125 東京都・渋谷区

2024年10月 7日 (月)

原宿駅前の新たなランドマークとして、表参道のケヤキ並木を彩る (仮称)原宿クエスト建替え計画新築工事 2024年9月末の建設状況

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-原宿クエスト-

 「NTT都市開発」は、複合商業施設「原宿クエスト」を2021年10月10日の営業をもって閉館しました。原宿クエストは、原宿駅から徒歩3分の原宿・表参道の玄関口にあるファッション、カフェ&レストラン他ホールを併設した施設として、33年間にわたり営業していました。

 「NTT都市開発」は、多様な文化を生み出し続ける街・原宿の新たなランドマークとして、原宿・表参道エリアを牽引する商業施設「原宿クエスト建替え計画」について、新築工事に着手しました。竣工は2025年春を予定しています。

 引用資料 NTT都市開発(2022/10/26)
 新生「原宿クエスト」着工 -表参道と奥原宿をつなぎ、都市の奥行きをつくりだす-

 新生「原宿クエスト」は、表参道から奥原宿をつなぐことで、都市の奥行きをつくりだし、原宿の新たな魅力を掘り起こす、地上6階、地下1階の7フロアで構成される複合商業施設です。

 低層棟と高層棟で構成されており、その間には、表参道から奥原宿をつなぐパサージュ(敷地内通路)を計画。各店舗が街との調和を図りながらも独立した路面店として個性豊かな世界観を表現できるよう、原宿ならではの施設をめざします。

原宿クエスト建替え計画の概要
◆ 計画名-(仮称)原宿クエスト建替え計画新築工事
◆ 所在地-東京都渋谷区神宮前一丁目13-12,13-16(地名地番)
◆ 交通-東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅、JR山手線「原宿」駅
◆ 階数-地上6階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-30.00m
◆ 敷地面積-1,956.49㎡
◆ 建築面積-1,720.00㎡
◆ 延床面積-9,100.00㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋​コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、サービス店舗、事務所、自動車車庫
◆ 建築主-NTT都市開発
◆ デザインアーキテクト-OMA/Shohei Shigematsu(重松 象平) 
◆ 設計者・監理者-NTTファシリティーズ
◆ 施工者-熊谷組
◆ 解体-2021年11月
◆ 着工-2022年10月20日(地下解体工事含む)
◆ 竣工-2025年02月28日予定
◆ 開業-2025年春予定


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新生「原宿クエスト」外観イメージ(表参道側)です。


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「表参道や明治神宮からの連続性を感じられる、緑豊かな空間を形成」です。


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「原宿駅前の新たなランドマークとして、表参道のケヤキ並木を彩る」です。


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「敷地周辺地図」です。


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「(仮称)原宿クエスト建替え計画新築工事」の2024年9月末の建設状況です(写真提供読者さん)。


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最高部です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です。2025年2月末までに竣工するとはとても思えません(写真提供読者さん)。


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「アンボンドブレース」です。「耐震ブレース」や「制振ダンパー」として優れた性能を発揮します(写真提供読者さん)。


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「(仮称)原宿クエスト建替え計画新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年10月 5日 (土)

渋谷区 都市再生ステップアップ・プロジェクト「(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」 2024年9月末の建設状況

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-(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業-

 「(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」は、都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)の第2弾となる東京都児童会館跡地と、隣接する渋谷区役所旧第二美竹分庁舎及び渋谷区立美竹公園を一体的に共同開発する民間プロジェクトを展開するものです。

 あらゆる人々を引き付け新たな魅力を創造し、人の流れを地域に呼び込み、多世代が交流できる、出会いと成長の拠点を形成することを目的としています。加えて、渋谷がさらに発展し世界から注目されるまちとなるべく、変化の激しい現代において、望ましい未来を想像し、その実現に向けた一歩となる、あらゆる多様性とその多様性をエネルギーに変えることにより、「ちがいをちからに変える街」の実現を目指します。

 「ヒューリック」と「清水建設」で構成されるグループは、東京都と渋谷区が実施した「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」において、事業予定者として選定されました。

 引用資料 ヒューリック(PDF:2022/04/01)
 (東京都・渋谷区)都市再生ステップアップ・プロジェクト渋谷地区 渋谷一丁目地区共同開発事業の事業予定者に決定 ~ヒト・モノ・コトが Link する、MITAKE Link Park(仮称)~

 「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」は、東京都児童会館跡地と、隣接する渋谷区役所旧第二美竹分庁舎及び渋谷区立美竹公園を一体的に開発し、東京都と渋谷区が本事業で誘導する施設(創造文化教育施設、多様な都心居住を推進する施設等)を含む民間複合施設を整備・運営する PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業です。

 今後、東京都及び渋谷区と基本協定書を締結し、ヒト・モノ・コトが Link する、「MITAKE Link Park」(仮称)を整備し、本事業を推進していきます。

● 国土交通省が優良な民間都市再生事業計画として認定!
 国土交通大臣は、渋谷一丁目地区共同開発事業を優良な民間都市再生事業計画として2024年7月23日に認定しました。これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置を受けることができます。

 引用資料 東京都都市整備局(2024/07/23)
 渋谷で多世代の交流を生む共創・共育の拠点を形成 ~渋谷一丁目地区共同開発事業を国土交通大臣が認定~

(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業の概要
◆ 計画名-都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷一丁目18番3他(地番)
◆ 交通-JR・東急・東京メトロ・京王「渋谷」駅
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部71.10m、建築物68.21m
◆ 敷地面積-9,670.81㎡
◆ 建築面積-3,983.23㎡
◆ 延床面積-47,350.60㎡
◆ 容積対象面積-38,659.04㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、共同住宅、自動車車庫、体育館、店舗、その他
◆ 総戸数-26戸
◆ 建築主-Link Park(<代表企業>ヒューリック、<構成員>清水建設)
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2024年07月08日
◆ 竣工-2027年06月30日予定


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「完成イメージ」です(引用:ヒューリック)。


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「青山通り側より望む」です(引用:ヒューリック)。


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「美竹公園より望む」です(引用:ヒューリック)。


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「明治通り側より望む」です(引用:ヒューリック)。


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「施設概要図」です(引用:国土交通省)。


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「位置図」です(引用:ヒューリック)。


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「渋谷一丁目地区共同開発事業」の2024年9月末の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」です(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」には、「三連型アースオーガ」が装着されています。三連型アースオーガで「山留め壁」の構築を行っています(写真提供読者さん)。


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南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「アボロン工法」の杭打機です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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「渋谷一丁目地区共同開発事業」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年10月 2日 (水)

JR原宿駅 地域に親しまれてきた西洋風建物「旧駅舎」の外観を再現 原宿駅旧駅舎跡地開発 2024年9月末の建設状況!

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-原宿駅-
 前にも書きましたが、私は、旅系YouTuberの「しげ旅」と「散歩するアンドロイド」の動画はすべて観ています。黒海東岸の「ジョージア(旧:グルジア)」ですが、ロシアの介入で大変なイメージがありましたが、リゾート地の「バトゥミ」がメチャメチャ発展していて驚きました。脳内の昔のイメージと違い発展している国が多くて旅系の動画は本当に勉強になります。

 YouTube しげ旅
 バトゥミ旅🇬🇪ジョージアのリゾート地で暮らす様に酒を飲むおじさんの1週間【アジア#31】2024年6月27日〜7月4日

 本題に戻って、渋谷区にある「原宿駅」は、線路及びホーム上に、2層の「橋上駅舎」を新設して、2020年3月21日より新しい駅舎を供用開始しました。新しい駅舎の供用開始により、地域に親しまれてきた西洋風建物の旧原宿駅舎は役目を終えて閉鎖されました。

 貴重な文化財として保存を望む声も多かったのですが、「JR東日本」は、駅舎の老朽化が進んでいること、原宿駅周辺が防火地区に指定されており、旧駅舎は耐火基準を満たさないことなどから、安全面を理由に旧駅舎の解体します。

 旧駅舎建物は、尖塔を載せたハーフティンバー様式のデザインが、街のシンボルとして親しまれてきました。新駅舎の隣に、旧駅舎建物の外観を可能な限り再現して建替えます。

 防火地域に適した材料を用いて、地域に親しまれてきた西洋風建物の外観を可能な限り再現して建替えを行います。新たな建物では、まちの個性を活かしたにぎわい集う拠点づくりを進めます。

 旧駅舎は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会終了後に解体を行う予定としていましたが、大会の延期に伴い、防火等の安全性を考慮して、2020年8月下旬より解体工事に着手しました。

● 旧駅舎建物の外観を可能な限り再現して建替え!
 
JR東日本は2024年4月23日に、渋谷区の原宿駅の旧駅舎跡地の開発を2024年5月末頃に着手すると発表しました。旧駅舎が持つモダンな外観を再現した商業施設を整備します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/04/23)
 原宿駅旧駅舎跡地開発の工事着手について

 設計は「JR東日本建築設計」、デザイン監修を「平田晃久建築設計事務所」、施工を「東急建設」が担当します。2026年12月の完成を目指します。

 概要は、地上4階、地下1階、延床面積約1,170㎡です。「時とつながる」「まちとつながる」「文化とつながる」という3つの「つながる」をコンセプトとし、旧駅舎の外観を再現しながら商業施設として整備します。

原宿駅旧駅舎跡地開発の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区神宮前一丁目18-20
◆ 階数-地上4階、地下1階(旧駅舎外観再現含む)
◆ 高さ-約16m
◆ 敷地面積-約760㎡(再現駅舎含む)
◆ 延床面積-約1,170㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-商業施設
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者・監理者-JR東日本建築設計
◆ デザイン監修-平田晃久建築設計事務所
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2024年05月末頃
◆ 竣工-2026年12月予定
◆ 開業-2026年度冬予定


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「位置図」です。


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地上4階、地下1階の「商業施設」です。


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「旧駅舎外観再現」部分です。


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「原宿駅旧駅舎跡地開発」の2024年9月末の建設状況です(写真提供読者さん)。


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本格的に工事が行われています(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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現役だった頃の旧原宿駅舎

 旧原宿駅舎は、1924年に建設された駅舎です。役目を終えるまでは木造駅舎としては東京都内最古で、関東の駅百選に認定されていました。駅舎の老朽化が進んでいること、原宿駅周辺が防火地区に指定されており、旧駅舎は耐火基準を満たさないことなどから、安全面を理由に旧駅舎は解体されました。



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2024年9月25日 (水)

国家戦略特区 総事業費約1,800億円 地上41階、高さ約208mの「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」 2025年2月以降に解体工事が始まる!

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-渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業-
 渋谷駅周辺では、疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。2020年12月1日には、新たに「渋谷二丁目西地区」が、国家戦略特区に追加されました。「東京建物」と「UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)」により再開発が行われます。

 地上5階、地下1階、高さ約44mの「A街区」、地上41階、地下4階、高さ約208mの「B街区」、地上41階、地下2階、高さ約175mの「C街区」が整備されます。渋谷駅周辺では最大の巨大プロジェクトになります。

 引用資料 内閣府(PDF:2021/06/29)
 都市再生特別地区(渋谷二丁目西地区)都市計画(素案)の概要

 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「渋谷二丁目西地区市街地再開発組合」の設立を2023年1月16日に認可しました。市街地再開発事業の施行により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、バスターミナルや歩行者ネットワーク等の都市基盤および次世代イノベーションの創出に資する人材育成拠点や国際水準の宿泊施設等を整備し、渋谷駅周辺の新たなにぎわいの形成に寄与します。 

 引用資料 東京都・報道発表資料(2023/01/13)
 渋谷二丁目西地区市街地再開発組合の設立を認可します

● 2025年2月以降に解体工事が始まる!
 東京都渋谷区で渋谷二丁目西地区再開発のC街区整備が動き出します。C街区内に立地する東建インターナショナルビルのテナント移転に合わせ、2025年2月以降に解体工事が始まる見込みです。

 建設通信新聞(2024/09/24)
 東京建物らの共同建て替え/渋谷二丁目西C街区が始動/2月以降に東建ビル解体

渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目12番、13番、14番、16番地内
◆ 敷地面積-約18,800㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約312,790㎡(施設全体)
◆ 建築主-渋谷二丁目西地区市街地再開発組合
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 総事業費-約1,800億円(C街区を除く?)

A街区の概要
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-約44m
◆ 敷地面積-約1,700㎡
◆ 延床面積-約2,940㎡
◆ 用途-店舗、集会場、屋上広場等

B街区の概要
◆ 階数-地上41階、地下4階
◆ 高さ-約208m
◆ 敷地面積-約12,800㎡
◆ 延床面積-約246,850㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、人材育成拠点、ホテル、バスターミナル、駐車場等

C街区の概要
◆ 階数-地上41階、地下2階
◆ 高さ-約175m
◆ 敷地面積-約4,300㎡
◆ 延床面積-約63,000㎡
◆ 用途-共同住宅、生活支援施設、駐車場 等


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「北側(青山通り側)から計画地を望む」です。


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「夜景」です。


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「北側(青山通り側)からA街区・B街区を望む」です。


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「青山通りからA街区を望む」です。


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「南側(六本木通り側)からB街区を望む」です。


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「B街区南側の大規模広場」です。


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「断面イメージ」です。西側から地上5階、地下1階、高さ約44mの「A街区」、地上41階、地下4階、高さ約208mの「B街区」、地上41階、地下2階、高さ約175mの「C街区」が整備されます。


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「配置図」です。


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「位置図」です。



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2024年8月28日 (水)

都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業 国土交通省が優良な民間都市再生事業計画として認定!

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-(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業-

 「(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」は、都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)の第2弾となる東京都児童会館跡地と、隣接する渋谷区役所旧第二美竹分庁舎及び渋谷区立美竹公園を一体的に共同開発する民間プロジェクトを展開するものです。

 あらゆる人々を引き付け新たな魅力を創造し、人の流れを地域に呼び込み、多世代が交流できる、出会いと成長の拠点を形成することを目的としています。加えて、渋谷がさらに発展し世界から注目されるまちとなるべく、変化の激しい現代において、望ましい未来を想像し、その実現に向けた一歩となる、あらゆる多様性とその多様性をエネルギーに変えることにより、「ちがいをちからに変える街」の実現を目指します。

 「ヒューリック」と「清水建設」で構成されるグループは、東京都と渋谷区が実施した「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」において、事業予定者として選定されました。

 引用資料 ヒューリック(PDF:2022/04/01)
 (東京都・渋谷区)都市再生ステップアップ・プロジェクト渋谷地区 渋谷一丁目地区共同開発事業の事業予定者に決定 ~ヒト・モノ・コトが Link する、MITAKE Link Park(仮称)~

 「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」は、東京都児童会館跡地と、隣接する渋谷区役所旧第二美竹分庁舎及び渋谷区立美竹公園を一体的に開発し、東京都と渋谷区が本事業で誘導する施設(創造文化教育施設、多様な都心居住を推進する施設等)を含む民間複合施設を整備・運営する PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業です。

 今後、東京都及び渋谷区と基本協定書を締結し、ヒト・モノ・コトが Link する、「MITAKE Link Park」(仮称)を整備し、本事業を推進していきます。

● 国土交通省が優良な民間都市再生事業計画として認定!
 国土交通大臣は、渋谷一丁目地区共同開発事業を優良な民間都市再生事業計画として2024年7月23日に認定しました。これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置を受けることができます。

 引用資料 東京都都市整備局(2024/07/23)
 渋谷で多世代の交流を生む共創・共育の拠点を形成 ~渋谷一丁目地区共同開発事業を国土交通大臣が認定~

(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業の概要
◆ 計画名-都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷一丁目18番3他(地番)
◆ 交通-JR・東急・東京メトロ・京王「渋谷」駅
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部71.10m
◆ 敷地面積-9,670.81㎡
◆ 建築面積-3,983.23㎡
◆ 延床面積-47,350.60㎡
◆ 容積対象面積-38,659.04㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、賃貸住宅、こども教育施設、店舗、多目的ホール等
◆ 総戸数-26戸
◆ 建築主-Link Park(<代表企業>ヒューリック、<構成員>清水建設)
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2024年07月08日
◆ 竣工-2027年06月30日予定


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「完成イメージ」です(引用:ヒューリック)。


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「青山通り側より望む」です(引用:ヒューリック)。


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「美竹公園より望む」です(引用:ヒューリック)。


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「明治通り側より望む」です(引用:ヒューリック)。


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「施設概要図」です(引用:国土交通省)。


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「位置図」です(引用:ヒューリック)。



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2024年8月14日 (水)

NHK放送センターの建て替え 地上17階、高さ約92m、延床面積約272,000㎡の「NHK放送センター建替工事」 Ⅰ期「情報棟」の外観がほぼ完成!

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-NHK放送センター建替工事-
 
「日本放送協会(NHK)」は、東京都渋谷区で「NHK放送センター建替工事」を計画しています。「情報棟」など3棟や人工地盤を含めた総延床面積272,118.73㎡を建設する計画で、想定建設費は約1,700億円です。「NHKホール」は改修工事を行い継続使用する予定です。

 引用資料 NHK(PDF:2019/11/12)
 新放送センター 基本計画の概要について

NHK放送センター建替工事の概要
◆ 所在地- 東京都渋谷区神南二丁目2番1号
◆ 交通(NHKホールを基準)-JR山手線「原宿」駅徒歩10分、東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅徒歩10分、各線「渋谷」駅徒歩15分、東京メトロ千代田線「代々木公園」駅徒歩15分
◆ 階数-地上17階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部約92m、軒高約88m
◆ 敷地面積-82,646.26㎡(施設全体)
◆ 建築面積-43,706.32㎡(50,729.17㎡)
◆ 延床面積-272,118.73㎡(295,454.98㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-放送局、事務所、放送用スタジオ、劇場
◆ 建築主-日本放送協会(NHK)
◆ 設計者-竹中工務店・久米設計 設計施工共同企業体(代表者 竹中工務店)
◆ 施工者-竹中工務店・久米設計 設計施工共同企業体(代表者 竹中工務店)
◆ 解体工事-2020年09月01日~2021年07月31日予定
◆ 着工-2021年05月01日予定
◆ 竣工-2036年12月31日予定


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「全ての建替完了後のイメージ図(点線内)」です。


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「情報棟外観イメージ図(渋谷区役所交差点より)」です。


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「全体配置計画」です。


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「整備概要」です。


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Ⅰ期「情報棟」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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Ⅰ期「情報棟」の外観は完成しています。「情報棟」は、地上11階、地下1階、高さ約63m、延床面積約76,966㎡です。竣工は2026年末予定ですが、運用開始は2025年予定です(写真提供読者さん)。


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Ⅰ期「情報棟」を角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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Ⅰ期「情報棟」です(写真提供読者さん)。


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Ⅰ期「情報棟」です(写真提供読者さん)。


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Ⅰ期「情報棟」です(写真提供読者さん)。


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Ⅰ期「情報棟」です(写真提供読者さん)。


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ゲート部分です(写真提供読者さん)。


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Ⅰ期「情報棟」の計画名は、「NHK放送センター建替工事(Ⅰ期)」です(写真提供読者さん)。


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「NHK放送センター建替工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年8月 6日 (火)

渋谷区 地上30階、高さ約156mの「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」 工事が本格化!

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-道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業-

 「渋谷区」は、渋谷駅中心地区のまちづくりを周辺地区へと広げ、より魅力あるまちにしていくために、2021年3月5日に「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」を都市計画決定しました。

 「三菱地所」が、渋谷区道玄坂二丁目にて事業協力者として権利者と推進してきた「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」については、2022年1月19日に市街地再開発組合設立について東京都の認可を受け、2022年1月28日に再開発組合の設立総会が開催されました。

 「オフィス棟」と「ホテル棟」の2棟で構成されています。「オフィス棟」は、地上30階、塔屋2階、地下3階、高さ約155m、「ホテル棟」は、地上11階、塔屋1階、地下2階、高さ約60mです。

● 2024年1月16日に新築工事を着工!
 「三菱地所」が、渋谷区道玄坂二丁目にて参加組合員として推進してきた「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」に関し、2023年2月~12月に既存建物地上解体工事を実施しましたが、2024年1月16日に地下解体工事及び新築工事を着工しました。竣工は2027年2月末を予定しています。

 引用資料 三菱地所(2024/01/16)
 「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」新築着工~

 引用資料 東京都都市整備局(2022/10/31)
 道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業

道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂二丁目577番1、577番2(地名地番)
◆ 交通-京王井の頭線「渋谷」駅直結、JR「渋谷」駅より徒歩2分、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線「渋谷」駅より徒歩2分
◆ 階数-(オフィス棟)地上30階、塔屋2階、地下3階、(ホテル棟)地上11階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(オフィス棟)最高部156.14m、(ホテル棟)最高部約60m
◆ 敷地面積-6,724.77㎡
◆ 建築面積-約5,230㎡
◆ 延床面積-約87,100㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、べた基礎(直接基礎)
◆ 用途-オフィス、ホテル、飲食店舗、物販店舗、駐車場
◆ 建築主-道玄坂二丁目南地区市街地再開発組合(参加組合員 三菱地所)
◆ 設計者-三菱地所設計・山下設計 設計監理共同体
◆ デザイン総合監修-北川原温建築都市研究所
◆ 事業コンサルタント-都市企画
◆ 施工者-戸田建設
◆ 解体工事-2023年02月01日
◆ 着工-2024年01月16日
◆ 竣工-2027年02月初旬予定


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TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称) 
 ラグジュアリーブティックホテル「TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称) 」の「ルーフトッププール」のイメージです。「三菱地所」は、渋谷区道玄坂二丁目にて権利者と推進している「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」におけるホテル棟に、「テイクアンドギヴ・ニーズ」が運営するのホテルの出店が決定しました。開業は 2027年3月頃を予定しています。客室単価は、50,000円~300,000円を想定しています。

 引用資料 テイクアンドギヴ・ニーズ(2022/05/18)
 道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業 「TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称) 」出店決定

TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称)
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂二丁目38番他
◆ 階数-地上11階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部約60m
◆ 延床面積-約13,000㎡
◆ 客室数-120~130室(客室サイズ28㎡〜120㎡)
◆ 客室単価(想定)-50,000 円~300,000円
◆ 共用施設-ルーフトッププール&バー、ルーフトップレストラン、オールデーダイニング、スペシャリティレストラン、シアタールーム、スパ、ジム
◆ 開業-2027年03月頃予定


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「スパイメージ」です(引用:テイクアンドギヴ・ニーズ)。


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「断面図」です(引用:テイクアンドギヴ・ニーズ)。


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「平面図」です。「渋谷マークシティ・ウエスト」の北側になります。現在は駐車場となっている部分は再開発に参画しません。そのため街区の一体的な再開発が不可能なため、敷地の中央が凹んだ形状になります(引用:三菱地所)。


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老朽化した「(1)道玄坂スヤマ、(2)世界堂ビル、(3)新大宗ビル1号館、(4)新大宗ビル2号館、(5)新大宗ビル3号館、(6)新大宗ビル4号館、(7)新大宗ビル5号館」などを解体しました(引用:渋谷区)。


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「周辺地図 」です(引用:三菱地所)。


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「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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「駐車場」だった部分は再開発に参画しません。そのため街区の一体的な再開発が不可能なため、敷地の中央が凹んだ形状になります(写真提供読者さん)。


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東側部分の様子です(写真提供読者さん)。


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「オールケーシング掘削機」で、地中障害物を撤去しています(写真提供読者さん)。


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「ハンマークラブ」が見えます(写真提供読者さん)。


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「クローラークレーン」で何かを吊り上げています(写真提供読者さん)。


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更に西側部分です(写真提供読者さん)。


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更に西側部分です(写真提供読者さん)。


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「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年7月22日 (月)

渋谷区 「アベマタワーズ」の近く バンダイナムコホールディングスのコンサートホール「渋谷プロジェクト」 2024年6月下旬の建設状況

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-バンダイナムコホールディングス-

 「バンダイナムコホールディングス」が、渋谷に収容人数約2,000人規模のコンサートホールを建設し、2026年春に開業します。施設の開業に先立ち、運営を担う新会社「バンダイナムコベース」を設立します。新会社は、音楽事業・ライブ事業を担うバンダイナムコミュージックライブの100%子会社として、2024年4月1日に設立されます。

 引用資料 バンダイナムコホールディングス(PDF:2024/03/05)
 人と社会と世界とつながるバンダイナムコの情報発信基地が渋谷に誕生!収容客数2,000人規模のコンサートホールを渋谷に2026年春開業 運営会社「バンダイナムコベース」を2024年4月1日設立

 コンサートホールの開業により、多種多様な音楽・ライブイベントを通じ、「人と、社会と、そして世界とつながる場を提供していきたい」とし、グループの新たなIPの創出、アーティストの育成の場としてさまざまな挑戦をしていきます。

 コンサートホールは、バンダイナムコグループ内の利用だけでなく、さまざまな主催者のコンサート、ライブ、舞台、イベントなどにオープンに活用され、音楽やライブイベントを軸に多彩な情報を発信する情報発信基地を目指します。

渋谷プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町31番1他(地名地番)
◆ 交通-JR「渋谷」駅より徒歩約10分
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 高さ-約22m
◆ 敷地面積-3,419.47㎡
◆ 建設面積-2,733.59㎡
◆ 延床面積-8,231.58㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-劇場(興行場)
◆ 収容客数-約2,000人
◆ 建築主-バンダイナムコホールディングス
◆ 設計者・監理者-佐藤工業、とお一級建築士事務所
◆ 施工者-佐藤工業
◆ 着工-2024年03月15日
◆ 竣工-2026年02月15日予定
◆ 開業-2026年春予定


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「建設予定地」です。南側は「Abema Towers(アベマタワーズ)」、北側は「日本アムウェイ本社ビル」です。


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「渋谷プロジェクト」の2024年6月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」です。「柱状地盤改良工事」を行っています(写真提供読者さん)。


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「渋谷プロジェクト」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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着工前は「駐車場」でした。



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2024年7月21日 (日)

渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟) JR渋谷駅の橋上駅舎化工事 2024年6月下旬の建設状況

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-渋谷スクランブルスクエア-
 「渋谷駅地区 駅街区開発計画」は、JR渋谷駅の東側に地上47階、地下7階、高さ229.706mの「東棟」、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの「西棟」、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの「中央棟」を建設します。施設の正式名称は「渋谷スクランブルスクエア」です。

 「渋谷スクランブルスクエア、東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄」は、「渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)」を2019年11月1日に開業しました。「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」は、既存建物の解体完了後に本体工事に着手し、2027年度の完成を目指します。

● 東急東横店(西館・南館)の解体工事
 「東急東横店」は、2020年3月31日をもって営業を終了しました。この部分は「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」及び「渋谷駅橋上駅舎」の建設予定地となります。
 
 現在、「東急百貨店東横店西・南館解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2020年10月1日~2024年12月31日(予定)となっています。

● JR渋谷駅の橋上駅舎化!
 JR渋谷駅においては、南側にあった埼京線ホームの移設(山手線ホームとの並列化)、山手線の1面2線化、駅コンコースの拡充およびバリアフリー設備の整備等を行い、人々が利用しやすい駅を目指します。2014年4月より駅改良の準備工事に着手し、2015年9月より本体工事に着手しています。

 「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」の建設に合わせて、JR渋谷駅が橋上駅舎化されます。新たにJR渋谷駅の3階に「改札口」が新設されます。


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「全体完成時イメージ」です(引用:JR東日本)。


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先行してJR渋谷駅直上の北側に飛び出した部分が建設されています(引用:JR東日本)。


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「橋上駅舎化工事」の2024年6月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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北側の「クレーン」です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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ホームから見た「橋上駅舎化工事」の鉄骨です(写真提供読者さん)。


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ホームから見た「橋上駅舎化工事」の鉄骨です(写真提供読者さん)。


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ホームから見た「橋上駅舎化工事」の鉄骨です(写真提供読者さん)。


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まだ供用開始されていませんが、東京メトロ銀座線「渋谷駅」の屋根の上部には自由通路「スカイデッキ」も整備されています(写真提供読者さん)。


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南側の「クレーン」です(写真提供読者さん)。



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2024年7月13日 (土)

「渋谷マルイ」が生まれ変わる 日本初の本格的な木造商業施設「(仮称)渋谷マルイ建替計画」 2026年に開業!

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-(仮称)渋谷マルイ建替計画-

 「丸井グループ」は、1971年の開店以来、約50年営業を続けてきた「渋谷マルイ」を2022年8月28日で一時休業し、日本初の本格的な木造商業施設として2026年開業に向けて、建替え工事を行います。

 引用資料 丸井(PDF:2022/05/27)
 日本初の本格的な木造商業施設 誕生へ -2026年、渋谷マルイが生まれ変わります

 「渋谷マルイ」は、技術革新が著しい耐火木材など構造の約60%に木材を使用した、日本初の、サステナブルな本格的木造商業施設として生まれ変わります。

 建物のデザインは、日本の伝統的な建築技術に着目し、天然素材の使用、太陽光の活用など、自然由来のエネルギーを効率的に利用します。開店後も再生可能エネルギー由来の電力を使用するなど、最高水準の持続可能技術を採用し、環境負荷軽減を促進する、よりサステナブルな施設をめざします。

(仮称)渋谷マルイ建替計画の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区神南一丁目8番3外(地名地番)
◆ 交通-JR山手線・埼京線、東急東横線・田園都市線、京王井の頭線、東京メトロ銀座線・半蔵門線「渋谷」駅
◆ 階数-地上9階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部50.64m、軒高43.14m
◆ 敷地面積-839.33㎡
◆ 建設面積-704.85㎡
◆ 延床面積-6,850.16㎡(売場面積約2,800㎡)
◆ 構造-(地上)木造、鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗
◆ 建築主-丸井
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-戸田建設・住友林業共同企業体
◆ 着工-2023年10月02日
◆ 竣工-2026年02月末日予定
◆ 開業-2026年予定


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「建替え後イメージ(店頭)」です。


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「建替え後イメージ(屋上)」です。


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「建替え後イメージ(店内)」です。


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「(仮称)渋谷マルイ建替計画」の2024年6月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。 


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「(仮称)渋谷マルイ建替計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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