品川駅周辺(1)
JR品川駅東口の様子です。品川駅上空あたりまでが羽田空港の飛行制限区域になるので、事前に許可を得ないと飛行することは出来ません(飛行制限区域外から撮影)。
JR品川駅の東口には品川グランドコモンズと品川インターシティのビル群がありますが、今回は東側の品川インターシティを紹介します。
(1)品川インターシティC棟、地上31階、地下3階、高さ139.9m
(2)品川インターシティB棟、地上31階、地下3階、高さ139.9m
(3)品川インターシティA棟、地上32階、地下2階、高さ144.5m
開発の歴史は意外と古く、1984年3月に興和不動産が旧国鉄品川駅東口貨物ヤード跡地を取得したことにより始まります。しかしなかなか着工されずバブル経済に突入していきます。
再開発を難しくしたのは、少し駅から離れていたのが原因です。単独で開発してもJR品川駅と連絡しないと非常に不便だからです。品川駅東口の再整備ともからんできて東京都、港区、品川区、国鉄清算事業団、JR東日本との調整が必要になってきます。
バブルは崩壊し、不動産市場は冷却化し、ますます着工が遠のきました。着工したのはなんと1995年6月です。土地取得から開発開始まで10年以上かかったことになります。
竣工したのは1998年11月で、土地取得から14年以上経過していました。なお開発の事業主には興和不動産の他に、住友生命と大林組も参加しています。
時間はかかりましたが素晴らしいオフィス群になりました。品川インターシティの開発を皮切りに1990年代末から東京は怒涛の再開発ラッシュに突入します。その流れは現在も続いています。
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