横浜市 新幹線「新横浜駅」周辺の空撮!
-新横浜駅-
写真の左上に窓枠が少し写って見ずらいですが、「新横浜駅」周辺の全景が分かりやすい写真だったので、カット(トリミング)せずにそのまま載せました。
新横浜には3つの駅があります。1つ目は言わずと知れたとJR東海の「東海道新幹線・新横浜駅」です。島式の2面4線の高架駅となっています。新幹線の全列車が停車しますが、全列車停車する駅としては珍しく、「ホームドア」や「転落防止柵」が設置されています。
これは過去にホームを猛スピードで通過する列車があったからです。現在は全列車が停車しますが、過去には多くの列車が通過していました。新横浜駅の拠点性アップと乗降客数の増加で、2008年3月14日のダイヤ改正からすべて列車が停止するようになりました。
2つ目が、JR東日本の「横浜線・新横浜駅」です。島式1面2線の地上駅となっています。駅は橋上駅舎となっています。横浜線が地上を走っているため街が南北に分断されています。
横浜線を高架にするのが一番いい方法ですが、新幹線の駅がかなり高いのでそれを超える高さの高架は現実的ではありません。もし「連続立体交差化」するなら地下に潜るのが現実的だと思われます。
3つ目が、「横浜市営地下鉄ブルーライン・新横浜駅」です。島式1面2線1の地下駅です。「横浜市営地下鉄」は、路線の違いを分かりやすくするため、「グリーンライン」が開業した2008年3月30日から、今までの路線を「ブルーライン」と呼ぶようになりました。
更に4つ目の「新横浜駅」が建設されようとしています。「相鉄・東急直通線事業」です。この事業は、相模鉄道と東急東横線を結ぶ大プロジェクトです。東急東横線と結ばれることで東京都心とも直結します。このプロジェクトが完成すると「新横浜駅」の拠点性は一気に高まります。
詳しくは → 都心直通プロジェクト(相模鉄道)
「新横浜駅」は、新幹線が斜めに走っているために分かりにくいですが、西口・東口といういい方をしないで、北西側が「北口」、南東側が「篠原口」となっています。
「北口」は、大規模に区画整理されて大型ビルも次々に建設され、駅前も整備されたため横浜の玄関口という感じですが、「篠原口」は写真でも分かるようにローカル線の駅前の雰囲気を残しています。
「新横浜駅」が名実ともに首都圏の玄関口の一つになるためには、街を分断するJR横浜線の連続立体交差化と「篠原口」側の区画整理および再開発が必要だと思います。
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