135 東京都・世田谷区

2023年3月14日 (火)

京王電鉄京王線連続立体交差化事業 世田谷区 千歳烏山駅前広場南側地区再開発 2つのグループを事業協力者(候補)に選定!

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-千歳烏山駅前広場南側地区再開発-

 お笑い芸人の「中川家」の寄席で、「東京で賃貸物件探し」というのがあります。東京の物件を大阪に例えて分かりやすい上に、トークが毒満載で大爆笑してしまします。YouTubeの動画で再生数が400万回を超えています。私の何回も見ました。

 その中で、12分30秒頃から京王線の「千歳烏山駅」の賃貸物件も出てきます。駅前の道路のあまりの狭さに「車で駅前に入ると2度と出られない。迷い込んだ車の中に3体のミイラが見つかった。」と千歳烏山駅前の道路の狭さを思いっきりディスっています(笑)。

 YouTube 中川家チャンネル
 中川家の寄席2022「東京で賃貸物件探し」

 そんな「千歳烏山駅(ちとせからすやまえき)」ですが、千歳烏山駅周辺では、京王線の連続立体交差事業をはじめ、駅前広場や補助216号線の都市計画事業が進められ、まちが大きく変わろうとしています。こうした中、駅前広場南側地区では地権者による「まちづくり勉強会」が発足し、地区のまちづくりについて検討してきました。

 世田谷区は、千歳烏山駅前広場南側地区再開発準備組合の理事会で二つのグループを事業協力者(候補)に選定したことを明らかにしました。2023年3月末の臨時総会で住民と協議した上で正式決定し、5月の協定締結を目指します。

 建設通信新聞(2023/03/13)
 千歳烏山駅前広場南側地区再開発/事業協力候補に2グループ/3月末に正式決定

 引用資料 世田谷区・公式HP(2023/03/07)
 千歳烏山駅前広場南側地区のまちづくり活動について

 第1位として「三井不動産レジデンシャル・三井不動産グループ」、第2位として「三菱地所レジデンス・三菱地所・あなぶきホームライフ・野村不動産・東京建物共同企業体」を選定しました。

 対象区域は京王線千歳烏山駅周辺の約1.5haです。周辺では、京王線連続立体交差事業(笹塚駅~仙川駅間約7.2㎞)を契機に、地権者らがまちづくりの検討を進めている。


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「地区の課題」です。


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「再開発事業で目指す千歳烏山駅前のまちづくり」です。


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千歳烏山駅(ちとせからすやまえき)

 温かみのある配色と開放感のある粗目の格子により街との一体感を演出し、賑わいのある街に溶け込むデザインとしました。

● 京王電鉄京王線連続立体交差化事業
 「東京都」と「京王電鉄」は、京王電鉄京王線の笹塚駅から仙川駅間付近にかけて、道路と鉄道との連続立体交差事業を行っています。京王線の笹塚駅~仙川駅間約7.2km(7,225m)の区間を高架化することにより、25ヶ所の踏切を除却するとともに7ヶ所の都市計画道路を立体化し、あわせて側道を整備するものです。

 「京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業」により、「代田橋駅、明大前駅(京王線)、下高井戸駅、桜上水駅、上北沢駅、芦花公園駅、千歳烏山駅」が高架駅となります。



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2021年8月30日 (月)

本格的に行われている「京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業」 約7.2kmの区間を高架化、7駅が高架駅に!

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-京王電鉄京王線連続立体交差化事業-

 「東京都」と「京王電鉄」は、京王電鉄京王線の笹塚駅から仙川駅間付近にかけて、道路と鉄道との連続立体交差事業を行っています。京王線の笹塚駅~仙川駅間約7.2km(7,225m)の区間を高架化することにより、25ヶ所の踏切を除却するとともに7ヶ所の都市計画道路を立体化し、あわせて側道を整備するものです。

 「京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業」により、「代田橋駅、明大前駅(京王線)、下高井戸駅、桜上水駅、上北沢駅、芦花公園駅、千歳烏山駅」が高架駅となります。

 当初は、計画名が「京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)連続立体交差化及び複々線化事業」でしたが、計画が見直され「京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)の連続立体交差事業」に名称が変更になっています。

 2019年5月30日には、「京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業」において新たに高架化する7駅(代田橋駅、明大前駅、下高井戸駅、桜上水駅、上北沢駅、芦花公園駅、千歳烏山駅)の外観デザインが発表されています。

 引用資料 京王電鉄・公式HP(PDF:2019/05/30)
 京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業により高架化する7駅の新しい駅舎の外観デザインを決定しました!

● 工事は大幅に遅れている
 全体の工事区間を8つに分割し、2018年10月より、用地が連担して取得できている笹塚駅側の地上への取付部と代田橋駅付近の「第1工区」、明大前駅付近の「第2工区」、芦花公園駅付近の「第6工区」、仙川駅側の地上への取付部の「第8工区」の鉄道工事に着手しています。また、2021年4月より下高井戸駅付近の「第3工区」、桜上水駅付近の「第4工区」に着手しています。

 当初の事業期間は、2013年度~2022年度の予定でしたが、大幅に遅れています。2021年6月23日時点のQ&Aでは「(Q)この事業が終わるのはいつですか? (A)現在、事業期間は2022年度末までとなっておりますが、用地取得の進捗状況を踏まえ、今後の事業工程について精査を行っております。精査結果を踏まえて、事業期間の変更について関係者と調整を行って参ります。」と書かれています。

 全国の「連続立体交差事業」を見ていると分かりますが、「連続立体交差事業」が当初計画通り完成する事はまずありません。10年以上遅れる事も珍しくありません。


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代田橋駅(だいたばしえき)

 レンガ調や透明感のある素材を組み合わせることで、近隣の歴史的な建築物や玉川上水の流れを感じさせるデザインとしました。


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明大前駅(めいだいまええき

 透明感のある素材をリズミカルに組み合わせることで、街の賑やかさと移り変わりが間近に感じられるデザインとしました。


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下高井戸駅(しもたかいどえき)

 温かな色彩の大庇を街へ向けて広げることで、賑わいのある商店街との繋がりを表現したデザインとしました。


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桜上水駅(さくらじょうすいえき)

 木質調等自然と調和する質感や柔らかな配色により、静かな住宅街と共存するデザインとしました。


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上北沢駅(かみきたざわえき)

 落ち着いた色合いと透明感のある素材を組み合わせることにより、地元のシンボルである桜並木が映えるデザインとしました。


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芦花公園駅(ろかこうえんえき)

 木質調の縦格子を連ねることで書架を表現し、文学にゆかりのある街を感じさせるデザインとしました。


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千歳烏山駅(ちとせからすやまえき)

 温かみのある配色と開放感のある粗目の格子により街との一体感を演出し、賑わいのある街に溶け込むデザインとしました。



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2021年3月 6日 (土)

現本庁舎の機能を維持しながら建て替え 世田谷区本庁舎等整備工事 落札者を「大成建設」に決定 全体の竣工は2027年10月15日予定!

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-世田谷区本庁舎等整備工事-

 「世田谷区」では現在、本庁舎等整備に向けた取り組みを行っています。施設の老朽化と機能の分散が課題となっている現庁舎を現在地で建て替えます。予定価格はは42,152,224,000円(税込)です。

 現在の敷地内で本庁舎機能を維持しながら、解体、新築を繰り返す工事であり、庁舎利用者及び周辺住民の安全を確保しながら、騒音、振動、交通規制等の影響を低減させながら工事を施工します。各工期で建設した免震建物を接続し、最終的に一つの建物として完成させる等、非常に難易度の高い工事となります。

● 落札者を大成建設に決定!
 東京都世田谷区は、「世田谷区本庁舎等整備工事」を技術提案型総合評価一般競争入札した結果、落札者として33,100,000,000円(税別)の「大成建設」を特定しました。

 引用資料 世田谷区・公式HP(2021/03/03)
 本庁舎等整備について

 2021年2月1日に開札しましたが、入札金額が331億円(税別)と調査基準価格を下回ったことから低入札価格調査を実施しました。「施工計画の合理化やそれに伴う労務などの平準化、さらには全国規模のネットワークによる資材の集中購買などで適正なコストダウンが図られる」と判断して、落札者を大成建設に決定しました。
 
世田谷区本庁舎等整備工事の概要
◆ 所在地-東京都世田谷区世田谷四丁目21番 外
◆ 階数-(東棟)地上10階、塔屋2階、地下2階、(西棟)地上5階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(東棟)最高部40.71m、(西棟)21.89m
◆ 敷地面積-(東棟)11,452.16㎡、(西棟)10,537.51㎡
◆ 建築面積-(東棟)6,357.04㎡、(西棟)6,882.07㎡
◆ 延床面積-(東棟)36,472.88㎡、(西棟)36,519.64㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造(東棟、西棟)
◆ 地震対策-免震構造(東棟、西棟)
◆ 建築主-世田谷区
◆ 設計者-佐藤総合計画
◆ コンストラクションマネジメント-明豊ファシリティワークス
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2021年07月予定
◆ 竣工-2027年10月15日予定


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「世田谷区新庁舎等完成イメージ」です。


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左側が、地上10階、塔屋2階、地下2階、高さ40.71mの「東棟」、右側が、地上5階、塔屋1階、地下2階、高さ21.89mの「西棟」です。中央には「広場」が整備されます。


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中央の「広場」の完成イメージ」です。



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2019年11月26日 (火)

世田谷区本庁舎等整備 総事業費約432億円 現本庁舎の機能を維持しながら建て替えを行うため工事期間は75ヶ月を想定!

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-世田谷区本庁舎-

 「世田谷区」では現在、本庁舎等整備に向けた取り組みを行っています。施設の老朽化と機能の分散が課題となっている現庁舎を現在地で建て替えます。総事業費は約432億円を見込みます。

 引用資料 世田谷区・公式ホームページ
 世田谷区本庁舎等整備基本設計を策定しました

 「世田谷区」は、現本庁舎の建替計画にあたり、2016年12月策定の「世田谷区本庁舎等整備基本構想」をもとに、世田谷区本庁舎等整備基本設計業務委託公募型プロポーザルで設計者を選定し、2019年3月に「世田谷区本庁舎等整備基本設計」を策定し、2019年度からは、法的手続きや工事のための図面を作成する、実施設計に着手しています。

 現在の敷地内で本庁舎機能を維持しながら、解体、新築を繰り返す工事であり、庁舎利用者及び周辺住民の安全を確保しながら、騒音、振動、交通規制等の影響を低減させながら工事を施工する必要があります。そのため3工期に分かれ、工期は75ヶ月に及ぶ予定です。


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”広場を中心とした建物構成と建物をつなぐ「世田谷リング」” です。


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「断面図」です。

 

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「配置図(屋根伏図)」です。


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「対象施設概要」です。



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2018年4月20日 (金)

京王電鉄 「京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)の連続立体交差事業」が2018年度に着工!

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京王電鉄京王線連続立体交差化事業-
 「東京都」と「京王電鉄」が計画している「京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)の連続立体交差事業」が、2018年度に着工します。両者は、都環境影響評価条例に基づく複々線化事業について、着工の届出を東京都に提出しました。

 建設通信新聞(2018/04/17)
 側道部から今年度着工/約7.2㎞を高架化/東京都と京王電鉄の京王線連立化

 引用資料 京王電鉄・公式ホームページ
 京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業

 当初は、「京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)連続立体交差化及び複々線化事業」でしたが、計画が見直され「京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)の連続立体交差事業」に名称が変更になっています。

 京王線の笹塚駅付近~仙川駅付近までの約7.2km(7,225m)を高架化し、25ヶ所の踏切を除却するとともに、7ヶ所の都市計画道路を立体化し、あわせて側道を整備するものです。

 用地取得が一定程度完了した側道部分から順次着工したい考えです。工事は8工区に分割して施工します。2026年度末の完成を目指しています。


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縦断図

 「縦断図」です。すでに「新宿駅~笹塚駅」間は、連続立体交差化と複々線化が完了していますが、新たに「①代田橋駅、②明大前駅、③下高井戸駅、④桜上水駅、⑤上北沢駅、⑥八幡山駅、⑦芦花公園駅、⑧千歳烏山」の各駅が高架式の駅になります。 


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複々線化事業 
 複々線化事業は、極めて特殊な配線で行われます。新たに複々線化のために増設されるトンネル構造の地下2線は「特急」を通過させるためだけに建設され、いずれの駅にも地下ホームは設けません。

 当初は「京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)連続立体交差化及び複々線化事業」でしたが、優先順位の高い「連続立体交差化事業」のみの着工となりました。
 「複々線化事業」は、これから日本の人口減少が加速するので計画が見直されて、着工されない可能性があります。
 
 
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代田橋駅
 現在の「代田橋駅」は、相対式2面2線の地上駅です。駅舎は地下にあります。連続立体交差化後は、島式1面2線の高架駅となります。

 
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明大前駅
 現在の京王線の「明大前駅」は、相対式2面2線です。連続立体交差化後は、島式2面4線の高架駅となります。



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2016年2月13日 (土)

世田谷区 「二子玉川東第二地区市街地再開発事業」が完了 Part3・約6,000㎡の広大な屋上緑化

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-二子玉川ライズ-
 東急田園都市線と大井町線の「二子玉川駅」の東側で大規模な再開発事業が行われました。最初にⅢ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」が竣工し、次に「Ⅰ-a街区」と「Ⅰ-b街区」の「二子玉川ライズ オフィス」と「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」が竣工しました。

 第2期事業である「子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]」が、2012年1月13日に着工しました。「第2期事業」は、地上30階、塔屋2階、地下2階、高さ137.00mの大規模な超高層複合ビルが建設され、2015年6月に竣工しました。

 正式名称は「二子玉川ライズ・タワーオフィス」で、フロア構成は、オフィス(2階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)となっています。

 2015年4月24日に商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」が開業、2015年7月17日に「二子玉川エクセルホテル東急」が開業しています。
 「Ⅱ-a街区」が竣工したことにより「二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業」(再開発エリア名:二子玉川ライズ)は、33年の時を経て全施設が開業しました。

● 約6,000㎡の屋上緑化
 商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」の屋上は、多摩川の河岸段丘や等々力渓谷をイメージした約6,000㎡の屋上緑化が行われています。

 3階の地域参加型の食育菜園「菜園広場」、4階のビオトープ「めだかの池」、5階の「原っぱ広場」と多摩川を一望できる「青空デッキ」の4つのテーマのルーフガーデンで自然を身近に体感できます。

二子玉川ライズ・タワーオフィスの概要
◆ 計画名-二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]
◆ 所在地-東京都世田谷区玉川一丁目14番1号
◆ 交通-東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅徒歩4分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部137.00m
◆ 敷地面積-28,082.83㎡
◆ 建築面積-22,466.02㎡
◆ 延床面積-157,016.25㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部地盤改良、一部既製コンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(2階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)
◆ 建築主-(二子玉川東第二地区市街地再開発組合)東急電鉄、東急不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計、アール・アイ・エー、東急設計コンサルタント
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2012年01月13日
◆ 竣工-2015年06月
◆ オープン-2015年04月24日(二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット)、2015年06月22日(楽天クリムゾンハウス)、2015年07月17日(二子玉川エクセルホテル東急)
◆ 総事業費-約411億円


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3階・菜園広場
 3階の地域参加型の食育菜園「菜園広場」です。


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「食育菜園」の部分です。


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ベンチも設置されています。


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4階・めだかの池
 4階のビオトープ「めだかの池」です。「等々力渓谷」に見られる湿性植物群落などの水辺環境をもとにプランニングされています。


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小川が流れています。


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池もあります。


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フェンスが石垣で凝っています。


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5階・原っぱ広場
 5階の「原っぱ広場」です。


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5階の「原っぱ広場」は、「二子玉川ライズ・タワーオフィス」に隣接して設置されています。


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中央に芝生の広場があります。


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小川も流れています。


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5階・青空デッキ
 5階の「青空デッキ」です。


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5階の「青空デッキ」からは、多摩川を一望できます。

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2016年1月16日 (土)

世田谷区 「二子玉川東第二地区市街地再開発事業」が完了 Part2・オープンした商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」

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-二子玉川ライズ-

 東急田園都市線と大井町線の「二子玉川駅」の東側で大規模な再開発事業が行われました。最初にⅢ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」が竣工し、次に「Ⅰ-a街区」と「Ⅰ-b街区」の「二子玉川ライズ オフィス」と「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」が竣工しました。

 第2期事業である「子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]」が、2012年1月13日に着工しました。「第2期事業」は、地上30階、塔屋2階、地下2階、高さ137.00mの大規模な超高層複合ビルが建設され、2015年6月に竣工しました。

 正式名称は「「二子玉川ライズ・タワーオフィス」で、フロア構成は、オフィス(2階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)となっています。

 2015年4月24日に商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」が開業、2015年7月17日に「二子玉川エクセルホテル東急」が開業しています。
 「Ⅱ-a街区」が竣工したことにより「二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業」(再開発エリア名:二子玉川ライズ)は、33年の時を経て全施設が開業しました。

● 二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット
 二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]において、新たに商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」がオープンしました。

 第1弾(2015年4月24日)では、IMAXデジタルシアターを含む10スクリーンを備えた世田谷区初のシネマコンプレックス「109シネマズ二子玉川」や、日本初出店となるスペイン王室御用達の老舗デリカ「Mallorca(マヨルカ)」など、幅広いラインナップの商業17店舗が開業しました。

 第2弾(2015年5月3日)では、カルチュア・コンビニエンス・クラブが手掛ける新業態「二子玉川 蔦屋家電」が開業し、家電や雑誌・書籍販売のほか、家具販売の「ARFLEX TAMAGAWA (アルフレックス タマガワ)」やボタニカルショップの「SOLSO HOME Futako(ソルソ ホーム フタコ)」などのストア内9テナントが開業しました。

二子玉川ライズ・タワーオフィスの概要
◆ 計画名-二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]
◆ 所在地-東京都世田谷区玉川一丁目14番1号
◆ 交通-東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅徒歩4分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部137.00m
◆ 敷地面積-28,082.83㎡
◆ 建築面積-22,466.02㎡
◆ 延床面積-157,016.25㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部地盤改良、一部既製コンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(2階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)
◆ 建築主-(二子玉川東第二地区市街地再開発組合)東急電鉄、東急不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計、アール・アイ・エー、東急設計コンサルタント
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2012年01月13日
◆ 竣工-2015年06月
◆ オープン-2015年04月24日(二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット)、2015年06月22日(楽天クリムゾンハウス)、2015年07月17日(二子玉川エクセルホテル東急)
◆ 総事業費-約411億円


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「Ⅱ-a街区」を北西側から見た様子です。「楽天」は、今後の事業拡大に伴う従業員の増加を見据えるとともにグループ企業を集約し、より一層の業務の効率化を図るため、本社を東京都品川区東品川の「品川シーサイド楽天タワー」から「二子玉川ライズ・タワーオフィス」に移転しました。

 占有フロアは、地上2階~27階(楽天クリムゾンハウス アネックスの3階・4階も占有)で、延床面積は、楽天クリムゾンハウス63,449.51㎡、楽天クリムゾンハウスアネックス1,058.43㎡となっています。入居人数は約10,000人です。


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Ⅱ-a街区の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」を北西側から見た様子です。


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先に竣工した「Ⅰ-b街区」とは、2本の「歩行者専用通路(リボンストリート)」で結ばれています。


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Ⅱ-a街区の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」を西側から見た様子です。手前には、「バス・タクシーのりば」が整備されています。


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Ⅱ-a街区の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」を「多摩堤通り」側から見た様子です。


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東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」側の先に竣工した「Ⅰ-b街区」を見た様子です。


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歩行者専用通路(リボンストリート)
 2階床レベルで、東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」と世田谷区が整備した「二子玉川公園」をつなぐ「歩行者専用通路(リボンストリート)」が整備されています。

 Ⅱ-a街区には、「歩行者専用通路(リボンストリート)」が沿いに、商業店舗、シネマコンプレックス、フィットネスクラブ、ホテル、スタジオ・ホールなどを設けています。


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2階の歩行者専用通路(リボンストリート)沿いの「中央広場」です。


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「二子玉川ライズ・タワーオフィス」の北東側に隣接する「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」です。3階・4階が「楽天クリムゾンハウスアネックス」となっています。


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「歩行者専用通路(リボンストリート)」は、Ⅲ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」、更に先の世田谷区が整備した「二子玉川公園」まで伸びています。


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Ⅱ-a街区の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」を東側から見た様子です。


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「Ⅱ-a街区」とⅢ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」を接続する「歩行者専用通路(リボンストリート)」を地上から見た様子です。


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「Ⅱ-a街区」とⅢ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」を接続する「歩行者専用通路(リボンストリート)」を上から見た様子です。更に先には、世田谷区が整備した「二子玉川公園」があります。

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2016年1月14日 (木)

世田谷区 「二子玉川東第二地区市街地再開発事業」が完了 Part1・竣工した「楽天」の新本社「二子玉川ライズ・タワーオフィス(楽天クリムゾンハウス)」

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-二子玉川ライズ・タワーオフィス-

 東急田園都市線と大井町線の「二子玉川駅」の東側で大規模な再開発事業が行われました。最初にⅢ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」が竣工し、次に「Ⅰ-a街区」と「Ⅰ-b街区」の「二子玉川ライズ オフィス」と「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」が竣工しました。

 第2期事業である「子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]」が、2012年1月13日に着工しました。「第2期事業」は、地上30階、塔屋2階、地下2階、高さ137.00mの大規模な超高層複合ビルが建設され、2015年6月に竣工しました。

 正式名称は「「二子玉川ライズ・タワーオフィス」で、フロア構成は、オフィス(2階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)となっています。

 2015年4月24日に商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」が開業、2015年7月17日に「二子玉川エクセルホテル東急」が開業しています。
 「Ⅱ-a街区」が竣工したことにより「二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業」(再開発エリア名:二子玉川ライズ)は、33年の時を経て全施設が開業しました。

● 楽天クリムゾンハウスに楽天の本社が移転
 「楽天」は、今後の事業拡大に伴う従業員の増加を見据えるとともにグループ企業を集約し、より一層の業務の効率化を図るため、本社を東京都品川区東品川の「品川シーサイド楽天タワー」から「二子玉川ライズ・タワーオフィス」に移転しました。

 2015年6月22日(月)から順次移動し、2015年8月24日(月)には登記上の本社も移転しています。新本社の名称は「楽天クリムゾンハウス」です。予想されていた「楽天タワー」という名称にはなりませんでした。

 占有フロアは、地上2階~27階(楽天クリムゾンハウス アネックスの3階・4階も占有)で、延床面積は、楽天クリムゾンハウス63,449.51㎡、楽天クリムゾンハウスアネックス1,058.43㎡となっています。入居人数は約10,000人です。

二子玉川ライズ・タワーオフィスの概要
◆ 計画名-二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]
◆ 所在地-東京都世田谷区玉川一丁目14番1号
◆ 交通-東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅徒歩4分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部137.00m
◆ 敷地面積-28,082.83㎡
◆ 建築面積-22,466.02㎡
◆ 延床面積-157,016.25㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部地盤改良、一部既製コンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(2階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)
◆ 建築主-(二子玉川東第二地区市街地再開発組合)東急電鉄、東急不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計、アール・アイ・エー、東急設計コンサルタント
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2012年01月13日
◆ 竣工-2015年06月
◆ オープン-2015年04月24日(二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット)、2015年06月22日(楽天クリムゾンハウス)、2015年07月17日(二子玉川エクセルホテル東急)
◆ 総事業費-約411億円


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東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」のホームから見た「二子玉川ライズ・タワーオフィス」です。


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北西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。2階~27階が「楽天」の新本社「楽天クリムゾンハウス」となっています。


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もう少し東側から見た様子です。


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「カーテンウォール」です。


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南西側の「多摩堤通り」沿いの植栽です。


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南側から見た様子です。超高層オフィスビルでは珍しい「鉄筋コンクリート造(RC造)」です。「梁」も「鉄筋コンクリート造(RC造)」となっています。

 海外では「鉄筋コンクリート造(RC造)」の超高層オフィスビルは普通にありますが、日本ではまだ珍しいです。


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東側から見た様子です。正方形ではなく変則的な「L字型」となっています。


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「二子玉川ライズ・タワーオフィス」の北東側に隣接する「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」です。3階・4階が「楽天クリムゾンハウスアネックス」となっています。


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「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」です。3階・4階が「楽天クリムゾンハウスアネックス」となっています。


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北側から見た様子です。

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2014年11月12日 (水)

世田谷区 「楽天」の本社となる「二子玉川ライズ・タワーオフィス」 2014年秋の建設状況

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-二子玉川ライズ・タワーオフィス-
 まさかと思っていた師走の衆議院選挙が濃厚になってきました。選挙は莫大なお金がかかるのでもったいないですが、消費税率の10%への先送りの場合はしかたがないですかね。

 破綻寸前の国の財政を考えると消費税率の10%へのUPは待ったなしだと思うし、自分の生活を考えると10%へのUPは先送りして欲しい。本当に悩ましい問題ですね・・・

 今から考えるとこの時期の日本銀行の「バズーガ砲第二弾」による強引な株高や円安への誘導は衆議院選挙への布石だったような気がします。日本銀行の独立性からそれは無いと信じたいですが・・・

 本題に戻って、東急田園都市線と大井町線の「二子玉川駅」の東側で大規模な再開発事業が進行しています。

 再開発事業は、最初にⅢ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」が竣工し、次に「Ⅰ-a街区」と「Ⅰ-b街区」の「二子玉川ライズ オフィス」と「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」が竣工しました。

 第2期事業である「子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]」が、2012年1月13日に着工しました。
 「第2期事業」は、地上30階、塔屋1階、地下2階、高さ137.00mの大規模な超高層複合ビルを建設中です。

 フロア構成は、オフィス(2階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)になる予定です。

二子玉川ライズ・タワーオフィスの概要
◆ 計画名-二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]
◆ 所在地-東京都世田谷区玉川一丁目72-1外
◆ 階数-地上30階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部137.00m
◆ 敷地面積-28,082.83㎡
◆ 建築面積-22,466.02㎡
◆ 延床面積-157,016.25㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部地盤改良、一部既製コンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(2階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)
◆ 建築主-(二子玉川東第二地区市街地再開発組合)東急電鉄、東急不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計、アール・アイ・エー、東急設計コンサルタント
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2012年01月13日
◆ 竣工-2015年04月01日予定
◆ 総事業費-約392億円


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仮囲いに掲示されていた「Ⅱ-a街区」の平面図です。


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楽天が本社を移転

 「楽天」は、今後の事業拡大に伴う従業員の増加を見据えるとともにグループ企業を集約し、より一層の業務の効率化を図るため、2015年8月を目処に、本社を現在の東京都品川区東品川の「品川シーサイド楽天タワー」から移転します。

 楽天 プレスリリース(2014/08/21)
 本社移転のお知らせ

 「楽天」は、2階~27階の26フロアの全フロアに入居する予定です。超高層複合ビルの正式名称は「二子玉川ライズ・タワーオフィス」になるようですが、「楽天タワー」になる可能性もありますね。


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超高層オフィスビルでは珍しい「鉄筋コンクリート造(RC造)」です。「梁」も「鉄筋コンクリート造(RC造)」となっています。

 海外では「鉄筋コンクリート造(RC造)」の超高層オフィスビルは普通にありますが、日本ではまだ珍しいです。


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外壁は「PCカーテンウォール」となっています。


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街区全体を南側から見た様子です。


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「二子玉川ライズ・タワーオフィス」は、正方形ではなく変則的な「L字型」となっています。


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低層部のみ正方形となっています。低層部の東側の約4分の1の外壁は、ほぼ全面ガラスの「ACW(アルミカーテンウォール)」となっています。


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東側の「Ⅲ街区」から見た様子です。


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東側から見た「二子玉川ライズ・タワーオフィス」です。タワークレーン3基で建設しています。


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街区全体を東側から見た様子です。


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東側の「Ⅲ街区」と結ぶ歩行者デッキは先に完成しています。


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西側から見た「二子玉川ライズ・タワーオフィス」です。


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街区全体を西側から見た様子です。


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西側の「Ⅰ-b街区」から見た様子です。


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街区を貫く「リボンストリート」です。「リボンストリート」により「Ⅱ-a街区」と「Ⅲ街区」を経由して、「二子玉川公園」まで結ばれます。


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街区全体を北側から見た様子です。


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北東側の外壁は緩い「S字」に湾曲しています。


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「二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]」の建築計画のお知らせです。延床面積が少し変更になっています。

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2014年10月14日 (火)

小田急小田原線(代々木上原駅~梅ヶ丘駅間)複々線化事業 Part3:地下化された「下北沢駅」

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-小田急小田原線・複々線化事業-

 「小田急電鉄」は「東北沢駅~和泉多摩川駅」間の約10.4kmで複々線化事業を実施しています。「小田急電鉄」に関わる部分の投資額は、約3,100億円です。
 複々線化事業にあわせて、東京都が事業主体である「連続立体交差事業」を同時に実施しています。

 現在は、「小田急小田原線(代々木上原駅~梅ヶ丘駅間)複々線化事業」を進めています。事業区間は、「代々木上原駅~梅ヶ丘駅」間の約2.2kmです。事業期間は2003年度~2018年度の予定です。

 Part1 → 地下化された「世田谷代田駅」 

 Part2 → 地下化された「東北沢駅」 

● 最初に地下化、続いて複々線化
 上下線を同時に地下に切り替える工事を2013年3月22日(金)終電後に行い、翌日の3月23日(土)初電から、「東北沢駅、下北沢駅、世田谷代田駅」の3駅が地下駅となりました。この区間にあった9ヶ所の踏切が全てなくなり、交通渋滞が解消されました。

 本来なら一気に地下化・複々線化を行うべきですが、線路の地下に建設する「直下方式」を採用したため超難工事になりました。

 「直下方式」での2層のトンネルは更に工事を困難にします。また「開かずの踏切」を解消するという至上命題もあったため先に下に「急行線」を建設して、次にその上に「緩行線(かんこうせん)」を建設する事になりました。

 現在は、残る「緩行線」2線分のトンネル工事、駅舎工事、交差道路の整備などを進めています。複々線化は2017年度、事業完了は2018年度を目指しています。


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「東北沢駅、下北沢駅、世田谷代田駅」の3駅が地下化されましたが、Part3として真ん中の「下北沢駅(しもきたざわえき)」をUPします。


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「下北沢駅(しもきたざわえき)」は、2013年3月23日(土)にホームが地下にある地下駅になりました。


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「下北沢駅」の工事ステップ図です。


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「下北沢駅 完成時駅舎イメージ」です。


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地下3階のホーム西端から西側(世田谷代田駅側)を見た様子です。「シールド工法」で建設している事が分かります。手前が通常のセメント、奥の黒い部分が「ダクタイルセグメント」です。

 「ダクタイルセグメント」は、高強度の設計が可能、急曲線部等の複雑な形状の製作が容易、錆びにくいなどの長所がありますが、高価です。


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地下3階のホームです。ホームの部分も「シールド工法(単線シールド2本の間に島式ホームを挿入)」で建設している事が分かります。

 地下3階のホームは、現在は「緩行線・急行線兼用」のホームとなっていますが、複々線化完成時には「急行線専用」のホームとなります。


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壁には広告用の「デジタルサイネージ」が設置されています。


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軌道は「消音バラスト」を敷いた「ラダー軌道」となっています。「バラスト・ラダー軌道」でしょうか? 複々線化完成時には、この軌道は「急行線」となります。


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ホーム東側から東側(東北沢駅側)を見た様子です。


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地下3階のホームは、複々線化完成時に「緩行線・急行線兼用」から「急行線専用」に切り替わるだけなので、階段やエスカレーターは本設です。


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エレベーターも本設です。


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売店の「Odakyu SHOP」もあります。


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地下2階部分です。現在は仮設の改札内コンコースとなっています。複々線化完成時には、「緩行線(かんこうせん)」のホームとなります。


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地下2階の床に「将来の緩行線(上り線)」のラインが描かれています。この下にはすでに軌道が敷かれているのかも知れません。


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地下2階の壁には電車も描かれています。

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