工場萌え! 千葉市「JFEスチール東日本製鉄所」+「フクダ電子アリーナ(千葉市蘇我球技場)」の空撮
-JFEスチール東日本製鉄所-
写真が思いっきりモヤっていて見づらくて申し訳ありません。逆光とモヤの2乗でこんなになってしまいました。でもそれがかえって1982年に公開されたハリソン・フォード主演の映画「ブレードランナー」に出てくる2019年の「ロザンゼルス」のようでいいかも(笑)・・・
「JFEホールディングス」のJFEは、日本(Japan)+鉄鋼(鉄の元素記号であるFe)+エンジニアリング(Engineering)を組み合わせたものです。
「JFEホールディングス」は、「JEFスチール」、「JFEエンジニアリング」、その他グループ会社の持ち株会社で、日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により2002年9月に誕生しました。
「JFEスチール東日本製鉄所」は、「JFEホールディングス」の子会社である「JFEスチール」が運営する製鉄所の1つです。
現在「JFEスチール」は、東日本製鉄所に属する旧:川崎製鉄の千葉地区、旧:日本鋼管の京浜地区と西日本製鉄所に属する旧:川崎製鉄の倉敷地区と旧:日本鋼管の福山地区の4カ所に高炉を備えた工場を所有しています。
東日本製鉄所の粗鋼生産高は、西日本製鉄所のに比べ半分以下になっています。かつて川崎製鉄の主力工場だった千葉地区も現在稼働している高炉は1基のみです。
-フクダ電子アリーナ(千葉市蘇我球技場)-
通称「フクアリ」と呼ばれている「フクダ電子アリーナ(千葉市蘇我球技場)」は、「フクダ電子」がネーミングライツを取得しており、Jリーグの「ジェフユナイテッド市原・千葉」がホームスタジアムとして使用しています。
「ジェフユナイテッド市原・千葉」のチーム名がややこしいのは、千葉県市原市の「市原スポレクパーク」もホームスタジアムとして使用しているからです。
「JFEスチール東日本製鉄所」の敷地内にあるように見えます。それもそのはずで、JFEの前身である川崎製鉄(日本鋼管と経営統合)の、工場跡地を開発したためです。
川崎製鉄は千葉工場にの縮小を計画していました。工場縮小により誕生する土地と周辺一帯約227haを千葉市は「蘇我特定地区」整備計画として整備する事に決定しました。その一部として誕生したのが「フクダ電子アリーナ(千葉市蘇我球技場)」です。
着工は2003年12月で、オープンは2005年10月です。建設費81億円、容人数は19,781人(座席数18,500席)です。
余談ですが、「ジェフユナイテッド市原・千葉」の「JEF」の部分が「JFE」に似ていますが、全く関係ありません。クラブの運営会社は「東日本ジェイアール古河サッカークラブ」で、クラブ名の「JEF」は、JR East(JR東日本)とFurukawa(古河電工)から採用されたものです。
関連 → 「蘇我特定地区」整備計画のあらまし
場所はここです。
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