地上48階、高さ約207mの超高層ビル「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」解体工事が一部始まる!
-虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業-
「建築計画のお知らせ」が掲示されていました。正式な計画名は「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 新築工事」とかなり長いです。
数値を見て驚きました。なななんと高さが200mを超える最高部約207mです! ずっと高さ約199mのと言われていたので、思わずうれしくて小躍りしてしまいました。
超高層ビルの高さが199mと200mは大違いです。訳の分からない例えで申し訳ないですが、私にとって高さ200m台は女優でいうと「綾瀬はるか」クラスですかね(笑)。
このプロジェクトは、森ビルを中心として行われ、NHKスペシャルの「沸騰都市」でも取り上げられていました。
テレビの中では「2009年春から解体工事に入る」と言っていましたが、解体工事の工期は現場に掲示してある「労災保険関係成立票」を見ると2009年1月29日~2009年11月30日までのようです。
森ビルからは、2009年2月16日に「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業 権利変換計画認可、解体工事に着手」のニュースリリースが発表されていたので、実際は2月16日に着手されたのだと思われます。
詳しくは → 森ビル・ニュースリリース(2009/02/16)
「建築計画のお知らせ」を見ると今まで大雑把にしか分からなかった詳細が分かります。着工予定が2009年10月1日であること、2012年度と言われていた竣工予定が2012年6月30日であることなどです。
階数ですが、地上48階、地下4階となっています。2月16日のニュースリリースでは、地上47階、塔屋1階、地下4階となっています。それ以前は、地上46階、塔屋2階、地下4階となっていました。数値が変更になったのか、数え方が違うのかはよく分かりません。
超高層の複合棟は、オフィス(25~47階)、共同住宅(3~24階)、店舗で構成されますが、構造は「鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造」となっていました。
私は、オフィス部分がかなりの面積を占めるので鉄骨造を中心とした構造で建設されるかと思っていました。
超高層の複合棟の他に、地上6階、塔屋1階、地下2階の住宅棟も建設される予定です。
西側の道路側では、一部解体工事が始まっています。
解体工事が行われる予定の一番南側の部分です。今までは民家のアップは控えていましたが、住民がすでに退去しているので一部アップします。
「建築計画のお知らせ」です。今回、東京に撮影に行って気がついたのですが、最新の「建築計画のお知らせ」は、右横に地図を掲示するようになっていました。数ヶ所で見たので新規分は今後このような表記になる可能性があります。
(注意)一部文字を消去しています。
森ビルは、すぐ北側でも「(仮称)六本木一丁目北計画」を建設しています。「城山ガーデン・城山トラストタワー」の西側の駐車場があった場所です。これで「城山トラストタワー」の地上からの撮影ポイントがなくなってしまいました・・・(涙)
「森トラスト」と「森ビル」の森兄弟のビルが並ぶことになりますが、六本木は、「森ビル」の金城湯池(他から侵略されない極めて堅固な守り)であり、六本木は「誰にも渡さない!」という決意がうかがえます。
「(仮称)六本木一丁目北計画」の「建築計画のお知らせ」です。超高層ビルではありません。
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