東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 2010年2月中旬の建設状況
-東京駅丸の内駅舎保存・復原工事-
東京駅では、世紀の大工事が進行しています。「東京駅丸の内駅舎保存・復原工事」です。
最新の建設状況の写真をを「Audie-Gryph氏)」に送って頂いたのでアップしたいと思います。なお空撮写真は2009年11月中旬に撮影したものです。
「東京駅丸の内駅舎保存・復原工事」は、現存する丸の内駅舎を可能な限り保存しつつ、戦災により損失した部分を復原し、創建当初の3階建ての建物に復原するビッグプロジェクトです。
地上からは分かりませんが、地下では駅舎の荷重を仮受けして、「逆打ち工法」で地下躯体を構築しています。
現在の駅舎は、「松杭」で支えています。「松杭」は撤去され、新たに「場所打ちコンクリート杭」を構築し、「仮受け支柱」で支え、地下躯体を構築します。地上部と地下躯体の間に免震装置も設置されます。
この工事を高さの限られた空間で行っているので、工事の難しさが想像出来ます。鹿島建設のイメージ図を見ても難工事だと分かります。
鹿島建設 東京駅丸の内駅舎保存・復原工事
JR東日本 プレスリリース(2007/05/08:PDF)
東京駅丸の内駅舎保存・復元工事の着工について
「北ドーム部」です。嵩上げされて盛り上がったドーム部の雰囲気がなんとなく分かるようになってきました(写真提供Audie-Gryph氏)。
「北切妻部」と「中央部」です。「北切妻部」は1階分嵩上げされて3階になり、「中央部」の3階部分と揃えられます(写真提供Audie-Gryph氏)。
「南切妻部」・「南ドーム部」・「南ウィング部」です。「南切妻部」と「南ウィング部」も1階分嵩上げされて3階になります(写真提供Audie-Gryph氏)。
約3ヶ月前の2009年11月16日に撮影した「北ドーム部」です。
約3ヶ月前の2009年11月16日に撮影した「中央部」です。
約3ヶ月前の2009年11月16日に撮影した「南ドーム部」です。
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