渋谷周辺
-地下にもぐる東急渋谷駅-
若者の街と言われている渋谷ですが、副都心線(東京メトロ13号線)の開通により今後激変していきます。
副都心線は、東京圏の鉄道網整備計画において「東京13号線」として計画されました。現在2008年6月の開通を目指して急ピッチで工事が行われています。
副都心線が開通すると渋谷・新宿・池袋の巨大ターミナルが地下鉄で結ばれることになります。しかしこれは単なる序章にすぎません。
2012年度には、東急渋谷駅が地下にもぐり、東京メトロ副都心線を介して北は東武東上線、西武有楽町線・池袋線、南は東急東横線、みなとみらい線との相互直通運転することになります。これにより池袋、新宿、渋谷の生き残りをかけた大競争が始まります。
東京メトロ・公式ホームページ 副都心線情報
-JR・東急渋谷駅周辺の大規模再開発-
◆ 東急文化会館跡地-先日、東京急行電鉄は東京・渋谷駅前の東急文化会館跡地に高さ185メートルの高層複合ビルを建設することを発表しました。ミュージカル専用劇場や大地震の際に6000人程度の帰宅困難者を収容する公共ホールも整備します。竣工は2012年春の予定です。
◆ 東急渋谷駅跡地・東急百貨店東横店-まだ具体的に発表がありませんが、東急東横線の渋谷駅が地下にもぐることにより、地上部の渋谷駅の広大な駅舎および線路が再開発対象になります。東急百貨店の東横店との一体的な再開発が可能になり、超高層ビルと百貨店の複合ビル建設が予想されます。
◆ JR渋谷駅の大規模改修-JR渋谷駅は山手線と埼京線のホームが離れているいびつな構造になっています。土地が狭かったため山手線の隣に埼京線のホームを設置する余裕がなく、南側にホームを設置したため非常に使いにくい構造になっています。これらが解消されるかは分かりませんが、東急渋谷駅の地下化に伴い大規模な改修工事は間違いなく行われるでしょう。
◆ 東急プラザ建て替え-具体的に発表された訳ではありませんが、建て替えがウワサされています。
首都高速道路渋谷線の南側にも再開発計画があり、まだまだ水面下ではたくさんの計画が動いていると思います。東京駅周辺とともに今後最も大きな変化が予想される地域です。
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