品川区大井町駅周辺 「新阪急大井ビル(仮称)」&「大井町西地区第一種市街地再開発事業」の予定地
-大井町駅周辺-
大井町駅周辺は羽田空港の空域のため特別の許可がないと上空に入る事は出来ません。そのため西側からの超望遠レンズでの撮影となりました。
JRや東急の大井町駅は、首都圏に住んでいても少し前までは勤め先があるか付近に住んでいる方以外はあまり降りる駅ではありませんでした。
しかし最近は急速に変わりつつあります。「りんかい線」が開通したことによりJRの「京浜東北線」や東急の「大井町線」の乗り換え駅になりました。
都市ローカル線的な雰囲気のあった「東急大井町線」ですが、線路や駅施設が増強され2008年3月28日から、大井町線(二子玉川駅-大井町駅)内で「6000系電車」を使った急行運転が開始されました。
東急の「大井町駅」も急行運転開始のため大規模な改良工事が行われました。ホームの最大幅を9mから16mに広げ、6両運転に備えホームも延長されました。
駅周辺にはもとも商業施設はかなり集積していましたが、高さ90mを超えるような超高層ビルはありませんでした。
大井町駅の拠点性が高まった事により、現在2つのプロジェクトが進行しています。1つ目が「エイチ・ツー・オー リテイリンググループ」が建設している「新阪急大井ビル(仮称)」です。 地上29階、塔屋1階、地下1階、高さ99.15mで、 ホテル・店舗・共同浴場・スポーツ施設で構成される複合ビルを建設する予定です。
2008年春には商業施設を閉鎖し、その後解体工事が行われました。Ⅰ期工事期間中もホテルは営業を続け、Ⅰ期工事が2011年秋頃竣工した後でⅡ期工事に入ります。グランドオープンは2014年6月下旬頃を予定しています。
当初は高さ約100mのホテルと住宅棟で構成されるツインタワーを計画していましたが、変更になりⅡ期工事の部分はかなり低くなります。
詳しくは → 大井町駅前再開発プロジェクト
2つ目が「大井町西地区第一種市街地再開発事業」です。地上28階、地下2階、高さ約96mの共同住宅(253戸)・店舗・公益施設で構成されるビルが建設される予定です。「大井町西地区第一種市街地再開発事業」の少し南側にも再開発の計画がるようです。
現地の写真を撮影していますが、まだ民家が普通に建っているため今回は写真をアップしません。
詳しくは → 大井町西地区市街地再開発組合の設立認可について
「新阪急大井ビル(仮称)」の建設予定地です。2007年4月の撮影です。
「新阪急大井ビル(仮称)」の建設予定地です。2008年4月の撮影です。
「新阪急大井ビル(仮称)」の建設予定地です。2008年10月の撮影です。奥に見えるタワークレーンは「(仮称)かんべ土地K-7ビル計画」です。ホテルと店舗で構成されるビルが建設中です。
「新阪急大井ビル(仮称)」の「建築計画のお知らせ」です。
「(仮称)かんべ土地K-7ビル計画」の「建築計画のお知らせ」です。
| 固定リンク
「128 東京都・品川区」カテゴリの記事
- 品川区 踏切6カ所を除却する「東急電鉄大井町線(戸越公園駅付近)連続立体交差化計画」 高架方式を選定!(2023.03.12)
- JR線・東急大井町線・りんかい線「大井町」駅と直結 総延床面積約259,000㎡の「大井町駅周辺広町地区開発」 2023年4月本体工事着手!(2023.03.09)
- 品川区 高さ約150mと高さ約104mの「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」 東京都より権利変換計画の認可!(2023.02.13)
- 武蔵小山駅前4棟目・5棟目 地上41階、高さ約145mの「(仮称)小山三丁目第二地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価書の縦覧!(2023.02.03)
- 武蔵小山駅前3棟目 地上40階、高さ約145mの「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価書の縦覧!(2023.02.02)