首都高速道路・晴海線 Part2 豊洲出入口の建設予定地
-首都高速道路・晴海線-
首都高速道路・晴海線は、「有明東ジャンクション(仮称)」から北方向に分岐して、豊洲地区を経由して中央区晴海までを結ぶ都市高速道路です。
開通時期は、「有明東ジャンクション」~「豊洲出入口」の延長約1.5kmが2008年度、さらに先の「豊洲出入口」~「晴海出入口」の延長約1.2kmが2012年度の開通を目指して工事を進めています。
「有明東ジャンクション(仮称)」から北北西方向に進み、東雲運河を渡ります。東雲運河には「木遣り橋(きやりばし)」がすでに架かっていますが、高速道路が建設されると2階層構造になります。すでに橋の上に一部高架橋の支柱が見えます。
「豊洲出入口」は新豊洲変電所(テプコ豊洲ビル)のすぐ西側に建設されますが、交差点部分の南北に用地確保されているのが分かります。
首都高速道路・晴海線 Part1 有明東ジャンクション(仮称)の建設現場
-新豊洲変電所(テプコ豊洲ビル)-
ゆりかもめに乗っていると「あれは何?」と不思議に思うのがこのビルです。直径約140m、高さ約60メートルの巨大な円筒形で巨大スタジアムがすっぽり入る巨大なビルです。
このビルの地下には、50万ボルトの地下変電所があります。「新京葉変電所」から約40kmの距離を50万ボルトの「新豊洲線」という地中送電線で送られて来ています。地上部分はオフィスになっています。「ビッグドラム」という通称でも呼ばれています。
首都圏以外ではなじみがないですが、東京電力はブランドに「TEPCO(テプコ)」を使用します。東京電力の英名である「Tokyo Electric Power Company」の頭文字からこのような名称になっています。
概要
◆ 階数-地上10階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-約60m
◆ 直径-約140m
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 延床面積-186,829㎡
◆ 建築主-東京電力、アット東京
◆ 基本設計者-日建設計、東電設計
◆ 実施設計者-清水建設、日建設計、東電設計
◆ 監理者-東京電力
◆ 施工者-清水建設
◆ 竣工-2003年4月
場所はここです。
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