横浜みなとみらい21地区 アリーナが続々開業 横浜市がアリーナクラスのライブ(コンサート)を独占しそうな勢い!
-横浜市が日本一のライブ(コンサート)都市に-
世界最大級座席数20,033席の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」が2023年9月29日に開業しました。これにより、横浜市が日本一の「ライブ(コンサート)」を行うことのできる都市になりました(カウント方法によっては東京都23区が日本一)。
1万人以上を収容出来るのアリーナ会場が、「Kアリーナ横浜(座席数20,033席)、横浜アリーナ(収容人数17,000人)、ぴあアリーナMM(収容人員12,141人」の3カ所になりました。正にライブのメッカです。
実際にいろいろなアーティストやアイドルのアリーナクラスのライブ(コンサート)の日程を見ると横浜市が独占しそうな勢いです。アリーナが集積する強味を存分に発揮しています。
ライブ終了時の退場に際し、周辺の歩道が大混雑して問題になっている「Kアリーナ横浜」も興行に関しては順調のようで、「2万人も集客出来るアーティストやアイドルがこんなに沢山いるのか?」と驚かされます。
それに回数は少ないですが、「日産スタジアム(収容人員72,327人、横浜スタジアム(収容人員35,250人)」でもライブが行えます。ライブ会場ではないですが「パシフィコ横浜」でもよくライブが行われています。こんな恵まれている都市は他にはありません。
Kアリーナ横浜
「ケン・コーポレーション」は、横浜みなとみらい21地区で計画を進めている「Kアリーナプロジェクト」を2020年8月1日に着工しました。2万席を誇る世界最大級の音楽アリーナの名称を「Kアリーナ横浜」に決定、併設するツインタワーのホテル棟は、ヒルトン初の横浜進出となる「ヒルトン横浜」に、オフィス棟の名称を「Kタワー横浜」に、開発街区全体の名称を「ミュージックテラス」に決定しました。
横浜みなとみらい21地区で大規模複合開発 「Kアリーナプロジェクト(街区名称:ミュージックテラス)」は2023年7月31日に竣工、開発の核となる「Kアリーナ横浜」を2023年9月29日に開業しました。
ミュージックテラスの概要
◆ 計画名-Kアリーナプロジェクト新築工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目2番2他(60・61街区の一部区画)
◆ 交通-みなとみらい線「新高島」駅より徒歩約5分、JR「横浜」駅より徒歩約9分
◆ 階数-(Kアリーナ横浜)地上9階、地下0階、(ヒルトン横浜)地上26階、地下1階、(Kタワー横浜)地上21階、地下1階
◆ 高さ-(ヒルトン横浜・Kタワー横浜)99.87m、(Kアリーナ横浜)約45m
◆ 敷地面積-31,793.97㎡
◆ 建築面積-約27,600㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約118,680㎡、(Kアリーナ横浜)約54,090㎡、(ヒルトン横浜)約34,850㎡、(Kタワー横浜)約29,740㎡
◆ 用途-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-(Kアリーナ横浜) 観覧場(音楽アリーナ)、駐車場等、(ヒルトン横浜)ホテル、店舗、駐車場等、(Kタワー横浜)オフィス、店舗、駐車場等
◆ アリーナ座席数-20,033席
◆ ホテル客室数-339室
◆ 建築主-ケン・コーポレーション
◆ 設計者-梓設計(代表)、国建、鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2020年08月01日
◆ 竣工-2023年07月31日
◆ 開業-2023年09月29日(Kアリーナ横浜)
「Kアリーナ横浜」は、2023年9月29日に開業しました。
ぴあアリーナMM
「ぴあ」は、「三菱地所」が所有する横浜みなとみらい21地区の「38街区」の土地を借り受け、収容客数1万人規模の大型コンサートアリーナを建設し、ホール・劇場の運営事業に着手しました。2017年12月7日に現地で「地鎮祭」を執り行い、2017年12月15日に着工しました。
「音楽アリーナ」と称してオープンする会場は、地上4階の縦に長いハコ型構造により観客席とステージの距離を縮め、アーティストとの一体感を重視したつくりになっています。正式名称は「ぴあアリーナMM」です。
ぴあアリーナMMの概要
◆ 計画名-(仮称)MMアリーナ計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい3-2-1、32(38街区)
◆ 交通-みなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩7分、JR「桜木町」駅徒歩9分
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 高さ-32.74m
◆ 敷地面積-12,000.00㎡
◆ 建築面積-10,827.50㎡
◆ 延床面積-23,139.81㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-興行場(音楽コンサートアリーナ)、一部飲食店舗・販売店舗
◆ 収容客数-12,141人
◆ 建築主-ぴあ
◆ 設計者・監理者-佐藤工業・とお共同企業体(佐藤工業、[とお]一級建築士事務所)
◆ 施工者-佐藤工業
◆ 着工-2017年12月07日(地鎮祭)、2017年12月15日(着工)
◆ 竣工-2020年03月31日
◆ 開業-2020年07月10日
「ぴあアリーナMM」は、2020年7月10日に開業しました。
KT Zepp Yokohama
「Zeppホールネットワーク」は、横浜みなとみらい21地区に建設された複合施設内に、「コーエーテクモゲームス」が所有しZEPが運営するライブハウス型ホール「KT Zepp Yokohama」を2020年3月7日にオープンしました。収容人数は、スタンディング時2,146名(1階1,630名、2階516名)、椅子席時1,251名(1階735名、2階516名)となっています。
パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)
「パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)」は、国際会議場・展示ホール・ホテルなどからなるコンベンションセンターですが、広い空間を利用してライブもよく行われています。
最強の横浜アリーナ
掲示板等を見ていると首都圏在住の方が「横浜アリーナ」は不便と書いています。確かに新横浜にあるので首都圏在住の方は少し不便かも知れません。でも「横浜アリーナ」は新幹線の「新横浜駅」のすぐ近くという大きな強味があります。
ライブを頻繁に見る人は全国を渡り鳥のように旅します。私の友人は大阪から「横浜アリーナ」に日帰りで頻繁に行っています。ライブが終わる直前の混む前に会場を出て新幹線に飛び乗って大阪に帰ります。
全国のアリーナ会場のほとんどを制覇した友人が、「横浜アリーナ」と「大阪城ホール」は、アリーナ会場として施設が総合的に別格に素晴らしいと言っていました。
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