「六本木25森ビル」と「六本木21森ビル」 地上20階、高さ約100mの超高層ビルに建て替え!
-21・25森ビル建替計画-
赤坂の「アークヒルズ」と六本木の「泉ガーデン」の間に挟まれた「六本木25森ビル」と「六本木21森ビル」を一体的に建て替える計画が進んでいます。
建て替え後は、地上20階、地下4階、高さ約100m、延床面積約55,000㎡の超高層ビルに生まれ変わる予定です。
「六本木25森ビル」の延床面積は39,956.37㎡、 「六本木21森ビル」の延床面積は8,472.41㎡です。合計しても48,428.78㎡なので延床面積は約7,000㎡くらいしか増えません。
もったいないような気がしますが、それでも建て替えるのは両ビルが「再開発地区計画区域」に指定されたことに加え、「六本木21森ビル」が耐震基準を満たしていないことが理由だそうです。
順調に進めば2010年4月に解体工事に着手し、1年後の本体着工を見込みます。
写真を見ても分かりますが、小規模ビルの「六本木21森ビル」は別として、高層ビルの「六本木25森ビル」は立派なオフィスビルです。
まだ充分使えそうですが、六本木地区は「森ビル」にとって「金城湯池(他から付け入り攻め込みにくい堅固な備え)」であり、他には渡さない!という決意の表れでしょうか?
六本木25森ビルの概要
◆ 階数-地上25階、地下2階
◆ 高さ-89.8m
◆ 延床面積-39,956.37㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1973年08月(1987年改修)
六本木21森ビルの概要
◆ 階数-地上11階、地下1階
◆ 延床面積-延床面積-8,472.41㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート
◆ 竣工-1971年06月(1997年改修)
ちなみに写真右側に見える「日本IBM」のビルと「ヴィラフォンテーヌ六本木アネックス」も時期は未定ですが、一体的に再開発される予定です。
周辺には、他にも再開発計画が進行しており、将来的には大規模なオフィス街になります。オフィスビルが増えても高級感が漂う静かな雰囲気は残してほしいですね。
「六本木25森ビル」です。地上25階、地下2階、高さ89.8m、延床面積39,956.37㎡の立派なオフィスビルです。これを解体しようと考えるのは東京ならではですね。
曇っていて写真がイマイチですが、「六本木25森ビル」と「六本木21森ビル」の北側の「スペイン坂」は、東京の隠れた桜の名所です。
坂を上ると「スペイン大使館」があるので「スペイン坂」といいます。写真の右側に見える、「六本木25森ビル」と「六本木21森ビル」が建て替えられます。
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