環状第二号線新橋・虎ノ門地区 東京一高い高さ約250mの超高層ビル建設予定地の空撮!
-(仮称)環二再開発(III街区:虎ノ門街区)建設事業
「環状第二号線新橋・虎ノ門地区」の再開発は、通称「マッカーサー道路」と言われている「東京都市計画道路幹線街路環状第2号線」の虎ノ門から汐留までの部分を指します。
「マッカーサー道路」は、周りのビルと比べて一段低いビルが帯状に続いている部分です。開発に規制がかけられていたため建て替える事が出来ず、周辺より低くなっています。
道路の整備と同時に再開発される予定ですが、再開発区域は「Ⅰ街区」、「Ⅱ街区」、「Ⅲ街区」に分かれます。
「Ⅱ街区」は、「グランスイート虎ノ門」としてすでに竣工しています。「Ⅲ街区」はこの中で最大規模の再開発が行われる予定です。
当初は、4棟のビルを建設する予定でしたが、2棟に集約する事になりました。「Ⅲ-1棟」は、どの部分をビルの高さするかで違ってきますが、東京一高い高さ約250mの超高層複合ビル(ホテル、共同住宅、オフィス、文化施設、店舗)が建設される予定です。
「Ⅲ-2棟」は高さ約28mの商業棟になる予定です。2棟の間には緑地帯が設けられる予定です。
詳しくは → 環状第二号線新橋・虎ノ門地区(PDF)
昨日(1月22日)発表されたソニーの2009年3月期の決算予想を見ると、経済状況が悪化しているという生半可なものではなく、どこかの証券会社のアナリストが言っていましたが「世界の経済が崩壊している」状態に近いと思います。
私的には、赤字転落よりも売上高が7兆7000億円(従来見通しは9兆円)になったことがショックでした。昨年秋以降の変化がいかに凄まじかったか想像できます。ここまで売上高が減ると経営努力ではどうしようもありません。
今の経済状況は「環状第二号線新橋・虎ノ門地区」にとっても逆風ですが、再開発は公共投資という一面もあります。新たな雇用も確保出来ます。それに完成するのはかなり先になります。その時には経済状況も改善されているでしょう。
「Ⅲ-1棟」は、曲線を多用した美しい外観の超高層ビルです。是非とも計画通り完成させてほしいと願っています。
「Ⅲ街区」の再開発予定地を南東側から見た様子です。
「Ⅲ街区」の再開発予定地を北西側から見た様子です。
「Ⅲ街区」の再開発予定地は、少しずつですが解体され更地の部分が広がってきています。正面の茶色い高層ビルが「Ⅱ街区」の「グランスイート虎ノ門」です。
「Ⅲ街区」の東端である「愛宕通」から東側の「汐留シオサイト」方面を見た様子です。「環状第二号線」が建設される部分は帯状に解体工事がかなり進んでいます。
「Ⅲ街区」の少し西側を南北に走る「桜田通」から西側を見た様子です。真正面に見える「JTビル」の北側まで「環状第二号線」は整備されます。
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