(仮称)渋谷二丁目21地区開発計画(東急文化会館跡地)に「建築計画のお知らせ」掲示!
-(仮称)渋谷二丁目21地区開発計画-
渋谷駅東側の「東急文化会館跡地」に超高層ビルの建設が計画されていますが、ついに「建築計画のお知らせ」が掲示されたようです。「Audie-Gryph氏」に写真を送っていただいたのでアップしたいと思います。
昨年の末に渋谷駅周辺は「大規模な再開発が計画されている渋谷駅周辺の空撮!」で特集したので「追記」にしようと思ったのですが、「建築計画のお知らせ」を見るといろいろ細かい事が分かるので新たに特集してみました。
プロジェクトの正式名称は「(仮称)渋谷二丁目21地区開発計画」です。当初の計画では地上33階、地下4階、高さ約188mとなっていましたが、地上34階、地下4階、高さ182.58mに変更になったようです。
竣工予定が2017年3月末日予定とかなり先なのは地下鉄銀座線の渋谷駅の駅舎の工事も含まれるからです。超高層ビルそのものは2012年春頃竣工すると思われます。
駅舎の方は超高層ビルの完成後に工事が行われると思われます。JR埼京線の渋谷駅は、「南渋谷駅」と言ってもいいくらい南側にありますが、山手線の隣に移動してきます。 また駅の上には大規模な超高層の駅ビルが建設されます。
その工事と地下鉄銀座線の渋谷駅の工事は一体的に行われます。下記の「渋谷駅街区基盤整備方針」を見ても分かりますが、地下鉄銀座線の渋谷駅はJRの線路のほぼ真上にありますが、かなり東側の駅前広場・明治通・東急文化会館跡地のあたりに移動してきます。
地下鉄と言ってもこのあたりは地上を走っていますが、営業しながらの工事になるのでかなりの難工事が予想されます。
詳しくは → 渋谷駅街区基盤整備方針」の公表について
「建築計画のお知らせ」です。建築主は東京急行電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)、設計は日建設計、東急設計コンサルタント、メトロ開発、施工は東急建設、大成建設JV(地下鉄銀座線駅舎部分の施工者は未定)となっています。
高さが「地盤レベル+182.5m」となっていますが、「地盤レベル」はGL(平均地盤面)の事を指すと思われます。
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