NHKスペシャル「沸騰都市」で取り上げられていた「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」の予定地
-虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業-
昨夜NHKスペシャルで「沸騰都市 第8回TOKYOモンスター」が放送されました。漫才の部分はまだしも、アニメは必要なかったと思います。私にはアニメの内容が意味不明でした。でも全体的には面白かったです。
私たち日本人は、世界の都市と比較すると「日本の都市ってダメだなあ!」と思ってしまいますが、逆に外国人がこのシリーズを見たとき「東京って凄い!」と感じると思います。
沸騰都市は後半のシリーズからナレーションを雨上がり決死隊の「宮迫博之(みやさこ ひろゆき)」が行っていますが、意外とぴったりはまっていました。
その中で、森ビルを中心として再開発される「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」が取り上げられていました。
現地を歩いていると「地権者との合意が本当に出来ているの?」という雰囲気でしたが、昨年にすべて合意し、2009年春から解体工事に入るそうです。
「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」は、2007年8月2日に、東京都港区により都市計画決定の告示を受け、2008年7月11日に「虎ノ門・六本木地区市街地再開発組合」に設立許可が下り、2009年2月5日に権利変換計画認可が下りています。
再開発予定地には、地上47階、高さ約199mの超高層複合ビルと地上6階の住宅棟が建設される予定です。
タイミングよく昨日(2月16日)、森ビルから「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業 権利変換計画認可、解体工事に着手」のニュースリリースが発表になっています。
面積などの概要等も少し変更になっています。当初、複合棟は地上46階、塔屋2階、地下4階と言われていましたが、地上47階、塔屋1階、地下4階になったようです。
詳しくは → 森ビル・ニュースリリース(2009/02/16)
再開発の概要
◆ 計画名-虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業
◆ 階数-(複合棟)地上47階、塔屋1階、地下4階、(住宅棟)地上6階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(複合棟)最高部約199m
◆ 敷地面積-(C-1地区)約15,370㎡、(C-2地区)約510㎡
◆ 建築面積-(C-1地区)約7,340㎡、(C-2地区)約170㎡
◆ 延床面積-約143,360㎡(街区全体)
◆ 用途-オフィス、住宅、店舗
◆ 住宅戸数-約300戸(超高層複合棟と住宅棟の合計)
◆ 建築主-虎ノ門・六本木地区市街地再開発組合
◆ 着工-2009年12月予定
◆ 竣工-2012年度予定
このブログでは、「沸騰都市 第8回TOKYOモンスター」で放送された内容で、地下の就農支援施設「パソナオーツー」と「春日部市の「首都圏外郭放水路」以外はすべて何度か特集していました。
ちなみにパソナグループの子会社の「大手町野村ビル(パソナ本社が入っている)地階に設置していた就農支援施設「パソナオーツー」は閉鎖される事が決まっています。閉鎖時期は2009年4月ごろを予定しています。同様の施設は当面設ける予定はないそうです。
何度か「豊洲北小学校」が登場していました。「豊洲北小学校」って小さな小学校なんですよね。豊洲北小学校の生徒さんが自宅の超高層タワーマンション49階から夜景を見ていましたが、なんともうらやましかったです。どの超高層タワーマンションかすぐ分かりましたが名称は伏せておきます。
豊洲北小学校 → 豊洲北小学校の空撮
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