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2009年9月15日 (火)

どうなるどうする「JAL(日本航空)」? 天王洲アイルにある「JALビルディング(日本航空本社)」の空撮!

Tokyojal09091
-JAL(日本航空)-

 経営再建中の「JAL(日本航空)」に対し、世界最大の米航空会社「デルタ航空」と同2位の「アメリカン航空」の親会社、「AMR」が相次いで支援に名乗りを上げました。
 資本・業務提携で経営を強化したい日本航空側、アジア路線を充実させたい「デルタ航空」と「アメリカン航空」の思惑が一致した感じですが、事はそんなに簡単ではありません。
 日本航空を監督する「国土交通省」や日本航空に融資している金融機関の思惑も交錯し、「日航争奪戦」が非常にややこしくなってきました。
 
 「デルタ航空」は、成田-北米路線の約3分の1を占める最大手で提携効果は大きいですが、国際航空連合「スカイチーム」に加盟しています。
 逆に「アメリカン航空」は日本航空と同じ国際航空連合「ワンワールド」に加盟しいてます。「デルタ航空」と提携すれば、システム変更で膨大な作業とコストガ必要になります。
 
 日本航空は、民間企業とは言え国策企業で、まさに日本の翼、そして日本そのものです。
 今回はそんなに高い出資比率ではありませんが、日本航空が外資を一部受け入れるかは今後の日本および日本企業の試金石になると思います。
 
◆ イギリスのように国を開き、「どこの国の資本であっても、プレーする場所が日本にあればいい!」と考え、摩擦は覚悟の上で国の発展のためには外資をどんどん導入し、移民を積極的に受け入れる。
◆ あくまでも日本の資本および日本人にこだわり、日本らしさを守り、人口の減少や国の国際的地位低下を受け入れる。
 
 どちらを選んでもイバラの道で、決してバラ色の未来が開ける訳ではありません。両極端ではなく、その中間を選ぶという方法もあります。ただ真剣に考えないといけない時期に来ているのは間違いないです。
 ばらまき合戦ではなく、日本をこれからどうするのか総選挙の争点にして争わなければいけないのに、政治家および日本人はこの論議を先送りしてずっと逃げています。後になるほどどんどん解決が難しくなるのに・・・
 
 
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地上から見た「JALビルディング」です。

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