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2007年11月13日 (火)

ガリレオ 第五章のロケ地:東京国立博物館「表慶館」

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-東京国立博物館「表慶館」-

 フジテレビの月9ドラマ「ガリレオ」の11月12日(月)放送の第五章で、帝都大学の第97回帝都祭(学園祭)のロケが行われていたのが、「東京国立博物館・表慶館」です。
 ガリレオは今クールの中ではダントツに高い視聴率で、第一章24.7%、第二章22.1%、第三章21.3%、第四章23.6%、第五章22.9%を誇っています。

 ちなみに東京国立博物館の外観を撮影するにも外からはほとんど見えないようになっているので600円(大人)の料金を支払って入場する必要があります。当然のことながら展示物や室内の撮影は厳禁です。
 ちなみに私が行ったのは時には特別展・大徳川展(別途料金必要)をやっていましたが、目的が法隆寺宝物館を見ることだったのでそちらには行きませんでした。東京国立博物館には本館(日本ギャラリー)、東洋館(アジアギャラリー)、平成館(日本の考古遺物)、法隆寺宝物館、表慶館の5館があります。
 
 
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物語の最初の方で、帝都大学理工学部物理学科の准教授の湯川学(福山雅治)と貝塚北署の刑事である内海薫(柴咲コウ)が会話をしていたのも表慶館の前です。録画した方は2頭のみどりのライオンが目印なのすぐ分かると思います。

 この場所はロケ地としてよく使われていて「華麗なる一族」では、鉄平(木村拓哉)と大介(北大路欣也)が父子対決を行った神戸地方裁判所としても使われました。
 
 
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物語の最後の方で、准教授の湯川学(福山雅治)に女子高生の矢島秋穗(大後寿々花)がステンドグラスを渡し、座って会話をしていたのがこのベンチです。
  
 
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-東京国立博物館「法隆寺宝物館」-

 ガリレオとは直接関係はないですが、東京国立博物館の「法隆寺宝物館」です。奈良県の斑鳩の里にある法隆寺の宝物がなぜ東京の東京国立博物館と法隆寺の大宝蔵院の2つに分かれてしまったのか?それには法隆寺のたどった悲しい歴史があります。

 明治維新後の「廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)」により、政府の庇護がなくなった全国の仏教寺院は、財政面で困窮しました。当時は古い寺社を文化遺産とする価値観はなく、多くの寺院が存続することさえ困難になりました。現在は世界遺産である興福寺の五重塔さえ当時売却に出されたほどです。

 財政的に困窮した法隆寺は、1878年(明治11年)貴重な寺宝300件あまりを皇室に献納しました。この時の皇室の援助のおかげで法隆寺はなんとか存続することができました。戦後になって宝物は国に移管され、東京国立博物館の「法隆寺宝物館」として収蔵・展示されています。

 法隆寺に撮影に行った時に法隆寺の大宝蔵院を見学しました。その時物凄く感動しました。日本史で習った「虫厨子(たまむしのずし)」など天平時代の国宝が多数展示されていたからです。その後、家でインターネットで調べていると宝物が2つに分れた事実を知りました。そしていつか上野公園の東京国立博物館の「法隆寺宝物館」を訪ねたいと思っていました。 

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