102 経済ニュース

2024年8月19日 (月)

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(旧:ドンキホーテHD) 2024年6月期連結決算 売上高2兆円突破、35期連続の増収・営業増益!

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-PPIH-

 「PPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)」の本社は、東京都渋谷区道玄坂二丁目25番12号の「道玄坂通 dogenzaka-doriビル」にあります。1978年10月に西荻窪に雑貨店「泥棒市場」を開業、1989年3月に府中市に「ドン・キホーテ」1号店となる府中店をオープンしました。

 1995年9月に商号を「ドン・キホーテ」に変更しました。2013年12月に商号を「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」に変更し、純粋持株会社体制に移行しました。

 2007年10月に総合スーパーの「長崎屋」を連結子会社化、2019年1月には、総合スーパーの「ユニー」の株式を60%追加取得したことにより、「ユニー」を連結子会社(完全子会社)としました。これにより会社規模が一気に拡大しました。

 2000年代中頃までは、「ドン・キホーテ」はどちらかというと流通業界の「異端児」扱いでしたが、短期間で流通業界の「勝ち組」である凄い会社に成長しました。

● 売上高2兆円突破、35期連続の増収・営業増益!
 「PPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)」が2024年8月16日に発表した2024年6月期決算によると、売上高2兆950億7700万円(前年同期比8.2%増)、営業利益1401億9300万円(前年同期比33.2%増)となりました。

 売上高は国内小売業5社目の2兆円突破を達成しました。35期連続の増収と営業増益となっています。中期経営計画「Visionary2025」で掲げた売上高2兆円、営業利益1,200億円を1年前倒しで実現しました。

 国内事業は売上高1兆7630億6200万円(8.8%増)、営業利益は1366億600万円(41.7%増)です。訪日外国人観光客の増加に伴う免税売上高の増加やイベント需要の回復などにより、既存店売上高成長率は7.6%増でした。

 免税売上高は3倍の1,173億円(2024年6月期)、百貨店国内最大手の「三越伊勢丹ホールディングス」の1,088億円(2024年3月期)を超えています。国内外の食品から衣料、雑貨まで1カ所でそろう利便性のほか、強みとする深夜営業で特にナイトマーケット需要の受け皿となりました。


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2023年6月期の連結業績

 「PPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)」は、2024年8月16日に「2024年6月期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。売上高2,095,077百万円(前期比8.2%増)、営業利益140,193百万円(前期比33.2%増)と売上高・営業利益共に過去最高を記録しました。

 PPIH(PDF:2024/08/16)
 2024年6月期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2025年6月期の連結業績予想
 2025年6月期の連結業績予想(2024年7月1日~2025年6月30日)は、売上高2,220,000百万円(前年同期比6.0%増)、営業利益150,000百万円(前年同期比7.0%増)の業績予想をしています。売上高・営業利益共に過去最高を予想しています。

PPIHの連結決算(売上高/営業利益)
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1997年6月       14,625百万円        755百万円
1998年6月       24,481百万円      1,303百万円
1999年6月       45,715百万円      3,131百万円
2000年6月       73,402百万円      4,639百万円
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2001年6月       94,716百万円      6,011百万円
2002年6月      115,428百万円      6,916百万円
2003年6月      158,619百万円      9,165百万円
2004年6月      192,839百万円     10,611百万円
2005年6月      232,778百万円     10,814百万円
2006年6月      260,779百万円     11,854百万円
2007年6月      300,660百万円     13,586百万円
2008年6月      404,924百万円     15,981百万円
2009年6月      480,856百万円     17,172百万円
2010年6月      487,571百万円     21,067百万円
-----------------------------------------
2011年6月      507,661百万円     25,336百万円
2012年6月      540,255百万円     29,320百万円
2013年6月      568,377百万円     32,369百万円
2014年6月      612,424百万円     34,292百万円
2015年6月      683,981百万円     39,103百万円
2016年6月      759,592百万円     43,185百万円
2017年6月      828,798百万円     46,185百万円
2018年6月      941,508百万円     51,568百万円
2019年6月   1,328,874百万円     63,110百万円
2020年6月   1,681,947百万円     75,424百万円
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2021年6月   1,708,635百万円     81,306百万円
2022年6月   1,831,280百万円     88,688百万円
2023年6月   1,936,783百万円   105,259百万円
2024年6月   2,095,077百万円   140,193百万円

2025年6月期予想
2025年6月   2,220,000百万円   150,000百万円(会)
2025年6月   2,214,900百万円   158,650百万円(コ) 

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2024年8月19日時点の数値です。

 2019年6月期と2020年6月期に売上高が急激に増加しているのは、「ユニー」を連結子会社化したためです。連結子会社化が2019年1月と期中だったため、増加分が2019年6月期と2020年6月期に分散されました。



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2024年8月10日 (土)

JR東日本 怒涛の勢いで大規模オフィスビルを建設中 2024年3月期の不動産・ホテル事業の売上高4,058億円 大手不動産会社の7位に相当!

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-JR東日本(東日本旅客鉄道)-
 乃木坂46「チートデイ」のミュージックビデオが公開されましたが、撮影協力「シンガポール政府観光局」だけあってシンガポールの魅力が満載です。YouTubeのコメント欄で知ったのですが、公開日の8月9日はシンガポールの建国記念日だったんですね。
 
 YouTube → 乃木坂46『チートデイ』

 1987年4月1日に、「国鉄」は115年の歴史に幕を閉じて分割・民営化されました。北から「JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州」そして「JR貨物」のJR7社が発足しました。「国鉄清算事業団」が約25兆円の借金を引き継ぎました(写真提供読者さん)。

 2024年3月期の本州3社の売上高(営業利益)を比較すると、1位の「JR東日本」が売上高2,730,118百万円(営業利益345,161百万円)、2位の「JR東海」が売上高1,710,407百万円(営業利益607,381百万円)、3位の「JR西日本」が売上高1,635,023百万円(営業利益179,748百万円)となっています。

 「JR東日本」の2024年3月期の売上高2兆7301億円の内訳は、運輸約68%(1兆8536億円)、流通・サービス約14%(3,796億円)、不動産・ホテル約15%(4,058億円)、他約3%(910億円)です。

 ちなみに「JR東日本」の鉄道収入は約1兆6765億円です。内訳は新幹線約5,374億円、在来線約1兆1391億円となっています。関東圏の在来線は約1兆775億円です。

● 大手不動産会社の7位に相当!
 「JR東日本」の2024年3月期の不動産・ホテル事業は、売上高4,058億円、営業利益1,001億円となっています。大手不動産会社の売上高のランキングでは、6位の「ヒューリック」に次ぐ7位に相当します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/04/30)
 2024年3月期決算 および 経営戦略 説明資料

 「JR東日本」は当初は駅ビルやエキナカなど駅周辺に集中していましたが、ここ最近は怒涛の勢いで大規模オフィスビルを建設しています。他社が主導している大規模プロジェクトにも「共同事業」として積極的に参画しています。そのため大規模再開発プロジェクトで「JR東日本」の社名をよく見かけます。

不動産大手5社の2024年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 三井不動産-2,383,289百万円(339,690百万円)
2位 三菱地所-1,504,687百万円(278,627百万円)
3位 東急不動産HD-1,103,047百万円(120,238百万円)
4位 住友不動産-967,692百万円(254,666百万円)
5位 野村不動産HD-734,715百万円(112,114百万円)
6位 ヒューリック-446,383百万円(146,178百万円)
** JR東日本-4,058億円(1,001億円)
7位 東京建物-375,946百万円(70,508百万円)
8位 森ビル-360,400百万円(78,100万円百万円)
9位 森トラスト-262,903百万円(53,853万円百万円)
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参考 大和ハウス工業-5,202,919百万円(440,210百万円)
参考 積水ハウス-3,107,242百万円(270,956百万円)

(備考)「三井不動産、三菱地所、東急不動産HD、住友不動産、野村不動産HD)」は2024年3月期決算、「ヒューリック、東京建物」は2023年12月期決算の数値です。「森ビル」と「森トラスト」は2024年3月期決算です。「森ビル」と「森トラスト」は非上場企業ですが、上場企業の「決算短信」に相当する資料を発表しています。


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TAKANAWA GATEWAY CITY

 JR東日本の最大のプロジェクトは「TAKANAWA GATEWAY CITY」です。総延床面積約845,000㎡、予定事業費約6,000億円、営業収益見込み約570億円の巨大プロジェクトです。


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「今後の主な開発(生活ソリューション)(1)」です。


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「今後の主な開発(生活ソリューション)(2)」です。



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2024年6月 2日 (日)

アメリカの半導体大手「エヌビディア(NVIDIA)」 驚異的な好決算が続く 第2四半期から新型AI半導体「Blackwell」生産出荷開始!

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-エヌビデア(NVIDIA)-
 「椎名林檎」はPerfumeの「のっち(大本彩乃)」が20年来の推しで、猛烈なアプローチにより5月29日にリリースしたニューアルバムが実現した。と聞いて驚きました。「Perfume」のファンなのでちょっと嬉しいです。

 アメリカの半導体大手「エヌビディア(NVIDIA)」の本社所在地は「2788 San Tomas Expressway Santa Clara, CA 95051 USA」です。「シリコンバレー」のど真ん中であるカリフォルニア州サンタクララにあります。「ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港」のすぐ西側です。「アップル」の本社とも比較的近いです(Googleマップの衛星写真を引用)。

 「エヌビディア」は、超絶に凄い好決算が続いているので株価が急騰して、アメリカ企業での時価総額は、「アルファベット(Googleの持ち株会社)や「アマゾン・ドット・コム」を抜き、「マイクロソフト」、「アップル」に次ぐ3位まで急上昇しています。

 「エヌビディア」が得意とする「GPU(Graphics Processing Unit)」は、画像処理に特化した演算装置あるいはプロセッサです。最近は、生成AIのプロセッサとして注目されています。生成AIは文章や画像などを生成できる技術で、「ChatGPT(チャットGPT)」などの話題の技術の基礎となっています。

 元々「GPU」は、ゲーミング市場が中心でしたが、今は「データセンター」向けが圧倒的に多いです。「データセンター」のサーバーに大量の「GPU」が採用されています。

● 第2四半期から新型AI半導体「Blackwell」生産出荷開始!
 成長を牽引するのが超高性能GPU「H100」です。エヌビディアはファブレス企業(自社で製造せず、半導体の開発・設計に特化)です。「H100」は、台湾の「TSMC」の4ナノラインで製造されています。

 第2四半期(2024年5月~7月)には、更に高性能な「H200」と新型AI半導体「Blackwell」の生産出荷開始予定です。次世代の主力である「Blackwell」は、研究開発費が約100億ドル(日本円で約1兆5000億円)と言われています。

 ちなみに「H100」は800億トランジスタですが、「Blackwell」は2080億トランジスタです。台湾の「TSMC」の4ナノラインで製造されます。「Blackwell」は、研究開発費も性能も桁違いて、もはや他社は追従不可能な異次元レベルの「超高性能GPU」です。

 エヌビディア 公式ホームページ
   NVIDIA Blackwell アーキテクチャ 新たな産業革命のエンジン



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エヌビディアの連結決算
 「エヌビディア」は、1993年4月5日に設立されました。設立から約31年で、「(1)マイクロソフト、(2)アップル」に次ぐ時価総額を誇る超優良企業に成長しました。2024年5月31日の終値時点での時価総額は2,696,790,025.00千ドルです。1$=157円と仮定して約423兆円です。凄すぎる・・・

エヌビディアの連結決算(売上高/営業利益) 
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2011年1月     3,543,309千ドル      255,747千ドル
2012年1月     3,997,930千ドル      648,299千ドル
2013年1月     4,280,159千ドル      648,239千ドル
2014年1月     4,130,162千ドル      496,227千ドル
2015年1月     4,681,507千ドル      758,989千ドル
2016年1月     5,010,000千ドル      747,000千ドル
2017年1月     6,910,000千ドル    1,934,000千ドル  
2018年1月     9,714,000千ドル    3,210,000千ドル
2019年1月   11,716,000千ドル    3,896,000千ドル
2020年1月   10,918,000千ドル    2,846,000千ドル
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2021年1月   16,675,000千ドル    4,532,000千ドル
2022年1月   26,914,000千ドル   10,041,000千ドル
2023年1月   26,974,000千ドル    4,224,000千ドル 
2024年1月   60,922,000千ドル  32,972,000千ドル

2024年1月期の各四半期別の(売上高/営業利益)
第1四半期(02月~04月)     71.92億ドル     21.40億ドル
第2四半期(05月~07月)   135.07億ドル     68.00億ドル
第3四半期(08月~10月)   181.20億ドル   104.17億ドル
第4四半期(11月~01月)   221.03億ドル   136.15億ドル

2025年1月期の各四半期別の(売上高/営業利益)

第1四半期(02月~04月)   260.44億ドル   169.09億ドル
第2四半期(05月~07月)   280.00億ドル   169.00億ドル(予想)
第3四半期(08月~10月)   
第4四半期(11月~01月)

インテルの連結決算(売上高/営業利益)
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2010年12月   43,623,000千ドル   15,588,000千ドル
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2011年12月   53,999,000千ドル   17,477,000千ドル
2012年12月   53,341,000千ドル   14,638,000千ドル
2013年12月   52,708,000千ドル   12,291,000千ドル
2014年12月   55,870,000千ドル   15,347,000千ドル
2015年12月   55,355,000千ドル   14,002,000千ドル
2016年12月   59,387,000千ドル   12,874,000千ドル
2017年12月   62,761,000千ドル   17,936,000千ドル
2018年12月   70,848,000千ドル   23,316,000千ドル
2019年12月   71,965,000千ドル   22,035,000千ドル
2020年12月   77,867,000千ドル   23,678,000千ドル
-----------------------------------------
2021年12月   79,024,000千ドル   19,456,000千ドル
2022年12月   63,054,000千ドル     2,334,000千ドル
2023年12月   54,228,000千ドル         93,000千ドル

 圧倒的王者だった「インテル」を「エヌビディア」が一気に抜き去りました。凄い企業が誕生して、逆転が起きるのがアメリカの凄いところですね。アメリカ企業のライバルはアメリカ企業、他国は手も足も出ない状況になりつつあります。



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2024年5月22日 (水)

不動産大手9社 2024年3月期の決算が出揃う 「麻布台ヒルズ」や「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が新規稼働で「森ビル」が急伸!

Tokyotrading220811
-不動産大手5社-
 不動産大手5社(三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産ホールディングス、野村不動産ホールディングス)の2024年3月期決算短信が出揃いました。2024年4月25日に「野村不動産ホールディングス」、5月9日に「住友不動産」、5月10日に「三井不動産、三菱地所、東急不動産ホールディングス」の決算発表がありました。

● 森ビルが急伸!
 「麻布台ヒルズ」や「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が新規稼働した「森ビル」の決算に皆さんも興味があると思います。2024年5月21日に2024年3月期の連結業績が発表されました。

 森ビル(PDF:2024/05/21)
 森ビル株式会社 2024年3月期 決算報告 

 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績は、営業収益3,604億円(前期比26.2%増)、営業利益781億円(前期比23.3%増)と急伸しました。「麻布台ヒルズ」や「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の開業効果絶大ですね!

不動産大手5社の2025年3月期連結決算予想(売上高/営業利益)
1位 三井不動産-売上高2,600,000百万円(340,000百万円)
2位 三菱地所-1,596,000百万円(300,000百万円)
3位 東急不動産HD-1,130,000百万円(130,000百万円) 
4位 住友不動産-1,000,000百万円(267,000百万円)
5位 野村不動産HD-790,000百万円(114,000百万円)
6位 ヒューリック-505,875百万円(154,400百万円)
7位 東京建物-495,000百万円(75,000万円百万円)
8位 森ビル-377,000百万円(79,000万円百万円)
9位 森トラスト-285,000百万円(54,000万円百万円)
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参考 大和ハウス工業-5,250,000百万円(400,000百万円)
参考 積水ハウス-3,342,000百万円(280,000百万円)

(備考)「三井不動産、三菱地所、東急不動産HD、住友不動産、野村不動産HD)」は2025年3月期決算予想、「ヒューリック、東京建物」は2024年12月期決算予想の数値です。「ヒューリック」のみアナリスト予想(コンセンサス)です。「森ビル」と「森トラスト」は2025年3月期決算予想です。「森ビル」と「森トラスト」は非上場企業ですが、上場企業の「決算短信」に相当する資料を発表しています。

不動産大手5社の2024年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 三井不動産-2,383,289百万円(339,690百万円)
2位 三菱地所-1,504,687百万円(278,627百万円)
3位 東急不動産HD-1,103,047百万円(120,238百万円)
4位 住友不動産-967,692百万円(254,666百万円)
5位 野村不動産HD-734,715百万円(112,114百万円)
6位 ヒューリック-446,383百万円(146,178百万円)
7位 東京建物-375,946百万円(70,508百万円)
8位 森ビル-360,400百万円(78,100万円百万円)
9位 森トラスト-262,903百万円(53,853万円百万円)
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参考 大和ハウス工業-5,202,919百万円(440,210百万円)
参考 積水ハウス-3,107,242百万円(270,956百万円)

(備考)「三井不動産、三菱地所、東急不動産HD、住友不動産、野村不動産HD)」は2024年3月期決算、「ヒューリック、東京建物」は2023年12月期決算の数値です。「森ビル」と「森トラスト」は2024年3月期決算です。「森ビル」と「森トラスト」は非上場企業ですが、上場企業の「決算短信」に相当する資料を発表しています。


Tokyocompany220511
売上高1位 三井不動産

 「三井不動産」の2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績は、売上高2,383,289百万円(前年比+5.0%)、営業利益339,690百万円(前年比+11.2%)です。

 三井不動産(PDF:2024/05/10)
 2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) 

● 2025年3月期の連結業績予想
 2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,600,000百万円(前年比+9.1%)、営業利益340,000百万円(前年比+0.1%)となっています。


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売上高2位 三菱地所

 「三菱地所」の2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績は、売上高1,504,687百万円(前年比+9.2%)、営業利益278,627百万円(前年比△6.1%)です。

 三菱地所(PDF:2024/05/10)
 2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2025年3月期の連結業績予想
 2025年3月期(2024年4月1日~2025年4月31日)の連結業績予想は、売上高1,596,000百万円(前年比+6.1%)、営業利益300,000百万円(前年比+7.7%)となっています。


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売上高3位 東急不動産ホールディングス
 「東急不動産ホールディングス」の2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績は、売上高1,103,047百万円(前年比+9.7%)、営業利益120,238百万円(前年比+8.9%)です。

 東急不動産ホールディングス(PDF:2024/05/10)
 2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2025年3月期の連結業績予想
 2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,130,000百万円(前年比+2.4%)、営業利益130,000百万円(前年比+8.1%)となっています。


Tokyocompany220513
売上高4位 住友不動産
 「住友不動産」の2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績は、売上高967,692百万円(前年比+3.0%)、営業利益254,666百万円(前年比+5.6%)です。

 住友不動産(PDF:2024/05/09)
 2024年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2025年3月期の連結業績予想
 2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,000,000百万円(前年比+3.3%)、営業利益267,000百万円(前年比+4.8%)となっています。


Tokyocompany220515
売上高5位 野村不動産ホールディングス

 「野村不動産ホールディングス」の2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績は、売上高734,715百万円(前年比+ 12.2%)、営業利益112,114百万円(前年比+12.6%)です。

 野村不動産ホールディングス(PDF:2024/04/25)
 2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2025年3月期の連結業績予想
 2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の連結業績予想は、売上高790,000百万円(前年比+7.5%)、営業利益114,000百万円(前年比+1.7%)となっています。


Tokyocompany220516
売上高6位 ヒューリック
 「ヒューリック」の2023年12月期(2023年1月1日~2023年12月31日)の連結業績は、売上高446,383百万円(前年比△14.7%)、営業利益146,178百万円(前年比+15.8%)です。

 ヒューリック(PDF:2024/01/30)
 2023年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年12月期の連結業績予想(コンセンサス)
 2024年12月期(2024年1月1日~2024年12月31日)の連結業績予想は、売上高505,875百万円(前年比+13.3%)、営業利益154,400百万円(前年比+5.6%)となっています。「ヒューリック」は、売上高予想を発表していません。そのため「アナリスト予想(コンセンサス)」です。


Tokyocompany220517
売上高7位 東京建物

 「東京建物」の2023年12月期(2023年1月1日~2023年12月31日)の連結業績は、売上高375,946百万円(前年比+7.4%)、営業利益70,508百万円(前年比+9.4%)です。

 東京建物(PDF:2023/02/13)
 2023年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年12月期の連結業績予想
 2024年12月期(2024年1月1日~2024年12月31日)の連結業績予想は、売上高495,000百万円(前年比+31.7%)、営業利益75,000
百万円(前年比+6.4%)となっています。



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2024年5月16日 (木)

スーパーゼネコン5社(鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設、竹中工務店) 2024年3月期の決算が出揃う 清水建設が株式上場以来初めて営業赤字 

Tokyotrading220811
-スーパーゼネコン5社-
 スーパーゼネコンは、「鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設、竹中工務店(売上高順)」の5社を指します。「鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設」は上場企業ですが、「竹中工務店」は非上場企業です。

 非上場企業の「竹中工務店」を除く、スーパーゼネコン4社の2024年3月期決算短信が出揃いました。2024年5月13日に「大林組、清水建設大成建設」、5月14日に「鹿島建設」の決算発表がありました。建設業界は、原材料価格の高騰などの影響を受けて、経営環境は厳しい状況が続いています。

 ここ数年は「鹿島建設」の強さが際立っています。それを「大林組」が懸命に追う構図になっています。マンション建設に特化した「長谷工コーポレーション」は、売上高が1兆円を超えて、スーパーゼネコンに次ぐ位置を確保しています。

● 清水建設が株式上場以来初めて営業赤字
 「清水建設」の2024年3月期連結決算は営業損益が24,685百万円の赤字でした。上場以来、通期の営業赤字は初めてです。建築事業の完成工事利益率が大幅に悪化することが響きました。国内の複数の大型の建築工事で契約・着工から資材調達までの期間が長期化している間に資材が高騰しました。

5社の2025年3月期連結決算予想(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-2,780,000百万円(132,000百万円)
2位 大林組-2,510,000百万円(93,000百万円)
3位 大成建設-1,990,000百万円(87,000百万円)
4位 清水建設-1,800,000百万円(41,000百万円)
5位 竹中工務店-1,562,500百万円(29,500百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,180,000百万円(82,000百万円)
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参考 大和ハウス工業-5,250,000百万円(400,000百万円)
参考 積水ハウス-3,342,000百万円(280,000百万円)

5社の2024年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-2,665,175百万円(136,226百万円)
2位 大林組-2,325.162百万円(79,391百万円)
3位 清水建設-2,005,518百万円(△24,685百万円)
4位 大成建設-1,765,023百万円(26,480百万円)
5位 竹中工務店-1,612,400百万円(45,600百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,094,421百万円(85,747百万円)
--------------------------------------------------
参考 大和ハウス工業-5,202,919百万円(440,210百万円)
参考 積水ハウス-3,107,242百万円(270,956百万円)

(備考)「鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設、長谷工コーポレーション」は3月決算です。「竹中工務店」は12月決算です。「積水ハウス」は1月決算です。「竹中工務店」は非上場企業ですが、上場企業の「決算短信」に相当する「決算概要」を発表しています。


Generalcontractor220511
売上高1位 鹿島建設
 「鹿島建設」の2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績は、売上高2,665,175百万円(前年比+11.4%)、営業利益136,226百万円(前年比+10.3%)です。

 鹿島建設(PDF:2024/05/14)
 2024年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2025年3月期の連結業績予想
 2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,780,000百万円(前年比+4.3%)、営業利益132,000百万円(前年比△3.1%)となっています。


Generalcontractor220512
売上高2位 大林組

 「大林組」の2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績は、売上高2,325,162百万円(前年比+17.2%)、営業利益79,381百万円(前年比△15.4%)です。

 大林組(PDF:2024/05/13)
 2024年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2025年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,510,000百万円(前年比+7.9%)、営業利益93,000百万円(前年比+17.2%)となっています。


Generalcontractor220514
売上高3位 清水建設

 「清水建設」の2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績は、売上高2,005,518百万円(前年比+3.7%)、営業利益△24,685百万円(前年比--)です。

 清水建設(PDF:2024/05/13)
 2023年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2025年3月期の連結業績予想
 2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,800,000百万円(前年比△10.2%)、営業利益41,000百万円(前年比--)となっています。


Generalcontractor220513
売上高4位 大成建設

 「大成建設」の2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績は、売上高1,765,023百万円(前年比+7.4%)、営業利益26,480百万円(前年比△51.6%)です。

 大成建設(PDF:2024/05/13)  
 2024年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2025年3月期の連結業績予想
 2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,990,000百万円(前年比+12.7%)、営業利益87,000百万円(前年比+228.5%)となっています。


Generalcontractor220515
売上高5位 竹中工務店

 「竹中工務店」の2023年12月期(2023年1月1日~2023年12月31日)の連結業績は、売上高1,612,400百万円(前年比+17.2%)、営業利益45,600百万円(前年比+61.2%)です。

 竹中工務店(2024/02/28)
 2023年度(第86期)決算概要 及び 次期業績見通し

● 2024年12月期の連結業績予想
 2024年12月期(2024年1月1日~2024年12月31日)の連結業績予想は、売上高1,562,500百万円(前年比△3.1%)、営業利益29,500百万円(前年比△35.4%)となっています。


Tokyohaseko230811
売上高6位 長谷工コーポレーション

 「長谷工コーポレーション」の2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績は、売上高1,094,421百万円(前年比+6.5
%)、営業利益85,747百万円(前年比△4.9%)です。

 鹿島建設(PDF:2024/05/10)
 2024年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2025年3月期の連結業績予想
 2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,180,000百万円(前年比+7.8%)、営業利益82,000百万円(前年比△4.4%)となっています。



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2024年2月27日 (火)

スーパーゼネコン(鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設) 2024年3月期第3四半期決算短信が出揃う 「清水建設」が株式上場以来初めて営業赤字

Tokyotrading220811
-スーパーゼネコン5社-
 スーパーゼネコンは、「鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設、竹中工務店(売上高順)」の5社を指します。「鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設」は上場企業ですが、「竹中工務店」は非上場企業です。

 非上場企業の「竹中工務店」を除く、スーパーゼネコン4社の2024年3月期第3四半期決算短信が出揃いました。2024年2月5日に「大林組」、2月8日に「清水建設、大成建設」、2月13日に「鹿島建設」の決算発表がありました。建設業界は、原材料価格の高騰などの影響を受けて、経営環境は厳しい状況が続いています。

 ここ数年は「鹿島建設」の強さが際立っています。それを「大林組」が懸命に追う構図になっています。マンション建設に特化した「長谷工コーポレーション」は、売上高が1兆円を超えて、スーパーゼネコンに次ぐ位置を確保しています。

● 清水建設が株式上場以来初めて営業赤字
 「清水建設」の2024年3月期の連結営業損益が330億円の赤字になる見通しです。従来予想の575億円の黒字から905億円下振れします。営業赤字は1962年の株式上場以来初めてとなります。

 建築事業の完成工事利益率が大幅に悪化する見込みとなったことが響きました。国内の複数の大型の建築工事で契約・着工から資材調達までの期間が長期化している間に資材が高騰しました。今後も労務費上昇が響き多額の工事損失の発生が見込まれます。

5社の2024年3月期連結決算予想(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-2,610,000百万円(144,000百万円)
2位 大林組-2,280,000百万円(74,000百万円)
3位 清水建設-1,980,000百万円(△33,000百万円)
4位 大成建設-1,690,000百万円(64,000百万円)
5位 竹中工務店-1,490,000百万円(27,000百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,080,000百万円(88,000百万円)
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参考 大和ハウス工業-5,020,000百万円(385,000百万円)
参考 積水ハウス-3,080,000百万円(265,000百万円)

5社の2023年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-2,391,579百万円(123,526百万円)
2位 大林組-1,983,888百万円(93,800百万円)
3位 清水建設-1,933,814百万円(54,647百万円)
4位 大成建設-1,642,712百万円(54,740百万円)
5位 竹中工務店-1,375,400百万円(28,300百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,027,277百万円(90,162百万円)
--------------------------------------------------
参考 大和ハウス工業-4,908,199百万円(465,370百万円)
参考 積水ハウス-2,928,835百万円(261,489百万円)

(備考)「鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設、長谷工コーポレーション」は3月決算です。「竹中工務店」は12月決算です。「積水ハウス」は1月決算です。「竹中工務店」は非上場企業ですが、上場企業の「決算短信」に相当する「決算概要」を発表しています。


Generalcontractor220511
売上高1位 鹿島建設
 「鹿島建設」の2024年3月期第3四半期(2023年4月1日~2023年12月31日)の連結業績は、売上高1,994,626百万円(前年比+13.8%)、営業利益102,115百万円(前年比+9.5%)です。

 鹿島建設(PDF:2024/02/13)
 2024年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,610,000百万円(前年比+9.1%)、営業利益144,000百万円(前年比+16.6%)となっています。


Generalcontractor220512
売上高2位 大林組

 「大林組」の2024年3月期第3四半期(2023年4月1日~2023年12月31日)の連結業績は、売上高1,701,549百万円(前年比+18.1%)、営業利益51,208百万円(前年比△22.1%)です。

 大林組(PDF:2024/02/05)
 2024年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,280,000百万円(前年比+14.9%)、営業利益74,000百万円(前年比△21.1%)となっています。


Generalcontractor220514
売上高3位 清水建設

 「清水建設」の2024年3月期第3四半期(2023年4月1日~2023年12月31日)の連結業績は、売上高1,448,513百万円(前年比+9.7%)、営業利益△51,953百万円(前年比--%)です。

 清水建設(PDF:2024/02/08)
 2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,980,000百万円(前年比+2.4%)、営業利益△33,000百万円(前年比--%)となっています。


Generalcontractor220513
売上高4位 大成建設

 「大成建設」の2024年3月期第3四半期(2023年4月1日~2023年12月31日)の連結業績は、売上高1,146,324百万円(前年比+3.8%)、営業利益17,512百万円(前年比△58.2%)です。

 大成建設(PDF:2024/02/08)
 2024年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,690,000百万円(前年比+2.9%)、営業利益64,000百万円(前年比+16.9%)となっています。


Generalcontractor220515
売上高5位 竹中工務店

 「竹中工務店」は、非上場企業のため四半期ごとの決算は発表していません。

 竹中工務店(2023/02/27)
 2022年度(第85期)決算概要 及び 次期業績見通し

● 2023年12月期の連結業績予想
 2023年12月期(2023年1月1日~2023年12月31日)の連結業績予想は、売上高1,490,000百万円(前年比+8.3%)、営業利益27,000百万円(前年比△4.7%)となっています。


Tokyohaseko230811
売上高6位 長谷工コーポレーション

 「長谷工コーポレーション」の2024年3月期第3四半期(2023年4月1日~2023年12月31日)の連結業績は、売上高768,852百万円(前年比+8.8%)、営業利益61,439百万円(前年比+8.6%)です。

 長谷工コーポレーション(PDF:2024/02/09)
 2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,080,000百万円(前年比+5.1%)、営業利益88,000百万円(前年比△2.4%)となっています。



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2024年2月26日 (月)

アメリカの半導体大手「エヌビディア(NVIDIA)」が驚異的な好決算! 圧倒的王者だった「インテル」を2023年期の売上高で遂に抜いた!

Nvidia230811
-エヌビディア(NVIDIA)-
 アメリカの半導体大手「エヌビディア(NVIDIA)」の本社所在地は「2788 San Tomas Expressway Santa Clara, CA 95051 USA」です。「シリコンバレー」のど真ん中であるカリフォルニア州サンタクララにあります。「ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港」のすぐ西側です。「アップル」の本社とも比較的近いです(Googleマップの衛星写真を引用)。

 「エヌビディア」は、2024年2月21日に2024年1月第4四半期決算(2023年11月~2024年1月)を発表しましたが、超絶に凄い好決算だったので株価が急騰して、アメリカ企業での時価総額は、「アマゾン・ドット・コム」や「アルファベット」を抜き、「マイクロソフト」、「アップル」に次ぐ3位まで急上昇しています。

 2024年1月第4四半期決算(2023年11月~2024年1月)では、売上高が前年同期比165.3%増の221.03億ドル(1$=150円と仮定して約3兆3150億円)、営業利益が前年同期比883.1%増の136.15億ドル(1$=150円と仮定して約2兆400億円)となり、いずれも過去最高を更新しました。営業利益率は驚異的な61.6%です。

 2024年1月期通期(2023年2月~2024年1月)では、売上高60,922,000千ドル(1$=150円と仮定して約9兆1300億円)、営業利益32,972,000千ドル(1$=150円と仮定して約4兆9400億円)となり、いずれも過去最高を更新しました。営業利益率は驚異的な54.1%です。

● 急成長を牽引する超高性能GPU「H100」
 「エヌビディア」が得意とする「GPU(Graphics Processing Unit)」は、画像処理に特化した演算装置あるいはプロセッサです。最近は、生成AIのプロセッサとして注目されています。生成AIは文章や画像などを生成できる技術で、「ChatGPT(チャットGPT)」などの話題の技術の基礎となっています。

 元々「GPU」は、ゲーミング市場が中心でしたが、今は「データセンター」向けが圧倒的に多いです。「データセンター」のサーバーに大量の「GPU」が採用されています。

 成長を牽引するのが超高性能GPU「H100」です。エヌビディアはファブレス企業(自社で製造せず、半導体の開発・設計に特化)です。「H100」は、台湾の「TSMC」の4ナノラインで製造されています。「H100」は非常に高価ですが、各社が競って購入しています。ちなみに「H100」の1基の価格が、日本円で500万円~600万円と言われていますす。

 エヌビディア
 NVIDIA H100 Tensor コア GPU

 2024年の第2四半期にはH100の拡張版「H200」を出荷開始予定、その次にH200の上位機種「GH200」、更にその次にはH100の次世代機の出荷開始が計画されています。


Nvidia230812

エヌビディアの連結決算
 「エヌビディア」は、1993年4月5日に設立されました。設立から約31年で、「(1)マイクロソフト、(2)アップル、(3)サウジアラムコ、(4)エヌビディア、(5)アマゾン・ドット・コム、(6)アルファベット、(7)メタ・プラットフォームズ」と世界4位の時価総額を誇る超優良企業に成長しました。2024年2月23日の終値時点での時価総額は1,946,779,900.00千ドルです。1$=150円と仮定して約292兆円です。凄すぎる・・・

エヌビディアの連結決算(売上高/営業利益) 
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2011年1月     3,543,309千ドル      255,747千ドル
2012年1月     3,997,930千ドル      648,299千ドル
2013年1月     4,280,159千ドル      648,239千ドル
2014年1月     4,130,162千ドル      496,227千ドル
2015年1月     4,681,507千ドル      758,989千ドル
2016年1月     5,010,000千ドル      747,000千ドル
2017年1月     6,910,000千ドル    1,934,000千ドル  
2018年1月     9,714,000千ドル    3,210,000千ドル
2019年1月   11,716,000千ドル    3,896,000千ドル
2020年1月   10,918,000千ドル    2,846,000千ドル
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2021年1月   16,675,000千ドル    4,532,000千ドル
2022年1月   26,914,000千ドル   10,041,000千ドル
2023年1月   26,974,000千ドル    4,224,000千ドル 
2024年1月   60,922,000千ドル  32,972,000千ドル

2024年1月期の各四半期別の売上高
第1四半期(02月~04月)     71.92億ドル
第2四半期(05月~07月)   135.07億ドル
第3四半期(08月~10月)   181.20億ドル
第4四半期(11月~01月)   221.03億ドル

● 2023年期に王者インテルの売上高で抜く!
 「エヌビディア」の2024年1月期の売上高が60,922,000千ドル( 1$=150円と仮定して約9兆1300億円)です。「インテル」の2023年12月期の売上高が54,228,000千ドル( 1$=150円と仮定して8兆1300億円)です。遂に売上高の逆転が起きました。

 アメリカで半導体の圧倒的王者であるインテルの売上高を抜く企業が現れるなんて夢にも思っていませんでした。凄い企業が次々と現れて既存の序列をあっという間に変えていくのがアメリカの強さの根源だと思います。

インテルの連結決算(売上高/営業利益)
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2010年12月   43,623,000千ドル   15,588,000千ドル
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2011年12月   53,999,000千ドル   17,477,000千ドル
2012年12月   53,341,000千ドル   14,638,000千ドル
2013年12月   52,708,000千ドル   12,291,000千ドル
2014年12月   55,870,000千ドル   15,347,000千ドル
2015年12月   55,355,000千ドル   14,002,000千ドル
2016年12月   59,387,000千ドル   12,874,000千ドル
2017年12月   62,761,000千ドル   17,936,000千ドル
2018年12月   70,848,000千ドル   23,316,000千ドル
2019年12月   71,965,000千ドル   22,035,000千ドル
2020年12月   77,867,000千ドル   23,678,000千ドル
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2021年12月   79,024,000千ドル   19,456,000千ドル
2022年12月   63,054,000千ドル     2,334,000千ドル
2023年12月   54,228,000千ドル         93,000千ドル



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2023年12月27日 (水)

日本製鉄 アメリカの鉄鋼大手「USスチール」を2兆円超で買収へ 粗鋼生産量は世界3位に 買収が実現するには多くの障壁が・・・

Tokyonipponsteel231211
-日本製鉄がUSスチールを買収-
 国内鉄鋼最大手の「日本製鉄」は2023年12月18日に、アメリカ鉄鋼大手の「USスチール」を買収することで、両社が合意したと発表しました。日本製鉄がUSスチール株を1株55ドルで全株取得して完全子会社にします。買収額は約141億ドル(約2兆円)という大型再編です。

 「USスチール」は、1901年に設立されたアメリカを代表する鉄鋼メーカーで、最盛期は世界最大の鉄鋼会社でした。2022年の粗鋼生産量は1400万トン余りとアメリカ国内で3位の規模となっています。この買収によって、日本製鉄の粗鋼生産量は、現在の世界4位から3位に浮上します。

 日本の成長企業を見ているとアメリカで成功している企業が非常に多いです。それ程にアメリカ市場は巨大で魅力的です。私的には、この買収が是非とも実現してほしいですが、買収が実現するには多くの障壁があります。

 独占禁止法の観点からアメリカの規制当局の承認を得ることが必要です。さらに「全米鉄鋼労働組合(USW)」が買収に反対する声明を発表しています。アメリカ国内の外資系企業に対する目も厳しく、米議会では与野党の議員から反対の声が上がっています。

 仮に買収が実現しなくてもこの「積極果敢」な姿勢は評価出来ます。2000年代後半に当時の世界最大の鉄鋼会社「アルセロール・ミタル」の敵対的買収を恐れてビクビクと縮こまっていた頃とは別の会社のようです。


Tokyonipponsteel231212
日本製鉄
 「日本製鉄(NIPPON STEEL CORPORATION)」は、東京都千代田区丸の内二丁目6番1号の「丸の内パークビルディング」に本社を置く、日本最大手の鉄鋼メーカー(高炉メーカー)です。粗鋼生産量において日本国内最大手、世界4位です。

 2011年に「新日本製鐵」と「住友金属工業」の 合併基本計画を発表しました。2012年10月1日に「新日本製鐵」が株式交換により「住友金属工業」を完全子会社とした後、住友金属工業を吸収合併、商号を「新日鐵住金」に変更しました。

 2019年1月には「日新製鋼」を完全子会社化、2019年3月には「山陽特殊製鋼」を子会社化、そして2019年4月1日には商号を「日本製鉄」に変更しました。

日本製鉄の連結決算(売上高/営業利益)
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(日本基準)
1995年03月   2,881,097百万円     92,269百万円
1996年03月   2,954,869百万円   193,429百万円
1997年03月   3,061,288百万円   142,090百万円
1998年03月   3,076,531百万円   181,640百万円
1999年03月   2,759,409百万円     92,396百万円
2000年03月   2,680,611百万円   120,296百万円
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2001年03月   2,750,418百万円   162,644百万円
2002年03月   2,581,399百万円     73,044百万円
2003年03月   2,749,306百万円   142,961百万円
2004年03月   2,925,878百万円   224,475百万円
2005年03月   3,389,356百万円   429,948百万円
2006年03月   3,906,301百万円   576,319百万円
2007年03月   4,302,145百万円   580,097百万円
2008年03月   4,826,974百万円   545,580百万円
2009年03月   4,769,821百万円   342,930百万円
2010年03月   3,487,714百万円     32,005百万円
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2011年03月   4,109,774百万円   165,605百万円
2012年03月   4,090,936百万円     79,364百万円
2013年03月   4,389,922百万円     20,110百万円
2014年03月   5,516,180百万円   298,390百万円
2015年03月   5,610,030百万円   349,510百万円
2016年03月   4,907,429百万円   167,731百万円
2017年03月   4,632,890百万円   114,202百万円
2018年03月   5,668,663百万円   182,382百万円
(IFRS)
2019年03月   6,177,947百万円   265,111百万円
2020年03月   5,921,525百万円 △406,119百万円
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2021年03月   4,829,272百万円     11,381百万円
2022年03月   6,808,890百万円   840,901百万円
2023年03月   7,975,586百万円   883,646百万円

2024年03月期予想
2024年03月   9,000,000百万円   ----  (会)
2024年03月   9,047,420百万円   670,559百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2023年12月26日時点の数値です。



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2023年11月23日 (木)

不動産大手5社(三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産HD、野村不動産HD) 2024年3月期第2四半期決算短信が出揃う!

Tokyotrading220811
-不動産大手5社-
 不動産大手5社の2024年3月期第2四半期決算短信が出揃いました。2023年10月26日に「野村不動産ホールディングス」、11月7日に「東急不動産ホールディングス」、8月8日に「三井不動産」、8月9日に「三菱地所」、8月10日に「住友不動産」の決算発表がありました。

不動産大手5社の2024年3月期連結決算予想(売上高/営業利益)
1位 三井不動産-2,300,000百万円(335,000百万円)
2位 三菱地所-1,469,000百万円(264,000百万円)
3位 東急不動産HD-1,120,000百万円(115,000百万円) 
4位 住友不動産-970,000百万円(255,000百万円)
5位 野村不動産HD-750,000百万円(103,000百万円)

参考
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6位 ヒューリック-470,000百万円(143,000百万円)
7位 東京建物-375,000百万円(67,500百万円)

(備考)「三井不動産、三菱地所、東急不動産HD、住友不動産、野村不動産HD)」は2024年3月期決算、「ヒューリック、東京建物」は2023年12月期決算の数値です。「ヒューリック」のみアナリスト予想(コンセンサス)です。

不動産大手5社の2023年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 三井不動産-2,269,103百万円(305,405百万円)
2位 三菱地所-1,377,827百万円(296,702百万円)
3位 東急不動産HD-1,005,836百万円(110,410百万円)
4位 住友不動産-939,904百万円(241,274百万円)
5位 野村不動産HD-654,735百万円(99,598百万円)

参考
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6位 ヒューリック-523,424百万円(126,147百万円)
7位 東京建物-349,940百万円(64,478百万円)


Tokyocompany220511
売上高1位 三井不動産

 「三井不動産」の2024年3月期第2四半期(2023年4月1日~2023年9月30日)の連結業績は、売上高1,165,245百万円(前年比+10.2%)、営業利益179,734百万円(前年比+36.7%)です。

 三井不動産(PDF:2023/11/08)
 2024年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,300,000百万円(前年比+1.4%)、営業利益335,000百万円(前年比+9.7%)となっています。


Tokyocompany220512
売上高2位 三菱地所

 「三菱地所」の2024年3月期第2四半期(2023年4月1日~2023年9月30日)の連結業績は、売上高587,933百万円(前年比△1.1%)、営業利益90,314百万円(前年比△36.4%)です。

 三菱地所(PDF:2023/11/09)
 2024年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2023年4月31日)の連結業績予想は、売上高1,469,000百万円(前年比+6.6%)、営業利益264,000百万円(前年比△11.0%)となっています。


Tokyocompany220514
売上高3位 東急不動産ホールディングス
 「東急不動産ホールディングス」の2024年3月期第2四半期(2023年4月1日~2023年9月30日)の連結業績は、売上高490,696百万円(前年比+10.3%)、営業利益58,044百万円(前年比+26.5%)です。

 東急不動産ホールディングス(PDF:2023/11/07)
 2024年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,120,000百万円(前年比+11.4%)、営業利益115,000百万円(前年比+4.2%)となっています。


Tokyocompany220513
売上高4位 住友不動産
 「住友不動産」の2024年3月期第2四半期(2023年4月1日~2023年9月30日)の連結業績は、売上高505,243百万円(前年比+6.4%)、営業利益149,775百万円(前年比+8.5%)です。

 住友不動産(PDF:2023/11/10)
 2024年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高970,000百万円(前年比+3.2%)、営業利益255,000百万円(前年比+5.7%)となっています。


Tokyocompany220515
売上高5位 野村不動産ホールディングス

 「野村不動産ホールディングス」の2024年3月期第2四半期(2023年4月1日~2023年9月30日)の連結業績は、売上高368,318百万円(前年比+17.0%)、営業利益61,372百万円(前年比+25.5%)です。

 野村不動産ホールディングス(PDF:2023/10/26)
 2024年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高750,000百万円(前年比+14.5%)、営業利益103,000
百万円(前年比+3.4%)となっています。


Tokyocompany220516
売上高6位 ヒューリック
 「ヒューリック」の2023年12月期第3四半期(2023年1月1日~2023年9月30日)の連結業績は、売上高278,529百万円(前年比△30.2%)、営業利益90,950百万円(前年比+17.7%)です。

 ヒューリック(PDF:2023/10/27)
 2023年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2023年12月期の連結業績予想
 2023年12月期(2023年1月1日~2023年12月31日)の連結業績予想は、売上高470,000百万円(前年比△10.2%)、営業利益143,000百万円(前年比+13.3%)となっています。


Tokyocompany220517
売上高7位 東京建物

 「東京建物」の2023年12月期第3四半期(2023年1月1日~2023年9月30日)の連結業績は、売上高238,199百万円(前年比△11.3%)、営業利益43,078百万円(前年比△21.7%)です。

 東京建物(PDF:2023/11/09)
 2023年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2023年12月期の連結業績予想
 2023年12月期(2023年1月1日~2023年12月31日)の連結業績予想は、売上高375,000百万円(前年比+7.2%)、営業利益67,500百万円(前年比+4.7%)となっています。



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2023年11月15日 (水)

スーパーゼネコン(鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設) 2024年3月期第2四半期決算短信が出揃う 「鹿島建設」の強さが際立つ!

Tokyotrading220811
-スーパーゼネコン5社-
 非上場企業の「竹中工務店」を除く、スーパーゼネコン4社の2024年3月期第2四半期決算短信が出揃いました。2023年11月6日に「大林組」、11月7日に「清水建設」、11月13日に「鹿島建設、大成建設」の決算発表がありました。建設業界は、原材料価格の高騰などの影響を受けて、経営環境は厳しい状況が続いています。

 スーパーゼネコンは、「鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設、竹中工務店(売上高順)」の5社を指します。「鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設」は上場企業ですが、「竹中工務店」は非上場企業です。

 ここ数年は「鹿島建設」の強さが際立っています。それを「大林組」が懸命に追う構図になっています。マンション建設に特化した「長谷工コーポレーション」は、売上高が1兆円を超えて、スーパーゼネコンに次ぐ位置を確保しています。

5社の2024年3月期連結決算予想(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-2,610,000百万円(営業利益144,000百万円)
2位 大林組-2,280,000百万円(74,000百万円)
3位 清水建設-1,945,000百万円(57,500百万円)
4位 大成建設-1,690,000百万円(64,000百万円)
5位 竹中工務店-1,490,000百万円(27,000百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,080,000百万円(88,000百万円)
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参考 大和ハウス工業-5,020,000百万円(385,000百万円)
参考 積水ハウス-3,080,000百万円(265,000百万円)

5社の2023年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-2,391,579百万円(123,526百万円)
2位 大林組-1,983,888百万円(93,800百万円)
3位 清水建設-1,933,814百万円(54,647百万円)
4位 大成建設-1,642,712百万円(54,740百万円)
5位 竹中工務店-1,375,400百万円(28,300百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,027,277百万円(90,162百万円)
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参考 大和ハウス工業-4,908,199百万円(465,370百万円)
参考 積水ハウス-2,928,835百万円(261,489百万円)

(備考)「鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設、長谷工コーポレーション」は3月決算です。「竹中工務店」は12月決算です。「積水ハウス」は1月決算です。「竹中工務店」は非上場企業ですが、上場企業の「決算短信」に相当する「決算概要」を発表しています。


Generalcontractor220511
売上高1位 鹿島建設
 「鹿島建設」の2024年3月期第2四半期(2023年4月1日~2023年9月30日)の連結業績は、売上高1,305,802百万円(前年比+14.8%)、営業利益66,439百万円(前年比+2.4%)です。

 鹿島建設(PDF:2023/11/13)
 2024年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,610,000百万円(前年比+9.1%)、営業利益144,000百万円(前年比+16.6%)となっています。


Generalcontractor220512
売上高2位 大林組

 「大林組」の2024年3月期第2四半期(2023年4月1日~2023年9月30日)の連結業績は、売上高1,081,360百万円(前年比+17.0%)、営業利益30,843百万円(前年比△26.2%)です。

 大林組(PDF:2023/11/06)
 2024年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,280,000百万円(前年比+14.9%)、営業利益74,000百万円(前年比△21.1%)となっています。


Generalcontractor220514
売上高3位 清水建設

 「清水建設」の2024年3月期第2四半期(2023年4月1日~2023年9月30日)の連結業績は、売上高936,878百万円(前年比+13.4%)、営業利益165百万円(前年比△98.5%)です。

 清水建設(PDF:2023/11/07)
 2024年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,945,000百万円(前年比+0.6%)、営業利益57,500百万円(前年比+5.2%)となっています。


Generalcontractor220513
売上高4位 大成建設

 「大成建設」の2024年3月期第2四半期(2023年4月1日~2023年9月30日)の連結業績は、売上高738,133百万円(前年比+2.7%)、営業利益13,069百万円(前年比△41.7%)です。

 大成建設(PDF:2023/11/13)
 2024年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,690,000百万円(前年比+2.9%)、営業利益64,000百万円(前年比+16.9%)となっています。


Generalcontractor220515
売上高5位 竹中工務店

 「竹中工務店」は、非上場企業のため四半期ごとの決算は発表していません。

 竹中工務店(2023/02/27)
 2022年度(第85期)決算概要 及び 次期業績見通し

● 2023年12月期の連結業績予想
 2023年12月期(2023年1月1日~2023年12月31日)の連結業績予想は、売上高1,490,000百万円(前年比+8.3%)、営業利益27,000百万円(前年比△4.7%)となっています。


Tokyohaseko230811
売上高6位 長谷工コーポレーション

 「長谷工コーポレーション」の2024年3月期第2四半期(2023年4月1日~2023年9月30日)の連結業績は、売上高523,006百万円(前年比+17.1%)、営業利益43,276百万円(前年比+14.8%)です。

 長谷工コーポレーション(PDF:2023/11/10)
 2024年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,080,000百万円(前年比+5.1%)、営業利益88,000百万円(前年比△2.4%)となっています。



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