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2008年7月18日 (金)

大阪湾ベイエリアが熱い! 松下電器産業グループが1000億円投じてリチウムイオン電池工場建設!

Osakapanasonic08071
-関西電力・大阪発電所跡地-

 松下電器産業(2008年10月1日付でパナソニックに社名変更予定)グループの「松下電池工業」がリチウムイオン電池工場を建設するのは、関西電力の大阪発電所跡地です。
 「大阪発電所」は、1959年4月運に運用開始されました。発電所は1号機から4号機までありましたが、最後まで動いていた1号機も停止したことにより、2003年12月25日に「大阪発電所」は廃止されました。敷地面積は約24万㎡です。

 跡地を有効利用するために大阪府と大阪市は、積極的に企業誘致をしていました。最初に決まったのが、旭硝子のプラズマ・ディスプレイ・パネル用ガラス基板工場で敷地西側の土地を賃借することにより進出しました。
 「旭硝子関西工場大阪事業所」の概要は、投資金額約320億円(第1期約150億円)、敷地面積約10万㎡(第1期約4万㎡)、第1期の量産開始が2007年5月です。
 今回の敷地東側への「松下電池工業」進出決定により「大阪発電所」跡地は埋まりました。約1000億円投じてリチウムイオン電池工場を建設し、2010年度の稼働を目指す予定で、新工場は月産約5000万規模の生産を目指す予定です。

 大阪湾ベイエリアは、重厚長大産業からの転換が遅れていおり広大な更地がありました。しかしそれが逆にプラスになりました。企業が最先端工場を国内回帰させ始めたからです。
 最先端ハイテク工場は、国際空港や国際港が近くにある必要があります。景気の良かった首都圏や中部圏の湾岸部には広大な更地がありませんでした。
 関西には重厚長大産業の工場が撤退した跡の広大な更地が残っていたため、今回のリチウムイオン電池工場やシャープの液晶コンビナート、松下電器産業のプラズマパネルや液晶パネル工場の誘致に成功したと言えるでしょう。

 首都圏の圧倒的な本社機能や金融・サービス業の集積、中部圏の自動車・航空・宇宙などの輸送分野企業の圧倒的な集積に比べ関西圏は、方向性が定まっていませんでしたが、薄型ディスプレイパネルに続き、電池工場(太陽電池・リチウムイオン電池)が集積するようになりました。
 関西圏を支える産業は、シャープ・松下電器産業の薄型パネル、シャープ・京セラ・三洋電機の太陽電池パネル、三洋電気・松下電器産業のリチウムイオン電池が関西経済を牽引するという方向性がはっきり見えてきたように思えます。
 ただ大阪湾ベイエリアの広大な更地はほぼ埋まりつつあり、新たに大規模工場を誘致するのに課題が残るのも事実です。
 
 
場所はここです。

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