品川区大井町駅周辺 「新阪急大井ビル(仮称)」&「(仮称)大井町西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」 2009年秋の状況
-大井町駅周辺-
「大井町駅周辺」です。思いっきり遠くから超望遠レンズで撮影したのでボケボケですが、雰囲気だけは分かりと思います。
JRに比べ、都市ローカル線的な雰囲気のあった「東急大井町線」ですが、線路や駅施設が増強され2008年3月28日から、大井町線(二子玉川駅-大井町駅)内で「6000系電車」を使った急行運転が開始されました。
更に、2009年7月11日には、東急大井町線の「二子玉川駅」~「溝の口駅」間の約2.0kmの延伸工事が完成し、東急大井町線は12.4kmになりました。延伸区間は田園都市線との複々線になります。
拠点性を増す大井町駅周辺ですが、現在2つのプロジェクトが進行しています。1つ目が「エイチ・ツー・オー リテイリンググループ」が建設している「新阪急大井ビル(仮称)」です。
地上30階、高さ99.15mで、ホテル・店舗・共同浴場・スポーツ施設で構成される複合ビルを建設中です。
詳しくは → 大井町駅前再開発プロジェクト
2つ目が「(仮称)大井町西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」です。地上28階、塔屋1階、地下2階、高さ101.65mの共同住宅・店舗・公益施設で構成されるビルが建設される予定です。
私は、時間的な制約から首都圏では高さ99m以下の高層ビルは追っていません。というか追う時間がありません。
そのため「日本土地建物」から高さ96.0mと発表されていたこの再開発は見に行く予定には入っていませんでした。
今回は、「新阪急大井ビル(仮称)」を撮影した時点でもう次の場所に行くには暗くなり写真撮影が時間的に無理だったのでたまたま見に行きました。
すでに解体工事が始まり、「建築計画のお知らせ」が掲示されていました。そしてなんと高さが100mを超える最高部101.65mでした。
予想もしていなかったので「ヤッター!」という感じです。私の中では100mを超えると超えないでは大違いなので、こういう発見があると一気に疲れが吹き飛びます!
日本土地建物・ニュース&トピックス(2009/08/12)
「大井町西地区市街地再開発事業」権利変換計画の認可取得について
「新阪急大井ビル(仮称)」の建設現場です。タワークレーン2基で工事が行われており、地上に姿を現しています。
「新阪急大井ビル(仮称)」の「建築計画のお知らせ」です。階数が地上29階、塔屋1階、地下1階から、地上30階(地下なし塔屋なし)に変更になっていました。
高さも最高部99.15mは変更がありませんでしたが、軒高が93.25mから98.81mに変更になっていました。面積等もすべて変更になっていました。
現場に掲示してあった「ホテル アワーズイン 阪急」の完成予想図です。2011年秋と言われていましたが、2011年春に開業するようです。
「(仮称)大井町西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建設予定地です。
本格的に解体工事が行われています。解体工事の期間は2009年9月14日~2009年12月10日となっていました。あまり大きな建物はないので一気に解体を行うようです。
「(仮称)大井町西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の「建築計画のお知らせ」です。最高部の高さは101.65mとなっています。
再開発と同時に、西側の道路の拡幅工事が行われています。
南側部分の道路の拡幅工事はいつでも行えるよう準備されています。
再開発予定地と拡幅する道路の位置関係はこんな感じです。
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