荒川区 地上46階、高さ約180mの複合再開発「西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」 事業計画の縦覧・意見書の提出!
-西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業-
荒川区の西日暮里駅周辺地区では、2007年度から、「西日暮里5丁目まちづくり協議会」が中心となり、廃校になった中学校跡地(旧道灌山中学校)の活用方法から、さらに広域的なまちづくりをテーマとして、まちづくりの検討が進められています。
「住宅・業務棟」と「商業・ホール棟」が建設されます。ペデストリアンデッキで、「JR山手線」と「日暮里舎人ライナー」の西日暮里駅に接続します。駅前の交通広場なども整備する予定です。
「西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合」は、西日暮里駅前地区における市街地再開発事業において、参加組合員予定者の選定を実施し、参加組合員予定者を「東急不動産」に決定しました。
引用資料 東急不動産(2023/10/16)
山手線北側に誕生する新たな東京のランドマーク~ 「西日暮里駅前地区市街地再開発事業」参加組合員予定者決定のお知らせ 山手線駅デッキ接続×住宅・大規模商業・ホールの複合再開発
再開発予定地は、JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、都営日暮里・舎人ライナーの4路線が結節しています。日暮里駅からは、成田空港へダイレクトでアクセス可能であり、交通利便性に加え、近年観光地として、外国人観光客からも人気の「谷根千エリア」や文京エリアに徒歩圏という魅力的なエリアです。
一方で、周辺では広場や緑が不足し、相応の築年数を経過している建物が多く、安全性・防災性の課題があります。こうした課題を解決し、更なる魅力を高めるため、住宅・大規模商業施設・ホール(コンベンション施設)・事務所・文化交流施設・保育施設・屋上庭園など新旧の魅力が融合した街づくりを目指します。
● 事業計画の縦覧・意見書の提出!
西日暮里五丁目の一部の街区を施行地区とする都市再開発法第11条第1項に規定する市街地再開発組合の設立にあたり、同法第16条第1項の規定により、事業計画の縦覧を行っています。縦覧期間は、2024年10月15日(火)~10月28日(月)までです。
引用資料 荒川区・公式HP(2024/10/15)
西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業の事業計画の縦覧・意見書の提出
それにしてもこの規模と概要で総事業費1341億7600万円(工事費1028億9400万円)は高額過ぎてビックリです。建設費の高騰は本当に深刻ですね。
西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都荒川区西日暮里五丁目32番他
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、日暮里・舎人ライナー「西日暮里」駅すぐ
◆ 階数-(住宅・業務棟)地上46階、塔屋2階、地下2階、(商業・ホール棟)地上10階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-(住宅・業務棟)最高部179.550m、軒高169.900m、(商業・ホール棟)最高部65.500m、軒高61.900m
◆ 敷地面積-約12,340㎡
◆ 建築面積-約9,840㎡
◆ 延床面積-約164,150㎡(容積対象面積約116,840㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(江戸川層を支持地盤)
◆ 用途- 共同住宅、店舗、事務所、公益施設、劇場、駐車場等
◆ 総戸数-979戸
◆ 建築主-西日暮里駅前地区市街地再開発組合(予定)
◆ 参加組合員-東急不動産
◆ 設計者-梓設計
◆ 解体工事-2026年度以降予定
◆ 着工-2027年04月予定
◆ 竣工-2031年03月予定
◆ 総事業費-1341億7600万円(工事費1028億9400万円、補償費178億3900万円、他)
「完成イメージ」です。
「完成イメージ」です。
「完成イメージ」です。
「施設計画の考え方(商業棟)」です。
引用資料 公式ホームページ
西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合
「施設建築物の設計の概要 (断面計画図)」です。
「配置図」です。 ペデストリアンデッキで、「JR山手線」と「日暮里・舎人ライナー」の「西日暮里駅」に接続します。駅前の「交通広場」なども整備する予定です。
「計画地位置図」です。
「西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。
南東側から見た様子です。
街区の東側に「日暮里・舎人ライナー」の高架橋があります。
「日暮里・舎人ライナー」の高架橋に設けられた「西日暮里駅」に向かう歩行者デッキが、基礎工事の絶好の定点観測ポイントになりそうです。
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