M&Aで急成長 「品川インターシティ C棟」に本社を移転した家電量販店の「ノジマ」 2026年3月期決算を発表 2027年3月期は売上高1兆円に!
-ノジマ-
「ノジマ」の本社は、東京都港区港南二丁目15-3の「品川インターシティ C棟」の23階~30階(23階受付)にあります。本社は横浜市の「JR横浜タワー」にありましたが、「品川インターシティ」に移転し、2026年3月2日から新本部が稼働しています。携帯キャリアショップ運営大手の「ITX、コネクシオ」やパソコンメーカーの「VAIO」など傘下の約10社の管理部門も順次移転しました。
「ノジマ」の店舗は、2026年5月10日現在で「東京都(70店舗)、神奈川県(68店舗)、埼玉県(35店舗)、千葉県(32店舗)、静岡県(20店舗)、新潟県(9店舗)、山梨県(6店舗)、茨城県(4店舗)、長野県(3店舗)」に出店しています。「ヤマダデンキ」の金城湯池である「群馬県、栃木県」には店舗がありません。
家電量販店の大手と言えば、売上高順に「ヤマダデンキ(群馬県高崎市)、ビックカメラ(東京都豊島区)、ヨドバシカメラ(東京都新宿区)、エディオン(大阪市北区)、ケーズデンキ(茨城県水戸市)」の5社をイメージすると思いますが、「ノジマ」はM&Aで異業種の買収を進めて売上高が急増してライバルを「ごぼう抜き」しています。
「ノジマ」は積極的なM&Aで知られています。携帯キャリアショップ運営大手の「コネクシオ」、インターネット事業の「ニフティ」、パソコン製造の「VAIO」などを傘下に収めました。2024年現在では家電販売の売上比率が4割未満となっています。
● 日立製作所の白物家電事業を買収!
「ノジマ」は2026年4月21日に、「日立製作所」の白物家電事業を1,100億円で買収すると発表しました。買収するのは日立製作所の子会社で、「日立グローバルライフソリューションズ」が手掛ける国内白物家電事業です。2025年3月期の売上高は3,676億円で、洗濯機や冷蔵庫などに強みを持ちます。
私は「ノジマ」はめちゃめちゃチャレンジャーだと思いました。敵に塩を送りたくないライバルの家電量販店が日立ブランドの洗濯機や冷蔵庫などの取り扱いを止めたり縮小する可能性があるためです。「日本経済新聞」にも「今まで通りの取り扱いでいいのか悩ましい」と大手家電量販の幹部の話が出ていました。
● 2027年3月期は売上高1兆円!
「ノジマ」は2026年5月7日に「2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結決算では、売上高9,828億円(前年同期比15.2%増)、営業利益580億円(前年同期比20.1%増)となりました。
携帯キャリアショップ運営事業の売上高3970億3100万円(前年同期比8.0%増)、経常利益269億1200万円(前年同期比同40.0%増)となり、いずれも過去最高を更新しました。「ニフティ」などで構成するインターネット事業の売上高728億8300万円(前年同期比3.6%増)、経常利益55億1000万円(前年同期比10.9%減)となりました。
2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結決算では、売上高1兆円(前年同期比1.7%増)、営業利益590億円(前年同期比1.6%増)の予想をしています。
2027年3月期予想には、「日立製作所」の家電事業を買収することを織り込んでいません。2025年3月期の売上高が3,676億円なので、織り込むと家電量販店では、「ヤマダホールディングス」に次いで2位の売上高になります。
ノジマの連結決算
2026年3月期の連結業績(2025年4月1日~2026年3月31日)は、売上高982,804百万円(前年同期比15.2%増)、営業利益58,071百万円(前年同期比20.1%増)と、売上高・営業利益共に過去最高の業績でした。
ノジマ(PDF:2026/05/07)
2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
● 2027年3月期の連結業績予想
2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,000,000万円(前年比1.7%増)、営業利益59,000百万円(前年比1.6%増)となっています。
ノジマの連結決算(売上高/営業利益)
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1998年3月 51,981百万円 △271百万円
1999年3月 69,568百万円 △178百万円
2000年3月 81,790百万円 755百万円
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2001年3月 97,159百万円 1,713百万円
2002年3月 90,324百万円 △2,079百万円
2003年3月 89,854百万円 8百万円
2004年3月 98,042百万円 746百万円
2005年3月 99,864百万円 2,148百万円
2006年3月 118,012百万円 2,411百万円
2007年3月 127,910百万円 690百万円
2008年3月 137,730百万円 789百万円
2009年3月 138,880百万円 1,578百万円
2010年3月 166,941百万円 3,402百万円
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2011年3月 213,500百万円 4,487百万円
2012年3月 211,051百万円 743百万円
2013年3月 199,976百万円 2,070百万円
2014年3月 218,402百万円 6,105百万円
2015年3月 244,067百万円 6,472百万円
2016年3月 454,842百万円 14,593百万円
2017年3月 432,064百万円 15,091百万円
2018年3月 501,890百万円 17,044百万円
2019年3月 513,057百万円 19,212百万円
2020年3月 523,968百万円 22,582百万円
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2021年3月 523,327百万円 33,826百万円
2022年3月 564,989百万円 33,166百万円
2023年3月 626,181百万円 33,572百万円
2024年3月 761,301百万円 30,560百万円
2025年3月 853,427百万円 48,371百万円
2026年3月 982,804百万円 58,071百万円
2027年3月期予想
2027年3月 1,000,000百万円 59,000百万円(会)
(備考) (会)は会社予想です。
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