巨大ターミナル「横浜駅」周辺の空撮!
-横浜駅-
「すべての道はローマに通ず」という言葉がありますが、一部例外を除き「横浜市のすべての鉄道は横浜駅に通ず」という構造になっています。横浜市の人口は3,654,429人(2009年3月1日の推計人口)ですが、横浜駅一極集中構造になってるため朝夕のラッシュは凄まじいです。
横浜駅には、JR東日本、京浜急行、東京急行・横浜高速鉄道、相模鉄道、横浜市営地下鉄と、日本一多い6事業者が乗り入れています。
◆ JR東日本
一番規模が大きいのが、JRの横浜駅です。島式ホーム4面8線の地上駅です。1番線と2番線がないのは京浜急行から通しの番号になっているからです。JR東日本の駅では、新宿駅、池袋駅、渋谷駅に次いで第4位の乗降客数を誇ります。
みなとみらい線開通に伴い、旧:東急東横線の高架ホームが撤去されました。以前はこの部分に11番線と12番線が設置されるという噂がありましたが、ホームは増設されず9番線・10番線のホーム幅を2倍に広げるために使用されました。
ただ島式ホーム4面8線ではあまりにも貧弱で、将来的には「横浜駅西口駅ビル」と「エクセルホテル東急」の一体的な建て替えた時に新ビルの下を一部使用して11番線と12番線が設置されるようです。
◆ 京浜急行
2面2線の「上下方向別単式ホーム 」という珍しい方式を採用しています。島式の1面2線のホームでしたが、京浜急行内でダントツNo1の状況客数をさばくには難しく、新たにホームを設置しました。本来なら2面4線は最低でも必要ですが、設置場所がなく不可能です。
◆ 東京急行&横浜高速鉄道
東急東横線が地下に潜り、新たにみ「なとみらい線」と直通運転するために生まれました。地下5階に ある島式1面2線の地下駅です。
私はてっきり2面4線で建設されるものかと思っていましたが1面2線でした。ほぼすべての電車が「みなとみらい線」に直通し、横浜駅止まりの電車がほとんどないため1面2線で充分だったのでしょう。ホームのやコンコースなどの駅施設は過剰とも言えるくらい広く確保してあります。
◆ 相模鉄道
ビル内の地上2階にある「頭端式ホーム(行き止まり構造)」の4面3線の高架駅です。ホームを乗車と降車に分け、なおかつすべてのホームに落下防止用の安全柵を設置していますが、ホームが狭く朝のラッシュ時には凄まじい光景が展開されます。
朝のラッシュ時にはひっりなしに超満員の10両編成の電車が到着します。ドアが開くと一斉に降り、JRや東急の横浜駅に向かいます。駅施設が非常に狭いので見ていて怖かったです。
◆ 横浜市営地下鉄
地下3階にある島式の1面2線の地下駅で す。JRや京浜急行の駅と距離が離れているため西側にかなり歩く必要があります。
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