104 鉄道(新線・高架化・複々線化、その他)

2020年9月12日 (土)

国家戦略特区 地上48階、高さ約260mの「(仮称)新宿駅西口地区開発事業」 内閣府のHPより新たなイメージパースが多数公開!

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-(仮称)新宿駅西口地区開発事業-

 「小田急電鉄」は2015年4月30日に ”「長期ビジョン2020」および「グループ中期経営計画(2015~2017年度)」の策定について” を発表しています。

 「小田急電鉄」は、新宿駅西口周辺の「小田急百貨店・本館(賃貸面積約61,000㎡)、小田急ハルク(賃貸面積約26,000㎡)、新宿ミロード(賃貸面積約約8,600㎡)、新宿スバルビル(賃貸面積約12,000㎡)」などの再開発計画の検討に入りました。

● 国家戦略特区 第18回 東京都都市再生分科会
 2020年8月17日(月)~9月15日(火)まで、「(仮称)新宿駅西口地区開発事業」に係る環境影響評価書案の縦覧が行われていますが、「小田急電鉄」および「東京地下鉄」が事業主体となる新宿駅西口地区の開発計画について、国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、計画が内閣府のHPに公表されたことを踏まえて、計画概要が発表されています。

 引用資料 首相官邸(2020/09/04)
 国家戦略特区 第18回 東京都都市再生分科会 配布資料

 小田急電鉄 ニュースリリース(PDF:2020/09/09)
 新宿駅西口地区の開発計画について

(仮称)新宿駅西口地区開発事業の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目1番の一部
◆ 階数-地上48階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-最高部約260m
◆ 敷地面積-約15,720㎡
◆ 延床面積-約281,700㎡
◆ 容積対象面積-約251,500㎡(容積率1,600%)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造(管理人の推測)
◆ 基礎工法-直接基礎と杭基礎を併用
◆ 用途-商業施設、オフィス、駅施設 等
◆ 建築主-小田急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 着工-2022年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 供用開始-2029年度予定


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「駅前広場北西から計画地を望む」です。


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「四号街路より計画地を望む」です。


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「西武新宿駅側より計画地を望む」です。


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「ダイナミックなスケールのスカイコリドー」です。


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「西側(西口駅前広場側)から東側を望む」です。



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断面図(南北断面)
 最高部の高さは、「G.L.(平均地盤)」+約260mとなっています。建設予定地の、「G.L.(平均地盤)」は、「T.P.(東京湾平均海面:Tokyo Peil)+40mです。

 引用資料 東京都環境局(2020/08/17)
 (仮称)新宿駅西口地区開発事業に係る環境影響評価書案が提出されました。

● 高さ約260mは航空法の高さ制限ギリギリ!
 「小田急百貨店・本館」の航空法での高さ制限を「羽田空港高さ制限回答システム」で調べると、制限表面の種類が外側水平表面、制限高(標高)が約301mとなっています。建設予定地の平均地盤面は、T.P.+40mなので、301-40=261mで、高さ約261mのビルまで建設可能です。


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「断面図(東西断面)」です。東西の幅は、高さ約260mとしては非常に狭い超高層ビルになります。


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「配置図」です。南北に細長い敷地で、「小田急百貨店・本館、モザイク通り、新宿ミロード」が再開発の対象になります。


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工事工程表
 
「小田急百貨店(本館)」を1度に建て替えると、建て替え時に売上が消滅してしまいます。最低でも半分ずつ工事を行う必要があります。「解体・撤去工事(地上部)は、小田急百貨店、モザイク通り、新宿ミロードを順次解体・撤去する。」と書いていますが、具体的には書いてありません。

 ただし、「解体・撤去工事(地上部)」と「地上躯体工事」が非常に長期間となっているので、「小田急百貨店(本館)」の建て替えは分割して行うと思われます。

● RC地中連続壁や逆打ち工法を採用
 多くの超高層ビルの山留め壁は、一般的な「ソイルセメント柱列壁工法」を採用します。しかし、この現場は周囲に鉄道が縦横無尽には走っています。工事により鉄道の軌道が沈んだり浮き上がったりする事は絶対に許されません。
 そのためより強固な「RC地中連続壁」で山留め壁を構築します。山留め壁の最深部は、「G.L.(平均地盤)」からマイナス65m程度の深さまで設置する計画です。

 基礎工法は、小田急線ホーム及び丸ノ内線ホームを除いた主要範囲は「直接基礎」と「杭基礎」を併用します。工事は「逆打ち工法」を採用して地上躯体と地下躯体を同時に建設します。
 「構真柱」の最深部は、「G.L.(平均地盤)」からマイナス65m程度の深さまで設置する計画です。固い地層である「東京層群第三砂質土層」で支持させます。


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小田急百貨店・本館

 小田急百貨店の本丸である「小田急百貨店・本館」です。地上14階、地下3階、高さ約60mで、竣工は1967年です。


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「京王百貨店新宿店」の奥にある「モザイク通り」や「新宿ミロード」も再開発の対象です。


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新宿ミロード

 「新宿ミロード」は、地上11階、地下2階、延床面積約20,058㎡(賃貸面積約8,600㎡)となっています。1984年に竣工しました。



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2020年8月28日 (金)

西武鉄道所沢駅の線路上空および東口の駅ビル「所沢駅東口駅ビル計画」が完成 「グランエミオ所沢」第Ⅱ期が2020年9月2日(水)に開業!

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-西武鉄道所沢駅-

 西武鉄道の「所沢駅」は、単式ホーム1面1線+島式ホーム2面4線、計3面5線を有する地上駅です。「所沢駅」は、西武鉄道の拠点駅ですが、お世辞にも使い勝手のいい駅とは言えませんでした。

 そこで、2009年12月から約3年半にわたって「所沢駅改良工事」が行われました。ホーム中央の線路上空に新しい橋上駅舎を建設、2013年6月末には工事が完了しました。

 続いて「所沢駅東口駅ビル計画」が行われました。既存の駅舎・駅ナカ商業施設「エミオ所沢」を活かしつつ、新たに線路上空と東口社有地に加え、既存の店舗などを解体した敷地を活用し、線路上空には地上3階、東口には地上5階建(店舗1~4階、駐車場4・5・屋上階)の鉄道施設を挟んだ東西を一体化した駅舎と商業施設からなる複合施設です。

 新築工事着工に先立ち、2016年7月15日に起工式を執り行いました。Ⅰ期部分は、2018年3月2日に開業しています。施設の名称は「グランエミオ所沢」です。

● 「グランエミオ所沢」第Ⅱ期が2020年9月2日(水)に開業!
 「西武鉄道」と「西武プロパティーズ」が一体となり開発をおこなう所沢駅東口駅ビル計画の駅直結商業施設「グランエミオ所沢」第Ⅱ期(全49店舗)において、48店舗の出店が決定しました。また、施設の開業と、計画内で新たに整備する駅設備の供用開始を2020年9月2日(水)に決定しました。

 引用資料 西武ホールディングス(PDF:2020/07/02)
 所沢駅東口駅ビル計画「グランエミオ所沢」第Ⅱ期 48店舗の出店が決定~新改札等の新たな駅設備の供用開始と共に、9月2日(水)に開業~

グランエミオ所沢(所沢駅東口駅ビル計画)の概要
◆ 所在地-埼玉県所沢市くすのき台一丁目1番14-5
◆ 階数-地上5階、地下2階
◆ 高さ-29.65m
◆ 開発事業区域面積-45,230.06㎡(敷地面積約39,400㎡)
◆ 建築面積-29,257.90㎡(増築22,606.16㎡、既存6,651.74㎡)
◆ 延床面積-115,964.25㎡(増築66,406.16㎡、既存49,558.09㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-駅舎、店舗
◆ 店舗面積-約18,500㎡、店舗数126店舗 (第Ⅰ期77店舗、第Ⅱ期49店舗予定)
◆ 建築主-西武鉄道
◆ 企画・開発・施設管理-西武プロパティーズ
◆ 企画支援・開発支援・商業施設運営-住友商事、住商アーバン開発
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-西武・前田 建設共同企業体(西武建設、前田建設工業JV)
◆ 着工-2016年07月15日(起工式)、2016年08月01日(新築工事着工)
◆ 竣工-2020年07月
◆ 開業-(Ⅰ期)2018年03月02日、(Ⅱ期)2020年09月02日
◆ 事業費-268億円


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 「所沢駅東口駅ビル計画」の全景です。


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「2階改札階を上から投影した平面イメージ」です。「Ⅰ期工事」と「Ⅱ期工事」に分けて工事が行われました。


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「西口駅前広場から見たイメージ」と「線路方向から見たイメージ」です。


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「セントラルプラザ(イメージ)」です。


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「新改札エントランス(イメージ)」です。


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「とことこひろば」外観(イメージ)です。


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グランエミオ所沢(Ⅰ期)

 「所沢駅東口駅ビル計画」の「Ⅰ期工事」部分です。「グランエミオ所沢」として2018年3月2日に開業しました。


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「開発事業計画のお知らせ」です。



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2020年8月25日 (火)

大規模再開発「内幸町再開発」の隣接地 有楽町駅~新橋駅間の高架下商業空間「日比谷OKUROJI(ヒビヤ オクロジ)」 2020年9月10日(木)オープン!

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-日比谷OKUROJI(ヒビヤ オクロジ)-
 「日比谷OKUROJI(ヒビヤ オクロジ)」は、100年以上の歴史を刻む煉瓦アーチ高架橋と東海道線、東海道新幹線の高架橋が一体となって生まれ た高架下スペースを活かし、新たな商業空間として再生するプロジェクトです。

 JR東海用地(東海道新幹線高架橋)は、有楽町側と新橋側の両端のみにおいて公道に接道し、一方のJR東日本用地(山手線・京浜東北線高架橋、東海道線高架橋)は、高架下空間がアーチにより個々に細かく区切られるというそれぞれの制約がありました。

 両社それぞれが所有する用地区分に関わらず、相互に協力して開発エリアが最適となるよう区分を設定しました。これにより、連続性や回遊性の高い開発計画を具現化すると共に、今後連携しながら各々の開発工事を進めることで合意しました。

 「JR東日本」は、有楽町駅~新橋駅間の高架下を新たな商業空間「日比谷OKUROJI(ヒビヤ オクロジ)」として2020年初夏にリニューアルオープンすると発表していました。

● 2020年9月10日(木)開業! 
 「日比谷OKUROJI」の開業については、新型コロナウイルス感染拡大防止の対応に伴い延期をしていましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止策を講じたうえで2020年9月10日(木)に開業します。こだわりの30店舗(物販・食物販14店舗、飲食16店舗)が開業、その他6店舗は2020年度冬頃までに開業予定です。

 引用資料 JR東日本(PDF:2020/08/24)
 「日比谷OKUROJI」2020年9月10日(木)開業決定

 日比谷・銀座の中心地から少し離れた「奥」にあることに加え、 高架下通路の秘めたムードを「路地」という言葉に置き換えることで、「オクロジ」を命名しました。 通な大人たちが何かを探し求めたくなるようなワクワク感とともに、深いこだわりと100年の歴史が潜む、ひそかな穴場感を表現しています。

日比谷OKUROJI(JR東日本開発エリア)の概要
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目7番1号
◆ 敷地面積-約8,600㎡(JR東日本用地約5,800㎡、JR東海用地約2,800㎡)
◆ 開発面積-約7,200㎡
◆ 延床面積-約4,500㎡
◆ 店舗-約50店舗
◆ 運営会社-ジェイアール東日本都市開発
◆ 開業-2020年09月10日


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「日比谷OKUROJI」内観イメージです。


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「所在地」です。日比谷、銀座、有楽町、新橋の間に位置する約300mの高架下です。


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内幸町再開発
 「日比谷OKUROJI」の西側では、「帝国ホテル」を含む大規模再開発計画「内幸町再開発」が計画されています。「三井不動産、NTT都市開発、東京電力」などが、内幸町の敷地面積約7万㎡を再開発します。2020年秋以降の着工で、段階的に工事を進めて2036年までには完了を目指します。

 「NTT日比谷ビル」が建っているあたりには、地上46階のオフィスや店舗が入る超高層複合ビルが計画されており2025年の開業を目指します。「みずほ銀行内幸町本部ビル」が建っているあたりには、地上45階のオフィスやホテルが入る超高層複合ビルが計画されており2027年の開業を目指します。


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東京ミッドタウン日比谷
 
「日比谷OKUROJI」のすぐ北西側には、「東京ミッドタウン日比谷」があります。



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2020年8月19日 (水)

JR原宿駅 旧駅舎を地域に親しまれてきた西洋風建物の外観を再現して建替え 2020年8月下旬より旧駅舎の解体工事に着手!

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-原宿駅-
 渋谷区にある「原宿駅」は、線路及びホーム上に、2層の「橋上駅舎」を新設して、2020年3月21日より新しい駅舎を供用開始しました。新しい駅舎の供用開始により、地域に親しまれてきた西洋風建物の旧原宿駅舎は役目を終えて閉鎖されました。

 貴重な文化財として保存を望む声も多かったのですが、「JR東日本」は、駅舎の老朽化が進んでいること、原宿駅周辺が防火地区に指定されており、旧駅舎は耐火基準を満たさないことなどから、安全面を理由に旧駅舎の解体します。

● 旧駅舎建物の外観を可能な限り再現して建替え!
 旧駅舎建物は、尖塔を載せたハーフティンバー様式のデザインが、街のシンボルとして親しまれてきました。新駅舎の隣に、旧駅舎建物の外観を可能な限り再現して建替えます。

 引用資料 JR東日本(PDF:2020/08/07)
 旧原宿駅舎は、地域に親しまれてきた西洋風建物の外観を再現して建替えます

 防火地域に適した材料を用いて、地域に親しまれてきた西洋風建物の外観を可能な限り再現して建替えを行います。新たな建物では、まちの個性を活かしたにぎわい集う拠点づくりを進めます。

 旧駅舎は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会終了後に解体を行う予定としていましたが、大会の延期に伴い、防火等の安全性を考慮して、2020年8月下旬より解体工事に着手することになりました。


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「建替え位置イメージ図」です。


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現役だった頃の旧原宿駅舎

 旧原宿駅舎は、1924年に建設された駅舎です。役目を終えるまでは木造駅舎としては東京都内最古で、関東の駅百選に認定されていました。2020年8月下旬より解体工事に着手します。上記の「旧駅舎建物の外観を再現する建物イメージ図」を見ると建替え後は南北の幅がかなりコンパクトになるようです。


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現役だった頃の旧原宿駅舎をホーム側から見た様子です。



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2020年8月18日 (火)

小田急電鉄・東京地下鉄 地上48階、高さ約260mの「(仮称)新宿駅西口地区開発事業」 環境影響評価書案の縦覧により詳細が判明!

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-(仮称)新宿駅西口地区開発事業-

 「小田急電鉄」は2015年4月30日に ”「長期ビジョン2020」および「グループ中期経営計画(2015~2017年度)」の策定について” を発表しています。

 「小田急電鉄」は、新宿駅西口周辺の「小田急百貨店・本館(賃貸面積約61,000㎡)、小田急ハルク(賃貸面積約26,000㎡)、新宿ミロード(賃貸面積約約8,600㎡)、新宿スバルビル(賃貸面積約12,000㎡)」などの再開発計画の検討に入りました。

 「小田急電鉄」と「東京地下鉄」がJR新宿駅西口で計画している大規模駅ビルの概要が判明し、 ”「(仮称)新宿駅西口地区」開発計画について” というHPがオープン、動画(YouTube)で概要や完成予想図が公開されていました。

 しかし、 ”「本計画概要の再配布、映像加工を禁じます。他サイトへの転載はご遠慮ください。 」、「本サイトURLおよび本サイトに記載した内容の他サイトやSNS等への転載はご遠慮ください。」” と書いてあったので、完成予想図やURLを載せるのは控えました。

● 環境影響評価書案の縦覧!
 (仮称)新宿駅西口地区開発事業に係る環境影響評価書案が提出されました。「(仮称)新宿駅西口地区開発事業」に係る環境影響評価書案の縦覧が行われています。縦覧期間は、2020年8月17日(月)~9月15日(火)までです。

 引用資料 東京都環境局(2020/08/17)
 (仮称)新宿駅西口地区開発事業に係る環境影響評価書案が提出されました。

 概要は、地上48階、塔屋1階、地下5階、高さ約260m、延床面積281,700㎡の超高層複合ビルになります。用途は商業施設、オフィス、駅施設で、2022年度着工、2029年度の竣工を予定しています。

(仮称)新宿駅西口地区開発事業の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目1番の一部
◆ 階数-地上48階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-最高部約260m
◆ 敷地面積-約15,720㎡
◆ 延床面積-約281,700㎡
◆ 容積対象面積-約251,500㎡(容積率1,600%)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造(管理人の推測)
◆ 基礎工法-直接基礎と杭基礎を併用
◆ 用途-商業施設、オフィス、駅施設 等
◆ 建築主-小田急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 着工-2022年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 供用開始-2029年度予定


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断面図(南北断面)
 最高部の高さは、「G.L.(平均地盤)」+約260mとなっています。建設予定地の、「G.L.(平均地盤)」は、「T.P.(東京湾平均海面:Tokyo Peil)+40mです。

● 高さ約260mは航空法の高さ制限ギリギリ!
 「小田急百貨店・本館」の航空法での高さ制限を「羽田空港高さ制限回答システム」で調べると、制限表面の種類が外側水平表面、制限高(標高)が約301mとなっています。建設予定地の平均地盤面は、T.P.+40mなので、301-40=261mで、高さ約261mのビルまで建設可能です。


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「断面図(東西断面)」です。東西の幅は、高さ約260mとしては非常に狭い超高層ビルになります。


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「配置図」です。南北に細長い敷地で、「小田急百貨店・本館、モザイク通り、新宿ミロード」が再開発の対象になります。


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工事工程表
 
「小田急百貨店(本館)」を1度に建て替えると、建て替え時に売上が消滅してしまいます。最低でも半分ずつ工事を行う必要があります。「解体・撤去工事(地上部)は、小田急百貨店、モザイク通り、新宿ミロードを順次解体・撤去する。」と書いていますが、具体的には書いてありません。

 ただし、「解体・撤去工事(地上部)」と「地上躯体工事」が非常に長期間となっているので、「小田急百貨店(本館)」の建て替えは分割して行うと思われます。

● RC地中連続壁や逆打ち工法を採用
 多くの超高層ビルの山留め壁は、一般的な「ソイルセメント柱列壁工法」を採用します。しかし、この現場は周囲に鉄道が縦横無尽には走っています。工事により鉄道の軌道が沈んだり浮き上がったりする事は絶対に許されません。
 そのためより強固な「RC地中連続壁」で山留め壁を構築します。山留め壁の最深部は、「G.L.(平均地盤)」からマイナス65m程度の深さまで設置する計画です。

 基礎工法は、小田急線ホーム及び丸ノ内線ホームを除いた主要範囲は「直接基礎」と「杭基礎」を併用します。工事は「逆打ち工法」を採用して地上躯体と地下躯体を同時に建設します。
 「構真柱」の最深部は、「G.L.(平均地盤)」からマイナス65m程度の深さまで設置する計画です。固い地層である「東京層群第三砂質土層」で支持させます。


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小田急百貨店・本館

 小田急百貨店の本丸である「小田急百貨店・本館」です。地上14階、地下3階、高さ約60mで、竣工は1967年です。


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「京王百貨店新宿店」の奥にある「モザイク通り」や「新宿ミロード」も再開発の対象です。


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新宿ミロード

 「新宿ミロード」は、地上11階、地下2階、延床面積約20,058㎡(賃貸面積約8,600㎡)となっています。1984年に竣工しました。



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2020年8月16日 (日)

「つくばエクスプレス」の効果絶大! 千葉県で人口増加数、人口増加率ともにNo1の「流山市」 この10年ですっかり変わった「流山おおたかの森駅」周辺

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-流山おおたかの森駅周辺-

 「流山おおたかの森駅」は、「つくばエクスプレス」と「東武野田線」が交差する場所に設けられた駅です。駅名の由来は、近くの森に「絶滅危惧種」の巨大な猛禽類「オオタカ」が生息することから採用されました。2駅共に2005年8月24日に開業しました。

 上の写真は、今から10年ちょっと前の2009年4月18日に撮影した空撮写真です。「つくばエクスプレス」が開業して3年以上が経過して、駅周辺では土地区画整理事業が本格化して、大型商業施設やマンションなどが建設され始めた頃です。

 大型ショッピングセンターの「流山おおたかの森 S・C 」や総戸数524戸の大型マンション「ザ・フォレスト レジデンス」は竣工していますが、まだ駅周辺は、土地区画整理事業の最盛期で空地だらけです。

● 約19年間かけた土地区画整理事業が完了!
 2000年3月13日から約19年間にわたって、つくばエクスプレスと一体的に約275haの「流山おおたかの森駅周辺の土地区画整理事業」を進めてきましたが、2019年5月10日の「換地処分公告」により土地区画整理事業がすべて完了しました。

 当初は、2013年度に完了する予定でした。しかし、対象となった約275haもの広大なエリアには約3,500人の地権者が存在し、土地の形状変更や家屋、工場の移転に関する交渉が難航しました。

 農地や住宅、町工場が点在していた田園風景は様変わりし、大型マンションや商業施設が集まる人口約28,000人の都市に生まれ変わっています。流山市は千葉県で人口増加数、人口増加率ともにNo1を誇っています。最大の成長エンジンが流山おおたかの森地区です。今も子育て世帯を中心に人口流入が続いており、一帯の都市開発はさらに加速しそうです。


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市街化予想図(土地利用計画図)

 流山おおたかの森駅を中心とした約275haの土地区画整理事業です。施行者は「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」です。2000年3月13日~2019年5月10日の約19年間にわたって行われました。

 引用資料 流山市・公式HP
 新市街地地区(流山おおたかの森駅周辺)の概要と整備


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流山おおたかの森駅周辺 (Googleマップ引用)
 約10年経過した流山おおたかの森駅周辺です。土地区画整理事業が完了して建物がどんどん建っています。鉄道の新駅効果をまざまざと見せつけられた感じがします(Googleマップの衛星写真の3Dモードを引用)。


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流山おおたかの森駅(2005年8月24日開業)
 
つくばエクスプレスの「流山おおたかの森駅」は、島式の2面4線の高架駅です。「東武野田線(東武アーバンパークライン)」との乗り換え駅のため、乗降客数は「秋葉原駅」、「北千住駅」に次いで3位です。そのため快速、区間快速、普通のすべて停車します。

 東武野田線(東武アーバンパークライン)の「流山おおたかの森駅」は、相対式の2面2線の地上駅です。駅舎は「橋上駅舎」となっています。「つくばエクスプレス」の開業と同時の2005年8月24日に開業しました。



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2020年7月19日 (日)

新宿駅を挟んで東西に高さ約260mの超高層ツインタワー JR東日本の「ルミネエスト新宿」の建て替えも高さ約260m!

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-新宿駅に高さ約260mの超高層ツインタワー-

 2020年7月13日に「小田急電鉄」が、新宿駅西口周辺の「小田急百貨店・本館」と「新宿ミロード」を建て替て、地上48階、地下5階、高さ約260m、延床面積281,700㎡の超高層複合ビルを建設するというビッグニュースが入って来ましたが、またまたビッグニュースが入って来ました。

● ルミネエスト新宿の建て替えも高さ260m!
 昨日、各マスコミが新宿駅の東西に東京都庁を上回る、高さ約260mの超高層ビルのツインタワーを建設する構想を報じました。ツインタワー建設構想で予定地とされているのは、「ルミネエスト新宿」と「小田急百貨店・本館」です。もうビックリ仰天です!

 産経新聞(2020/07/18)
 新宿大改造でツインタワー 都庁上回る260メートル 2040年代完成目指す 

 毎日新聞(2020/07/19)
 東京・新宿駅にツインタワー 都庁上回る、高さ260メートル JR東など、40年代完成目指す


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JR東日本グループの「ルミネエスト新宿」です。開業は1964年5月20日なので、すでに56年以上経過しています。 


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地上から見た「ルミネエスト新宿」です。


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「ルミネエスト新宿」を北東側から見た様子です。


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新宿駅と言えば西口のイメージがありますが、「東口」も大きく変わります!


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小田急百貨店・本館
 「小田急電鉄」は、新宿駅西口周辺の「小田急百貨店・本館」と「新宿ミロード」を建て替えます。概要は、地上48階、地下5階、高さ約260m、延床面積281,700㎡の超高層複合ビルになります。用途は商業施設、オフィス、駅施設で、2022年度着工、2029年度の竣工を予定しています。

(仮称)新宿駅西口地区の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目1番の一部
◆ 階数-地上48階、地下5階
◆ 高さ-約260m
◆ 敷地面積-約15,720㎡
◆ 延床面積-約281,700㎡
◆ 容積対象面積-約251,500㎡(容積率1,600%)
◆ 用途-商業施設、オフィス、駅施設
◆ 建築主-小田急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 着工-2022年度予定
◆ 竣工-2029年度予定


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新しい制限表面

 新宿駅周辺は、以前は「羽田空港」の航空法による高さ制限がありませんでしたが、羽田空港の飛行経路の変更により、「外側水平表面」に入りました。

 引用資料 国土交通省(2019/09/30)
 羽田空港の制限表面の変更に関する公聴会を開催します

● 高さ約260mは航空法の高さ制限ギリギリ!
 「小田急百貨店・本館」の航空法での高さ制限を「羽田空港高さ制限回答システム」で調べると、制限表面の種類が外側水平表面、制限高(標高)が約301mとなっています。

 国土地理院の「標高がわかるWeb地図」で調べると「小田急百貨店・本館」の標高は約38mです。301-38=263mなので、高さ約263mのビルまで建設可能です。「ルミネエスト新宿」は約38.5mでほとんど同じです。誤差等を考えると高さ約260mは航空法の高さ制限ギリギリである事が分かります。

 
新区域内では、海面からの高さが約310mの「NTTドコモ代々木ビル(ビルの高さはクレーン込み約272m)」だけが高さ制限を超過していますが、飛行への影響はないそうです。



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2020年7月14日 (火)

小田急電鉄と東京地下鉄 「小田急百貨店・本館、新宿ミロード」を再開発 地上48階、高さ約260mの「(仮称)新宿駅西口地区」を建設!

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-小田急電鉄・新宿駅西口で大規模再開発-

 「小田急電鉄」は2015年4月30日に ”「長期ビジョン2020」および「グループ中期経営計画(2015~2017年度)」の策定について” を発表しています。

 「小田急電鉄」は、新宿駅西口周辺の「小田急百貨店・本館(賃貸面積約61,000㎡)、小田急ハルク(賃貸面積約26,000㎡)、新宿ミロード(賃貸面積約約8,600㎡)、新宿スバルビル(賃貸面積約12,000㎡)」などの再開発計画の検討に入りました。

● (仮称)新宿駅西口地区ルの概要が判明!
 「小田急電鉄」と「東京地下鉄」がJR新宿駅西口で計画している大規模駅ビルの概要が判明しました。 ”「(仮称)新宿駅西口地区」開発計画について” というHPがオープンしていて、動画で概要や完成予想図が公開されています。

 しかし、 ”「本計画概要の再配布、映像加工を禁じます。他サイトへの転載はご遠慮ください。 」、「本サイトURLおよび本サイトに記載した内容の他サイトやSNS等への転載はご遠慮ください。」” と書いてあるので、残念ながら完成予想図やURLを載せるのは控えます。

 概要は、地上48階、地下5階、高さ約260m、延床面積281,700㎡の超高層複合ビルになります。用途は商業施設、オフィス、駅施設で、2022年度着工、2029年度の竣工を予定しています。

 引用資料 建設通信新聞(2020/07/14)
 延べ28万㎡、22年度着工/新宿グランドターミナル/小田急電鉄と東京地下鉄

(仮称)新宿駅西口地区の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目1番の一部
◆ 階数-地上48階、地下5階
◆ 高さ-約260m
◆ 敷地面積-約15,720㎡
◆ 延床面積-約281,700㎡
◆ 容積対象面積-約251,500㎡(容積率1,600%)
◆ 用途-商業施設、オフィス、駅施設
◆ 建築主-小田急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 着工-2022年度予定
◆ 竣工-2029年度予定


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新しい制限表面

 新宿駅周辺は、以前は「羽田空港」の航空法による高さ制限がありませんでしたが、羽田空港の飛行経路の変更により、「外側水平表面」に入りました。

 引用資料 国土交通省(2019/09/30)
 羽田空港の制限表面の変更に関する公聴会を開催します

● 高さ約260mは航空法の高さ制限ギリギリ!
 「小田急百貨店・本館」の航空法での高さ制限を「羽田空港高さ制限回答システム」で調べると、制限表面の種類が外側水平表面、制限高(標高)が約301mとなっています。

 国土地理院の「標高がわかるWeb地図」で調べると「小田急百貨店・本館」の標高は約38mです。301-38=263mなので、高さ約263mのビルまで建設可能です。誤差等を考えると高さ約260mは航空法の高さ制限ギリギリである事が分かります。

 
新区域内では、海面からの高さが約310mの「NTTドコモ代々木ビル(ビルの高さはクレーン込み約272m)」だけが高さ制限を超過していますが、飛行への影響はないそうです。


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「計画地位置図」です。南北に細長い敷地で、「小田急百貨店・本館、新宿ミロード」が再開発の対象になります。す。


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小田急百貨店・本館

 小田急百貨店の本丸である「小田急百貨店・本館(賃貸面積約61,000㎡)」です。地上14階、地下2階で、竣工は1967年です。この再開発は超難工事になります。「小田急百貨店(本館)、新宿ミロード」の地下には、「小田急新宿駅」があります。

 さらに、「小田急百貨店(本館)」を1度に建て替えると、建て替え時に売上が消滅してしまいます。最低でも半分ずつ工事を行う1期工事、2期工事に分ける必要があります。

 関西では、地下に駅があるというほぼ同じ条件の「阪神梅田本店」が入居する「大阪神ビルディング」の建て替えが進行中です。半分ずつ工事を行うⅠ期工事、Ⅱ期工事に分けて行っており、「小田急百貨店(本館)」も同じような感じで行われると思われます。


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「京王百貨店新宿店」の奥にある「新宿ミロード」も再開発の対象です。


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新宿ミロード

 「新宿ミロード」は、地上11階、地下2階、延床面積約20,058㎡(賃貸面積約8,600㎡)となっています。1984年に竣工しました。


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京王百貨店新宿店

 「京王百貨店新宿店」です。小田急グループが動くと京王グループも動くと思います。ただし、このビルも地下に「京王新宿駅」があり、建て替えを行う場合は超難工事になります。



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2020年7月11日 (土)

JR東日本 東京駅が大きく変わる エキナカ商業施設「グランスタ東京(GRANSTA TOKYO)」が2020年8月3日に開業!

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-東京駅北通路周辺整備-

 「JR東日本」では、「東京駅が街になる」という 「Tokyo Station City」のコンセプトのもと、丸の内駅舎の保存・復原、グラントウキョウノースタワー・グラントウキョウサウスタワー・グランルーフの開業、八重洲駅前広場の整備など、東京駅構内・駅周辺の整備を順次進めています。

 2012年に着手した「改札内北通路」の改良工事とあわせ、「中央通路」と「北自由通路」間の改良工事にを行っています。これにより、バリアフリールートの増設、待合広場の開設をはじめとした駅サービス機能の強化、新たな店舗展開等により、利便性・快適性の向上、魅力的なエキナカの展開を図り、日本の表玄関にふさわしい駅へと更なる進化を図ります。

● グランスタ東京が2020年8月3日オープン!
 JR東日本グループは、エキナカ商業施設「グランスタ東京(GRANSTA TOKYO)」を東京駅構内1階と地下1階の北通路周辺エリアに、2020年8月3日に開業します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2020/07/02)
 東京駅の新たな駅サービス機能の使用開始とエキナカ商業空間「グランスタ東京」の開業のお知らせ

 新設したスペースの売場面積は約6,500㎡で、飲食店、デリ、雑貨、駅弁、グロサリー、コスメ、フラワーショップなど全66店舗が入居します(12店舗は開業済み)。


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地下1階の配置図です。


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地上1階の配置図です。


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工事の「位置図」です。

 引用資料 JR東日本(PDF:2015/12/02)
 東京駅北通路周辺整備について


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東京駅北通路周辺整備計画

 工事範囲は、駅構内の「中央通路」と「北自由通路」に挟まれた部分で、地上1階部分を再整備し、地下1階部分を掘削して新設します。2層分の整備面積は約17,600㎡です。

◆ 地上1階部分は既存店舗(ノースコート、セントラルストリートの一部)を閉鎖し、全面的に再整備します。一部の範囲(約2,600㎡)を掘削し、新たな店舗スペースやコンコースを配置します。

◆ 地下1階部分は、大部分の範囲(約6,300㎡)を掘削し、駅施設や店舗のスペースを新設します。

◆ 地下1階から地上1階、ホーム階をつなぐエレベーターを4基(段差対応エレベーター1基含む)新設します。改良後の北通路と地下1階、ホーム階をつなぐエスカレーターは13基設けます。

◆ 中央地下通路沿いに、吹抜けのあるシンボリックな空間を持つ「地下中央待合広場(仮称)」約500㎡を整備します。待合広場の周辺にベビー休憩室や免税カウンターなどを配置し、駅のサービス機能を強化します。

◆ 店舗面積は合計で約6,300㎡を計画しています。飲食店や物販店を配置し、にぎわいのある魅力的な空間を創出します。店舗開発運営は「鉄道会館」が行います。


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着工前・完成後

 東京駅のホームやコンコースを歩いていても全く気が付きませんが、「東京駅北通路周辺整備」の工事が行われている部分は、レンガアーチと盛り土により、開業当時から線路・ホームが高架化されていたようです。内部での工事の様子は、下記の「大林組」のホームページに詳しく載っています。

 引用資料 大林組
 東京駅に新たな流れをつくる 東京駅北通路改良他1~4工事


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工事の大まかな手順
 線路やホームを「鉄筋コンクリート造」の高架橋に改良し、通路の幅員を12mに拡張する今回のプロジェクトです。この工事を駅の運用を行いながら、作業は終電から始発までの間に行うので超難工事になります。

(1) レンガアーチの上にある在来線の7本の線路と4つのホームを、橋脚で支持する仮設の桁(線路部分:工事桁、ホーム部分:ホーム桁)に架け替え。
(2) 既設構造物を解体・撤去する。
(3) 柱・梁などの躯体を構築し、工事桁の外周に埋設型枠を設置してコンクリートを打設。高架橋を完成させる。



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2020年7月 5日 (日)

横浜市高速鉄道(横浜市営地下鉄) 横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸「あざみ野~新百合ヶ丘」 計画段階配慮書の縦覧!

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-横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸-

 「横浜市」と「川崎市」は、横浜市高速鉄道(横浜市営地下鉄)3号線(ブルーライン)新百合ヶ丘延伸に伴なう概略ルートと駅位置を2020年1月22日に決定しています。

 延伸区間は、現在のブルーラインの終点であるあざみ野駅(横浜市青葉区)から、嶮山(けんざん)付近、すすき野付近、ヨネッティー王禅寺付近を通り、新百合ヶ丘駅(川崎市麻生区)へ至る約6.5kmの路線で、各付近に駅が設けられます。

 あざみ野~新百合ヶ丘間が開業すると、同区間は20分程度、新横浜~新百合ヶ丘間は8分程度それぞれ所要時間が短縮される見込みです。乗換えなしの移動が可能となるため、川崎市北部や多摩地区などから東海道新幹線新横浜駅へのアクセスが向上し、横浜とを結ぶ新たな都市軸が形成されます。

 「横浜市」と「川崎市」は、概算事業費約1,720億円を見込んでおり、2020年度以降は、審議会答申の目標年次である2030年の開業を目指して、環境影響評価や都市計画、鉄道事業法上の手続きを経て用地を取得し着工に至る想定をしています。

● 計画段階配慮書の縦覧!
 横浜市環境影響評価条例に基づき、横浜市営地下鉄3号線あざみ野~新百合ヶ丘間(横浜市域)に係る計画段階配慮書の縦覧を行っています。縦覧期間は、2020年7月3日(金)~7月17日(金)までです。

 引用資料 横浜市・公式HP(2020/07/03)
 94.横浜市営地下鉄3号線あざみ野~新百合ヶ丘間(横浜市域)に係る計画段階配慮書


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「概略ルート・駅位置図」です。


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「延伸事業の内容」です。


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横浜市高速鉄道(横浜市営地下鉄)

 横浜市域をひとつに結んで走る「ブルーライン(横浜市高速鉄道1・3号線)」は、1972年12月16日の開業以来着実に路線を伸ばし、現在、あざみ野~湘南台間で全長40.4kmとなり、路線バスや各近郊鉄道との連携を図りながら、広域的な交通ネットワークを形成し、横浜の基幹交通として沿線地域の発展に大きな役割を果たしています。

 また、2008年3月30日には、横浜北部を東西に走る「グリーンライン(横浜市高速鉄道4号線)」が開業しました。この路線は、中山駅からブルーラインのセンター南駅・センター北駅で接続し、日吉駅までの13kmを結ぶ鉄道で、東京都心及び横浜方面へのアクセスが飛躍的に向上しました。



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