武蔵小杉周辺のプロジェクト
-武蔵小杉周辺-
昨年12月初めに、高さ160m超のタワーマンション5棟は紹介したので、今回はそれの以外のプロジェクトを紹介したいと思います。昨年12月初めにアップした分も含め、2007年4月18日のヘリコプターからの空撮と比べて下さい。半年間の変化が分かります。
ここです → カテゴリー 神奈川県・川崎市
最初に高さ140m超の3棟を紹介したいと思います。最も進行状況が速いのが「武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業施設建築物」です。東急・武蔵小杉駅西側に建設中です。地上37階、地下3階、高さ約140mの共同住宅を中心とした超高層ビルになります。下層階は商業施設になり駅ビルのような雰囲気のビルになります。
東急・武蔵小杉駅東側に建設予定なのが「武蔵小杉駅南口地区東街区第一種市街地再開発事業施設建築物」です。地上37階、地下階、高さ約140mの共同住宅を中心とした超高層ビルになります。下層階には商業施設が設けられます。
最近具体的に動き出したのが「(仮称)小杉3丁目中央地区第一種市街地再開発事業」です。これは「超高層ビルとパソコンの歴史」のデータベースに載せていないので大雑把な概要を書きます。
(注意)再開発予定地が見やすいよう文字の位置をずらしていますが、実際は文字の場所よりもう少し下側(西側)が正確な再開発予定地です。
概要
◆ 階数-地上45階、地下2階
◆ 高さ-最高部約160m、建築物約150m
◆ 敷地面積-約9,090㎡(区域面積約13,070㎡)
◆ 延床面積-約77,000㎡
◆ 総戸数-約590戸
◆ 着工予定-2009年度
◆ 竣工予定-2012年度
別方向のからの写真です。再開発区域が分かりやすいので載せてみました。
再開発区域で一番最初に完成したのが「レジデンス・ザ・武蔵小杉」です。地上24階、地下1階、高さ76.25m、総戸数389戸の分譲マンションです。
レジデンス・ザ・武蔵小杉の北側には、「中原消防署」と「ロイネットホテル武蔵小杉」が建設中です。地上21階、塔屋1階、高さ76.2mです。2つの建築物は一体的に建設されています。現地の告知板を見ると客室数は306室のようです。
レジデンス・ザ・武蔵小杉の南側に建設中のマンションが、「シティハウス武蔵小杉」です。地上22階、地下1階、高さ75.809m、総戸数188戸の分譲マンションです。
シティハウス武蔵小杉建設現場の道を挟んで少し南側の「不二サッシ」跡では解体工事が行われています。この土地は某大手デベロッパーに売却されています。
NEC玉川事業所のJR横須賀線沿いには、新駅が建設されます。すでにフェンス囲まれ、NEC関連施設の解体工事等が始まっています。
レジデンス・ザ・武蔵小杉とシティハウス武蔵小杉の間の広場には、JR横須賀線の新駅の駅前広場が建設されます。
現在、再開発地域を南北に縦断する道路「網島街道」の拡幅工事が行われています。
東京機械製作所がある場所も拡幅工事が行われています。東京機械製作所は、最終的に千葉県木更津市に工場が移転され、跡地には東京建物と共同で、タワーマンションと大型複合商業施設が建設されます。
再開発区域には公園も整備されます。
| 固定リンク
「202 神奈川県・川崎市」カテゴリの記事
- 「川崎フロンターレ」の本拠地 「等々力陸上競技場」を球技専用スタジアムに改修 「等々力緑地再編整備・運営等事業に係る環境配慮計画書」の縦覧!(2023.04.22)
- 川崎市 ⽇本最⾼層のマルチテナント型物流施設 地上9階、延床面積約35万㎡の「ESR東扇島ディストリビューションセンター」が竣工!(2023.04.17)
- 川崎市 高さ約146mと高さ約92mの「(仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業」 「立面図」等を公開 条例見解書の縦覧!(2023.04.03)
- 小田急小田原線・JR南武線「登戸」駅前 地上38階、高さ約146mの「(仮称)登戸駅前地区市街地再開発事業」 環境影響評価準備書の縦覧! (2023.03.10)
- 京急川崎駅隣接地 10,000人収容の新アリーナを含む複合エンターテインメント施設 「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」を始動!(2023.03.07)