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2009年12月

2009年12月31日 (木)

江東区 「シティタワー有明」建設現場(2009年秋)の空撮!

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-シティタワー有明-
 
今日はついに大晦日です。本当にあっという間に1年が終わってしまいました。今年もこのブログを応援して頂き本当にありがとうございました。
 またネタ切れで苦しい時に写真を提供して頂いた方に心から感謝します。来年も頑張って更新していきますのでよろしくお願い致します。
 
 数年前までは、倉庫街でほとんどタワーマンションが無かった有明地区ですが、倉庫街の再開発でタワーマンション銀座になりつつあります。
 このあたりは羽田空港の空路に近く厳しい高さ制限があるので、距離的に東雲地区に近いにも関わらず、高さ120m以下に抑えられています。
 
 そのひとつが「シティタワー有明」です。計画名は「(仮称)有明一丁目計画」で、地上33階、地下1階、高さ119.00m、総戸数483戸です。 竣工は2010年3月中旬予定ですが、外観は完成しています。

 
シティタワー有明
の概要

◆ 計画名-(仮称)有明一丁目計画
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目6番11他(地番)
◆ 階数-地上33階、地下1階
◆ 高さ-119.00m
◆ 敷地面積-7,718.86㎡
◆ 建築面積-2,367.86㎡
◆ 延床面積-51,680.86㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-483戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計・監理-前田建設工業
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 竣工-2010年03月中旬予定
◆ 入居開始-2010年04月上旬予定
 
 
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「シティタワー有明」を南側から見た様子です。
 
 
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「シティタワー有明」の下層階です。竣工は2010年3月中旬予定、入居開始は2010年4月上旬予定ですが、コンビニの「サークルKサンクス」の店舗はすでにオープンしています。
 
 
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「シティタワー有明」を西側から見た様子です。「シティタワー有明」の最寄り駅は、ゆりかもめ「有明テニスの森」駅です。
 現在は徒歩で約10分かかりますが、、2010年度末には写真に見える北側部分の埋立地に道路が整備される予定で、ショートカットで約8分で行けるようになる予定です。
 
 
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「シティタワー有明」目の前で建設中の「区立有明小学校・中学校」で見た「水平式」のタワークレーンです。日本ではあまり見かけないので思わず撮影しました。
 タワークレーンには、「起伏式」と「水平式」がありますが、日本で多く見かけるのは「起伏式」です。海外のビル建設現場では、写真のような「水平式」のタワークレーンをよく見かけます。

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2009年12月30日 (水)

横浜みなとみらい21地区 2010年3月19日(金)にオープンする「TOCみなとみらい(コレットマーレ)」の空撮!

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-TOCみなとみらい(コレットマーレ)-
 
「JR桜木町駅」の目の前に、建設中だった大型複合施設「TOCみなとみらい」が、2010年3月19日(金)にオープンする事が決まりました。また施設内のショッピングタウンの名称が「コレットマーレ(ColetteMare)」に決まりました。
 
 施設名の由来は、「コレット(Colette):人々に広く知られている」+「マーレ(mare):海」が語源だそうです。
 「海に隣接したコレットマーレに発信力の高いショップと多くのアクティブな人々に集ってもらいたい」という願いがこもっているそうです。
 
 「TOCみなとみらい」の階数はちょっとややこしく、地上24階、塔屋1階、地下1階(法令上の階数)、地上19階、塔屋1階、地下1階(運用上の階数)となっています。高さは94.23m、延床面積105,871.22㎡です。
 
 施設の核となる地下1~7階のショッピングタウン「コレットマーレ」には、30代男女をメインターゲットにしたショップやレストランなど約130店舗の出店を予定しています。
 6~9階は13のスクリーンを持つシネマコンプレックス「横浜ブルク13」、7階と8階には横浜エリア最大級の面積を誇るフィットネスクラブ「MM Begien(エムエムビギン)」がオープン予定です。
 
 10~19階には客室数240室の「ニューオータニイン横浜」が開業し、10~17階がオフィスフロアとなるとなります。10~17階部分がかぶっていますが、南側の海側がホテル、北側がオフィスフロアになります。
 ちなみに建築主の「テーオーシー」とホテル御三家の「ニューオータニ」は、同じ「大谷家」が経営を行っています。
 
TOCみなとみらいの概要
◆ 計画名-(仮称)MM21-28街区計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区桜木町一丁目1-7
◆ 階数-地上24階、塔屋1階、地下1階(法令上の階数)、地上19階、塔屋1階、地下1階(運用上の階数)
◆ 高さ-最高部94.23m
◆ 敷地面積-10,839.96㎡
◆ 建築面積-9,353.89㎡
◆ 延床面積-105,871.22㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗、フィットネスクラブ、シネマコンプレックス、ホテル、オフィス
◆ 建築主-テーオーシー
◆ 建築・監理-松田平田設計
◆ 施工者-大林組
◆ オープン-2010年03月19日予定
(注意) 高さは何度も変更になったので正確でない可能性があります。
 
 
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「汽車道」から見た「TOCみなとみらい」です(撮影2009年12月下旬)。
 
 
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「TOCみなとみらい」のビル名が取り付けられました(撮影2009年12月下旬)。
 
 
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外側部分では、最終の工事が行われていました(撮影2009年12月下旬)。

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2009年12月29日 (火)

みなとみらい21地区 超高層オフィスビルの最新建設状況(2009年12月下旬撮影)

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-みなとみらい21地区-
 
美人時計」というのが話題になっていますが、テレビでも放送しているんですね。私はブログやHPを毎朝早起きして作成しているのですが、今朝4時半頃起きて「ABC朝日放送(関西)」を見ていると放送していました。
 本番は、来年1月5日からで、毎週火曜日午前4時~4時55分に放送するそうです。単にきれいなお姉さんが1分ごとに時間を知らせてくれるだけですが、癒されます。
 
 先週(12月下旬)、横浜に親戚の結婚式で行っていました。日帰りの強行スケジュールでしたが、会場が「みなとみらい21」の近くだったので、なんとか途中で少しだけ抜け出してランドマークタワーの展望室から撮影する事が出来ました。
 
 親戚にもカメラ好きという事がばれているので、今回も写真撮影担当を命じられてしまいました・・・
 今回の写真はすべて友人から借りた「マイクロフォーサーズ」のデジタルカメラ「OLYMPUS PEN E-P2」で撮影してみました。せっかく横浜まで行ったのに、撮影はランドマークタワーの展望室からの写真だけです・・・
 
 
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「横浜ランドマークタワー」の展望フロアから見た「
(仮称)横浜三井ビルディング新築計画」の建設現場です。地上30階、地下2階に、高さ約153mの超高層オフィスビルになります。
 
 建設現場近くに行けなかったので良く分かりませんが、「アースドリル掘削機」が見えます。
 写真を拡大すると「鉄筋かご」もあり、中央の一番高いクローラークレーンで「構真柱」を吊りあげてを埋設しているように見えました。
 遠すぎて良く分かりませんが、前回も書いたように「逆打ち工法」で建設されているのかも知れません。
 
 
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「横浜ランドマークタワー」の展望フロアから見た「みなとみらいグランドセントラルタワー」の建設現場です。
 地上26階、塔屋1階、地下2階、高さ123.60mのオフィスビルです。地上に姿を現し、2基のタワークレーンが建ちました。白い「マスト(支柱)」は珍しいですね。

 
 

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「横浜ランドマークタワー」の展望フロアから見た「CITY(富士ゼロックス研究開発拠点)」の建設現場です。
 地上20階、地下1階、高さ98.764m(建築物もしくは軒高の可能性があり)のオフィスビルです。2010年3月竣工予定です。
  
  
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「横浜ランドマークタワー」の展望フロアから見たペデストリアンデッキです。
 
 
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「横浜ランドマークタワー」の展望フロアから見た「みなとみらいセンタービル」の建設現場です。
 地上21階、塔屋1階、地下2階、高さ98.2m(建築物もしくは軒高の可能性があり)のオフィスビルです。タワークレーンがすべて降ろされていました。 
 
 
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「横浜ブルーアベニュー」です。地上17階、塔屋2階、地下2階、高さ84.30mです。以前は「パシフィックスクエアみなとみらい」と呼ばれていました。2009年12月15日に竣工式が行われたようです。
 
 
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「(仮称)横浜三井ビルディング新築計画」の建設現場のすぐ南側に2009年11月11日にオープンした劇団四季の「キヤノン・キャッツ・シアター(CANON CATS THEATER)」です。品川区の東五反田から移転してきました。

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2009年12月28日 (月)

日本テレビゴルフガーデン跡地 「(仮称)新宿六丁目N街区計画」&「(仮称)新宿六丁目S街区計画」 建設現場(2009年秋)の空撮!

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-日本テレビゴルフガーデン跡地-
 
浅田真央選手が、優勝して五輪切符を手に入れました。GPファイナルではジャンプも飛べないスランプでボロボロの状態から見事な復活でした。浅田真央選手の精神力は本当に凄いと思います。
 私は「浅田真央は終わった・・・ 」などと好き勝手に言っていましたが、「世の中に対して文句ばっかり言って何も努力しない、自分の方が終わっている・・・ 」と私自身に言いたい今日この頃です・・・
 
 本題に戻って、「日本テレビゴルフガーデン跡地」は、約37,000㎡あります。敷地の北西角には、都営地下鉄大江戸線と東京メトロ副都心線の「東新宿駅」があります。
 広大な敷地を北側と南側に分けて再開発が行われています。「日本テレビゴルフガーデン跡地」は厳しい高さ制限があります。
 「神宮外苑」に「聖徳記念絵画館」がありますが、「神宮外苑」のイチョウ並木南側を走る青山通(国道246号線)から見た場合、「聖徳記念絵画館」の高さを超えて上に見えてはならないという決まりがあります。
 
 「日本テレビゴルフガーデン跡地」は、「UR都市機構」の一般競争入札で「三菱地所」を中心とする「新宿六丁目特定目的会社」に2300億円で売却されました。
 「新宿六丁目特定目的会社」は、「三菱地所」の他に、「大和ハウス工業」、「平和不動産」、「日本土地建物」などが参画しています。
 
 地下鉄の駅に近い、敷地北側の「(仮称)新宿六丁目N街区計画」には、地上20階、塔屋2階、地下2階、高さ96.00m、延床面積約170,300㎡の巨大な高層オフィスビルが建設されます。単純計算でも1フロア当たり7,000㎡を超える巨大なオフィスビルになります。
 他に地上6階、高さ20.00m、延床面積約1,500㎡の小規模の住宅棟も建設されます。
 
 敷地南側の「(仮称)新宿六丁目S街区計画」には、地上32階、地下1階、高さ111.70mの超高層タワーマンションを中心に3棟の建築物が建設されます。
 超高層棟以外の2棟は、西棟が地上4階、南棟が地上1階と規模は小さいです。以前「賃貸マンションの建設を進める方針」というニュースを見た事があるので、3棟は賃貸マンションになると思われます。間違っていたらゴメンナサイ。
 
 建設のスピードは、先に着工した「(仮称)新宿六丁目S街区計画」の方が進んでします。空撮写真でも建設重機が乗り入れる「乗入れ構台」が見えます。撮影時の作業予定は、「コンクリート打設」となっていました。
 「(仮称)新宿六丁目N街区計画」は、「三点式パイルドライバ」を使用して「山留め壁」の構築を行っている段階でした。
  
 
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「(仮称)新宿六丁目N街区計画」です。北側から見た様子です。
 
 
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「(仮称)新宿六丁目N街区計画」の「建築計画のお知らせ」です。
 
 
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「(仮称)新宿六丁目S街区計画」です。南側から見た様子です。
 
 
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「(仮称)新宿六丁目S街区計画」の「建築計画のお知らせ」です。

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2009年12月27日 (日)

江東区東雲地区 「公務員宿舎東雲住宅(仮称)整備事業」&「(仮称)東雲キャナルコート地区(複合用地2街区)計画」

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-東雲キャナルコート地区-

 中国の湖北省「武漢」と広東省「広州」を結ぶ高速鉄道が12月26日開通しました。全長1069kmを最高時速は約350kmで約3時間で結びます。
 車両自体は、時速350kmタイプがドイツのシーメンスが技術供与した「CRH3型」で、時速250kmタイプが川崎重工業など日本側が技術供与した「CRH2型」なので驚きませんが、驚くのは建設の
スピードです。
 
 「武漢」~「広州」間は、東京―新下関間に相当する距離です。おまけに全路線の6割超を橋やトンネルが占める難工事です。それを着工からわずか約4年半で開業にこぎ着けました。
 「ドイツ企業から安全確認に2年かかると言われた工程を半年で実現させた」そうです。この事が、いいか悪いかは別として決断の速さには驚かされます。
 2012年には「北京」-「武漢」間の高速鉄道も完成し、「広州」と「北京」が8時間で結ばれるそうです。
 
 中国はスピードと規模が何もかにも桁違いですね。まあ中国史を見れば清朝末期以前は元々何もかも桁違いの国でしたから元に戻っただけとも言えますが・・・
 
 話を本題に戻して、「東雲キャナルコート地区」は、三菱製鋼の工場跡地を再開発するプロジェクトです。
 すでに超高層タワーマンションが林立しており、タワーマンション銀座になっています。さら更に2棟の超高層ビルの建設が進行しようとしています。
  
 1棟目が、「公務員宿舎東雲住宅(仮称)整備事業」で、地上36階、地下0階、高さ115.00m、総戸数900戸の「公務員宿舎」が建設中です。
 2棟目が、「(仮称)東雲キャナルコート地区(複合用地2街区)計画」で、地上52階、地下2階、高さ約180m、総戸数550戸の超高層タワーマンションになります。

 
公務員宿舎東雲住宅(仮称)整備事業の概要
◆ 所在地-東京都江東区東雲一丁目1番9外
◆ 階数-地上36階、地下0階
◆ 高さ-115.00m
◆ 敷地面積-7,379.59㎡
◆ 建築面積-3,389.78㎡
◆ 延床面積-51,855.14㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-900戸
◆ 建築主-東雲NEXT(株)
◆ 設計・監理-清水建設、日建設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 竣工-2011年01月24日予定
 
 
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「公務員宿舎東雲住宅(仮称)整備事業」を北東側から見た様子です。
 
 
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「公務員宿舎東雲住宅(仮称)整備事業」を南西側から見た様子です。
 
 
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「(仮称)東雲キャナルコート地区(複合用地2街区)計画」の建設予定地を北東側から見た様子です。
 
 
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「(仮称)東雲キャナルコート地区(複合用地2街区)計画」の「建築計画のお知らせ」です。

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2009年12月26日 (土)

JR川崎駅周辺 「サンクタス川崎タワー」2009年秋の建設状況

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-サンクタス川崎タワー-
 
怒涛の勢いで続いていた川崎市の超高層タワーマンション建設ラッシュですが、武蔵小杉駅周辺や川崎駅周辺の建設が落ち着いたので一段落しました。

 川崎市で高さ100mを超える超高層タワーマンションの建設現場は、「サンクタス川崎タワー」だけになりました。
 「武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業施設建築物」は、工事をしているのようですが、まだ本体工事には入っていないようです。
 
 「サンクタス川崎タワー」は、「LAZONA(ラゾーナ)川崎」の西隣のブロックになります。「クレッセント川崎タワー」より少し北側です。計画名は、「(仮称)中幸町3丁目再開発計画」です。
 
サンクタス川崎タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)中幸町3丁目再開発計画
◆ 所在地-神奈川県川崎市幸区中幸町三丁目16番4号他
◆ 階数-地上33階、地下1階
◆ 高さ-109.13m (注)建築物もしくは軒高と思われます。
◆ 敷地面積-3,852.07㎡
◆ 建築面積-1,455.56㎡
◆ 延床面積-33,708.43㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-300戸(他に防災センター1戸、管理室1戸、集会室1戸、ゲストルーム1戸、スカイラウンジ1戸を除く)
◆ 建築主-オリックス不動産
◆ 設計・監理-錢高組
◆ 施工者-錢高組
◆ 竣工-2012年02月下旬予定
◆ 入居開始-2012年03月下旬予定
 
 
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北東側から見た様子です。
 
 
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北西側から見た様子です。
 
 
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「アースドリル掘削機」です。このマシンで地下深く掘削し、「鉄筋かご」を挿入しコンクリートを打設して「場所打ちコンクリート杭」を構築します。 
 シャフト部分の「ケリーバ」の先に見えるのが「ドリリングバケット」で、この部分で掘削を行います。
 
 
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ちょうど「鉄筋かご」が吊り上げられていました。
 
 
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「鉄筋かご」のアップです。縦の鉄筋を「主筋」、横のリング状の鉄筋を「フープ筋」と呼びます。「フープ筋」に沿って所々にある太いリング状のものは「補強リング」です。
 
 
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最新の「建築計画のお知らせ」です。敷地面積と階数以外はすべて数値が変更になっていました。

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2009年12月25日 (金)

高さ約207m超の超高層ビル「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」 建設現場(2009年秋)の空撮!

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-虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業-
 
地上47階、塔屋1階、地下4階、高さ206.69mの超高層ビル「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」は、2009年10月7日(水)に起工式が行われました。現在は、建設工事と既存建築物の解体工事が同時進行で行われています。
 
 森ビル・ニュースリリース(2009/10/07)
 「緑の生活都心」虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業 着工へ
 
 比較 → 2009年春の空撮
 

虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門五丁目18番地18他、六本木一丁目113番地17他
◆ 階数-(複合棟)地上47階、塔屋1階、地下4階、(住宅棟)地上6階、地下2階
◆ 高さ-(複合棟)最高部206.69m、(住宅棟)23.915m
◆ 敷地面積-15,367.75㎡(施設全体)
◆ 建築面積-7,346.56㎡(施設全体)
◆ 延床面積-143,550.04㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-オフィス(25~47階)、共同住宅(3~24階)、店舗
◆ 総戸数-(複合棟)250戸、(住宅棟)33戸
◆ 建築主-虎ノ門・六本木地区市街地再開発組合(森ビルなど計37件で構成)
◆ 設計・監理-森ビル
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2009年10月07日
◆ 竣工-2012年06月30日
(注意) 複合棟の高さは、森ビルのニュースリリースでは、「198.9m ※尾根道レベル(TP30)より」となっています。
 
 東側の「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」と西側の「泉ガーデンタワー」の間では、「(仮称)六本木一丁目南地区市街地再開発事業 施設建築物」が計画されています。
 当初計画では、地上28階、地下3階、高さ118.1m、延床面積35,082.00㎡でしたが、地上27階、地下2階、高さ106.4m、延床面積33,576.64㎡に変更になっていました。
 
 また当初計画では、2008年10月01日着工予定でしたが、2010年3月末日に変更になっていました。計画名も「(仮称)六本木一丁目南地区 市街地再開発ビル」から変更になっていました。
 
 
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「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」の敷地南側部分です。住宅などの既存建築物の解体が行われています。
 
 
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「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」の敷地西側の部分です。道路に面しているのはこの部分になるので工事車両用の「ゲート」が設けられています。敷地西側では本体工事が始まっています。
 
 
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「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」の仮囲いに掲示されていた完成予想図を撮影しました。
 
 
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(仮称)六本木一丁目南地区市街地再開発事業 施設建築物」の建設予定地です。「仮囲い」が設置されました。
 
 
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内部では解体工事が行われていました。
 
 
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(仮称)六本木一丁目南地区市街地再開発事業 施設建築物」の新しい「建築計画のお知らせ」です。 
 
 変更前のデータは、
計画名「(仮称)六本木一丁目南地区 市街地再開発ビル」、地上28階、地下3階、高さ118.1m、延床面積35,082.00㎡で、着工予定が2008年10月1日、竣工予定予が2011年5月31日となっていました。

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2009年12月24日 (木)

本日はクリスマス・イヴ! 多摩市「多摩センターイルミネーション2009」写真集

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-多摩センターイルミネーション2009-

 「多摩センターイルミネーション」は、多摩市の京王と小田急の多摩センター駅前の「パルテノン大通り」で行われています。今年で9年目を迎える南北全長400mのイルミネーションです。
 2008年は約230万人を動員、今や東京地区のみならず全国的なイルミネーションスポットとして有名です。
 
 「ハローキティ」に会える街「多摩センター」でしか見ることのできない「サンリオキティイルミネーション」などもあります。
 キティイルミネーション、動物トピアリー、光の水族館、センターランドツリーは12月25日まで、樹木イルミネーションは1月7日まで行われています。
 
 詳しくは → 
多摩センターイルミネーション2009 公式ホームページ
 
 
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多摩センターイルミネーション2009 その(2)
 
 
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多摩センターイルミネーション2009 その(3)
 
 
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多摩センターイルミネーション2009 その(4)
 
 
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多摩センターイルミネーション2009 その(5)
 
 
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多摩センターイルミネーション2009 その(6)
 
 
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多摩センターイルミネーション2009 その(7)
 
 
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多摩センターイルミネーション2009 その(7)
 
 
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「サンリオピューロランド」です。
 
 
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ベネッセコーポレーション東京ビル」もライトアップが行われていました。地上21階、塔屋2階、地下1階、高さ111.96mの超高層ビルです。

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竣工した「住友不動産汐留浜離宮ビル 」&「(仮称)浜離宮インターシティ 」+「(仮称)汐留プロジェクト」建設現場(2009年秋)の空撮!

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-汐留シオサイト周辺-

 旧:国鉄の「汐留貨物駅」の約31haにおよぶ広大な敷地を11街区に分けて再開発した日本最大級の再開発プロジェクトがほぼ終了し、誕生した「汐留シオサイト」はすっかり落ち着いてきました。
 
 現在は、「汐留シオサイト」周辺で散発的に超高層ビルの建設が行われています。1棟目が「住友不動産汐留浜離宮ビル」で、地上21階、地下2階、高さ120.0mの超高層オフィスビルです。
  汐留の超高層ビル群は港区にありますが、このビルは中央区になります。2009年8月末に竣工しました。

 2棟目が「(仮称)浜離宮インターシティ」で、地上25階、地下2階、高さ116.15mのオフィス、共同住宅、店舗で構成される超高層複合ビルになります。
 3棟目が、イタリア風の街並みの「ヴィータイタリア街」に建設中の「(仮称)汐留プロジェクト」で、地上23階、塔屋1階、地下1階、高さ99.9mのオフィス、共同住宅、店舗で構成される超高層複合ビルになります。
  
 
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「住友不動産汐留浜離宮ビル」です。2009年8月末に竣工しました。
 
 
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「(仮称)浜離宮インターシティ」の建設現場です。
 
 
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「テレスコピック・クラムシェル」です。面白い塗装をしていました。まるで「キリン(麒麟)」ですね(笑)。
 
 
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(仮称)汐留プロジェクト」の建設現場を西側から見た様子です。
 
 
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(仮称)汐留プロジェクト」の建設現場を南側から見た様子です。
 
 
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(仮称)汐留プロジェクト」のすぐ南側の道路が東側に抜けました。「汐留シオサイト」の西側のイタリア風の街並みの「ヴィータイタリア街」と東側の超高層ビル群の間には、JRの新幹線や在来線の線路があり壁のようになっていました。
 
 今までは北側か南側に大回りしないと行く事が出来ませんでしたが、ショートカットして行く事が出来るようになりました。特に歩行者には便利になりました。
 
 
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東側から見た様子です。出来ればもっと早く工事をしてほしかった・・・

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2009年12月23日 (水)

千葉県柏市 「The Kashiwa Tower」建設現場(2009年秋)の空撮!

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-The Kashiwa Tower-

 柏駅上空は、海上自衛隊の「下総航空基地(しもふさこうくうきち)」の空域に当たるので、事前に許可を得ないと上空に入る事は出来ません。
 
 柏駅の駅東口と西口には大規模な「ペデストリアンデッキ」が整備されています。空撮写真でも東口の立派な「ペデストリアンデッキ」が見えます。
 駅前には商業施設が集積しており「柏タカシマヤ」、「柏高島屋ステーションモール」、「スカイプラザ柏(ビックカメラ)」、「柏そごう」、「ファミリ柏(丸井柏店)」、「イトーヨーカドー」などの大規模店舗があります。
 
 東口の「イトーヨーカドー」北側に、地上29階、塔屋1階、地下2階、高さ99.99m、総戸数190戸の「The Kashiwa Tower」が建設中です。すでにタワークレーンは降ろされ、外観はほぼ完成しています。
 空撮写真を見ると、大きな塔屋が見えるので最高部の高さは100mを超えていると思われます。
 
The Kashiwa Towerの概要
◆ 計画名-柏駅東口A街区第二地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-千葉県柏市二丁目830番(地番)
◆ 階数-地上29階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-99.99m (注)建築物もしくは軒高の可能性が高いです。
◆ 敷地面積-2,918.83㎡
◆ 建築面積-1,437.59㎡
◆ 延床面積-26,069.14㎡(法定述床面積)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造(住宅棟)
◆ 用途-共同住宅(3~30階)、店舗
◆ 総戸数-190戸(他に管理員室1戸、ゲストルーム1戸、展望ラウンジ1戸、集会室1戸、商業店舗区画数未定)
◆ 建築主-柏駅東口A街区第二地区市街地再開発組合(売主 大和ハウス工業)
◆ 設計・監理-日建ハウジングシステム
◆ 施工者-五洋建設
◆ 竣工-2010年04月中旬予定
◆ 入居開始-2010年06月下旬予定
 
 
Chibakashiwa09122
地上から見た様子です。現在はタワークレーンは降ろされています。撮影時にはタワークレーンが自力で下降中でした。ちなみに空撮写真は後日に撮影したためタワークレーンは降ろされています。
 
 
Chibakashiwa09123
別角度から見た様子です。
 
 
Chibakashiwa09124
下層階です。周辺の電柱と電線なんとか地中化出来ませんかねえ・・・ 欧米と比べ日本の都市が美しく見えないのは、これが大きな原因ですね・・・

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2009年12月22日 (火)

「(仮称)元赤坂Kプロジェクト」 建設現場(2009年秋)の空撮!

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-鹿島建設旧本社ビルの解体工事-
 港区元赤坂にある鹿島建設の旧本社ビルの跡地に「(仮称)元赤坂Kプロジェクト」というオフィス、共同住宅、店舗で構成される超高層ビルが建設されます。概要は、地上30階、塔屋2階、地下3階、高さ158.00mで、共同住宅部分の戸数は40戸です。 
 
 完成予想図 → 鹿島、旧本社跡地を再開発(2009/01/29)
 
 解体工事は、下から解体する「鹿島カットアンドダウン工法」という非常ににユニークな工法で解体工事が行われました。詳しい工法の様子は、下記の鹿島建設の「ザ・サイト」に詳しく載っています。
 
 詳しくは → ザ・サイト(鹿島建設)
 
 
Tokyoakasaka09122
「(仮称)元赤坂Kプロジェクト」の建設現場です。
 
 
Tokyoakasaka09123
「モック・アップ」でしょうか? 「(仮称)元赤坂Kプロジェクト」は超高層オフィスビルですが、多くで採用されている「鉄骨造(S造)」中心では無く、「鉄筋コンクリート造(RC造)」を中心としている事が分かります。
 建築物外側のこの部分は、耐久性と耐震性を備えた超高強度コンクリートの組柱によるアウトフレーム構造だそうです。
  
 
Tokyoakasaka09124
新しい「建築計画のお知らせ」です。延床面積のみが変更になっていました。

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2009年12月21日 (月)

(仮称)JPタワー「丸の内二丁目7地区計画新築工事」 建設現場(2009年秋)の空撮!

Tokyomarunouchi09121
-(仮称)JPタワー「丸の内二丁目7地区計画新築工事」-
 
毎週楽しみにしていたテレビドラマ「JIN -仁-」が昨夜で終わってしましました。映画化のウワサもあり、それに続くような終わり方でした。それにしても着物姿と日本髪の「綾瀬はるか」は綺麗でした。
 
 「JIN -仁-」や「竜馬伝」と「坂本龍馬」関係が続きます。いよいよ私の故郷、高知のブーム到来でしょうか?
 ソフトバンクのCM「電車のりかえ編」を見て思わず笑ってしまいました。明らかにJR四国の特急「南風」らしき3両編成の列車で

 おばあちゃん 「どこいくが?」
 犬のお父さん 「高知です」
 おばあちゃん 逆ですよ」
 犬のお父さん・息子 「えっ!?」
 
 細かい事を言うと、「岡山駅」から「高知駅」までは、乗り換えなしで行けるのでこのような乗り間違いは実際にはまずあり得ません。もしかして愛媛県側から「土佐くろしお鉄道」経由で大回りしたのかな?
 
 また高知のJRは電化されていないので、「電車」じゃなくて、地元では「汽車」と呼びます。だから「電車のりかえ編」の「電車」は正確ではありません。
 大阪に出てきたとき「汽車」というクセが抜けず、よく「???」という顔をされました・・・ まあ細かい事は気にしない気にしない(笑)。 
  
 本題に戻って、「東京中央郵便局」の解体も終わり、本体工事が始まったようです。今年の2月下旬から3月上旬にかけて大騒動になったのがウソのようです。
 解体された部分には、地上38階、塔屋3階、地下4階、高さ200.00m、212,130.77㎡の巨大な超高層オフィスビルが建設される予定です。
 
 比較 → 2009年春の空撮
 
 東京駅では、世紀の大工事が進行しています。「東京駅丸の内駅舎保存・復原工事」です。
 「東京駅丸の内駅舎保存・復原工事」は、現存する丸の内駅舎を可能な限り保存しつつ、戦災により損失した部分を復原し、創建当初の3階建ての建物に復原するビッグプロジェクトです。
 
 
Tokyomarunouchi09122
「(仮称)丸の内二丁目7地区計画新築工事」の敷地北側部分です。この部分の外観は保存されますが、地下部分は工事が行われています。
 
 
Tokyomarunouchi09123
「(仮称)丸の内二丁目7地区計画新築工事」の建設現場を北東側から見た様子です。
 
 
Tokyomarunouchi09124
「(仮称)丸の内二丁目7地区計画新築工事」の建設現場を南西側から見た様子です。建設重機が林立しています。
 
 
Tokyomarunouchi09125
新しい「建築計画のお知らせ」です。2009年11月上旬に着工されたようです。当初の着工予定は2009年6月
でした。
 今年の春先に保存問題で大揺れになったので、本体工事の着工が約5ヶ月遅れましたが、竣工時期は当初の2012年3月から1ヶ月伸びただけのようです。
 
 
Tokyomarunouchi09126

「東京駅丸の内駅舎保存・復原工事」の様子です。駅舎がフェンスで覆われてほとんど見えなくなっています。
 
 
Tokyomarunouchi09127
八重洲側の「大丸」が入っていた建物もすっかり低くなりました。

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2009年12月20日 (日)

横浜市鶴見区 「シークレイン(ロイヤルタワー横濱鶴見)」建設現場(2009年秋)の空撮!

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-ロイヤルタワー横濱鶴見-

 JR「鶴見駅と「京急鶴見駅」のほぼ中央の部分で、大規模な再開発が行われています。JR鶴見駅東口駅前の「旧:国鉄清算事業団用地」の再開発プロジェクトです。
 地上31階、地下1階、高さ108.86m(建築物もしくは軒高の可能性があり)のタワーマンションです。ホテル、店舗、公益施設等も設けられる予定です。
 
 街区全体は、「シークレイン」とうい名称に決定しています。「鶴」の英語表記である「CRANE(クレイン)」と、「海」・「見る」の「SEA」(シー)」・「SEE(シー)」を組み合わせた造語だそうです。
 その中で、超高層棟の部分が総戸数301戸の分譲マンション「ロイヤルタワー横濱鶴見」という名称になっています。
 
シークレイン(ロイヤルタワー横濱鶴見)の概要
◆ 計画名-鶴見駅東口地区第一種市街地再開発事業 特定業務代行建設工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央一丁目35番(地番)
◆ 階数-地上31階、地下1階
◆ 高さ-最高部108.86m
◆ 敷地面積-10,099.45㎡
◆ 建築面積-7,179.45㎡
◆ 延床面積-57,377.92㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 用途-共同住宅(4~31階)、ホテル、店舗、公益施設、保育園
◆ 総戸数-301戸
◆ 建築主-UR都市機構(売主 ナイス株式会社)
◆ 設計・監理-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-2010年09月下旬予定
◆ 入居開始-2010年10月下旬予定
 
 
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駅前広場から見た「シークレイン」の全景です。
 
 
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「ロイヤルタワー横濱鶴見」です。
 
 
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南側から見た「ロイヤルタワー横濱鶴見」です。
 
 
Yokohamatsurumi09125
「PCa(プレキャストコンクリート)」製の部材2ブロックを1基のタワークレーンで同時に吊り上げていました
 
 
Yokohamatsurumi09126
「シークレイン」の下層階の様子です。

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2009年12月19日 (土)

埼玉県蕨市(わらびし) 「シティタワー蕨」建設現場(2009年秋)の空撮 & 千葉県八千代市「(仮称)八千代緑が丘計画」の最新状況

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-シティタワー蕨-
 「蕨市(わらびし)」は、埼玉県南東部にある人口71,234人(2009年10月1日:推計人口)の都市です。
 玄関口は、東北本線の「蕨駅(わらびえき)」です。ホームは「京浜東北線」のホームのみになります。「蕨駅」は、島式の1面2線の地上駅となっています。
 
 駅の南側で
「蕨駅西口地区第一種市街地再開発事業」が進行しています。その中で「蕨駅西口地区7番街区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」が、「シティタワー蕨」になります。
 
地上30階、地下1階、高さ106.08m、総戸数285戸です。1階には、医療施設が誘致される予定です。
 センターブリッジで結ばれた公共公益棟には、保育園等の公益施設が整備される予定です。

 
シティタワー蕨の概要
◆ 計画名-蕨駅西口地区7番街区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事
◆ 所在地-埼玉県蕨市中央一丁目200番
◆ 階数-地上30階、地下1階
◆ 高さ-最高部106.08m、軒高99.98m
◆ 敷地面積-4,616.33㎡
◆ 建築面積-2,000.99㎡
◆ 延床面積-32,210.50㎡(容積率対象面積23,078.83㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリ-ト造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、店舗、保育所、公民館、多目的ホール
◆ 総戸数-285戸
◆ 建築主-蕨駅西口地区7番街区市街地再開発組合(売主 住友不動産)
◆ 設計者-アイテック計画
◆ 施工者-戸田建設
◆ 竣工-2010年08月下旬予定
◆ 入居開始-2010年09月上旬予定
 
 
Saitamawarabi09122
地上から見た様子です。
 
 
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「bgds氏」より、千葉県八千代市の東葉高速鉄道東葉高速線「八千代緑が丘駅」北側の「(仮称)八千代緑が丘計画」が具体的に動き出したとメールを頂きました。
 地上31階、地下1階、高さ101.3mの超高層タワーマンションが建設される予定です(写真提供bgds氏)。

 
 
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(仮称)八千代緑が丘計画」は「八千代緑が丘駅前タワープロジェクト」いう名称になるようです(写真提供bgds氏)。

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2009年12月18日 (金)

さいたま市「浦和駅周辺鉄道高架化事業」 JR浦和駅3番線ホームが、2009年12月20日(日)に高架に移行!

Saitamaurawa09121
-浦和駅周辺鉄道高架化事業-
 「JR浦和駅」は、埼玉県内に限れば、JR単体で大宮駅、川口駅に次いでに第3位の乗降客数を誇りながら、駅施設は貧弱で、おまけに線路のためにため慢性的な交通渋滞を引き起こしていました。
 
 「浦和駅周辺鉄道高架化事業」は、これらの問題を解消すすために、浦和駅を中心に延長約1.3kmを連続立体交差高架化(高架化)するプロジェクトです。
 高架工事だけではなく、東北貨物線に旅客ホームを新設し、「湘南新宿ライン」の浦和駅停車が可能となります。全面開業時には島式3面6線の立派な高架駅となります。
 
 ホーム長は、1・2番線ホーム(京浜東北線)は10両編成対応、3・4番線ホーム(宇都宮線・高崎線)は15両編成対応、5・6番線ホーム(湘南新宿ライン)は15両編成対応になる予定です。
 
浦和駅高架化工事のスケジュール
◆ 1番線ホーム 京浜東北線(上り)-2007年01月14日完了
◆ 2番線ホーム 京浜東北線(下り)-2008年05月18日完了
◆ 3番線ホーム 宇都宮線・高崎線(上り)-2009年12月20日完了予定
◆ 4番線ホーム 宇都宮線・高崎線(下り)-2010年度完了予定
◆ 5番線ホーム 湘南新宿ライン(上り)-2012年度完了予定
◆ 6番線ホーム 湘南新宿ライン(下り)-2012年度完了予定
 
 浦和駅の西側には2棟のタワーマンションがあります。写真右側が「ライオンズマンション コスタ・タワー浦和」で、地上31階、地下1階、高さ107.5m、総戸数234戸(住戸216戸、共用施設3戸、店舗・事務所15戸)です。
 左側が「エイペックスタワー浦和」で、地上31階、塔屋2階、地下3階、高さ約104m、総戸数 212戸(他店舗等あり)です。
 
 
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2009年12月20日に高架移行予定の「3番線ホーム(宇都宮線・高崎線/上り)」の南端です。1・2番線ホームの「京浜東北線」が10両編成対応に対し、「宇都宮線・高崎線」は15両編成対応のためホームが長くなっています。
 
 
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「3番線ホーム(宇都宮線・高崎線/上り)」の少し北側です。
 
 
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「3番線ホーム(宇都宮線・高崎線/上り)」の中心部くらいから南側を見た様子です。「エレベーター」は、1基設置されています。
 
 
Saitamaurawa09125
「3番線ホーム(宇都宮線・高崎線/上り)」の中心部くらいから北側を見た様子です。
 
 
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「3番線ホーム(宇都宮線・高崎線/上り)」の北端です。1・2番線ホームの「京浜東北線」が10両編成対応に対し、「宇都宮線・高崎線」は15両編成対応のためホームが長くなっています。
 
 
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2007年1月14日に高架に移行した「1番線ホーム(京浜東北線/上り)」と2008年5月18日に高架に移行した「2番線ホーム(京浜東北線/下り)」です。
 
 
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「京浜東北線」ホームの南端から南側を見た様子です。3本の線路が高架に移行している様子が分かります。
 
 
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「京浜東北線」ホームの南端から北側を見た様子です。
 
 
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駅舎東側の南側部分(駅前広場に面する部分)は、このようにエメラルドグリーンの全面ガラス張りとなっています。
 
 
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「京浜東北線」ホームの中心部くらいです。埼玉県下ではJR単体で、大宮駅、川口駅に次いでに第3位の乗降客数を誇る浦和駅ですが、ホームはこのようにあまり広くありません。これは手狭な土地に6ホームを配置する必要があるためです。
 
 
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「京浜東北線」ホームの北端から南側を見た様子です。
 
 
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「京浜東北線」ホームの北端から北側を見た様子です。かなり急なこう配で地上に降りている様子が分かります。

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2009年12月17日 (木)

「(仮称)丸の内一丁目計画」&「パレスホテル建替計画」建設現場(2009年秋)の空撮!

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-丸の内一丁目計画&パレスホテル建替計画-
 「ボーイング787(通称ドリームライナー)」が、アメリカ時間の12月15日午前にやっと初飛行しました。航空機ファンにとっては非常にうれしいニュースでした。
 というのも初飛行が何度も延期され約2年遅れました。「永久に飛ばないのではないか?」と一部では言われていた程です。
 順調に行けば世界で最初に「全日空」に導入されて、2010年10~12月期に日本の空に姿を現す予定です。楽しみですね!
 
 本題に戻って、皇居の「和田倉濠」の北側の丸の内地区では、3棟の超高層ビルの建設が進んでいます。
 
 比較 → 2009年春の空撮
 
 1棟目が、「(仮称)丸の内一丁目計画」で、「JFEビル」の建替えプロジェクトです。地上23階、塔屋2階、地下4階、高さ117.1mのオフィスビルが建設中ですが、外観はほぼ完成しています。竣工後は、「三井住友銀行」の本店が入居する予定です。
 
 2棟目と3棟目が、「パレスホテル立替計画」です。2009年1月31日に一時休館し、建て替える事になりました。
 地上23階、塔屋2階、地下4階、高さ約115mのホテルとオフィスのツインタワーが建設される予定です。
 
 詳しくは → パレスホテル・ニュースリリース(PFD:2009/08/24)
 
 「パレスホテル立替計画」と「(仮称)丸の内一丁目計画」に囲まれるように「AIGビル」が建っていますが、日本生命保険に売却される事が決定しています。
 売却金額は1150億円前後と言われています。将来的には超高層ビルに建て替えられる思われます。
 
 
Tokyootemachi091225
「(仮称)丸の内一丁目計画」です。地上に姿を現すと猛烈な勢いで伸びていきました。外観はほぼ完成しています。
 
 
Tokyootemachi091222
「パレスホテル立替計画」の建設現場を西側から見た様子です。「三点式パイルドライバ」や「クローラークレーン」が林立しています。撮影時の作業予定は「山留工事」となっていました。
 
 
Tokyootemachi091223
「パレスホテル立替計画」の建設現場を南西側から見た様子です。

 
 
Tokyootemachi091224
敷地内に「モック・アップ」がありました。内部で打ち合わせをしていました。パレスホテルから発表された完成予想図から判断してオフィス棟の南側半分部分だと思われます。
 以前メールで教えて頂きましたが、「モック・アップ」は、施主へのプレゼンテーション、設計者のデザイン確認などの為に設置され、工事費に盛り込んでるそうです。

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2009年12月16日 (水)

「(仮称)豊洲三丁目8-4街区計画」&「(仮称)豊洲3-1街区ビル計画」&「(仮称)TDプロジェクト」建設状況(2009年秋)の空撮!

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-豊洲地区-

 豊洲地区の「IHI(旧:石川島播磨重工業)」工場跡地に建設されていた超高層タワーマンション「(仮称)豊洲三丁目8-4街区計画」の外観が完成しました。まだ正式名は発表されていないようなのですが、2010年年3月竣工予定です。
 
 「IHI(旧:石川島播磨重工業)」工場跡地には、まだ更地は残っていますが、超高層タワーマンションの建設計画はないと思われます。次は南西側の東京電力の敷地に開発の中心が移ります。

 
 比較 → 2009年春の空撮
 
 「IHI(旧:石川島播磨重工業)」工場跡地はほぼ埋まってきましたが、中心部分にまだ更地が残っています。
 その中心が、「豊洲3街区」です。豊洲3街区は「豊洲3-1街区」、「豊洲3-2街区」、「豊洲3-3街区」の3区画に分かれています。
 
 豊洲と言えば超高層ビルのイメージがありますが、「豊洲3街区」は超高層ビルではなく高さ約75mの高層オフィスビルが3棟建設されます。
 運河沿いの周囲に超高層タワーマンションを配置し、超高層タワーマンションからの眺望を考えて中央部分はビルの高さを抑えています。
 
 
Tokyotoyosu09122
「晴海大橋」から見た豊洲地区です。超高層ビルが一気に増えました。私が、東京を撮影するようになった2003年秋にはまだ2棟しかありませんでした。
 
 
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「豊洲3街区」のタワークレーンが8基見えます。
 
 
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「豊洲3-1街区」です。「仮称)豊洲3-1街区ビル計画」という名称で、概要は、地上15階、地下2階、高さ約75m、延床面積106.877.74㎡です。4基のタワークレーンで巨大なオフィスビルを建設中です。 
 
 
Tokyotoyosu09125
「豊洲3-2街区」です。まだ更地ですが、「(仮称)豊洲3-2街区ビル計画」という名称で高層オフィスビルを建設予定です。概要は、地上16階、地下2階、高さ約75m、延床面積98.222.59㎡を予定しています。
 
 
Tokyotoyosu09126
「豊洲3-3街区」です。「(仮称)TDプロジェクト」という名称で、概要は、地上14階、地下1階、高さ約75m、延床面積98.823.08㎡です。こちらも4基のタワークレーンで巨大なオフィスビルを建設中です。
 
 
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(仮称)豊洲三丁目8-4街区計画」です。外観はこのように完成しています。
 
 
Tokyotoyosu09128
「豊洲運河」沿いから見た「(仮称)豊洲三丁目8-4街区計画」です。

 
 
Tokyotoyosu09129
「豊洲運河」沿いを北側に見た様子です。このように親水公園と遊歩道が整備されています。
 運河沿いにあると目の前に新たに超高層タワーマンションが建つ心配がないのである意味最高の立地ですね。
 
 
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「豊洲運河」沿いを南側に見た様子です。右側の超高層タワーマンションは「シティタワーズ豊洲 ザ・ツイン」です。

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2009年12月15日 (火)

永田町二丁目計画(キャピトル東急ホテル建替) 建設状況(2009年秋)の空撮!

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-永田町二丁目計画-

 このあたりは、「首相官邸」、「国会議事堂」、「アメリカ大使館」、そして官庁街があるので日本で一番警備が厳しい場所です。別に悪い事をしている訳ではないのですが、「行くぞ!」と気合を入れてから撮影に行きます・・・(涙)
 
 空撮写真の中心にあるのは、「山王パークタワー」です。地上44階、塔屋2階、地下4階、高さ194.45m、延床面積219,216.00㎡と巨大なオフィスビルです。2000年1月の竣工しました。
 入居している「消費者庁」が移転するとかしないとかで、少し前に大騒動になりました。結局、賃貸面積を減らして残る事に決まりましたが・・・
 
 その「山王パークタワー」の北隣、「首相官邸」の北西側で、「キャピトル東急ホテル」の建て替えプロジェクトが進行しています。
 「永田町二丁目計画(キャピトル東急ホテル建替)」です。地上29階、地下4階(法規上:地上28階、地下5階)、高さ120.30m(法規上:119.06m)のホテル、共同住宅、オフィスで構成される超高層ビルになります。
 
 
「キャピトル東急ホテル」は、「東京ヒルトンホテル」時代にビートルズが来日公演した時に、宿泊したホテルとして有名です
   
永田町二丁目計画(キャピトル東急ホテル建替)
◆ 所在地-東京都千代田区永田町二丁目57-2
◆ 階数-地上29階、地下4階(法規上 地上28階、地下5階)
◆ 高さ-最高部120.30m(法規上 119.06m)
◆ 敷地面積-7,938.25㎡
◆ 建築面積-5,546.97㎡
◆ 延床面積-87,517.58㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル(18~29階、14~15階、1~3階)、共同住宅(16~17階)、オフィス(4~13階)、店舗
◆ 総戸数-未定
◆ 建築主-東京急行電鉄
◆ 設計・監理-東京急行コンサルタント、観光企画設計社
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2008年03月11日(本体工事)
◆ 竣工-2010年06月30日予定
◆ オープン-2010年秋予定
(注意)東京都の資料では、最高部の高さが130.00mとなっています。
 
 
Tokyonagata09122
「永田町二丁目計画(キャピトル東急ホテル建替)」の建設現場です。このビルもあっという間に組みあがりました。

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2009年12月14日 (月)

JR品川駅周辺 「中日新聞社品川開発計画」他 建設状況(2009年秋)の空撮!

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-JR品川駅周辺-
 怒涛の勢いで続いていた品川周辺の超高層ビル建設ですが、現在はすっかり落ち着いています。
 
 現在、建設中のビルが「中日新聞社品川開発計画」です。地上19階、地下3階、高さ99.00mのオフィスビルになります。かなり高くなてきて空撮写真でも見えるようにまりました。
 「
中日新聞社品川開発計画」の「旧海岸通り」を挟んだ北東角には、「荏原品川ビル」を解体して「(仮称)SSJ品川ビル計画」が進められています。地上18階、地下2階、高さ85.983mのオフィスビルになります。
 
 比較 → 2009年春の空撮
 
 まだ建設工事は始まっていませんが、「芝浦水再生センター」の敷地の一部にも再開発計画があります。「芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業」です。 
 「エヌ・ティ・ティ都市開発」を代表企業とするグループが落札し、超高層ビルが建設される事が決定しています。
 地上32階、地下2階、153.35m、延床面積179,980㎡の超高層オフィスビルが建設される予定です。

 
 詳しくは(東京都・報道発表資料:2009/03/02)
 芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業の落札者決定について

  
 
Tokyoshinagawa09122
中日新聞社品川開発計画」の建設現場です。かなり高くなってきました。
 
 
Tokyoshinagawa09123
中日新聞社品川開発計画」のカーテンウォールはこのあたりで東西のデザインが微妙に変わります。
 
 
Tokyoshinagawa09124
現場で撮影している時、「面白いカーテンウォールの取り付け方だなあ!このまま内部にスライドするのかな?」と思いましたが・・・
 
 家でじっくり見るとガラスの上の「PCa(プレキャストコンクリート)」部分がダブってしまうので、この部分に取り付ける訳ではないようですね。タワークレーンで上部に吊りあげるために一時的にこの場所に置いているだけのようです。
 
 
Tokyoshinagawa09125
「PCa(プレキャストコンクリート)」製の部材が置かれていました。2種類の形状から「カーテンウォール」の上部部分だと思われます。
 
 
Tokyoshinagawa09126
「(仮称)SSJ品川ビル計画」の建設現場です。
「荏原品川ビル」跡に建設されます。地上18階、地下2階、高さ85.983mの高層オフィスビルが建設されます。
 
大規模に地下部分が「根切り(掘削)」され、「山留め壁」を支える鉄骨の「切梁」と建設車両が乗り入れる「乗り入れ構台」が見えます。
 
 
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「芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業」の建設予定地です。解体工事など事前準備が行われていると思われます。

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2009年12月13日 (日)

「平河町森タワー(平河町森タワーレジデンス)」&「(仮称)全共連ビル」建設現場(2009年秋)の空撮!

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-平河町(ひらかわちょう)-

 「平河町」は、皇居や官公庁の近くで、国会議事堂の北側、最高裁判所や国立劇場の西側の一帯です。
 このあたりは警備がいつも非常に厳しいので撮影するのが憂鬱です・・・(涙) オバマ大統領が日本を離れてから撮影に行ったのですが、それでも物凄い警備でした。
 地上からもっとたくさん撮影したかったのですが、たくさんの警察官がいたので、2~3枚撮影してそそくさと別の場所に移動しました。
 
 「平河町二丁目」では、現在2棟の超高層ビル建設のプロジェクトが進行中です。1棟目が「森ビル」を中心とする「平河町二丁目東部南地区市街地再開発組合」が建設中の「平河町森タワー」です。2009年12月竣工予定なので外観は完成しています。
 地上24階、塔屋1階、地下2階、高さ108.50mで、1階が店舗、2~13階がオフィス、14~23階が122戸(賃貸戸数107戸)の高級賃貸住宅「平河町森タワーレジデンス」となっています。
 
 2棟目が全共連(全国共済農業協同組合連合会)」が建設中の「全共連ビル」の建て替え計画「(仮称)全共連ビル」です。
  地上21階、地下2階、高さ約102mのオフィス棟と高さ約80mの住宅棟を建設しています。住宅棟は117戸を予定しています。

 
平河町森タワー(平河町森タワーレジデンス)の概要
◆ 計画名-(仮称)平河町二丁目東部南地区第一種市街地再開発事業ビル
◆ 所在地-東京都千代田区平河町二丁目
16番1号
◆ 階数-地上24階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部108.50m
◆ 敷地面積-5,592.20㎡
◆ 建築面積-2,496.60㎡
◆ 延床面積-51,750.74㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(2~13階)、共同住宅(14~23階、122戸)、店舗(1階)
◆ 総戸数-
122戸(賃貸戸数107戸)
◆ 建築主-平河町二丁目東部南地区市街地再開発組合
◆ 設計・監理-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 竣工-2009年12月予定
   
  
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「平河町森タワー」です。
 
 
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「(仮称)全共連ビル」の建設現場です。政治の舞台に何度も登場した有名な「砂防会館」のすぐ北側です。すでにオフィス棟にも住宅棟にもタワークレーンが建っています。 
 
 
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ふと「あれ? どちらがオフィス棟でどちらが住宅棟かな?」と思いましたが、オフィス棟は「鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造 、鉄筋コンクリート造)」、住宅棟は「鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造」となっていました。
 南側のこの部分は「鉄骨造(S造)」で建設されているので、オフィス棟で間違いないと思います。
 
 
オフィス棟と住宅棟か建設される場合はほとんどの場合、幹線道路沿いにオフィス棟が建設されて、幹線道路のから離れた静かな場所に住宅棟が建設されます。「(仮称)全共連ビル」もそのパターンだと思います。

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2009年12月12日 (土)

JR中央本線(三鷹~立川間)他連続立体交差事業 「国立駅」編 + 「サザンスカイタワー八王子」&「MID OASIS TOWERS」

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-国立駅(くにたちえき)-
 
中央本線は、昨日に続き、「JR中央本線(三鷹~立川間)他連続立体交差事業」です。昨日は、西側区間6.2km部分でしたが、今回は東側区間2.8km部分の「国立駅」です。「国立駅」の南側には、国立大学の名門「一橋大学」があります。

 
 「国立駅」の東側部分の「国分寺駅」西側から「国立駅」東側までの約4.1kmは、既に鉄道と道路の立体化がなされており、現行の「掘割構造」の形式を維持するため高架工事は行われません。
 「国立駅」の手前で高架工事が始まり、「国立駅」を経由して、「立川駅」の手前で高架工事は終わります。
 
 東側区間2.8km部分の中に含まれる駅は、「国立駅」のみです。
2009年1月11日に「西国分寺駅」~「立川駅」の下り線が高架に移行完了しました。
 上り線の「西国分寺駅」~「立川駅」が高架に移行するのは、
2011年春頃を予定しています。
 
 
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「国立駅」の東端から新宿・東京方面を見た様子です。
 
 
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「国立駅」の1番線(立川・八王子・高尾方面)です。2009年1月11日に高架に移行しました。
 
 
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2番線(待避線?)・3番線(新宿・東京方面)の東側部分の工事の様子です。高架に移行するのは、2011年春頃を予定しています。
 
 
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工事のアップです。この部分に島式のホームを建設し、2番線・3番線が設けられる予定です。
 
 
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2番線(待避線?)・3番線(新宿・東京方面)の西側部分の工事の様子です。
 
 
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「国立駅」の西端から立川・八王子・高尾方面を見た様子です。
 
 
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-サザンスカイタワー八王子-

  「サザンスカイタワー八王子」は、JR八王子駅の南口の再開発プロジェクト「八王子駅南口地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の愛称です。タワーマンション部分は、「サザンスカイタワーレジデンス」という名称です。
 
 地上41階、塔屋2階、地下2階、最高部約157.5m(軒高151.10m)の共同住宅、店舗、オフィス、ホールで構成される超高層ビルになります。共同住宅部分は、総戸数390戸で「住友不動産」により分譲されています。
 
 参考 → 現場写真記録(空撮写真等)
 
 
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超高層棟です。
 
 
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「サザンスカイタワー八王子」の東隣りでも再開発が行われています。「八王子駅南口地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の一部分かと思っていましたが、違うようです。
 
 
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-MID OASIA TOWERS(ミッドオアシスタワーズ)-

 「MID OASIA TOWERS(ミッドオアシスタワーズ)」は、神奈川県相模原市のJR・京王「橋本駅」近くの「日本金属工業」の広大な工場跡地を再開発するプロジェクトです。
 敷地を北西と南東に分割し、橋本駅側に「(仮称)アリオ橋本(セブン&アイの商業施設)」、南橋本駅側にマンションが建設されます。
 
 「MID OASIA TOWERS」は、計画名が「(仮称)橋本大山町西-2地区マンション計画」」で、地上32階、地下1階、高さ約105mのタワー棟、地上23階、地下1階、高さ71.00mのレジデンス棟で構成されます。総戸数は705戸(タワー棟337戸、レジデンス棟368戸)です。
 
 「MID OASIA TOWERS」のイメージキャラクターは、なぜか着せ替え人形の「リカちゃん」です。現地にも大きな写真が掲示されています。
 「リカちゃん」の名前が「香山リカ」だとは知っていましたが、
誕生日が5月3日で、身長142cm、体重34kgまで決まっているんですね・・・(笑)。
 なんと「MID OASIA TOWERS」のマンションギャラリーで、7月25日(土)から歴代の「リカちゃん」が展示されているそうです。興味がある方は行ってみては?
 
 MID OASIA TOWERS 公式ブログ
 歴代リカちゃんハウス登場!
 
 
 

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タワー棟のアップです。
 
 
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「セブン&アイ・ホールディングス」の大型商業施設「(仮称)アリオ橋本」の建設現場です。
 
 
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この日は雨のため工事は行っていませんでした。
 
 
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建設現場の「仮囲い」に掲示してあった「(仮称)アリオ橋本」の完成予想図です。地上5階、塔屋1階、敷地面積92,808.96㎡、延床面積約150,000㎡です。

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2009年12月11日 (金)

JR中央本線(三鷹~立川間)他連続立体交差事業 2009年12月6日に「三鷹駅」~「国分寺駅」間下り線の高架線への切り替え完了!

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-JR中央本線(三鷹~立川間)他連続立体交差事業-

 
JR中央本線は、「開かずの踏切」解消のために連続立体交差事業の工事を行っています。事業区間は、JR中央線「三鷹駅」~「立川駅」の約13.1kmです。西武鉄道多摩川線「武蔵境駅」付近の0.8kmも高架になりました。
 
 工事が完成すると、「三鷹駅」~「立川駅」間の18ヶ所の「開かずの踏切」が解消されます。事業は東京都が主体となり、「JR東日本」、「西武鉄道」、沿線の6都市(三鷹市・武蔵野市・小金井市・国分寺市・国立市・立川市)の共同で行われています。
 
作業工程
◆ 1994年05月      都市計画決定
◆ 1995年11月      都市計画事業認可取得
◆ 1999年03月      事業着工
◆ 2007年07月01日 三鷹駅~ 国分寺間の下り線が高架移行
◆ 2009年01月11日 西国分寺駅~立川駅の下り線が高架移行

◆ 2009年12月06日 三鷹駅~ 国分寺間の上り線が高架移行
◆ 2011年春頃    西国分寺駅~立川駅の上り線が高架移行予定
◆ 2011年度末    事業完了予定
 
 「連続立体交差事業(高架化)」に関係する駅は、新宿駅に近い東側から(1)三鷹駅-(2)武蔵境駅-(3)東小金井駅-(4)武蔵小金井駅-(5)国分寺駅-(6)西国分寺駅-(7)国立駅-(8)立川駅の合計8駅になります。
 
 実際は、「三鷹駅」を過ぎてから高架工事が始まり、「立川駅」の手前で高架工事が終わるので、この2駅はほとんど変わりません。
 また「国分寺駅」西側から「国立駅」東側までの約4.1kmは、既に鉄道と道路の立体化がなされており、現行の「掘割構造」の形式を維持するため高架工事は行われません。
 そのため事業区間は約13.1kmですが、実際は西側区間6.2kmと東側区間2.8kmの合計約9.0kmになります。
 
 駅が根本的に地上から高架に大変身するのは、(2
)武蔵境駅-(3)東小金井駅-(4)武蔵小金井駅と(7)国立駅の4駅になります。
 2009年12月5日(土)午後9時頃~12月6日(日)午前6時30分頃まで行われた高架移行は、「三鷹駅」~「 国分寺駅」間の上り線です。
 
 詳しくは →  JR中央本線連続立体交差事業(平面図・縦断図)
 
 
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-武蔵境駅(むさしさかいえき)-

 「三鷹駅」を少し過ぎたあたりから高架工事が始まります。「武蔵境駅」は「三鷹駅」の次の駅になります。「武蔵境駅」は相対式2面2線の高架駅です。写真は新宿方面を見た様子です。
 右側が2007年7月1日から高架になった2番線「立川・八王子・高尾方面」で、左側が2009年12月6日から高架になった1番線「新宿・東京方面」です。
 
◆ 1番線-新宿・東京方面
◆ 2番線-立川・八王子・高尾方面
(備考)3番線・4番線は西武鉄道です。
 
 
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「武蔵境駅」です。写真は立川・八王子方面を見た様子です。
 
 
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-東小金井駅(ひがしこがねいえき)-

 「東小金井駅」は、下り方面が単式、上り方面が島式の2面3線の高架駅です。写真は新宿方面を見た様子です。
 右側が2007年7月1日から高架になった3番線「立川・八王子・高尾方面」で、左側が2009年12月6日から高架になった1番線・2番線「新宿・東京方面」です。
  
◆ 1番線-新宿・東京方面
◆ 2番線-新宿・東京方面(待避線)
◆ 3番線-立川・八王子・高尾方面
  
 
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「東小金井駅」です。写真は立川・八王子方面を見た様子です。
 
 
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「東小金井駅」の3番線「立川・八王子・高尾方面」ホームです。
 
 
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「東小金井駅」の3番線「立川・八王子・高尾方面」ホームです。2009年12月6日に1番線・2番線が高架になるまで、このように「2番線」となっていました。
 
 「2」の番号は分かりにくいですが、シールになっていてはがれるようになっていました。現在は「3」変更になっていると思われます。
 
 
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「東小金井駅」のホームの屋根です。ドーム状のなかなかシャレたデザインです。

 

 
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-武蔵小金井駅(むさしこがねいえき)-

 「
武蔵小金井駅」は、1番線・2番線が島式、3番線が単式の2面3線の高架駅です。写真は新宿方面を見た様子です。
 右側が2007年7月1日から高架になった下り線の1番線「立川・八王子・高尾方面」と2番線(待避線)で、左側が2009年12月6日から高架になった3番線「新宿・東京方面」です。
 
◆ 1番線-立川・八王子・高尾方面
◆ 2番線-立川・八王子・高尾方面(待避線)、新宿・東京方面(待避線)
◆ 3番線-新宿・東京方面
 
 
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武蔵小金井駅」です。写真は立川・八王子方面を見た様子です。撮影した11月中旬はまだこのようにフェンスがありました。
 
 
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武蔵小金井駅」のホームを新宿方面側に見た様子です。2007年7月1日から高架になった右側の1番線「立川・八王子・高尾方面」と左側の2番線(待避線)です。
 
 
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武蔵小金井駅」の1番線・2番線ホームを立川・八王子方面に見た様子です。高架工事は「国分寺駅」の少し手前まで続きます。
 次の「国分寺駅」自体は、既に鉄道と道路の立体化がなされており、現行の「掘割構造」のままで高架工事は行われません。

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2009年12月10日 (木)

「(仮称)大崎駅西口C地区開発計画」2009年秋の建設状況 & 竣工した「大崎ウエストシティタワーズ」

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-JR大崎駅西口-

 JR大崎駅の西口で建設中だったツインタワーの超高層タワーマンション「大崎ウエストシティタワーズ」が、2009年8月5日に竣工し、すでに入居開始されています。
  「大崎ウエストシティタワーズ」は、地上39階、地下2階、高さ127.08m、総戸数1084戸(施設全体:再開発組合員等取得住戸236戸含)です。

 隣には、「ソニー旧大崎西テクノロジーセンター」跡地の再開発である、「(仮称)大崎駅西口C地区開発計画」の建設が行われています。地上25階、地下2階、高さ141.00mの超高層オフィスビルが建設中です。

 
 比較 → 2009年春の空撮
 
 比較 → 2008年秋の空撮
 
 比較 → 2008年春の空撮
 
 更に「(仮称)大崎駅西口C地区開発計画」の東側に「大崎駅西口南地区再開発事業」が計画されています。地上25階、地下2階の高さ約120mと約100mのツインビルが計画されています。
 
 更に南東方向にあった「国際自動車教習所」跡地を「住友不動産」が取得し、超高層ビルの建設を計画しています。
 超高層ビルの建設計画がある事は、「大崎ウエストシティータワーズ」の公式HPにも備考欄に書かれてあります。「住友不動産」は、「
大崎ウエストシティータワーズ」の売主なので間違いないと思います。
 
 
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「(仮称)大崎駅西口C地区開発計画」の建設現場です。
 
 
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少しアップした様子です。
 
 
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「コンクリート型枠」が組まれています。「(仮称)大崎駅西口C地区開発計画」は、地下2階~1階までが「鉄筋コンクリート造(RC造)」、2階~25階かでが「鉄骨造(S造)」となっています。
 
 
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2階以上は「鉄骨造(S造)」となっていますが、2階の梁の鉄骨には鉄筋が巻かれているので、この部分は「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」ですね。
 
 
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「大崎ウエストシティタワーズ W棟」を西側から見た様子です。
 
 
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大崎ウエストシティタワーズ W棟」を東側から見た様子です。
 
 
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大崎ウエストシティタワーズ E棟」を西側から見た様子です。
 
 
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大崎ウエストシティタワーズ E棟」を東側から見た様子です。
 
 
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「W棟」と「E棟」の間にある「エントランス」部分です。
 
 
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大崎ウエストシティタワーズ」には、JR大崎駅から「ThinkPark Tower(シンクパーク タワー)」を経由してペデストリアンデッキで直接行く事が出来ます。
 
 
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「大崎駅西口南地区再開発事業」が計画されてる予定地です。地上25階、地下2階、高さ約120mと約100mのツインビルが計画されていますが、まだ解体工事等は一切行われていません。

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2009年12月 9日 (水)

「大手町一丁目第2地区第一種市街地再開発事業」 2009年秋の状況

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-大手町一丁目第2地区第一種市街地再開発事業-

 「大手町一丁目地区第一種市街地再開発事業」が2009年4月1日に竣工し、連鎖的再開発の第二弾「大手町一丁目第2地区第一種市街地再開発事業」が動き出しました。
 
 「大手町一丁目第2地区第一種市街地再開発事業」は、「経団連会館」、「日経ビル」、「JAビル」の3棟を解体し、2棟の超高層オフィスビルを建設する計画です。
 現在、解体工事が本格的に行われています。解体工事の工期は2009年6月1日~2010年1月31日となっています。
 間にあった道路も解体工事に伴いすでに閉鎖されています。この道路は竣工後も敷地が一体的になるため道路は復活しません。
 
 「大手町一丁目地区第一種市街地再開発事業」は、
北側のA棟が、
地上31階、地下4階、高さ約154m(軒高約142m)、南側のB棟が、地上35階、地下4階、高さ約177m(軒高約165m)となっています。
  施設全体で、敷地面積14,108.16㎡、建築面積9,393.57㎡、延床面積242,669.73㎡の巨大なオフィスビルになります。
 
 大手町一丁目第2地区第一種市街地再開発事業 特定建築者内定について
 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2009/06/15)
 
 
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「B棟」が建設される予定の南側の「JAビル」の解体工事現場です。跡地には、地上35階、地下4階、高さ約177m(軒高約165m)の超高層オフィスビルが建設されます。「B棟」の建築主は「三菱地所」となっています。
 
 
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「A棟」が建設される予定の北側の「日経ビル」と奥の「経団連会館」の解体工事現場です。跡地には、地上31階、地下4階、高さ約154m(軒高約142m)の超高層オフィスビルが建設されます。
 「A棟」の建築主は、「エヌ・ティ・ティ都市開発」、「三菱地所」、「東京建物」、「サンケイビル」の4社となっています。
 
 
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奥の少しだけ上に見える「経団連会館」の解体工事現場です。
 
 
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間の道路もすでにこのように閉鎖されています。
 
 
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大手町一丁目地区第一種市街地再開発事業」の「建築計画のお知らせ」です。2棟の超高層ビルが建設されますが、「建築計画のお知らせ」では1棟扱いになります。

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2009年12月 8日 (火)

渋谷区 「(仮称)南平台町計画」建設現場(2009年秋)の空撮!

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-「(仮称)南平台町計画-

 昨日に続いて渋谷駅周辺です。渋谷駅の東側方向に「玉川通(首都高速渋谷線)」沿いを約900mくらい歩くと「旧山手通」と交差する「神泉町交差点」があります。
 「神泉町交差点」の東側のブロックに「(仮称)南平台町計画」の建設現場があります。地上22階、塔屋1階、地下2階、高さ約138m、延床面積61,600㎡のオフィスビルが建設中です。再開発前は「NCRビル」がありました。
 
 このビルは、2008年8月頃に1度着工されました。その後リーマンショックが世界中を襲い、日本も急激な景気後退に見舞われました。
 「(仮称)南平台町計画」も不動産市況の急激な冷え込みにより、1度工事を中断しました。今年の4月に上空と地上から見ましたが、建設重機は完全に姿を消していました。
 
 その後、世界経済は少しずつ平静を取り戻しています。「(仮称)南平台町計画」も2009年9月16日に工事を再開したようで、現在はガンガン工事が行われています。
 
 

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「(仮称)南平台町計画」を地上から見た様子です。建設重機が林立しています。
 
 
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「(仮称)南平台町計画」の新しい「建築計画のお知らせ」です。着工予定日と竣工予定日の変更だけで、ビルの概要には変更がありませんでした。

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2009年12月 7日 (月)

「(仮称)渋谷二丁目21地区開発計画」&「住友不動産渋谷ファーストビル(ラ・トゥール渋谷)」 2009年秋の建設状況

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-(仮称)渋谷二丁目21地区開発計画-

 渋谷駅周辺では、東急東横線渋谷駅の地下化に伴い大規模な再開発が計画されています。第一弾が「東急文化会館跡地」の再開発です。
 地上34階、地下4階、高さ182.5mの高層複合ビルが建設される予定です。建築主は東京急行電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)、設計は日建設計、東急設計コンサルタント、メトロ開発、施工は東急建設、大成建設JV(地下鉄銀座線駅舎部分の施工者は未定)となっています。
 
 「(仮称)渋谷二丁目21地区開発計画」ですが、早くもタワークレーンが建っていました。着工が2009年6月頃だったので「えらい早いなあ!」と驚きました。
 通常、タワークレーンが建てられるのは基礎工事が終わり、地上に姿を現わしてからです。「早くも鉄骨が地上に現れるのか?」と思いましたが、どうやら違うようです。作業効率を考えて早めにタワークレーンを建てたようです。
 
 撮影時の作業日程を見ると、「構真柱工事」+「地下障害撤去工事」となっていました。まだまだ解体工事も行われ、基礎工事も始まった段階のようです。鉄骨が地上に姿を現すのはもっと先になると思われます。
 空撮写真を見ると南側半分で「構真柱工事」、北側半分で「東急文化会館跡地」の地下障害物の撤去工事を行っているようです。「構真柱工事」となっていたので「逆打ち工法」で建設されるようです。
 
-住友不動産渋谷ファーストビル(ラ・トゥール渋谷)-
 渋谷駅の少し東側に「住友不動産渋谷ファーストビル(ラ・トゥール渋谷)」が建設中です。
 フランスの保険大手AXA(アクサ)グループ本社跡地の再開発計画です。計画名は「(仮称)渋谷東1丁目計画」で、オフィスと高級賃貸住宅「ラ・トゥール渋谷」になります。 
 
 「建築計画のお知らせ」では、地上26階、塔屋1階、地下3階、高さ約130mになっています。東京都の資料では、地上25階、塔屋1階、地下3階 最高部122.37mになっています。どちらが正しいのか良く分かりません。
 
 
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「(仮称)渋谷二丁目21地区開発計画」の建設現場を南西側から見た様子です。
 
 
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「(仮称)渋谷二丁目21地区開発計画」の建設現場を南東側から見た様子です。
 
 
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タワークレーンです。「マスト(支柱)」部分が緑色で、あまり見かけない色です。
 
 
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ゲートが開いたので、望遠レンズで撮影してみました。
 
 
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東急渋谷駅に向かう陸橋の隙間から撮影してみました。写真では見えませんが、手前に曲がった鉄筋がたくさんあったので、この部分で「地下障害撤去工事」を行っていると思われます。
 
 
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地下鉄副都心線・
渋谷駅の地下3階「出口15」付近です。この部分で「(仮称)渋谷二丁目21地区開発計画」と接続されると思われます。このようにすでにスペースが設けられています。
 
 この日は「オバマ大統領」の来日で東京は物凄い警備でした。渋谷駅にも警察官がたくさんいたので駅内部の撮影は非常に勇気がいりました・・・(涙)
 
 
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渋谷駅周辺では、2012年度の開業を目指して、東急東横線の「代官山駅」~「渋谷駅」間約1.3kmの地下化工事
が行われています。
 これらの工事が完成すると「渋谷駅」が地下化され「東急東横線」は「東京メトロ副都心線」と相互乗り入れされます。
 
 
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渋谷駅の少し東側に建設中の「
住友不動産渋谷ファーストビル(ラ・トゥール渋谷)」です。オフィスと高級賃貸住宅「ラ・トゥール渋谷」になります。
 全面グリーンっぽい色のガラスカーテンウォールで、ぱっと見ただけで「住友不動産」と分かる超高層ビルですね。
 
 
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住友不動産渋谷ファーストビル(ラ・トゥール渋谷)」を見上げた様子です。「仮囲い」に「住友不動産渋谷ファーストビル」と「ラ・トゥール渋谷」がの広告が大きく掲示されていました。

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2009年12月 6日 (日)

「Brillia 有明 Sky Tower(ブリリア有明スカイタワー)」&「有明セントラルタワー」 2009年秋の建設状況

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-有明地区-

 有明地区の「有明テニスの森公園」の北側には、驚くほどの巨大ななタワーマンションが2棟建設されています。
 1棟目の「Brillia Mare 有明 TOWER&GARDEN」が、2009年3月17日に竣工しました(工事完了は2008年12月11日)。
 
 2棟目が「Brillia Mare 有明 TOWER&GARDEN」の西隣の敷地に建設中の「Brillia 有明 Sky Tower(ブリリア有明スカイタワー)」です。
 計画名は「(仮称)有明TT計画」です。2棟はいずれも1棟当たりの総戸数が1000戸を超え、規模的にはほぼ同じになります。
 

 空撮写真の範囲内で、もう1棟超高層ビルが建設されています。「有明南A特定目的会社(日本土地建物、大和ハウス工業 )」が建設する「有明セントラルタワー」です。
 計画名は「
(仮称)有明南プロジェクト」で、地上20階、塔屋3階、地下1階、高さ101.23mの超高層オフィスビルになります。
 
 東京湾の奥の方に、「
東京港臨海大橋(仮称)」の建設現場が見えます。「東京港臨海大橋(仮称)」は、「江東区若洲」と「中央防波堤外側埋立地」を結ぶ2,933m(うち海上区間1,618m)のトラス橋です。
 
 このあたりは、羽田空港が近いため厳しい高さ制限があるので橋脚の高さが制限されます。
 しかし桁下は「東京港第三航路」の船舶航行を確保するため、高さを確保する必要があります。そのため高い塔が必要な「吊橋」や「斜張橋」ではなく、「トラス橋」が採用されました。
 
 
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「Brillia 有明 Sky Tower(ブリリア有明スカイタワー)」でのタワークレーンです。「Brillia Mare 有明 TOWER&GARDEN」と同じく6基のタワークレーンで建設しています。
 
 
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「Brillia 有明 Sky Tower(ブリリア有明スカイタワー)」の建設現場を南西側から見た様子です。
 
 
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「Brillia 有明 Sky Tower(ブリリア有明スカイタワー)」の建設現場を南東側から見た様子です。
 
 
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最新の「建築計画のお知らせ」です。高さと面積が変更になっていました。最新の数値は最高部118.27m、軒高113.40mとなっていました。変更前は最高部118.7m、軒高114.7mでした。
 
 最新の面積等を調べる場合は、物件ホームページで調べますが、理由は良く分かりませんが建築面積と延床面積を記載していない物件が非常に多いです。「
ブリリア有明スカイタワー」のHPの物件概要にも記載されていません。
 
 その場合は、「建築計画のお知らせ」、「東京都のHP」、駅で配布している「SUUMO・新築マンション」を参考にします。
 「建築計画のお知らせ」の数値の面積部分はあまり当てになりませんが、今回は変更になった数値が「SUUMO・新築マンション」と一致していたので間違いないと思います。
 
 
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「Brillia Mare 有明 TOWER&GARDEN」の前では、電柱と電線の地中化工事が行われていました。
 
 
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「有明セントラルタワー」の建設現場を「ゆりかもめ」から見た様子です。
地上20階、塔屋3階、地下1階、高さ101.23mの超高層オフィスビルになります。
 
 
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東側寄りから見た「有明セントラルタワー」の建設現場です。2基目のタワークレーンが手前に準備されているので、現在は2基のタワークレーンが建っていると思われます。

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2009年12月 5日 (土)

「(仮称)西浅草3丁目計画」の建設現場 2009年秋の空撮!

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-(仮称)西浅草3丁目計画-

 「(仮称)西浅草3丁目計画」は、「浅草ビューホテル」の西側での6,339.97㎡の敷地に、 地上37階、地下2階、高さ133.53mの超高層タワーマンションの建設する計画です。
 2008年月12日15日の着工予定だったのですが、いろいろあって2009年9月1日に着工したようです。
 
 比較 → 2009年春の空撮

 
 当初、2社の共同事業でしたが、1社の「モリモト」が2008年11月28日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し受理されました。その後2009年6月24日に再生計画案の可決及び認可決定がなされています。
 
 そのような経過があり着工が遅れていました。「建築計画のお知らせ」を見ると建築主の「藤和不動産」はそのままでしたが、新たに「三菱倉庫」、「三菱地所」が加わっていました。
 
藤和不動産」は、2009年2月に「三菱地所」の完全子会社になる事が発表され、2009年4月末に株式交換により100%の完全子会社となっています。三菱グループ3社によるプロジェクトになったようです。 
 
 
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「(仮称)西浅草3丁目計画」の建設現場です。本格的に工事が行われています。2009年9月1日に着工したようです。撮影時点での作業日程を見ると「山留工事」+「現場造成杭」となっていました。 
 
 
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「(仮称)西浅草3丁目計画」の建築計画のお知らせです。概要は述床面積以外は変更がありませんでした。
 
 
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「アースドリル」です。このマシンで地下深く掘削し、「鉄筋かご」を挿入しコンクリートを打設して「場所打ちコンクリート杭」を構築します。
 
 写真では、シャフト部分の「ケリーバ」までしか見えませんが、この先に「ドリリングバケット」があり、その部分で掘削を行います。

 
 
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大型杭打機の「三点式パイルドライバ」です。
 
 
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「三点式パイルドライバ」に「三連型アースオーガ」が取り付けられていました。「ソイルセメント柱列壁工法」で「山留め壁」を構築しているのだと思われます。

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2009年12月 4日 (金)

品川区大井町駅周辺 「新阪急大井ビル(仮称)」&「(仮称)大井町西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」 2009年秋の状況 

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-大井町駅周辺-

 「大井町駅周辺」です。思いっきり遠くから超望遠レンズで撮影したのでボケボケですが、雰囲気だけは分かりと思います。

 JRに比べ、都市ローカル線的な雰囲気のあった「東急大井町線」ですが、線路や駅施設が増強され2008年3月28日から、大井町線(二子玉川駅-大井町駅)内で「6000系電車」を使った急行運転が開始されました。
 更に、2009年7月11日には、東急大井町線の「二子玉川駅」~「溝の口駅」間の約2.0kmの延伸工事が完成し、東急大井町線は12.4kmになりました。延伸区間は田園都市線との複々線になります。
 
 拠点性を増す大井町駅周辺ですが、現在2つのプロジェクトが進行しています。1つ目が「エイチ・ツー・オー リテイリンググループ」が建設している「新阪急大井ビル(仮称)」です。
 地上30階、高さ99.15mで、ホテル・店舗・共同浴場・スポーツ施設で構成される複合ビルを建設中です。
  

 詳しくは → 大井町駅前再開発プロジェクト
 
 2つ目が「(仮称)大井町西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」です。地上28階、塔屋1階、地下2階、高さ101.65mの共同住宅・店舗・公益施設で構成されるビルが建設される予定です。
 
 私は、時間的な制約から首都圏では高さ99m以下の高層ビルは追っていません。というか追う時間がありません。
 そのため「日本土地建物」から高さ96.0mと発表されていたこの再開発は見に行く予定には入っていませんでした。

 今回は、「新阪急大井ビル(仮称)」を撮影した時点でもう次の場所に行くには暗くなり写真撮影が時間的に無理だったのでたまたま見に行きました。
 すでに解体工事が始まり、「建築計画のお知らせ」が掲示されていました。そしてなんと高さが100mを超える最高部101.65mでした。
 予想もしていなかったので「ヤッター!」という感じです。私の中では100mを超えると超えないでは大違いなので、こういう発見があると一気に疲れが吹き飛びます!
 
 日本土地建物・ニュース&トピックス(2009/08/12)
 「大井町西地区市街地再開発事業」権利変換計画の認可取得について
 
 
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「新阪急大井ビル(仮称)」の建設現場です。タワークレーン2基で工事が行われており、地上に姿を現しています。
 
 
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「新阪急大井ビル(仮称)」の「建築計画のお知らせ」です。階数が地上29階、塔屋1階、地下1階から、地上30階(地下なし塔屋なし)に変更になっていました。
 高さも最高部99.15mは変更がありませんでしたが、軒高が93.25mから98.81mに変更になっていました。面積等もすべて変更になっていました。
 
 
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現場に掲示してあった「ホテル アワーズイン 阪急」の完成予想図です。2011年秋と言われていましたが、2011年春に開業するようです。
 
 
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「(仮称)大井町西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建設予定地です。
 
 
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本格的に解体工事が行われています。解体工事の期間は
2009年9月14日~2009年12月10日となっていました。あまり大きな建物はないので一気に解体を行うようです。
 
 
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「(仮称)大井町西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の「建築計画のお知らせ」です。最高部の高さは101.65mとなっています。
 
 
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再開発と同時に、西側の道路の拡幅工事が行われています。
 
 
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南側部分の道路の拡幅工事はいつでも行えるよう準備されています。 
 
 
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再開発予定地と拡幅する道路の位置関係はこんな感じです。

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2009年12月 3日 (木)

大崎・五反田地区 「パークタワーグランスカイ」&「(仮称)東五反田地区(B地区)開発計画」建設現場(2009年秋)の空撮

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-パークタワーグランスカイ-
 JR大崎駅の北側(JR五反田駅の東側)で、3棟のビルで構成される「東五反田二丁目第2地区第一種市街地再開発事業」が進行しています。街区全体の名称は「東京サザンガーデン」です。
 
 中心となる施設が超高層タワーマンションの「パークタワーグランスカイ」です。地上44階、塔屋2階、地下2階、高さ152.90m、総戸数736戸(事業協力者住戸123戸含む)です。
 オフィス棟の「東五反田スクエア」は、地上16階、塔屋1階、地下2階、高さ74.10m、延床面積28,142.84㎡で、すでに竣工して稼働しています。住宅棟の「東五反田レジデンス」も竣工しています。
 
 比較 → 2009年春の空撮
 
 比較 → 2008年秋の空撮
 
(仮称)東五反田地区(B地区)開発計画-
 「(仮称)東五反田地区(B地区)開発計画」は、地上21階、塔屋1階、地下2階、高さ110.0mのオフィスビル「東洋製罐」の本社ビルを建設するプロジェクトです。。
 
 「建築計画のお知らせ」では、2009年11月末日着工予定となっていましたが、11月中旬時点で重機がたくさん入りかなり深く「根切り(基礎や地下構造物を作るため、地盤面下の土を掘削する事)」されていました。
 空撮写真を見ても、建設重機が乗り入れる「乗入れ構台」らしきものや「「根切り」している様子が分かります。着工が予定より早まったのでしょうか? それとも事前準備?
 
 この敷地は、暫定的にミュージカルの専用劇場「キャッツ・シアター」として使用されていました。2004年11月11日から使用されていましたが、2009年5月3日に千秋楽を迎え、閉館しました。
 新しい劇場は「横浜みなとみらい地区」に新設され、「CANON CATS THEATER(キヤノンキャッツシアター)」として2009年11月11日オープンしました。

 改めて、「基礎工法」を見てみましたが、「パークタワーグランスカイ」も「(仮称)東五反田地区(B地区)開発計画」も「直接基礎」でした。
 結構浅い場所に比較的強固な地盤があるあるんですね。「目黒川」の両岸は、「目黒川」が運んできた堆積物が地下深く堆積していると想像していたので意外でした。

 

 
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「東京サザンガーデン」の超高層住宅棟「パークタワーグランスカイ」の建設現場です。すでに外観は完成しています。入居開始は、2010年7月下旬予定です。 
  
  
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「パークタワーグランスカイ」を別方向から見た様子です。「仮囲い」は、「(仮称)東五反田地区(B地区)開発計画」の建設現場です。
  
  
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「東京サザンガーデン」のオフィス棟「東五反田スクエア」です。
地上16階、塔屋1階、地下2階、高さ74.10 mになります。2009年3月31日に工事が完了し、すでに稼働しています。 
 
  
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「東京サザンガーデン」の「東五反田レジデンス」です。
 
 

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「プラウドタワー東五反田」の南側の目黒川沿いには、「親水公園」が整備中です。目黒川の両岸は高い堤防で囲まれこのような「親水公園」はほとんどありません。ほぼ完成しているように見えましたが撮影時はまだ入る事が出来ませんでした。
 
 
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「(仮称)東五反田地区(B地区)開発計画」です。地上21階、塔屋1階、地下2階、高さ110.0mのオフィスビル「東洋製罐」の本社ビルが建設されます。
 
 
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「(仮称)東五反田地区(B地区)開発計画」の「建築計画のお知らせ」です。

 

  
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「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業」予定地です。この再開発が一番規模が大きいです。
 まだ解体工事等は一切行われていませんでした。下記の日本土地建物のニュースリリースに詳しい概要・街区図・完成予想図等が載っています。
 
 詳しくは → 日本土地建物ニュースリリース(2009/03/24)
 
概要

◆ 所在地-東京都品川区北品川五丁目
◆ 階数-地上39階、地下2階(D:超高層住宅棟)、地上30階、地下2階(A-1:超高層業務棟)、他合計7棟
◆ 高さ-約143m(一番高い棟)
◆ 地区面積-約36,000㎡
◆ 延床面積-約250,950㎡
◆ 用途-共同住宅(約860戸)、オフィス、店舗、作業所、産業支援交流施設、地域コミュニティ施設、子育て支援施設、駐車場
◆ 建築主-北品川五丁目第1地区市街地再開発組合(日本土地建物、日本土地建物販売、三井不動産、三井不動産レジデンシャル、大成建設、大和ハウス工業、新日鉄都市開発)
◆ 着工-2010年10月予定
◆ 竣工-2013年10月予定

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2009年12月 2日 (水)

2009年11月30日着工「(仮称)大手町1-6計画”東京プライムステージ”」&「(仮称)丸の内1-4計画」の建設現場

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-「(仮称)大手町1-6計画”東京プライムステージ”-
 「(仮称)大手町1-6計画」は、「東京プライムステージ」と呼ばれていたプロジェクトです。 
 「(仮称)大手町1-6計画」は、大手町にある「みずほ銀行大手町本部ビル」と「大手町フィナンシャルセンター」の再開発プロジェクトです。
 
 2009年11月30日に起工式が行われた事が「東京建物」と「大成建設」から発表がありました。「建築計画のお知らせ」では、2009年11月2日着工予定だったので、ほぼ計画通りです。
  
 詳しくは → 「(仮称)大手町1-6計画」起工式挙行のお知らせ
 
 地上38階、塔屋3階、地下6階、高さ199.70m、延床面積198,390.13㎡の巨大なオフィスビルが建設されます。
 工事期間が、 2009月11月~ 2014年4月予定と約4年半もあります。通常オフィスビルの建設期間がこんなに長期に渡る事はあり得ないので「大手町フィナンシャルセンター」の解体工事も含む工期の可能性もあります。
 
 上層階ホテル部分に、「アマンリゾーツグループ」の進出が決定しています。「アマンリゾーツグループ」は、「アマンプリ」「アマンダリ」など国際的に高い評価を受ける最高級ラグジュアリーホテルを展開しています。
 「アマンリゾーツグループ」は、上層階部分に入居し、2014年に「AMAN,TOKYO」をオープンする予定です。
 
 東京建物・ニュースリリース(2009/11/30)
 「(仮称)大手町1-6計画」上層階ホテル部分にアマンリゾーツグループの進出が決定
 
 「AMAN,TOKYO」のオープンが、2014年予定なので本当に工期が約4年半もかかるのかも知れません。
 
-(仮称)丸の内1-4計画-
 「(仮称)丸の内1-4計画」は、「三菱UFJ信託銀行本店ビル」北側にある「東銀ビルヂング」、「住友信託銀行東京ビル」、「三菱UFJ信託銀行東京ビル」の3棟を一体的に建替えるプロジェクトです。
 地上27階、塔屋2階、地下4階、高さ約150m、敷地面積8,033.94㎡、延床面積139,728.09㎡の超高層ビルが建設される予定です。
 
 撮影した時の作業日程を見ると「山留工事」+「構真柱工事」となっていました。「(仮称)丸の内1-4計画」は、「逆打ち工法」で建設されるようです。基礎工法は「直接基礎」となっていました。
 
 丸の内や大手町の超高層ビル建設現場を見るとほぼ「直接基礎」となっています。比較的海に近いのでちょっと意外ですが、強固な地盤である「東京礫層(とうきょうれきそう)」が比較的浅い場所にあるという事ですね。
 
 
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「(仮称)大手町1-6計画」の建設予定地です。
 
 
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アップです。「みずほ銀行大手町本部ビル」がまだかなり残ってています。撮影は約2週間前ですが、11月30日時点で解体工事が終わったとは考えられないので、解体工事と本体工事が同時進行する事になります。
 
 「(仮称)大手町1-6計画」は、地下6階なのでかなり深く掘削する必要があります。「みずほ銀行大手町本部ビル」の地下構造物を完全に解体する必要があります。
 「(仮称)大手町1-6計画」は、地下6階と深い上に、周辺を地下鉄が縦横無尽に走っているので地下構造物に影響を与えにくい「逆打ち工法」が採用されると思われますが、何をもって本体工事の着工というのか良く分からない現場ですね。そのために工期が約4年半と長いのでしょうか?
 
 
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「(仮称)丸の内1-4計画」の建設現場です。クローラークレーンや杭打ち機が林立しています。撮影時点での作業内容は、「山留工事」+「構真柱工事」となっていました。
 
 
Tokyootemachi09125
大型杭打機の「三点式パイルドライバ」です。
 
 
Tokyootemachi09126
「三点式パイルドライバ」に「三連型アースオーガ」が取り付けられていました。「ソイルセメント柱列壁工法」で「山留め壁」を構築しているのだと思われます。
 
 
Tokyootemachi09127
一部しか見えないので正確には分かりませんが、このマシンで「構真柱」を埋設する穴を掘削しているのだと思われます。

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2009年12月 1日 (火)

時速160km運転 「成田新高速鉄道」建設現場(2009年秋)の空撮! Part1 「成田湯川駅」付近

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-成田新高速鉄道・成田湯川駅-

 このブログのメインテーマは、(1)超高層ビルを中心とした大規模開発、(2)鉄道、(3)空港です。この秋もプチ鉄ちゃんとして鉄道を追っていきますのでよろしくお願いします。
 今年の春に続き、今回は「成田新高速鉄道」に更に近づいて撮影しました。数回の分けてUPする予定です。
 
 「成田新高速鉄道整備事業」は、路線名から「整備事業」がとれて「成田新高速鉄道」と呼ばれています。一部で「京成成田新高速鉄道線」とも呼ばれています。いずれにしても正式路線名はまだ決まっていません。
 「京成高砂駅」~「成田空港駅」の全長51.4kmの線路の改良および新線建設のプロジェクトです。一部区間は在来線で最速の時速160km運転を予定しています。
 
 工事は順調に進んでおり、2010年3月に完工する予定です。沿線を飛びましたが、すでにほぼ完工しているよな雰囲気でした。数ヶ月の習熟運転を行って2010年7月に開業する予定です。
 
 詳しくは → 成田新高速鉄道整備事業
 
 第一回目は、「成田湯川(なりたゆかわ)駅」です。正式名称が決まるまでは、「(仮称)成田ニュータウン北駅)」と呼ばれていました。
 「成田湯川駅」は、相対式2面4線(中線2線は通過線)の高架駅で、ホームの長さは149mです。エレベーター3基、エスカレーター6基が設けられ、改札口は1ヶ所です。駅前には駅前広場が設けられます。
 
 「成田湯川駅」までは複線ですが、それ以降は単線になります。空港に近い既設区間の構造上しかたがないのですが、通勤電車と違い列車本数がそれ程多くないので問題ないと思われます。
 
 詳しくは → 成田湯川駅(完成イメージ図・建設中の写真等)
 
 あと「成田新高速鉄道 レールウォーク参加者」が募集されています。関西に住んでいるので私は参加できません・・・(涙)
 日時は、2010年1月17日(日)です。コースは、「成田湯川駅」から印旛沼方面(往復約4km)だそうです。募集人員は400名ですが、抽選ですので当選はかなり難しそうです。
 
 詳しくは → レールウォークの参加者を募集します。
 
 
Tibanarita09112
少し角度を変えて超望遠レンズで撮影した「成田湯川駅」です。外観がほぼ完成している事が分かります。
 
 クロスする「JR成田線(我孫子支線)」には駅がありません。交点に、新駅設置を「JR東日本」に働きかけていますが、今のところ新駅の設置予定はありません。
 確かに駅を設けても乗り換えの空港需要客数は少なそうです。でも東京都心への通勤需要は意外とありそうな気もしますが、「JR東日本」側にはメリットがないのでしょうね・・・

(追記) 川島令三氏著の「東海道ライン 全線・全駅・全配線(11) 東京南東部・千葉北西部」によると、時期は未定ですが、JR東日本の新駅が建設されるそうです。

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