JR・京浜急行 「川崎駅周辺」再開発現場(2008年秋)の空撮!
-川崎駅周辺-
JRと京浜急行の川崎駅周辺は、川崎市の中心になります。このあたりは羽田空港の空域に当たるので特別の許可を得ないと上空に入る事は出来ません。そのため撮影は西側から望遠レンズで撮影する事になりました。
川崎市と聞くと工業地帯のイメージがあります。実際に工場は非常に多いです。しかし川崎駅の駅前に行くとイメージを覆されます。
JR川崎駅の広く立派な橋上駅舎や大規模なショッピングセンター「ラゾーナ川崎」など「ここは東京?」という感じがするくらいきれいに整備され、物凄いに人数の人々が歩いています。
川崎駅周辺は、少し前まで超高層ビルとは無縁でしたが、最近はタワーマンションの建設ラッシュとなっています。
高さ100m以上のタワーマンションに限ると、最初に完成した「アーベインビオ川崎 C街区・3号棟」に続き、 「ラゾーナ川崎レジデンス セントラルタワー」が完成、2008年10月には「ブリリアタワー川崎」も竣工し、現在は「クレッセント川崎タワー」が最終の工事を行っています。
さらに「(仮称)中幸町3丁目再開発計画」も控えています。まだまだ周辺には再開発用地も多くタワーマンションの建設は続くと思われます。この5年間、半年ごとにウォッチングしてきましたが、行くたびに変化に驚かされます。
あと忘れてはならないのが「キヤノン川崎事業所」です。この土地は東芝の「柳町事業所」でした。キヤノンが東芝から240億円で取得し、生産技術部門の拠点として整備しています。
一部完成していますが、敷地面積は113,255.39㎡と広大で、最終的には巨大な拠点施設になる予定です。
キヤノンは、本社がある「東京都大田区下丸子」から多摩川を挟んだ対岸の川崎市を拠点にしています。「川崎事業所」の他にも「矢向事業所」、「玉川事業所」、「小杉事業所」などがあります。
2008年10月28日に竣工し、2008年10月29日から入居開始された「ブリリアタワー川崎」です。地上34階、塔屋1階、地下1階、高さ117.5m、総戸数395戸となっています。JR川崎駅からは直接ペデストリアンデッキで行くことが出来ます。
2009年1月に竣工が予定されている「クレッセント川崎タワー」です。 地上38階、地下2階、高さ130.87m、総戸数365戸です。
開発が予定されている「(仮称)中幸町3丁目再開発計画」の予定地です。地上33階、地下1階、高さ114.61m、総戸数295戸のタワーマンションが建設される予定です
川崎駅周辺ではありませんが、京浜急行大師線の港町駅前の「コロムビアミュージックエンタテインメント」の工場跡も再開発されます。
跡地には、「(仮称)港町プロジェクト」が建設されます。「A-1敷地」と「A-2敷地」に分けられ、 地上30階、地下1階、高さ99.9mの3棟のタワーマンションが建設される予定です。各約500戸で総戸数は約1500戸という大規模プロジェクトです。写真は、西側部分で駐車場棟が建設される予定です。
ちなみに「京浜急行大師線」は、将来的には地下化される予定です。さらに建設が計画されている地下鉄と相互乗り入れも予定されています。
「(仮称)港町プロジェクト A-1敷地」です。地上30階、地下1階、高さ99.9m、総戸数約500戸のタワーマンションが建設される予定です。
「(仮称)港町プロジェクト A-2敷地」です。地上30階、地下1階、高さ99.9m、総戸数約500戸のタワーマンションが2棟と駐車場棟が建設される予定です。こちらはほとんど解体工事が終わっています。
建設予定地にあった「(仮称)港町プロジェクト」の街区図を撮影しました。
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