122 東京都・港区②

(2009年~更新分)

2023年3月 5日 (日)

JR田町駅前 地上36階、高さ約178mの「(仮称)東京工業大学田町キャンパス土地活用事業」 環境影響調査計画書の縦覧!

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-(仮称)東京工業大学田町キャンパス土地活用事業-

 「東京工業大学(Tokyo Institute of Technology)」は、日本屈指の超難関大学です。文部科学省が実施している「スーパーグローバル大学事業」のトップ型指定校でもあります。

 キャンパスは3ヶ所に分かれており、メインの「大岡山キャンパス(目黒区大岡山)、「すずかけ台キャンパス(横浜市緑区)、「田町キャンパス(港区芝浦)」の3ヶ所です。

 JR田町駅より徒歩1分の「田町キャンパス」は、大学院イノベーションマネジメント研究科の一部、キャンパス・イノベーションセンター、東京工業大学附属科学技術高等学校があります。

 
「東京工業大学」は、「田町キャンパス」の再開発を検討していますが、「田町キャンパス土地活用事業」の事業予定者を、「NTT都市開発・鹿島建設・JR東日本・東急不動産グループ」に決定しました。

 引用資料 東京工業大学・公式ホームページ
 東京工業大学田町キャンパス土地活用事業 事業予定者(交渉権者)の決定について

 「NTT都市開発」が代表企業を務める「NTTUD・鹿島・JR東日本・東急不動産グループ」は、国立大学法人東京工業大学から「東京工業大学田町キャンパス土地活用事業」における事業予定者に選定されましたが、東京工業大学と2021年2月26日付で事業協定書を締結しました。

 引用資料 NTT都市開発(2021/03/01)
 東京工業大学田町キャンパス土地活用事業における事業協定書締結について

● 環境影響調査計画書の縦覧!
 港区は、 ”港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)東京工業大学田町キャンパス土地活用事業】” を行っています。縦覧期間は、2023年2月13日(月)~3月13日(月)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2023/02/13)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)東京工業大学田町キャンパス土地活用事業】

(仮称)東京工業大学田町キャンパス土地活用事業の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦三丁目17番1 他
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線「田町」駅、都営地下鉄浅草線・三田線「三田」駅
◆ 階数-(計画地A)地上36階、地下2階、(計画地B)地上7階、地下0階
◆ 高さ-(計画地A)約178m 、(計画地B)高さ約33m
◆ 敷地面積-(計画地A)約22,400㎡、(計画地B)約500㎡
◆ 延床面積-(計画地A)約283,000㎡、(計画地B)約2,500㎡
◆ 用途-(計画地A)オフィス、ホテル、商業施設、保育所、 産学官連携施設、教育研究施設 等、(計画地B)商業施設、教育研究施設 等
◆ 事業予定者-NTTUD・鹿島・JR東日本・東急不動産グループ社「(代表企業)エヌ・ティ・ティ都市開発、(構成員)鹿島建設、JR東日本、東急不動産」
◆ 着工-2026年度予定(定期借地権設定契約の締結は2026年04月頃予定)
◆ 一部供用開始-2030年06月頃予定
◆ グランドオープン-2032年04月頃予定
◆ 定期借地権の終了-2101年03月頃予定


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「計画地A 全体外観(東側)」です(引用:NTT都市開発)。


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「計画地A 低層部外観(南側)」です(引用:NTT都市開発)。


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「計画地B」です。「計画地B」は、地上7階、地下0階、高さ約33m、延床面積約2,500㎡です(引用:東京工業大学)。


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「本事業における施設構成(イメージ)」です(引用:東京工業大学)。


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「本事業敷地の位置図」です(引用:東京工業大学)。


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「東京工業大学・田町キャンパス」を東側から見た様子です。



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2023年3月 2日 (木)

JR田町駅近く 地上20階、高さ約100mの「(仮称)春日ビル建替計画」 環境影響調査書の縦覧!

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-(仮称)春日ビル建替計画-
 JR田町駅近くでは、中央日本土地建物により「(仮称)春日ビル建替計画」が計画されています。現在「清水建設」の施工により「春日ビル解体工事」が行われています。解体工事の工期は、2021年12月1日~2023年6月30日(予定)です。

 「(仮称)春日ビル建替計画」の計画地は、東京都港区芝五丁⽬に位置する区域です。最寄り駅として、JR京浜東北線・⼭⼿線⽥町駅、、営地下鉄浅草線・三⽥線三⽥駅が、いずれも徒歩圏内にあります。

 ⽥町駅周辺には企業の本社ビル等が多く集積している⼀⽅で、南側鉄道区域を挟んで東京⼯業⼤学附属科学技術⾼等学校、北⻄側約400mに慶應義塾⼤学と、学術機関も多く⽴地しています。

● 環境影響調査書の縦覧!
 港区では、 ”港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書の縦覧【(仮称)春日ビル建替計画】” の縦覧が行われています。縦覧期間は、2023年3月1日(水)~3月31日(金)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2022/03/01)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書の縦覧【(仮称)春日ビル建替計画】

(仮称)春日ビル建替計画の概要
◆ 所在地-東京都港区芝五丁⽬34番
◆ 交通-JR京浜東北線・⼭⼿線「⽥町」駅、営地下鉄浅草線・三⽥線「三⽥」駅
◆ 階数-地上20階、地下3階
◆ 高さ-99.76m
◆ 敷地⾯積-5,138.99㎡
◆ 建築面積-2,900.45㎡
◆ 延床面積-55,498.00㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、カンファレンス、⼦育て⽀援施設、店舗、駐⾞場、駐輪場
◆ 建築主-中央日本土地建物
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体-2021年12月01日~2023年06月30日予定
◆ 着工-2023年07月01日予定
◆ 竣工-2024年12月23日予定


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「計画地北側からのイメージパース」です。


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「計画建築物立面図(東側)」です。


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「計画建築物立面図(南側)」です。


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「計画建築物断面図(南北断面)」です。最高高さ約100mとなっていますが、最高部の高さは100mを超えるようです。


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「計画建築物配置図」です。


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「計画地位置図(詳細)」です。


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「計画地位置図(広域)」です。



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2023年2月25日 (土)

港区 「白金高輪駅」の近く 地上37階、高さ約160mの「三田五丁目西地区市街地再開発事業」 環境影響調査計画書の縦覧!

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-三田五丁目西地区市街地再開発事業-

 東京都港区の「三田五丁目西地区市街地再開発準備組合」が計画するプロジェクトの概要が明らかになりました。共同住宅やオフィスが入る延べ約75,000㎡の超高層ビルを建設します。2023年度にも港区から都市計画決定の告示を受ける見通しです。2024年度に本組合設立、2025年度に権利変換計画の認可を得て、2025年度に着工、2029年度の完成を目指します。

 引用資料 港区議会(2023/02/06)
 令和5年2月6日 建設常任委員会

 計画地は、港区三田五丁目の約1.1haの区域です。東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線の「白金高輪駅」の北東に位置します。木造住宅が多く防災性に課題を抱えます。建物が細い街路に面して立地しており、個別の建て替えが困難になっています。

 地上37階、地下2階、高さ約160m、延床面積約75,000㎡の規模を想定します。共同住宅とオフィスが入る「高層棟」と共同住宅や店舗、工場が入る「低層棟」で構成します。

● 環境影響調査計画書の縦覧! 
 港区は、 ”港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【三田五丁目西地区市街地再開発事業】” を行っています。縦覧期間は、2023年2月21日(火)~3月23日(木)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2023/02/21)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【三田五丁目西地区市街地再開発事業】

三田五丁目西地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区三田五丁目内
◆ 交通-東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金高輪」駅
◆ 階数-地上37階、地下2階
◆ 高さ-約160m
◆ 敷地面積-約7,800㎡
◆ 建築面積-約4,300㎡
◆ 延床面積-約75,000㎡
◆ 容積対象面積-約49,700㎡
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、工場、駐車場
◆ 事業者-三田五丁目西地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-住友不動産
◆ コンサルタント-INA新建築研究所
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定


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「地区東からのイメージパース」です(引用:港区議会)。


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「児童遊園と広場1号(北側)の整備イメージ」です(引用:港区議会)。


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「断面図」です。共同住宅とオフィスが入る「高層棟」と共同住宅や店舗、工場が入る「低層棟」で構成します(引用:港区議会)。


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「配置図」です。敷地形状は「台形」です(引用:港区議会)。


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「位置図」です。「白金高輪駅」の周辺では再開発ラッシュとなっています(引用:港区議会)。


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「計画地位置図(広域)」です(引用:港区)。



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2023年2月23日 (木)

地上30階、高さ約155mの「(仮称)高輪三丁目品川駅前地区(品川駅西口地区C地区)第一種市街地再開発事業」 環境影響調査書案の縦覧!

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-品川駅西口地区C地区-
 
「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の跡地では、高さ約T.P.160m(T.P.は東京湾平均海面)、延床面積約313,100㎡の超高層複合ビル「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」が計画されています。

 「SHINAGAWA GOOS」のすぐ北側でも高さ約T.P.160m(T.P.は東京湾平均海面)、延床面積約194,000㎡の超高層複合ビル「(仮称)高輪三丁目品川駅前地区(品川駅西口地区C地区)第一種市街地再開発事業」が計画されています。

● 環境影響調査書案の縦覧! 
 港区は、 ”港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【(仮称)高輪三丁目品川駅前地区(品川駅西口地区C地区)第一種市街地再開発事業】” を行っています。縦覧期間は、2023年2月21日(火)~3月23日(木)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2023/02/21)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【(仮称)高輪三丁目品川駅前地区(品川駅西口地区C地区)第一種市街地再開発事業】

 地下躯体工事は、中央から北側は杭のない直接基礎のため「順打ち工法」を採用し、中央から南側は杭があるため「逆打ち工法」を採用します。掘削完了後構台上と逆打ち部の先行床より主にクローラークレーンを使用して、鉄筋コンクリート工事を行います。

品川駅西口地区C地区の概要
◆ 計画名-(仮称)高輪三丁目品川駅前地区(品川駅西口地区C地区)第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目13番の一部、22番の一部、23番
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅、都営地下鉄浅草線「高輪台」駅
◆ 階数-(C-1地区)地上30階、地下2階、(C-2地区)地上1階、地下0階
◆ 高さ-(C-1地区)約155m(T.P.+5.0mから)T.P.は東京湾平均海面、(C-2地区)約10m(T.P.+14.0mから)T.P.は東京湾平均海面
◆ 敷地面積-(C-1地区)約16,180㎡、(C-2地区)約580㎡
◆ 延床面積-(C-1地区)約194,000㎡、(C-2地区)約170㎡
◆ 容積対象床面積-(C-1地区)約160,000㎡、(C-2地区)約160㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-オフィス、共同住宅、商業、産業支援(MICE)、駐車場等、(C-2地区)集会場
◆ 建築主-高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2027年度予定
◆ 供用開始-2028年度予定


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「断面図(A-A’断面)」です。


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「断面図(B-B’断面)」です。


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「立面図(北側立面図)」です。


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「立面図(東側立面図)」です。


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「立面図(南側立面図)」です。


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「立面図(西側立面図)」です。


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「配置計画図」です。


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「計画地位置図(広域)」です。



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2023年2月22日 (水)

「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の跡地 地上29階、高さ約155mの「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」 環境影響調査書案の縦覧!

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-SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)-

 「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」は、品川駅西口地区における「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の敷地を共同で再開発する事を発表しています。

 SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」は、2021年3月31日に閉館しました。跡地は、「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」が共同開発しますが、既存施設の解体工事を「大成建設」の施工で行われています。解体工事の工期は、2021年11月1日~2024年1月31日(予定)です。

 「西武ホールディングス」の連結子会社である「西武プロパティーズ」が2022年3月18日に、「京浜急行電鉄、高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」とともに事業主体となる「品川駅西口地区の再開発等促進区を定める地区計画」について、 国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、都市計画(素案)の概要が内閣府のホームページに公表されました。

 品川駅西口地区は、品川駅周辺の改良や国道整備と連携した、駅前広場や歩行者ネットワークの整備、豊かな緑を活かした景観の形成やMICE機能の充実、およびこれらを中心とした国際ビジネス拠点の形成を目指します。

● 環境影響調査書案の縦覧! 
 港区は、 ”港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画】” を行っています。縦覧期間は、2023年2月21日(火)~3月23日(木)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2023/02/21)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画】

 地下躯体工事は、中央から西側は杭のない「直接基礎」のため「順打ち工法」を採用し、東側の一部では杭があるため「逆打ち工法(1階の床を支保工として活用しつつ、地下部及び地上部の工事を同時に進める工法)を採用します。

(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目の一部
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅、都営地下鉄浅草線「高輪台」駅
◆ 階数-地上29階、地下4階(駅前広場設置階を1階として算定)
◆ 高さ-約155m(T.P.+5.0mから)T.P.は東京湾平均海面
◆ 地区面積-約33,000㎡
◆ 敷地面積-約23,600㎡
◆ 延床面積-約313,100㎡
◆ 容積対象床面積-約235,500㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリー造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)等
◆ 建築主-京浜急行電鉄
◆ 解体工事-2021年11月01日~2024年01月31日予定
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 供用開始-2026年度予定


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「断面図(A-A’断面)」です。


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「断面図(B-B’断面)」です。


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「立面図(北側立面図)」です。


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「立面図(東側立面図)」です。


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「立面図(南側立面図)」です。


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「立面図(西側立面図)」です。


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「配置計画図」です。


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「計画地位置図(広域)」です。



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2023年2月20日 (月)

「六本木ヒルズ」の西隣 地上54階、高さ約200mの「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」 東京都が権利変換計画を認可!

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-西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業 -

 「野村不動産、ケン・コーポレーション、竹中工務店」が事業協力者として参画している大規模プロジェクト「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」は、「国家戦略特区」の提案案件となっています。
 
 計画地は、「東京の都市づくりビジョン」において、「センターコア再生ゾーン」に位置づけられており、居住機能を始め、多様な機能の集積により、魅力とにぎわいのある都市空間の形成に向けた機能更新を積極的に促進することとされています。

 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合」の設立を2020年9月10日に認可しました。「野村不動産、ケン・コ ーポレーション」は、これまで事業協力者として協力してきましたが、正式に参加組合員として再開発事業に参画します。

 引用資料 東京都報道発表資料(2020/09/09)
 西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合の設立を認可

 引用資料 野村不動産(PDF:2020/09/10)
 住宅・事務所・商業・ホテルの超高層棟と三寺社からなる複合再開発 『西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業』 市街地再開発組合設立認可のお知らせ

● 権利変換計画認可!
 「野村不動産、ケン・コーポレーション」の2社は、東京都港区にて権利者と推進している「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」が、2023年2月15日に権利変換計画について東京都知事の認可を受けました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2023/02/15)
 住宅・事務所・商業・ホテルの超高層棟と三寺社からなる複合再開発 『西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業』 権利変換計画認可のお知らせ(野村不動産、ケン・コーポレーション)

西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区西麻布三丁目及び六本木六丁目各地内
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「六本木」駅、都営地下鉄大江戸線「六本木」駅
◆ 階数-(A街区)地上54階、地下4階、(B1街区~B3街区)地上3階、地下1階
◆ 高さ-(A街区)約200m、(B1街区~B3街区)約11~15m
◆ 施行区域面積-約16,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約10,250㎡(施設全体)
◆ 建築面積-(A街区)約3,840㎡、(B1街区~B3街区)約1,120㎡
◆ 延床面積-(A街区)約97,010㎡、(B1街区~B3街区)約2,740㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-(A街区)共同住宅、オフィス、商業、ホテル、子育て支援施設、(B1街区~B3街区)神社及び寺院並びにこれらに付属する建築物
◆ 総戸数-約500戸(地権者住戸含む)
◆ 建築主-西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、ケン・コ ーポレーション)
◆ 事業協力者-野村不動産、ケン・コーポレーション、竹中工務店
◆ 設計者-(基本設計)梓設計、(実施設計)梓設計、大成建設
◆ 施工者-大成建設(特定業務代行者)
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2027年度予定


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「完成イメージ」です(引用:野村不動産)。


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「断面イメージ」です(引用:東京都)。


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「配置図」です(引用:野村不動産)。


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「位置図」です(引用:東京都)。


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「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」の予定地の北端です。


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街区を北東側から見た様子です。北東側に「六本木ヒルズ」を含む周辺地区との回遊性を高める歩行者デッキや地域の拠点となるオープンスペース(広場)を整備します。


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都市計画道路である「補助10 号線(テレビ朝日通り)」は拡幅されます。


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更に南側です。


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新撰組「沖田総司」のゆかりの神社である「櫻田神社」も再開発に参加します。


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更に南側の「心臓血管研究所付属病院」は再開発に参加しません。


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「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」の予定地の南端です。南端の建物は、解体されて「緑地」が整備されます。



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2023年2月 8日 (水)

港区 「白金高輪駅」の近く 地上37階、高さ約160mの「三田五丁目西地区市街地再開発事業」 2025年度に着工予定!

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-三田五丁目西地区市街地再開発事業-

 東京都港区の「三田五丁目西地区市街地再開発準備組合」が計画するプロジェクトの概要が明らかになりました。共同住宅やオフィスが入る延べ約75,000㎡の超高層ビルを建設します。2023年度にも港区から都市計画決定の告示を受ける見通しです。2024年度に本組合設立、2025年度に権利変換計画の認可を得て、2025年度に着工、2029年度の完成を目指します。

 日刊建設工業新聞(2023/02/07)
 三田五丁目西地区再開発、延べ7・5万平米高層ビル・25年度着工めざす/準備組合

 引用資料 港区議会(2023/02/06)
 令和5年2月6日 建設常任委員会

 計画地は、港区三田五丁目の約1.1haの区域です。東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線の「白金高輪駅」の北東に位置します。木造住宅が多く防災性に課題を抱えます。建物が細い街路に面して立地しており、個別の建て替えが困難になっています。

 地上37階、地下2階、高さ約160m、延床面積約75,000㎡の規模を想定します。共同住宅とオフィスが入る「高層棟」と共同住宅や店舗、工場が入る「低層棟」で構成します。

三田五丁目西地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区三田五丁目内
◆ 交通-東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金高輪」駅
◆ 階数-地上37階、地下2階
◆ 高さ-約160m
◆ 敷地面積-約7,800㎡
◆ 建築面積-約4,300㎡
◆ 延床面積-約75,000㎡
◆ 容積対象面積-約49,700㎡
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、工場、駐車場
◆ 事業者-三田五丁目西地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-住友不動産
◆ コンサルタント-INA新建築研究所
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定


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「地区東からのイメージパース」です(引用:港区議会)。


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「児童遊園と広場1号(北側)の整備イメージ」です(引用:港区議会)。


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「断面図」です。共同住宅とオフィスが入る「高層棟」と共同住宅や店舗、工場が入る「低層棟」で構成します(引用:港区議会)。


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「配置図」です。敷地形状は「台形」です(引用:港区議会)。


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「位置図」です。「白金高輪駅」の周辺では再開発ラッシュとなっています(引用:港区議会)。



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2023年1月26日 (木)

麻布台ヒルズ ビルの正式名称が、A街区が「森JPタワー」、B-1街区が「レジデンスB」、B-2街区が「レジデンスA」に決定!

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-麻布台ヒルズ

 「森ビル」は「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」を2019年8月5日に着工しました。総延床面積約861,500㎡、総事業費約5,800億円の超巨大プロジェクトになります。

 1989年に「街づくり協議会」を設立し、約30年かけ約300人の権利者と議論を重ね、計画を推進してきました。2017年には国家戦略特区法に基づき都市計画決定され、2019年8月5日に着工を迎えました。

 引用資料 森ビル(2019/08/22)
 「虎ノ門・麻布台プロジェクト」いよいよ始動

 総延床面積約861,500㎡、オフィス総貸室面積213,900㎡、住宅戸数約1,400戸、「メインタワー」の高さは約325m、就業者数約20,000人、居住者数約3,500人、想定年間来街者数2,500~3,000万人で、そのスケールとインパクトは「六本木ヒルズ」に匹敵します。

● 正式なビル名が決定!
 街区の正式名称は「麻布台ヒルズ」に決定していますが、「麻布台ヒルズ」の公式ホームページがオープンしました。公式ホームページにより正式なビル名が判明しました。

 引用資料 公式ホームページ
 麻布台ヒルズ

 A街区が「麻布台ヒルズ森JPタワー」、B-1街区が「麻布台ヒルズレジデンスB」、B-2街区が「麻布台ヒルズレジデンスA」、C街区が「麻布台ヒルズガーデンプラザ」に決定しました。

 A街区は「麻布台ヒルズ森JPタワー」か「麻布台ヒルズJP森タワー」のどちらになるぼか? 興味がありました。A街区は日本郵政グループの「麻布郵便局」の跡地に建設されているので、私は「麻布台ヒルズJP森タワー」になると予想していました。 

麻布台ヒルズの概要
◆ 計画名-虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門五丁目、麻布台一丁目および六本木三丁目の各地内
◆ 区域面積-約81,000㎡ 
◆ 敷地面積-約63,900㎡
◆ 延床面積-約861,500㎡
◆ 用途-共同住宅(約1,400戸)、オフィス(約213,900㎡)、店舗(約150店)、ホテル(約120室)、インターナショナルスクール(約14,000㎡、ブリティッシュ・スクール・イン・東京(予定))、中央広場(約6,000㎡)、文化施設(約9,000㎡)等
◆ 着工-2019年08月05日
◆ 竣工-2023年03月31日予定(全体の完成は大幅に遅れると思われます)
◆ 開業-2023年秋予定
◆ 総事業費-約5,800億円


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「麻布台ヒルズ」の完成イメージです。


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麻布台ヒルズ森JPタワー(A街区)

 「麻布台ヒルズ森JPタワー」の完成イメージです。完成時は、地上64階、塔屋2階、地下5階、 高さ325.40mの日本一高い超高層ビルになります。

麻布台ヒルズ森JPタワーの概要
◆ 計画名-虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 A街区
◆ 所在地-東京都港区麻布台一丁目1000番1
◆ 階数-地上64階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部325.40m
◆ 敷地面積-24,104.21㎡
◆ 建築面積-15,201.25㎡
◆ 延床面積-461,805.22㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、一部場所打ちコンクリート杭
◆ 地震対策-制振構造(オイルダンパー×304基、粘性体制震壁×302基、座屈拘束ブレース×1,200基、AMD(アクティブマスダンパー))
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、各種学校、駐車場等
◆ 総戸数-全91戸(アマンレジデンス 東京)
◆ 建築主-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
◆ 設計者-森ビル
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年08月05日
◆ 竣工-2023年03月31日予定


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麻布台ヒルズレジデンスB(B-1街区)
 完成イメージの左側が「麻布台ヒルズレジデンスB」です。地上64階、塔屋2階、地下5階、高さ262.83mの高さ日本一の超高層タワーマンションとなります。総戸数は970戸(分譲802戸、サービスアパートメント168戸)です。

麻布台ヒルズレジデンスBの概要
◆ 計画名-虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 B-1街区
◆ 所在地-東京都港区麻布台一丁目32番6 外
◆ 階数-地上64階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部262.82m
◆ 敷地面積-9,648.39㎡
◆ 建築面積-6.393.37㎡
◆ 延床面積-185,372.02㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(オイルダンパー×267基、粘性体制震壁×288基、AMD(アクティブマスダンパー))
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、保育所、駐車場等
◆ 総戸数-970戸(分譲802戸、サービスアパートメント168戸)
◆ 建築主-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
◆ 設計者-森ビル
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2019年10月01日
◆ 竣工-2023年03月31日予定(大幅に遅れると思われます)


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麻布台ヒルズレジデンスA(B-2街区) 
 完成イメージの左側が「麻布台ヒルズレジデンスA」です。地上53階、塔屋2階、地下5階、高さ237.20mの高さが日本で2番目に高い超高層タワーマンションとなります。低層部には、アマンの姉妹ブランド「ジャヌ」の客室数122室のホテルが誕生します。

麻布台ヒルズレジデンスAの概要
◆ 計画名-虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 B-2街区
◆ 所在地-東京都港区麻布台一丁目12番、13番 外
◆ 階数-地上53階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部237.20m
◆ 敷地面積-16,467.87㎡
◆ 建築面積-8,335.05㎡
◆ 延床面積-168,967.12㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(オイルダンパー×172基、粘性体制震壁×220基、AMD(アクティブマスダンパー))
◆ 用途-共同住宅、ホテル、店舗、集会場
◆ 総戸数-約330戸
◆ 客室数-122室(日本初進出のアマンの姉妹ブランドホテル「ジャヌ東京」)
◆ 建築主-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
◆ 設計者-森ビル
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年08月05日
◆ 竣工-2023年03月31日予定(大幅に遅れると思われます)


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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A街区が「麻布台ヒルズ森JPタワー」、B-1街区が「麻布台ヒルズレジデンスB」、B-2街区が「麻布台ヒルズレジデンスA」、C街区が「麻布台ヒルズガーデンプラザ」に決定しました。


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「配置図」です。「麻布台ヒルズガーデンプラザ」は、「ガーデンプラザA、ガーデンプラザB、ガーデンプラザC、ガーデンプラザD」に分かれています。


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「麻布台ヒルズ」は、ヒルズ群の中心に位置しています。「アークヒルズ仙石山森タワー」は、位置的に「麻布台ヒルズ仙石山森タワー」に改称した方がいいような気がします。

 「森ビル」は、「麻布台ヒルズ」が完成すると、いよいよ「第2六本木ヒルズ」が本格的に動き出すと思います。赤坂・六本木・虎ノ門は「森ビル」の街になりつつあります。「森ビル」は東京の都市格を上げた大功労者です。



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2023年1月25日 (水)

「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと拡大・進化 地上49階、高さ約266mの「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」 2023年秋開業!

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-虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業

 「虎ノ門一・二丁目地区再開発組合」が推進している「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、2019年11月25日に起工式を執り行い、着工しました。

 「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと拡大・進化を続ける虎ノ門ヒルズエリアの中央に位置し、地下鉄日比谷線虎ノ門ヒルズ駅整備と一体となった都市再開発事業です。駅とまちが一体となった駅広場や周辺開発と連携した歩行者ネットワーク等の都市基盤の強化・拡充を図るとともに、事務所、店舗、ホテル、ビジネス発信拠点など、多様な都市機能を整備します。

● 虎ノ門ヒルズ ステーションタワーが2023年秋開業!
 「森ビル」が参加組合員として参画し、虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合が推進する「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が、2023年秋開業します。駅と街の一体的な開発で誕生する「ステーションタワー」により、「国際新都心・グローバルビジネスセンター」形成に向けて異次元のスピードで拡大・進化を続けてきた「虎ノ門ヒルズ」は、六本木ヒルズに匹敵するスケールとインパクトを誇る街として完成します。

 引用資料 森ビル(2023/01/24) 
 「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと拡大・進化 「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」2023年秋開業 「世界と東京都心を繋ぐ新たな玄関口」として交通結節機能をさらに強化

 正式名称は、A-1街区が「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」、A-2街区が「グラスロック」、A-3街区が「虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス」に決定しています。

虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの概要
◆ 計画名-東京都市計画事業 虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目208番1 他
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅直結(2020年06月06日開業)
◆ 階数-(A-1街区)地上49階、塔屋1階、地下4階、(A-2街区)地上4階、地下3階、(A-3街区)地上12階、地下1階
◆ 高さ-(A-1街区)最高部265.75m、軒高264.00m、(A-2街区)最高部30.15m、(A-3街区)最高部59.00m
◆ 事業区域面積-18,860.78㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-(施設全体)13,963.34㎡、(A-1街区)9,907.59㎡、(A-2街区)2,444.69㎡、(A-3街区)1,610.98㎡
◆ 建築面積-(A-1街区)8,060.89㎡、(A-2街区)1,692.56㎡、(A-3街区)975.47㎡
◆ 延床面積-(A-1街区)238,441.51㎡、(A-2街区)8,761.02㎡、(A-3街区)7,986.11㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造(3街区共)
◆ 基礎工法-(A-1街区)直接基礎・杭基礎併用、(A-2街区)直接基礎、(A-3街区)場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-(A-1街区)オフィス、店舗、ホテル、ビジネス発信拠点、駐車場等、(A-2街区)店舗、駐車場等、(A-3街区)オフィス、共同
住宅、店舗、駐車場等
◆ 客室数-205室(アンバウンド コレクション by Hyatt 「ホテル虎ノ門ヒルズ」)
◆ 事業主-虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合(A-1街区、A-2街区、A-3街区)
◆ 建築主-森ビル(A-1街区、A-2街区、A-3街区)
◆ 設計者・監理者-森ビル(A-1街区、A-2街区、A-3街区)
◆ 施工者-鹿島建設(A-1街区、A-2街区、A-3街区)
◆ 着工-(A-1街区)2019年11月25日、(A-2街区)2020年09月01日、(A-3街区)2021年05月06日
◆ 竣工-(A-1街区)2023年07月15日予定、(A-2街区)2023年11月30日予定、(A-3街区)2023年07月15日予定完成イメージ


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「完成イメージ」です。


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「外観(イメージ)」です。


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「T-デッキ(イメージ)」です。「桜田通り」ををオーバーパスする歩行者デッキが設けられます。


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「ステーションアトリウム(イメージ)」です。


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「断面図イメージ」です。


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「オフィス専有部のマグネットゾーン(イメージ)」です。


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3棟の正式名称は、A-1街区が「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」、A-2街区が「グラスロック」、A-3街区が「虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス」です。


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「基準階平面図」です。


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「街区を超えてつながるヒルズ」です。



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2023年1月23日 (月)

巨大プロジェクト 計画地面積約174,700㎡、延床面積約565,000㎡の「(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業」 環境影響評価書の縦覧!

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-東京都市計画神宮外苑地区地区計画-

 「東京都」は、神宮外苑地区における国立競技場の建替計画の具体化を契機に、同地区一帯の再整備を進めるための「東京都市計画神宮外苑地区地区計画」を決定しています。

 2015年4月1日の東京都の報道発表では、「神宮球場」と「秩父宮ラグビー場」の土地を交換した上で、「秩父宮ラグビー場」を先に取り壊し、2020年の東京オリンピック期間中は「新国立競技場」の駐車場などとして利用を予定していました。

 2020年の東京オリンピック翌年以降跡地に新しい球場を建設、完成は2022年度を想定、新球場が完成するまでは、現在の球場を利用、「秩父宮ラグビー場」は、球場を取り壊したあとで整備し、完成は2025年度を想定していました。

● 環境影響評価書の縦覧!
 東京都環境局は、「(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業」に係る環境影響評価書の縦覧を行っています。縦覧期間は、2023年1月20日(金)~2月3日(金)までです。

 引用資料 東京都環境局(2023/01/20)
 「(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業」に係る環境影響評価書が提出されました。

 「(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業」は、「三井不動産、宗教法人明治神宮、独立法人日本スポーツ振興センター、伊藤忠商事」による再開発プロジェクトです。

 計画地面積約174,700㎡、延床面積約565,000㎡、最高高さ約190mの巨大プロジェクトになります。全体工事期間は、2023年~2035年を予定しており、段階的に供用・使用を開始していく予定です。

(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区北青山一丁目、北青山二丁目、新宿区霞ヶ丘町の各一部
◆ 計画地面積-約174,700㎡
◆ 延床面積-約565,000㎡
◆ 用途-スポーツ施設、オフィス、商業、宿泊施設、駐車場等
◆ 着工-2023年予定
◆ 竣工-2035年予定
◆ 全体供用-2035年予定

各棟の概要
◆ ラグビー場棟-地上7階、地下1階、高さ約55m、延床面積約76,700㎡
◆ 複合棟A-地上40階、塔屋1階、地下2階、高さ約185m、延床面積約127,300㎡
◆ 複合棟B-地上18階、塔屋1階、地下1階、高さ約80m、延床面積約30,300㎡
◆ 文化交流施設棟-地上1階、地下0階、高さ約6m、延床面積約2,000㎡
◆ 野球場及び球場併設ホテル棟-地上14階、塔屋1階、地下1階、高さ約60m、延床面積約115,700㎡
◆ 事務所棟-地上38階、地下5階、高さ約190m、延床面積約213,000㎡


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「配置図」です(引用:港区議会)。


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「複合棟A」と「野球場及び球場併設ホテル棟」の断面図です(引用:東京都環境局)。


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「複合棟B」の断面図です(引用:東京都環境局)。


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「ラグビー場棟」の断面図です(引用:東京都環境局)。


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「事務所棟」の断面図です(引用:東京都環境局)。


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段階建て替えイメージ図

 2015年4月1日の東京都の報道発表時点では、「野球場」を先に整備する予定でしたが、何度か計画が見直されて「ラグビー場」を先に整備する予定に変更になっています(引用:東京都環境局)。

完成までの作業工程
(1) 「神宮第二球場」を解体
(2) 神宮第二球場の跡地に「ラグビー場棟Ⅰ期」を建設
(3) 「秩父宮ラグビー場」を解体
(4) 秩父宮ラグビー場の跡地に「野球場及び球場併設ホテル棟」を建設
(5) 「神宮球場」を解体
(6) 神宮球場の跡地に「ラグビー場棟Ⅱ期」を建設、残りの敷地には「広場」を整備



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