2010年3月末の完成を目指して整備が進む「成田スカイアクセス(京成電鉄成田空港線)」の玄関口「京成電鉄日暮里駅」
-日暮里駅周辺-
日暮里駅前は、大規模な再開発計画が行われていました。3棟の再開発ビルが建設され、2007年5月に「ステーションポートタワー(地上25階、地下2階、87.7m、総戸数145戸)」が竣工、2008年2月に「ステーションガーデンタワー(地上40階、地下2階、高さ153.00m、総戸数340戸)が竣工しました。
3棟目の「ステーションプラザタワー」も2009年10月31日に工事が完了し、すでに入居開始されています。
概要は地上36階、地下2階、高さ139.85m、総戸数285戸のタワーマンションです。これにより日暮里駅前の大規模再開発事業(ひぐらしの里)は、ほぼ完了しました。
比較 → 2009年春の空撮
比較 → 2008年秋の空撮
-京成電鉄日暮里駅総合改善事業-
京成電鉄日暮里駅は、2009年12月16日に愛称が決まった「成田スカイアクセス(京成電鉄成田空港線)」の東京側の玄関口を目指して改良工事が行われていますが、すでに最終段階を迎えています。
2009年10月3日から3階の下り線が高架化され、2010年3月末には、2階のコンコースや1階の0番線のホーム整備も完了する予定です。
JRのホームから見た京成電鉄日暮里駅です。
「京成電鉄日暮里駅総合改善事業」の完成予想図です。下り線を高架化して3階部分にホームを新設し、成田方面専用の相対式2面1線ホームを設置します。線路を挟んで左右に「スカイライナー」用のホームと一般車輌用のホームを分離します。
2階がコンコースになりますが、2階でJR線との連絡が出来るようになり乗継が便利になります。
1階は上り線です。駅全体としては、従来の1面2線から3面2線の3階建て構造へと大幅に機能が強化されます。
3階の下り線ホームは、2009年10月3日から高架化されました。ドーム屋根がなかなか素敵です。
下り線の成田方面は線路を挟んで東側の1番線が、「スカイライナー」と「イブニングライナー」の専用ホームで、西側の2番線が、一般列車用ホームとなっています。相対式2面1線となります。
北側(成田空港側)を見た様子です。1番線の「スカイライナー」側のホームと2番線の一般列車用のホームは設備に明確が差がつけられていて、「スカイライナー」側はすべてが豪華になっています(笑)。
1番線の「スカイライナー」側は、立派な待合室もあります。
南側(上野側)を見た様子です。
国際空港の玄関口という感じですね。京成電鉄初のフルカラーLEDを使用した「発車標」だそうです。
この部分にも、英語、中国語、ハングルの表記があります。
本来なら3階は、2面2線にするべきですが、そこまで拡張する土地がないので2面1線となっています。
ホーム北端から北側(成田空港側)を見た様子です。
2階のコンコースです。JR側と一体化したような構造になっているので乗り換えが大変便利になっています。一部工事中ですが、2010年3月末には完了する予定です。
1階のホームです。1階の上り線ホームは「0番線」となりました。かつてはこの部分に上り線と下り線がある1面2線のホームでした。すでに下り線は撤去されています。ホームの整備は、2010年3月末には完了する予定です。
「ステーションプラザタワー」です。上36階、地下2階、高さ139.85m、総戸数285戸のタワーマンションです。
2009年10月31日に工事が完了し、すでに入居開始されています。これにより日暮里駅前の大規模再開発事業は、ほぼ完了しました。
| 固定リンク
「132 東京都・荒川区」カテゴリの記事
- 荒川区 地上47階、高さ約180mの「(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価書の縦覧!(2022.03.17)
- 荒川区 JR常磐線三河島駅前 地上43階、高さ約160mの「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」 2021年6月21日に都市計画決定!(2021.06.22)
- 荒川区 地上47階、高さ約180m「(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価書案に係る見解書が公開!(2021.04.28)
- 荒川区 JR常磐線三河島駅前 地上43階、高さ約160mの「三河島駅前北地区再開発事業」 2021年5月頃都市計画決定となる見通し!(2021.01.15)
- 荒川区 JR常磐線三河島駅前「三河島駅前北地区再開発」の概要が判明 地上43階、高さ約160m、延床面積約89,600㎡、総戸数約760戸!(2020.09.16)
「104 鉄道(新線・高架化・複々線化、その他)」カテゴリの記事
- 川崎市 「JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)に係る条例環境影響評価準備書及び要約書」の縦覧!(2023.01.21)
- JR中野駅の駅ビル 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業「(仮称)中野駅西口開発」 2022年12月中旬の建設状況(2022.12.22)
- 東京都が「都心部・臨海地域地下鉄」を整備 「東京駅、新銀座駅、新築地駅、勝どき駅、晴海駅、豊洲市場駅、有明・東京ビッグサイト駅」の正確な場所が判明!(2022.11.27)
- 東京都 総延長約6kmの「臨海地下鉄」を整備 新駅は「東京駅、新銀座駅、新築地駅、勝どき駅、晴海駅、豊洲市場駅、有明・東京ビッグサイト駅」(2022.11.25)