世田谷区 キャロットタワーの空撮
-キャロットタワー-
今年も花火の季節がやってきましたが、不思議に思っていたことがありました。日本最大の花火大会である「PL花火芸術」が紹介する雑誌によって花火の数が12万発とか2万発とかバラバラだったからです。
テレビを見てその理由が分かりました。全く知らなかったのですが、「打ち上げ花火の数え方には特に基準はない」そうです。
PL教団は、今年から花火の数をより厳密な数え方に変えたそうです。「昨年までは1つの大玉を打ち上げ、上空で10個の小さな玉が広がった場合、10発と数えていたが、今年からは打ち上げた数で1発とすることにした」そうです。そのため2万発に修正したそうです。
確かにPLの花火は物凄いですが、他の花火大会より10倍も20倍も凄いようには見えなかったので謎が解けました。全国の花火大会の花火の数はあくまでも参考程度という事のようです。
「キャロットタワー」は、「世田谷区太子堂四丁目」の再開発により誕生しました。東急田園都市線「三軒茶屋駅」に直結しています。首都高速道路渋谷線にも面しています。
再開発により高層棟「キャロットタワー」、中層棟(地上9階、地下3階)、低層棟(地上4階、地下4階)の3棟のビルが誕生しました。高層棟はオフィス・世田谷区施設・店舗、中層棟は主劇場・店舗、低層棟は小劇場・稽古場等で構成されています。
東京(首都圏)に撮影に行く時は、行きは夜間高速バス、帰りは航空機を使用します。高速道路から、「キャロットタワー」が見えてくると「東京に着いたなあ!」と実感します。
今回、「キャロットタワー」の概要を調べて改めて思ったのですが、メインのホームページ「超高層ビルとパソコンの歴史」のデーターベースは、間違いや空白が多いなあと改めて思いました。
ビルのデータを調べるのにはかなりの労力と時間が必要なため少しずつの修正になりますが、今後とも間違いや空白を埋めていく努力を続けますのでよろしくお願いします。
今年3月に「書籍出版依頼を断った」事をブログに書きました。正直に言うと断った事を少し後悔していました。でも今は良かったと思っています。やはり今のレベルではとても出版出来ません・・・
キャロットタワーの概要
所在地-東京都世田谷区太子堂四丁目1-1
計画名-三軒茶屋・太子堂四丁目地区第一種市街地再開発事業
階数-地上27階、塔屋2階、地下5階
高さ-約124m
敷地面積-9,149.66㎡(施設全体)
建築面積-6,242㎡(施設全体)
延床面積-77,364.97㎡(施設全体)
建築主-三軒茶屋・太子堂四丁目地区市街地再開発組合
設計・監理-石本建築事務所
施工者-東急建設、大成建設、鴻池組、協栄建設JV
構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
用途-オフィス、店舗、ホール、世田谷区施設
着工-1993年03月
竣工-1996年11月
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