102 経済ニュース

2026年5月10日 (日)

M&Aで急成長 「品川インターシティ C棟」に本社を移転した家電量販店の「ノジマ」 2026年3月期決算を発表 2027年3月期は売上高1兆円に!

Tokyonojima260511
-ノジマ-

 「ノジマ」の本社は、東京都港区港南二丁目15-3の「品川インターシティ C棟」の23階~30階(23階受付)にあります。本社は横浜市の「JR横浜タワー」にありましたが、「品川インターシティ」に移転し、2026年3月2日から新本部が稼働しています。携帯キャリアショップ運営大手の「ITX、コネクシオ」やパソコンメーカーの「VAIO」など傘下の約10社の管理部門も順次移転しました。

 「ノジマ」の店舗は、2026年5月10日現在で「東京都(70店舗)、神奈川県(68店舗)、埼玉県(35店舗)、千葉県(32店舗)、静岡県(20店舗)、新潟県(9店舗)、山梨県(6店舗)、茨城県(4店舗)、長野県(3店舗)」に出店しています。「ヤマダデンキ」の金城湯池である「群馬県、栃木県」には店舗がありません。

 家電量販店の大手と言えば、売上高順に「ヤマダデンキ(群馬県高崎市)、ビックカメラ(東京都豊島区)、ヨドバシカメラ(東京都新宿区)、エディオン(大阪市北区)、ケーズデンキ(茨城県水戸市)」の5社をイメージすると思いますが、「ノジマ」はM&Aで異業種の買収を進めて売上高が急増してライバルを「ごぼう抜き」しています。

 「ノジマ」は積極的なM&Aで知られています。携帯キャリアショップ運営大手の「コネクシオ」、インターネット事業の「ニフティ」、パソコン製造の「VAIO」などを傘下に収めました。2024年現在では家電販売の売上比率が4割未満となっています。

● 日立製作所の白物家電事業を買収!
 「ノジマ」は2026年4月21日に、「日立製作所」の白物家電事業を1,100億円で買収すると発表しました。買収するのは日立製作所の子会社で、「日立グローバルライフソリューションズ」が手掛ける国内白物家電事業です。2025年3月期の売上高は3,676億円で、洗濯機や冷蔵庫などに強みを持ちます。

 私は「ノジマ」はめちゃめちゃチャレンジャーだと思いました。敵に塩を送りたくないライバルの家電量販店が日立ブランドの洗濯機や冷蔵庫などの取り扱いを止めたり縮小する可能性があるためです。「日本経済新聞」にも「今まで通りの取り扱いでいいのか悩ましい」と大手家電量販の幹部の話が出ていました。

● 2027年3月期は売上高1兆円!
 「ノジマ」は2026年5月7日に「2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結決算では、売上高9,828億円(前年同期比15.2%増)、営業利益580億円(前年同期比20.1%増)となりました。

 携帯キャリアショップ運営事業の売上高3970億3100万円(前年同期比8.0%増)、経常利益269億1200万円(前年同期比同40.0%増)となり、いずれも過去最高を更新しました。「ニフティ」などで構成するインターネット事業の売上高728億8300万円(前年同期比3.6%増)、経常利益55億1000万円(前年同期比10.9%減)となりました。

 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結決算では、売上高1兆円(前年同期比1.7%増)、営業利益590億円(前年同期比1.6%増)の予想をしています。

 2027年3月期予想には、「日立製作所」の家電事業を買収することを織り込んでいません。2025年3月期の売上高が3,676億円なので、織り込むと家電量販店では、「ヤマダホールディングス」に次いで2位の売上高になります。


Tokyonojima260512
ノジマの連結決算
 2026年3月期の連結業績(2025年4月1日~2026年3月31日)は、売上高982,804百万円(前年同期比15.2%増)、営業利益58,071百万円(前年同期比20.1%増)と、売上高・営業利益共に過去最高の業績でした。

 ノジマ(PDF:2026/05/07)
 2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
 
● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,000,000万円(前年比1.7%増)、営業利益59,000百万円(前年比1.6%増)となっています。

ノジマの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1998年3月      51,981百万円    △271百万円 
1999年3月      69,568百万円    △178百万円 
2000年3月      81,790百万円       755百万円
-----------------------------------------
2001年3月      97,159百万円     1,713百万円
2002年3月      90,324百万円  △2,079百万円
2003年3月      89,854百万円           8百万円
2004年3月      98,042百万円        746百万円
2005年3月      99,864百万円     2,148百万円
2006年3月    118,012百万円     2,411百万円
2007年3月    127,910百万円        690百万円
2008年3月    137,730百万円        789百万円
2009年3月    138,880百万円     1,578百万円
2010年3月    166,941百万円     3,402百万円
-----------------------------------------
2011年3月    213,500百万円     4,487百万円
2012年3月    211,051百万円        743百万円
2013年3月    199,976百万円     2,070百万円
2014年3月    218,402百万円     6,105百万円
2015年3月    244,067百万円     6,472百万円
2016年3月    454,842百万円   14,593百万円
2017年3月    432,064百万円   15,091百万円
2018年3月    501,890百万円   17,044百万円
2019年3月    513,057百万円   19,212百万円
2020年3月    523,968百万円   22,582百万円
-----------------------------------------
2021年3月    523,327百万円   33,826百万円
2022年3月    564,989百万円   33,166百万円
2023年3月    626,181百万円   33,572百万円
2024年3月    761,301百万円   30,560百万円
2025年3月    853,427百万円   48,371百万円
2026年3月    982,804百万円   58,071百万円

2027
年3月期予想
2027年3月 1,000,000百万円   59,000百万円(会)

(備考) (会)は会社予想です。



|

2026年5月 9日 (土)

半導体製造装置メーカーの「ディスコ」 「切る・削る・磨く」の3種類に特化 2026年3月期決算を発表 2027年3月期は売上高5,000億円超え?

Tokyodisco260511
-ディスコ(DISCO)-
 半導体製造装置メーカーの「ディスコ( DISCO CORPORATION)」の「本社・R&Dセンター」は、京浜急行電鉄本線「大森海岸駅駅」近くの東京都大田区大森北二丁目13番11号にあります(引用:Googleマップの衛星写真3Dモード)。

 「ディスコ」は、広島県呉市で1937年5月に工業用砥石メーカーの「第一製砥所」として創業しました。1969年にアメリカに輸出を開始するにあたり、社名の英語名「Dai-Ichi Seitosho CO., Ltd.」ではその発音が難しいため、頭文字をとって「DISCO」と命名しました。1977年5月には社名も「ディスコ」に変更しました。

 「ダイシングソー(半導体に使用されるシリコンウェハーなどのチップ分割を行う切断装置)」、「グラインダー(シリコンウェハーを薄化研削を行う装置)」、「ポリッシャー(シリコンウェハーを磨く装置)」で世界で圧倒的なシェアを握っています。

 公式ホームページ ディスコってどんな会社? 
 ディスコとは「装置」と「加工ツール」を開発・製造・販売しているメーカです

 1991年にNHKスペシャル「電子立国日本の自叙伝」が放送されましたが、1991年9月29日に放送された「第6回 ミクロン世界の技術大国」の中で、「ディスコ」が詳しく取り上げられました。

 「ディスコ」の女性社員の髪の毛の1本の断面を22分割できる高度な技術力に驚愕したのを今でもはっきり覚えています。技術は更に進歩して現在は髪の毛の断面を35分割できるようです。

● 2027年3月期は売上高5,000億円超え?
 「ディスコ」は、2026年4月22日に「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結決算では、売上高4,368億円(前年同期比11.1%増)、営業利益1,849億円(前年同期比10.9%増)となりました。6年連続で過去最高を更新しました。人工知能(AI)半導体向けの製造装置や消耗品が想定以上に好調でした。

 2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)は、「ディスコ」は未発表でが、アナリスト予想(コンセンサス)では、売上高5,203億円(前年同期比19.1%増)、営業利益2,361億円(前年同期比27.7%増)となっています。アナリスト予想(コンセンサス)通りなら売上高が5,000億円を突破します。

 「ディスコ」は、企業ロゴにもあるようにや半導体チップを「Kiru(切る)」、シリコンウェハーを「Kezuru(削る)・Migaku(磨く)」を極めた半導体製造装置メーカーです。「切る・削る・磨く」市場はそんなに大きくはありません。それで売上高5,000億円超えは物凄い事です。

Hiroshimadisco230212
ディスコの連結決算
 「ディスコ」は、2026年4月22日に「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結決算では、売上高436,889百万円(前年同期比11.1%増)、営業利益184,989百万円(前年同期比10.9%増)となりました。

 ディスコ決算短信(PDF:2026/04/22)
 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)は、「ディスコ」は未発表です。アナリスト予想(コンセンサス)では、売上高520,325百万円(前年同期比19.1%増)、営業利益236,175百万円(前年同期比27.7%増)となっています。アナリスト予想(コンセンサス)通りなら売上高が5,000億円を突破します。

ディスコの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
2015年3月   125,920百万円     26,760百万円
2016年3月   127,850百万円     30,338百万円
2017年3月   134,204百万円     31,341百万円
2018年3月   167,364百万円     50,995百万円
2019年3月   147,500百万円     38,645百万円
2020年3月   141,083百万円     36,451百万円
-----------------------------------------
2021年3月   182,857百万円     53,106百万円
2022年3月   253,781百万円     91,513百万円
2023年3月   284,135百万円   110,413百万円
2024年3月   307,554百万円   121,490百万円
2025年3月   393,313百万円   166,834百万円
2026年3月   436,889百万円   184,989百万円

2027
年3月期予想
2027年3月          未発表                         (会)
2027年3月   520,325百万円   236,175百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年5月9日時点の数値です。



|

2026年5月 4日 (月)

半導体製造装置メーカーの「東京エレクトロン」 2026年3月期決算を発表 アナリスト予想(コンセンサス)では2027年3月期は売上高3兆円突破を予想!

Tel210313
-東京エレクトロン-
 「東京エレクトロン」は、1963年11月に「東京放送(現:TBSホールディングス)」の出資により、「東京エレクトロン研究所」として設立されました。1978年10月には「東京エレクトロン」に社名変更しています。

 「東京エレクトロン」の本社は、「赤坂Bizタワー」にあります。なぜ「赤坂Bizタワー」にあるかというと「TBSホールディングス」と「東京エレクトロン」は親子関係にあるためです。現在は関係が薄れていますが、2026年3月31日現在でも「TBSホールディングス」は、「東京エレクトロン」の株式の3.31%を保有しています。

 2025年時点で、「東京エレクトロン」は、世界3位の半導体製造装置メーカーです。1位は「ASMLホールディング(オランダ)」、2位は「アプライド・マテリアルズ(アメリカ)」、4位は「ラムリサーチ(アメリカ)」です。

● 2027年3月期は売上高3兆円突破を予想!
 「東京エレクトロン」は、2026年4月30日に「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。売上高2,443,533百万円、営業利益624,936百万円となりました。

 2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)は、「東京エレクトロン」は「市場が急成長しているために変動要因が多い」として未発表でした。アナリスト予想(コンセンサス)では、売上高3,052,325百万円、営業利益888,625百万円となっています。アナリスト予想(コンセンサス)通りなら売上高が3兆円を突破します。

 「東京エレクトロン」は通期は未発表ですが、上半期の予想は発表しています。2027年3月期の上半期連結業績予想(2026年4月1日~2026年9月30日)は、売上高1,570,000百万円(前年同期比33.1%増)、営業利益431,000百万円(前年同期比42.2%増)となっています。2倍するとアナリスト予想(コンセンサス)に近い数字になります。

 売上高・営業利益共に急増するのは、韓国のメモリー大手「サムスン電子、SKハイニックス」や台湾の受託製造大手「TSMC(台湾積体電路製造)」の生産拡大が追い風になります。

 ちなみに「サムスン電子」の2026年1〜3月期決算は、営業利益が57.2兆ウォン(約6.2兆円)、「SKハイニックス」の2026年1〜3月期決算は、営業利益が37.6兆ウォン(約4兆円)、「TSMC(台湾積体電路製造)」の2026年1〜3月期決算は、純利益が5,724億台湾ドル(約2.8兆円)と驚異的な利益を上げています。わずか3カ月の数値なので単純計算でこれを4倍すると恐ろしい数値になります。

● 株価が上場来高値を更新!
 「東京エレクトロン」の株価は、2026年5月1日の取引で一時48,190円(分割考慮後)まで上昇し、上場来高値を更新しました。2026年5月1日終値時点の時価総額は、22,208,153百万円で22兆円を突破しています。これは日本企業全体で5位に位置します。


Tokyotel220211
東京エレクトロンの連結業績
 2026年3月期の連結業績(2025年4月1日~2026年3月31日)は、売上高2,443,533百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益624,936百万円(前年同期比10.4%減)となりました。

 東京エレクトロン 決算短信(PDF:2026/04/30)
 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)は、「東京エレクトロン」は未発表です。アナリスト予想(コンセンサス)では、売上高3,052,325百万円(前年同期比24.9%増)、営業利益888,625百万円(前年同期比42.2%増)と、大幅な増収増益を予想しています。アナリスト予想(コンセンサス)通りなら売上高が3兆円を突破します。

東京エレクトロンの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1999年3月     313,820百万円     6,382百万円
2000年3月     440,728百万円    35,816百万円
-----------------------------------------
2001年3月     723,880百万円   121,086百万円
2002年3月     417,825百万円  △18,310百万円
2003年3月     460,580百万円      1,118百万円
2004年3月     529,653百万円    22,279百万円
2005年3月     635,710百万円    63,982百万円
2006年3月     673,686百万円    75,703百万円
2007年3月     851,975百万円   143,978百万円
2008年3月     906,091百万円   168,498百万円
2009年3月     508,082百万円    14,710百万円
2010年3月     418,636百万円   △2,180百万円
-----------------------------------------
2011年3月     668,722百万円    97,870百万円
2012年3月     633,091百万円    60,443百万円
2013年3月     497,299百万円    12,548百万円
2014年3月     612,170百万円    32,204百万円
2015年3月     613,124百万円    88,113百万円
2016年3月     663,948百万円   116,788百万円
2017年3月     799,719百万円   155,697百万円
2018年3月  1,130,728百万円   281,172百万円
2019年3月  1,278,240百万円   310,571百万円
2020年3月  1,127,286百万円   237,292百万円
-----------------------------------------
2021年3月  1,399,102百万円   320,685百万円
2022年3月  2,003,805百万円   599,271百万円
2023年3月  2,209,025百万円   617,723百万円
2024年3月  1,830,527百万円   456,263百万円
2025年3月  2,431,568百万円   697,319百万円
2026年3月  2,443,533百万円   624,936百万円

2027年3月期予想
2027年3月  変動要因が多いとして未発表     (会)
2027年3月  3,052,325百万円   888,625百万円(コ) 

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年5月4日時点の数値です。



|

2026年5月 3日 (日)

日立製作所 2026年3月期決算を発表 営業利益が初めて1兆円を突破 構造改革(大幅な事業入れ替え)が最終段階に!

Tokyohitachi260511
-日立製作所-
 「日立製作所」の本社は、東京駅丸の内口の「日本生命丸の内ビル」にあります。所在地は東京都千代田区丸の内一丁目6番6号です。それ以外に「丸の内センタービル、秋葉原ダイビル、住友不動産秋葉原ファーストビル、大森ベルポートA館、大森ベルポートB館、上野イーストタワー」に本社機能があります。

 ♪ この木なんの木 気になる木名前も知らない 木ですから名前も知らない 木になるでしょう ♪ 日立グループのCMソングとして知られる「日立の樹(この木なんの木)」の歌詞です。テレビCMで、「日立製作所」を筆頭に日立グループの会社名が次々と流れていました。

 1910年7月16日に創業した「日立製作所」は、原子炉から家電まで手がける日本を代表する「コングロマリット(複合企業)」でした。中でもかつて「日立御三家」と呼ばれた名門上場子会社「日立化成工業、日立金属、日立電線」は別格でした。強固な事業基盤を持ち圧倒的な存在感を示していました。この体制は永遠に続くと思われました。

 2008年9月15日にアメリカの有力投資銀行である「リーマン・ブラザーズ」が破綻しました。破綻を契機に世界経済を脅かす「リーマンショック」が起こりました。世界的な金融危機が深刻化する中、2009年3月期には、当時の国内製造業過去最大の7,873億円(正確には787,337百万円)という最終赤字を出しました。

● 日本企業で前例のないグループ会社の売却
 「リーマンショック」後に日立グループの日本企業で前例のない猛烈な改革が始まります。その過程で、かつて「日立御三家」と言われた「日立化成工業(現:レゾナック)、日立金属(現:プロテリアル)、日立電線(2013年に日立金属が吸収合併)」が売却されます。

 その他にも、「日立物流(現:ロジスティード)」、「日立キャピタル(現:三菱HCキャピタル)」、「日立国際電気(現:KOKUSAI ELECTRIC)」などを売却しました。

 2025年11月には「日立建機」の株式の一部も売却し、持ち分法適用会社外れました。「日立建機」は、2027年4月1日から商号を「ランドクロス」に変更します。業態が本業に比較的に近く業績もいい「日立建機」まで売却する必要は無かったのでは? と私は思いますが・・・

 家電量販店の「ノジマ」は2026年4月21日に、「日立製作所」の白物家電事業を1,100億円で買収すると発表しました。買収するのは日立製作所の子会社で、「日立グローバルライフソリューションズ」が手掛ける国内白物家電事業です。2025年3月期の売上高は3,676億円で、洗濯機や冷蔵庫などに強みを持ちます。

 2009年3月期に7,873億円の最終赤字を計上してから17年間、安定的に稼げる「社会イノベーション」を軸に定め、売上高10兆円企業をつくり替えてきました。白物家電は構造改革の完遂に向けた「最後の非中核事業」でした。

● 欧米企業の買収
 グループ会社を売却した資金で、2015年にイタリアの鉄道会社「アンサルドブレダ」と「アンサルドSTS」を傘下に収めたのを皮切りに、海外企業の買収を積極化しました。2020年にはスイスの「ABB」から送配電事業、2024年にはフランス「タレス」の信号事業を買収しました。

 ヨーロッパでの相次ぐ鉄道関係企業の買収で、「日立製作所」の鉄道システム事業を担う「日立レール」はヨーロッパで大躍進して、抜群の存在感を示しています。

 売上高が10兆円を超えてもすぐにグループ会社を売却するため売上高が10兆円を切ります。その資金で欧米企業を買収するため、「リーマンショック」前と事業の入れ替えが猛烈に進んでもはや別会社と言ってもいい状態です。


Tokyohitachi260512
日立製作所の連結決算
 2026年3月期の連結業績(2025年4月1日~2026年3月31日)は、売上高10,586,781百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益1,199,275百万円(前年同期比23.4%増)と、営業利益が初めて1兆円を突破しました。

 日立製作所(PDF:2026/04/27)
 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
 
● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高11,100,000百万円(前年比4.8%増)、営業利益1,315,000百万円(前年比9.6%増)となっています。

日立製作所の連結決算(売上高/営業利益)

-----------------------------------------
1999年3月    7,977,374百万円   △34,074百万円
-----------------------------------------
2000年3月    8,001,203百万円    174,364百万円
2001年3月    8,416,982百万円    342,312百万円
2002年3月    7,993,784百万円 △117,415百万円
2003年3月    8,191,752百万円    152,967百万円
2004年3月    8,632,450百万円    184,863百万円
2005年3月    9,027,043百万円    279,055百万円
2006年3月    9,464,801百万円    256,012百万円
2007年3月  10,247,903百万円    182,512百万円
2008年3月  11,226,735百万円    345,516百万円
2009年3月  10,000,369百万円    127,146百万円
(2009年3月期 787,337百万円の最終赤字)
2010年3月    8,968,546百万円    202,159百万円
-----------------------------------------
2011年3月    9,315,807百万円    444,508百万円
2012年3月    9,665,883百万円    412,280百万円
2013年3月    9,041,071百万円    422,028百万円
2014年3月    9,616,202百万円    532,801百万円
2015年3月    9,774,930百万円    641,325百万円
2016年3月  10,034,305百万円    634,869百万円
2017年3月    9,162,264百万円    587,309百万円
2018年3月    9,368,614百万円    741,630百万円
2019年3月    9,480,619百万円    754,976百万円
2020年3月    8,767,263百万円    661,883百万円
-----------------------------------------
2021年3月    8,729,196百万円    495,180百万円
2022年3月  10,264,602百万円    738,236百万円
2023年3月  10,881,150百万円    748,144百万円
2024年3月    9,728,716百万円    755,816百万円
2025年3月    9,783,370百万円    971,606百万円
2026年3月  10,586,781百万円  1,199,275百万円

2027年3月期予想
2027年3月  11,100,000百万円  1,315,000百万円(会)
2027年3月  11,231,111百万円  1,351,925百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年5月3日時点の数値です。



|

2026年4月29日 (水)

半導体検査装置 半導体テスタでは世界第1位の「アドバンテスト」 2026年3月期決算を発表 売上高1兆円突破!  時価総額が一時23兆円超え!

Tokyoadvantest220711
-アドバンテスト-

 「アドバンテスト」は、1954年に東京都板橋区に「タケダ理研工業」として創業しました。1985年に社名を「アドバンテスト」に変更、半導体試験装置市場におけるトップ・シェアを獲得、世界のトップメーカーになりました。

 「アドバンテスト(Advantest Corporation)」 は、半導体テスタ(半導体を自動で電気試験し、品質や性能、信頼性を評価する装置)では、現在世界第1位で、アメリカの「テラダイン(Teradyne Inc)」と世界シェアを二分しています。東証プライムに上場、本社は東京都千代田区丸の内一丁目6番2号の「新丸の内センタービルディング」にあります。

 世界では爆発的に「AI半導体」の需要が増えています。「AI半導体」のテストには、万全を期すために高性能の「SoCテスタ」が使用されますが、その多くが「アドバンテスト」製だと言われています。「AI半導体」の生産が増えると必然的に「アドバンテスト」の売上高が増えるという好循環にあります。

● 売上高1兆円突破!
 
2026年4月27日に東京株式市場で日経平均株価の終値で史上初めて6万円を突破しました。終値で5万円を突破したのが2025年10月27日なのでわずか半年で記録更新です。ちなみに終値で4万円を突破したのは2024年3月4日なので、約2年で2万円上昇したことになります。だた日本株の真の実力を示す「TOPIX(東証株価指数)」は伸び悩み気味です・・・

 「アドバンテスト」は2026年4月27日に、「2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」を発表しました。2026年3月期の連結業績(2025年4月1日~2026年3月31日)は、売上高1兆1286億円(前年同期比44.7%増)、営業利益4,991億円(前年同期比118.8%増)と、売上高・営業利益共に過去最高の業績でした。売上高が遂に1兆円を超えました。

 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高1兆4200億円(前年比25.8%増)、営業利益6,275億円(前年比25.7%増)になる見通しです。旺盛な人工知能(AI)向け半導体の需要を追い風に、試験装置の販売が伸びる見通しです。

 世界のテック大手が昨秋以降にAI向けのデータセンターへの投資を増やしており、高性能な半導体の需要が急増しています。最先端の半導体が正常に動くかを試験するアドバンテストの高性能試験装置の販売に追い風になっています。

 市場の追い風を受け、「アドバンテスト」の市場シェアも高まっています。2026年3月期の試験装置市場でのシェアは65%と前年から7ポイント上昇しました。

● 時価総額が一時23兆円超え!
 私は「アドバンテスト」がこんな凄い会社になるとは夢にも思っていませんでした。シリコンサイクルに振り回され業績の上下のブレが凄まじく、リーマンショック後には売上が激減して存続の危機とも言える状態でした。

 それでも半導体テスタの研究開発に邁進し、今回の人工知能(AI)向け半導体の需要急増という大波に乗る事が出来ました。2010年3月の売上高532億円の時に2026年3月期の売上高1兆1286億円という夢のような数字を誰が想像できたでしょうか?

 好決算により株価も急上昇しています。株価は2026年4月27日に最高値32,400円を付けました。この時の時価総額は、32,400円×732,000,000株(発行済株式数)=23,716,800百万円で23兆円を突破していました。ちなみに2026年4月28日終値時点の時価総額は21,777,000百万円です。これは日本企業全体で6位に位置します。


Tokyoadvantest260411
「四半期売上高 地域(出荷先)別」です。圧倒的に「TSMC(台湾積体電路製造)」がある「Taiwan(台湾)」が1位です。

 引用資料 アドバンテスト(PDF:2026/04/27)
 2025年度(2026年3月期) 決算説明会


Tokyoadvantest260412
「テスタ市場シェアの状況」です。2025年のシェアは65%となっています。残り35%のほとんどがアメリカの「テラダイン(Teradyne Inc)」だと思われます。


Tokyoadvantest220712
アドバンテストの連結決算
 2026年3月期の連結業績(2025年4月1日~2026年3月31日)は、売上高1,128,610百万円(前年同期比44.7%増)、営業利益499,120百万円(前年同期比118.8%増)と、売上高・営業利益共に過去最高の業績でした。

 アドバンテスト(PDF:2026/04/27)
 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
 
● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,420,000百万円(前年比25.8%増)、営業利益627,500百万円(前年比25.7%増)となっています。

アドバンテストの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1998年3月     257,418百万円    86,616百万円
1999年3月     141,714百万円    30,170百万円
2000年3月     167,123百万円    41,672百万円
-----------------------------------------
2001年3月     262,214百万円    72,613百万円
2002年3月       95,244百万円 △36,552百万円
2003年3月       97,740百万円 △16,743百万円
2004年3月     174,218百万円    30,960百万円
2005年3月     239,439百万円    60,719百万円
2006年3月     253,922百万円    64,458百万円
2007年3月     235,012百万円    56,792百万円
2008年3月     182,767百万円    22,716百万円
2009年3月       76,652百万円 △49,547百万円
2010年3月       53,225百万円 △11,639百万円
-----------------------------------------
2011年3月       99,634百万円     6,111百万円
2012年3月     141,048百万円        837百万円
2013年3月     132,903百万円          80百万円
2014年3月     111,878百万円 △36,369百万円
2015年3月     163,329百万円    14,619百万円
2016年3月     162,111百万円    12,597百万円
2017年3月     155,916百万円    13,905百万円
2018年3月     207,223百万円    24,487百万円
2019年3月     282,456百万円    64,662百万円
2020年3月     275,894百万円    58,708百万円
-----------------------------------------
2021年3月    312,789百万円     70,726百万円
2022年3月    416,901百万円   114,734百万円
2023年3月    560,191百万円   167,687百万円
2024年3月    486,507百万円     81,628百万円
2025年3月    779,707百万円   228,161百万円
2026年3月 1,128,610百万円   499,120百万円

2027
年3月期予想
2027年3月 1,420,000百万円   627,500百万円(会)
2027年3月 1,429,325百万円   652,000百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年4月29日時点の数値です。



|

2026年4月20日 (月)

外国企業による日本への巨額投資が続く! 「アマゾン」が2兆2600億円、「マイクロソフト」が1兆6000億円、「オラクル」が1兆2000億円の巨額投資!

Tokyotokyo250811
-外国企業による日本への巨額投資が続く-
 IT分野をめぐっては、外国企業による日本への巨額投資が続いています。半導体分野では、半導体生産で世界最大手の「TSMC(台湾積体電路製造)」の「熊本第1工場、熊本第2工場」の建設、アメリカの「マイクロン・テクノロジー」が、「マイクロン広島工場」に1兆5000億円を投資して新しい製造棟を建設などです。

 アメリカの「アマゾン」は、2兆2600億円を投資する予定であると発表しています。「マイクロソフト」は1兆6000億円を投資する予定であると発表しています。「オラクル」は約1兆2,000億円を投資する予定であると発表しています。


Amazon260411
アマゾン(本社:ワシントン州シアトル)

 アメリカの「アマゾン(Amazon.com, Inc.)」の関連会社である 「Amazon Web Services, Inc.(AWS)」2024年1月19日に、日本でのクラウドサービスに対する顧客需要の拡大に対応するために、2027年までに東京と大阪のクラウドインフラに2兆2600億円を投資する予定であると発表しています。

 アマゾンジャパン合同会社(2024/01/19)
 AWS、日本への2兆2,600億円の投資計画を発表 2027年までに国内クラウドインフラに継続投資

 AWS が日本にもたらす経済効果に関するレポートによると、今回の投資計画は日本の国内総生産(GDP)に5兆5700億円貢献し、国内で年間平均30,500人以上の雇用を支えると推計されます。AWSは2011年から2022年にかけてすでに日本で1兆5100億円を投資しており、国内でのクラウドインフラへの総投資額は、2027年までに約3兆7700億円に達する見込みです。


Microsoft260411
マイクロソフト(本社:ワシントン州レドモンド)

 アメリカの「マイクロソフト」は2026年4月8日に、「技術」、「信頼」、「人材」の3つの柱を軸に、2026年から2029年までに日本に100億ドル(約1兆6000億円)を投資する計画を発表しました。

 マイクロソフト(2026/04/08)
 マイクロソフト、日本の AI 主導型成長に 1 兆 6000 億円を投資。AI インフラ、国家安全保障、人材育成を通じたさらなる国力強化を支援

 投資計画には、インフラの増強、国内事業者との協力による国内AIインフラの選択肢拡充、国家機関との官民サイバーセキュリティ連携の強化に加え、2030年までに100万人のエンジニアおよび開発者を育成する取り組みと、現場で働く人々へのAIスキリングが含まれます。


Oracle260411
オラクル(本社:テキサス州オースティン)

 アメリカの「オラクル」」は2026年4月15日に、日本国内のクラウドコンピューティングおよび人工知能(AI)インフラストラクチャーの拡充に向け、今後10年間で80億ドル(約1兆2,000億円)以上の投資を行うと発表しました。

 ビジネス+IT(2026/04/16)
 オラクル、ソフトバンクや富士通などとAIインフラで対日投資1.2兆円 ソブリンAI/データ主権の要件に対応するためのインフラ強化

 国内におけるデータセンターの増設や、データ主権(デジタル・ソブリンティ)の要件に対応するためのインフラ強化を図ります。日本国内のデータ保護規制に対応するため、システム運用やサポートを担当する国内人員も拡充します。



|

2025年12月12日 (金)

スーパーゼネコン(鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設) 時価総額が大幅にアップ 「鹿島建設」の時価総額が3兆円を突破!

Tokyotokyo250811
-ゼネコンの時価総額-
 スーパーゼネコンは、「鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設、竹中工務店(売上高順)」の5社を指します。「鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設」は上場企業ですが、「竹中工務店」は非上場企業です。

 2025年10月・11月頃から、スーパーゼネコンの時価総額が大幅に上昇しています。業績の好調さによる利益率改善、また株価が割安だったことへの見直しで物色されています。「鹿島建設」の時価総額が3兆円超えた事が話題になりました。

 スーパーゼネコンは、売上高と時価総額がほぼ比例している事が分かります。売上高順=時価総額順となっています。売上高1,000億円が時価総額1,000億円という感じです。

ゼネコン時価総額ランキング(2025年12月11日終値時点)
1位 鹿島建設-3,038,186百万円
2位 大成建設-2,293,577百万円
3位 大林組-2,282,038百万円
4位 清水建設-1,895,643百万円 
** 竹中工務店-(非上場企業)
5位 長谷工コーポレーション-901,180百万円
6位 インフロニア・ホールディングス-559,584百万円
7位 五洋建設-449,328百万円
8位 戸田建設-400,740百万円
9位 安藤ハザマ-333,079百万円

5社の2026年3月期連結決算予想(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-3,000,000百万円(202,000百万円)
2位 大林組-2,570,000百万円(165,000百万円)
3位 大成建設-2,090,000百万円(148,000百万円)
4位 清水建設-1,910,000百万円(78,000百万円)
5位 竹中工務店-1,522,000百万円(3,700百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,240,000百万円(97,000百万円)
--------------------------------------------------
参考 大和ハウス工業-5,600,000百万円(510,000百万円)
参考 積水ハウス-4,331,000百万円(340,000百万円)

5社の2025年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-2,911,816百万円(151,882百万円)
2位 大林組-2,620,101百万円(143,442百万円)
3位 大成建設-2,154,223百万円(120,160百万円)
4位 清水建設-1,944,360百万円(71,030百万円)
5位 竹中工務店-1,600,100百万円(53,100百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,177,353百万円(84,701百万円)
--------------------------------------------------
参考 大和ハウス工業-5,434,819百万円(546,279百万円)
参考 積水ハウス-4,058,583百万円(331,366百万円)

(備考)「鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設、長谷工コーポレーション」は3月決算です。「竹中工務店」は12月決算です。「積水ハウス」は1月決算です。「竹中工務店」は非上場企業ですが、上場企業の「決算短信」に相当する「決算概要」を発表しています。


Generalcontractor220511
時価総額1位 鹿島建設(3,038,186百万円)
 「鹿島建設」の2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高1,372,922百万円(前年比+3.9%)、営業利益108,672百万円(前年比+126.0%)です。

 鹿島建設(PDF:2025/11/11)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想は、売上高3,000,000百万円(前年比+3.0%)、営業利益202,000百万円(前年比+33.0%)となっています。


Generalcontractor220513
時価総額2位 大成建設(2,293,577百万円)

 「大成建設」の2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高907,872百万円(前年比△4.7%)、営業利益81,285百万円(前年比+100.5%)です。

 大成建設(PDF:2025/11/11)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,090,000百万円(前年比△3.0%)、営業利益148,000百万円(前年比+23.2%)となっています。


Generalcontractor220512
時価総額3位 大林組(2,282,038百万円)

 「大林組」の2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高1,161,287百万円(前年比△5.0%)、営業利益80,077百万円(前年比+78.0%)です。

 大林組(PDF:2025/11/05)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結

● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,570,000百万円(前年比△0.8%)、営業利益165,000百万円(前年比+15.8%)となっています。


Generalcontractor220514
時価総額4位 清水建設(1,895,643百万円

 「清水建設」の2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高897,008百万円(前年比+7.1%)、営業利益38,920百万円(前年比+119.9%)です。

 清水建設(PDF:2025/11/07)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,910,000百万円(前年比△1.8%)、営業利益78,000百万円(前年比+9.8%)となっています。


Generalcontractor220515
非上場企業 竹中工務店

 「竹中工務店」は、非上場企業のため四半期ごとの決算は発表していません。

 竹中工務店(2025/02/28)
 2024年度(第87期)決算概要 及び 次期業績見通し
 
● 2025年12月期の連結業績予想
 2025年12月期(2025年1月1日~2025年12月31日)の連結業績予想は、売上高1,522,000百万円(前年比△4.9%)、営業利益3,700百万円(前年比△93.0%)となっています。


Tokyohaseko230811
時価総額5位 長谷工コーポレーション(901,180百万円

 「長谷工コーポレーション」の2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高595,466百万円(前年比+6.6%)、営業利益41,333百万円(前年比+16.7%)です。

 長谷工コーポレーション(PDF:2025/11/12)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
 
● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,240,000百万円(前年比+5.3%)、営業利益97,000百万円(前年比+14.5%)となっています。



|

2025年11月30日 (日)

不動産大手5社(三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産ホールディングス、野村不動産ホールディングス) 2026年3月期第2四半期の決算が出揃う!

Tokyotokyo250811
-不動産大手5社-
 不動産大手5社(三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産ホールディングス、野村不動産ホールディングス)の2026年3月期第2四半期決算短信が出揃いました。2025年10月30日に「野村不動産ホールディングス」、11月7日に「三井不動産、東急不動産ホールディングス」、11月10日に「三菱地所」、11月11日に「住友不動産」の決算発表がありました。

● ヒューリックの伸びが凄い!
 不動産大手5社ではありませんが、「ヒューリック」の売上高・営業利益の伸びが凄いです。「ヒューリック」は、「旧富士銀行(現みずほ銀行)」の資産管理会社を前身としています。「銀座の大家さん」として銀座に約40棟ものビルを所有しています。社員の平均年収は、2,000万円を超えています。

不動産大手5社の2026年3月期連結決算予想(売上高/営業利益)
1位 三井不動産-2,700,000百万円(385,000百万円)
2位 三菱地所-1,850,000百万円(325,000百万円)
3位 東急不動産HD-1,300,000百万円(160,000百万円)
4位 住友不動産-1,050,000百万円(295,000百万円)
5位 野村不動産HD-940,000百万円(122,000百万円)
6位 ヒューリック-710,000百万円(183,000百万円)
参考 JR東日本-501,000百万円(121,000百万円)
7位 東京建物-470,000百万円(92,500百万円)
8位 森ビル-395,000百万円(85,000百万円)
9位 森トラスト-300,000百万円(59,000百万円)
--------------------------------------------------
参考 大和ハウス工業-5,600,000百万円(510,000百万円)
参考 積水ハウス-4,331,000百万円(340,000百万円)

不動産大手5社の2025年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 三井不動産-2,625,363百万円(372,732百万円)
2位 三菱地所-1,579,812百万円(309,232百万円)
3位 東急不動産HD-1,150,301百万円(140,763百万円)
4位 住友不動産-1,014,239百万円(271,516百万円)
5位 野村不動産HD-757,638百万円(118,958百万円)
6位 ヒューリック-591,615百万円(163,360百万円)
7位 東京建物-463,724百万円(79,670百万円)
参考 JR東日本-445,400百万円(120,300百万円)
8位 森ビル-385,800百万円(84,200百万円)
9位 森トラスト-281,628百万円(54,012百万円)
--------------------------------------------------
参考 大和ハウス工業-5,434,819百万円(546,279百万円)
参考 積水ハウス-4,058,583百万円(331,366百万円)

(備考)「三井不動産、三菱地所、東急不動産HD、住友不動産、野村不動産HD)」は3月期決算、「ヒューリック、東京建物」は12月期決算の数値です。「森ビル」と「森トラスト」は3月期決算です。「森ビル」と「森トラスト」は非上場企業ですが、上場企業の「決算短信」に相当する資料を発表しています。「JR東日本」は不動産・ホテル部門の数値です。


Tokyocompany220511
売上高1位 三井不動産
 「三井不動産」の2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高1,353,420百万円(前年比+16.4%)、営業利益218,780百万円(前年比+29.1%)です。

 三井不動産(PDF:2025/11/07)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,700,000百万円(前年比+2.8%)、営業利益385,000百万円(前年比+3.3%)となっています。

Tokyocompany220512
売上高2位 三菱地所

 「三菱地所」の2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高743,204百万円(前年比+15.9%)、営業利益107,590百万円(前年比+7.7%)です。

 三菱地所(PDF:2025/11/10)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結

● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,850,000百万円(前年比+17.1%)、営業利益325,000百万円(前年比+ 5.1%)となっています。


Tokyocompany220514
売上高3位 東急不動産ホールディングス
 「東急不動産ホールディングス」の2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高591,272百万円(前年比+17.5%)、営業利益78,518百万円(前年比+55.3%)です。

 東急不動産ホールディングス(PDF:2025/11/07)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,300,000百万円(前年比+13.0%)、営業利益160,000百万円(前年比+13.7%)となっています。


Tokyocompany220513
売上高4位 住友不動産
 「住友不動産」の2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高532,243百万円(前年比△1.4%)、営業利益167,479百万円(前年比+7.4%)です。

 住友不動産(PDF:2025/11/11)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,050,000百万円(前年比+3.5%)、営業利益295,000百万円(前年比+8.6%)となっています。


Tokyocompany220515
売上高5位 野村不動産ホールディングス
 「野村不動産ホールディングス」の2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高397,749百万円(前年比+4.3%)、営業利益57,194百万円(前年比△16.3%)です。

 野村不動産ホールディングス(PDF:2025/10/30)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想は、売上高940,000百万円(前年比+24.1%)、営業利益122,000百万円(前年比+2.6%)となっています。


Tokyocompany220516
売上高6位 ヒューリック
 「ヒューリック」の2025年12月期第3四半期(2025年1月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高424,218百万円(前年比+34.6%)、営業利益106,371百万円(前年比+19.7%)です。

 ヒューリック(PDF:2025/10/28)
 2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2025年12月期の連結業績予想
 2025年12月期(2025年1月1日~2025年12月31日)の連結業績予想は、売上高710,000百万円(前年比+20.0%)、営業利益183,000百万円(前年比+12.0%)となっています。


Tokyocompany220517
売上高7位 東京建物
 「東京建物」の2025年12月期第3四半期(2025年1月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高298,83百万円(前年比△17.0%)、営業利益50,601百万円(前年比△17.9%)です。

 東京建物(PDF:2025/11/13)
 2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2025年12月期の連結業績予想
 2025年12月期(2025年1月1日~2025年12月31日)の連結業績予想は、売上高470,000百万円(前年比+1.4%)、営業利益92,500百万円(前年比+16.1%)となっています。



|

2025年11月20日 (木)

スーパーゼネコン5社(鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設、竹中工務店) 2026年3月期 第2四半期の決算が出揃う 「鹿島建設」は2026年3月期の売上高3兆円に上方修正!

Tokyotokyo250811
-ゼネコンの大型再編-
 日本の少子高齢化による業界全体が市場縮小と資材・人件費高騰による収益圧迫に直面するなか、ゼネコンの再編機運が一段と高まっています。再編が遂にスーパーゼネコンにも飛び火しました。

◆ 大成建設+東洋建設
 2025年8月8日にスーパーゼネコンの「大成建設」が、海洋土木分野に強みを持つ中堅ゼネコン(マリコン)の「東洋建設」を株式公開買い付け(TOB)などを通じて買収すると発表しました。

 「大成建設」は2025年9月25日に、「東洋建設」に対するTOB(株式公開買い付け)手続きを終えたと発表しました。「東洋建設」は、2025年12月16日付けで上場廃止となります。

 「大成建設」の2025年3月期の売上高は2,154,223百万円です。「東洋建設」の2025年3月期の売上高は172,605百万円です。2,154,223百万円+172,605百万円=2,326,823百万円となります。売上高で業界2位の「大林組」に迫ることになります。

◆ インフロニア・ホールディングス+三井住友建設
 準大手ゼネコンで「前田建設工業」を傘下に持つ「インフロニア・ホールディングス」は、2025年8月5日に、「三井住友建設」に対し、株式公開買い付け(TOB)を8月6日から開始すると発表しました。

 「三井住友建設」は、2025年11月18日に、臨時株主総会を開き株式併合の特別決議を可決しました。「三井住友建設」は、2025年12月19日付けで上場廃止となります。「三井住友建設」の社名は変更する予定です。

 「インフロニア・ホールディングス」の2025年3月期の売上高847,548百万円+三井住友建設の2025年3月期の売上高462,982百万円=1,310,530百万円となり、売上高1兆3000億円を超えるゼネコンが誕生します。

● スーパーゼネコン5社
 スーパーゼネコンは、「鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設、竹中工務店(売上高順)」の5社を指します。「鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設」は上場企業ですが、「竹中工務店」は非上場企業です。

 非上場企業の「竹中工務店」を除く、スーパーゼネコン4社の2026年3月期第2四半期決算短信が出揃いました。2025年11月5日に「大林組」、11月7日に「清水建設」」、11月11日に「鹿島建設、大成建設」の決算発表がありました。

5社の2026年3月期連結決算予想(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-3,000,000百万円(202,000百万円)
2位 大林組-2,570,000百万円(165,000百万円)
3位 大成建設-2,090,000百万円(148,000百万円)
4位 清水建設-1,910,000百万円(78,000百万円)
5位 竹中工務店-1,522,000百万円(3,700百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,240,000百万円(97,000百万円)
--------------------------------------------------
参考 大和ハウス工業-5,600,000百万円(510,000百万円)
参考 積水ハウス-4,331,000百万円(340,000百万円)

5社の2025年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-2,911,816百万円(151,882百万円)
2位 大林組-2,620,101百万円(143,442百万円)
3位 大成建設-2,154,223百万円(120,160百万円)
4位 清水建設-1,944,360百万円(71,030百万円)
5位 竹中工務店-1,600,100百万円(53,100百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,177,353百万円(84,701百万円)
--------------------------------------------------
参考 大和ハウス工業-5,434,819百万円(546,279百万円)
参考 積水ハウス-4,058,583百万円(331,366百万円)

(備考)「鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設、長谷工コーポレーション」は3月決算です。「竹中工務店」は12月決算です。「積水ハウス」は1月決算です。「竹中工務店」は非上場企業ですが、上場企業の「決算短信」に相当する「決算概要」を発表しています。


Generalcontractor220511
売上高1位 鹿島建設
 「鹿島建設」の2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高1,372,922百万円(前年比+3.9%)、営業利益108,672百万円(前年比+126.0%)です。

 鹿島建設(PDF:2025/11/11)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想は、売上高3,000,000百万円(前年比+3.0%)、営業利益202,000百万円(前年比+33.0%)となっています。


Generalcontractor220512
売上高2位 大林組

 「大林組」の2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高1,161,287百万円(前年比△5.0%)、営業利益80,077百万円(前年比+78.0%)です。

 大林組(PDF:2025/11/05)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結

● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,570,000百万円(前年比△0.8%)、営業利益165,000百万円(前年比+15.8%)となっています。


Generalcontractor220513
売上高3位 大成建設

 「大成建設」の2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高907,872百万円(前年比△4.7%)、営業利益81,285百万円(前年比+100.5%)です。

 大成建設(PDF:2025/11/11)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,090,000百万円(前年比△3.0%)、営業利益148,000百万円(前年比+23.2%)となっています。


Generalcontractor220514
売上高4位 清水建設

 「清水建設」の2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高897,008百万円(前年比+7.1%)、営業利益38,920百万円(前年比+119.9%)です。

 清水建設(PDF:2025/11/07)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,910,000百万円(前年比△1.8%)、営業利益78,000百万円(前年比+9.8%)となっています。


Generalcontractor220515
売上高5位 竹中工務店

 「竹中工務店」は、非上場企業のため四半期ごとの決算は発表していません。

 竹中工務店(2025/02/28)
 2024年度(第87期)決算概要 及び 次期業績見通し
 
● 2025年12月期の連結業績予想
 2025年12月期(2025年1月1日~2025年12月31日)の連結業績予想は、売上高1,522,000百万円(前年比△4.9%)、営業利益3,700百万円(前年比△93.0%)となっています。


Tokyohaseko230811
売上高6位 長谷工コーポレーション

 「長谷工コーポレーション」の2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高595,466百万円(前年比+6.6%)、営業利益41,333百万円(前年比+16.7%)です。

 長谷工コーポレーション(PDF:2025/11/12)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
 
● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,240,000百万円(前年比+5.3%)、営業利益97,000百万円(前年比+14.5%)となっています。



|

2025年10月30日 (木)

半導体検査装置 半導体テスタでは世界第1位の「アドバンテスト」 202年3月期連結決算予想を上方修正 1日で約22%上昇のストップ高!

Tokyoadvantest220711
-アドバンテスト-

 「アドバンテスト」 は、1954年に東京都板橋区に「タケダ理研工業」として創業しました。1985年に社名を「アドバンテスト」に変更、半導体試験装置市場におけるトップ・シェアを獲得、世界のトップメーカーになりました。

 「アドバンテスト(Advantest Corporation)」 は、半導体テスタ(半導体を自動で電気試験し、品質や性能、信頼性を評価する装置)では、現在世界第1位で、アメリカの「テラダイン」と世界シェアを二分しています。東証プライムに上場、本社は東京都千代田区丸の内一丁目6番2号の「新丸の内センタービルディング」にあります。

 世界では爆発的に「AI半導体」の需要が増えています。「AI半導体」のテストには、万全を期すために高性能の「SoCテスタ」が使用されますが、その多くが「アドバンテスト」製だと言われています。「AI半導体」の生産が増えると必然的に「アドバンテスト」の売上高が増えるという好循環にあります。

● 「アドバンテスト」の株価が1日で約22%上昇のストップ高!
 2025年10月29日に東京株式市場で日経平均株価が史上初めて5万1000円を突破しました。終値は前日比1088円47銭高(+2.17%)の5万1307円65銭と最高値を更新しました。「ソフトバンクグループ」の時価総額が40,152,920百万円と初めて40兆円を突破しました。「トヨタ自動車」を抜いて日本一になる日も遠くないと思います。

 「アドバンテスト」が、終値で制限値幅いっぱいのストップ高となる前日比22.08%高の2万2120円を付け、上場来高値を更新しました。東証プライムの値下がり銘柄数が全体の8割超を占める中で、「アドバンテスト」1社で日経平均株価を1077円押し上げました。前日に今期の営業利益計画を大幅に上方修正したほか、自社株買いも公表したことで買いが膨らみました。終値での時価総額は16,947,045百万円で、時価総額で再び「東京エレクトロン」を逆転しました。

Tokyoadvantest220712
アドバンテストの連結決算
 2026年3月期 第2四半期の連結業績予想(2025年4月1日~2025年9月30日)は、売上高526,733百万円(前年同期比60.0%増)、営業利益232,435百万円(前年同期比 145.0%増)と、売上高・営業利益共に過去最高の業績でした。

 アドバンテスト(PDF:2025/10/28)
 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)

● 2026年3月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想は、売上高950,000百万円(前年比+21.8%)、営業利益374,000百万円(前年比+63.9%)となっています。

アドバンテストの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1998年3月    257,418百万円    86,616百万円
1999年3月    141,714百万円    30,170百万円
2000年3月    167,123百万円    41,672百万円
-----------------------------------------
2001年3月    262,214百万円    72,613百万円
2002年3月      95,244百万円 △36,552百万円
2003年3月      97,740百万円 △16,743百万円
2004年3月    174,218百万円    30,960百万円
2005年3月    239,439百万円    60,719百万円
2006年3月    253,922百万円    64,458百万円
2007年3月    235,012百万円    56,792百万円
2008年3月    182,767百万円    22,716百万円
2009年3月      76,652百万円 △49,547百万円
2010年3月      53,225百万円 △11,639百万円
-----------------------------------------
2011年3月      99,634百万円     6,111百万円
2012年3月    141,048百万円        837百万円
2013年3月    132,903百万円          80百万円
2014年3月    111,878百万円 △36,369百万円
2015年3月    163,329百万円    14,619百万円
2016年3月    162,111百万円    12,597百万円
2017年3月    155,916百万円    13,905百万円
2018年3月    207,223百万円    24,487百万円
2019年3月    282,456百万円    64,662百万円
2020年3月    275,894百万円    58,708百万円
-----------------------------------------
2021年3月   312,789百万円     70,726百万円
2022年3月   416,901百万円   114,734百万円
2023年3月   560,191百万円   167,687百万円
2024年3月   486,507百万円     81,628百万円
2025年3月   779,707百万円   228,161百万円

2026年3月期予想
2026年3月   950,000百万円   374,000百万円(会)
2026年3月   935,248百万円   366,040百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2025年10月30日時点の数値です。

Tokyotel220211
東京エレクトロン
 半導体製造装置大手の「東京エレクトロン」は、1963年11月に「東京放送(現:TBSホールディングス)」の出資により、「東京エレクトロン研究所」として設立されました。1978年10月には「東京エレクトロン」に社名変更しています。

 「東京エレクトロン」の本社は、「赤坂Bizタワー」にあります。なぜ「赤坂Bizタワー」にあるかというと「TBSホールディングス」と「東京エレクトロン」は親子関係にあるためです。現在は関係が薄れていますが、2025年3月31日現在でも「TBSホールディングス」は、「東京エレクトロン」の株式の3.28%を保有しています。

東京エレクトロンの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1999年3月     313,820百万円     6,382百万円
2000年3月     440,728百万円    35,816百万円
-----------------------------------------
2001年3月     723,880百万円   121,086百万円
2002年3月     417,825百万円  △18,310百万円
2003年3月     460,580百万円      1,118百万円
2004年3月     529,653百万円    22,279百万円
2005年3月     635,710百万円    63,982百万円
2006年3月     673,686百万円    75,703百万円
2007年3月     851,975百万円   143,978百万円
2008年3月     906,091百万円   168,498百万円
2009年3月     508,082百万円    14,710百万円
2010年3月     418,636百万円   △2,180百万円
-----------------------------------------
2011年3月     668,722百万円    97,870百万円
2012年3月     633,091百万円    60,443百万円
2013年3月     497,299百万円    12,548百万円
2014年3月     612,170百万円    32,204百万円
2015年3月     613,124百万円    88,113百万円
2016年3月     663,948百万円   116,788百万円
2017年3月     799,719百万円   155,697百万円
2018年3月  1,130,728百万円   281,172百万円
2019年3月  1,278,240百万円   310,571百万円
2020年3月  1,127,286百万円   237,292百万円
-----------------------------------------
2021年3月  1,399,102百万円   320,685百万円
2022年3月  2,003,805百万円   599,271百万円
2023年3月  2,209,025百万円   617,723百万円
2024年3月  1,830,527百万円   456,263百万円
2025年3月  2,431,568百万円   697,319百万円

2026年3月期予想
2026年3月  2,350,000百万円   570,000百万円(会)
2026年3月  2,391,285百万円   611,331百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2025年10月30日時点の数値です。



|

より以前の記事一覧