新宿区 地上25階、高さ125mの超高層ビルを中心とした大規模再開発「大日本印刷市谷工場整備計画」予定地の空撮!
-大日本印刷市谷工場整備計画-
「大日本印刷(DNP)」は、「凸版印刷」と並んで、日本の印刷業界二強の一角です。最近は、印刷よりも「液晶ディスプレイ用カラーフィルタ」、「シャドウマスク」、「リードフレーム」、「フォトマスク」などの電子部品の方が有名かも知れません。
「大日本印刷」は、品川区西五反田三丁目に、地上25階、地下2階、高さ118.04mの「DNP五反田ビル」を建設しましたが、本社は「防衛省」の北側の「市谷工場」のある新宿区市谷加賀町一丁目にあります。
その「市谷工場」ですが、大規模な再整備計画がスタートしています。広大な敷地を1期、2期、3期に分けて再整備します。
1期は2009年~2011年、2期は2011年~2014年、3期は2015年~2017年を予定しています。超高層棟は、2期工事(2011年~2014年)のようです。
大日本印刷市谷工場整備計画の概要
◆ 1期工事(2009年~2011年)-(1)中央街区南西側に低層棟を建設
◆ 2期工事(2011年~2014年)-(2)中央街区南東側に高層棟(オフィス)を建設、(3)東街区の西側の地上にオフィス、地下に印刷工場を建設
◆ 3期工事(2015年~2017年)-(4)西街区にあるプールを建て替え体育施設を建設、(5)中央街区の北側の地上にオフィス、地下の一部に工場を建設、(6)東街区の東側の地上にオフィス、地下に工場を建設、東街区には文化施設も建設
詳しくは → 大日本印刷市谷工場整備計画(PDF:2008/10)
私的には、治安や機密の事を考えると「防衛省」の近くに超高層ビルを建設するのはどうかと思いますが、延床面積177,030.02㎡(施設全体)と大規模な割には、地上25階、地下4階、最高部約125m(軒高約114m)と高さが抑えてあり、街区図を見ていると「建ぺい率(建蔽率)」は大幅に下がり、緑も大幅に増えて抜群に環境が良くなるようなのでこれならいいと思います。
一部で解体工事が進んでいますが、現地に「建築計画お知らせ」が掲示されたようです。「Audie-Gryph氏 」より写真を送って頂きました。「建築計画お知らせ」は2009年7月31日に掲示されたようです。
「大日本印刷市谷工場整備計画(中央街区)」の予定地です。解体工事が行われています。手前部分に1期工事(2009年~2011年)の低層棟が建設されると思われます(写真提供Audie-Gryph氏)。
「大日本印刷市谷工場整備計画(中央街区)」の「建築計画お知らせ」です。「中央街区」となっていますが、1期~、3期 までの全体の数値が書かれています(写真提供Audie-Gryph氏)。
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