ちょっと珍しいアングル! 泉ガーデンタワーの空撮
-泉ガーデンタワー-
逆光気味ですが、なかなかめずらしいアングルで自分でも気に入っています。上空では時間との戦いで必死で撮影しているので感傷にふけっている余裕はないですが、家でじっくり見ると「泉ガーデンタワーの屋上はこんなになっているんだ!」とちょっと感激しました。Googleマップの衛星写真と比べると面白いです。
「泉ガーデンタワー」は、「六本木一丁目西地区第一種市街地再開発事業」により誕生しました。地上45階、塔屋1階、地下2階の超高層オフィスビルです。
傾斜地に建設されているため西側(高速道路側)と東側(泉屋博古館側)では全く高さが違います。高さ216mという資料もありますが、設計者の日建設計のホームページを見ると最高部はGL(平均地盤面)+201.00mになっているので、建築基準法では最高部は201.00mで間違いないと思います。
このあたりは再開発銀座と言っても過言ではありません。写真左側から(東側)
◆ 虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業
超高層複合棟と住宅棟で構成され、超高層棟は、地上46階、塔屋2階、地下4階、高さ約200mの超高層ビルが建設予定です。用途は、オフィス(25~46階)、住宅(3~24階)、および店舗で構成され、街区全体では約300戸の共同住宅が設けられる予定です。
◆ 六本木一丁目南地区第一種市街地再開発事業
地上28階、塔屋1階、地下3階、高さ約123m、総戸数191戸の共同住宅と店舗で構成される再開発ビルが建設される予定です。
◆ 「六本木プリンスホテル」跡地と「日本IBM本社ビル」
「本木プリンスホテル」黒川紀章氏の設計でオープンした「六本木プリンスホテル」ですが、老朽化と採算性悪化のため2006年12月25日で約22年間の営業を終了しました。跡地は住友不動産に407億円で売却されています。住友不動産は隣接する「日本IBM本社ビル」も買収しており、両施設を一体化した大規模再開発を目指す予定です。
現在「六本木プリンスホテル」跡は、住友不動産系の「ホテルヴィラ フォンテーヌ」の「ヴィラ フォンテーヌ六本木」として再開発まで期間限定で営業を行っています。本格的な再開発が決まるとホテルの営業は中止され「日本IBM本社ビル」と共に解体される予定です。
◆ (仮称)六本木三丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物
建設予定地は、東京ミッドタウンの少し東側で、六本木通沿いにあります。地上39階、塔屋2階、地下1階、高さ149.93m、総戸数約620戸で、共同住宅・店舗・オフィスで構成される複合ビルが建設される予定です。
泉ガーデンタワーの場所はここです。
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