106 巨大工場めぐり

2009年6月17日 (水)

羽田空港D滑走路 桟橋部ジャケット製作現場「JFEエンジニアリング・千葉ヤード」の空撮! 

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-羽田空港D滑走路・桟橋部ジャケット-

 「東京国際空港(通称:羽田空港)」は、2010年10月の供用開始に向け、D滑走路の建設を急ピッチで進めています。
 
 「D滑走路」は、羽田空港の4本目の滑走路となり、再拡張・国際化の中核を担う設備の一つです。現在の空港の沖合約620mの東京湾に建設されていますが、滑走路の長さは2,500mです。
 約3分の1が多摩川河口にかかります。環境への影響を低減するため一部分は、世界でも例を見ない「桟橋形式」が採用されています。
 
 滑走路部分は、西側から「桟橋部」、「接続部」、「埋立地」に分かれます。関西国際空港でも苦労したように、埋立地は土砂の重さで猛烈に地盤沈下します。
 それに比べ、桟橋部は深く杭を打ち込んでいるので沈下しません。埋立地の地盤が安定する時間もなく滑走路は供用されます。私のような素人にはこのようなハイブリッド構造でどのように滑走路を水平に保つのか到底理解できません。
 
 詳しくは → 東京国際空港D滑走路(各工法の詳細)
 
 詳しくは → 現場フォトギャラリー
 
 その中の、「桟橋部」に使用される「ジャケット」は、上部と下部に分かれていて日本各地の工場で製作されています。
 上部ジャケットは、福岡県の「新日本製鉄・若松工場」、三重県の「JFEエンジニアリング・津工場」、神奈川県の「三菱重工業・横浜製作所」の3ヶ所で製作されています。完成後に、上部ジャケットは海上輸送されます。
 
 下部ジャケットの組立ておよび上部ジャケットとの一体化は、千葉県にある「新日鉄エンジニアリング・富津ヤード」と「JFEエンジニアリング・千葉ヤード」の2ヶ所で行われています。一体化されたジャケットは、羽田空港沖まで海上輸送されます。
 桟橋部のジャケットは合計198基製作されます。連絡誘導路の40基と合わせると合計で238基になります。
 
 詳しくは → 上部ジャケット製作工程(PDF)
 
 詳しくは → 下部ジャケット製作+一体化工程(PDF)
 
 約52haの広大な「桟橋部」は、海底下70mの深さまで地盤に杭を打ち込んでいます。その杭に「ジャケット」を被せて固定します。その上に「プレキャストコンクリート版」を用いて床版を造り、その上を舗装して「桟橋部」の滑走路は完成します。
 
 ジャケットは金属製のため海水による塩害が心配ですが、海上大気部は「チタン製カバープレート」、海面付近は「耐海水性ステンレス鋼ライニング」、水中部および土中部は「電気防食」で保護され腐食を防ぐそうです。

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2008年9月 3日 (水)

松下電器産業 最新鋭液晶パネル工場「IPSアルファテクノロジ姫路工場」建設現場の空撮!

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-IPSアルファテクノロジ姫路工場-

 福田首相が「私は自分自身は客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです」と辞任表明した記者会見の最後に記者に言い放った言葉が話題になっているそうです。
 「客観的に見ることができる」なら最初から首相に就任すべきではなかったと突っ込みたくなりましたが、強烈に印象に残りましたね。約1年で辞任した2人の首相を見ていると、賛否両論はありましたが、今更ながら小泉元首相の凄さが分かりました。

 話を本題に戻して  「IPSアルファテクノロジ姫路工場」の建設現場の空撮は場所的にも絶対に無理だと思っていました。
 今回、「プライベートジェット」に搭乗する機会に恵まれて、コースが変更になって瀬戸内海上空を飛行する事になったので、「ひょっとする姫路沖を飛ぶかも?」と期待しました。

 しかし神戸を超えたあたりから一面の雲でほとんど何も見えませんでした。姫路に近づくと一瞬雲が切れ、姫路城が見えました。「ひょっとするとIPSアルファテクノロジ姫路工場の建設現場が見えるかも!」と思い手前を見ましたが、雲で覆われてほとんど何も見えません。
 しかしぼんやりと海岸線が分かったので、「このあたりだ!」と思い何枚もシャッターを押しました。自宅でチェックするとほとんど雲しか写っていませんでしたが、1枚だけ雲に間から工場の建設現場が見える写真がありました。超ラッキーでした。

 「IPSアルファテクノロジ姫路工場」は、2008年7月14日(月)に起工式がありました。それから約1月半経過していますが、かなり工事が進んでいる事が分かります。それにシャープの堺コンビナート程ではありませんが、かなり規模が大きい事も分かります。
 工場は、姫路市飾磨区妻鹿日田町の「出光興産兵庫製油所」跡に建設されます。「出光興産兵庫製油所」跡の敷地は、約124haありますが、約48haに工場が建設されます。

概要(2008年2月15日発表時)
◆ 名称-IPSアルファテクノロジ姫路工場(仮称)
◆ 所在地-兵庫県姫路市飾磨区妻鹿日田町
◆ 投資額-約3,000億円
◆ 生産品目-IPS液晶パネル
◆ 生産能力-基板サイズ:第8世代、フル生産時:約1,500万台/年(32型換算)
◆ 生産開始-2010年1月予定
◆ 敷地面積-約480,000㎡

 松下電器産業(パナソニックに社名変更予定)の尼崎のプラズマパネル工場やシャープの堺コンビナートの液晶パネル工場と比べてください。

 比較 → カテゴリー・巨大工場めぐり
 
 ブログ → IPSアルファテクノロジ姫路工場  
 
 
場所はここです。

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2008年7月11日 (金)

工場萌え! 千葉市「JFEスチール東日本製鉄所」+「フクダ電子アリーナ(千葉市蘇我球技場)」の空撮

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-JFEスチール東日本製鉄所-
 
写真が思いっきりモヤっていて見づらくて申し訳ありません。逆光とモヤの2乗でこんなになってしまいました。でもそれがかえって1982年に公開されたハリソン・フォード主演の映画「ブレードランナー」に出てくる2019年の「ロザンゼルス」のようでいいかも(笑)・・・

 「JFEホールディングス」のJFEは、日本(Japan)+鉄鋼(鉄の元素記号であるFe)+エンジニアリング(Engineering)を組み合わせたものです。
 「JFEホールディングス」は、「JEFスチール」、「JFEエンジニアリング」、その他グループ会社の持ち株会社で、日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により2002年9月に誕生しました。

 「JFEスチール東日本製鉄所」は、「JFEホールディングス」の子会社である「JFEスチール」が運営する製鉄所の1つです。
 現在「JFEスチール」は、東日本製鉄所に属する旧:川崎製鉄の千葉地区、旧:日本鋼管の京浜地区と西日本製鉄所に属する旧:川崎製鉄の倉敷地区と旧:日本鋼管の福山地区の4カ所に高炉を備えた工場を所有しています。
 東日本製鉄所の粗鋼生産高は、西日本製鉄所のに比べ半分以下になっています。かつて川崎製鉄の主力工場だった千葉地区も現在稼働している高炉は1基のみです。

-フクダ電子アリーナ(千葉市蘇我球技場)-
 通称「フクアリ」と呼ばれている「フクダ電子アリーナ(千葉市蘇我球技場)」は、「フクダ電子」がネーミングライツを取得しており、Jリーグの「ジェフユナイテッド市原・千葉」がホームスタジアムとして使用しています。
 「ジェフユナイテッド市原・千葉」のチーム名がややこしいのは、千葉県市原市の「市原スポレクパーク」もホームスタジアムとして使用しているからです。

 「JFEスチール東日本製鉄所」の敷地内にあるように見えます。それもそのはずで、JFEの前身である川崎製鉄(日本鋼管と経営統合)の、工場跡地を開発したためです。
 川崎製鉄は千葉工場にの縮小を計画していました。工場縮小により誕生する土地と周辺一帯約227haを千葉市は「蘇我特定地区」整備計画として整備する事に決定しました。その一部として誕生したのが「フクダ電子アリーナ(千葉市蘇我球技場)」です。

 着工は2003年12月で、オープンは2005年10月です。建設費81億円、容人数は19,781人(座席数18,500席)です。
 余談ですが、「ジェフユナイテッド市原・千葉」の「JEF」の部分が「JFE」に似ていますが、全く関係ありません。クラブの運営会社は「東日本ジェイアール古河サッカークラブ」で、クラブ名の「JEF」は、JR East(JR東日本)とFurukawa(古河電工)から採用されたものです。

 関連 → 「蘇我特定地区」整備計画のあらまし


場所はここです。

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2008年6月17日 (火)

大阪府堺市 「シャープの液晶パネル工場」建設現場の空撮 Part2

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-シャープの液晶パネル工場-

 「このブログで今まで一番アクセス数が多かったページは?」、そんなこと興味もないと思いますが、答えは「シャープの液晶パネル工場の空撮」でした。

 大阪府堺市 「シャープの液晶パネル工場」建設現場の空撮

 写真をアップしたあと「売国奴&非国民」と言われないか少し心配していましたが、関西のニュースでは頻繁にヘリコプターからの建設現場の空撮映像が流れているので心配のしすぎでした(笑)。飛行船の係留地は写真右端にありましたが、考えたら凄い場所から離発着していたんですね・・・

 先週MBS毎日放送(TBS系)の夕方のニュース番組「VOICE」で。「1兆円ビジネスに湧く地元」というタイトルでシャープの液晶パネル工場の特集をやっていました。ヘリコプターからの工場真上の空撮もありました。空撮時のバックに流れる音楽が「鹿男あをによし」の勇ましいテーマソングだったので笑ってしまいました。TBS系なのに・・・
 飛行船からの撮影から1ヶ月ちょっと経過していましたが、テレビの空撮映像を見ると工事はかなり進行していました。わずか1ヶ月ですが怒涛の勢いという感じです。

 大阪の堺で大阪湾をめぐる約1時間のヨットクルーズが大人気だそうです。目玉はシャープの液晶工場の建設現場を海から見る事だそうです。テレビでもバッチリ見えていました。
 私も一度「ヨットクルーズ」に参加してみようと思っています。ヨットは太平洋も航海できるアメリカ製のヨットだそうです。サンドイッチ&ドリンクのサービスもあるそうですよ!

概要(シャープ液晶パネル工場第一期のみ)-
◆ 液晶パネルは第10世代(285cm×305cm)
敷地面積-127万㎡(38.5万坪)
投資額-約3,800億円(新工場の全土地代含む)
着工-2007年11月
◆ 稼動開始-2010年03月まで

 ● シャープ・ニュースリリース(2007/07/31) シャープ「21世紀型コンビナート」を展開

 ● ここが一番詳しく載っています。 → Impress Watch(2007/07/31)

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2008年5月25日 (日)

松下電器産業 プラズマディスプレイパネル「尼崎第3工場(第5工場)」建設現場の空撮!

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-松下電器・尼崎工場-

 最近、大阪湾から播磨灘にかけてのベイエリアが「パネルベイ」と呼ばれるようになりました。松下電器産業(Panasonicに社名変更予定)の尼崎工場に続き、堺市・シャープの液晶パネル工場、姫路市・松下電器産業の液晶パネル工場と次々巨大工場の立地が決まったからです。
 これらの工場が稼働する2010年以降、大阪湾から播磨灘にかけては、世界の薄型ディスプレイパネルの30%以上を生産する集積地になります。ガラスやカラーフィルターなど関連企業の進出も目白押しで、まさに「パネルベイ」という言葉がピッタリです。

 大阪湾のベイエリアに最初に進出したのが松下電器産業です。正確には、松下電器産業(75%)と東レ(25%)の合弁会社「松下プラズマディスプレイ(株)」の工場)になります。

■尼崎第1工場(第3工場)
 関西電力の発電所跡に約950億円を投入して、2005年9月に稼動しました。松下電器がプラズマパネル世界一のシェアを確保するための復活の狼煙を上げた工場です。

■尼崎第2工場(第4工場)
 2007年6月に稼働したのが、尼崎第2工場です。約1800億円を投じ、松下電器のシェアトップはますます磐石なものとなりました。

■尼崎第3工場(第5工場)
 松下電器は、さらに尼崎第3工場の建設をしています。2007年11月に着工され、2009年5月に第一期の稼動を開始する予定です。月産100万台(42型換算)を生産する世界最大のプラズマディスプレイパネルの量産工場となる予定です

 関連 → 大阪府堺市 「シャープの液晶パネル工場」建設現場の空撮!


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南側から見た様子です。

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2008年5月10日 (土)

大阪府堺市 「シャープの液晶パネル工場」建設現場の空撮!

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-シャープの液晶パネル工場-
 今回の飛行船遊覧飛行で楽しみにしていたのは、超高層ビルよりも(1)堺市・シャープ液晶パネル工場の建設現場、(2)尼崎市・松下電器のプラズマパネル工場の建設現場、(3)堺市・仁徳天皇陵を含む中百舌鳥古墳群の3点でした。

 いずれも思った以上にバッチリ見えて感激してしまいました。特にシャープの液晶パネル工場の建設現場は、敷地の横から飛行船が離着陸するという信じられない体験をしました。私の中では上空から日本で一番見たかった場所でしたから・・・

 最先端のノウハウが詰まっているこの工場を上空からこんなに簡単に見ていいものなのか? 産業スパイになったような気分でした。
 さすがに建設現場の上空は飛行しませんでした。埋立地西端から工場を離れるように海方向に離陸し、かなり遠くから工場を迂回するように飛行します。

 この写真をアップしていいものなのか悩みました。でもよく考えたら、工場の中に入る製造装置や製造技術に極秘のノウハウがあり、建物自体はごく普通の巨大な免震構造の鉄骨造の建築物です。建物の外観自体には機密があったなら飛行船の係留地をシャープの工場の隣に設置する許可が下りる訳がありませんよね。

概要(シャープ液晶パネル工場第一期のみ)-
◆ 液晶パネルは第10世代(285cm×305cm)
敷地面積-127万㎡(38.5万坪)
投資額-約3,800億円(新工場の全土地代含む)
着工-2007年11月
◆ 稼動開始-2010年03月まで

 ● シャープ・ニュースリリース(2007/07/31) シャープ「21世紀型コンビナート」を展開

 ● ここが一番詳しく載っています。 → Impress Watch(2007/07/31)

 液晶パネル工場と太陽電池工場の横には広大な予備地があり、一期工事が完成し生産が軌道に乗るといずれ二期工事に着手すると思われます。
 それにしても127万㎡(38.5万坪)の広大な埋立地で一気に工事が行われている光景は凄まじいです。関連企業も含め総投資額約1兆円と言われている国家プロジェクト並というのも納得できます。

「液晶コンビナート」への進出企業の一部
★ 「ガラスエリア」には、コーニングジャパンの工場が進出します。「液晶テレビパネル用ガラス基板」を製造します。操業開始は2010年3月までの予定で、投資額は約700億円です。

★ 「カラーフィルターエリア」には大日本印刷の工場が進出します。「液晶テレビパネル用カラーフィルターを製造します。操業開始は2010年3月までの予定です。投資額は約435億円です。

★ 「物流・装置エリア」には、日本通運がシャープ向けの物流施設を設ける予定です。180億円を投じて、
延床面積約46,000㎡の物流倉庫を建設します。完成したパネルを一時的に保管し、国内外のテレビ組立て工場などに出荷する予定です。

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2007年12月26日 (水)

茨城県か姫路市か! 松下電器が3000億円超の液晶新工場を建設!

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-松下電器・液晶パネルの新工場建設-

 写真は、プラズマディスプレイパネルの生産高世界一を誇るの松下電器産業の基幹工場である「尼崎第1工場(第3工場)」と「尼崎第2工場(第4工場)」です。現在、総額2800億円の巨費を投じて新工場・尼崎第3工場(第5工場)を建設しています。
 
 その松下電器産業がいよいよ液晶パネルの生産に乗り出します。松下電器は50インチを超えるような大型テレビは今後もプラズマを主力とする予定なので、シャープのように第10世代ではなく、40インチ以下クラスが効率的に生産出来る第7世代か第8世代の工場建設を予定していると言われています。それでも総額3000億円超のビッグプロジェクトになります。

 新工場の候補地としては、日経新聞によると茨城県と兵庫県姫路市が有力だそうです。姫路市は、シャープの液晶工場の候補地として最終段階まで堺市と争って敗れたので、用地には問題がありません。もし誘致に成功すると「東芝-キャノンのSED工場」、「シャープの液晶工場」をほとんど手中に収めた後に白紙になったり逃がしたりしているので3度目の正直になります。
 茨城県は多分「IPSアルファテクノロジ」の現在の親会社が「日立製作所」なので日立の企業城下町の日立市があり、周辺に関連企業の工場が集積している茨城県が有力候補地になったのだと想像します(間違っていたらゴメンナサイ!)。

 少し前までは、テレビの新製品は最初に日本で立ち上げ、軌道に乗ると海外で生産していましたが、最近は「世界同時発売」が主流になってきています。その場合パネルを効率的に輸出する必要があるので、輸送に便利な港が近くあることが必修条件となっています。また緊急時には空輸する必要があるので国際空港の近くである必要もあります。茨城県の湾岸部と姫路市はどちらもその条件を備えており互角の戦いになると思われます。


-遂に動き出した電機業界再編-
 
そもそもこのような動きになったのは、日立製作所が事業の集中と選択に本格的に乗り出したからです。日立は技術は超一流なのに経営は二流と言われていました。
 松下、東芝、ソニー、シャープなどがいち早く得意分野に経営資源を集中し、業績を順調に伸ばしているのに日立は、総合電機メーカーの看板を捨てる事が出来ず、赤字であるIBMから買収したHDD(ハードディスク)部門や液晶やプラズマのフラットパネル部門にメスを入れる事が出来ませんでした。

 その日立が遂に動きました。HDDは50%未満の株を外資に売却する交渉を開始し、液晶も最終的には手放す方向に動き出しています。「遂に巨像が動き出した!」という感じです。

日立製作所が手放す予定の2社
★日立ディスプレイズ
◆ 所在地-東京都千代田区神田練塀町3番地
◆ 事業内容-中小型液晶パネル及び関連製品の設計、製造、販売、保守・サービス等
◆ 出資比率-現在:日立製作所100% → 2008年3月末(予定):日立製作所50.2%、キヤノン24.9%、松下電器産業24.9% → 将来的に、キヤノンが過半数以上を取得してキヤノンの子会社になります。キヤノンは念願のフラットディスプレイに本格的に参入します。将来的に有機ELの開発・生産を目指しています。

★IPSアルファテクノロジ
◆ 所在地-千葉県茂原市早野3732番地
◆ 事業内容-IPS液晶パネルの設計、製造、販売、保守・サービス等
◆ 出資比率-現在:日立ディスプレイズ50%、松下電器産業30%、東芝15%、DBJ新産業創造投資事業組合2%、キヤノン2%、その他1% → 最初に松下電器産業が東芝の15%分を取得します。将来的に、過半数以上を取得して松下電器産業の子会社になります。液晶新工場はこのこの会社が建設します。液晶でもサムスンやシャープとの死闘を演じることになります。

 松下電器産業・プレスリリース
 
液晶ディスプレイ事業における日立、キヤノン、松下の基本合意について

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2007年6月17日 (日)

松下電器・尼崎工場

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-松下電器・尼崎工場-

 プラズマディスプレイパネルの生産高世界一を誇るの松下電器の基幹工場です。

 正確には松下電器産業(75%)と東レ(25%)の合弁会社「松下プラズマディスプレイ(株)」の工場になります。

■尼崎第1工場(第3工場)
 奥にある小さいほうの工場が、第3工場になります。第1と第2工場は大阪府茨木市にあります。

 関西電力の発電所跡に約950億円を投入して、2005年9月に稼動しました。松下電器がプラズマパネル世界一のシェアを確保するための復活の狼煙を上げた工場です。

■尼崎第2工場(第4工場)
 手前に見えるのが尼崎第2工場です。かなり前から稼動しているように見えますが、撮影時(6月12日)とほぼ同時に本格的に稼動しました。約1800億円を投じた尼崎第2工場の完成により松下電器のシェアトップはますます磐石なものとなります。

■尼崎第3工場(第5工場)
 松下電器は、さらに尼崎第3工場の計画をしています。写真の阪神高速道路湾岸線の手前の敷地に、総額2800億円の巨費を投じて新工場の建設を行います。
 2007年11月に着工し、2009年5月に第一期の稼動を開始する予定です。月産100万台(42型換算)を生産する世界最大のプラズマディスプレイパネルの量産工場となる予定です。

 尼崎第1・第2工場の場所はここ → Googleマップ

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