「休むも相場」と言いますが・・・ 株の街「兜町」の空撮
-休むも相場-
株の格言に「休むも相場」というのがあります。「四六時中、株式売買を繰り返していると、冷静に相場が判断できなくなり、大きな損失を被る事があるので、少しは休んで、冷静に相場を見つめるように」と戒めた格言です。
でも実際はなかなか難しいです。株の売買にはまると一種の中毒のように売却するとすぐ別の株を買ってしまいます。私自身も1999年からいくら値下がりしようがずっと売買を続けていました。
しかし今年の初めに、外国人投資家の怒涛の日本株売りに対し、日本政府と官僚の無策ぶりに我慢の限界に達しすべて売却しました。
格言通りで、客観的に日本の株式市場を見る事が出来るようになりました。冷静に考えると次期日銀総裁も決める事の出来ないような国の株はとても怖くて買えませんよね・・・
かと言って経済成長の著しい「BRICs」などの新興国はどうでしょうか?こちらも米国発の「サブプライムローン」の影響をもろに受け悲惨な状態になっています。
各国株式市場の比較(昨年の最高値-3月14日の終値-暴落律)
日経平均株価(東京) 18,300.39-12,241.60-33.1%
DOW(ニューヨーク) 14,280.00-11,951.09-16.3%
ハンセン指数(香港) 31,958.40-22,237.11-30.4%
SSE(上海) 6,124.04 - 3,962.67-35.2%
BSE(ムンバイ) 21,206.80-15,760.52-25.6%
皮肉なことに震源地のアメリカが一番値下がりしていません。「日本がだめなら新興国があるさ!」は今回の相場に関しては当てはまりませんでした。
空売り等をしない限り、この相場では余程の達人でない限り利益を出すのはほぼ不可能です。「休むも相場」を実感する今日この頃です。
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