ニューヨーク株式市場が777ドルの暴落・・・ 日本の株式市場なんとか踏ん張って!「東京証券取引所」の空撮
-東京証券取引所ビル-
今朝起きて、Yahoo!でニューヨークの株価チェックして驚きました。DOWが「▼777.68ドル」、ナスダックが「▼199.61ポイント」になっていたからです。一瞬何が起こったのか理解できませんでした。またテロが発生したのかと思いました。
NHKのニュースを見て納得できました。米下院で「金融安定化法案」が否決されたそうです。100%可決すると信じていたのでこのような事態は全く想像していませんでした。
「緊急経済安定化法案」は、最大7,000億ドル(約74兆円)の公的資金を投入し、金融機関から不良資産を買い取る内容でした。巨額の税金投入となるため、米議会の反発が強く、なかなかまとまりませんでしたが、米政府と議会指導部の間で9月28日に合意していました。
否決された要因には身内の共和党から多数の造反議員が出たことが原因です。議員の多くが議会の選挙を控えているので、巨額の税金を投入して金融機関を救済することに国民の反発が強く賛成できなかったようです。
日本も1990年代に住専の処理や銀行への公的資金投入に国民の反発を恐れなかなか踏み切れませんでした。
政府、議会、企業、投資家の思惑を超えてどんどん危機が深まる様子は、まるで1990年代の日本の金融危機を見ているようです。
「シティグループ」に「ワコビア」が買収される事が決定し、アメリカの銀行と証券会社の大手の再編や破たんはほぼ終わったと思っていました。「そろそろ底で株の買い時かな? 」なんて思っていたら今回の暴落です。
9月30日(火)の日本の株式市場も大幅値下がりは避けられないと思いますが、なんとか踏みとどまってほしいと願っています。「日の出前が一番暗い」という言葉を信じて頑張りましょう!
東京証券取引所ビルの概要
◆ 名称-東京証券取引所ビル
◆ 所在地-東京都中央区日本橋兜町2番1号
◆ 階数-地上15階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約70m
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-取引所、オフィス
◆ 建築主-平和不動産
◆ 設計・監理-三菱地所
◆ 施工者-大成建設、竹中工務店、清水建設、大林組JV
◆ 敷地面積-7,192.99㎡
◆ 延床面積-49,627.82㎡
◆ 着工-1982年11月
◆ 竣工-1988年04月
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