「勝どきビュータワー」&「晴海二丁目土地区画整理事業」の最新状況
-勝どきビュータワー-
昨年の初めごろまでは、日経新聞を毎日30分以上かけて読んでいましたが、最近は10分くらいしか読みません。日本や日本企業に不利な指標のオンパレードで気が滅入るからです。
ただ昨日の夕刊と今朝の朝刊を見て「そうなんだ!」と思ったことがありました。ユニクロの柳井正会長兼社長が「(日本は)成長市場のアジアと米国に間にある最高の立地」というニュアンスの発言をしていました。
私は、地理的には「シンガポール」が圧倒的に有利かと思っていましたが、冷静に地図を眺めると「シンガポール」は南側に寄りすぎています。
アジアの東端にある日本ですが、巨大市場のアメリカと中国のちょうど間にあります。柳井氏の言うように「政治の混迷、官僚支配の非効率な行政」が大問題ですが、地理的優位性を生かせばやり方によってはハブ港もハブ空港も日本に取り戻す事も可能だと思います。
ただし「国内に閉じた個人や社会に未来はない」とも言っていました。その通りだと思います。
今の「グローバル=悪」の風潮は確かに問題ですね。グローバルに背を向けても世界は待ってくれないのに・・・
「Audie-Gryph氏」より「勝どきビュータワー」の最新の写真を送って頂いたのでアップしたいと思います。
NHK天気予報の時に、時々バックに映っていたので「高くなったなあ!」と思っていましたが、確かに凄いスピードで伸びているようです。
計画名は「勝どき駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物」で、地上55階、地下2階、高さ192.20m、総戸数712戸を予定しています。
「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が建築主となっているため、賃貸マンションになります(写真提供Audie-Gryph氏)。
勝どきビュータワーの概要
◆ 計画名-勝どき駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都中央区勝どき一丁目1111番
◆ 階数-地上55階、地下2階
◆ 高さ-最高部192.20m
◆ 敷地面積-6,346.11㎡
◆ 建築面積-4,288.80㎡
◆ 延床面積-87,520.26㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、店舗、オフィス、公益施設
◆ 総戸数-712戸
◆ 建築主-独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
◆ 設計・監理-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2008年01月17日
◆ 竣工-2010年08月31日予定
-晴海二丁目土地区画整理事業-
「晴海二丁目土地区画整理事業」は、トリトンスクエア東側一帯に広がる敷地面積約132,000㎡の広大な敷地です。
現在、「東京都市計画事業晴海二丁目土地区画整理事業・基盤整備工事」と名称で区画整理事業が行われています。
旧財閥系の大手デベロッパーがツインタワーの超高層タワーマンションの建設を計画しています。「晴海2丁目マンション計画」で、地上51階、塔屋2階、地下1階、高さ約180mです(写真提供Audie-Gryph氏)。
手前で工事中の建物は、雨水排水ポンプ場だそうです(写真提供Audie-Gryph氏)。
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