日に公表した「千代田新スポーツセンター基本構想」に盛り込みました。

 引用資料 千代田区・公式HP(2025/04/20)
 新スポーツセンター基本構想

 日刊建設工業新聞(2025/04/22)
 東京・千代田区、東京都/区立スポーツセンターと合同庁舎の一体建替計画

 

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建物ボリュームの検討

 「千代田区単独での整備案」と「千代田及び東京都の合同整備案」です。


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敷地の活用イメージ

 千代田区及び東京都の土地を一体的に活用することで、整備可能な建物の平面規模を拡大することが可能となり、敷地東側に空地を創出することが可能となります。


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「千代田区立スポーツセンター」と「東京都千代田合同庁舎」の一体的な建て替えを計画している予定地です。手前が「東京都千代田合同庁舎」、奥が「千代田区立スポーツセンター」です。


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いつか再開発されるだろうと予想して前もって何度か撮影しておいて良かったです。


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「千代田区立スポーツセンター」と「東京都千代田合同庁舎」は、「日本橋川」の北岸に立地しています。日本橋川の直上の高架橋は「首都高速都心環状線」です。


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「日本橋川」を越えるとすぐに超高層ツインタワー「大手町プレイス」があります。


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「日本橋川」は、「竜閑(りゅうかん)さくら橋」で渡る事が出来ます。



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2025年4月22日 (火)

JR田町駅近く 「春日ビル」の建て替え 地上20階、高さ約100mの超高層オフィスビル「ミタマチテラス」 2025年4月中旬の建設状況

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-(仮称)春日ビル建替計画-

 JR田町駅近くでは、中央日本土地建物により「(仮称)春日ビル建替計画」が計画されています。「清水建設」の施工により「春日ビル解体工事」が行われました。

 「(仮称)春日ビル建替計画」の計画地は、東京都港区芝五丁目に位置する区域です。最寄り駅として、JR京浜東北線・山手線田町駅、営地下鉄浅草線・三田線三田駅が、いずれも徒歩圏内にあります。

 「中央日本土地建物」は、「田町駅前建替プロジェクト」の開発計画を決定しました。「中央日本土地建物」と「独立行政法人都市再生機構」が区分所有する「春日ビル」を共同で建て替え、地上20階、延床面積約55,500㎡のオフィスビルを開発するものです。

● 施設名称 「ミタマチテラス」に決定!
 「中央日本土地建物」および「独立行政法人都市再生機構」が港区芝五丁目で推進している「田町駅前建替プロジェクト」について、施設名称を「ミタマチテラス」に決定しました。

 引用資料 中央日本土地建物(PDF:2024/12/06)
 田町駅前建替プロジェクトの施設名称 「ミタマチテラス」に決定

 引用資料 公式ホームページ
 ミタマチテラス(田町駅前建替プロジェクト)

 都市の国際競争力強化に向け発展を続ける田町・三田エリアにふさわしい、快適な執務空間と環境に配慮した設備を備えたスマートビルとして、オフィス、店舗、インキュベーションオフィス「SENQ」、カンファレンスのほか、周辺地域に貢献する子育て支援施設も整備します。

ミタマチテラスの概要
◆ 計画名-田町駅前建替プロジェクト、(仮称)春日ビル建替計画
◆ 所在地-東京都港区芝五丁目513番1他(地番)
◆ 交通-都営地下鉄浅草線・三田線「三田」駅直結、JR山手線・京浜東北線「田町」駅徒歩2分
◆ 階数-地上20階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-99.76m
◆ 敷地面積-5,138.99㎡
◆ 建築面積-2,900.45㎡
◆ 延床面積-55,498.00㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(オイルダンパー、粘弾性ダンパー)
◆ 用途-オフィス、店舗、インキュベーションオフィス、カンファレンス、子育て支援施設、駐車場等
◆ 建築主-中央日本土地建物、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)清水建設
◆ 監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体-2021年12月01日~2023年06月30日
◆ 着工-2023年11月20日(起工式)
◆ 竣工-2025年08月29日予定


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「ビル外観(低層部イメージ)」です。


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「エントランスホール(イメージ)」です。


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「エントランスホール(イメージ)」です。


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地震対策として「制振構造(オイルダンパー、粘弾性ダンパー)」を採用しています。


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「フロア構成図」です。


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「基準階平面図」です。


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「配置図」です。都営地下鉄浅草線・三田線「三田」駅直結、JR山手線・京浜東北線「田町」駅徒歩2分の好立地です。


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「位置図」です。


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「ミタマチテラス」の2025年4月中旬の建設状況です(写真提供SOCIO34050氏)。


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北側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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少し角度を変えて見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「(仮称)春日ビル建替計画」の建築計画のお知らせです(写真提供SOCIO34050氏)。



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2025年4月21日 (月)

総事業費約2,400億円 「トヨタ自動車」が新東京本社 地上28階、高さ約154mの「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」 2025年4月中旬の状況

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-SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)-

 「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」は、品川駅西口地区における「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の敷地を共同で再開発する事を発表しています。

 「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」は、2021年3月31日に閉館しました。跡地は、「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」が共同開発しますが、既存施設の解体工事を「大成建設」の施工で行われました。

 「西武ホールディングス」の連結子会社である「西武プロパティーズ」が2022年3月18日に、「京浜急行電鉄、高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」とともに事業主体となる「品川駅西口地区の再開発等促進区を定める地区計画」について、 国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、都市計画(素案)の概要が内閣府のホームページに公表されました。

 品川駅西口地区は、品川駅周辺の改良や国道整備と連携した、駅前広場や歩行者ネットワークの整備、豊かな緑を活かした景観の形成やMICE機能の充実、およびこれらを中心とした国際ビジネス拠点の形成を目指します。

● トヨタ自動車の新東京本社
 「トヨタ自動車」は、「京浜急行電鉄」と、2020年に結んだ品川駅西口地区の開発の共同事業者となる協定に関し、当該地区内の土地の一部譲渡および当該地区のまちづくり推進のために共同で計画建物を建設・運営することに関する新たな契約を締結します。新たなオフィス拠点として、2029年度に「新東京本社」を開業します。

 引用資料 トヨタ自動車(2024/03/22)
 トヨタは、2029年度東京・品川に、新東京本社を開業します

 総事業費約2,400億円で、地上28階、地下5階(建築基準法上)の超高層ビルを建設し、オフィス、高級ホテル、商業などを整備する計画となっています。2025年5月下旬に着工し、2029年1月下旬に竣工を予定しています。

 「トヨタ自動車」は、文京区・水道橋にある東京本社ビルを「トヨタ不動産、三井不動産」に売却しています。水道橋のオフィスは、売却した後に賃借する「リースバック」で利用を続けています。

(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目417番31
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅、都営地下鉄浅草線「高輪台」駅
◆ 階数-地上28階、地下5階(建築基準法上)、地上29階、地下4階(運用上)
◆ 高さ-約154m
◆ 地区面積-約23,584㎡
◆ 敷地面積-約20,800㎡
◆ 延床面積-約313,100㎡
◆ 容積対象床面積-約235,500㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-オフィス、物販店舗、飲食店、集会場、ホテル、自動車車庫等
◆ 建築主-京浜急行電鉄、トヨタ自動車
◆ 設計者-大成建設
◆ 解体工事-2021年11月01日~2024年09月30日
◆ 着工-2025年05月下旬予定
◆ 竣工-2029年01月下旬予定
◆ 総事業費-約2,400億円


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「オフィスロビーのイメージ」です。


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「低層フロアのイメージ」です。


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「断面図(A-A’断面)」です(引用:港区HP)。


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「断面図(B-B’断面)」です(引用:港区HP)。


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「立面図(北側立面図)」です(引用:港区HP)。


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「立面図(東側立面図)」です(引用:港区HP)。


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「立面図(南側立面図)」です(引用:港区HP)。


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「立面図(西側立面図)」です(引用:港区HP)。


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「配置計画図」です(引用:港区HP)。


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「計画地位置図(広域)」です(引用:港区HP)。


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「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の建設予定地の2025年4月中旬の状況です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の予定地のほぼ全景です。「建築計画のお知らせ」では2025年5月下旬に着工予定となっています(写真提供SOCIO34050氏)。


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敷地南側の「柘榴坂(ざくろざか)」沿いです(写真提供SOCIO34050氏)。


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「乗入れ構台」です(写真提供SOCIO34050氏)。


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敷地中央です(写真提供SOCIO34050氏)。


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敷地東側の「第一京浜(国道15号)」沿いです(写真提供SOCIO34050氏)。


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敷地南東側の「シンガポール・シーフード・リパブリック品川」が解体されました(写真提供SOCIO34050氏)。


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「シンガポール・シーフード・リパブリック品川」の跡地です(写真提供SOCIO34050氏)。


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(解体前)敷地の南東側には、「シンガポール・シーフード・リパブリック品川」の建物が残っています。「シンガポール・シーフード・リパブリック品川」は、品川駅周辺開発事業のため、2021年3月31日の営業をもって閉店しました(写真提供読者さん)。


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「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2025年4月20日 (日)

皇居に面した一等地に立地する「パレスサイドビル」 「毎日新聞」が再開発計画を提案するよう複数の不動産会社に打診、最大2,000億円規模!

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-パレスサイドビル―

 「パレスサイドビル」は、皇居の北の丸濠端に位置しています。皇居に面して全長150mの直方体ビル2棟が雁行して並び、白い円筒コア2棟が東西端にそびえる独創的な外観が特徴で、「モダニズム建築20選」にも選ばれた名建築として知られます。

 「パレスサイドビル」の建築主は「パレスサイド・ビルディング(毎日新聞社、リーダーズダイジェスト社、東洋不動産)」です。テナントには毎日新聞東京本社並びに毎日新聞社と資本関係のある企業が多数入居しています。

● 「パレスサイドビル」の再開発を複数社に打診!
 「毎日新聞グループホールディングス」が保有する「パレスサイドビル」について、再開発計画を提案するよう複数の不動産会社などに打診していることが分かりました。

 引用資料 東洋経済(2025/04/18)
 毎日新聞、保有する「パレスサイドビル」の再開発を複数社に打診、最大2000億円規模

 「三井不動産、三菱地所、住友不動産、住友商事、NTT都市開発、森ビル」のデベロッパー6社に2025年度内に再開発プランなどを提案するよう打診しました。パレスサイドビルの売却も含めた不動産活用策を検討しています。事業規模は1,500億~2,000億円に上ると推定されています。

パレスサイドビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号
◆ 交通-東京メトロ東西線「竹橋」駅直結
◆ 階数-地上9階、塔屋3階、地下6階
◆ 高さ-最高部50.20m
◆ 敷地面積-約11,275㎡
◆ 建築面積-約8,596㎡
◆ 延床面積-約119,625㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業施設、駐車場
◆ 建築主-パレスサイド・ビルディング(毎日新聞社、リーダーズダイジェスト社、東洋不動産)
◆ 設計者・監理者-日建設計工務(現:日建設計)
◆ 施工者-パレスサイド・ビル新築工事共同企業体(大林組、竹中工務店)
◆ 着工-1964年07月
◆ 竣工-1966年10月


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「パレスサイドビル」を南東側から見た様子です。東西に細長いビルです。


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いつか再開発されるだろうと予想して前もって撮影しておいて良かったです。


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「パレスサイドビル」の位置図です。皇居に面した都内屈指の一等地に立地しています(引用:パレスサイドビル公式HP)。



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2025年4月19日 (土)

「豊島区立南池袋公園」の北側 地上20階、高さ約110mの「南池袋二丁目28番街区地区市街地再開発事業」

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-南池袋二丁目28番街区地区市街地再開発事業-

 東京都豊島区の池袋駅東口の「南池袋二丁目28番街区地区」の再開発で、2031年度にもオフィスや店舗が入る地上20階、地下1階、高さ約110mの超高層ビルを建設する計画であることが分かりました。

 引用資料 豊島区・公式HP(PDF:2025/01/30)
 南池袋二丁目 28 番街区地区市街地再開発事業について

 引用資料 朝日新聞(2025/04/15)
 池袋駅東口に広場併設の高層ビル建設へ 西口では大幅な着工遅れも

 2025年4月15日の豊島区区議会特別委員会で、担当者が明らかにしました。。計画地は、広い芝生で知られる「豊島区立南池袋公園」と、東口につながる「グリーン大通り」に挟まれた場所です。いずれも築40年以上の5棟のビルが並んでいます。

 素案によると敷地内の1階部分に屋内・屋外広場が併設されます。悪天候やイベントなどで南池袋公園が使えない場合に利用してもらうことも、想定しているます。3階までは店舗、4階以上はオフィスの入居を想定しています。

南池袋二丁目28番街区地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋二丁目28
◆ 交通-JR各線「池袋」駅、東武鉄道東上線「池袋」駅、西武鉄道西武池袋線「池袋」駅、東京メトロ副都心線・丸ノ内線・有楽町線「池袋」駅、東京メトロ有楽町線 「東池袋」駅
◆ 階数-地上20階、地下1階
◆ 高さ-約110m
◆ 敷地面積-約3,260㎡
◆ 建築面積-約2,250㎡
◆ 延床面積-約43,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 事業者-南池袋二丁目28番街区地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-三菱地所
◆ 着工-2028年度予定
◆ 竣工-2031年度予定


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「建築物の現況(築年数)」です。


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「位置図」です。


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「南池袋二丁目28番街区地区市街地再開発事業」の予定地です(Googleマップの衛星写真の3Dモードを引用)。



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2025年4月18日 (金)

世界初のゲームアートミュージアム 地上29階、高さ約180mの「みなとみらい21中央地52街区開発事業計画」 2025年4月5日の建設状況

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-みなとみらい21中央地区52街区-
 
空地だらけだった「横浜みなとみらい21地区」ですが、開発が急速に進み、開発が可能な用地が残り少なくなりました。「みなとみらい21中央地区52街区」は、残された最後の一等地とも言えます。

 「みなとみらい21中央地区52街区」は、横浜市の市有地と財務省所管の国有地で街区が形成されており、街区全体を一体的に開発するためには、横浜市と国が連携して開発事業者の公募を実施する必要があります。

 敷地面積は、市有地5,618.47㎡(市有地)+6,199.97㎡(国有地)=11,818.44㎡です。「みなとみらい21中央地区52街区」の開発事業者は、「大和ハウス工業、光優(2社でSPCを組成)」に決定しています。

 引用資料 横浜市(2022/03/09)
 第66回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和4年1月14日開催)

● 2024年2月22日に着工!
 「大和ハウス工業」と「光優」は、2024年2月20日に、神奈川県横浜市西区みなとみらいにおいて、世界初のゲームアートミュージアム、地域熱供給プラント、オフィスを併設した「みなとみらい21中央地区52街区開発事業」の起工式を執り行い、2024年2月22日に着工しました。

 引用資料 大和ハウス工業(2024/02/21)
 世界初のゲームアートミュージアム、地域熱供給プラント、オフィスを併設 「みなとみらい21中央地区52街区開発事業」着工

みなとみらい21中央地区52街区の概要
◆ 計画名-みなとみらい21中央地区52街区開発事業計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目1番2ほか
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島」駅より徒歩約2分、JR・京急・東急・相鉄・みなとみらい線・市営地下鉄「横浜」駅より徒歩約10分
◆ 階数-(オフィス棟)地上29階、塔屋6階、地下2階、(ミュージアム棟)地上3階、地下0階
◆ 高さ-最高部179.8m
◆ 敷地面積-11,818.44㎡(市有地5,618.47㎡+国有地6,199.97㎡)
◆ 建築面積-7,308.73㎡
◆ 延床面積-113,898.83㎡
◆ 構造-(オフィス棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(ミュージアム棟)鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間層免震構造(3階と4階の間に免震層を設置)
◆ 用途-オフィス、店舗、美術館、地域冷暖房施設
◆ 建築主-DKみなとみらい52街区特定目的会社(大和ハウス工業と光優が出資してSPCを組成)
◆ 設計者-久米設計
◆ 施工者-株式会社フジタ・大和ハウス工業株式会社特定建設工事共同企業体(フジタ、大和ハウス工業JV)
◆ 着工-2024年02月20日(起工式)、2024年02月22日(着工) 
◆ 竣工-2027年05月30日予定
◆ 開業-2027年07月予定


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「イメージパース」です。左側(南側)が世界初のゲームアートミュージアムです。


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「夜間景観」です。


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「スカイライン」です。


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「東側立面図・南側立面図」です。


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「施設断面図」です。塔屋の巨大な「冷却塔(クーリングタワー)」が特徴的です。塔屋が6階もあります。


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「施設配置図」です。


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「位置図」です。


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「みなとみらい21中央地52街区開発事業計画」の2025年4月5日の建設状況です。


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敷地北側です。


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「えび茶色」の鉄骨は山留め壁や乗入れ構台を支える「支保工」で、建設が進むと撤去されます。


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「油圧ショベル」で掘削しています。


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「乗入れ構台」です。


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このあたりが「オフィス棟(市有地)」の建設現場です。


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「開口部」です。


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このあたりが「ミュージアム棟(国有地)」の建設現場です。


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「クラムシェル」で掘削土を揚土しています。


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更に南側です。


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このあたりの地下に「横浜高速鉄道みなとみらい線」が走っています。


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敷地南側です。地下に「横浜高速鉄道みなとみらい線」が走っている部分には、建物を建設せずに緑地を整備します。


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「みなとみらい21中央地区52街区開発事業計画」の建築計画のお知らせです。



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2025年4月17日 (木)

「横浜中央郵便局」などを再開発 地上45階、高さ約231mの「(仮称)横浜駅みなみ東口地区第一種市街地再開発事業」に係る計画段階配慮書の縦覧!

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-横浜駅みなみ東口地区市街地再開発-

 今から11年以上前の2013年9月20日の「建設通信新聞」に、”「横浜市」は、横浜駅東口地区開発や交通基盤整備を含めた東口全体の基本構想を今年度内に策定、横浜駅東口地区開発は、横浜駅周辺大改造計画(エキサイトよこはま22)の1つとして、「日本郵政グループ、JR東日本、京浜急行電鉄、横浜市」が「横浜駅東口地区開発推進協議会」を設置し整備計画を検討” と報じました。

 ”横浜市は、都市再生特別措置法の申請期限である2016年度末までに民間開発計画の都市計画決定を目指す” との事でしたが、具体的な動きが無く、「横浜駅東口地区開発」は再び都市伝説化していました。

 「横浜駅みなみ東口地区」の市街地再開発事業の実施に向け、2024年6月10日に「横浜駅みなみ東口地区市街地再開発準備組合」を設立しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/06/11)
 横浜駅みなみ東口地区市街地再開発準備組合の設立について

 「日本郵政不動産、JR東日本(東日本旅客鉄道)」および「京浜急行電鉄」を事業協力者として選定しました。本準備組合は計画策定に着手し、国際都市横浜の玄関口にふさわしい魅力とにぎわい溢れるまちづくりを目指し、市街地再開発事業の実現に向けた具体的な検討を進めていきます。

●  (仮称)横浜駅みなみ東口地区第一種市街地再開発事業
 
横浜市環境影響評価条例に基づき、(仮称)横浜駅みなみ東口地区第一種市街地再開発事業 計画段階配慮書の縦覧が行われています。縦覧期間は、2025年4月15日(火)~4月30日(水)までです。

 引用資料 横浜市・公式HP(2025/04/15)
 105.(仮称)横浜駅みなみ東口地区第一種市街地再開発事業に係る計画段階配慮書

 高さは横浜市内では「横浜ランドマークタワー」に次ぐ約231mです。地上45階、塔屋1階、地下3階、延床面積約215,000㎡の巨大な超高層複合ビルを想定しています。工期は2028年度~2037年度予定です。

横浜駅みなみ東口地区の概要
◆ 計画名-(仮称)横浜駅みなみ東口地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区高島二丁目14、15、16の各一部
◆ 交通-JR各線「横浜」駅、京浜急行電鉄本線「横浜」駅、東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線「横浜」駅、横浜市営地下鉄ブルーライン「横浜」駅、相鉄本線「横浜」駅
◆ 階数-地上45階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部約231m、建築物約218m
◆ 敷地面積-約10,400㎡
◆ 建築面積-約9,250㎡
◆ 延床面積-約215,000㎡
◆ 用途-オフィス、商業、サービスアパートメント、ホテル、駐車場・車路等、機械室、離着陸場
◆ 事業者-横浜駅みなみ東口地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-日本郵政不動産、JR東日本(東日本旅客鉄道)、京浜急行電鉄
◆ 着工-2028年度予定
◆ 竣工-2037年度予定
◆ 供用開始-2037年度予定


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東西の「断面図」です。


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「施設配置図」です。南北に細長い超高層ビルになります。


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「計画区域位置図」です。


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「計画区域位置図」です。


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「エキサイトよこはま22のエリア」です。

● エキサイトよこはま22のエリア
 「エキサイトよこはま22」は、横浜駅周辺地区において、さらなる国際化への対応・環境問題・駅としての魅力向上・災害時の安全性確保などに取り組み、「国際都市の玄関口としてふさわしいまちづくり」を進めるための指針となる計画です。


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「(仮称)横浜駅みなみ東口地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。


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「横浜駅東口」です。


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「(仮称)横浜駅みなみ東口地区第一種市街地再開発事業」の中心となる「横浜中央郵便局」です。


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「横浜中央郵便局」です。


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崎陽軒(きようけん)
 「横浜中央郵便局」の東側には、「シウマイ」や「シウマイ弁当」で有名な「崎陽軒(きようけん)」の「崎陽軒本店」があります。「崎陽軒本店」は今回の再開発には参画しません。


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横浜ターミナルビル

 今回の再開発対象エリアには含まれていませんが、「ルミネ横浜」が入っている「横浜ターミナルビル」も将来的に再開発される予定です、地上9階、塔屋1階、地下3階、延床面積約44,590㎡となっています。1980年10月に竣工しました。



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2025年4月16日 (水)

JR田町駅前 「森永プラザビル」の建替え 地上24階、高さ約126mの「田町駅西口駅前地区開発事業」 2025年4月中旬の解体状況

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田町駅西口駅前地区開発事業
 菓子大手の「森永製菓」と乳製品大手の「森永乳業」とは兄弟会社の関係です。森永製菓と森永乳業は、共に「森永プラザビル」に本社を構えています。

 「森永乳業」は、2022年5月13日開催の取締役会において、「森永乳業」の本社が入居する「森永プラザビル(東京都港区芝五丁目33番1号)」の建替えについて、決定しました。

 「森永乳業、三井不動産、JR東日本」が事業主体となる田町駅西口駅前地区の開発計画について、国家戦略特別区域会議のもとに設置された東京都都市再生分科会が開催され、計画に関する都市計画手続きが開始されました。

 引用資料 内閣府(PDF:2023/08/25)
 都市再生特別地区(田町駅西口駅前地区)都市計画(素案)の概要

 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【田町駅西口駅前地区開発事業】が、
2024年6月1日~7月1日まで行われました。概要は、地上23階、地下2階、高さ約125m、敷地面積約6,615㎡、延床面積約98,600㎡です。

 引用資料 港区・公式HP(2024/06/01) リンク切れ
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【田町駅西口駅前地区開発事業】

 「森永乳業」は、2024年3月11日に、「森永製菓」が、2024年3月18日に本社移転しました。現在は「森永プラザビル」の解体工事が行われています。解体工事の工事名は「森永プラザビル 本館・別館(地上)および地下内装設備解体工事」で、解体工事の工期は、2024年4月1日~2025年9月30日(予定)となっています。

● 建築計画のお知らせ
 現地に「建築計画のお知らせ」が2025年2月25日に掲示されています。概要は、途上24階、地下2階、高さ約126m、延床面積約98,600㎡、着工が2025年10月1日予定、竣工が2029年3月31日予定となっています。

田町駅西口駅前地区開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区芝五丁目412-6他
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線「田町」駅徒歩1分、都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅徒歩1分
◆ 階数-途上24階、地下2階
◆ 高さ-最高部約126m、軒高約122m
◆ 敷地面積-6,615.40㎡
◆ 敷地面積-約5,600㎡

◆ 延床面積-約98,600㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎+現場造成杭、既成杭

◆ 用途-オフィス、物販店舗、飲食店、駐車場等
◆ 建築主-三井不動産、 森永乳業、JR東日本
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 本社移転-2024年03月11日定(森永乳業)、2024年03月18日定(森永製菓)
◆ 解体工事-2024年04月01日~2025年09月30日予定
◆ 着工-2025年10月01日予定

◆ 竣工-2029年03月31日予定


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「立体的な緑化のイメージ(引用:港区)。


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「駅前デッキ広場等の空間イメージ」です(引用:内閣府)。


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「駅前デッキ広場等の空間イメージ」です(引用:内閣府)。


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「立面図(北立面図)」です(引用:港区)。


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「立面図(東立面図)」です(引用:港区)。


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「立面図(南立面図)」です(引用:港区)。


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「立面図(西立面図)」です(引用:港区)。


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「断面図」です(引用:港区)。


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  「断面図」です(引用:港区)。


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「配置計画図」です(引用:港区)。


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「配置図」です(引用:内閣府)。


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「位置図」です(引用:内閣府)。


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「森永プラザビル」の2025年4月中旬の解体状況です
(写真提供SOCIO34050氏)。


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 角度を変えて見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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下層階の北西側部分です(写真提供SOCIO34050氏)。


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解体用の重機が稼働しています(写真提供SOCIO34050氏)。


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下層階の南東側部分です(写真提供SOCIO34050氏)。


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北側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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森永プラザビル 本館・別館(地上)および地下内装設備解体工事

 
「解体工事のお知らせ」です。解体工事の工事名は「森永プラザビル 本館・別館(地上)および地下内装設備解体工事」で、解体工事の工期は、2024年4月1日~2025年9月30日(予定)となっています(写真提供SOCIO34050氏)。


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「田町駅西口駅前地区開発事業」の「建築計画のお知らせ」です。2025年2月25日に掲示されたようです(写真提供SOCIO34050氏)。



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2025年4月15日 (火)

千代田区 九段南一丁目地区まちづくり 地上21階、高さ約130mの「(仮称)SMBC九段プロジェクト」 完成イメージが公開されていた!

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-九段南一丁目地区-

 東京都千代田区の九段南一丁目地区で、新たなまちづくりの機運が高まっています。靖国通りと内堀通り、日本橋川に囲まれた地区を北・中・南の三つの街区に分けて整備するため、勉強会などが開催されています。各街区が連携した一体的なまちづくりに向け、千代田区は「九段南一丁目地区まちづくりガイドライン」を策定しました。

 「九段南一丁目地区」は、エリアを「北街区・中街区・南街区」の三つの街区に分け、それぞれで市街地再開発事業と土地区画整理事業、ビルの個別建て替えを促進します。各街区がアトリウムでつながります。一体的な施設群として供用したい考えです。地区計画では建物の最高高さは170m以下に設定しています。

 引用資料 千代田区・公式ホームページ
 九段南一丁目地区のまちづくりについて

● (仮称)SMBC九段プロジェクト
 「三井住友銀行」は千代田区で計画している「(仮称)SMBC九段プロジェクト」の新築工事に2025年11月に着手します。階数は地上21階、塔屋2階、地下2階、高さ約130m、延床面積約42,950㎡です。用地はオフィス、集会場、店舗です。2029年9月の竣工を目指します。

 日刊建設工業新聞(2025/04/14)
 三井住友銀行/SMBC九段プロジェクト(東京都千代田区)、鹿島で11月着工

 私は全く知らなかったのですが、「(仮称)SMBC九段プロジェクト」の完成イメージや詳細が今から約4ヶ月前の2024年12月2日にすでに公開されていました。地上21階、高さ約82m、延床面積約42,700㎡の複合施設と言われていましたが、高さ約130mに変更になったようです。

 引用資料 三井住友銀行(PDF:2024/12/02)
 三井住友銀行/九段プロジェクト

 九段下駅に直結する「北街区」には、高さ約170m、延床面積約82,000㎡の超高層複合ビルを計画しています。低層部にアトリウムや公共公益施設、文化施設などを設け、中高層部はオフィスとします。

(仮称)SMBC九段プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都千代田区九段南1丁目3(中街区)
◆ 交通-東京メトロ東西線・半蔵門線、都営地下鉄新宿線「九段下」駅
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-約130m
◆ 敷地面積-約3,641㎡
◆ 建築面積-約2,480㎡
◆ 延床面積-約42,950㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、集会場、店舗
◆ 建築主-三井住友銀行
◆ 事業協力者-住友不動産
◆ コンサルタント―日建設計
◆ 設計者-日建設計
◆ 解体工事-2025年03月04日~2026年12月31日予定
◆ 着工-2025年11月予定
◆ 竣工-2029年09月予定


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「ステップ・ダブルスキンファサード」です。私は全く知らなかったのですが、「(仮称)SMBC九段プロジェクト」の完成イメージや詳細が今から約4ヶ月前の2024年12月2日にすでに公開されていました(引用:三井住友銀行)。


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「ステップ・ダブルスキンファサード」です(引用:三井住友銀行)。


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「フロア構成図」です。「塔屋2階」だと分かります(引用:三井住友銀行)。


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「計画敷地」です。九段南一丁目地区の「中街区」になります(引用:三井住友銀行)。


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「位置図」です(引用:千代田区)。


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北街区の「りそな九段ビル」です(写真提供読者さん)。


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北街区の「九段サウスサイドスクエア」です(写真提供読者さん)。


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奥が「北街区」、手前が「中街区」です(写真提供読者さん)。


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「中街区」です。「中街区」は地上躯体の解体工事が終わっており、現在は「鹿島建設」の施工で地下部分を解体しています(写真提供読者さん)。


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「中街区」は、「仮囲い」で囲われています(写真提供読者さん)。


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「仮囲い」の内部です(写真提供読者さん)。


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「南街区」です。白い大きなビルは「東京堂千代田ビルディング」です(写真提供読者さん)。



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