ソニーの創業地 「(仮称)御殿山プロジェクト」の建設現場に萌え!
-(仮称)御殿山プロジェクト-
「御殿山プロジェクト」は、ソニー創業の地である品川区の御殿山エリアを「積水ハウス」が再開発するプロジェクトです。
「(仮称)御殿山プロジェクト」は、敷地面積約25,100㎡をA・B・Cの3ブロックに分けて開発します。
御殿山という土地柄なので景観に最大限配慮し、超高層ビルではなく、横への拡がりを重視した重厚低層な外観となります。
「Aブロック」は、3ブロックのうち最大の面積で、敷地面積15,942.79㎡、地上9階、地下1階のオフィスと店舗で構成されるビルが建設されます。
オフィスの1フロア面積は国内最大級の約8,150㎡です。「建築計画のお知らせ」を見るとオフィスビルとしては珍しく、「鉄筋コンクリート造(RC造)」が中心のようです。
「Bブロック」は、敷地面積2,167.74㎡、地上3階、地下2階の住宅棟が建設されます。総戸数30~40戸の予定で、全面に緑あふれるバルコニーを配置した高級レジデンスになる予定です。
「Cブロック」は、敷地面積6,806.36㎡、地上6階、地下2階のオフィスビルが建設される予定です。
地上11階のオフィスビルが建設されると聞いていたのですが、変更になったのでしょうか? 「建築計画のお知らせ」を見ると「Cブロック」は、「鉄骨造(S造)」で建設されるようです。
比較 → 2009年春の空撮
完成予想図等(PDF) → 御殿山プロジェクト
「(仮称)御殿山プロジェクト Aブロック」です。地上9階、地下1階のオフィスと店舗で構成されるビルが建設されます。「(仮称)御殿山プロジェクト」の中で一番規模が大きいです。
歩道橋からよく見えますが、この現場には萌えてしまいました(笑)。私の中でマイブームの地下と基礎工事が目の前で大規模に展開されていたからです。
無我夢中で撮影していると、建設関係の方から「こんなの見て楽しいですか?」と言われました。「ええ!」と答えましたが、私的には最高に楽しいですね!
大規模に地下部分が「根切り(掘削)」され、「山留め壁」を支える鉄骨の「切梁」と建設車両が乗り入れる「乗り入れ構台」が見えます。
「山留め壁」を支える横の鉄骨の「切梁」と縦の鉄骨「切梁支柱」の構造がよく分かります。
地下1階の床には「スラブ配筋」が行われています。この部分にコンクリートの「打設」が行われます。
「山留め壁」は、「ソイルセメント柱列壁工法」で構築されています。
かなりの傾斜地にあるので、一部「法付け(のりづけ)オープンカット工法」も採用されています。
斜めの「法面(のりめん)」が2段になっていますが、法面と法面の間の平らな部分を「犬走り」と呼ぶそうです。
「(仮称)御殿山プロジェクト Aブロック」の西側部分です。
西側部分は、1階床のコンクリートの「打設」が行われていました。
「(仮称)御殿山プロジェクト Aブロック」の「建築計画のお知らせ」です。
「(仮称)御殿山プロジェクト Bブロック」です。地上3階、地下2階の住宅棟が建設されます。「(仮称)御殿山プロジェクト」の中で一番規模が小さいです。
「(仮称)御殿山プロジェクト Bブロック」の「建築計画のお知らせ」です。
「(仮称)御殿山プロジェクト Cブロック」です。地上6階、地下2階のオフィスビルが建設されます。
「山留め壁」を支える鉄骨の「切梁」がほとんど解体されているので、地下2階部分の構築はほぼ終わっているようです。
見えている床は多分地下1階部分だと思われます。柱と思われる部分も見えます。
「(仮称)御殿山プロジェクト Cブロック」の「建築計画のお知らせ」です。
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