千代田区 「富士見二丁目10番地区市街地再開発」高さ約160mの超高層ツインタワー建設予定地の空撮!
-企業の決算を見て・・・-
企業の決算を長年見てきましたが、昨日(1月30日)発表された「日立製作所」の2009年3月期見通しを見て目が点になりました。最終損益が▲7000億円・・・
製造業でこんな数字は見たことがありません。ゴーンショック時の日産自動車の赤字は6000億円台だったので恐らく製造業では過去最大になると思います。
NEC▲2900億円、東芝▲2800億円、ソニー▲2600億円と日本を代表するエレクトロニクス企業が苦しんでいる状況を見ると経験した事のない超非常事態が進行していることは間違いありません。
中国はなんでもありの状態で経済の底割れを防いでいます。日経新聞によると、四川省では工期をずらして行う予定だった複数の高速道路建設を同時着工し、貴州省貴陽市では巨大な駅施設を早期着工するために、約1400戸の立ち退き交渉をわずか15日で終えたそうです。
「立ち退き交渉を15日」はさすがに無茶で、体制が違うので日本では絶対に無理ですが、日本でもすでに建設が決まっている整備新幹線、高速道路や学校の耐震化などすぐに着工出来るものは前倒しにして早期着工して雇用を増やしてほしいと思います。
私は基本的には改革および財政再建派で、公共投資を増やすことには反対でしたが、今は非常事態でそんな事は言ってられない状況になっていると思います。
-富士見二丁目10番地区市街地再開発-
JR飯田橋駅周辺では「富士見二丁目10番地区市街地再開発」が持ち上がっています。
再開発予定地は飯田橋駅西口の南側で、概要は事業区域約24,800㎡(敷地面積約16,700㎡)、建築面積約10,000㎡、延床面積約186,000㎡で、高さ約160mのツインタワーの超高層ビル建設を予定しています。
オフィス棟と住宅棟で構成され、オフィス棟は、S造(鉄骨造)・一部SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)で、地上31階、地下2階、延床面積約121,000㎡です。低層部には商業施設を設ける予定です。
住宅棟は、S造(鉄骨造)・一部SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)で、地上44階、地下2階、延床面積約63,000㎡を予定しています。
昨年の10月末に見た時には、「警察病院」がフェンスで囲まれていました。工期は2008年度~2012年度を予定していますが、どうなるのでしょうか?
敷地北東側から見た様子です。
敷地北西側から見た様子です。
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