2025年3月20日 (木)

浜松町駅エリアの整備計画 「南口自由通路」と「芝浦エリアの歩行者専用道路」が供用開始 メチャメチャ綺麗になってビックリ!

Tokyohamamatucho220511
-(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備-
 浜松町駅の周辺では、疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。再開発に合わせて「ペデストリアンデッキ」などが整備されていますが、肝心の核となる「JR浜松町駅」が、旧態依然のままで街の激変に対応できていません。

 「港区」は、JR浜松町駅周辺の交通結節機能を強化するため、駅北口から汐留方面へ延長約75m・幅員約20mの「浜松町駅北口東西自由通路」の整備を計画しています。

 「浜松町駅北口東西自由通路」は、「京浜東北線・山手線・東海道本線・東海道新幹線」をオーバーパスするもので、世界貿易センタービルのデッキ・文化放送側デッキおよび汐留のペデストリアンデッキに接続します。

 「北口橋上駅舎整備」は、「北口東西自由通路」に沿って、北口を橋上駅舎化します。現在の北口は地上階にありますが、「北口橋上駅舎整備」が完了すると廃止されます。

● 歩行者ネットワークの構築・交通結節点の機能強化
 「世界貿易センタービルディング、野村不動産、JR東日本、東京モノレール、鹿島建設」の5社は、浜松町駅西口開発計画、及び芝浦プロジェクトに合わせ、浜松町駅エリアの整備を推進しています。

 「浜松町駅」は、主要交通機関が集積する利便性の高いターミナル駅であり、羽田から東京の玄関口としての機能を果たしています。昨今、駅周辺では複数の大型再開発プロジェクトが進行しており、今後は更に駅利用者・来訪者・就労人口が増加し、都心部の拠点の一つとしてこれまで以上に重要な役割を担っていくこととなります。

 駅周辺エリアを広域的につなぐ歩行者ネットワークの構築、及び浜松町駅の交通結節点としての機能強化を図り、利便性の高い魅力ある都市環境を整備していきます。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/05/18)
 【浜松町駅西口開発計画・芝浦プロジェクト】歩行者ネットワークの構築・交通結節点の機能強化を目的とした浜松町駅エリアの整備計画について

浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎の概要
◆ 計画名-(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目44番2他(地名地番)
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 高さ-17.23m
◆ 敷地面積-7,488.34㎡
◆ 建築面積-2,013.33㎡
◆ 延床面積-1,109.19㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-現場造成杭
◆ 用途-駅舎
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鉄建建設
◆ 着工-2019年09月01日
◆ 竣工-2028年10月31日予定


Tokyohamamatucho220512
「整備後の浜松町駅周辺イメージパース(2030年度予定)」です。


Tokyohamamatucho220513
「浜松町駅周辺エリアの位置関係(A・B・C・D・E・F)」です。

Tokyohamamatucho220514
「B:大門通り上の既存デッキ(2階レベル)から見た外観イメージ」です。

● 北口歩行者ネットワーク
 浜松町駅北口を中心に、竹芝・汐留方面、芝大門方面の各エリアをつなぐ歩行者ネットワークを形成します。線路を跨いで東西を繋ぐ自由通路はJR浜松町駅・東京モノレール浜松町駅の北口に新たに整備される改札(3階レベル)からフラットにアクセスできます(2026年度使用開始予定)。


Tokyohamamatucho220515
「C:南口自由通路 鳥瞰イメージ」です。

● 南口歩行者ネットワーク
 浜松町駅南口には既存の自由通路に加え新たな自由通路を整備し、混雑緩和やバリアフリーへの対応を図ります。これにより、浜松町二丁目エリアと、芝浦エリアをつなぐ歩行者ネットワークを強化します(新たな自由通路は2024年度使用開始予定。その後既存の自由通路を改修し、2026 年度全面使用開始予定)。


Tokyohamamatucho220516
「D:南口自由通路 芝浦側昇降口イメージ」です。


Tokyohamamatucho220517
「E:芝浦エリアの歩行者専用道路イメージ」です。

● 竹芝・汐留方面と芝浦方面をつなぐ歩行者空間の整備
 浜松町駅東側には、旧芝離宮庭園に沿って歩行者専用道路を整備します。これにより、竹芝・汐留方面と、芝浦方面が緑豊かな空間でつながります。浜松町駅から芝浦プロジェクトにかけて庇を設置することにより、雨に濡れずアクセス可能となります。


Tokyohamamatucho220518
「F:芝浦エリアの歩行者専用道路イメージ」です。


Tokyohamamatucho220519
「整備後の浜松町駅周辺イメージパース(2030年度予定)」です。

● 中央広場を起点とした交通結節点の機能強化
 浜松町駅中央改札前にひろがる「中央広場」と、「ステーションコア」と呼ばれる歩行者ネットワークを一体整備することで、JR山手線・京浜東北線、東京モノレール、都営地下鉄、バスターミナル、タクシーの各交通機関とのスムーズな乗換を実現します。


Tokyohamamatucho250311
「南口自由通路」が供用開始しました(写真提供SOCIO34050氏)。


Tokyohamamatucho250312
「エスカレーター」と「階段」です(写真提供SOCIO34050氏)。


Tokyohamamatucho250313
JR線上空をオーバパスします(写真提供SOCIO34050氏)。


Tokyohamamatucho250314
東端です(写真提供SOCIO34050氏)。


Tokyohamamatucho250315
JR線側に振り返った様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


Tokyohamamatucho250316
「南口自由通路」を南下します(写真提供SOCIO34050氏)。


Tokyohamamatucho250317
上段の「エスカレーター」です(写真提供SOCIO34050氏)。


Tokyohamamatucho250318g
上段の「エスカレーター」の終端です(写真提供SOCIO34050氏)。


Tokyohamamatucho250319
下段の「エスカレーター」です(写真提供SOCIO34050氏)。


Tokyohamamatucho250320
北側に振り返った様子です。「エスカレーター」と「階段」が設置されています(写真提供SOCIO34050氏)。


Tokyohamamatucho250321
「芝浦エリアの歩行者専用道路」です。歩行者専用道の一部に屋根が架けられているので、雨に日でも濡れずに移動できます(写真提供SOCIO34050氏)。


Tokyohamamatucho250322
「首都高速都心環状線」の手前の「芝浦エリアの歩行者専用道路」です(写真提供SOCIO34050氏)。


Tokyohamamatucho250323
「首都高速都心環状線」の直下の「芝浦エリアの歩行者専用道路」です。歩行者専用道路の直下には「古川(上流は渋谷川)」が流れています(写真提供SOCIO34050氏

● 芝浦海岸橋
 この部分は、「古川(上流は渋谷川)」に架かる橋となっているため「芝浦海岸橋」の名称が冠されています。2025年3月5日に「芝浦海岸橋」の開通記念式がありました。


Tokyohamamatucho250324
「首都高速都心環状線」の南側の「芝浦エリアの歩行者専用道路」です(写真提供SOCIO34050氏)。



|

2025年3月19日 (水)

「国立代々木競技場 第一体育館」の南側 「岸記念体育会館」の跡地 代々木公園Park-PFI計画 施設名称を「代々木公園 BE STAGE」に決定!

Tokyoyoyogi250311
-代々木公園Park-PFI計画-

 「都立明治公園」及び「都立代々木公園」において、東京都として初めて都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用し、公園周辺のまちづくりにあわせて新たな公園の整備・管理運営を行う設置等予定者を決定しました。

 「公募設置管理制度(Park-PFI)」とは、都市公園において飲食店、売店等の公園利用者の利便性の向上に資する公園施設(公募対象公園施設)の設置と、設置した施設から得られる収益を活用して、その周辺の園路、広場等の公園施設(特定公園施設)の整備等を一体的に行う民間事業者を公募により選定する制度です。

 「代々木公園Park-PFI計画」の対象地は、渋⾕と原宿を結ぶファイヤー通りの中間地点、周辺には、「代々木公園・国立代々木競技場、NHK放送センター、渋⾕公会堂(名称:LINE CUBE SHIBUYA)」など、国内外から多様な人びとが集まるエリアの中心に位置しています。

 これまで「東急グループ」がまちづくりを進めてきた渋⾕駅周辺・広域渋⾕圏においてPark-PFI制度を活用することで、公園のもつパブリック性と人々の自己表現や交流の場を掛け合わせた新たな社会的価値を創出できるよう、エリア内の各施設や地域との連携を図っていきます。

● 施設名称を「代々木公園 BE STAGE」に決定!
 「東急不動産、東急、石勝エクステリア、東急コミュニティー」の 4社からなる「代々木公園 STAGES」は、東京都が実施する都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用し推進している「代々木公園 Park-PFI 計画」において、公募対象公園施設の名称を「代々木公園 BE STAGE(ビー ステージ)」に決定しました。

 引用資料 東急不動産(PDF:2025/03/14)
 「代々木公園 Park-PFI 計画」 公募対象公園施設名称を「代々木公園 BE STAGE」に決定・店舗発表 「誰もが新しい挑戦をはじめられる」がテーマの施設と公園を一体運営 -2025 年 3 月 15 日(土)以降公園施設内店舗が順次開業

 「代々木公園 Park-PFI 計画」の特定公園施設の一部エリアは2025年2月20日(木)から供用開始しており、施設および施設内の店舗は2025年3月15日(土)以降順次開業します。


Tokyoyoyogi250312
「公園および施設 イメージ」です。


Tokyoyoyogi250313
「公園および施設 イメージ」です。「国立代々木競技場 第一体育館」の南側です。


Tokyoyoyogi250314
「イベントステージ イメージ」です。


Tokyoyoyogi250315
「アーバンスポーツパーク イメージ」です。


Tokyoyoyogi250316
「店舗 イメージ」です。


Tokyoyoyogi211118
代々木公園の「事業対象地」です。「岸記念体育会館」があった場所です。「岸記念体育会館」の機能は、新国立競技場の南側に建設された「JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE」に移行しています。



|

2025年3月18日 (火)

総延床面積約85万㎡の「TAKANAWA GATEWAY CITY」 地上31階、高さ約167mの「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」 2025年3月11日の建設状況

Tokyojr250211
-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)-
 「いしだあゆみさん」が亡くなりました。私の中でいしだあゆみさんと言えば「ブルー・ライト・ヨコハマ」です。この歌により幼い頃に私の脳に「横浜は美しい街!」と刷り込まれました。横浜のイメージアップに計り知れない貢献をしたと思います。ご冥福をお祈りします。

 YouTube 
 ブルーライトヨコハマ いしだあゆみ ・フルコーラス Best collection 

 本題に戻って、JR東日本は、「高輪ゲートウェイ駅」の周辺で「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を進めています。国家戦略特別区域計画に認定されている「品川開発プロジェクト」においては、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指しています。

 「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際交流拠点として、オフィス、商業、ホテル、コンベンション、文化創造施設などの複合用途の導入を進めるとともに、周辺地域との防災連携などを図ります。また、未来に向けた実験の場として、さまざまな技術の実装やビジネス創出を行う先端的なまちづくりを進めます。

● 2025年3月27日にまちびらき!
 JR東日本は、品川車両基地跡地にて手掛ける高輪ゲートウェイ駅直結・都心最大級の新たな街「TAKANAWA GATEWAY CITY」を2025年3月27日(木)にまちびらきします。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/10/30)
 TAKANAWA GATEWAY CITY ―100年先の心豊かなくらしのための実験場― 2025年3月27日 いよいよまちびらき

 引用資料 公式ホームページ
 TAKANAWA GATEWAY CITY

 2025年3月27日もまちびらき時には、「THE LINKPILLAR 1」の開業および高輪ゲートウェイ駅が全面開業します。2026年春にはその他の棟が完成、グランドオープンを迎えます。


Tokyojr240811
TAKANAWA GATEWAY CITY

 JR東日本の最大のプロジェクトは「TAKANAWA GATEWAY CITY」です。総延床面積約845,000㎡、予定事業費約6,000億円、営業収益見込み約570億円の巨大プロジェクトです。


Tokyojr220414
THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)

 「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)3街区」は、泉岳寺駅に隣接する大規模複合棟です。フレキシビリティの高いオフィスフロアに加え、商業施設やクリニック、フィットネスを完備し、ビジネスワーカーの街でのくらしを支えます。

 街のレジリエンス(回復力)を支えるエネルギーセンター・地域冷暖房設備を有し、街全体に環境性能の高いエネルギーを供給します。正式名称は「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」に決定しています。
 
 第7橋梁部を含む高輪築堤80mの現地保存の保存空間確保にあたり、建物位置の東側への移動のため、都市計画変更を行いました(2021年11月都市計画変更決定)。

THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)の概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)3街区
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目、芝浦四丁目、高輪二丁目
◆ 交通-JR「高輪ゲートウェイ」駅、都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅、JR「品川」駅
◆ 階数-地上31階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-166.86m
◆ 敷地面積-15,300.61㎡
◆ 建築面積-10,837.35㎡
◆ 延床面積-208,547.67㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、フィットネス、クリニック、子育支援施設、エネルギーセンター(地域冷暖房)、駐車場等
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2022年02月01日
◆ 竣工-2026年03月31日予定
◆ オープン-2026年春予定


Tokyojr250371
「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」の2025年3月11日の建設状況です。2026年春にオープン予定です。南側の「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」と比べると工事が約1年遅れています。「高輪築堤の現地保存に伴う計画変更」が理由です。


Tokyojr250372
北西側から見た下層階の様子です。西隣には「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」が建設されています。


Tokyojr250373
南西側から見た様子です。


Tokyojr250374
高層部の外観は完成しています。


Tokyojr250375
南西側から見上げた様子です。


Tokyojr250376
南西側から見た下層階の様子です。


Tokyojr250377
「THE LINKPILLAR 2」と南側の「THE LINKPILLAR 1 North」を接続する歩行者デッキを西側から見た様子です。


Tokyojr250378
「THE LINKPILLAR 2」と南側の「THE LINKPILLAR 1 North」を接続する歩行者デッキを東側から見た様子です。


Tokyojr250379
南側から見た様子です。


Tokyojr250380
南側から見た下層階の様子です。


Tokyojr230759
「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)3街区」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



|

2025年3月17日 (月)

「泉岳寺駅」と一体的な整備 地上30階、高さ約144mの「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」 2025年3月11日の建設状況

Tokyosengakuji241111
-東京都市計画事業泉岳寺駅地区-
 「泉岳寺駅」は、羽田空港へのアクセスなど広域的な結節機能を担っており、空港需要の増大に伴いその重要性は高まっています。さらに、駅周辺の開発の進捗により見込まれる駅利用者増加への対応や、乗換えを含む利用者の安全性・利便性の確保を図る必要があります。

 「泉岳寺駅」は国道15号の下に位置し、国道の空間内だけではホームの拡幅が困難であるため、道路に隣接する民有地を含めた市街地整備を行う必要があります。

 このことから、駅の改良と隣接市街地との一体的な整備を、JR新駅周辺の街開きまでに確実に行うため、東京都施行による「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」を実施します。
 
 「東急不動産」と「京浜急行電鉄」により構成されるコンソーシアムは、2021年4月15日に「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の特定建築者予定者に選定され、2021年6月2日に東京都と特定建築者の業務に関する基本協定書を締結し、特定建築者として参画することが決定しました。

● 2024年11月1日に新築工事に着工!
 「東急不動産」と「京浜急行電鉄」により構成されるコンソーシアムは、東京都が施行者として進めている「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」において、2021年6月2日より特定建築者として参画していましたが、2024年11月1日に特定施設建築物の新築工事に着工しました。 

 引用資料 東急不動産(2024/11/28)
 「泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」着工のお知らせ~国際交流拠点として整備が進むエリアの新たなランドマークを創出~

東京都市計画事業泉岳寺駅地区の概要

◆ 計画名-東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都港区高輪二丁目81-1 ほか(地番)
◆ 交通-都営地下鉄浅草線・京急本線「泉岳寺」駅直結、JR山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ」駅への歩行者デッキに接続予定
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部144.39m、軒高134.84m
◆ 敷地面積-8,485.84㎡
◆ 建築面積-5,359.81㎡
◆ 延床面積-109,885.25㎡ *ニュースリリースでは約112,300㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-直接基礎(ベタ基礎+地中連続壁)
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、地下鉄駅施設、子育て支援施設、駐車場等
◆ 総戸数-385戸
◆ 建築主-東京都(特定建築者 東急不動産、京浜急行電鉄)
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2024年11月01日
◆ 竣工-2031年度予定
◆ 事業費-約821億円(約660億円から増額)


Tokyosengakuji241112
「商業機能(地下 1 階・地下鉄駅前広場)」です(引用:東急不動産)。


Tokyosengakuji241113
「オフィス機能(エントランス前)」です(引用:東急不動産)。


Tokyosengakuji241114
「交通結節点イメージ(泉岳寺駅~高輪ゲートウェイ駅への接続)」です(引用:東急不動産)。


Tokyosengakuji241115
「用途断面図」です(引用:東急不動産)。


Tokyosengakuji200312
「西側立面図」です。最高部の高さが約145mです。当初は、高さ約160mで計画されていましたが、高さ約145mとなりました(引用:港区環境アセスメント)。


Tokyosengakuji200314
「施設配置図」です(引用:港区環境アセスメント)。


Tokyosengakuji210611
「計画地位置図」です。隣接地では、JR東日本による高輪ゲートウェイ駅周辺のまちづくり「(仮称)品川駅北周辺地区1街区、2街区、3街区、4街区開発事業」が行われます。「泉岳寺駅」周辺は超高層ビルが林立する街に生まれ変わります(引用:東急不動産)。


Tokyosengakuji250311
「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の2025年3月11日の建設状況です。「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」の西隣に建設されています。


Tokyosengakuji250319
「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の建設現場事務所は、敷地の南端にあります。


Tokyosengakuji250312
西側から見た様子です。


Tokyosengakuji250313
「TRD工法機」です。クレーンでチェーンソー型のカッターを吊り上げています。

● TRD工法機
 「TRD工法機」により「TRD工法(Trench cutting & Re-mixing Deep wall method)」で、「山留め壁」を構築しています。

 地中に挿入したチェーンソー型のカッターを横方向に移動させて掘削、鉛直方向に固化液と原位置土とを混合・撹拌し、地中連続壁を構築する工法です。


Tokyosengakuji250314
更に北側です。


Tokyosengakuji250315
角度を変えて見た様子です。


Tokyosengakuji250316
「三点式パイルドライバ」です。


Tokyosengakuji250317
街区を北西側から見た様子です。


Tokyosengakuji250318
「三点式パイルドライバ」です。



|

2025年3月16日 (日)

整備中の「品川駅北口」の北側 東西の道路交通が劇的に改善 JR線上空に「環状第4号線(港南・高輪)」を整備 2025年3月11日の建設状況

Tokyokonan210711
-環状第4号線(港南・高輪)-
 品川駅周辺の最大の弱点は、東西の道路交通が極端に貧弱な事です。JR線によって東西が完全に分断されています。北側は、JR田町駅南側の「札の辻橋」、南側は、JR品川駅南側の「八ッ山橋」まで東西の幹線道路がありません。

 品川駅周辺の道路交通を劇的に改善するプロジェクトが動き出しています。「環状第4号線(港南・高輪)」です。東京都建設局ならびに都市整備局は2019年7月29日に、東京都港区高輪三丁目~江東区新砂三丁目で計画している「環状第4号線」のうち、港南~高輪間の事業に着手しました。事業期間は2032年度までです。

 引用資料 東京都都市整備局
 環状第4号線(高輪地区)

 事業区間は港区港南一丁目~高輪三丁目で、港南側が旧海岸通り、高輪側が国道1号(桜田通り)に接続します。延長は1,270m、幅員25.6~33.5mの道路の新設または拡幅を行なう事業となり、4車線と歩道、自動車走行空間を整備します。

 区間の途中にある「鉄道(JR線・京浜急行)」や「国道15号(第一京浜)」とは交差部は橋梁構造とします。国道15号へのアクセスのため、高輪側では道路中央部分に側道を設けます。

 JR線の上空では、線路上に人工地盤を構築して整備される「品川駅北口駅前広場」と接続されます。「環状第4号線」と結節する事により、品川駅の北の玄関口となります。


Tokyokonan190712_20190801101901
鳥瞰図(第一京浜交差部)

 「国道15号(第一京浜)」とは立体交差になります。国道15号へのアクセスのため、高輪側では道路中央部分に側道を設けます(引用:東京都都市整備局)。


Tokyokonan210712
「平面図」と「縦断図」です(引用:東京都都市整備局)。


Tokyokonan210713
「断面図」です。歩行者、自転車、自動車の通行空間を分離し、安全で快適な歩行者・自転車通行空間の確保します(引用:東京都都市整備局)。


Tokyoshinagawa210612_20210619073101
「品川駅周辺土地区画整理事業」の事業の概要です(引用:UR都市機構)。


Tokyokonan250311
西側から見た「環状第4号線(港南・高輪)」の工事の2025年3月11日の建設状況です。手前の「国道15号(第一京浜)」とは立体交差します。写真左側のガンダムビル「NTTドコモ 品川ビル」のすぐ南側に抜けます。


Tokyokonan250312
「環状第4号線(港南・高輪)」の工事が本格的に行われています。


Tokyokonan250313
「送り出し工法」で建設しています

 日本車輌製造株式会社 公式ホームページ
 
送り出し工法


Tokyokonan250314
北西側から見た様子です。


Tokyokonan250315
北側から見た様子です。ゲートが開いて内部が見えます。


Tokyokonan250316
「環状第4号線(港南・高輪)」の橋桁がはっきり分かります。



|

2025年3月15日 (土)

総延床面積約85万㎡の「TAKANAWA GATEWAY CITY」 高さ約161mの「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)North」 2025年3月11日の建設状況

Tokyojr250211
-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)-
 JR東日本は、「高輪ゲートウェイ駅」の周辺で「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を進めています。国家戦略特別区域計画に認定されている「品川開発プロジェクト」においては、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指しています。

 「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際交流拠点として、オフィス、商業、ホテル、コンベンション、文化創造施設などの複合用途の導入を進めるとともに、周辺地域との防災連携などを図ります。また、未来に向けた実験の場として、さまざまな技術の実装やビジネス創出を行う先端的なまちづくりを進めます。

● 2025年3月27日にまちびらき!
 JR東日本は、品川車両基地跡地にて手掛ける高輪ゲートウェイ駅直結・都心最大級の新たな街「TAKANAWA GATEWAY CITY」を2025年3月27日(木)にまちびらきします。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/10/30)
 TAKANAWA GATEWAY CITY ―100年先の心豊かなくらしのための実験場― 2025年3月27日 いよいよまちびらき

 引用資料 公式ホームページ
 TAKANAWA GATEWAY CITY

 2025年3月27日もまちびらき時には、「THE LINKPILLAR 1」の開業および高輪ゲートウェイ駅が全面開業します。2026年春にはその他の棟が完成、グランドオープンを迎えます。


Tokyojr240811
TAKANAWA GATEWAY CITY

 JR東日本の最大のプロジェクトは「TAKANAWA GATEWAY CITY」です。総延床面積約845,000㎡、予定事業費約6,000億円、営業収益見込み約570億円の巨大プロジェクトです。


Tokyojr220413
THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン) 
 「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区」は、高輪ゲートウェイ駅前に建設される国際交流拠点の象徴となるツインタワーです。駅直結の立地を活かし、国際的な大企業本社機能の入居を想定したハイグレードオフィスを有するほか、国際会議の誘致を想定した大規模コンベンション・カンファレンス機能を整備します。正式名称は「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」に決定しています。

 South棟高層のラグジュアリーホテル、North棟高層のルーフトップレストランおよび低層部全体に広がる商業施設等により、世界中からの来街者を迎え、利便性の高い空間を提供します。

● JWマリオット・ホテル東京が進出!
 South棟の23階~30階に、マリオット・インターナショナルの最高級クラスのホテルブランド「JWマリオット・ホテル東京」が進出します。「JWマリオット」は、首都圏初進出となるホテルブランドとなります。客室数は200室を予定しています。

THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)の概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目、高輪二丁目
◆ 交通-JR「高輪ゲートウェイ」駅、都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅、JR「品川」駅
◆ 階数-(North)地上29階、塔屋1階、地下3階、(South)地上30階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-(North)161.41m、(South)158.68m
◆ 敷地面積-38,379.25㎡
◆ 建築面積-30,957.17㎡
◆ 延床面積-459,566.53㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業、コンベンション、カンファレンス、子育支援施設、ビジネス支援施設、駐車場等
◆ 客室数-200室(JWマリオット・ホテル東京)
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ デザイナー-(外装デザインアーキテクト・エントランス内装デザイン)ピカード・チルトン、(ホテル内装デザイナー)ヤブ・プッシェルバーグ
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2021年10月25日
◆ 竣工-2025年03月31日予定
◆ オープン-2025年03月27日予定


Tokyojr250212
「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」のイメージです。


Tokyojr250351
「THE LINKPILLAR 1 North」の2025年3月11日の建設状況です。


Tokyojr250352
「THE LINKPILLAR 1 North」を北西側から見た様子です。


Tokyojr250353
2025年3月27日(木)にまちびらきの予定なのでほぼ完成しています。


Tokyojr250354
泉岳寺辻広場
 街区北西角の街の結節点となる「泉岳寺辻広場」です。


Tokyojr250355
「泉岳寺辻広場」で、都営地下鉄浅草線・京急本線「泉岳寺」駅と直結します。


Tokyojr250356
少し角度を変えて見た様子です。


Tokyojr250357
「THE LINKPILLAR 1 North」と更に北側の「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」と接続する歩行者デッキを西側から見た様子です。


Tokyojr250358
「THE LINKPILLAR 1 North」と更に北側の「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」と接続する歩行者デッキを東側から見た様子です。


Tokyojr250359
北東角です。「壁面緑化」が行われています。


Tokyojr250360
街区東側の道路(補助線街路第332号線)沿いです。


Tokyojr250361
補助線街路第332号線沿いを北側に振り返った様子です。


Tokyojr250362
 東側の歩行者デッキです。


Tokyojr250363
「高輪ゲートウェイ駅」と接続する部分です。


Tokyojr250364
「高輪ゲートウェイ駅」と接続する歩行者デッキです。


Tokyojr230722
「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



|

2025年3月14日 (金)

総延床面積約85万㎡の「TAKANAWA GATEWAY CITY」 高さ約159mの「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)South」 2025年3月11日の建設状況

Tokyojr250211
-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)-
 JR東日本は、「高輪ゲートウェイ駅」の周辺で「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を進めています。国家戦略特別区域計画に認定されている「品川開発プロジェクト」においては、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指しています。

 「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際交流拠点として、オフィス、商業、ホテル、コンベンション、文化創造施設などの複合用途の導入を進めるとともに、周辺地域との防災連携などを図ります。また、未来に向けた実験の場として、さまざまな技術の実装やビジネス創出を行う先端的なまちづくりを進めます。

● 2025年3月27日にまちびらき!
 JR東日本は、品川車両基地跡地にて手掛ける高輪ゲートウェイ駅直結・都心最大級の新たな街「TAKANAWA GATEWAY CITY」を2025年3月27日(木)にまちびらきします。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/10/30)
 TAKANAWA GATEWAY CITY ―100年先の心豊かなくらしのための実験場― 2025年3月27日 いよいよまちびらき

 引用資料 公式ホームページ
 TAKANAWA GATEWAY CITY

 2025年3月27日もまちびらき時には、「THE LINKPILLAR 1」の開業および高輪ゲートウェイ駅が全面開業します。2026年春にはその他の棟が完成、グランドオープンを迎えます。


Tokyojr240811
TAKANAWA GATEWAY CITY

 JR東日本の最大のプロジェクトは「TAKANAWA GATEWAY CITY」です。総延床面積約845,000㎡、予定事業費約6,000億円、営業収益見込み約570億円の巨大プロジェクトです。


Tokyojr220413
THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン) 
 「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区」は、高輪ゲートウェイ駅前に建設される国際交流拠点の象徴となるツインタワーです。駅直結の立地を活かし、国際的な大企業本社機能の入居を想定したハイグレードオフィスを有するほか、国際会議の誘致を想定した大規模コンベンション・カンファレンス機能を整備します。正式名称は「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」に決定しています。

 South棟高層のラグジュアリーホテル、North棟高層のルーフトップレストランおよび低層部全体に広がる商業施設等により、世界中からの来街者を迎え、利便性の高い空間を提供します。

● JWマリオット・ホテル東京が進出!
 South棟の23階~30階に、マリオット・インターナショナルの最高級クラスのホテルブランド「JWマリオット・ホテル東京」が進出します。「JWマリオット」は、首都圏初進出となるホテルブランドとなります。客室数は200室を予定しています。

THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)の概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目、高輪二丁目
◆ 交通-JR「高輪ゲートウェイ」駅、都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅、JR「品川」駅
◆ 階数-(North)地上29階、塔屋1階、地下3階、(South)地上30階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-(North)161.41m、(South)158.68m
◆ 敷地面積-38,379.25㎡
◆ 建築面積-30,957.17㎡
◆ 延床面積-459,566.53㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業、コンベンション、カンファレンス、子育支援施設、ビジネス支援施設、駐車場等
◆ 客室数-200室(JWマリオット・ホテル東京)
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ デザイナー-(外装デザインアーキテクト・エントランス内装デザイン)ピカード・チルトン、(ホテル内装デザイナー)ヤブ・プッシェルバーグ
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2021年10月25日
◆ 竣工-2025年03月31日予定
◆ オープン-2025年03月27日予定


Tokyojr250212
「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」のイメージです。


Tokyojr250311
「THE LINKPILLAR 1 South」の2025年3月11日の建設状況です。東京(品川)に出張に行った友人に撮影してもらいました。


Tokyojr250312
「THE LINKPILLAR 1 South」を南西側から見た様子です。2025年3月27日(木)にまちびらきの予定なのでほぼ完成しています。

● JWマリオット・ホテル東京が進出!
 South棟の23階~30階に、マリオット・インターナショナルの最高級クラスのホテルブランド「JWマリオット・ホテル東京」が進出します。「JWマリオット」は、首都圏初進出となるホテルブランドとなります。客室数は200室を予定しています。開業は2025年10月予定です。


Tokyojr250313
南西角です。


Tokyojr250314
高輪辻広場
 街区南西角の「高輪辻広場」です。


Tokyojr250315
「TAKANAWA GATEWAY CITY」のロゴです。


Tokyojr250316
「階段」と「エスカレーター」です。


Tokyojr250317
街区西側の歩道です。


Tokyojr250318
街区南側の道路(区画道路3号)です。位置的にはガンダムビル「NTTドコモ 品川ビル」のすぐ北側あたりです。


Tokyojr250319
街区南側の道路(区画道路3号)沿いです。「壁面緑化」が行われています。


Tokyojr250320
街区東側の道路(補助線街路第332号線)沿いです。


Tokyojr250321
「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)-高輪ゲートウェイ駅-港区立芝浦中央公園」を結ぶ歩行者デッキです。


Tokyojr250322
「歩行者デッキ」への階段です。


Tokyojr230722
「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



|

2025年3月13日 (木)

横浜市初の大型Park-PFI事業 JR「関内」駅前 「横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業」 横浜市と基本協定書を締結!

Yokohamakannai250211
-横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業-

 「三井不動産」を代表企業とする「京浜急行電鉄、ディー・エヌ・エー、東急」は、横浜市初の大型Park-PFI事業である「横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業」に選定され、2025年2月19日に基本協定書を横浜市と締結しました。プロジェクトは2027年春に開園を予定しています。

 引用資料 三井不動産(2025/02/28)
 横浜市初の大型Park-PFI事業 JR「関内」駅前「横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業」 基本協定書締結

 「大通り公園」は、JR「関内」駅徒歩1分、横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町」駅直結の全長1.2kmにおよぶ街路型公園で、関内・関外地区で貴重な緑を有する横浜市を代表する公園です。現在公園全体(1区~8区)でリニューアルが進められており、「横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業」の対象範囲の総面積は約14,930㎡です。

 「BASEGATE横浜関内」とイベントや情報発信など様々な分野で連携することで関内駅周辺にさらなる賑わいを創出し、エリア全体の潤いのある街づくりに寄与します。

横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業の概要
◆ 計画地-神奈川県横浜市中区長者町五丁目55-2
◆ 敷地面積-約14,930㎡(1区約3,120㎡、2区約5,110㎡、3区約6,700㎡) *1区~8区全体約35,700㎡
◆ 主な整備内容(想定)
    ◇ 1区-ウェルカムガーデン、芝生広場、デッキテラス、飲食店舗
    ◇ 2区-イベント広場、ルーフトップテラス、デッキテラス、飲食店舗
    ◇ 3区-プレイグラウンド、会員制農園、飲食・物販店舗
◆ 事業予定者決定-2024年10月
◆ 基本協定書締結-2025年02月予定
◆ 工事開始-2026年01月予定
◆ 竣工-2027年春予定
◆ 開園-2027年春予定


Yokohamakannai250212
「大通り公園2区イメージパース」です。


Yokohamakannai250213
計画概要

 1区にウェルカムガーデン、2区にイベント広場、3区に子どもたちが遊べるプレイグラウンドを整備します。また、1区~3区の全てに飲食店舗や休憩所を配置し、周辺にはデッキテラスを設け、花や緑を楽しみながら滞在できる空間を創出します。

 加えて、大通り公園のシンボルであるメタセコイア並木を保存し、新たな植栽による緑の軸線の強化や生育環境改善によるグリーンインフラ機能の向上を目指します。


Yokohamakannai250214
「位置図」です。


Yokohamacity241112
 BASEGATE(ベースゲート)横浜関内
 「三井不動産」を代表企業とする「鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、星野リゾート」の8社は、「横浜市旧市庁舎街区活用事業」の街区名称を「BASEGATE(ベースゲート)横浜関内」に決定しました。2025年12月竣工、2026年春にグランドオープンを予定しています。

 引用資料 三井不動産(2024/11/13)
 JR「関内」駅前「横浜市旧市庁舎街区活用事業」 「BASEGATE横浜関内」に街区名称決定

 「BASEGATE(ベースゲート)横浜関内」は、多種多様な施設計画と旧横浜市庁舎行政棟の保存・活用により、次世代の横浜を象徴するエンターテインメント&イノベーションの拠点となる、「新旧融合」を特色とした大規模ミクストユース型プロジェクトです。

 街区の特徴的な施設である日本最大級の常設型ライブビューイングアリーナ、エデュテインメント施設、ホテル名称、オフィスや新産業創造拠点の名称や概要についても決定しました。

BASEGATE(ベースゲート)横浜関内の概要
◆ 計画名-(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区港町一丁目1番地
◆ 交通-JR根岸線「関内」駅徒歩1分、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅徒歩1分、横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り」駅徒歩7分
◆ 階数-(タワー棟)地上33階、塔屋2階、地下1階、(行政棟)地上8階、地下1階、(LVA棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-(タワー棟)最高部168.79m、(行政棟)最高部約55m、建築物約37m、(LVA棟)最高部約17m
◆ 敷地面積-16,522.02㎡
◆ 建築面積-約10,439㎡
◆ 延床面積-約128,567㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-(タワー棟)高性能制震オイルダンパーと座屈拘束ブレースを用いた制震構造、(行政棟)免震構造
◆ 用途-オフィス、教育施設、観光・集客施設、商業施設、宿泊施設ほか
◆ 客室数-約280室
◆ 建築主-(代表者)三井不動産、(構成員)鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、星野リゾート
◆ 設計者-鹿島建設、竹中工務店
◆ 施工者-鹿島建設、竹中工務店
◆ 着工-2022年07月01日
◆ 竣工-2025年12月31日予定
◆ グランドオープン-2026年春予定



|

2025年3月12日 (水)

横浜みなとみらい21地区 PRYME COAST みなとみらい 「ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい」が2026年前半にオープン!

Yokohamamm21250311
-PRYME COAST みなとみらい-

 横浜みなとみらい21地区では、「MM59街区」の東側の敷地Bの9,113.12㎡を「岡田ビル」が取得し、共同住宅、ホテル、商業施設が併設された複合施設を建設されました。

 「レジデンス棟」は、地上27階、地下1階、高さ97.70m、総戸数354戸(非分譲住戸49戸含む)、「ホテル棟」は、地上21階、地下1階、高さ約80m、客室数232室です。 

 レジデンス棟の正式名称は「BLUE HARBOR TOWER(ブルーハーバータワー) みなとみらい」で、ホテル棟は「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」となっています。

 「BLUE HARBOR TOWER みなとみらい」は、2017年4月上旬から入居開始、 「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」は、2017年6月30日にオープンしました。施設全体の名称は「PRYME COAST みなとみらい(プライムコーストみなとみらい)」です。

● ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらいにリブランド
 「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」は、2021年4月26日をもって営業を終了しました。その後、ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツが「ザ・スクエアホテル横浜みなとみらい」として2021年12月14日にを開業しました。「ザ・スクエアホテル横浜みなとみらい」は、2025年6月30日に運営を終了します。

 「三菱HCキャピタルリアルティ」と「ヒルトン」は、ヒルトンのフォーカス・サービスブランド「ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい」を開業することを発表しました。

 ヒルトン(2025/03/10)
 「ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい」 2026年前半に開業予定 関東初進出の「ヒルトン・ガーデン・イン」ブランドを展開し、横浜エリアのポートフォリオを拡充

 「ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい」は、2021年12月に開業したホテルをリブランドし、「ヒルトン・ガーデン・イン」ブランドとして国内で2軒目、関東では初進出となり、2026年前半の開業を目指しています。「ヒルトン・ガーデン・イン」は、世界64の国と地域で1,000軒以上のホテルを展開するフォーカス・サービスブランドです。

ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらいの概要
◆ 計画名-(仮称)MM59街区B区画開発計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目3番4(住居表示)
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島」駅徒歩7分、横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩9分、JR東海道本線他「横浜」駅徒歩16分
◆ 階数-地上21階、地下1階(ホテル棟)
◆ 高さ-約80m(ホテル棟)
◆ 敷地面積-9,113.12㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,372.58㎡(施設全体)
◆ 延床面積-61,576.32㎡(施設全体)、11,449.67㎡(ホテル延床面積)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造(ホテル棟)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-全232室
◆ 建築主-岡田ビル
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2014年11月30日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年03月
◆ オープン-2017年06月30日(ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい])
◆ リブランドオープン-2026年前半予定(ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい)


Yokohamamm21250312
「ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい」の予定地です。「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」としてオープン、「ザ・スクエアホテル横浜みなとみらい」として再オープンしました。


Yokohamamm21250313
最高部です。


Yokohamamm21250314
下層階の様子です。


Yokohamamm21250315
南西側から見た様子です。



|

2025年3月11日 (火)

品川区 地上30階、高さ約110m、総戸数約290戸の「戸越公園駅北地区第一種市街地再開発事業」 都市計画案の説明会を開催!

Tokyotogoshi250311
-戸越公園駅北地区第一種市街地再開発事業-

 品川区で計画が進む「戸越公園駅北地区第一種市街地再開発事業」の概要が明らかになりました。概要は、地上30階、地下1階、高さ約110m、延床面積約28,900㎡、総戸数約290戸の超高層タワーマンションです。都市計画案の説明会が、2025年3月16日(日)と3月17日(月)に開催されます。

 建設通信新聞(2025/03/07)
 戸越公園駅北地区再開発で都市計画案/規模は30階建て2.9万㎡/事業協力者に大成、東急

 引用資料 品川区・公式HP(PDF:2025/02/26)
 戸越公園駅北地区に関する都市計画案について

 品川区は、2025年3月14日(金)~3月28日(金)に都市計画案の縦覧を行い、2025年5月上旬に都市計画審議会に付議し、2025年5月下旬の都市計画決定を目指しています。施工区域は、品川区戸越五丁目7、10の約0.6haです。

 事業協力者には、「大成建設」と「東急」が参画しています。現時点でのスケジュールは、2026年度の事業認可、2027年度の解体着工を経て、再開発施設の建設を進め、2031年度の竣工を目指しています。

戸越公園駅北地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都品川区戸越五丁目7、10
◆ 交通-東急大井町線「戸越公園」駅
◆ 階数-地上30階、地下1階
◆ 高さ-約110m
◆ 敷地面積-約3,300㎡
◆ 建築面積-約1,900㎡
◆ 延床面積-約28,900㎡
◆ 容積対象面積-約19,900㎡
◆ 用途-共同住宅、店舗、駐車場等
◆ 総戸数-約290戸
◆ 建築主-戸越公園駅北地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-大成建設、東急
◆ 解体工事-2027年度予定
◆ 竣工-2031年度予定


Tokyotogoshi250312
「戸越公園駅北地区の課題」です。


Tokyotogoshi250313
「開発整備の方針」です。


Tokyotogoshi250314
「第一種市街地再開発事業の決定について」です。


Tokyotogoshi250315
「戸越公園駅北地区(戸越5‐10、5‐7) の位置」です。



|

«住友林業 2024年12月期の連結業績 住宅需要が旺盛なアメリカで好調 売上高が2兆円突破 2025年12月期も好調を維持する見通し!