時速160km運転 「成田新高速鉄道整備事業」建設現場(2009年春)の空撮! Part2 「土屋点」付近
-成田新高速鉄道整備事業-
「成田新高速鉄道整備事業」は、「京成高砂駅」~「成田空港駅」の全長51.4kmの線路の改良および新線建設のプロジェクトを指します。一部区間は在来線で最速の時速160km運転を予定しています。詳細は前回書いたので割愛します。
比較 → 印旛沼付近の建設現場の空撮
詳しくは → 成田新高速鉄道整備事業
前回は、「印旛沼」周辺の空撮をアップしましたが、今回は「JR成田線」との交差地点である通称「土屋点」と言われている場所をアップしたいと思います。
「成田新高速鉄道整備事業」は、「印旛日本医大駅」までは既存線の改良工事ですが、「印旛日本医大駅」より成田空港寄りは新線が建設されます。時速160km運転が行われるのも新線部分になります。
「印旛日本医大駅」からの新線工事はそのまま東に進みます。途中でJR成田線(我孫子支線)の「下総松崎駅」~「成田駅」間で交差します。
交差部分に新たに「成田湯川駅」が設けられます。「成田湯川駅」は、2面4線(中線2線は通過線)の高架駅になる予定です。正式名称が決定されるまで「(仮称)成田ニュータウン北駅」と呼ばれていました。ここまでが複線で建設されます。
「成田湯川駅」を出ると新線は単線になり、途中でJR成田線と交差します。交差部分は、通称「土屋点」と言われています。「土屋点」に新駅建設を請願中ですが、新駅がもし認められたとしても「成田新高速鉄道整備事業」の開通後になります。
「土屋点」とを過ぎると単線の「JR成田線(空港支線)」と並走します。「JR成田線(空港支線)」は単線ですが、もう1本線路を建設できるよう用地が確保されているのですが、新幹線とJR在来線でも起こったような日本の鉄道の弱点がここでも問題になりました。
線路の幅が、JRが「狭
「山形新幹線」や「秋田新幹線」のように線路を3本(一部区間で採用)にする方法もありましたが、今回は採用されませんでした。
通勤列車ではなく、成田空港のアクセス線のため電車の本数がそれ程多くないので単線でも運用上は問題がないのかも知れません。
空撮写真の場所はここです。
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