松竹が「歌舞伎座」を高さ約150mの超高層複合ビルに建て替え!
-歌舞伎座-
「松竹」は、1月28日に建て替えを計画している「歌舞伎座」の新施設計画案を東京都に提出しました。
1月22日に、「歌舞伎座の再開発計画概要発表変更」として開発計画および概要の発表を経済状況の激変により当初予定の2009年1月中旬から2010年2月期上期末に変更すると発表していたので心配していました。正確な概要発表が2010年2月期上期末ということでしょうか?
計画では、現在と同じ唐破風(からはふ)の屋根をつけた劇場棟と高層オフィス棟で構成する複合ビルになる予定です。約120年の歴史を誇る「歌舞伎座」ですが、新ビルは「五代目」となります。
概要は、地上29階、地下4階、高さ約150m、延床面積約94,100㎡で、劇場棟は舞台と客席約2000席を擁した地上4階建です。工期は2010年10月~2013年3月を予定しています。
現在の「歌舞伎座」は、2010年4月で公演を終え、建て替え中の公演は主に「新橋演舞場」で行われる予定です。「新橋演舞場」は「歌舞伎座」の少し南側にあり、空撮写真では右端に写っています。
詳しくは → 東京新聞(2009年1月29日朝刊)
「歌舞伎座」は南北に走る「昭和通」と東西に走る「晴海通」が交差する部分にあります。「昭和通」はそのまま南に行くと「汐留シオサイト」に、「晴海通」は西側に行くと「有楽町マリオン」の南側に、東側に行くと「勝鬨橋」を超えて再開発が進む「勝どき駅前交差点」に、さらに東側に進むと「黎明橋」を超えて「トリトンスクエア」の南側に出ます。
「歌舞伎座」の周辺には超高層ビルがあまりありませが、一番高いビルは「ADK松竹スクエア(築地松竹ビル)」で、地上23階、地下2階、高さ105.05mです。
「歌舞伎座」を地上から見た様子です。再開発される事は以前から決まっていたので撮影していました。
「ADK松竹スクエア(築地松竹ビル)」です。概要は地上23階、地下2階、高さ105.05mです。
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