虎ノ門パストラル売却 森トラスト連合に交渉権

-森トラスト連合に交渉権-
森トラストは、農林漁業団体職員共済組合が9月27日実施した東京都港区に所有する「虎ノ門パストラルホテル」の売却にかかる競争入札にダヴィンチ・アドバイザーズと連合を組み、2308億9908万円で落札したと発表しました。
今後、農林漁業団体職員共済組合は、細部の条件などを詰めたうえで年内にも施設を売却する方針です。
森トラストグループは、今後2年間現状のまま営業を続け、3年目以降にホテルを解体後、オフィス・住宅・商業施設などを中心とした大型の複合施設に建て替える方向で検討しています。
なお「虎ノ門パストラルホテル」は本館の完成が1968年で、その後1984年に新館を増築しています。敷地面積は16,050.18㎡、延床面積は38,045.88㎡、洋室が283室、和室が30室です。
森トラスト・プレスリリース(PDF:2007/09/27)
-虎ノ門は森トラストの金城湯池-
改めて空から見ると「虎ノ門パストラルホテル」がいかに凄い場所にあるか分かります。鑑定価格は1200億円といわれていましたが、森トラスト連合が倍近い2308億もの大金を投じるのも納得が出来ます。
プレスリリースを読むと「隣接地を活用して土地のさらなるポテンシャルを高めるとともに・・・」とあります。そこに森トラストが2308億円のもの大金を出した理由があります。
森ビルが六本木周辺を金城湯池(他から侵略されない極めて堅固な備え)にしているように、森トラストは虎ノ門周辺を金城湯池にしています。周辺に「虎ノ門4丁目MTビル」、「虎ノ門4丁目MTビル2号館」、「神谷町MTビル」、「虎ノ門45MTビル」、「虎ノ門40MTビル」、「城山トラストタワー」の合計6棟のビルを所有しています。
多くのビルは虎ノ門パストラルホテルと道路で隔てられているので一体的な再開発は不可能ですが、虎ノ門4丁目MTビルは虎ノ門パストラルホテルの南東角にあり一体的な再開発が可能です。ちなみに虎ノ門4丁目MTビルは敷地面積1,548.52㎡です。
森トラスト 虎ノ門・神谷町周辺のビルマップ
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