102 経済ニュース

2026年8月13日 (木)

リクルートホールディングス 2027年3月期連結業績予想を大幅に上方修正 牽引役は「HRテクノロジー事業」 営業利益が1兆円に迫る!

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-リクルートホールディングス-
 「リクルートホールディングス(Recruit Holdings Co.,Ltd.)」は、求人広告、人材派遣、販売促進、ITソリューションなどのサービスを手掛けるリクルートグループの持株会社です。「ホットペッパー グルメ、じゃらんnet、SUUMO(スーモ)」などのサービスがお馴染みです。

 青色の反射ガラスで覆われた「リクルートGINZA8ビル」は、銀座八丁目のランドマークとなっています。リクルートの本社は「リクルートGINZA8ビル」にあると思っている方が多いと思いますが、「リクルートホールディングス」と「リクルート」の本社は、東京駅八重洲口(東京都千代田区丸の内一丁目9番2号)の「グラントウキョウサウスタワー」にあります。

● 大幅な上方修正!
 「リクルートホールディングス」は、2026年8月7日に「2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」を発表しました。それに合わせて2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)を大幅に上方修正しました。

 売上高に相当する売上収益を従来の4兆300億円から4兆2300億円に上方修正、営業利益を従来の7,870億円から9,450億円に上方修正しました。営業利益は前期比で49.9%増の大幅な増益見通しとなります。上方修正の牽引役は「HRテクノロジー事業」です。


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人材業界のGoogleと呼ばれるIndeed(インディード)
 「Indeed(インディード)」は、アメリカのテキサス州オースティンに世界本社を置く求人情報専門の検索エンジンです。2012年10月に、アメリカ大手新聞「ニューヨーク・タイムズ」が保有していた株式をリクルートが買収、リクルートの完全子会社となりました。取得価額は公表されませんでしたが、買収額は当時の為替レートで965億円と言われています

 買収時は高値掴みとかいろいろ言われ、社内外では懐疑的な意見が大半でした。しかし、「インディード」の買収は大成功を収め、インディードは今や「人材業界のGoogle」と呼ばれるまでに大化けし、リクルートのドル箱となっています。

 更に、2018年5月9日にアメリカの企業情報・求人サイト運営会社「Glassdoor(グラスドア)」の買収を発表しました。買収金額は12億ドル(当時の為替レートで約1,272億円)で、子会社化は2018年6月21日に完了しました。

 これらの買収効果によって、2012年3月期に3%だった「リクルートホールディングス」の海外売上高比率は今や5割を超えています。短期間にグローバル企業に変身しました。

● 収益の柱となったHRテクノロジー事業
 稼ぎ頭の「HRテクノロジー事業」は、「Indeed(インディード)」および「Glassdoor(グラスドア)」といったプラットフォームを通じて、求職者に対し、より速く、シンプルに、また一人ひとりに合った求職活動を支援する一連の機能を提供しています。例えば、求人情報の検索、履歴書の開示、企業情報や情報交換、スケジュール設定機能を含むビデオ面接や電話面接が挙げられます。IndeedとGlassdoorそれぞれがユニークなサービスを提供し連携することで、グローバルな人材マーケットプレイスを構築しています。


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リクルートホールディングスの連結決算

 「リクルートホールディングス」は、2026年8月7日に「2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」を発表しました。2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結決算では、売上高1,045,350百万円(前年同期比18.9%増)、営業利益255,413百万円(前年同期比66.1%増)となりました。

 リクルートホールディングス 決算短信(PDF:2026/08/07)
 2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)は、売上高4,230,000百万円(前年同期比14.4%増)、営業利益945,000百万円(前年同期比49.9%増)と予想しています。

リクルートホールディングスの連結決算(売上高/営業利益)
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2007年3月       756,973百万円  (経常利益161,469百万円)
2008年3月     1,006,635百万円  (経常利益162,925百万円)
2009年3月     1,083,932百万円    113,157百万円
2010年3月       793,329百万円      71,513百万円
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2011年3月       752,688百万円      90,483百万円
2012年3月       806,661百万円    115,043百万円
2013年3月    1,049,200百万円    124,900百万円
2014年3月    1,191,500百万円    117,400百万円

2014年10月16日 東京証券取引所市場第一部に上場
(日本基準)
2015年3月   1,299,930百万円    122,499百万円
2016年3月   1,588,623百万円    114,032百万円
2017年3月   1,941,922百万円    193,513百万円

リクルートホールディングスの連結決算(売上収益/営業利益)
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(IFRS)
2018年3月   2,173,385百万円    191,794百万円
2019年3月   2,310,756百万円    223,090百万円
2020年3月   2,399,465百万円    206,011百万円
-----------------------------------------
2021年3月   2,269,346百万円    162,823百万円
2022年3月   2,871,705百万円    378,929百万円
2023年3月   3,429,519百万円    344,303百万円
2024年3月   3,416,492百万円    402,526百万円
2025年3月   3,557,478百万円    490,542百万円
2026年3月   3,697,351百万円    630,567百万円

2027年3月期予想
2027年3月   4,230,000百万円    945,000百万円(会)
2027年3月   4,196,134百万円    910,815百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年8月13日時点の数値です。



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2026年8月12日 (水)

不動産大手5社(三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産ホールディングス、野村不動産ホールディングス) 2027年3月期第1四半期の決算が出揃う!

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-不動産大手5社-
 不動産大手5社(三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産ホールディングス、野村不動産ホールディングス)の2026年3月期第1四半期決算短信が出揃いました。2025年7月30日に「野村不動産ホールディングス」、8月6日に「住友不動産、東急不動産ホールディングス」、8月7日に「三井不動産、三菱地所」の決算発表がありました。

● ヒューリックが急成長!
 「ヒューリック」は1957年3月に、「富士銀行(現:みずほ銀行)」が所有する不動産を母体に、「日本橋興業」として設立されました。2007年1月に、商号を「ヒューリック」に変更しました。不動産会社では日本6位の売上高を誇ります。「銀座の大家さん」として有名で、積極的な投資により現在では銀座エリアに約40棟もの商業ビルやオフィスビルを保有しています。非常に利益水準が高く、平均年収は不動産業界でトップクラスの水準です。

 「ヒューリック」の2026年12月期(2026年1月1日~2026年12月31日)の連結業績予想は、売上高は未発表、営業利益210,000百万円(前年比+12.4%)となっています。ちなみに2026年8月12日時点のアナリスト予想(コンセンサス)では売上高895,300百万円(前年比+23.1%)、営業利益211,873百万円(前年比+13.4%)となっています。「ヒューリック」は急成長しており、近いうちに「不動産大手6社」と言われる時代がやってくるのは間違いないと思います。

● ヒューリックが「鉄緑会」を買収!
 「鉄緑会」は、中高6年一貫校の生徒を対象とした、東京大学受験指導専門塾です。「鉄」は東京大学医学部の同窓会組織である鉄門倶楽部、「緑」は東京大学法学部の自治会である緑会を意味します。1983年設立され、2007年12月3日に「ベネッセコーポレーション(現:ベネッセホールディングス)」の傘下に入りました。

 「ヒューリック」は2026年7月7日に、ヒューリックの中長期経営計画(2026~2036)において掲げる「不動産の商社化」という観点から、ヒューリックのこども教育事業と高いシナジーが見込まれる東大受験指導専門塾「鉄緑会」を運営する、「株式会社東京教育研」の株式を100%取得することが決定しました。買収金額は非公表ながら、数百億円規模と伝えられています。

 ヒューリック 公式HP(PDF:2026/07/07)
 株式会社東京教育研の株式取得について ~こども教育事業の拡大に向けた、東大受験指導専門塾『鉄緑会』のグループ参画~

 「東京教育研」は、「自らの無限の可能性を追求する生徒の願い、目標を支援・実現する日本最高峰の教場」をパーパスに掲げ、最難関大学を目指す中学一年生~高校三年生を対象とした集団受験指導塾「鉄緑会」を運営しています。

 中高6年一貫の独自カリキュラムにより、2026年度は、東京大学合格者数584名(占有率20%)、うち最難関とされる「理科三類(主に医学部進学コース)」において57名(占有率59%)という、極めて高い合格実績を誇ります。

不動産大手の2027年3月期連結決算予想(売上高/営業利益)
1位 三井不動産-2,800,000百万円(410,000百万円)
2位 三菱地所-2,000,000百万円(370,000百万円)
3位 東急不動産HD-1,400,000百万円(190,0000百万円)
4位 野村不動産HD-1,080,000百万円(140,000百万円)
5位 住友不動産-1,070,000百万円(320,000百万円)
6位 ヒューリック-未発表(210,000百万円)
参考 ヒューリック-895,300百万円(211,873百万円)*コンセンサス
参考 JR東日本-605,000百万円(131,000百万円)
7位 東京建物-524,000百万円(105,500百万円)
8位 森ビル-437,000百万円(106,500百万円)
9位 森トラスト-347,000百万円(70,000百万円)
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参考 大和ハウス工業-5,900,000百万円(460,000百万円)
参考 積水ハウス-4,353,000百万円(350,000百万円)

不動産大手の2026年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 三井不動産-2,709,747百万円(397,788百万円)
2位 三菱地所-1,746,148百万円(329,730百万円)
3位 東急不動産HD-1,246,048百万円(166,882百万円)
4位 住友不動産-1,057,765百万円(299,155百万円)
5位 野村不動産HD-942,505百万円(138,242百万円)
6位 ヒューリック-727,447百万円(186,826百万円)
参考 JR東日本-513,227百万円(128,252百万円)
7位 東京建物-474,586百万円(95,763百万円)
8位 森ビル-411,100百万円(97,900百万円)
9位 森トラスト-321,087百万円(60,562百万円)
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参考 大和ハウス工業-5,576,861百万円(614,879百万円)
参考 積水ハウス-4,197,922百万円(341,402百万円)

不動産大手の2025年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 三井不動産-2,625,363百万円(372,732百万円)
2位 三菱地所-1,579,812百万円(309,232百万円)
3位 東急不動産HD-1,150,301百万円(140,763百万円)
4位 住友不動産-1,014,239百万円(271,516百万円)
5位 野村不動産HD-757,638百万円(118,958百万円)
6位 ヒューリック-591,615百万円(163,360百万円)
7位 東京建物-463,724百万円(79,670百万円)
参考 JR東日本-445,423百万円(120,348百万円)
8位 森ビル-385,800百万円(84,200百万円)
9位 森トラスト-281,628百万円(54,012百万円)
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参考 大和ハウス工業-5,434,819百万円(546,279百万円)
参考 積水ハウス-4,058,583百万円(331,366百万円)

(備考)「三井不動産、三菱地所、東急不動産HD、住友不動産、野村不動産HD)」は3月期決算、「ヒューリック、東京建物」は12月期決算の数値です。「森ビル」と「森トラスト」は3月期決算です。「森ビル」と「森トラスト」は非上場企業ですが、上場企業の「決算短信」に相当する資料を発表しています。「JR東日本」は不動産・ホテル部門の数値です。


Tokyocompany220511
売上高1位 三井不動産(8801)
 「三井不動産」の2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上高616,930百万円(前年比△23.1%)、営業利益103,507百万円(前年比△35.4%)です。

 三井不動産(PDF:2026/08/07)
 2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,800,000百万円(前年比+3.3%)、営業利益410,000百万円(前年比+3.1%)となっています。


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売上高2位 三菱地所(8802)

 「三菱地所」の2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上高497,685百万円(前年比+39.4%)、営業利益121,240百万円(前年比+94.3%)です。

 三菱地所(PDF:2026/08/07)
 2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,000,000百万円(前年比+14.5%)、営業利益370,000百万円(前年比+12.2%)となっています。


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売上高3位 東急不動産ホールディングス(3289)
 「東急不動産ホールディングス」の2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上高285,774百万円(前年比+△0.8%)、営業利益46,593百万円(前年比+12.7%)です。

 東急不動産ホールディングス(PDF:2026/08/06)
 2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,400,000百万円(前年比+12.4%)、営業利益190,000百万円(前年比+13.9%)となっています。


Tokyocompany220513
売上高4位 住友不動産(8830)
 「住友不動産」の2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上高281,016百万円(前年比△4.2%)、営業利益102,846百万円(前年比+1.0%)です。

 住友不動産(PDF:2026/08/06)
 2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,070,000百万円(前年比+1.2%)、営業利益320,000百万円(前年比+7.0%)となっています。


Tokyocompany220515
売上高5位 野村不動産ホールディングス(3231)
 「野村不動産ホールディングス」の2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上高191,064百万円(前年比△13.7%)、営業利益25,540百万円(前年比△30.6%)です。

 野村不動産ホールディングス(PDF:2026/07/30)
 2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,080,000百万円(前年比+14.6%)、営業利益140,000百万円(前年比+1.3%)となっています。

Tokyocompany220516
売上高6位 ヒューリック(3003)
 「ヒューリック」の2026年12月期第2四半期(2026年1月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上高416,596百万円(前年比+38.8%)、営業利益80,313百万円(前年比+7.0%)です。

 ヒューリック(PDF:2026/07/28)
 2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2026年12月期の連結業績予想
 2026年12月期(2026年1月1日~2026年12月31日)の連結業績予想は、売上高は未発表、営業利益210,000百万円(前年比+12.4%)となっています。ちなみに2026年8月12日時点のアナリスト予想(コンセンサス)では売上高895,300百万円(前年比+23.1%)、営業利益211,873百万円(前年比+13.4%)となっています。


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売上高7位 東京建物(8804)
 「東京建物」の2026年12月期第2四半期(2026年1月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上高194,415百万円(前年比△6.9%)、営業利益39,852百万円(前年比+17.1%)です。

 東京建物(PDF:2026/08/06)
 2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2026年12月期の連結業績予想
 2026年12月期(2026年1月1日~2026年12月31日)の連結業績予想は、売上高524,000百万円(前年比+10.4%)、営業利益105,500百万円(前年比+10.2%)となっています。



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2026年8月10日 (月)

スーパーゼネコン5社(鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設、竹中工務店) 2027年3月期第1四半期の決算が出揃う インフロニアHDの売上高が急増!

Tokyotokyo250811
スーパーゼネコン5社-
 スーパーゼネコンは、「鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設、竹中工務店(売上高順)」の5社を指します。「鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設」は上場企業ですが、「竹中工務店」は非上場企業です。

 非上場企業の「竹中工務店」を除く、スーパーゼネコン4社の2027年3月期第1四半期決算短信が出揃いました。2026年7月30日に「清水建設」、8月5日に「鹿島建設」、8月6日に「大成建設」、8月7日に「大林組」の決算発表がありました。

● インフロニアHDの売上高が竹中工務店を猛追!
 準大手ゼネコンで「前田建設工業」を傘下に持つ「インフロニア・ホールディングス」は、2025年3月14日に、「三井住友建設」に対し、株式公開買い付け(TOB)を実施し、完全子会社化すると発表しました。2025年9月26日には「三井住友建設」を子会社化しました。現在は「前田建設工業、前田道路、前田製作所、日本風力開発、三井住友建設」などを傘下に持ちます。

 「インフロニア・ホールディングス」の2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,445,000百万円となっています。「長谷工コーポレーション」の売上高を抜き、「竹中工務店」の2026年12月期(2026年1月1日~2026年12月31日)の連結業績予想の売上高1,455,000百万円と猛追します。

5社の2027年3月期連結決算予想(売上高/営業利益)
1位 大林組-2,945,000百万円(180,000百万円)
2位 鹿島建設-2,900,000百万円(200,000百万円)
3位 大成建設-2,420,000百万円(188,000百万円)
4位 清水建設-2,310,000百万円(153,000百万円)
5位 竹中工務店-1,455,000百万円(90,000百万円)
6位 インフロニア・ホールディングス-1,445,000百万円(84,500百万円)
7位 長谷工コーポレーション-1,380,000百万円(110,000百万円)
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参考 大和ハウス工業-5,900,000百万円(460,000百万円)
参考 積水ハウス-4,353,000百万円(350,000百万円)

5社の2026年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-3,067,275百万円(240,780百万円)
2位 大林組-2,586,258百万円(194,678百万円)
3位 大成建設-2,089,091百万円(187,973百万円)
4位 清水建設-2,057,802百万円(118,669百万円)
5位 竹中工務店-1,614,700百万円(92,900百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,273,136百万円(98,743百万円)
7位 インフロニア・ホールディングス-1,124,878百万円(75,805百万円)
--------------------------------------------------
参考 大和ハウス工業-5,576,861百万円(614,879百万円)
参考 積水ハウス-4,197,922百万円(341,402百万円)

5社の2025年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-2,911,816百万円(151,882百万円)
2位 大林組-2,620,101百万円(143,442百万円)
3位 大成建設-2,154,223百万円(120,160百万円)
4位 清水建設-1,944,360百万円(71,030百万円)
5位 竹中工務店-1,600,100百万円(53,100百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,177,353百万円(84,701百万円)
7位 インフロニア・ホールディングス-847,548百万円(47,148百万円)
--------------------------------------------------
参考 大和ハウス工業-5,434,819百万円(546,279百万円)
参考 積水ハウス-4,058,583百万円(331,366百万円)

(備考)「鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設、長谷工コーポレーション、インフロニア・ホールディングス」は3月決算です。「竹中工務店」は12月決算です。「積水ハウス」は1月決算です。「竹中工務店」は非上場企業ですが、上場企業の「決算短信」に相当する「決算概要」を発表しています。


Generalcontractor220511
売上高1位 鹿島建設(1812)
 「鹿島建設」の2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上高640,089百万円(前年比△1.5%)、営業利益40,522百万円(前年比+7.8%)です。

 鹿島建設(PDF:2026/08/05)
 2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2026年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,900,000百万円(前年比△5.5%)、営業利益200,000百万円(前年比△16.9%)となっています。


Generalcontractor220512
売上高2位 大林組(1802)

 「大林組」の2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上高623,429百万円(前年比19.0%)、営業利益32,700百万円(前年比+107.0%)です。

 大林組(PDF:2026/08/07)
 2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,945,000百万円(前年比+13.9%)、営業利益180,000百万円(前年比△7.5%)となっています。


Generalcontractor220513
売上高3位 大成建設(1801)

 「大成建設」の2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上高521,215百万円(前年比+18.4%)、営業利益45,317百万円(前年比+15.3%)です。

 大成建設(PDF:2026/08/06)
 2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 
 
● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,420,000百万円(前年比15.8%)、営業利益188,000百万円(前年比0.0%)となっています。


Generalcontractor220514
売上高4位 清水建設(1803)

 「清水建設」の2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上高482,829百万円(前年比+9.3%)、営業利益19,283百万円(前年比+11.8%)です。

 清水建設(PDF:2026/07/30)
 2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,310,000百万円(前年比+12.3%)、営業利益153,000百万円(前年比+28.9%)となっています。


Generalcontractor220515
売上高5位 竹中工務店(非上場企業)

 「竹中工務店」は、非上場企業のため四半期ごとの決算は発表していません。

 竹中工務店(2026/02/27)
 2025年度(第88期)決算概要 及び 次期業績見通し

● 2026年12月期の連結業績予想
 2026年12月期(2026年1月1日~2026年12月31日)の連結業績予想は、売上高1,455,000百万円(前年比△9.9%)、営業利益90,000百万円(前年比△3.2%)となっています。


Tokyohaseko230811
売上高6位 長谷工コーポレーション(1808)

 「長谷工コーポレーション」の2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上高312,148百万円(前年比+9.2%)、営業利益29,857百万円(前年比+46.0%)です。

 長谷工コーポレーション(PDF:2026/08/06)
 2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,380,000百万円(前年比+8.4%)、営業利益110,000百万円(前年比+11.4%)となっています。


Tokyoinfroneer260512
売上高7位 インフロニア・ホールディングス(5076)

 「長谷工コーポレーション」の2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上高308,365百万円(前年比+60.9%)、営業利益14,398百万円(前年比+116.1%)です。

 インフロニア・ホールディングス(PDF:2026/08/07)
 2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,445,000百万円(前年比+28.5%)、営業利益84,500百万円(前年比+11.5%)となっています。



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2026年8月 9日 (日)

電線大手の「フジクラ」 AIデータセンター向け光コンポーネント製品が絶好調 2027年3月期予想をわずか3ヶ月の間に2回の驚異的な上方修正!

Tokyofujikura260811
-フジクラ-
 「フジクラ」は、東京都江東区木場一丁目5-1に本社を置く光ファイバーや電子部品、ワイヤーハーネス等を製造する大手光ケーブル・電子機器メーカーです。本社のある「深川ギャザリア」は、フジクラの「旧・深川工場」の跡地を再開発して誕生した大規模な複合施設です。事業主体は「フジクラ開発」で、オフィスビル、大型商業施設、映画館などが集まる地域のランドマークとなっています。

 「フジクラ」は、1885年2月に創業者である「故・藤倉善八氏」が絹・綿巻線の製造に乗り出したときに始まります。1910年3月18日に電線事業拡大の必要から電線事業を分離して「藤倉電線」を設立します。1992年10月1日に「藤倉電線」から「フジクラ」に社名変更しました。

電線御三家
 「フジクラ」は、「電線御三家(住友電気工業、古河電気工業、フジクラ)」の中の1社です。日本の電線業界は長年に渡って「住友電気工業」が圧倒的に強く、業界の序列にほとんど変化が無く、はっきり言って面白味に欠ける業界でした。ちなみに「SWCC(旧:昭和電線電纜)」を入れて、電線業界大手4社という場合もあります。

2026年3月期電線御三家ランキング(売上高/営業利益)
1位 住友電気工業-5,110,171百万円(418,173百万円)
3位 古河電気工業-1,307,560百万円(63,856百万円)
3位 フジクラ-1,182,358百万円(188,707百万円)

 しかし、電線業界が猛烈な変革期を迎えています。世界では、「GAFAM」や「オラクル」、「ChatGPT(チャットGPT)」の「OpenAI(オープンエーアイ)」や「Claude(クロード)」の「Anthropic(アンソロピック)」などが、AI(人工知能)データセンターの建設に国家予算並みの莫大な投資を行っています。その影響が電線業界を直撃しています。

 「フジクラ」は、急拡大するハイパースケールデータセンター向けに、高密度光ファイバーケーブルや接続機器などの光配線ソリューションを供給して急成長を遂げています。2027年3月期は、売上高が「古河電気工業」を上回り、業界2位になる見込みです。営業利益は「住友電気工業」に匹敵する金額を見込んでいます。

2027年3月期電線御三家ランキング予想(売上高/営業利益)
1位 住友電気工業-5,400,000百万円(450,000百万円)
2位 フジクラ-1,755,000百万円(432,000百万円)
3位 古河電気工業-1,530,000百万円(123,000百万円)

● 驚異的な上方修正!
 「フジクラ」は2026年8月7日に、「2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高1兆7550億円(前年比48.1%増)、営業利益4320億円(前年比128.9%増)を見込みます。わずか3ヶ月の間に2回の上方修正が行われました。


Tokyofujikura260812
1回目の上方修正

 2026年6月18日に発表された1回目の上方修正です。この時に「フジクラ凄い!」と思いましたが・・・

 引用資料 フジクラ(PDF:2026/06/18)
 2027年3月期第2四半期(中間期)及び通期連結業績予想の修正に関するお知ら


Tokyofujikura260813
2回目の上方修正

 2026年8月7日に発表された2回目の上方修正です。「アドバンテスト」もビックリな驚異的な上方修正です。

 引用資料 フジクラ(PDF:2026/08/07)
 2027年3月期第2四半期(中間期)及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ


Tokyofujikura260814
フジクラの連結決算
 「フジクラ」の2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上高402,009百万円(前年比50.1%増)、営業利益104,828百万円(前年比155.1%増)でした。

 フジクラ(PDF:2026/08/07)
 2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
 
● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,755,000百万円(前年比48.4%増)、営業利益432,000
百万円(前年比128.9%増)となっています。

フジクラの連結決算(売上高/営業利益)
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(日本基準)
1998年3月    364,863百万円     16,758百万円
1999年3月    340,164百万円     12,220百万円
2000年3月    324,761百万円       9,364百万円
-----------------------------------------
2001年3月    359,736百万円     27,570百万円
2002年3月    348,677百万円     21,427百万円
2003年3月    233,184百万円           27百万円
2004年3月    249,224百万円         120百万円
2005年3月    360,752百万円     16,763百万円
2006年3月    503,090百万円     39,360百万円
2007年3月    645,984百万円     34,507百万円
2008年3月    659,482百万円     20,375百万円
2009年3月    573,657百万円         230百万円
2010年3月    503,527百万円     17,934百万円
-----------------------------------------
2011年3月    521,832百万円     16,891百万円
2012年3月    509,081百万円     13,383百万円
2013年3月    491,118百万円       6,499百万円
2014年3月    590,980百万円     20,345百万円
2015年3月    661,510百万円     25,075百万円
2016年3月    678,528百万円     32,632百万円
2017年3月    653,795百万円     34,230百万円
2018年3月    740,052百万円     34,343百万円
2019年3月    710,778百万円     27,679百万円
2020年3月    672,314百万円       3,346百万円
-----------------------------------------
2021年3月    643,736百万円     24,422百万円
2022年3月    670,350百万円     38,288百万円
2023年3月    806,453百万円     70,163百万円
2024年3月    799,760百万円     69,483百万円
2025年3月    979,375百万円   135,519百万円
2026年3月 1,182,358百万円   188,707百万円

2027
年3月期予想
2027年3月 1,755,000百万円   432,000百万円(会)
2027年3月 1,427,000百万円   305,000百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年8月9日時点の数値です。コンセンサスにはまだ2回目の上方修正が反映されていません。



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2026年8月 2日 (日)

半導体検査装置 半導体テスタでは世界第1位の「アドバンテスト」 2027年3月期連結決算予想を発表 驚異的な上方修正!

Tokyoadvantest220711
-アドバンテスト-

 「アドバンテスト」は、1954年に東京都板橋区に「タケダ理研工業」として創業しました。1985年に社名を「アドバンテスト」に変更、半導体試験装置市場におけるトップ・シェアを獲得、世界のトップメーカーになりました。

 「アドバンテスト(Advantest Corporation)」 は、半導体テスタ(半導体を自動で電気試験し、品質や性能、信頼性を評価する装置)では、現在世界第1位で、アメリカの「テラダイン(Teradyne Inc)」と世界シェアを二分しています。東証プライムに上場、本社は東京都千代田区丸の内一丁目6番2号の「新丸の内センタービルディング」にあります。

 「AI半導体」のテストには、万全を期すために高性能の「SoCテスタ」が使用されますが、その多くが「アドバンテスト」製だと言われています。「AI半導体」の生産が増えると必然的に「アドバンテスト」の売上高が増えるという好循環にあります。

 世界のテック大手が昨秋以降にAI向けのデータセンターへの投資を増やしており、高性能な半導体の需要が急増しています。最先端の半導体が正常に動くかを試験するアドバンテストの高性能試験装置の販売に追い風になっています。

 市場の追い風を受け、「アドバンテスト」の市場シェアも高まっています。2026年3月期の試験装置市場でのシェアは65%と前年から7ポイント上昇しました。


Tokyoadvantest260811
驚異的な上方修正!
 「アドバンテスト」は2026年7月29日に、「2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」を発表しました。2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高1兆7140億円(前年比51.9%増)、営業利益8460億円(前年比69.5%増)と、驚異的な上方修正が行われました。わずか3ヶ月でこんなに上方修正されたのはあまり見た事がありません。

 引用資料 アドバンテスト(PDF:2026/07/29)
 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ 


Tokyoadvantest260411
「四半期売上高 地域(出荷先)別」です。圧倒的に「TSMC(台湾積体電路製造)」がある「Taiwan(台湾)」が1位です。

 引用資料 アドバンテスト(PDF:2026/04/27)
 2025年度(2026年3月期) 決算説明会


Tokyoadvantest260412
「テスタ市場シェアの状況」です。2025年のシェアは65%となっています。残り35%のほとんどがアメリカの「テラダイン(Teradyne Inc)」だと思われます。


Tokyoadvantest220712
アドバンテストの連結決算
 「アドバンテスト」の2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上高367,473百万円(前年比+39.3%)、営業利益189,990百万円(前年比+53.3%)です。

 アドバンテスト(PDF:2026/07/29)
 2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
 
● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,714,000百万円(前年比51.9%増)、営業利益846,000百万円(前年比69.5%増)となっています。

アドバンテストの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1998年3月     257,418百万円    86,616百万円
1999年3月     141,714百万円    30,170百万円
2000年3月     167,123百万円    41,672百万円
-----------------------------------------
2001年3月     262,214百万円    72,613百万円
2002年3月       95,244百万円 △36,552百万円
2003年3月       97,740百万円 △16,743百万円
2004年3月     174,218百万円    30,960百万円
2005年3月     239,439百万円    60,719百万円
2006年3月     253,922百万円    64,458百万円
2007年3月     235,012百万円    56,792百万円
2008年3月     182,767百万円    22,716百万円
2009年3月       76,652百万円 △49,547百万円
2010年3月       53,225百万円 △11,639百万円
-----------------------------------------
2011年3月       99,634百万円     6,111百万円
2012年3月     141,048百万円        837百万円
2013年3月     132,903百万円          80百万円
2014年3月     111,878百万円 △36,369百万円
2015年3月     163,329百万円    14,619百万円
2016年3月     162,111百万円    12,597百万円
2017年3月     155,916百万円    13,905百万円
2018年3月     207,223百万円    24,487百万円
2019年3月     282,456百万円    64,662百万円
2020年3月     275,894百万円    58,708百万円
-----------------------------------------
2021年3月    312,789百万円     70,726百万円
2022年3月    416,901百万円   114,734百万円
2023年3月    560,191百万円   167,687百万円
2024年3月    486,507百万円     81,628百万円
2025年3月    779,707百万円   228,161百万円
2026年3月 1,128,610百万円   499,120百万円

2027
年3月期予想
2027年3月 1,714,000百万円   846,000百万円(会)
2027年3月 1,664,578百万円   809,522百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年8月2日時点の数値です。



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2026年7月11日 (土)

「ファーストリテイリング」の2026年8月期連結業績予想 売上収益3兆9700億円 「H&M」を抜き世界のアパレル企業売上高ランキング2位へ!

Tokyouniqlo231011
-ファーストリテイリング-
 
 「ファーストリテイリング」が、2026年7月9日に「2026年8月期 第3四半期決算短信〔IFRS会計基準〕(連結)」を発表しました。2026年8月期連結業績予想は上方修正されて、売上高(売上収益)が前期比16.7%増の3兆9700億円、営業利益が前期比29.4%増の7300億円でした。海外のユニクロ事業が業績を牽引しています。

 アパレル企業で完全に世界の勝ち組になりました。それにしてもアパレル企業で営業利益7300億円は驚異的です。アパレル企業で売上高営業利益率18.4%は信じられない数値です。

 企業ヲタの私は「ファーストリテイリング」を1990年代半ば頃からウォッチングしていました。売上が低迷した2002年秋には野菜の生産から販売まで一貫して手がける、生鮮野菜事業「SKIP」に進出という血迷った時期もありました(笑)が、いろいろな苦難を乗り越えて本当に凄い企業になったなあ!と感慨無量です。 

● 世界2位の売上高がほぼ確実に!
 世界のアパレル企業の売上高ランキングは、1位が「ザラ(ZARA)」を運営するスペインの「インディテックス」、2位がスウェーデンの「H&M(ヘネス・アンド・マウリッツ)」、3位が「ファーストリテイリング」、4位がアメリカの「ギャップ(GAP)」です。

 2位の「H&M」の成長率が大幅に鈍化する一方、3位の「ファーストリテイリング」の勢いは増しています。「ファーストリテイリング」が、2026年7月9日に2026年8月期の売上高見通しを3兆9700億円に上方修正しました。それにより、スウェーデンの「H&M」を上回る見込みです。

アパレル企業の売上高ランキング
1位 インディテックス(スペイン)-約7兆3748億円(398億6400万ユーロ)
2位 ファーストリテイリング(日本)-約3兆9700億円(予想)
3位 H&M(スウェーデン)-約3兆8351億円(2282億8500万スウェーデンクローナ)
4位 ギャップ(アメリカ)-約2兆4739億円(153億6600万ドル

(備考)「インディテックス」は2026年1月期の売上高(1ユーロ=185円で計算)、「H&M」は2025年11月期の売上高(1スウェーデンクローナ=16.8円で計算)、「ファーストリテイリング」は2026年8月期の売上高予想、「ギャップ(GAP)」は2026年1月期の売上高(1ドル=161円で計算)です。


Tokyouniqlo231012
ユニクロ シティ トウキョウ
 「ファーストリテイリング(FAST RETAILING CO., LTD.)」 は、「ユニクロ」や「GU(ジーユー)」などの衣料品会社を傘下にもつ持株会社です。本社は山口県山口市に、六本木本部は「ミッドタウン・タワー」に、有明本部は「ユニクロ シティ トウキョウ」にあります。

 「大和ハウス工業」と「ファーストリテイリング」は、東京都江東区有明一丁目に、ファーストリテイリング専用物流倉庫を建設しました。ユニクロの有明新本部「ユニクロ シティ トウキョウ」を2017年2月に稼働させました。

ユニクロ シティ トウキョウの概要
◆ 計画名-(仮称)Dプロジェクト有明Ⅰ新築工事
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目6-7
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-最高部48.300m、軒高44.360m
◆ 敷地面積-36,309.00㎡
◆ 建築面積-19,546.78㎡
◆ 延床面積-113,148.63㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造+鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆用途-倉庫、オフィス
◆ 建築主-ディエイチ・ディベロップメント・ワン特定目的会社
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2014年11月15日
◆ 竣工-2016年04月08日(工事完了)
◆ 可動-2017年02月(ユニクロ シティ トウキョウ)


Tokyouniqlo231013
ファーストリテイリング連結決算
 2026年8月期第3四半期(2025年9月1日~2026年5月31日)の連結業績は、売上収益3,065,182百万円(前年比+17.1%)、営業利益614,389百万円(前年比+36.2%)となっています。

 ファーストリテイリング(PDF:2026/07/09)
 2026年8月期 第3四半期決算短信〔IFRS会計基準〕(連結)

● 2026年8月期の連結業績予想
 2026年3月期(2025年9月1日~2026年8月31日)の連結業績予想は、売上収益3,970,000百万円 (前年比+16.7%)、営業利益730,000百万円(前年比+29.4%)となっています。

ファーストリテイリング連結決算(売上収益/営業利益)

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1995年8月        48,692百万円      4,164百万円
1996年8月        59,959百万円      4,441百万円
1997年8月        75,020百万円      5,263百万円
1998年8月        83,120百万円      6,011百万円
1999年8月      111,081百万円     14,343百万円
2000年8月      228,985百万円     60,627百万円
-----------------------------------------
2001年8月      418,561百万円   102,081百万円
2002年8月      344,170百万円     50,418百万円
2003年8月      309,789百万円     41,308百万円
2004年8月      339,999百万円     63,954百万円
2005年8月      383,973百万円     56,692百万円
2006年8月      448,819百万円     70,355百万円
2007年8月      525,203百万円     64,963百万円
2008年8月      586,451百万円     87,493百万円
2009年8月      685,043百万円   108,639百万円
2010年8月      814,811百万円   132,378百万円
-----------------------------------------
2011年8月      820,349百万円   116,365百万円
2012年8月      928,669百万円   126,450百万円
2013年8月   1,142,971百万円   134,101百万円
2014年8月   1,382,935百万円   130,402百万円
2015年8月   1,681,781百万円   164,463百万円
2016年8月   1,786,473百万円   127,292百万円
2017年8月   1,861,917百万円   176,414百万円
2018年8月   2,130,060百万円   236,212百万円
2019年8月   2,290,548百万円   257,636百万円
2020年8月   2,008,846百万円   149,347百万円
-----------------------------------------
2021年8月   2,132,992百万円   249,011百万円
2022年8月   2,301,122百万円   297,325百万円
2023年8月   2,766,557百万円   381,090百万円
2024年8月   3,103,836百万円   500,904百万円
2025年8月   3,400,539百万円   564,265百万円

2026年8月期予想
2026年8月   3,970,000百万円   730,000百万円(会)
2026年8月   3,918,050百万円   712,219百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年7月11日時点の数値です。

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2026年6月26日 (金)

世界は空前の半導体ブーム 車載マイコンで世界首位級の「ルネサス エレクトロニクス」 日本企業として生き残って本当に良かった!

Tokyorenesas260611
-ルネサス エレクトロニクス-
 各種半導体に関する研究、開発、設計、製造、販売およびサービスを行っている「ルネサス エレクトロニクス」の本社は、東京都江東区豊洲三丁目2番24号の「豊洲フォレシア」にあります。

 「ルネサス エレクトロニクス」は、「日本電気 (NEC)」から分社化していた「NECエレクトロニクス」と日立製作所および三菱電機から分社化していた「ルネサス テクノロジ(日立製作所55%、三菱電機45%)」が、2010年4月1日に経営統合して誕生しました。存続会社は「NECエレクトロニクス」です。車載マイコン世界首位級で、世界中の自動車メーカーで「ルネサス エレクトロニクス」の製品が使われています。

 同じように、1999年12月20日に「日本電気 (NEC)」 と「日立製作所」のDRAM事業部門が統合して設立され、後に「三菱電機」のDRAM事業部門も加わった「エルピーダメモリ」は、2012年に会社更生法の適用を申請して経営破綻しました。2013年7月には、アメリカの「マイクロン・テクノロジー」が「エルピーダメモリ」の全株式を取得して完全子会社化しました。

 「マイクロン・テクノロジー」は、アメリカ時間の2026年6月24日(日本時間6月25日)に超絶物凄い2026年3〜5月期の決算をは発表しました。日本政府が「エルピーダメモリ」を助けなかった事が本当に本当に悔やまれます。もし「エルピーダメモリ」が今も存続していたら「キオクシアホールディングス」以上に物凄い時価総額になっていたと思います。

 「日本電気 (NEC)、日立製作所、三菱電機」から分社化という同じような運命をたどった「エルピーダメモリ」と「ルネサス エレクトロニクス」ですが、「エルピーダメモリ」は経営破綻して外資に吸収され、「ルネサス エレクトロニクス」は日本企業として生き残りました。現在、世界は空前の半導体景気に沸いています。「ルネサス エレクトロニクス」が日本企業として生き残って本当に良かったと思います。


Tokyorenesas260612
ルネサス エレクトロニクスの連結決算

 「ルネサス エレクトロニクス」の2026年12月期第1四半期(2026年1月1日~2026年3月31日)の連結業績は、売上高380,293百万円(前年比+23.2%)、営業利益90,564百万円(前年比+320.7%)です。

 ルネサス エレクトロニクス(PDF: 2026/04/24)
 2026年12月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) 

● 2026年12月期の連結業績予想
 2026年12月期(2026年1月1日~2026年12月31日)の連結業績予想ですが、「ルネサス エレクトロニクス」からは現時点では非開示です。アナリスト予想(コンセンサス)では、売上高1,533,875百万円(前年比+16.1%)、営業利益378,220百万円(前年比+88.0%)となっています。

ルネサス エレクトロニクスの連結決算

-----------------------------------------
(NECエレクトロニクス)
(米国会計基準)

2006年03月       645,963百万円  △35,689百万円
2007年03月       692,280百万円  △28,557百万円
2008年03月       687,745百万円      5,094百万円
2009年03月       546,470百万円  △68,355百万円

(日本基準)
2010年03月       471,034百万円  △49,235百万円
(2010年4月1日ルネサスエレクトロニクス設立)

-----------------------------------------
2011年03月    1,137,898百万円     14,524百万円
2012年03月       883,112百万円  △56,750百万円
2013年03月       785,764百万円  △23,217百万円
2014年03月       833,011百万円     67,635百万円
2015年03月       791,074百万円   104,427百万円
2016年03月       693,289百万円   103,782百万円
2016年12月       471,031百万円     54,711百万円(9カ月決算)
2017年12月       780,261百万円     78,400百万円
2018年12月       756,503百万円     68,196百万円

(IFRS)
2019年12月       718,243百万円      6,845百万円
2020年12月       715,673百万円    65,142百万円
-----------------------------------------
2021年12月      994,418百万円   183,601百万円
2022年12月   1,500,853百万円   424,153百万円
2023年12月   1,469,415百万円   390,766百万円
2024年12月   1,348,479百万円   222,977百万円
2025年12月   1,321,212百万円   201,166百万円

2026年12月期予想
2026年12月   現時点では非開示                (会)
2026年12月   1,541,033百万円   379,220百万円(コ)
 
(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年6月26日時点の数値です。



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2026年6月13日 (土)

半導体メモリー大手の「キオクシアホールディングス」 「NAND型フラッシュメモリー」が絶好調 時価総額が「トヨタ自動車」を上回り日本一に!

Tokyokioxia260411
-キオクシアホールディングス―
 半導体メモリー大手の「キオクシアホールディングス」の本社は、「東京都港区芝浦三丁目1-21 田町ステーションタワーS」にあります。社名の「キオクシア」は、日本語の「記憶(Kioku)」と、ギリシャ語で「価値」を意味する「axia(アクシア)」を組み合わせたものです。

 「東芝」の経営危機は、2015年の不正会計発覚に始まり、アメリカの「ウェスチングハウス社」の巨額損失が決定打となって債務超過に転落したことで深刻化しました。それにより次々と事業を売却しました。

 「東芝」の虎の子であった半導体メモリ事業は、2017年4月1日に「東芝メモリ」が承継しました。2018年6月1日に、アメリカの投資ファンドの「ベインキャピタル」を中心としたコンソーシアムは約2兆円で買収しました。

 2019年10月1日には、「東芝メモリホールディングス」を「キオクシアホールディングス」に、「東芝メモリ」を「キオクシア」に、それぞれ社名変更しました。

● 時価総額が「トヨタ自動車」を上回り日本一に!
 2024年12月18日に「キオクシアホールディングス」は、東証プライム市場に上場しました。公開価格の1,455円を15円下回る1,440円で初値を付けました。その後、一時1,689円まで上昇し、1,601円で引けました。終値ベースの時価総額は8,630億円となりました。

 その後、AI特需によりメモリー市況の激変しました。生成AI普及に伴うデータセンター向け「SSD(NAND型フラッシュメモリー)」の需要爆発です。データセンター向けの高速・大容量NANDメモリー需要が旺盛で、販売単価大きくが上昇し、それに伴い時価総額も急上昇しています。

 2026年6月12日(金)の終値時点の時価総額は日本企業全体で、「トヨタ自動車」の43,838,988百万円を上回り1位の44,362,745百万円となりました。時代が変わったんだなあ!と実感しました。

 2024年12月18日の終値時点の時価総額と比べるとわずか約18カ月で約51倍になりました。アメリカのHDDメーカー「ウエスタンデジタル」と経営統合しなくて日本のメーカーとして残って本当に良かったと思います。

日本の時価総額ランキング(2026年6月12日の終値時点)
(1位)キオクシアホールディングス-44,362,745百万円
(2位)トヨタ自動車-43,838,988百万円
(3位)三菱UFJフィナンシャル・グループ-37,525,702百万円
(4位)ソフトバンクグループ-36,967,081百万円
(5位)東京エレクトロン-31,826,226百万円


Yokkaichikioxia260511

キオクシア 四日市工場
 「キオクシア」は、三重県四日市市の「四日市工場」と岩手県北上市の「北上工場」の2拠点で「NAND型フラッシュメモリー」を生産していますが、一番の拠点は「四日市工場」です(Googleマップの衛星写真を引用)。

 「四日市工場」は、1990年から2年かけて工場用地を造成し、「第1製造棟」が竣工し、1993年から「16Mbit DRAM」の生産を開始しました。現在は旧式化した「第1製造棟」は稼働停止中です。敷地面積約694,000㎡(駐車場を含まず)の広大な敷地に、旧式化した「第2製造棟」を建て替えた「新・第2製造棟(2016年操業開始)」、「第3製造棟(2005年操業開始)、第4製造棟(2007年操業開始)、第5製造棟(2011年操業開始)、第6製造棟(2018年操業開始)、第7製造棟(2022年竣工)」の6棟が稼働しています。


Tokyokioxia260511
キオクシアホールディングスの連結業績

 2026年3月期の連結業績(2025年4月1日~2026年3月31日)は、売上高2,337,628百万円(前年同期比37.0%増)、営業利益870,369百万円(前年同期比92.7%増)となりました。

 キオクシアホールディングス 決算短信(PDF:2026/05/15)
 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)は、「キオクシアホールディングス」は未発表です。アナリスト予想(コンセンサス)では、売上高9,272,522百万円(前年同期比296.7%増)、営業利益7,180,125百万円(前年同期比725.0%増)と、企業業績が驀進する予想をしています。売上高営業利益率は驚異の77.4%の予想をしています。

 「キオクシアホールディングス」は、第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の予想は公表しています。売上高1,750,000百万円(前年同期比74.5%増)、営業利益1,298,000百万円(前年同期比117.5%増)です。

キオクシアホールディングスの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
2018年3月   1,229,400百万円    456,800百万円
(2018年6月1日に東芝から独立)
2019年3月   1,263,900百万円    116,300百万円
2019年10月1日にキオクシアホールディングスに社名変更)
2020年3月      987,200百万円 △173,100百万円
-----------------------------------------
2021年3月   1,178,500百万円        6,600百万円
2022年3月   1,526,500百万円     216,200百万円
2023年3月   1,282,100百万円    △99,000百万円
2024年3月   1,076,584百万円  △252,698百万円
(2024年12月18日に東証プライム市場に上場)
2025年3月   1,706,460百万円     451,748百万円
2026年3月   2,337,628百万円     870,369百万円

2027年3月予想
2027年3月            未発表                          (会)
2027年3月   9,272,522百万円  7,180,125百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年6月13日時点の数値です。



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2026年6月 1日 (月)

イオングループ 首都圏1都3県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)に集中的に出店 店舗数が急増する「まいばすけっと」の売上高はどれくらい?

Aeon220411
イオングループ
 「イオン」は、日本国内外300余の企業で構成される大手流通グループ「イオングループ」を統括する純粋持株会社です。本社は千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目5番地1の「イオンタワー」にあります。

 今から40年以上前の1982
年頃の日本のスーパーTOP6は「(1)ダイエー、(2)イトーヨーカ堂、(3)西友ストアー、(4)ジャスコ、(5)ニチイ、(6)ユニー」でした。

 順不同ですが「長崎屋、忠実屋(八王子市)、イズミヤ、ユニード(福岡市)、寿屋(熊本市)」も大手スーパーに分類されていました。現在は店名はおろか会社すら存在していない企業も多いです。40年ちょっとの間の流通業界の再編の凄まじさを実感します。当時は「ジャスコ(現:イオン)」が勝ち組となり、「ダイエー」が消滅するとは夢にも思っていませんでした。


Aeon260611
まいばすけっと
 イオングループの「まいばすけっと株式会社」の本社は、千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目5番地1の「イオンタワー」にあります。事業内容は ”都市型小型食品スーパー「まいばすけっと」の運営” です。「イオン」が97%出資しています。2026年2月期の売上高は3,000億円超の327,822百万円です。

 「まいばすけっと」は、首都圏1都3県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)に集中的に出店していますが、北海道札幌市内にも店舗があります。商圏は半径300m以内かつ2,000世帯以上として設定されています。撤退したコンビニエンスストアや小型スーパーの店舗跡に居抜き出店を行い、初期投資を抑える例が多いです。

 取扱商品は、食料品が中心(野菜、肉、魚などの生鮮食品から、パン、牛乳、冷凍食品、お酒、など)で、イオングループのプライベートブランド「トップバリュ」商品を多く扱っています。

 「コンビニエンスストア」と違い、コスト削減のため、「公共料金・税金の支払い、宅配便の発送・受け取り、チケットの発券」などは行っていません。「マルチコピー機」のサービスもありません。

 イオングループのコンビニエンスストアには「ミニストップ」があります。資本力のある「イオン」がその気になれば店舗数を一気に増やすことが出来ると思います。それなのに「ミニストップ」の出店にやる気を感じないのは、「まいばすけっと」に注力するということでしょうか?

● 関西にも欲しいまいばすけっと!
 私は兵庫県在住ですが、数年前までの体が元気な時に約20年間に渡って首都圏の超高層ビルの建設現場を撮影していました。毎回遠征ごとに約8泊ホテルに宿泊していました。店舗数が増えてからは、近くに「まいばすけっと」があるか必ず確認していました。晩ご飯は多くの場合「まいばすけっと」で買っていました。価格の安いのが命の私にとっては本当に有り難い存在でした。イオンさん関西にも「まいばすけっと」を出店して!(笑)


Aeon260612
「まいばすけっと」の「全店売上高推移」です。2026年2月期の売上高は3,000億円超の327,822百万円です。

 引用資料 まいばすけっと → 企業情報


Aeon220413
イオンの連結決算
 2026年2月期の連結業績(2025年3月1日~2026年2月28日)は、売上高10,715,342百万円(前年同期比5.7%増)、営業利益270,459百万円(前年同期比13.8%増)でした。

 イオン(PDF:2026/04/09)
 2026年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
 
● 2027年2月期の連結業績予想
 2027年2月期(2026年3月1日~2027年2月28日)の連結業績予想は、売上高12,000,000万円(前年比12.0%増)、営業利益340,000百万円(前年比25.7%増)となっています。

イオンの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
2011年2月    5,096,569百万円   172,360百万円
2012年2月    5,206,132百万円   195,690百万円
2013年2月    5,685,303百万円   190,626百万円
2014年2月    6,395,142百万円   171,432百万円
2015年2月    7,078,577百万円   141,368百万円
2016年2月    8,176,732百万円   176,977百万円
2017年2月    8,210,145百万円   184,739百万円
2018年2月    8,390,012百万円   210,273百万円
2019年2月    8,518,215百万円   212,256百万円
2020年2月    8,604,207百万円   215,530百万円
-----------------------------------------
2021年2月    8,603,910百万円   150,586百万円
2022年2月    8,715,957百万円   174,312百万円
2023年2月    9,116,823百万円   209,783百万円
2024年2月    9,553,557百万円   250,822百万円
2025年2月  10,134,877百万円   237,747百万円
2026年2月  10,715,342百万円   270,459百万円

2027年2月予想 
2027年2月  12,000,000百万円   340,000百万円(会)
2027年2月  11,931,960百万円   335,350百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年6月1日時点の数値です。



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2026年5月28日 (木)

超優良企業の「信越化学工業」 日本最大の時価総額を誇る化学メーカー 「塩化ビニル樹脂」・「半導体シリコン」で、世界トップシェア!

Tokyoshinetsu220711
-信越化学工業-

 超優良企業でも最終製品(消費者に販売可能な製品)を販売していない会社は意外と一般に知られていない会社が多いです。取引の形態が、BtoB(Business to Business)主体の「信越化学工業」もその一つです。 

 「信越化学工業(Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.)」は、東京都千代田区丸の内一丁目4番1号の「丸の内永楽ビルディング」に本社を置く日本の大手化学メーカーです。東証プライムに上場、日本国内において最大の時価総額および営業利益を誇る化学メーカーです。

 「信越化学工業」は創立以来、時代が求める様々な素材を開発・提供してきました。その優れた特性や機能性から、どの製品も高いマーケットシェアを確保しています。中でもインフラ整備の必需品となっている「塩化ビニル樹脂」、デジタル製品の基本素材である「半導体シリコン」は、他を圧倒する支持を得て、世界トップシェアを誇ります。

● 信越化学工業の4つの事業

(1)生活環境基盤材料事業
 
上下水道などの生活基盤に欠かせない素材や生活用品、食品などに幅広く使われる材料を世界中に送り出しています。製品は、「塩化ビニル樹脂、か性ソーダ、酢酸ビニル、ポバールなど」です。

(2)電子材料事業
 半導体の製造に欠かせない各種材料をはじめ、環境対応や情報通信などの最先端で課題解決に不可欠な材料を提供しています。製品は、「シリコンウエハー、レア・アースマグネット、半導体封止材料、フォトレジスト、フォトマスクブランクス、合成石英製品など」です。

(3)機能材料事業
 
食品、化粧品、医薬品など身近な分野から建築、農業など多様な分野のニーズに、高度な機能で応える材料を生み出しています。製品は、「シリコーン製品、セルロース誘導体、フェロモン製剤、金属ケイ素、ペリクルなど」です。

(4)加工・商事・技術サービス事業
 
グループ会社とともに、樹脂加工製品の製造、各種機器や工場のエンジニアリングなど、幅広い事業を展開しています。製品は、「ウエハーケース、ウエハー真空重ね合わせ装置、球状SiC、包装用フィルムなど」です。


Tokyoshinetsu220712
信越化学工業の連結決算

 「信越化学工業」は、2026年4月28日に2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結決算を発表しました。売上高2,573,969百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益635,204百万円(前年同期比14.4%減)となりました。

 信越化学工業 決算短信(PDF:2026/04/28)
 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2027年3月期の連結業績予想
 「2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)2027年3月期の連結業績及び配当予想につきましては、開示が可能となった時点で速やかに開示します。」となっています。ちなみにアナリスト予想(コンセンサス)では、売上高2,832,078百万円(前年同期比  10.0%増)、営業利益761,900百万円(前年同期比19.9%増)の予想をしています。

信越化学工業の連結決算
-----------------------------------------
1998年3月      693,274百万円     82,079百万円
1999年3月      642,795百万円     86,322百万円
2000年3月      678,858百万円     87,465百万円
-----------------------------------------
2001年3月      807,484百万円   112.677百万円
2002年3月      775.096百万円   114,723百万円
2003年3月      797,532百万円   122,149百万円
2004年3月      832,804百万円   125,625百万円
2005年3月      967,486百万円   151,734百万円
2006年3月   1,127,915百万円   185,320百万円
2007年3月   1,304,695百万円   241,028百万円
2008年3月   1,376,364百万円   287,145百万円
2009年3月   1,200,813百万円   232,927百万円
2010年3月      916,837百万円   117,215百万円
-----------------------------------------
2011年3月   1,058,257百万円   149,221百万円
2012年3月   1,047,731百万円   149,632百万円
2013年3月   1,025,409百万円   157,403百万円
2014年3月   1,165,819百万円   173,809百万円
2015年3月   1,255,543百万円   185,329百万円
2016年3月   1,279,807百万円   208,525百万円
2017年3月   1,237,405百万円   238,617百万円
2018年3月   1,441,432百万円   336,822百万円
2019年3月   1,594,036百万円   403,705百万円
2020年3月   1,543,525百万円   406,041百万円
-----------------------------------------
2021年3月   1,496,906百万円   392,213百万円
2022年3月   2,074,428百万円   676,322百万円
2023年3月   2,808,824百万円   998,202百万円
2024年3月   2,414,937百万円   701,038百万円
2025年3月   2,561,249百万円   742,105百万円
2026年3月   2,573,969百万円   635,204百万円

2027年3月期予想
2027年3月   現時点では非開示                (会)
2027年3月   2,832,078百万円   761,900百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年5月28日時点の数値です。



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