108 大規模商業施設めぐり

2021年5月14日 (金)

ビックリ仰天! 渋谷区道玄坂二丁目 「東急百貨店本店」を2023年春以降に建物解体工事に着手+「Bunkamura」を大規模改修!

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-東急百貨店本店+Bunkamura-

 「東急、L Catterton Real Estate、東急百貨店」は、渋谷の商業エリアと松濤の住宅エリアの結節点に位置する渋谷区道玄坂二丁目24番土地(現・東急百貨店本店)における開発計画を3社で推進していくことに、5月13日に正式合意しました。今後は本計画の推進のため、本計画の企画検討・設計などを実施していきます。

 東急百貨店 ニュースリリース(PDF:2021/05/13)
 東急株式会社、L Catterton Real Estate、株式会社東急百貨店 渋谷区道玄坂二丁目24番土地における開発計画を3社で推進していくことに合意 ~日本を代表するワールドクラスクオリティの施設を渋谷エリアに創出~

 本計画は、渋谷エリアで多数の複合施設の開発・運営や渋谷の魅力向上に向けてさまざまな取り組みを行ってきた東急グループと、グローバルな不動産開発投資会社としてアイコニックな複合施設開発を手掛けるLCREがパートナーシップを組み、隣接するBunkamuraとの一体化により、「感動」「高揚」など真の豊かさを感じる、日本を代表するワールドクラスクオリティの施設を渋谷エリアに創出します。

 なお、本計画の推進に伴い、計画地に立地する東急百貨店本店は2023年春以降に建物解体工事に着手予定です。また、隣接するBunkamuraは本計画に合わせて大規模改修工事を実施するため、2023年4月より長期休館する予定ですが、東急グループの文化事業の牽引役としての活動は継続するとともに、本計画との一体化に向けて準備を進めます。

● L Catterton Real Estate
 「LCRE(L Catterton Real Estate)」は、LVMHグループにより設立された、全世界で17のオフィスを構え、250億ドル以上の資金を有する、世界最大かつ最もグローバルに展開するコンシューマ業界特化の投資会社です。

 GINZA SIX(東京、日本)、マイアミ・デザイン・ディストリクト(フロリダ、US)、ブレントウッド(ブリティッシュコロンビア、カナダ)など、次世代型のアイコニックな複合施設開発を展開しています。

 「LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」は日本語読みをすると分かりやすいと思います。フランス・パリを本拠地とする世界最大のファッション業界大手企業体です。「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)、CELINE(セリーヌ)、TAG HEUER (タグ・ホイヤー)」など数え切れない数の超一流ブランドを傘下に収めています。


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東急百貨店本店(建て替え)
 「東急百貨店本店」は、1967年11月1日に「東横店」に替わる本店として開店しました。地上9階、地下3階です。開店から50年以上が経過しており、老朽化も指摘されていました。

 「東急百貨店本店」は、2023年春以降に建物解体工事に着手予定である事が発表されました。いつかは建て替えるとは思っていましたが、このニュースを見て正直ビックリしました。

● 渋谷から東急百貨店が消える?
 再開発の具体的な内容は決まっていませんが、東急は会見で「比較的高層の建物となる可能性が高い。ハイエンドの商業施設や高級住宅の複合施設のようなものがありうる。オフィス向けの施設にはならないのではないか」と述べています。

 新しいビルに「東急百貨店本店」が入るのかは分かりません。2020年3月31日には「東横店」が閉店しています。もし、新しいビルに「東急百貨店本店」が入らなかったら渋谷から「東急百貨店」が消える事になります。


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「東急百貨店本店」の西側に隣接して「Bunkamura」が建っています。「東急百貨店本店」と「Bunkamura」は、各階の連絡通路で結ばれてます。


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Bunkamura(大規模改修)

 「Bunkamura」は、1989年9月3日に複合文化施設として開業しました。コンサートホール(音楽)、劇場(演劇)、美術館(美術)、ミニ・シアター(映像)の各施設をはじめ、カフェやアート関連ショップなどがあります。

 「Bunkamura」は、計画に合わせて大規模改修工事を実施するため、2023年4月より長期休館する予定です。1989年9月3日開業と比較的新しいので建て替えは行いません。



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2017年3月10日 (金)

2017年4月20日(木)オープン 銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」 先行してビルを貫通する「あづま通り」が通行可能に!

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-銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業-

 「松坂屋銀座店」は2013年6月30日(日)で閉店しました。「松坂屋銀座店」を中心に合計17棟(合計延床面積約74,294㎡)は再開発のため解体されました。

 「J.フロント リテイリング、森ビル、L Real Estate、住友商事」は、銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業」を2014年4月2日に着工しました。

● GINZA SIXが2017年4月20日(木)オープン!
 「銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業」の施設名称は「GINZA SIX(ギンザ シックス)」に決定しています。商業施設の開業日は2017年4月20日(木)の予定です。

 引用資料 公式ホームページ
 GINZA SIX

 銀座エリア最大の商業施設面積約47,000㎡、銀座エリア最大241店舗(物販210、飲食24、サービス7)もの多彩なブランドが集結するワールドクラスクオリティの商業空間を実現します。

 銀座の象徴である中央通りに面した全長(間口)約115mに、世界を代表する6つのラグジュアリーブランドが旗艦店として2~5層の大型メゾネット店舗を構え、個性的なファサードにより銀座の新たな顔を創り出します。

 6つのラグジュアリーブランドの旗艦店は、「① The House of Dior(ザ ハウス オブ ディオール) 、② CÉLINE(セリーヌ) 、③ SAINT LAURENT(サンローラン)、④ Van Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ & アーペル) 、⑤ VALENTINO(ヴァレンティノ)、⑥ FENDI(フェンディ)」です。

GINZA SIXの概要
◆ 計画名-銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地 -東京都中央区銀座六丁目1-1他
◆ 階数-地上13階、地下6階
◆ 高さ-約66m(建築基準法上の高さ約56m)
◆ 敷地面積-9,077.49㎡
◆ 建築面積-8,921.10㎡
◆ 延床面積-148,711.83㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-店舗、オフィス、文化・交流施設、地域冷暖房施設、駐車場
◆ 建築主-銀座六丁目10地区市街地再開発組合
◆ 運営-GINZA SIXリテールマネジメント(大丸松坂屋百貨店、森ビル、L Real Estate、住友商事が共同出資)
◆ 設計者-銀座六丁目地区市街地再開発計画設計共同体(鹿島建設、谷口建築設計研究所JV)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2014年04月02日
◆ 竣工-2017年01月31日
◆ 開業-2017年04月20日予定


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「中央吹き抜けイメージ」です。


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「松坂屋銀座店」跡地を含む2つの街区(銀座六丁目10番、11番)を一体的に整備する再開発事業です。


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「GINZA SIX(ギンザ シックス)」の全体概要です。

 引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2016/10/26)
 世界のGINZAを次のステージへ。銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」2017年4月20日誕生。 


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「GINZA SIX(ギンザ シックス)」を北側から見た様子です。大きすぎてレンズに収まりません。


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北側から見た「中央通り」沿いの様子です。


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北端は「FENDI(フェンディ)」の旗艦店です。隣が「VALENTINO(ヴァレンティノ)」の旗艦店です。


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中央通り沿いの北側寄りの「GINZA SIX(ギンザ シックス)」の出入口です。


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中央通り沿いの南側寄りの「GINZA SIX(ギンザ シックス)」の出入口です。


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南端は「The House of Dior(ザ ハウス オブ ディオール)」の旗艦店です。隣が「CÉLINE(セリーヌ)」の旗艦店です。


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「GINZA SIX(ギンザ シックス)」を西側から見た様子です。大きすぎてレンズに収まりません。


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建物中央を貫通する「あづま通り」の機能です。「あづま通り」は、再開発されて東側の「三原通り」に付け替えられています。


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「あづま通り」は付け替えられていますが、北側一方通行の道路の機能は残っています。


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西側に歩道が整備されていますが、すでに供用開始されています。一般の人が普通に歩いていました。


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「あづま通り」は、北側一方通行のため駐車場の入口は南側の「交詢社(こうじゅんしゃ)通り」側になります。


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「GINZA SIX(ギンザ シックス)」を南側から見た様子です。


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南側から見た「三原通り」沿いの様子です。東側の「三原通り」は「あづま通り」が付け替えられて道路が拡幅されています。


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車道も拡幅されるのかと思っていましたが、拡幅された部分は歩道になるようです。確かにこの部分だけ車道を拡幅しても、前後が拡幅されないと意味がありませんね。



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2017年1月 7日 (土)

JR東日本 JR浦和駅高架下商業施設 オープンした「アトレ浦和」 & 新設されたJR浦和駅の「アトレ北口改札」

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-浦和駅周辺鉄道高架化事業-

 「JR浦和駅」では、「浦和駅周辺鉄道高架化事業」が行われました。浦和駅を中心に延長約1,320m(高架化区間約1,000m)を連続立体交差化(高架化)するプロジェクトです。

 最後の「東北貨物線」部分に5番線ホーム(湘南新宿ライン上り)、6番線ホーム(湘南新宿ライン下り)を建設する工事が2013年3月16日に完了し、島式3面6線の立派な高架駅に生まれ変わりました。

● アトレ浦和
 「JR東日本」は、連続立体交差化(高架化)により誕生したJR浦和駅高架下に商業施設「(仮称)浦和駅高架下店舗新築工事」を建設しました。

 高架下は「北エリア、中央エリア、南エリア」の3エリアに分かれ南北約1300mです。そのうち「北エリア、中央エリア」の約7,800㎡にJR東日本のグループ会社が手掛ける「アトレ」が埼玉県内初出店しました。

 2015年11月25日にオープンした「アトレ浦和」は、JR和駅高架下に、「South Area」と「North Area」に全30ショップが出店しました。「North Area」には、ICカード「Suica」専用の新たな改札口「アトレ北口改札」を新設しました。

アトレ浦和の概要
◆ 計画名-(仮称)浦和駅高架下店舗新築工事
◆ 所在地- 埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目16-12
◆ 階数-地上2階、地下0階
◆ 高さ-7.876m
◆ 敷地面積-14,292.42㎡(施設全体)
◆ 建築面積-9,608.505㎡
◆ 延床面積-9,987.489㎡(容積対象面積9,599.595㎡)
◆ 店舗面積-約3200㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-店舗
◆ 建築主-東日本旅客鉄道(JR東日本)
◆ 設計者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-安藤ハザマ
◆ 着工-2014年10月20日(起工式)
◆ 竣工-2015年秋
◆ オープン-2015年11月25日

(注意) 面積等の概要は、「(仮称)浦和駅高架下店舗新築工事」の事業計画のお知らせ標識の数値なので、変更になっている可能性があります。


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「アトレ浦和」の開業に合わせて、「浦和駅東口駅前市民広場」のアトレ浦和に面する部分も綺麗に美装化されました。


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2015年11月25日にオープンした「アトレ浦和」です。


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「アトレ浦和」のフロアマップです。「South Area」と「North Area」に全30ショップが出店しています。現地のデジタルサイネージを撮影しました。


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アトレ浦和(South Area)
 JR浦和駅の「東西連絡通路」の南側が「South Area」となります。


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東西連絡通路に面する「South Area」の北面を北東側から見た様子です。


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東西連絡通路に面する「South Area」の北面を北西側から見た様子です。


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アトレ浦和(
North Areaa)
 「North Area」を西側から見た様子です。


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「North Area」の南側です。


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「North Area」の北側です。


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JR浦和駅の改札内コンコースから見た「North Area」です。


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アトレ北口改札

 「North Area」には、ICカード「Suica」専用の新たな改札口「アトレ北口改札」を新設しました。利用時間7時00分~24時15分の時間制限があります。

● 浦和蔦屋書店
 「アトレ北口改札」に直結した「浦和蔦屋書店」です。「代官山蔦屋書店」のノウハウを生かした書店で、コンセプトは「高架下の公園」です。



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2016年12月 8日 (木)

「バスタ新宿」に「新宿高速バスターミナル」が移転 売場面積約40,000㎡ 国内最大級の家電量販店に建て替えられる予定の「ヨドバシカメラ・新宿西口本店」

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-ヨドバシカメラ・新宿西口本店の建て替え-

 「ヨドバシカメラ」は、2020年をめどに新宿駅西口前で、売場面積が約40,000㎡の国内最大級の家電量販店を開業する予定です。
 免税売り場も広く確保し、東京オリンピックで増える外国人観光客を呼び込みます。総事業費は約500億円の見通しです。

 「新宿西口本店」は、店舗名こそ1つですが、10ヶ所以上の建物に分散しています。「マルチメディアAkiba」のように一つのビルで買い物する事が出来ません。

 そのために再開発を行い、再開発ビル2棟に集約します。階数20階程度で、飲食店などのテナントも入れた大型の複合商業施設とします。
 新店は道路を挟んだ再開発ビル2棟を一体運営し、売場面積は現在の2倍の約40,000㎡と国内最大級の家電量販店となる予定です。

 化粧品やブランド品などの免税売り場も大きく確保し、外国語を話せる従業員を増やすなど体制を整えて外国人比率をさらに高め、富裕層の大口購入などの需要をつかみます。

● 大規模プロジェクトが同時進行
 「ヨドバシカメラ」は、川崎市に巨大物流センター「ヨドバシカメラアッセンブリーセンター川崎」を建設、新たに大阪に、地上34階、地下4階、高さ約150mの「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」、仙台に巨大店舗「ヨドバシ仙台第1ビル」を建設します。

 これに「新宿西口本店の建て替え」が加わると物凄い設備投資になりますが、「ヨドバシカメラ」は非上場企業ですが、家電量販店の中でダントツの財務体質を誇っているので問題ないと思います。


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バスタ新宿(新宿南口交通ターミナル)

 JR新宿駅周辺では、「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つである「新宿交通結節点整備工事」が、国土交通省がJR東日本に委託して行われました。

 新宿駅周辺の10ヶ所以上に散らばっていたバス発着場を集約し、2016年4月4日に「バスタ新宿(正式名称:新宿南口交通ターミナル)」として供用開始しました。


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「バスタ新宿」は活況を呈しています。往復共に利用しましたが、夜間の混雑は凄まじかったです。


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MY新宿第2ビル(旧:安田生命第2ビル)

 建て替えが予定されている「MY新宿第2ビル(旧:安田生命第2ビル)」です。「ヨドバシカメラ」が、2010年7月に取得しています。

 「MY新宿第2ビル(旧:安田生命第2ビル)」を取り壊し、跡地に高層店舗を開業する予定です。階数は20階程度の見通しです。

 
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「MY新宿第2ビル(旧:安田生命第2ビル)」の下層階を北西側から見た様子です。

● 旧新宿高速バスターミナル
 「MY新宿第2ビル」の西側には京王電鉄バスが運営するバスターミナル「新宿高速バスターミナル」がありました。

 「MY新宿第2ビル」の1階にサービスカウンター、地下1階には「地下待合室」がありました。ビルの建て替えには、「新宿高速バスターミナル」の移転が不可欠でしたが、「バスタ新宿」に移転した事により、建て替えの障害が無くなりました。


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1階の「サービスカウンター」があった場所は、ヨドバシカメラの売場となっていました。


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「新宿高速バスターミナル」のバス乗降場跡を北側から見た様子です。バスが停車しなくなったので、かつての喧騒がウソのように静かです。


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「新宿高速バスターミナル」のバス乗降場跡を南側から見た様子です。


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新店は道路を挟んだ再開発ビル2棟を一体運営し、売場面積は現在の2倍の約40,000㎡と国内最大級の家電量販店となる予定です。


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ヨドバシカメラ・宿西口本店

 ヨドバシカメラの「新宿西口本店」は、新宿駅西口一帯で10ヶ所以上の建物に分散しています。合計で約20,000㎡の売場面積を持ち、年間売上高は1000億円弱とみられています。

 「MY新宿第2ビル(旧:安田生命第2ビル)」跡地の高層店舗が開業後、「新宿西口本店」を近隣の複数ビルも含めて大型ビルに建て替えます。

 この区画には、「マルチメディア館北館、マルチメディア館東館、マルチメディア館南館、トラベル館」があるので、一体的に再開発されると思われます。

 新宿西口本店の各館の位置 → 新宿西口本店・地図 


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南側のヨドバシカメラ・新宿西口本店「マルチメディア館東館」です。「マルチメディア館東館」も「マルチメディア館北館」と一体的に建て替えられます。

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2016年10月30日 (日)

銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業 銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」 2017年4月20日(木)オープン!

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-銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業-

 「松坂屋銀座店」は2013年6月30日(日)で閉店しました。「松坂屋銀座店」を中心に合計17棟(合計延床面積約74,294㎡)は再開発のため解体されました。

 「J.フロント リテイリング、森ビル、L Real Estate、住友商事」は、銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業」を2014年4月2日に着工しました。

● GINZA SIXが2017年4月20日(木)オープン!
 2017年1月末の竣工を目指し現在開発が進む「銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業」は、施設名称を「GINZA SIX(ギンザ シックス)」に、商業施設の開業日を2017年4月20日(木)に決定しました。

 引用資料 公式ホームページ
 GINZA SIX

 銀座エリア最大の商業施設面積約47,000㎡、銀座エリア最大241店舗(物販210、飲食24、サービス7)もの多彩なブランドが集結するワールドクラスクオリティの商業空間を実現します。

 銀座の象徴である中央通りに面した全長(間口)約115mに、世界を代表する6つのラグジュアリーブランドが旗艦店として2~5層の大型メゾネット店舗を構え、個性的なファサードにより銀座の新たな顔を創り出します。

 6つのラグジュアリーブランドの旗艦店は、「① The House of Dior (仮)(ザ ハウス オブ ディオール) 、② CÉLINE(セリーヌ) CÉLINE(セリーヌ)、③ SAINT LAURENT(サンローラン)、④ Van Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ & アーペル) 、⑤ VALENTINO(仮)(ヴァレンティノ)、⑥ FENDI(フェンディ)」です。

GINZA SIXの概要
◆ 計画名-銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地 -東京都中央区銀座六丁目1-1他
◆ 階数-地上13階、地下6階
◆ 高さ-約66m(建築基準法上の高さ約56m)
◆ 敷地面積-9,077.49㎡
◆ 建築面積-8,921.10㎡
◆ 延床面積-148,711.83㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-店舗、オフィス、文化・交流施設、地域冷暖房施設、駐車場
◆ 建築主-銀座六丁目10地区市街地再開発組合
◆ 運営-GINZA SIXリテールマネジメント(大丸松坂屋百貨店、森ビル、L Real Estate、住友商事が共同出資)
◆ 設計者-銀座六丁目地区市街地再開発計画設計共同体(鹿島建設、谷口建築設計研究所JV)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2014年04月02日
◆ 竣工-2017年01月31日予定
◆ 開業-2017年04月20日予定


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「中央吹き抜けイメージ」です。


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「松坂屋銀座店」跡地を含む2つの街区(銀座六丁目10番、11番)を一体的に整備する再開発事業です。


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「GINZA SIX(ギンザ シックス)」の全体概要です。

 引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2016/10/26)
 世界のGINZAを次のステージへ。銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」2017年4月20日誕生。 


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「GINZA SIX(ギンザ シックス)」の2016年10月28日の建設状況です。外観がほぼ姿を現しています(写真提供bgds氏)。


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オフィス部分には庇(ひさし)があります(2016年9月1日撮影)。

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2016年8月18日 (木)

コクーンシティ(さいたま新都心) 埼玉県内初出店となった「ヨドバシカメラマルチメディアさいたま新都心駅前店」

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-コクーンシティ(さいたま新都心) コクーン3-

 「片倉工業」は、繊維事業、 医薬品事業、機械関連事業、不動産事業などを運営しています。東京都中央区京橋に竣工した超高層ビル「東京スクエアガーデン」の開発事業主にも「片倉工業」は名を連ねています。

 「さいたま新都心駅」東口にも広大な土地を所有し、第一期開発(約33,000㎡)、第二期開発(約68,000㎡)、第三期開発(約26,000㎡)と段階的に開発を行いました。

 第一期開発として、2004年9月に商業施設「コクーン1」をオープンしています。第二期開発用地のうちゴルフ練習場と立体駐車場の用地に「コクーン2」を2015年4月24日(金)にオープンしました。

● ヨドバシカメラマルチメディアさいたま新都心駅前店  
 更に、「コクーン3」を2015年7月17日(金)にオープンしました。「コクーン3」は、2015年3月1日まで「イトーヨーカドー大宮店(新大宮店はコクーン2へ移転)」が31年間に亘り営業を続けてきた建物をリニューアルしたものです。

 「コクーン3」の核テナントとして「ヨドバシカメラマルチメディアさいたま新都心駅前店」が出店しました。「ヨドバシカメラ」にとっては埼玉県に初出店となりました。
 売場面積約4,000坪(約13,200㎡)は、関東地区では「マルチメディアAkiba、マルチメディア横浜、新宿西口本店」に次ぐ4番目の規模です。

 ヨドバシカメラは、関東地方を中心に全国主要ターミナル駅前に23店舗(2016年8月18日現在)を展開していますが、意外にも埼玉県には店舗がありませんでした。
 ヨドバシカメラ22店舗目にして、埼玉県初出店となりました。ちなみに、23店舗目は「マルチメディア名古屋松坂屋店」です。


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配置図です。「ヨドバシカメラマルチメディアさいたま新都心駅前店」は、「コクーン3」に出店しています。


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「コクーン3」を南西側から見た様子です。


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「コクーン3」を南側から見た様子です。「ヨドバシカメラ」は、地下1階~3階の4フロアの中で、地下1階~2階の3フロアに出店しています。


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店舗名は「ヨドバシカメラマルチメディアさいたま新都心駅前店」と非常に長いです。


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「コクーン3」を南東側から見た様子です。


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搬入口をテナントごとに分けています。


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搬入口をを含めて「コクーン3」を南東側から見た様子です。


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2016年4月 7日 (木)

渋谷パルコ(PART1、PART3) 建て替えのために2016年8月7日に閉店 跡地には地上20階、高さ約110mの「宇田川町15地区開発計画」を建設!

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-宇田川町15地区開発計画-
 「パルコ」は4月6日に、「渋谷パルコ(PART1、PART3)」の建て替えのために、2016年8月7日に閉店すると発表しました。

 引用資料 パルコ(PDF:2016/04/06)
 渋谷パルコ(パート1、パート3)の建替えのための一時休業について

 「PART1」と「PART3」の跡地は、「宇田川町15地区開発計画」として再開発されます。新築するビルは1棟で、地上20階、地下3階、高さ110m、延床面積約65,000㎡を予定しています。

 地下は駐車場、低層部は店舗、上層部はオフィスとなる予定です。「PART1」と「PART3」の間には道路がありますが、建て替え後は24時間通行可能な屋内の歩行者専用通路とする計画です。

 渋谷駅周辺地区におけるにぎわいの形成をめざし、まちのにぎわい・回遊性を高める歩行者ネットワークを形成します。また、エリアマネジメントによるにぎわいの創出、ファッション・演劇文化の育成・情報発信を行います。

宇田川町15地区開発計画の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町14番の一部、15番
◆ 階数-地上20階、地下3階
◆ 高さ-約110m
◆ 敷地面積-約5,380㎡
◆ 延床面積-約65,000㎡
◆ 用途-店舗、オフィス、育成施設、事業化支援施設、文化発信施設(劇場等)、駐車場 等オフィス、店舗、駐車場
◆ 事業主体-パルコ
◆ 着工-2017年03月予定
◆ 竣工-2019年09月予定


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南東側から見た低層部の「完成イメージ」です。低層部は店舗となる予定です。


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「計画地」です。パルコ「PART1」と「PART3」がある区画です。


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「PART1」を東側から見た様子です。


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「PART1」を北東側から見た様子です。


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「PART1」を北西側から見た様子です。


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「PART1」を南西側から見た様子です。


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「PART1」と「PART3」は、連絡通路で結ばれています。


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「PART1」と「PART3」の間には道路がありますが、建て替え後は24時間通行可能な屋内の歩行者専用通路とする計画です。


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「PART3」を南東側から見た様子です。


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直接は関係ないですが、「PART1」からオルガン坂を挟んで北側に「渋谷パルコ PART2」がありました。耐震不足から2007年末に休業、2011年4月6日に閉店しました。跡地には、「ヒューリック」により「(仮称)渋谷公園通り計画新築工事」が建設されます。


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「(仮称)渋谷公園通り計画新築工事」の建築計画のお知らせです。

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2016年3月30日 (水)

「江戸切子」をモチーフにした「光の器」 銀座エリア最大級の商業施設「東急プラザ銀座」 2016年3月31日(木)グランドオープン!

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東急プラザ銀座
 東京・銀座の数寄屋橋交差点に建っていた「銀座TSビル(旧銀座東芝ビル)」跡地に東急不動産が出資する「合同会社スペードハウス」により「(仮称)銀座5丁目プロジェクト」が建設されました。

 正式名称は「東急プラザ銀座」で、銀座エリア最大級の商業施設「東急プラザ銀座」は、2016年3月31日(木)11:00にグランドオープンします。

 引用資料 東急不動産(PDF:2016/03/28)
 3月31日(木)オープン「東急プラザ銀座」 日本の美意識や職人の技を随所に生かした館内デザインで銀座の新たなランドマークから“伝統と革新”を発信  

 「東急プラザ銀座」は、全13フロア(店舗部分)に、ファッション、雑貨、レストラン、カフェなどの多彩な125店舗が揃い、パブリックスペースも兼ね備えた新しい構成の都市型商業施設です。

 建物外観は日本の伝統工芸である「江戸切子」をモチーフにした「光の器」をコンセプトにしています。そして館内の環境は、日本人の美意識や伝統の技を積極的に採用し、新しい文化の発信と、銀座の街に新たな憩いの場と賑わいを創出することを目指します。

● 初年度売上目標330億
 店舗面積は約22,000㎡で、初年度売上目標は330億円、来館者数で1000万人を計画しています。訪日外国人観光客の売上構成比は、「銀座三越」とほぼ同水準の20%~30%を想定しています。「ロッテ免税店」は単独で150億円の売上目標としています。

東急プラザ銀座の概要
◆ 計画名-(仮称)銀座5丁目プロジェクト
◆ 所在地-東京都中央区銀座五丁目2-1
◆ 交通-東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座」駅徒歩1分、東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅徒歩2分、東京メトロ有楽町線「有楽町」駅徒歩2分、JR山手線・京浜東北線「有楽町」徒歩4分
◆ 階数-地上11階、地下5階
◆ 高さ-最高部約66m、軒高56.00m
◆ 敷地面積-3,766.73㎡
◆ 建築面積-約3,600㎡
◆ 延床面積-約49,700㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-店舗(地下2階~地上11階)
◆ 建築主-合同会社スペードハウス(東急不動産出資)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-清水建設
◆ オープン-2016年03月31日


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数寄屋橋交差点から見た様子です。建物外観は日本の伝統工芸である「江戸切子」をモチーフにした「光の器」をコンセプトにしています。


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6階アトリウム
 6階アトリウムは、数寄屋橋交差点に面した高さ約27mの大吹抜け空間です。伝統工芸の「江戸切子」をモチーフにしたガラスの内部は、「パブリックスペース(public space:公共空間)」となっています。

 ショッピングの合間の休憩や待ち合わせの場所として、ゆったりとした時間を過ごす銀座エリアの新たな憩いの場を目指します。


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6階アトリウムから銀座エリアの夜景を楽しむことができます。


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6階アトリウムです。


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装飾が透けて見えます。


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アップです。


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北東側から見た下層階の様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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北西側から見た様子です。北西側壁面にはほとんどガラスがありません。


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「東急プラザ」のロゴです。

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2016年3月 3日 (木)

横浜みなとみらい21地区 ストリートスケープ型商業施設「マリン アンド ウォーク ヨコハマ(MARINE & WALK YOKOHAMA)」 2016年3月4日(金)オープン!

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マリン アンド ウォーク ヨコハマ
 「三菱商事都市開発」は、横浜赤レンガ倉庫に隣接するみなとみらい21新港地区4街区において商業施設開発事業「MM4街区プロジェクト」を推進しています。計画名は、「(仮称)MM21新港地区4街区開発事業」です。

 横浜赤レンガ倉庫と「MM4街区プロジェクト」の相互連携を図り、横浜観光の中心であるみなとみらい21新港地区の一体的な賑わい創出と、多彩な魅力の集積した街づくりに貢献していきます。

 施設の名称は「マリン アンド ウォーク ヨコハマ(MARINE & WALK YOKOHAMA)」で、2016年3月4日(金)にオープンします。横浜初出店13店舗、関東初出店1店舗、新業態7店舗を含む25店舗が出店します。
 
 公式ホームページ
 マリン アンド ウォーク ヨコハマ(MARINE & WALK YOKOHAMA) 

マリン アンド ウォーク ヨコハマの概要
◆ 計画名-(仮称)MM21新港地区4街区開発事業
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区新港一丁目3番1号
◆ 交通-みなとみらい線「馬車道」駅より徒歩9分、JR・横浜市営地下鉄「桜木町」駅より徒歩15分
◆ 階数-地上2階(一部地上5階)、地下1階
◆ 高さ-19.8m
◆ 敷地面積-7,053.05㎡
◆ 延床面積-13,486.60㎡
◆ 店舗面積-8,346.98㎡
◆ 店舗数- 25店舗
◆ 構造- 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、サービス店舗、集会場
◆ 建築主-三菱商事都市開発
◆ 設計者-アール・アイ・エー、鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 竣工-2016年02月中旬
◆ オープン-2016年03月04日


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「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た「マリン アンド ウォーク ヨコハマ(MARINE & WALK YOKOHAMA)」です。


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「新港サークルウォーク」から見た「マリン アンド ウォーク ヨコハマ(MARINE & WALK YOKOHAMA)」です。


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少し角度を変えた様子です。


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西側から見た様子です。


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地上5階の部分は、既存建物を再利用しているように見えますが新築です。外壁は、長年使いこんだような風合いのエイジング加工が行われているようです。

 最上階にチャペルを設けた5階建ての全フロア完全貸切り型結婚式場「BAYSIDE GEIHINKAN VERANDA minatomirai」となります。


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「三菱商事都市開発」は、2015年は6月30日付で、親会社の「三菱商事」が所有する「横浜赤レンガ」の株式(発行済み株式総数の67%)を取得しています。

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2016年1月16日 (土)

世田谷区 「二子玉川東第二地区市街地再開発事業」が完了 Part2・オープンした商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」

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-二子玉川ライズ-

 東急田園都市線と大井町線の「二子玉川駅」の東側で大規模な再開発事業が行われました。最初にⅢ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」が竣工し、次に「Ⅰ-a街区」と「Ⅰ-b街区」の「二子玉川ライズ オフィス」と「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」が竣工しました。

 第2期事業である「子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]」が、2012年1月13日に着工しました。「第2期事業」は、地上30階、塔屋2階、地下2階、高さ137.00mの大規模な超高層複合ビルが建設され、2015年6月に竣工しました。

 正式名称は「「二子玉川ライズ・タワーオフィス」で、フロア構成は、オフィス(2階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)となっています。

 2015年4月24日に商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」が開業、2015年7月17日に「二子玉川エクセルホテル東急」が開業しています。
 「Ⅱ-a街区」が竣工したことにより「二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業」(再開発エリア名:二子玉川ライズ)は、33年の時を経て全施設が開業しました。

● 二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット
 二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]において、新たに商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」がオープンしました。

 第1弾(2015年4月24日)では、IMAXデジタルシアターを含む10スクリーンを備えた世田谷区初のシネマコンプレックス「109シネマズ二子玉川」や、日本初出店となるスペイン王室御用達の老舗デリカ「Mallorca(マヨルカ)」など、幅広いラインナップの商業17店舗が開業しました。

 第2弾(2015年5月3日)では、カルチュア・コンビニエンス・クラブが手掛ける新業態「二子玉川 蔦屋家電」が開業し、家電や雑誌・書籍販売のほか、家具販売の「ARFLEX TAMAGAWA (アルフレックス タマガワ)」やボタニカルショップの「SOLSO HOME Futako(ソルソ ホーム フタコ)」などのストア内9テナントが開業しました。

二子玉川ライズ・タワーオフィスの概要
◆ 計画名-二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]
◆ 所在地-東京都世田谷区玉川一丁目14番1号
◆ 交通-東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅徒歩4分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部137.00m
◆ 敷地面積-28,082.83㎡
◆ 建築面積-22,466.02㎡
◆ 延床面積-157,016.25㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部地盤改良、一部既製コンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(2階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)
◆ 建築主-(二子玉川東第二地区市街地再開発組合)東急電鉄、東急不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計、アール・アイ・エー、東急設計コンサルタント
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2012年01月13日
◆ 竣工-2015年06月
◆ オープン-2015年04月24日(二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット)、2015年06月22日(楽天クリムゾンハウス)、2015年07月17日(二子玉川エクセルホテル東急)
◆ 総事業費-約411億円


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「Ⅱ-a街区」を北西側から見た様子です。「楽天」は、今後の事業拡大に伴う従業員の増加を見据えるとともにグループ企業を集約し、より一層の業務の効率化を図るため、本社を東京都品川区東品川の「品川シーサイド楽天タワー」から「二子玉川ライズ・タワーオフィス」に移転しました。

 占有フロアは、地上2階~27階(楽天クリムゾンハウス アネックスの3階・4階も占有)で、延床面積は、楽天クリムゾンハウス63,449.51㎡、楽天クリムゾンハウスアネックス1,058.43㎡となっています。入居人数は約10,000人です。


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Ⅱ-a街区の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」を北西側から見た様子です。


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先に竣工した「Ⅰ-b街区」とは、2本の「歩行者専用通路(リボンストリート)」で結ばれています。


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Ⅱ-a街区の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」を西側から見た様子です。手前には、「バス・タクシーのりば」が整備されています。


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Ⅱ-a街区の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」を「多摩堤通り」側から見た様子です。


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東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」側の先に竣工した「Ⅰ-b街区」を見た様子です。


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歩行者専用通路(リボンストリート)
 2階床レベルで、東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」と世田谷区が整備した「二子玉川公園」をつなぐ「歩行者専用通路(リボンストリート)」が整備されています。

 Ⅱ-a街区には、「歩行者専用通路(リボンストリート)」が沿いに、商業店舗、シネマコンプレックス、フィットネスクラブ、ホテル、スタジオ・ホールなどを設けています。


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2階の歩行者専用通路(リボンストリート)沿いの「中央広場」です。


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「二子玉川ライズ・タワーオフィス」の北東側に隣接する「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」です。3階・4階が「楽天クリムゾンハウスアネックス」となっています。


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「歩行者専用通路(リボンストリート)」は、Ⅲ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」、更に先の世田谷区が整備した「二子玉川公園」まで伸びています。


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Ⅱ-a街区の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」を東側から見た様子です。


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「Ⅱ-a街区」とⅢ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」を接続する「歩行者専用通路(リボンストリート)」を地上から見た様子です。


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「Ⅱ-a街区」とⅢ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」を接続する「歩行者専用通路(リボンストリート)」を上から見た様子です。更に先には、世田谷区が整備した「二子玉川公園」があります。

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