121 東京都・千代田区②

(2009年~更新分)

2023年3月 6日 (月)

千代田区 九段南一丁目地区まちづくり基本構想 「北街区・中街区・南街区」の3街区連携で推進!

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-九段南一丁目地区-

 東京都千代田区の九段南一丁目地区で、新たなまちづくりの機運が高まっています。靖国通りと内堀通り、日本橋川に囲まれた地区を北・中・南の三つの街区に分けて整備するため、勉強会などが開催されています。各街区が連携した一体的なまちづくりに向け、千代田区は「九段南一丁目地区まちづくりガイドライン」を策定しました。

 建設通信新聞(2023/03/03)
 千代田区/九段南一丁目の開発機運高まる/3街区連携で推進

 引用資料 千代田区・公式HP(PDF:2021/06)
 九段南一丁目地区まちづくり基本構想

 九段下駅に隣接する「北街区」は、法定再開発事業を計画しており、2017年に準備組合が発足しました。事業協力者は住友不動産、コンサルタントとして日建設計が参画しています。敷地内には区営九段住宅や九段生涯学習館などがあります。

 「中街区」は三井住友銀行が所有します。千代田区は「九段下まちかど広場」と「くだんしたこどもひろば」として暫定利用していますが、土地の借用期間満了に伴い広場を既に閉鎖しました。

 「南街区」は東京堂が所有しており、現在は「東京堂千代田ビルディング」があります。中・南街区は土地区画整理事業と合わせて個別での建て替えなどを検討しています。


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「まちづくり基本構想の対象区域」です。


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「周辺の動向」です。


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「九段南一丁目地区まちづくり基本構想(案)」です。



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2023年2月 5日 (日)

千代田区 JR飯田橋駅西口再開発の第五弾 高さ約130mの「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」 2024年度の着工を目指す!

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-JR飯田橋駅周辺-

 少し前までは、再開発とはあまり縁が無かったJR飯田橋駅周辺ですが、JR中央線および地下鉄4線(東西線、有楽町線、南北線、大江戸線)が交差する鉄道交通の要衝としての利便性が注目され盛んに再開発が行われるようになりました。
 
 第一弾として2009年3月に「飯田橋プラーノ」が竣工しました。「飯田橋プラーノ」は、地上38階、地下2階、総戸数414戸の超高層タワーマンション「プラウドタワー千代田富士見」と地上17階、地下2階のオフィスビル「ステージビルディング」で構成されています。

 第二弾として超高層ツインタワー「飯田橋サクラパーク」が建設され、2014年10月10日にグランドオープンしました。地上30階、地下2階のオフィスビル「飯田橋グラン・ブルーム」と地上40階、地下2階、総戸数505戸の超高層タワーマンション「パークコート千代田富士見ザ タワー」で構成されています。

 第三弾として地上26階、高さ約130mの「飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業」、第四弾として高さ約150mと高さ約100mの超高層ツインタワー「飯田橋駅中央地区市街地再開事業」が計画されています。
 
● 富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業
 第五弾として「飯田橋プラーノ」と「飯田橋サクラパーク」の間に挟まれた早稲田通り北側に「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。街区内には「日本歯科大学附属病院」などが立地していますが、街区内から「日本歯科大学附属病院」を除いた部分が「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」の予定地となります。

 日刊建設工業新聞(2023/02/03)
 富士見二丁目3番街区再開発(東京都千代田区)、24年度着工めざす/準備組合

 引用資料 千代田区・公式HP(PDF)
 富士見二丁目3番地区のまちづくりについて

 敷地は「A敷地」と「B敷地」の2地区に分け1棟ずつ再開発ビルを整備します。「A敷地」には、オフィス、共同住宅、店舗等で構成する高さ約130m、延床面積約45,000㎡の再開発ビルを建設します。「B敷地」には、高さ約40m、延床面積約1,200㎡のオフィスビルを建設します。通り沿いには広場を設け憩いの空間にします。2024年度の着工を目指します。


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「整備イメージ」です。


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「整備方針図」です。


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「施行区域図」です。街区内から「日本歯科大学附属病院」を除いた部分が「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」の予定地となります。


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赤線部分が「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。


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「富士見二丁目3番地区周辺の状況」です。



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2023年1月31日 (火)

千代田区 飯田橋駅中央地区市街地再開事業 高さ約150mと高さ約100m、2棟で総延床面積約10万㎡の再開発ビルを建設!

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-JR飯田橋駅周辺-

 JR飯田橋駅周辺は、2000年代前半まで拠点となる施設がほとんどありませんでしたが、「飯田橋プラーノ」に続き、「飯田橋サクラパーク」と再開発が続き、都心の北西側の玄関口として急速に整備が進んでします。

 「飯田橋駅」は、JR総武線・中央線、東京メトロ東西線、東京メトロ有楽町線、東京メトロ南北線、都営地下鉄大江戸線とJR線、地下鉄×4線が集まる鉄道交通の要衝でもあります。JR飯田橋駅も大規模に改良工事が行われました。

 飯田橋駅東地区では、「飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。概要は、地上26階、塔屋2階、地下2階、高さ約130m、延床面積約46,565㎡です。参加組合員には「三菱地所、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業、清水建設」が参画する予定です。

● 飯田橋駅中央地区市街地再開発事業
 「飯田橋駅中央地区再開発準備組合」は、千代田区飯田橋四丁目及び富士見二丁目の一部他の再開発計画につき、事業協力者として「野村不動産」を選定しています。

 「飯田橋駅中央地区市街地再開事業」は、敷地を2地区に分けて2棟を建設します。北側の目白通り沿いの「C-1地区」には、高さ約150m、延床面積約74,400㎡、南側の「C-2地区」には、高さ約100m、延床面積約25,500㎡の再開発ビルを建設する予定です。解体工事は2024年度に着手し、2029年度に再開発ビル完成を予定しています。 

 建設通信新聞(2023/01/23)
 飯田橋駅中央再開発/2棟総延べ約10万㎡/地区計画変更で意見交換会

 日刊建設工業新聞(2023/01/30)
 飯田橋駅中央地区再開発(東京都千代田区)、23年度の組合設立めざす/準備組合

 街づくりの目標を「駅前広場一体型複合都市拠点の形成」と設定し、JR中央本線と東京メトロ東西線の両飯田橋駅をつなぐように立体的な駅前広場を整備するほか、ゆとりある歩道状空地も設けます。これらの歩行者動線に沿って店舗を配置します。


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「飯田橋駅中央地区市街地再開発事業」の位置図です。区域面積約11,000㎡です。北側の目白通り沿いが「C-1地区」、南側が「C-2地区」となります(引用:野村不動産)。


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「飯田橋駅中央地区市街地再開発事業」の予定地を西側から見た様子です。「飯田橋プラーノ」の北東側に位置しますが、このように雑居ビルが密集しています。


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「飯田橋プラーノ」と「飯田橋駅中央地区市街地再開発事業(C-1地区)」予定地の間の道路です。道路挟んだ、写真右側奥も再開発対象区域(C-2地区)です。


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JR線と「飯田橋駅中央地区市街地再開発事業」予定地の間の道路です。



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2023年1月20日 (金)

千代田区 地上22階、高さ約110mの「神田小川町三丁目西部南地区第一種市街地再開発事業」 2025年に本体工事着工!

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-神田小川町三丁目西部南地区第一種市街地再開発事業-

 「神田小川町三丁目西部南地区」は、来街者が集まる結節点に位置していますが、 広場や休憩場所等のスペースがありません。また旧耐震建築物が多いという問題も抱えています。

 「千代田区」は、神田小川町三丁目西部南地区関連の都市計画を2021年4月6日付で決定しました。 再開発準備組合は、地上22階、地下2階、高さ約110m、延床面積約30,300㎡の再開発ビルの建設を目指しています。

 引用資料 東京都都市整備局
 神田小川町三丁目西部南地区第一種市街地再開発事業

 引用資料 千代田区 公式HP(PDF)
 神田小川町三丁目西部南地区のまちづくりについて

● 2025年に本体工事着工!
 神田小川町三丁目西部南地区市街地再開発組合(予定)は、「神田小川町三丁目西部南地区第一種市街地再開発事業」は、2024年に解体工事、2025年に本体工事に着工ずる予定です。

 建設通信新聞(2023/01/20)
 神田小川町三丁目西部南地区再開発/24年解体、25年本体着工/22階建て延べ約3万㎡

神田小川町三丁目西部南地区第一種市街地再開発事業の概要

◆ 所在地 東京都千代田区神田小川町三丁目地内
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-建築物の高さの限度120m(建築物の高さは約110m)
◆ 敷地面積-約2,400㎡
◆ 建築面積-約1,500㎡
◆ 延床面積-約30,300㎡(容積対象面積約24,000㎡)
◆ 用途-共同住宅、事務所、店舗等
◆ 総戸数-約110戸
◆ 建築主-神田小川町三丁目西部南地区市街地再開発組合(予定)
◆ 解体工事-2024年予定
◆ 着工-2025年予定


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「フロア構成図」です


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「施設建築物のイメージ」です。


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「まちづくりのイメージ」です。敷地の形状は正三角形に近い二等辺三角形です。


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「地区の現状」です。


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「神田小川町三丁目西部南地区周辺の状況」です。



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2023年1月 3日 (火)

TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 地上62階、 高さ約390mの「Torch Tower(トーチタワー)」 日本ビル地上解体工事 2022年12月中旬の状況

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-TOKYO TORCH(トウキョウ トーチ)-
 新年あけましておめでとうございます。世界的にはいろいろと困難が続きますが、ホームページやブログは頑張って更新する予定ですのでよろしくお願い致します。

 「三菱地所」は、東京駅日本橋口前で関係権利者と共に開発を進めている「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、「日本を明るく、元気にする」をプロジェクトビジョンに掲げ、まちづくりを進めていますが、2021年6月末に竣工した「常盤橋タワー(A棟)」に続き、2022年3月末に「下水道局棟(D棟)」が竣工し、東京都下水道局への引渡しを完了しました。

 また、「下水道局棟(D棟)」の正式名称は「銭瓶町ビルディング」に決定しました。ちなみに「銭瓶町」は「ぜにがめちょう」と読みます。なお、建物は東京都下水道局の所有となり、地上階は主に下水道局の事務所となる予定です。

 「三菱地所」は東京駅前で進める複合開発「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」で、国内最高となる地上62階、高さ約390mの超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」の新築工事の優先交渉権者を「清水建設」に決定しました。

● Dorchester Collectionが出店決定!
 「三菱地所」と「東京センチュリー」は、関係権利者と共に開発を進めている東京駅日本橋口前「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、日本一の高さとなる「Torch Tower」高層部のホテルにウルトララグジュアリーホテル「Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)」を誘致することを決定しました。ホテルの開業は2028年度を予定しています。

 引用資料 三菱地所(PDF:2022/11/08)
 ~世界に誇る日本の新たなランドマーク「TOKYO TORCH」~ 日本一の高さとなる「Torch Tower」のホテルにアジア初進出のウルトララグジュアリーホテル「Dorchester Collection」が出店決定

 「Dorchester Collection」は、世界5つの都市(ロンドン、パリ、ミラノ、ローマ、ロサンゼルス)で9つの象徴的なホテルをコレクションに有する世界有数のウルトララグジュアリーホテルブランドであり、2023年には中東エリア初のホテル「The Lana, Dubai」がオープンします。

TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)
の概要
◆ 計画名-大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目8番1他、中央区八重洲一丁目2番1他
◆ 階数-地上62階、地下4階(B棟)
◆ 高さ-最高部約390m(B棟)
◆ 敷地面積-約31,400㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約20,400㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約740,000㎡(施設全体)
◆ 容積対象面積-約584,000㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、ホテル、 ホール、店舗、変電所、下水ポンプ場、駐車場等
◆ 客室数-110室(Dorchester Collection)
◆ 総戸数-約50戸(70㎡~400㎡)
◆ 建築主-事業権利者(三菱地所、東京都下水道局、大和証券グループ本社、三越伊勢丹、東京電力パワーグリッド、有限会社大手町開発、独立行政法人都市再生機構、他)
◆ 着工-2017年04月末
◆ 竣工-2027年末予定


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「TOKYO TORCH(トウキョウ トーチ)」の完成イメージです。


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「事業概要」です。


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「Torch Tower 用途概要」です。


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「SKY HILL イメージ」です。

ホテル概要
◆ ホテル階数-53階~58階(予定)
◆ ホテル延床面積-約21,400㎡
◆ 客室数-110室(予定)
◆ 共用施設-ロビーラウンジ、オールデイダイニング、スペシャリティレストラン、バンケット、フィットネスジム、スパ、プール
◆ 着工-2023年10月予定
◆ 竣工-2027年度予定
◆ 開業-2028年度予定


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「SKY HILL イメージ」です。


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「SKY HILL イメージ」です。


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「メインロビーイメージ、客室イメージ、エントランスイメージ」です。


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「TOKYO TORCH 開発ステップ図」です。


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「計画配置図」です。「A棟・B棟・C棟・D棟」の4棟で構成されます。


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「案内図及び配置図」です。


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「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業(TOKYO TORCH) 日本ビル地上解体工事」の2022年12月中旬の状況です(写真提供読者さん)。


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「日本ビル(日本ビルヂング)」の解体工事が行われます(写真提供読者さん)。


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「朝日生命大手町ビル」も解体工事が行われています。「仮囲い」が設置されています(写真提供読者さん)。


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「日本ビル(日本ビルヂング)」の南側部分です(写真提供読者さん)。


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「日本ビル(日本ビルヂング)」の中央部分です(写真提供読者さん)。


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「日本ビル(日本ビルヂング)」の北側部分です(写真提供読者さん)。


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「日本ビル(日本ビルヂング)」を北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業(TOKYO TORCH) 日本ビル地上解体工事」の「解体工事のお知らせ」です(写真提供読者さん)。



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2022年12月28日 (水)

地上20階、高さ約100mの世界最大規模となる「木の本店ビル」 東京海上日動ビル本館・新館 地上解体工事 2022年12月中旬の状況

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-東京海上日動ビルの建て替え-
 「東京海上日動ビル」は、行幸通りの北側の超一等地に建っています。「本館」は、丸の内の超高層ビルの黎明期の1974年2月に「東京海上ビルディング」として竣工、丸の内のシンボルのような超高層ビルです。
 本館は1976年に「BCS賞」を受賞しています。「本館」に続いて、1986年12月に「新館」が竣工しました。「本館、新館」を合わせた敷地面積は10,147.61㎡です。

 「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」は、現在の東京海上日動ビル本館および新館を一体で建て替えて建設する新・本店ビル計画のコンセプトを2021年9月30日にまとめました。

 柱や床などの構造材を含め、これまで他に例のないレベルで国産木材を利用し、世界最大規模の「木造ハイブリッド構造」による超高層オフィスビルをめざします。地震対策として「免震構造」を採用します。

 「東京海上日動ビル」に本店機能を置く「東京海上ホールディングス、東京海上日動火災保険、東京海上日動あんしん生命保険」の3社は、三菱地所が開発した「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 常盤橋タワー」に本店を移転しました。2021年12月から順次移転を開始し、2022年6月までに移転を完了しています。 

● 新・本店ビルのデザイン(基本設計)をまとめ!
 「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」は、東京海上日動ビル本館および新館を一体で建て替えて建設する新・本店ビルのデザイン(基本設計)をまとめました。

 東京海上ホールディングス(PDF:2022/08/01)
 新・本店ビルのデザインについて

 新・本店ビルのエクステリアは、「丸の内」の街並みに調和し、日本の玄関口である東京駅と皇居を結ぶ行幸通りに面した場所に相応しい洗練された気品のある佇まいを表現しました。

 デザイン上の重要な役割は木材が担っています。新・本店ビルは、構造部材である柱、床に国産木材をふんだんに使い、木の使用量が世界最大規模となる高さ100mの「木の本店ビル」として生まれ変わります。

東京海上日動ビルの建て替えの概要
◆ 所在地-東京都千代⽥区丸の内⼀丁目6番1号
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ丸の内線「東京」駅、東京メトロ東西線・半蔵門線「大手町」駅、都営三田線「大手町」駅、東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
◆ 階数-地上20階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-建物高さ約100m
◆ 敷地面積-10,147.61㎡
◆ 延床面積-約130,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、木造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(本店ビル)、駐車場等
◆ 建築主-東京海上ホールディングス、東京海上日動火災保険
◆ 設計者-Renzo Piano Building Workshop、三菱地所設計
◆ 施工者-竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設による共同企業体
◆ 解体(地上躯体解体)-2022年10月01日~2024年02月15日予定
◆ 着工-2024年12月予定
◆ 竣工-2028年度予定


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立ち並ぶ力強い大木が人々にを与えるデザイン

 新・本店ビルでは、ビルを支える柱の多くに木材を使用すると共に、床の構造材としてCLT(直交集成板)を用いることなどにより、可能な限り多くの木材を使用する予定です。

● Renzo Piano Building Workshop
 新・本店ビルのデザインは、1998年にプリツカー賞を受賞した世界的な建築家であるレンゾ・ピアノ氏が主宰する設計事務所、Renzo Piano Building Workshop(RPBW)が担当しました。日本においては「関西国際空港ターミナルビル」などの実績があります。


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完成イメージです。


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完成イメージです。


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「東京海上日動ビル 本館(旧:東京海上ビルディング)」と「東京海上日動ビル 新館」の2022年12月中旬の状況です(写真提供読者さん)。


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「東京海上日動ビル本館・新館 地上解体工事」が行われています。解体工事(地上躯体解体)の工期は、2022年10月1日~2024年2月15日の予定です(写真提供読者さん)。


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「東京海上日動ビル 本館(旧:東京海上ビルディング)」と「東京海上日動ビル 新館」の境目です(写真提供読者さん)。


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「解体工事のお知らせ」です(写真提供読者さん)。



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2022年11月11日 (金)

地上62階、 高さ約390mの「Torch Tower(トーチタワー)」 ウルトララグジュアリーホテル「Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)」を誘致!

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-TOKYO TORCH(トウキョウ トーチ)-

 「三菱地所」は、東京駅日本橋口前で関係権利者と共に開発を進めている「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、「日本を明るく、元気にする」をプロジェクトビジョンに掲げ、まちづくりを進めていますが、2021年6月末に竣工した「常盤橋タワー(A棟)」に続き、2022年3月末に「下水道局棟(D棟)」が竣工し、東京都下水道局への引渡しを完了しました。

 また、「下水道局棟(D棟)」の正式名称は「銭瓶町ビルディング」に決定しました。ちなみに「銭瓶町」は「ぜにがめちょう」と読みます。なお、建物は東京都下水道局の所有となり、地上階は主に下水道局の事務所となる予定です。

 「三菱地所」は東京駅前で進める複合開発「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」で、国内最高となる地上62階、高さ約390mの超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」の新築工事の優先交渉権者を「清水建設」に決定しました。

● Dorchester Collectionが出店決定!
 「三菱地所」と「東京センチュリー」は、関係権利者と共に開発を進めている東京駅日本橋口前「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、日本一の高さとなる「Torch Tower」高層部のホテルにウルトララグジュアリーホテル「Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)」を誘致することを決定しました。ホテルの開業は2028年度を予定しています。

 引用資料 三菱地所(PDF:2022/11/08)
 ~世界に誇る日本の新たなランドマーク「TOKYO TORCH」~ 日本一の高さとなる「Torch Tower」のホテルにアジア初進出のウルトララグジュアリーホテル「Dorchester Collection」が出店決定

 「Dorchester Collection」は、世界5つの都市(ロンドン、パリ、ミラノ、ローマ、ロサンゼルス)で9つの象徴的なホテルをコレクションに有する世界有数のウルトララグジュアリーホテルブランドであり、2023年には中東エリア初のホテル「The Lana, Dubai」がオープンします。

TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)
の概要
◆ 計画名-大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目8番1他、中央区八重洲一丁目2番1他
◆ 階数-地上62階、地下4階(B棟)
◆ 高さ-最高部約390m(B棟)
◆ 敷地面積-約31,400㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約20,400㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約740,000㎡(施設全体)
◆ 容積対象面積-約584,000㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、ホテル、 ホール、店舗、変電所、下水ポンプ場、駐車場等
◆ 客室数-110室(Dorchester Collection)
◆ 総戸数-約50戸(70㎡~400㎡)
◆ 建築主-事業権利者(三菱地所、東京都下水道局、大和証券グループ本社、三越伊勢丹、東京電力パワーグリッド、有限会社大手町開発、独立行政法人都市再生機構、他)
◆ 着工-2017年04月末
◆ 竣工-2027年末予定


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「TOKYO TORCH(トウキョウ トーチ)」の完成イメージです。


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「事業概要」です。


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「Torch Tower 用途概要」です。


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「SKY HILL イメージ」です。

ホテル概要
◆ ホテル階数-53階~58階(予定)
◆ ホテル延床面積-約21,400㎡
◆ 客室数-110室(予定)
◆ 共用施設-ロビーラウンジ、オールデイダイニング、スペシャリティレストラン、バンケット、フィットネスジム、スパ、プール
◆ 着工-2023年10月予定
◆ 竣工-2027年度予定
◆ 開業-2028年度予定


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「SKY HILL イメージ」です。


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「SKY HILL イメージ」です。


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「メインロビーイメージ、客室イメージ、エントランスイメージ」です。


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「TOKYO TORCH 開発ステップ図」です。


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「計画配置図」です。「A棟・B棟・C棟・D棟」の4棟で構成されます。


Tokyotokiwabashi220417
「案内図及び配置図」です。



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2022年10月26日 (水)

高さ約200mと高さ約160mの「Otemachi One」が完成 エリア最大級の緑地空間「Otemachi One Garden」が2022年12月16日にオープン!

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-Otemachi One-

 「三井物産」と「三井不動産」は、大手町一丁目2番地区の開発事業を進めています。「三井物産ビル、大手町パルビル、大手町一丁目三井ビルディング」の3棟が解体され、一体的に再開発されました。

 大手町一丁目2番地区で推進中の一体開発事業である「(仮称)OH-1計画」は、2016年5月18日に着工し、6月8日に起工式を行いました。「三井物産、三井不動産」は、街区名称として、様々な人や才能が集まり融合し、大手町「一丁目」から世界に向けて新しい価値を発信し続ける「オンリーワン」の街としていく想いを込めて、「Otemachi One」に決定しました。

 皇居の「大手濠」側の「三井物産ビル」跡地に、地上31階、地下5階、高さ約160mの「三井物産ビル」が、「日比谷通」側の「大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビル」の跡地に、地上40階、地下5階、高さ約200mの「Otemachi One タワー」が建設されました。

 2020年2月23日に竣工し、2020年5月7日に「三井物産」は、「日本生命丸の内ガーデンタワー」及び「JAビル」から、Otemachi One街区内の「三井物産ビル」へ本社を移転しました。

 商業施設エリア「Otemachi One Avenue」は2020年5月12日にグランドオープン予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、6月17日より順次開業に変更になりました。「フォーシーズンズホテル東京大手町」は、2020年7月1日の開業予定を延期し、2020年9月1日に開業しました。

● Otemachi One Gardenが2022年12月16日オープン!
 「三井物産」と「三井不動産」は、「Otemachi One」にエリア最大級の緑地空間「Otemachi One Garden」を2022年12月9日に竣工、2022年12月16日にオープンします。「Otemachi One Garden」のオープンをもって、三井物産と三井不動産による複合開発「Otemachi One」は完成を迎えます。

 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2022/10/25)
 大手町・丸の内・有楽町エリア最大級約6,000m2の緑地空間 「Otemachi One Garden」2022年12月16日オープン決定 12月16日~25日オープニングイベント開催

 「Otemachi One Garden」は、日本を代表するオフィスエリアである大手町に位置し、かつ皇居が目の前という場所に誕生します。皇居の広大な緑との連続性により、大手町における緑のネットワーク形成と豊かな緑地空間の創出に貢献します。

 また、都心におけるクールスポットの形成やカーボンニュートラル、生物多様性など環境への貢献も期待されます。 緑地空間6,000㎡のうち、芝生広場を中心とした約3,000㎡がイベントスペースとなり、大手町エリアでは希少なイベント対応型の広場空間を提供します。

Otemachi Oneの概要
◆ 計画名-(仮称)OH-1計画
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目2番1号
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線「大手町駅」、 都営三田線「大手町駅」直結、東京メトロ東西線「竹橋」駅より徒歩5分、JR「東京」駅より徒歩14分、JR「神田」駅より徒歩12分
◆ 階数-(B棟)地上40階、地下5階、(A棟)地上31階、地下5階
◆ 高さ-(B棟)最高部約200m、軒高約200m、(A棟)最高部約160m、軒高約150m
◆ 敷地面積-20,864.32㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,852.27㎡(施設全体)
◆ 延床面積-358,687.93㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎+直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(新世代制震オイルダンパー HiDAX-R 等)
◆ 用途-オフィス、店舗、多目的ホール、ホテル、駐車場、地域冷暖房施設
◆ 客室数-193室(フォーシーズンズホテル東京大手町)
◆ 建築主-三井物産、三井不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計・鹿島建設 設計共同企業体(日建設計、鹿島建設)
◆ デザインアーキテクト-Skidmore, Owings & Merrill LLP(SOM)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2015年01月05日~2016年09月30日(地下躯体含む)
◆ 着工-2016年05月18日(着工)、2016年06月08日(起工式)
◆ 竣工-2020年02月23日
◆ 全体竣工-2022年12月09日(Otemachi One Garden完成)
◆ オープン-2020年05月07日(三井物産の本社が稼働)、2020年06月17日(Otemachi One Avenueが順次開業)、2020年09月01日(フォーシーズンズホテル東京大手町)、2022年12月16日(Otemachi One Garden)


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「Otemachi One(三井物産ビル、Otemachi One タワー)」のフロア構成です。


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「Otemachi One Garden」の7つのゾーンです。


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「多楷層な森づくり」と「地域固有の在来種の選定」です。



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2022年10月23日 (日)

都心最大級延床約110万㎡ 第一弾の「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」 国土交通省が優良な民間都市再生事業計画として認定!

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-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業-

 東京都は、都市再開発法第7条の9第1項の規定に基づき、「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」の個人施行を2022年8月10日に認可しました。

 引用資料 東京都・公式HP(2022/08/09)
 内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業の施行を認可します

 市街地再開発事業の施行により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を行うとともに、内幸町一丁目街区の各地区と連携し、地域の回遊性や防災性の向上及び環境負荷の低減を図ります。

● 優良な民間都市再生事業計画として認定
 国土交通大臣は、「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置の支援を受けることができます。

 引用資料 国土交通省(2022/10/21)
 まちと公園を結び、緑・潤い溢れる都市空間を形成 ~内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業を国土交通大臣が認定~

 本事業計画は、「内幸町一丁目街区」の南地区にあたり、街区内で先行してオフィスや商業施設、ホテル等の多様な都市機能の一体的な整備を進め、都心拠点を形成します。「国土交通省」の資料により、正確な概要が判明しました。

南地区の概要
◆ 計画名-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番6、2番1、2番2、2番3、2番4、特別区道千第140号線の一部
◆ 交通-東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「内幸町」駅
◆ 階数-(A棟)地上46階、地下3階、(B棟)地上1階、地下4階、(C棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-(施設全体)18,617.95㎡
◆ 建築面積-(施設全体)15,070.00㎡、(A棟)9,614.00㎡、(B棟)2,350.00㎡、(C棟)3,106.00㎡
◆ 延床面積-(施設全体)290,287.02㎡、(A棟)280,175.46㎡、(B棟)8,850.12㎡、(C棟)1,261.44㎡
◆ 容積対象面積-(施設全体)249,228.42㎡、(A棟)240,983.86㎡、(B棟)7,712.00㎡、(C棟)532.56㎡
◆ 構造-(A棟)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(B棟)鉄骨鉄筋コンクリート造、(C棟)鉄骨造
◆ 用途-(A棟)オフィス、商業、ホテル、ウェルネス施設、駐車場、(B棟)オフィス、(C棟)商業
◆ 建築主-中央日本土地建物、東京電力パワーグリッド、TF内幸町特定目的会社、第一生命保険、東京センチュリー、みずほ信託銀行
◆ 設計者(基本設計)-日建設計
◆ 着工-2024年02月01日予定(A棟・B棟着工)
◆ 竣工-2039年04月30日予定(C棟竣工)


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南地区の「断面イメージ図」です(引用:東京都)。


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南地区の「配置図」です(引用:東京都)。


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南地区の「位置図」です(引用:東京都)。


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「事業スケジュール(予定)」です。着工は2024年2月1日予定、竣工は2039年4月30日予定です(引用:国土交通省)。


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(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画
 東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。

 延床面積は、「北地区、中地区、南地区」を合わせると総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。

 引用資料 三井不動産(2022/03/24)
 都心最大級延床約110万m2、日比谷公園と一体となった比類なき街づくり「TOKYO CROSS PARK構想」を発表 内幸町一丁目街区における次世代スマートシティプロジェクト

北地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番1号 他
◆ 階数-(Ⅰ期・ノースタワー)地上46階、地下4階、(Ⅱ期・新本館)地上29階、地下4階)
◆ 高さ-(Ⅰ期・ノースタワー)最高部約230m、(Ⅱ期・新本館)最高部約145m
◆ 敷地面積-約24,000㎡
◆ 延床面積-(Ⅰ期・ノースタワー)約270,000㎡、(Ⅱ期・新本館)約150,000㎡
◆ 容積対象床面積-(Ⅰ期・ノースタワー)約220,000㎡、(Ⅱ期・新本館)約100,000㎡
◆ 構造-(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、(地上)鉄骨造)
◆ 用途-(Ⅰ期・ノースタワー)オフィス、商業、サービスアパートメント、住宅等、(Ⅱ期・新本館)ホテル、宴会場等
◆ 建築主-帝国ホテル、三井不動産(代表事業者)
◆ 設計者(基本計画)-(ノースタワー)日建設計・山下設計JV、(新本館)山下設計・日建設計JV
◆ 着工(解体工事含む)-(Ⅰ期・ノースタワー)2024年度予定、(Ⅱ期・新本館)2031年度予定
◆ 竣工-(Ⅰ期・ノースタワー)2031年度予定、(Ⅱ期・新本館)2036年度予定
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)

中地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 他
◆ 階数-地上46階、地下6階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-約22,000㎡
◆ 延床面積-約370,000㎡
◆ 容積対象床面積-約290,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、音楽ホール、宴会場、産業支援施設等
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(代表事業者)、公共建物、東京電力パワーグリッド、三井不動産
◆ 設計者(基本設計)-NTTファシリティーズ
◆ 着工(解体工事含む)-2022年度予定
◆ 竣工-2029年度予定(2037年度以降に工事完了予定)
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)


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「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。


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西側の日比谷公園から見た「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。



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2022年10月12日 (水)

飯田橋駅周辺 地上26階、高さ約130mの「飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合の設立を2022年10月12日に認可!

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-飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業-

 「飯田橋駅」は、JR総武線・中央線、東京メトロ東西線、東京メトロ有楽町線、東京メトロ南北線、都営地下鉄大江戸線とJR線、地下鉄×4線が集まる鉄道交通の要衝でもあります。

 JR飯田橋駅周辺は、2000年代前半まで拠点となる施設がほとんどありませんでしたが、「飯田橋プラーノ」に続き、「飯田橋サクラパーク」と再開発が続き、都心の北西側の玄関口として急速に整備が進んでします。

● 市街地再開発組合の設立を認可!
 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「飯田橋駅東地区市街地再開発組合」の設立を2022年10月12日(水)に認可します。市街地再開発事業の施行により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を行うとともに、駅前広場の創出や歩行者ネットワークの整備、防災機能の確保及び環境負荷低減に資する市街地整備を行います。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2022/10/11)
 飯田橋駅東地区市街地再開発組合の設立を認可

 概要は、地上26階、塔屋2階、地下2階、高さ約130m、延床面積約46,565㎡です。参加組合員には「三菱地所、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業、清水建設」が参画する予定、事業コンサルタントは「タカハ都市科学研究所」が担当します。

飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都千代田区飯田橋三丁目地区内
◆ 交通-JR総武線・中央線「飯田橋」駅、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」駅、都営大江戸線「飯田橋」駅
◆ 階数-地上26階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約130m
◆ 地区面積-約7,000㎡
◆ 延床面積-約46,565㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、公益施設、共同住宅、駐車場
◆ 建築主-飯田橋駅東地区市街地再開発組合(参加組合員 三菱地所、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業、清水建設)
◆ 事業コンサルタント-タカハ都市科学研究所
◆ 設計者-(実施設計者)三菱地所設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 総事業費-約367億円


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「イメージパース」です。


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下層階のイメージパースです。建物内に「貫通通路」を設けます。敷地周辺には歩道状空地を整備し、オープンスペースとなる広場も整備します。


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業」の予定地を西側から見た様子です。


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街区の中央を「タワー飯田橋通り」が東西に走っています。街区が南北に分断されているため、この部分に「貫通通路」を設けます。


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南東側から見た様子です。



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