234 千葉県・湾岸部

2024年7月27日 (土)

船橋市 土地区画整理事業と地区計画等による新たなまちづくり「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」

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-海老川上流地区のまちづくり-
 海老川上流地区は、「船橋市」の中央部、中心市街地の近くに位置しています。地区内には「東葉高速線」が東西に走り、海老川が南北に流れる自然環境の豊かな地区(市街化調整区域)でもあります。

 「海老川上流地区」は、昭和30年代に農業環境整備を目的に土地改良事業が実施されましたが、現在は休耕地が目立ち、資材置き場や作業場も点在しているほか、幹線道路沿いには沿道サービス施設が立地しており、一部では小規模な宅地開発(戸建て住宅)、墓地の造成が行われています。

 船橋市の中央部に位置する海老川上流地区において、ふなばしメディカルタウン構想に基づき、医療サービスの充実と健康に寄与するまちづくりの実現に向けて、医療センター移転や新駅誘致を核とした土地区画整理事業と地区計画等による新たなまちづくりを進めています。

 引用資料 船橋市・公式ホームページ
 海老川上流地区のまちづくりの概要

 「東葉高速線」は、千葉県船橋市の西船橋駅と千葉県八千代市の東葉勝田台駅を結ぶ「東葉高速鉄道」が運営する鉄道路線です。ほぼすべての列車が西船橋から東京メトロ東西線と相互直通運転しています。1996年4月27日に開通しました。海老川上流地区に「東葉高速線」の新駅を誘致しています。新駅は東葉高速線の東海神駅~飯山満駅間の海老川上流地区内に設置される予定です。

● 船橋市立医療センターの移転
 船橋市の総人口は648,355人(2024年6月1日時点の推計人口)ですが、「船橋市立医療センター」は、救急医療を主体とする急性期医療及び高度医療を提供するための総合診療機能を有する船橋地域の中核病院となっています。船橋市は、船橋市金杉一丁目にある「船橋市立医療センター」を東葉高速線の新駅の北側に移転して建て替える計画です。

 「船橋市」は、移転建て替えする「市立医療センター」の実施設計を2024年4月30日に公開しました。概算整備事業費は723.2億円を見込みます。建設地は海老川上流地区土地区画整理事業区域内です。

 引用資料 船橋市立医療センター移転(2024/04/30)
 実施設計の概要

船橋市立医療センター建替工事の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市高根町(土地区画整理事業地区内)
◆ 交通-東葉高速鉄道の新駅(東海神駅~飯山満駅間に新駅を設置予定)
◆ 階数-(病院棟)地上7階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-(病院棟)33.588m
◆ 敷地面積-(施設全体)44,674.66㎡
◆ 建築面積-(施設全体)15,600.13㎡、(病院棟)12,575.64㎡
◆ 延床面積-(施設全体)66,276.22㎡、(病院棟)53,373.92㎡
◆ 構造-(病院棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 
◆ 地震対策-(病院棟)免震構造<球面滑り支承、オイルダンパー>
◆ 用途-病院、保育所 等
◆ 病床数-493床(精神病床稼働後500床)
◆ 建築主-船橋市
◆ 設計者-(基本・実施設計)日建設計
◆ 着工-2024年10月予定
◆ 竣工-2027年11月末予定
◆ 概算整備事業費-723.2億円


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「配置図」です。


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「新しいまち動線イメージ」です。


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「新駅の位置」です。東葉高速線の東海神駅と飯山満駅の中間に整備します。


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「広域配置図」です。青線が「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の範囲です。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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工事名は「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」、工期は2030年3月31日までの予定です(写真提供読者さん)。



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2024年7月25日 (木)

JR東日本 羽田空港アクセス線(仮称)整備事業 京葉線と接続する「臨海部ルート(新木場駅ルート)」 2031年度開業で調整!

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-羽田空港アクセス線(仮称)整備事業-

 JR東日本は、羽田空港と東京駅、新宿駅、新木場駅の3つの駅を結ぶ「羽田空港アクセス線構想」を発表しています。実現すれば、東京駅まで最短18分(現在は最短28分)、新宿駅まで最短23分(現在は最短41分)、臨海部の新木場駅まで最短20分(現在は最短41分)でいずれも乗り換えなしで結ばれ、空港へのアクセス時間が大幅に短縮されます。

(1) 東山手ルート(東京駅ルート) 2031年度開業目標
 
最短18分(現在は最短28分):羽田空港(新設)→羽田空港新線(新設)→東京貨物ターミナル→大汐線(改修)→大汐短絡線(新設)→田町駅付近で東海道本線に合流→東海道本線→東京駅

(2) 西山手ルート(新宿駅ルート) 開業時期未定
 
最短23分(現在は最短41分):羽田空港(新設)→羽田空港新線(新設)→東京貨物ターミナル→東品川短絡線(新設)→大井町駅~品川シーサイド駅間でりんかい線に合流→りんかい線→埼京線→新宿駅

(3) 臨海部ルート(新木場駅ルート) 2031年度開業目標
 
最短20分(現在は最短41分):羽田空港(新設)→羽田空港新線(新設)→東京貨物ターミナル→りんかい線の引込線(複線化)→品川埠頭分岐部信号場→りんかい線→新木場駅

● 臨海部ルート(新木場駅ルート)を2031年度開業で調整!
 
羽田空港と東京都心を結ぶ羽田空港アクセス線の「臨海部ルート(新木場駅ルート)」について、JR東日本が2031年度の開業を目標に調整していることが分かりました。羽田空港からJR京葉線も走る新木場駅まで乗り換えなく行けるようになります。京葉線には「舞浜駅」があり、近接する「東京ディズニーリゾート(TDR)」への接続性も高まります。

 引用資料 NHK(2024/07/24)
 JR東日本 羽田空港〜新木場ルート 2031年度に開業目標


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「東山手ルート」および「アクセス新線」の工事概要

 「平面図」と「断面図」です。事業区間は12.4kmです。JR田町駅付近から東京貨物ターミナルまでを既存線路の「改良区間」、東京貨物ターミナルから羽田空港までを「新線建設」として整備します。延長は「改良区間」が約7.4km、「アクセス新線」が約5.0kmとなります(引用:JR東日本)。

● 羽田空港において「羽田空港アクセス線(仮称)」工事に着手!
 国土交通省の関東地方整備局は、羽田空港において、田町駅付近と羽田空港を結ぶ「羽田空港アクセス線(仮称)」の工事に2023年12月7日に着手しました。2031年度の開業を目指しています。

 引用資料 国土交通省関東地方整備局(PDF:2023/12/08)
 羽田空港において「羽田空港アクセス線(仮称)」工事に着手

 関東地方整備局は、羽田空港のアクセス利便性を向上させるため、田町駅付近と羽田空港を結ぶ「羽田空港アクセス線(仮称)」のうち、空港内の区間(約2.4km)における鉄道トンネル躯体等基盤施設の整備を行います。

 今般、着手した工事は、羽田空港内の第2ターミナルに隣接するP3駐車場の前面部の道路直下において、駅のホーム部分に当たるトンネル躯体を開削工法により構築するものです。


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「位置図」です。


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「拡大平面写真」です。


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羽田空港新駅(仮称)

 「羽田空港新駅(仮称) 位置図、断面図」です。第1旅客ターミナルと第2旅客ターミナルの間の空港構内道路下に、最大幅員約12m、延長約310mの島式1面2線のホームを有する地下駅を設置します。

 ホームは地下1階の高さであり、第2旅客ターミナルへ高低差なく、移動することが可能となります。なお、空港島内のシールドトンネル、開削トンネルは国土交通省が空港整備事業で整備する予定です(引用:JR東日本)。



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2024年6月24日 (月)

「船橋競馬場」がテーマパークへと進化中! 「船橋競馬場大規模改修工事」が完了 引き続き「船橋競馬場自走式立体駐車場別棟増築工事」 2024年6月中旬の状況

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-船橋競馬場大規模改修工事-
 1950年8月21日に開場した「船橋競馬場」は、千葉県船橋市に所在する地方競馬の競馬場です。競馬の主催者は「千葉県競馬組合」で、土地・施設は「よみうりランド」から賃借しています。

 「船橋競馬場」は、築50年以上が経過し躯体や設備が老朽化したため、「よみうりランド」は、成長戦略「飛躍」に基づき、船橋競馬場において観覧スタンドの全面的な建て替えや入場口新設などの改修計画を策定しました。

 「船橋競馬場大規模改修工事」では、観覧スタンドを全面的に建て替え、耐震を強化することにより快適かつ安心して観戦できるようにします。大型集客施設の正面に入場口を新設すると共に、場内には子供たちが馬と触れ合えるエリアを新規につくることで新たな客層を取り込み、地域にとっても賑わいのある施設へと生まれ変わります。万が一の災害時には防災拠点として地域へ貢献します。

 引用資料 よみうりランド(PDF:2019/03/27)
 船橋競馬場 大規模改修について

 船橋競馬場では、大規模改修工事を続けてきた新スタンドが2024年4月29日(祝・月)にフルオープンしました。ボックスルームやフラットルームなどのバラエティ豊かな特別観覧席をはじめ、ベビールームやバリアフリートイレを設けるなど、ユニバーサルデザインに配慮した新スタンドとなっています。

● 船橋競馬場自走式立体駐車場別棟増築工事
 「船橋競馬場大規模改修工事」が完了しました。引き続き「船橋競馬場自走式立体駐車場別棟増築工事」が行われます。工期は、2024年7月~2025年4月の予定です。

船橋競馬場大規模改修工事の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市若松一丁目2890-1の一部、他4筆(地番)
◆ 交通-京成電鉄「船橋競馬場」駅から徒歩約5分、JR「南船橋」駅から徒歩約10分
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-25.900m
◆ 敷地面積-332,044.59㎡
◆ 建築面積-31,690.45㎡
◆ 延床面積-43,341.29㎡(建築全体43,527.27㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-観覧場
◆ 建築主-よみうりランド
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2020年12月01日
◆ 竣工-2024年03月31日
◆ オープン-2024年04月29日(フルオープン)


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「新スタンド イメージ」です。


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「新入場口 イメージ」です。


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「商業施設側から見た完成イメージ」です。


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「周辺地図」です。


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竣工した「船橋競馬場」です(写真提供読者さん)。


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スタンドは、2024年4月29日(祝・月)にフルオープンしました(写真提供読者さん)。


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「船橋競馬場」の2024年6月中旬の状況です(写真提供読者さん)。


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「船橋競馬場自走式立体駐車場別棟増築工事」の建設予定地です(写真提供読者さん)。


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既存建物の解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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この部分は更地になっています(写真提供読者さん)。


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重機が並んでいます(写真提供読者さん)。


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「船橋競馬場自走式立体駐車場別棟増築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年6月22日 (土)

船橋市 東葉高速線の東海神駅と飯山満駅の中間に「新駅」を整備 「新駅」建設予定地の2024年6月中旬の状況

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-海老川上流地区のまちづくり-

 海老川上流地区は、「船橋市」の中央部、中心市街地の近くに位置しています。地区内には「東葉高速線」が東西に走り、海老川が南北に流れる自然環境の豊かな地区(市街化調整区域)でもあります。

 「海老川上流地区」は、昭和30年代に農業環境整備を目的に土地改良事業が実施されましたが、現在は休耕地が目立ち、資材置き場や作業場も点在しているほか、幹線道路沿いには沿道サービス施設が立地しており、一部では小規模な宅地開発(戸建て住宅)、墓地の造成が行われています。

 「東葉高速線」は、千葉県船橋市の西船橋駅と千葉県八千代市の東葉勝田台駅を結ぶ「東葉高速鉄道」が運営する鉄道路線です。ほぼすべての列車が西船橋から東京メトロ東西線と相互直通運転しています。1996年4月27日に開通しました。海老川上流地区に「東葉高速線」の新駅を誘致しています。新駅は東葉高速線の東海神駅~飯山満駅間の海老川上流地区内に設置される予定です。

● 東葉高速線の東海神駅と飯山満駅間の新駅
 「東葉高速鉄道」と「船橋市」は2024年4月8日に、新駅整備工事の施行に関する基本協定を締結しました。概算工事費は71億4334万5500円です。請願駅のため工事費は船橋市が負担します。高架となっている既存線路の南北に、上り線と下り線のホームを構築します。10両編成に対応したホーム長とします。

 「東葉高速鉄道」は、東葉高速線東海神駅~飯山満駅間で船橋市海老川上流地区に計画する新駅の工事施工者選定指名競争入札を、2024年秋にも公告します。2024年度内に着工し、2028年度途中の完成、2029年3月の開業を目指します。

 引用資料 船橋市・公式HP(2024/05/29)
 東葉高速線の新駅整備について(海老川上流地区)

 建設通信新聞(公式ブログ:2024/05/30)
 【東葉高速鉄道の新駅】秋にも指名競争/工事費71億、28年度末開業


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「改札外コンコースから改札内コンコースを望む」です。


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「新駅の位置」です。東葉高速線の東海神駅と飯山満駅の中間に整備します。


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「スケジュール」です。


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船橋市立医療センターの移転
 船橋市の総人口は648,194人(2024年5月1日時点の推計人口)ですが、「船橋市立医療センター」は、救急医療を主体とする急性期医療及び高度医療を提供するための総合診療機能を有する船橋地域の中核病院となっています。船橋市は、船橋市金杉一丁目にある「船橋市立医療センター」を東葉高速線の新駅の北側に移転して建て替える計画です。

 「船橋市」は、移転建て替えする「市立医療センター」の実施設計を2024年4月30日に公開しました。概算整備事業費は723.2億円を見込みます。建設地は海老川上流地区土地区画整理事業区域内です。

 引用資料 船橋市立医療センター移転(2024/04/30)
 実施設計の概要

船橋市立医療センター建替工事の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市高根町(土地区画整理事業地区内)
◆ 交通-東葉高速鉄道の新駅(東海神駅~飯山満駅間に新駅を設置予定)
◆ 階数-(病院棟)地上7階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-(病院棟)33.588m
◆ 敷地面積-(施設全体)44,674.66㎡
◆ 建築面積-(施設全体)15,600.13㎡、(病院棟)12,575.64㎡
◆ 延床面積-(施設全体)66,276.22㎡、(病院棟)53,373.92㎡
◆ 構造-(病院棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 
◆ 地震対策-(病院棟)免震構造<球面滑り支承、オイルダンパー>
◆ 用途-病院、保育所 等
◆ 病床数-493床(精神病床稼働後500床)
◆ 建築主-船橋市
◆ 設計者-(基本・実施設計)日建設計
◆ 着工-2024年10月予定
◆ 竣工-2027年11月末予定
◆ 概算整備事業費-723.2億円


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「配置図」です。


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「新しいまち動線イメージ」です。


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「広域配置図」です。


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「新駅」の建設予定地の2024年6月中旬の状況です(写真提供読者さん)。


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「新駅」の建設予定地の西端部分です。高架橋部分に新駅を建設します(写真提供読者さん)。


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「新駅」の建設予定地です(写真提供読者さん)。


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「新駅」の建設予定地です(写真提供読者さん)。


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「新駅」の建設予定地です(写真提供読者さん)。


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「新駅」の建設予定地です(写真提供読者さん)。


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「土地区画整理事業地区内」の様子です(写真提供読者さん)。


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「土地区画整理事業地区内」の様子です(写真提供読者さん)。


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「土地区画整理事業地区内」の様子です(写真提供読者さん)。


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「土地区画整理事業地区内」の様子です(写真提供読者さん)。


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「土地区画整理事業地区内」の様子です(写真提供読者さん)。



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2024年6月17日 (月)

三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY ららぽーとTOKYO-BAY北館建替計画(Ⅰ期) 2024年6月中旬の建設状況

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-三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY-

 「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」は、1981年4月2日に「ららぽーと船橋ショッピングセンター」としてオープンしました。オープン時の核テナントは「ダイエー」と「そごう」でした。

 現在は「ダイエー」と「そごう」は店名としては存在しますが、会社としては存在ません。あの頃、スーパーで一番勢いがあった「ダイエー」、百貨店で一番勢いがあった「そごう」が会社としては存在しないのが、流通業界の競争の激しさと歳月を感じます。
 
 「三井不動産」は、1981年4月の開業以来、多くの顧客に愛された「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」の北館の一部(約70店舗)を、2023年1月9日持って一時閉館しました。

 今回の一時閉館は、北館の建替え計画に伴うものです。建替えスケジュールおよび新施設の詳細については、今後改めて発表します。解体工事の工期は、2023年3月16日~2024年1月31日の予定です。

● ららぽーとTOKYO-BAY北館建替計画の着工!
 「三井不動産」は、千葉県船橋市にて推進中の「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」について、Ⅰ期・Ⅱ期に分けて段階的に行う建替え工事のうち、Ⅰ期の建築を着工しました。Ⅰ期の開業は2025年秋を予定しています。Ⅱ期再開業時には、本格的なスポーツ・エンターテインメントイベントが開催可能な屋内型スタジアムコートも新設します。

 引用資料 三井不動産(2024/03/25)
 「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」Ⅰ期建築着工、2025年秋再開業予定 ~ スポーツ・エンターテインメントの力を活用した、次の時代のららぽーとへ ~

三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館の概要
◆ 計画名-ららぽーとTOKYO-BAY 北館建替計画
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目4-7 他
◆ 交通-JR京葉線・JR武蔵野線「南船橋」駅徒歩5分、京成本線「船橋競馬場」駅徒歩10分
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 高さ-21.3m
◆ 敷地面積-<ららぽーとTOKYO-BAY全体>136,456.87㎡
◆ 建築面積-<ららぽーとTOKYO-BAY全体>建替え後88,600.08㎡、<北館>建替え後36,618.81㎡
◆ 延床面積-<ららぽーとTOKYO-BAY全体>建替え後333,684.66㎡、<北館>建替え後103,109.50㎡
◆ 店舗面積-<ららぽーとTOKYO-BAY全体>建替え後約117,700㎡、<北館>建替え後約60,200㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物品販売業を営む店舗
◆ 店舗数-(Ⅰ期)約100店舗、(Ⅱ期)未定
◆ 駐車台数-約6,800台(ららぽーとTOKYO-BAY全体)
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者(Ⅰ期)-(基本設計)東急設計コンサルタント、(実施設計)大成建設株式会社
◆ 監理者(Ⅰ期)-大成建設
◆ 施工者(Ⅰ期)-大成建設・阿部建設 共同企業
◆ 着工(Ⅰ期)-2024年03月
◆ 竣工・開業(Ⅰ期)-2025年秋予定


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「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」外観CGです。


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「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」ハーバー通りCGです。


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「建物配置図」です。


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「狭域図」です。


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「南船橋エリアにおけるミクストユースの街づくり」です。


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「位置図」です。


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「ららぽーとTOKYO-BAY 北館建替計画」の2024年6月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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高い所から見た様子です(写真提供読者さん)。


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敷地東側部分です(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」です(写真提供読者さん)。


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2軸の「アースオーガ」が装着されています。「山留め壁」の構築かと思いましたが、3軸でないので「地盤改良工事」でしょうか? (写真提供読者さん)。


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「AIRMAN(北越工業)」の「コンプレッサー」です(写真提供読者さん)。


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「AIRMAN(北越工業)」の「コンプレッサー」です(写真提供読者さん)。


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敷地西側部分です(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」です(写真提供読者さん)。


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「セメントミルクプラント」です(写真提供読者さん)。


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地下駐車場への出入口でしょうか?(写真提供読者さん)。


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「ららぽーとTOKYO-BAY 北館建替計画」の建設計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年6月14日 (金)

JR船橋駅南口 「西武船橋店」の跡地 地上51階、高さ約193mの「(仮称)船橋市本町1丁目計画 新築工事」 2024年6月上旬の状況

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-西武船橋店の跡地 -

 千葉県の「船橋駅」の南口に「西武船橋店」がありましたが、2018年2月28日に閉店しました。「本館」と道路を挟んだ「LOFT館」で構成していました。

 「セブン&アイ・ホールディングス」の商業施設ディベロッパー「セブン&アイ・クリエイトリンク」が「西武船橋店」跡に計画する再開発の検討状況が明らかになり、地上48階、地下2階、高さ約150mの商業施設付きの超高層タワーマンション、船橋市には低層階に「船橋市民文化ホール」を移転することを提案していました。

 その後、計画が大きく見直されました。開発主体が「セブン&アイ・ホールディングス」から「大和ハウス工業」に変更になりました。「大和ハウス工業」は、LOFT館・駐車場館跡地と既存建物を2020年3月に取得、本館跡地と既存建物を「セブン&アイホールディングス」と「ユアサ・フナショク」から2021年5月19日に取得しました。

 「西武船橋店LOFT館」跡地には、「大和ハウス工業」により2棟のオフィスビル「(仮称)船橋駅前プロジェクトノース棟」と「(仮称)船橋駅前プロジェクトサウス棟」が建設されました。ノース棟は「大和ハウス工業東関東支社」、サウス棟は「グラノード船橋(GRANODE FUNABASHI)」となっています。

 2023年2月6日に「第146回船橋市都市計画審議会」が開かれ、船橋都市計画本町1丁目特定街区の変更案が報告されました。 旧西武百貨店船橋店本館跡地の開発にあわせて特定街区を変更しました。高さの最高限度が高層部200mとなりました。

 引用資料 船橋市・公式HP(2023/02/08)
 第146回船橋市都市計画審議会の会議概要

 旧西武百貨店船橋店本館跡地は、計画名が「(仮称)船橋市本町1丁目計画新築工事」で、概要は地上51階、地下1階、高さ193.00m、延床面積89,897.69㎡、総戸数677戸です。

(仮称)船橋市本町1丁目計画 新築工事の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市本町一丁目115番6、七丁目1150番4
◆ 交通-JR総武本線「船橋」駅、東武野田線(東武アーバンパークライン)「船橋」駅、京成電鉄本線「京成船橋」駅
◆ 階数-地上51階、地下1階
◆ 高さ-193.00m
◆ 敷地面積-6,668.16㎡
◆ 建築面積-5,309.89㎡
◆ 延床面積-89,897.69㎡(施設全体)、59,997.85㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリー造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、商業施設、駐車場等 
◆ 総戸数-677戸
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 設計者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 解体工事-2021年09月02日~2024年12月31日予定
◆ 着工-2024年10月予定
◆ 竣工-2028年03月予定


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「断面時」です。


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「南面の鳥瞰図」です。


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「立面イメージ」です。


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「平⾯図」です。


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「船橋都市計画特定街区」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)船橋市本町1丁目計画 新築工事」の2024年6月上旬の状況です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です。「地中障害撤去工事、北側地下通路埋戻し」が行われています(写真提供読者さん)。


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「ケーシングチューブ」が沢山並べられています(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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「オールケーシング掘削機」です(写真提供読者さん)。


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「オールケーシング掘削機」のアップです(写真提供読者さん)。


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「地中障害撤去工事」が行われています(写真提供読者さん)。


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「オールケーシング掘削機」です(写真提供読者さん)。


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「ハンマークラブ」です(写真提供読者さん)。


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撤去された「地中障害物」です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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「スラッシュタンク」です(写真提供読者さん)。


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船橋市本町1丁目計画 既存建物解体工事

 「長谷工コーポレーション」の施工で、西武船橋店本館の解体工事である「船橋市本町1丁目計画 既存建物解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると、注文者が「大和ハウス工業」、解体工事の工期が2021年9月2日~2024年9月30日(予定)となっていましたが、2024年12月31日(予定)まで延長されたようです(写真提供読者さん)。


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「労災保険関係成立票」です。2024年12月31日(予定)まで解体工事が延長されています(写真提供読者さん)。


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「(仮称)船橋市本町1丁目計画 新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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営業していた頃の「西武船橋店」です。



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2024年6月11日 (火)

JR総武線津田沼駅北口 「津田沼パルコA館」の解体 跡地は「三井不動産レジデンシャル」のタワーマンション? 2024年6月上旬の解体状況

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-津田沼パルコA館跡地-

 「三井不動産レジデンシャル」は、JR総武線津田沼駅北口にあり、千葉県船橋、習志野の2市にまたがる商業施設「津田沼パルコA館」の跡地で、商業と共同住宅の複合開発を計画しています。「三井住建道路」の施工により既存建物の解体工事が行われています。

 解体工事の作業が始まっており、解体工事の工事名は「(仮称)船橋市前原西二丁目計画 既存建物解体工事(地上部)」、工期は2023年7月18日~2024年5月15日(予定)です。

 「津田沼パルコ」は1977年7月1日に開業しました。「A館」と「北側の「B館」の2館で構成していましたが、2023年2月28日に閉店しました。「A館」は閉店しましたが、「B館」は、既存建物を活用しながら商業施設「Viit(ビート)」として2023年3月16日にリニューアルオープン、その後店舗が順次オープンしています。

 「A館」は敷地面積約2,793㎡です。解体工事の注文者は「三井不動産レジデンシャル」なので、「三井不動産レジデンシャル」による超高層タワーマンションが建設され、下層階が店舗になるのでしょうか?


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南側から見た「津田沼パルコA館」の2024年6月上旬の解体状況です(写真提供読者さん)。


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東側寄りの内部の様子です(写真提供読者さん)。


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地上躯体の解体工事は終わっています(写真提供読者さん)。


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重機が稼働しています(写真提供読者さん)。


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西側寄りの内部の様子です(写真提供読者さん)。


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「旧パルコA館」とペデストリアンデッキを接続する連絡橋の解体工事を行っています。そのため2024年6月30日(予定)まで工期が延長されています(写真提供読者さん)。


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解体工事の工事名は「(仮称)船橋市前原西二丁目計画 既存建物解体工事(地上部)」です。「三井住建道路」の施工により行われています(写真提供読者さん)。


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解体工事の工期は、2023年7月18日~2024年5月15日(予定)でしたが、2024年6月30日(予定)まで延長されています(写真提供読者さん)。


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営業していた頃の「津田沼パルコA館」です(写真提供読者さん)。


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営業していた頃の「津田沼パルコB館」です(写真提供読者さん)。



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2024年6月 1日 (土)

船橋市 東葉高速線の東海神駅と飯山満駅の中間に「新駅」を整備 新駅イメージ図を公開 2029年3月の開業を目指す!

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-海老川上流地区のまちづくり-

 海老川上流地区は、「船橋市」の中央部、中心市街地の近くに位置しています。地区内には「東葉高速線」が東西に走り、海老川が南北に流れる自然環境の豊かな地区(市街化調整区域)でもあります。

 「海老川上流地区」は、昭和30年代に農業環境整備を目的に土地改良事業が実施されましたが、現在は休耕地が目立ち、資材置き場や作業場も点在しているほか、幹線道路沿いには沿道サービス施設が立地しており、一部では小規模な宅地開発(戸建て住宅)、墓地の造成が行われています。

 「東葉高速線」は、千葉県船橋市の西船橋駅と千葉県八千代市の東葉勝田台駅を結ぶ「東葉高速鉄道」が運営する鉄道路線です。ほぼすべての列車が西船橋から東京メトロ東西線と相互直通運転しています。1996年4月27日に開通しました。海老川上流地区に「東葉高速線」の新駅を誘致しています。新駅は東葉高速線の東海神駅~飯山満駅間の海老川上流地区内に設置される予定です。

● 東葉高速線の東海神駅と飯山満駅間の新駅
 「東葉高速鉄道」と「船橋市」は2024年4月8日に、新駅整備工事の施行に関する基本協定を締結しました。概算工事費は71億4334万5500円です。請願駅のため工事費は船橋市が負担します。高架となっている既存線路の南北に、上り線と下り線のホームを構築します。10両編成に対応したホーム長とします。

 「東葉高速鉄道」は、東葉高速線東海神駅~飯山満駅間で船橋市海老川上流地区に計画する新駅の工事施工者選定指名競争入札を、2024年秋にも公告します。2024年度内に着工し、2028年度途中の完成、2029年3月の開業を目指します。

 引用資料 船橋市・公式HP(2024/05/29)
 東葉高速線の新駅整備について(海老川上流地区)

 建設通信新聞(公式ブログ:2024/05/30)
 【東葉高速鉄道の新駅】秋にも指名競争/工事費71億、28年度末開業


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「改札外コンコースから改札内コンコースを望む」です。


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「新駅の位置」です。東葉高速線の東海神駅と飯山満駅の中間に整備します。


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「スケジュール」です。


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船橋市立医療センターの移転
 船橋市の総人口は648,194人(2024年5月1日時点の推計人口)ですが、「船橋市立医療センター」は、救急医療を主体とする急性期医療及び高度医療を提供するための総合診療機能を有する船橋地域の中核病院となっています。船橋市は、船橋市金杉一丁目にある「船橋市立医療センター」を東葉高速線の新駅の北側に移転して建て替える計画です。

 「船橋市」は、移転建て替えする「市立医療センター」の実施設計を2024年4月30日に公開しました。概算整備事業費は723.2億円を見込みます。建設地は海老川上流地区土地区画整理事業区域内です。

 引用資料 船橋市立医療センター移転(2024/04/30)
 実施設計の概要

船橋市立医療センター建替工事の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市高根町(土地区画整理事業地区内)
◆ 交通-東葉高速鉄道の新駅(東海神駅~飯山満駅間に新駅を設置予定)
◆ 階数-(病院棟)地上7階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-(病院棟)33.588m
◆ 敷地面積-(施設全体)44,674.66㎡
◆ 建築面積-(施設全体)15,600.13㎡、(病院棟)12,575.64㎡
◆ 延床面積-(施設全体)66,276.22㎡、(病院棟)53,373.92㎡
◆ 構造-(病院棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 
◆ 地震対策-(病院棟)免震構造<球面滑り支承、オイルダンパー>
◆ 用途-病院、保育所 等
◆ 病床数-493床(精神病床稼働後500床)
◆ 建築主-船橋市
◆ 設計者-(基本・実施設計)日建設計
◆ 着工-2024年10月予定
◆ 竣工-2027年11月末予定
◆ 概算整備事業費-723.2億円


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「配置図」です。


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「新しいまち動線イメージ」です。


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「広域配置図」です。



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2024年5月29日 (水)

津田沼戦争の舞台の1つ  野村不動産 地上50階、総戸数1,000戸程度を想定 商業・業務施設「モリシア津田沼」 再開発計画の予定地

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-JR津田沼駅南口の再開発-

 「野村不動産」は「習志野市」に、JR総武線津田沼駅南口にある駅前広場や商業・業務施設「モリシア津田沼」などを対象に、市街地再開発事業を提案しています。

 「野村不動産」が提案するJR津田沼駅南口地区は、JR津田沼駅南口すぐの駅前広場(広さ0.7ha程度、交番裏のタクシープールを除く)、その南側に習志野市の津田沼公園(同0.5ha強)、さらにその南側にあるモリシア津田沼(同約1.67ha)を合わせた2.9ha程度のエリアです。 

● 地上50階、総戸数1,000戸程度を想定!
 千葉県習志野市は、「野村不動産」が施行する津田沼駅南口地区の第一種市街地再開発事業や、高度利用地区などの都市計画手続きに2023年12月から着手しています。2023年12月3日には説明会が行われました。

 引用資料 習志野市(2024/01/30)
 津田沼駅南口地区に係る都市計画に関する説明会 

 千葉県との事前協議や案縦覧、都市計画審議会への付議などを経て2024年10月の都市計画決定を目指します。2025年4月の事業認可、2025年11月の権利変換計画認可後、既存施設解体を進め、2027年内の新築工事着手、2031年内の完成を予定しています。

 施行区域はJR総武線津田沼駅南口駅前広場や津田沼緑地、商業・業務複合施設「モリシア津田沼」の約3.5haです。施行予定者の「野村不動産」は、南東側に50階程度かつ1,000戸程度の住宅棟、南西側に地上9階、地下2階の複合施設棟の2棟を建設し、駅に近い北側には駅前広場とその上への約2,500㎡の駅前広場デッキの整備を計画しています。概算の総事業費は1,400億円です。


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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。



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再開発予定地です。地上50階、総戸数1,000戸程度を想定しています。

● 津田沼戦争の舞台の1つ
 「モリシア津田沼」は、1978年10月14日に複合商業施設「サンペデック」として開業しました。核テナントは「津田沼髙島屋」と「津田沼ダイエー」でした。

 流通業界に興味がある方なら覚えていと思いますが、ダイエーは1981年に、百貨店事業進出のため医療法人「十全会」から高島屋株約10%を取得して、高島屋に業務提携を迫り、提携合意書に調印しました。調印後に高島屋幹部は速攻でトイレに駆け込み、握手した手を洗ったと当時まことしやかに伝えられていました(笑)。

 高島屋を支配する足掛かりにしたいダイエーとダイエーの支配を極端に嫌がった高島屋は「犬猿の仲」でした。正に「サンペデック」は津田沼戦争の舞台の1つでした。


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再開発計画が動き出した商業・業務施設「モリシア津田沼」です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」の南側には、「仲よし幼稚園跡地活用事業」として「津田沼 ザ・タワー」が建されました。概要は、地上44階、塔屋2階、地下2階、高さ(最高部161.04m、建物高さ152.10m)、敷地面積8,050.23㎡、延床面積88,116.30㎡、総戸数759戸(ほかにゲストルーム・スカイサロン・スタジオ・シアタールーム等共用施設)です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を北西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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街区北側の「津田沼公園」です(写真提供読者さん)。



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2024年5月28日 (火)

津田沼戦争 かつてはイトーヨーカドーの中で売上高No1だった「イトーヨーカドー津田沼店」 2024年9月に閉店 跡地は再開発か?

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-津田沼戦争-

 「習志野市」と「船橋市」にまたがる津田沼地域では、1970年代後半にパルコ、丸井、高島屋、ダイエーと大手が次々に出店して、「津田沼戦争」と呼ばれた時代がありました。

 「イトーヨーカドー津田沼店」は、1980年代、1990年代にはイトーヨーカドーの全国店舗の中で、売上高が10年以上連続1位になるなど、イトーヨーカドーで一番の繁栄店でした。

 手元に、バブル期の「日経流通新聞(現:日経MJ)」の1990年8月25日の新聞切り抜きがあります。1989年度のスーパー売上高ランキングを見ると当時の「津田沼」がいかに凄かったか分かります。津田沼地域がスーパー売上高ランキングのベスト5に2店舗も入っています。

1989年度のスーパー売上高ランキング
1位 ダイエー(津田沼)-27,981百万円
2位 ユニード(福岡)-22,273百万円
3位 イトーヨーカドー(津田沼)-21,684百万円
4位 西友(春日井西武)-20,410百万円
5位 ダイエー(碑文谷)-20,258百万円

● 2024年9月に閉店!
 「セブン&アイ・ホールディングス(HD)」傘下の総合スーパーの「イトーヨーカドー津田沼店」を2024年9月で閉店します。1977年に開業し全国のイトーヨーカドーの店舗の中で最も売れた時期もありましたが、近年は近隣の競合店に押されていました。ちなみに「イトーヨーカドー津田沼店」の所在地は、「千葉県習志野市津田沼一丁目10-30」です。


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「イオンモール津田沼店」と「イトーヨーカドー津田沼店」です(写真提供読者さん)。


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「イトーヨーカドー津田沼店」です(写真提供読者さん)。


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セブン&アイ・ホールディングス

 社名の「セブン」は、7つの主要な事業領域を表しており、「アイ」は、innovation(革新)のI(アイ)と「愛」を表しています。「セブン-イレブン&イトーヨーカドー」の意味が含まれています。「イトーヨーカドー」がどんどん閉店すると将来的には社名変更の可能性があります(写真提供読者さん)。



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