荒川区 日暮里駅前「ステーションプラザタワー」&「京成電鉄日暮里駅総合改善事業」建設現場(2009年春)の空撮
-日暮里駅周辺-
日暮里駅前は、大規模な再開発計画が進行しています。3棟の再開発ビルが建設され、2007年5月に「ステーションポートタワー(地上25階、地下2階、87.7m、総戸数145戸)」が竣工、2008年2月に「ステーションガーデンタワー(地上40階、地下2階、高さ153.00m、総戸数340戸)が竣工しました。
現在は、3棟目の「ステーションプラザタワー」の建設が行われています。概要は地上36階、地下2階、高さ139.85m、総戸数285戸のタワーマンションです。
撮影時点で、すでに塔屋も完成していたので、現在はタワークレーンも降ろされているかも知れません。
比較 → 2008年秋の空撮
ステーションプラザタワーの概要
◆ 計画名-ひぐらしの里北地区第一種市街地再開発事業 施設建築物
◆ 所在地-東京都荒川区日暮里二丁目411番他(地番)
◆ 階数-地上36階、地下2階
◆ 高さ-最高部139.85m、軒高132.05m
◆ 敷地面積-3,093.00㎡
◆ 建築面積-2,253.83㎡
◆ 延床面積-42,595.51㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、店舗、オフィス
◆ 総戸数-285戸(販売戸数188戸、地権者住戸97戸、他に店舗等あり)
◆ 建築主-ひぐらしの里北地区市街地再開発組合
◆ 設計・監理-日本設計
◆ 日本設計-西松建設、三芳建設JV
◆ 着工-2006年08月01日
◆ 竣工-2009年10月下旬予定
◆ 入居開始-2009年11月下旬予定
「ステーションプラザタワー」の建設現場です。完成すると地上36階、地下2階、高さ139.85m、総戸数285戸のタワーマンションになります。外観はほぼ完成しています。
-京成電鉄日暮里駅総合改善事業-
「京成電鉄日暮里駅総合改善事業」の完成予想図を撮影しました。「京成電鉄」は日暮里駅の大改修工事を行っています。京成電鉄は、2010年度の開業を目指して「成田新高速鉄道」への乗り入れを予定しています。
スカイライナーを「北総線」および新たに建設する「印旛日本医大-土屋間」を経由させることで、本線とは別ルートで成田空港に直結させます。新敷設区間では時速160kmの高速運転の実施を予定しています。
完成予想図を見るとよく分かりますが、下り線を高架化して3階部分にホームを新設し、成田方面専用の相対式2面1線ホームを設置します。線路を挟んで左右に「スカイライナー」用のホームと一般車輌用のホームを分離します。
2階がコンコースになりますが、2階でJR線との連絡が出来るようになり乗継が便利になります。
1階は上り線です。駅全体としては、従来の1面2線から3面2線の3階建て構造へと大幅に機能が強化されます。
現況図です。劇的に変わる事が分かります。本来なら3階にして2面4線に拡張するのが理想ですが、そこまで拡張する土地がない事が分かります。
1階のホームの上は完全に覆われ昔の面影がほとんどありません。
すでに2階のコンコース部分は一部供用開始されています。
JR線との乗りかえ口も供用開始されています。JR側と一体化したような構造になっているので乗り換えが大変便利になりました。
昔の日暮里駅はJRと京成電鉄の乗り換えが不便で、空港への行き帰りは重い荷物を持った場合は上下や東西の移動が大変でした。
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