品川区 「ゲートシティ大崎」の空撮!
-ゲートシティ大崎-
「ゲートシティ大崎」は、1987にオープンした「大崎ニューシティ」に続きJR大崎駅前の再開発プロジェクトとして1999年に誕生しました。
バブル前の1984年に準備組合が設立されましたが、バブル期の狂乱地価により何度も事業計画が見直されました。1992年には「大崎駅東口第二地区市街地再開発組合」が正式に発足し、1994年に準備工事に着手しました。
JR大崎駅周辺は、東京都の副都心として整備される方針でしたが、永らくは「大崎ニューシティ」以外は目立った施設もなく存在感の薄い場所でした。
大規模な「ゲートシティ大崎」の完成によりオフィス街として注目されるようになりましが、副都心としての地位を決定づけたのが、2002年12月1日のりんかい線全線開業です。
駅施設は大幅に強化され鉄道交通のジャンクション的地位を獲得しました。それ以来周辺は怒涛の勢いで再開発が行われています。東京の副都心で一番熱いかも知れません。
「ゲートシティ大崎」の中心となる施設は、「イーストタワー」と「ウエストタワー」のツインのオフィスビルです。サイコロのような外観で、基準床面積は4,088㎡と非常に広く日本最大級です。
街区内には、総戸数157戸の分譲のタワーマンション「サウスパークタワー」とプリズムのような外観の「品川清掃事務所」もあります。周辺の「目黒川」沿いには、桜並木があり春先には美しく咲き乱れます。
直接は関係ないですが、近くに360度線路に囲まれる陸橋があります。山手線・埼京線、東海道新幹線・横須賀線、りんかい線に囲まれています。すぐ南側には「JR東日本東京総合車両センター」もありいろいろな電車がひっきりなしに通過し見ていて飽きません。
概要
◆ 名称-ゲートシティ大崎
◆ 計画名-大崎駅東口第2地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都品川区大崎一丁目
◆ 階数-地上24階、塔屋1階、地下4階(イーストタワー、ウエストタワー)、地上20階、塔屋1階、地下2階(サウスパークタワー)、地上4階、地下2階(清掃事務所棟)
◆ 高さ-108.8m(イーストタワー、ウエストタワー)
◆ 敷地面積-42,509.31㎡
◆ 建築面積-21,348.24㎡
◆ 延床面積-319,818.07㎡
◆ 構造-(業務商業棟)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、(住宅棟)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造(清掃事務所棟)鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗、共同住宅、工場、集会所
◆ 建築主-大崎駅東口第2地区市街地再開発組合
◆ 設計者-日建設計、(総合企画)三井不動産
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設、熊谷組、清水建設、竹中工務店、東急建設、安藤建設、鹿島建設、三井建設、戸田建設、前田建設工業、住友建設
◆ 着工-1994年09月
◆ 竣工-1999年01月
◆ オープン-1999年02月10日(グランドオープン)
(注意)建築面積および延床面積は、資料により数値が異なりますので参考程度にしてください。竣工時期は1998年12月という情報もあります。
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