121 東京都・千代田区②

(2009年~更新分)

2021年12月10日 (金)

大手町プレイス(OTEMACHI PLACE) 「財務省」が政府保有分について売却の手続き 売却額は3,000億円規模になる見通し!

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-大手町プレイス(OTEMACHI PLACE)

 「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、敷地面積19,898.68㎡に総延床面積353,830.54㎡の超高層ツインタワーを建設したビッグプロジェクトです。「A棟」は、敷地西側の「逓信ビル」の跡地に建設、「B棟」は、敷地東側の「東京国際郵便局ビル」と「関東郵政局」の跡地に建設しました。

 街区の名称が「大手町プレイス(OTEMACHI PLACE)」、2棟のビル名称は、A棟が「大手町プレイス ウエストタワー」、B棟が「大手町プレイス イーストタワー」となっています。

 2018年7月10日に工事完了、2018年8月1日に竣工、商業ゾーン「大手町プレイス ショップ&レストラン」および国際カンファレンスセンター「大手町プレイス カンファレンスセンター」が、2018年9月25日にグランドオープンしました。

● 大手町プレイスの政府保有分を売却手続き!
 「財務省」は2021年12月8日に、「大手町プレイス」の政府保有分について、2021年度内に売却の手続きを始めると発表しました。売却額の見通しは示していませんが、3,000億円規模になる見通しです。

 読売新聞(2021/12/08)
 高層ビル「大手町プレイス」、政府保有分を年度内に売却手続き…3000億円規模か

 「財務省」は当初より再開発した後に売却する方針を示していました。国は現在、二つのビルのうち、「イーストタワー」のオフィス所部分全てと商業施設などが入るフロアの一部について賃料を受け取る「信託受益権」を持っています。2021度内に手続きを始めますが、購入先が決定し、売却が完了するのは入札公告から10か月後になる予定です。

 国有地の売却は、土地をそのまま売るのが一般的です。今回は、オフィス需要が期待できる立地だったため、再開発によって価値を高めたうえで売却する手法を採用しました。国が保有する信託受益権は、帳簿上約2,400億円の価値があります。


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大手町プレイス イーストタワー
 「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物 B棟」として、敷地東側の「東京国際郵便局ビル」と「関東郵政局」の跡地に建設されました。

大手町プレイス イーストタワーの概要
◆ 計画名-大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物 B棟
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目3番1号および2号(住居表示)
◆ 交通-東京メトロ「大手町」駅徒歩1分、JR「東京」駅徒歩7分
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-約163m  (注意)高さは軒高だと思われます。
◆ 敷地面積-19,898.68㎡(施設全体)
◆ 建築面積-13,668.48㎡(施設全体)
◆ 延床面積-353,830.54㎡(施設全体)、約152,000㎡(イーストタワー)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎、一部直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等(施設全体)
◆ 建築主-独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
◆ 設計者-大林組
◆ 監理者-日本設計・NTTファシリティーズ共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2015年05月15日(地下部分除却工事を含む)
◆ 竣工-2018年07月10日(工事完了)、2018年08月01日(竣工)
◆ オープン-2018年09月25日(ショップ&レストラン、カンファレンスセンター)


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住友商事の本社

 住友商事は、「晴海アイランド トリトンスクエア」から「大手町プレイス イーストタワー」に本社を移転し、2018年9月18日より順次業務を開始しました。


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大手町プレイス ウエストタワー
 「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物 A棟」として、敷地西側の「逓信ビル」の跡地に建設されました。

大手町プレイス ウエストタワーの概要
◆ 計画名-大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物 A棟
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目3番1号および2号(住居表示)
◆ 交通-東京メトロ「大手町」駅徒歩1分、JR「東京」駅徒歩7分
◆ 階数-地上35階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-178.00m  (注意)高さは軒高だと思われます。
◆ 敷地面積-19,898.68㎡(施設全体)
◆ 建築面積-13,668.48㎡(施設全体)
◆ 延床面積-353,830.54㎡(施設全体)、約202,000㎡(ウエストタワー)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎、一部直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等(施設全体)
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(NTT都市開発)
◆ 設計者-日本設計
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年05月15日(地下部分除却工事を含む)
◆ 竣工-2018年07月10日(工事完了)、2018年08月01日(竣工)
◆ オープン-2018年09月25日(ショップ&レストラン、カンファレンスセンター)

(備考) 建築計画のお知らせでは、「A棟」の高さは179.00m(最高182.00m)となっています。


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大手町プレイス(OTEMACHI PLACE)の「位置図」です。



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2021年10月28日 (木)

(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画 「帝国ホテル 東京」の建て替え計画 迎賓館のたたずまい継承 総事業費は2,000億円~2,500億円!

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-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画-

 東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。全体完成は2037年度以降の予定です。

 関係権利者は「NTT都市開発、公共建物、第一生命保険、帝国ホテル、東京センチュリー、東京電力パワーグリッド、NTT(日本電信電話)、日本土地建物、NTT東日本(東日本電信電話)、三井不動産」の10社です。

 延床面積は、「北地区」が約420,000㎡、「中地区」が約370,000㎡、「南地区」が約310,000㎡です。総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。

● 帝国ホテル 東京の建て替え計画
 「帝国ホテル」は10月27日に、「帝国ホテル東京 本館」の建て替えプロジェクトで、デザインアーキテクトとしてフランス在住の建築家「田根剛氏」を起用すると発表しました。

 客室の広さを拡大する方向で検討しており、低層部は迎賓館としてのたたずまいを継承します。上層部をピラミッド状の形状にして象徴的な建物を目指します。

 引用資料 帝国ホテル(PDF:2021/10/27)
 2036年に完成予定の帝国ホテル 東京 新本館 デザインアーキテクトとしてATTA・田根 剛氏の起用を決定

 日刊建設工業新聞(2021/10/28)
 帝国ホテル建替/迎賓館のたたずまい継承/総事業費は2000億~2500億円

 帝国ホテル東京 本館、タワー館及び駐車場ビルの総延床面積約239,780㎡の建て替えを計画しています。建て替え実施時期は、「新タワー館」が2024年度~2030年度予定、「新本館」が2031年度~2036年度予定です。総事業費規模(概算)は、約2,000億円~約2,500億円程度を見込んでいます。


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(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画

 「内閣府」から2021年6月29日に、国家戦略特区の「第19回 東京都都市再生分科会 配布資料」が公開されました。多数のイメージパースや多数の図面が公開されています。

 引用資料 内閣府(PDF:2021/06/29)
 内幸町一丁目北特定街区・内幸町一丁目北地区再開発等促進区を定める地区計画 都市計画(素案)の概要

北地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番1号 他
◆ 階数-(Ⅰ期・ノースタワー)地上46階、地下4階、(Ⅱ期・新本館)地上29階、地下4階)
◆ 高さ-(Ⅰ期・ノースタワー)最高部約230m、(Ⅱ期・新本館)最高部約145m
◆ 敷地面積-約24,000㎡
◆ 延床面積-(Ⅰ期・ノースタワー)約270,000㎡、(Ⅱ期・新本館)約150,000㎡
◆ 容積対象床面積-(Ⅰ期・ノースタワー)約220,000㎡、(Ⅱ期・新本館)約100,000㎡
◆ 構造-(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、(地上)鉄骨造)
◆ 用途-(Ⅰ期・ノースタワー)オフィス、商業、サービスアパートメント、住宅等、(Ⅱ期・新本館)ホテル、宴会場等
◆ 建築主-帝国ホテル、三井不動産(代表事業者)
◆ 着工(解体工事含む)-(Ⅰ期・ノースタワー)2024年度予定、(Ⅱ期・新本館)2031年度予定
◆ 竣工-(Ⅰ期・ノースタワー)2030年度予定、(Ⅱ期・新本館)2036年度予定
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)

中地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 他
◆ 階数-地上46階、地下6階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-約22,000㎡
◆ 延床面積-約370,000㎡
◆ 容積対象床面積-約290,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、音楽ホール、宴会場、産業支援施設等
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(代表事業者)、公共建物、東京電力パワーグリッド、三井不動産
◆ 着工(解体工事含む)-2022年度予定
◆ 竣工-2029年度予定(2037年度以降に工事完了予定)
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)

南地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 他
◆ 階数-地上43階、地下5階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-約19,000㎡
◆ 延床面積-約310,000㎡
◆ 容積対象床面積-約250,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、ウェルネス促進施設等
◆ 建築主-第一生命保険(代表事業者)、中央日本土地建物、東京センチュリー、東京電力パワーグリッド
◆ 着工(解体工事含む)-2022年度予定
◆ 竣工-2028年度予定(2037年度以降に工事完了予定)
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)


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(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画のイメージパース

 「北地区」が、地上46階、地下4階の、高さ約230mと地上29階、地下4階、高さ約145m、「中地区」が、地上46階、地下6階、高さ約230m、「南地区」が、地上43階、地下5階、高さ約230mです。高さ約230m×3棟、高さ約145m×1棟の超高層ビル4棟が林立する事になります。


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「敷地西側から街区を望む」です。

● 連続する歴史的な約31m(百尺)の表情線を延伸
 日比谷通りにおいて連続する歴史的な約31m(百尺)の表情線を延伸し、基壇部の形成による統一感ある街並みを創出します。


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「配置図」です。


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西側の日比谷公園から見た「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。


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帝国ホテル東京(北地区)
 
「帝国ホテル東京」のメインの「新本館」は、1970年3月10日開業で、老朽化がかなり進んでいます。「Ⅱ期工事」となるので、解体されるのはかなり先になります。建て替え実施時期は、2031年度~2036年度予定です。



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2021年10月 8日 (金)

「東京消防庁」が新本部庁舎を整備 大手町の「旧:気象庁本庁舎、大手町合同庁舎3号館、東京消防庁本部庁舎」が一体的に再開発されるかも?

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-東京消防庁本部-

 「大手町」は、21世紀に入って連鎖的再開発や単独での建て替えなどの疾風怒濤の再開発によって、ほとんどのビルが建て替えもしくは建て替え中です。残っているのは「NTTコミュニケーションズ大手町ビル、NTTコミュニケーションズ大手町ビル別館」の街区と「旧:気象庁本庁舎、大手町合同庁舎3号館、東京消防庁本部庁舎」の街区くらいです(写真提供読者さん)。

東京消防庁が新本部庁舎を整備!
 「東京消防庁」が計画する新しい「本部庁舎」の施設規模が明らかになりました。想定する延床面積は6万~6.5万㎡です。DX(デジタルトランスフォーメーション)推進や働き方改革の動向をみながら、都民の安全確保と質の高いサービス提供に貢献する防災拠点を目指します。

 日建建設工業新聞(2021/10/07)
 東京消防庁/新本部庁舎整備/想定規模は6万~6・5万平米、基本構想策定支援発注

 現庁舎は1976年3月の竣工から45年以上経過し老朽化が進んでいます。新施設の整備地は「千代田区」か「中央区」で、敷地面積は4,300㎡~7,000㎡を想定しています。建物は60m以上の高さになる見通しです。現庁舎の敷地内にある「丸の内消防署」も含め一体的な整備を検討します。


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東京消防庁本部庁舎の高さは電話番号と同じ119m

 クイズ番組で時々見かけますが、「東京消防庁本部庁舎」の塔を含めた高さは、緊急通報用の電話番号「119」と同じ約119mです(笑)。ちなみにビル本体は、地上14階、地下3階、高さ約61mです。1976年3月に竣工しました(写真提供読者さん)。


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旧:気象庁本庁舎
 「気象庁本庁舎」は、千代田区大手町一丁目にありました。港区虎ノ門三丁目では、地上14階、地下2階、高さ81.705mの複合ビル「気象庁虎ノ門庁舎(仮称)・港区立教育センター」の建設が行われ、2020年11月24日に正式移転しました。本庁舎の移転は1964年以来、56年ぶりです。旧庁舎や敷地は国有財産として財務省に返還されました。


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「旧:気象庁本庁舎」の東隣が「大手町合同庁舎3号館」です。


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「旧:気象庁本庁舎、大手町合同庁舎3号館、東京消防庁本部庁舎」は、超高層ビルに囲まれた谷間に建っています。


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衛星写真(Googleマップ3Dモード引用)

 Googleマップ3Dモードの「旧:気象庁本庁舎、大手町合同庁舎3号館、東京消防庁本部庁舎」の衛星写真です。「旧:気象庁本庁舎、大手町合同庁舎3号館、東京消防庁本部庁舎」が一体的に再開発される可能性が出てきました。

 3庁舎の敷地を合計するとかなり広いです。3庁舎共に建物や敷地は国有財産なので合意形成は難しくありません。再開発されるとしたら民間資本を導入した大規模な再開発になると思われます。

 ちなみに「大手町合同庁舎3号館」は、2021年5月24日に新型コロナウイルスのワクチン接種を後押しする防衛省の「東京大規模接種センター」が設置されて大きなニュースになった場所です。



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2021年10月 3日 (日)

「東京海上日動ビル」の建て替え 地上19階、高さ約100m、延床面積約125,000㎡の世界最大規模の木造ハイブリッド構造による超高層オフィスビルに!

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-東京海上日動ビルの建て替え-
 「東京海上日動ビル」は、行幸通りの北側の超一等地に建っています。「本館」は、丸の内の超高層ビルの黎明期の1974年2月に「東京海上ビルディング」として竣工、丸の内のシンボルのような超高層ビルです。
 本館は1976年に「BCS賞」を受賞しています。「本館」に続いて、1986年12月に「新館」が竣工しました。「本館、新館」を合わせた敷地面積は約10,147㎡です。

 「東京海上日動ビル」に本店機能を置く「東京海上ホールディングス、東京海上日動火災保険、東京海上日動あんしん生命保険」の3社は、三菱地所が開発した「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 常盤橋タワー」に本店を移転します。2021年12月から順次移転を開始し、2022年6月までに移転を完了する予定です。 

 「東京海上日動火災保険」が、千代田区にあり本館と新館で構成する「東京海上日動ビル」の建て替えを計画しています。2021年12月から順次開始する本店機能の移転に連動、ビルを建て替えて防災機能などを強化します。

● 木造ハイブリッド構造の超高層オフィスビル!
 「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」は、現在の東京海上日動ビル本館および新館を一体で建て替えて建設する新・本店ビル計画のコンセプトをまとめました。

 柱や床などの構造材を含め、これまで他に例のないレベルで国産木材を利用し、世界最大規模の「木造ハイブリッド構造」による超高層オフィスビルをめざします。地震対策として「免震構造」を採用します。

 東京海上ホールディングス(PDF:2021/09/30)
 新・本店ビル計画のコンセプトについて

 新・本店ビルは、ビジネス・歴史・文化が共存する街「丸の内」の美しい街並みに調和し、日本の玄関口である東京駅と緑豊かな皇居外苑を結ぶシンボリックな場所に相応しい、洗練された気品のあるデザインをめざします。

東京海上日動ビルの建て替えの概要
◆ 所在地-東京都千代⽥区丸の内⼀丁目2番1号(住居表⽰)
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ丸の内線「東京」駅、東京メトロ東西線・半蔵門線「大手町」駅、都営三田線「大手町」駅、東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
◆ 階数-地上19階、地下3階
◆ 高さ-建物高さ約100m
◆ 敷地面積-約10,147㎡
◆ 延床面積-約125,000㎡
◆ 構造-木造ハイブリッド構造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(本店ビル)、駐車場等
◆ 建築主-東京海上ホールディングス、東京海上日動火災保険
◆ 解体工事-2022年10月予定
◆ 竣工-2028年度予定


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東京海上日動ビル 本館
 
「東京海上日動ビル 本館(旧:東京海上ビルディング)」を北東側から見た様子です。「本館」は、丸の内の超高層ビルの黎明期の1974年2月に竣工しました。概要は、地上25階、塔屋2階、地下4階、高さ108.1m、延床面積約63,120㎡です。当初は、地上30階、高さ約128mで計画されていましたが、皇居の美観を損ねるとして、軒高が約100mに変更されました。


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東京海上日動ビル 新館
 
「東京海上日動ビル 新館」を南東側から見た様子です。「新館」は、1986年12月に竣工しました。概要は、地上16階、地下4階、延床面積約52,620㎡です。


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「東京海上日動ビル(本館、新館)」を西側から見た様子です。南側の「本館」と北側の「新館」を合わせた敷地面積は約10,147㎡です。建て替え後の延床面積は約125,000㎡です。

 「東京海上日動ビル 本館」の延床面積約63,120㎡+「東京海上日動ビル 新館」の延床面積約52,620㎡=約115,740㎡です。建て替え後の延床面積は10,000㎡弱しか増えません。

● 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくりガイドライン
 このあたりは、航空法以外にも皇居周辺の景観等を守るために、「大手町・丸の内・有楽町地区まちづくりガイドライン」として、高さ制限があります。「東京海上日動ビル(本館、新館)」の高さ制限は、お堀側の西側半分が100m、東側半分が150mですが、全体でも高さ100mに抑えるようです。


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住友林業のW350計画

 「住友林業」は、2041年までに東京都内(千代田区丸の内に設定)に木材を主部材(木材比率9割の木鋼ハイブリッド構造)とした超高層ビルを建設する構想を発表しました。建築予定の建物の規模は地上70階、高さ約350mです。

 引用資料 住友林業(2018/02/08)
 街を森にかえる環境木化都市の実現へ 木造超高層建築の開発構想W350計画始動

 「うっそー! そんなアホな! 実現する訳がない!」とツッコミ所が満載の到底実現不可能な荒唐無稽な構想のように思えますが、「東京海上日動ビル」の建て替えのリリースを見ると夢物語ではないような気がしてきました。

W350計画の概要
◆ 想定立地-東京都千代田区丸の内
◆ 階数-地上70階
◆ 高さ-約350m
◆ 建築面積-約6,500㎡
◆ 延床面積-約455,000㎡
◆ 構造-木鋼ハイブリッド構造(内部は純木造)
◆ 地震対策-鉄骨制振ブレース(筋かい)を配置
◆ 用途-店舗、オフィス、ホテル、住宅
◆ 設計協力-日建設計
◆ 竣工-2041年を目標
◆ 総工費試算-約6,000億円



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2021年8月16日 (月)

都立日比谷公園の再生整備計画 民間資金を活用して「都立日比谷公園大音楽堂の再整備」 完成は2027年度末の見込み!

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-都立日比谷公園の再生整備計画-
 
乃木坂46の28枚目シングル(タイトル未定)の選抜発表がありました。新センターは4期生の「賀喜遥香(20)」でした。彼女の頑張りを見ていると納得のセンターです。私的には冷遇されている2期生が選抜に3人も入ったのがうれしかったです。

 本題に戻って、「都立日比谷公園」は、1903年(明治36年)6月1日、日本の近代洋風公園の先駆けとして開園して以来、各時代の東京の「今」を映し、数々のエピソードを生んできました。その文化的価値は唯一無地のものであり、東京、日本を代表する世界に誇る公園です。日比谷公園の面積は161,636.66㎡(2020年4月1日現在)です。

 「都立日比谷公園の再生整備計画」は、100年余りの時代を経て日比谷公園に蓄積した魅力に更に磨きをかけ、これまでも、そしてこれからも、東京の「今」を映すこれからの新しい公園像を目指すものです。

 東京都公園審議会は、2019年10月8日に知事から諮問を受け、「都立日比谷公園の再生整備計画」について検討を進めてきました。公園審議会は「都立日比谷公園の再生整備計画(中間のまとめ)」を公表し、広く都民からの意見を募集しています。

 引用資料 東京都・報道発表(2020/12/08)
 日比谷公園の再生整備計画(中間のまとめ)意見募集

● 都立日比谷公園大音楽堂の再整備
 「東京都」は、東京都公園審議会答申「都立日比谷公園再生整備計画について」を受け、改築後約40年が経過し老朽化が進んでいる日比谷公園大音楽堂について、民間資金を活用して再整備を行い、施設の機能向上や日比谷公園の更なる賑わい創出を図ることを目指しています。

 このため、大音楽堂の再整備事業に関心のある事業者から、参入意欲や事業イメージなどを伺い、事業効果や実現可能性の高い事業実施につなげることを目的として、マーケットサウンディング調査を実施します。 

 引用資料 東京都・報道発表(2021/07/15)
 都立日比谷公園大音楽堂の再整備に関するマーケットサウンディング調査を実施します

 東京都が想定するスケジュールは、2022年度に整備・運営を担う事業者を募集、2023年度に事業者を決めて2024年度着工します。完成は2027年度末を見込みます。


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「事業対象範囲」です。


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「整備対象区域(約12,000㎡)」です。


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2033年の夜間イメージです。


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2033年の「日比谷公園の将来イメージ(施設計画)」です。 



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2021年7月29日 (木)

三菱地所 有楽町エリア再構築本格始動 「有楽町ビル」・「新有楽町ビル」建替計画着手 2区画を一体的に再開発か?

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-有楽町ビル・新有楽町ビル-

 「三菱地所」は、東京都千代田区有楽町一丁目に所有する「有楽町ビル」及び「新有楽町ビル」について、建替に着手することを決定しました。「有楽町ビル」及び「新有楽町ビル」はJR有楽町駅前という好立地に位置しています。

 引用資料 三菱地所(PDF:2021/07/28)
 有楽町エリア再構築本格始動「有楽町ビル」・「新有楽町ビル」建替計画着手 ~JR有楽町駅前ビルの建替により、有楽町エリアの更なる発展に寄与~ 

 「有楽町ビル」は1966年の竣工から約55年が経過、また「新有楽町ビル」は1967年の竣工から約54年が経過しており、テナントニーズの高度化や脱炭素社会の実現に向けた社会的要請への対応強化、災害時における事業継続性を意識した防災機能の強化等の機能更新を図ると共に、有楽町エリアの上位計画で定められている魅力あるまちづくりに貢献すべく、建替計画に着手することとしました。

 「三菱地所」は、2020年以降の丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)におけるまちづくりを「丸の内 NEXTステージ」と位置付、“人・企業が集まり交わることで新たな「価値」を生み出す舞台”を目指しています。

 また、三菱地所グループ「長期経営計画2030」では、有楽町エリアを重点更新エリアの一つと定め、「文化芸術・MICE を核とした “まちづくりのショーケース”」の実現を目指しています。

 建替計画の具体的な内容については、今後、関係各位の協力を得ながら検討を進めていきます。今後の具体的な建替スケジュールは未定ですが、両ビルは2023年を目途に閉館する予定です。

有楽町ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目10番1号
◆ 階数-地上11階、塔屋2階、地下5階
◆ 敷地面積-3,551.46㎡
◆ 延床面積-42,159.08㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-三菱地所
◆ 竣工-1966年05月

新有楽町ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目12番1号
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下4階
◆ 敷地面積-7,233.26㎡
◆ 延床面積-83,023.27㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-三菱地所
◆ 竣工-1967年01月


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JR有楽町駅側から見た「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」です。


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「位置図」です。


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「有楽町ビル」の敷地面積は3,551.46㎡、「新有楽町ビル」の敷地面積は7,233.26㎡です。3,551.46㎡+7,233.26㎡=合計10,784.72㎡です。間に道路がありますが、道路は廃道もしくはビル内貫通の歩道を確保して2区画を一体的に再開発すると思われます。

● 高さ制限は200m?
 「本計画は、有楽町エリア再構築において第一弾となる新築ビルであり、(中略)、当該エリアの再構築を牽引する当社旗艦ビルとして計画を進めてまいります。」と書いてあります。具体的にはどれくらいの規模の超高層ビルになるのでしょうか?

 航空法での高さ制限は、「羽田空港高さ制限回答システム」によると制限高(標高)約244m~約246m「建築等可能高=制限高-照会地の地盤の高さ(標高)」となっています。

 しかし、この場所は「大手町・丸の内・有楽町地区まちづくりガイドライン」の対象区域です。「江戸城」のお堀から1列目の高さ制限が150m、2列目の高さ制限が200mとなっています。「有楽町ビル、新有楽町ビル」はお堀から2列目なので高さ制限が200mとなります。

 私は、高さ約200m、延床面積約200,000㎡(容積対象外を含む)の有楽町エリアのランドマークとなる超高層ビルを予想しています。これは同じ三菱地所の「新丸の内ビルディング」とほぼ同規模です。



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2021年7月 3日 (土)

国家戦略特区 高さ約230m×3棟+高さ約145mの「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画」 「内閣府」より詳細な資料が公開!

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-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画-
 東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。全体完成は2037年度以降の予定です。

 関係権利者は「NTT都市開発、公共建物、第一生命保険、帝国ホテル、東京センチュリー、東京電力パワーグリッド、NTT(日本電信電話)、日本土地建物、NTT東日本(東日本電信電話)、三井不動産」の10社です。

 延床面積は、「北地区」が約420,000㎡、「中地区」が約370,000㎡、「南地区」が約310,000㎡です。総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。

● 第19回 東京都都市再生分科会 配布資料
 「内閣府」から2021年6月29日に、国家戦略特区の「第19回 東京都都市再生分科会 配布資料」が公開されました。「東京都都市再生分科会 配布資料」の多数のイメージパースや多数の図面により、詳細が判明しました。

 内閣府 国家戦略特区(2021/06/29)
 第19回 東京都都市再生分科会 配布資料

 引用資料 内閣府(PDF:2021/06/29)
 内幸町一丁目北特定街区・内幸町一丁目北地区再開発等促進区を定める地区計画 都市計画(素案)の概要

北地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番1号 他
◆ 階数-(Ⅰ期・ノースタワー)地上46階、地下4階、(Ⅱ期・新本館)地上29階、地下4階)
◆ 高さ-(Ⅰ期・ノースタワー)最高部約230m、(Ⅱ期・新本館)最高部約145m
◆ 敷地面積-約24,000㎡
◆ 延床面積-(Ⅰ期・ノースタワー)約270,000㎡、(Ⅱ期・新本館)約150,000㎡
◆ 容積対象床面積-(Ⅰ期・ノースタワー)約220,000㎡、(Ⅱ期・新本館)約100,000㎡
◆ 構造-(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、(地上)鉄骨造)
◆ 用途-(Ⅰ期・ノースタワー)オフィス、商業、サービスアパートメント、住宅等、(Ⅱ期・新本館)ホテル、宴会場等
◆ 建築主-帝国ホテル、三井不動産(代表事業者)
◆ 着工(解体工事含む)-(Ⅰ期・ノースタワー)2024年度予定、(Ⅱ期・新本館)2031年度予定
◆ 竣工-(Ⅰ期・ノースタワー)2030年度予定、(Ⅱ期・新本館)2036年度予定
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)

中地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 他
◆ 階数-地上46階、地下6階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-約22,000㎡
◆ 延床面積-約370,000㎡
◆ 容積対象床面積-約290,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、音楽ホール、宴会場、産業支援施設等
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(代表事業者)、公共建物、東京電力パワーグリッド、三井不動産
◆ 着工(解体工事含む)-2022年度予定
◆ 竣工-2029年度予定(2037年度以降に工事完了予定)
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)

南地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 他
◆ 階数-地上43階、地下5階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-約19,000㎡
◆ 延床面積-約310,000㎡
◆ 容積対象床面積-約250,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、ウェルネス促進施設等
◆ 建築主-第一生命保険(代表事業者)、中央日本土地建物、東京センチュリー、東京電力パワーグリッド
◆ 着工(解体工事含む)-2022年度予定
◆ 竣工-2028年度予定(2037年度以降に工事完了予定)
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)


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(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画のイメージパース

 「北地区」が、地上46階、地下4階の、高さ約230mと地上29階、地下4階、高さ約145m、「中地区」が、地上46階、地下6階、高さ約230m、「南地区」が、地上43階、地下5階、高さ約230mです。高さ約230m×3棟、高さ約145m×1棟の超高層ビル4棟が林立する事になります。


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「敷地西側から街区を望む」です。

● 連続する歴史的な約31m(百尺)の表情線を延伸
 日比谷通りにおいて連続する歴史的な約31m(百尺)の表情線を延伸し、基壇部の形成による統一感ある街並みを創出します。


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「日比谷公園上空から基壇上部広場を望む」です。日比谷通り上空に「道路上空公園」を整備します。

● 道路上空公園の整備
 「道路上空公園」の整備等による公園とまちが一体となった回遊ネットワークを形成します。幹線道路により分断された公園とまちをつなぐ道路上空公園、公園からの人を受け止め大規模広場(銀座方面・新橋方面)につながる屋内外の広場空間等の整備により、公園とまちが連携した歩行者の回遊ネットワークを形成します。


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「道路上空公園から計画地を望む」です。


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「日比谷通りから計画地を望む」です。


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大規模広場
 東側には、建物内外一体的に多様な都市のアクティビティを受け止める大規模な広場を配置し、公園とまちをつなぐ新たな拠点を形成します。


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「断面図」です。


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「配置図」です。再開発により広場や緑地が大幅に増えます。


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「位置図」です。


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「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。


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西側の日比谷公園から見た「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。


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帝国ホテル東京(北地区)
 
「帝国ホテル東京」のメインの「新本館」は、1970年3月10日開業で、老朽化がかなり進んでいます。「Ⅱ期工事」となるので、解体されるのはかなり先になります。


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日比谷U-1ビル(中地区)

 南側に隣接して「日比谷U-1ビル」があります。「NBF日比谷ビル」という名称でしたが、「三井不動産」が、2018年3月30日に取得して改称されました。この場所には、明治時代に「鹿鳴館」がありました。

 概要は、地上26階、塔屋2階、地下4階、高さ109.30m、敷地面積5,065.35㎡、延床面積51,941.13㎡です。1984年6月30日に竣工しました。竣工時の名称は「大和生命ビル」です。


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NTT日比谷ビル(中地区)

 更に南側には、「NTT日比谷ビル」があります。概要は、地上9階、塔屋2階、地下4階、敷地面積13,041.13㎡、建築面積5,957.36㎡、延床面積79,753.72㎡です。1961年1月1日に「日比谷電々総合建物」として竣工しました。1962年に「BCS賞」を受賞しています。


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みずほ銀行内幸町本部ビル(南地区)

 街区の南端には「みずほ銀行内幸町本部ビル」があります。概要は、地上32階、塔屋2階、地下4階、高さ約140m、敷地面積13,500㎡、建築面積7,300㎡、延床面積135,000㎡です。「第一勧業銀行本店」として1980年9月に竣工しました。1982年「BCS賞」を受賞しています。



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2021年6月28日 (月)

「秋葉原駅」のすぐ近く 高さ約170m、総延床面積約116,000㎡の「外神田一丁目南部地区第一種市街地再開発事業」 計画案が判明!

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-外神田一丁目南部地区第一種市街地再開発事業-
 「外神田一丁目南部地区第一種市街地再開発事業」の計画案が明らかになりました。国道17号を挟み、北側に延床面積約102,700㎡の「オフィス棟」、南側の神田川沿いに延床面積約13,250㎡の「ホテル・住宅棟」を建設します。コンサルタントは「日建設計、都市設計連合」が務め、事業協力者に「野村不動産」が参画します。

 引用資料 建設通信新聞(2021/06/28)
 外神田一丁目再開発/延べ11万㎡のオフィス、ホテル棟/9月にも都計決定

 引用資料 千代田区・公式HP(PDF)
 外神田一丁目南部地区のまちづくりについて

 この再開発は、「外神田一丁目1・2・3番地区再開発」とか「外神田一丁目再開発事業」とか名称がいろいろ存在していますが、千代田区の公式HPによると、正式名称は「外神田一丁目南部地区第一種市街地再開発事業」のようです。

 国道北側の「A街区(敷地面積約4,675㎡)に高さ約170mの高層オフィス棟を整備します。清掃事務所オフィスも入居し、地下には清掃車両の車庫を設けます。低層部には商業施設などのにぎわい施設を置きます。秋葉原駅周辺で不足するバス乗降場も新たに設けます。

 神田川沿いの「B街区(敷地面積約3,150㎡)には、高さ約50mの「ホテル・住宅棟」を建設すると同時に、万世会館(葬祭施設)を再整備します。親水広場も新設し、災害時には防災船着き場として活用します。


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建築物の概要です。「建設通信新聞」の報道では、B街区は「ホテル・住宅棟」となっているので、用途に「共同住宅」が追加された可能性が高いです(引用:千代田区)。


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「地区整備計画(素案)概要」です。国道上に2棟を結ぶ歩行者デッキを構築します。親水広場(船着場と一体・地上及びデッキレベル)を整備します(引用:千代田区)。


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「外神田一丁目南部地区第一種市街地再開発事業」の街区図です。「A街区」と「B街区」に分かれます(引用:千代田区)。


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「外神田一丁目南部地区第一種市街地再開発事業」の位置図です。鉄道交通の要衝である「秋葉原駅」のすぐ近くの交通至便な立地です(引用:千代田区)。



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2021年6月21日 (月)

地上26階、高さ約130mの「内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業」 国土交通省が民間都市再生事業計画として認定 詳細な概要が判明!

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―内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業-
 「大谷翔平選手」が、3試合連発で自己最多23号2ランホームランを打ちました。二刀流で、「6月16日ホームラン18号、6月17日ホームラン19号、6月18日先発勝利3勝、6月19日ホームラン20号・21号、6月20日ホームラン22号、6月21日ホームラン23号」という野球マンガでも有り得ない凄まじい成績です。

 長身、スポーツ万能、ハンサム、性格良し、etc・・・ 「天は二物を与えず」と言いますが、大谷翔平選手に関しては全く当てはまりませんね(笑)。

 本題に戻って、 「三菱地所」が参画する「都市再生特別地区(内神田一丁目地区)」は、オフィスビル2棟の敷地を一体開発する再開発事業を想定しています。

 再開発予定地は、東京都が国家戦略特区の都市再生プロジェクトとして提案している事業の1つで、 大手町地区から日本橋川を挟んだ北側に位置する内神田一丁目の敷地面積約5,100㎡です。「コープビル」と「日立鎌倉橋ビル」の2棟が立地しています。

 「三菱地所」は、地権者とともに建替えの検討を進めている「(仮称)内神田一丁目計画」について、2021年4月15日より既存建物の解体工事に「大成建設」の施工で着手しました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2021/04/15)
 丸の内から大手町、神田エリアへのつながり・拡がりを実現 「(仮称)内神田一丁目計画」始動 ~人道橋の架橋による回遊性向上、船着場整備による水辺空間の賑わい創出を実現~

● 優良な民間都市再生事業計画として認定!
 国土交通大臣は、「(仮称)内神田一丁目計画」を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられます。「国土交通省」の資料により、正確な「敷地面積、建築面積、延床面積(容積対象面積)」や工期が判明しました。

 引用資料 国土交通省(2021/06/18)
 神田エリアと大手町エリアをつなぐ連続した賑わいづくりに取り組む ~(仮称)内神田一丁目計画を国土交通大臣が認定~

 「(仮称)内神田一丁目計画」では、神田・大手町エリアの回遊性向上を促す都市基盤の整備や日本橋川沿いの水辺空間の整備、国際競争力強化に資するビジネス・産業支援機能の導入等を通じて、神田エリアと大手町エリアをつなぐ連続した賑わいづくりに取り組みます。

内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-(仮称)内神田一丁目計画
◆ 所在地-東京都千代田区内神田一丁目8-1外(地番)
◆ 階数-地上26階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約130m
◆ 地区面積-10,343.85㎡
◆ 敷地面積-5,105.85㎡
◆ 建築面積-3,303.13㎡
◆ 延床面積-85,173.76㎡(容積対象面積71,268.58㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-オフィス、店舗、ビジネス支援施設、駐車場 他
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定) *既存建物の解体工事の施工者は大成建設
◆ 解体工事-2021年04月15日~2023年05月31日予定
◆ 着工-2022年05月01日予定
◆ 竣工-2025年12月31日予定
◆ 総事業費-約551億円


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「人道橋(イメージ)」です。「人道橋」を日本橋川に架橋することで、大手町・丸の内・有楽町エリアを南北に貫く「仲通り」機能を神田エリアに延伸させます(引用:三菱地所)。


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「防災船着場(イメージ)」です。日本橋川上においては、かつて「鎌倉河岸(かまくらがし)」が存在し、江戸城築城の起点(荷上場)となって栄えてきた歴史があります。

 「荷上場」の機能を復元すべく、日本橋川に防災船着場を新設し、災害時における防災力の強化に寄与するとともに、平時には観光利用等に供することで、東京都が推進する舟運の活性化に貢献します。(引用:三菱地所)。


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「断面イメージ」です(引用:東京都都市整備局)。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2021/02/18)
 内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業の施行を認可します


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「狭域図」です。大手町・丸の内・有楽町エリアを南北に貫く「仲通り」機能を神田エリアに延伸させます(引用:三菱地所)。


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「中域図」です(引用:三菱地所)。


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「事業スケジュール(予定)」です。 着工が2022年5月1日予定、竣工が2025年12月31日予定と判明しました(引用:国土交通省)。


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「(仮称)内神田一丁目計画」の建設予定地です(写真提供読者さん)。


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「コープビル」です。「仮囲い」で囲われています(写真提供読者さん)。


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現在は、「(仮称)内神田一丁目計画 既存建物地上解体工事」が行われています。施工者は「大成建設」です(写真提供読者さん)。


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「解体工事のお知らせ」です。解体工事の工期は、2021年4月15日~2023年5月31日(予定)となっています(写真提供読者さん)。



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2021年6月 9日 (水)

総延床面積約110万㎡の超巨大プロジェクト 高さ約230m×3棟+高さ約145mの「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画」 環境影響評価書案の閲覧!

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-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画-
 東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。全体完成は2037年度以降の予定です。

 関係権利者は「NTT都市開発、公共建物、第一生命保険、帝国ホテル、東京センチュリー、東京電力パワーグリッド、NTT(日本電信電話)、日本土地建物、NTT東日本(東日本電信電話)、三井不動産」の10社です。

● 環境影響評価書案の閲覧!
 東京都環境局から2021年6月8日に ”「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)」環境影響評価書案、「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)」環境影響評価書案、「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区)」環境影響評価書案” の閲覧が開始されました。

 引用資料 東京都環境局(2021/06/08)
 ◇ 「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)」環境影響評価書案
 ◇ 「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)」環境影響評価書案
 ◇ (仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区)」環境影響評価書案 


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(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画の外観イメージ
 「北地区」が、地上46階、地下4階の、高さ約230mと地上29階、地下4階、高さ約145m、「中地区」が、地上46階、地下6階、高さ約230m、「南地区」が、地上43階、地下5階、高さ約230mです。高さ約230m×3棟、高さ約145m×1棟の超高層ビル4棟が林立する事になります。新しい「帝国ホテル」のデザインがカッコイイですね!

● 総延床面積約110万㎡は日本最大!
 延床面積は、「北地区」が約420,000㎡、「中地区」が約370,000㎡、「南地区」が約310,000㎡です。総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。


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北地区断面図
 
「北地区」の建築主は、「帝国ホテル、三井不動産(代表事業者)」です。地上46階、地下4階の「Ⅰ期」と地上29階、地下4階の「Ⅱ期」に分けて再開発します。最終共用は2037年度予定です。

北地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番1号 他
◆ 階数-(Ⅰ期・ノースタワー)地上46階、地下4階、(Ⅱ期・新本館)地上29階、地下4階)
◆ 高さ-(Ⅰ期・ノースタワー)最高部約230m、(Ⅱ期・新本館)最高部約145m
◆ 区域面積-約24,000㎡
◆ 延床面積-約420,000㎡
◆ 構造-(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、(地上)鉄骨造)
◆ 用途-オフィス、宿泊施設、商業及び駐車場等
◆ 建築主-帝国ホテル、三井不動産(代表事業者)
◆ 着工(解体工事含む)-(Ⅰ期・ノースタワー)2024年度予定、(Ⅱ期・新本館)2031年度予定
◆ 竣工-(Ⅰ期・ノースタワー)2030年度予定、(Ⅱ期・新本館)2036年度予定
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)


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「北地区配置図」です。


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中地区断面図
 「中地区」の建築主は、「エヌ・ティ・ティ都市開発(代表事業者)、公共建物、東京電力パワーグリッド、三井不動産」です。地上46階、地下6階の超高層ビルを建設します。最終共用は2037年度予定です。

中地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 他
◆ 階数-地上46階、地下6階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 区域面積-約22,000㎡
◆ 延床面積-約370,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、宿泊施設、商業、ホール及び駐車場等
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(代表事業者)、公共建物、東京電力パワーグリッド、三井不動産
◆ 着工(解体工事含む)-2022年度予定
◆ 竣工-2029年度予定(2037年度以降に工事完了予定)
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)


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「中地区配置図」です。


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南地区断面図
 「南地区」の建築主は、「第一生命保険(代表事業者)、中央日本土地建物、東京センチュリー、東京電力パワーグリッド」です。地上43階、地下5階の超高層ビルを建設します。最終共用は2037年度予定です。

南地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 他
◆ 階数-地上43階、地下5階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 区域面積-約19,000㎡
◆ 延床面積-約310,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、宿泊施設、商業、ウェルネス促進施設及び駐車場等
◆ 建築主-第一生命保険(代表事業者)、中央日本土地建物、東京センチュリー、東京電力パワーグリッド
◆ 着工(解体工事含む)-2022年度予定
◆ 竣工-2028年度予定(2037年度以降に工事完了予定)
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)


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「南地区配置図」です。


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「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。


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西側の日比谷公園から見た「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。


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帝国ホテル東京(北地区)
 
「帝国ホテル東京」のメインの「新本館」は、1970年3月10日開業で、老朽化がかなり進んでいます。「Ⅱ期工事」となるので、解体されるのはかなり先になります。


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日比谷U-1ビル(中地区)

 南側に隣接して「日比谷U-1ビル」があります。「NBF日比谷ビル」という名称でしたが、「三井不動産」が、2018年3月30日に取得して改称されました。この場所には、明治時代に「鹿鳴館」がありました。

 概要は、地上26階、塔屋2階、地下4階、高さ109.30m、敷地面積5,065.35㎡、延床面積51,941.13㎡です。1984年6月30日に竣工しました。竣工時の名称は「大和生命ビル」です。


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NTT日比谷ビル(中地区)

 更に南側には、「NTT日比谷ビル」があります。概要は、地上9階、塔屋2階、地下4階、敷地面積13,041.13㎡、建築面積5,957.36㎡、延床面積79,753.72㎡です。1961年1月1日に「日比谷電々総合建物」として竣工しました。1962年に「BCS賞」を受賞しています。


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みずほ銀行内幸町本部ビル(南地区)

 街区の南端には「みずほ銀行内幸町本部ビル」があります。概要は、地上32階、塔屋2階、地下4階、高さ約140m、敷地面積13,500㎡、建築面積7,300㎡、延床面積135,000㎡です。「第一勧業銀行本店」として1980年9月に竣工しました。1982年「BCS賞」を受賞しています。



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