JR日暮里駅周辺
-JR日暮里駅周辺-
JR日暮里駅前は現在再開発が行われていて3棟のタワーマンションが建設されています。また新交通システムの「日暮里・舎人ライナー(にっぽり・とねりライナー)」の工事も2008年3月30日の開業を目指して現在急ピッチで工事が行われています。日暮里・舎人ライナーは最近まで日暮里・舎人線と言われていたものの正式名称です。
-JR日暮里駅-
日暮里・舎人ライナーの開業に合わせるように、JR日暮里駅も大改修工事を行っています。JR日暮里駅は駅自体の乗降客はそれ程多くないのですが、JRの駅構内での乗り換えが多く、その割には駅舎は狭く、バリアフリーも行きとどいていなくて非常に使いにくかったので、これらが一気に改善されます。またJR東日本お得意の駅ナカの商業施設も充実するようです。昭和30年代の面影を残した駅舎から一気に最先端の駅に変身します。
-京成日暮里駅-
京成電鉄も駅と駅舎の大改修工事を行っています。京成電鉄は、2010年度の開業を目指している「成田新高速鉄道」への乗り入れを予定しています。現在は京成本線のダイヤの合間を縫うように運行しているスカイライナーを「北総線」および新たに建設する「印旛日本医大-土屋間」を経由させることで、本線とは別ルートで成田空港に直結することになります。
新敷設区間では時速160kmの高速運転の実施を予定しています。時速160kmは在来線では最高速度になります。「京成日暮里-成田空港第2ビル」までをわずか36分でつなぐ予定です。
これにより京成電鉄の日暮里駅は成田空港への玄関口として生まれ変わります。ただ首都圏の私鉄の駅に共通して言えることですが、駅が狭すぎます。普通これくらいの駅なら最低でも2面4線は必要ですが、1面2線しかありません。それに駅の改修工事が重なって朝のラッシュ時は悲惨な状況になっています。
改修工事の内容は、下り線を高架化して成田方面専用の相対式2面1線ホームに拡張します。線路を挟んで左右に「スカイライナー」用のホームと一般車輌用のホームを分離します。これにより1面2線から3面2線の2階建て構造となりかなり改善されますが、これでもまだまだ貧弱だと思います。駅を拡張する土地がないのでしかたがないのですが・・・
-ひぐらしの里-
駅の話ばかりになってしまいましたが、駅前の再開発地区「ひぐらしの里」の写真左側の基礎工事部分が「ステーションプラザタワー」で、完成すると地上36階、地下2階、高さ139.85mのタワーマンションになる予定です。
一番高いタワーマンションが「ステーションガーデンタワー」で、地上40階、地下2階、高さ153.00mです。
手前が「サンマークシティ日暮里ステーションポートタワー」で、地上25階、地下2階、高さ86.90mのタワーマンションです。総戸数は145戸で、8階~20階がUR都市機構の賃貸住宅になっています。
日暮里・舎人ライナー(にっぽり・とねりライナー)の日暮里駅です。
JR日暮里駅の改修工事を高台から見た様子です。
駅のホームから見たらこんな感じです。JR日暮里駅舎の人工地盤の工事の様子が分かります。
京成電鉄の高架化工事の様子です。成田空港方面が高架の2階建て構造になります。
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