「成田スカイアクセス(京成電鉄成田空港線)」建設現場(2009年秋)の空撮 Part8 「成田国際空港」直前付近
-成田スカイアクセス(京成電鉄成田空港線)-
「京成電鉄成田空港線(成田新高速鉄道)」は、「京成高砂駅」~「成田空港駅」の全長51.4kmの線路の改良および新線建設のプロジェクトを指します。一部区間は在来線で最速の時速160km運転を予定しています。
「成田新高速鉄道」に代わる新しい愛称の公募が行われていましたが、2009年12月16日に「成田スカイアクセス」に決まり発表されました。
工事は順調に進んでおり、2010年3月に完工する予定です。数ヶ月の習熟運転を行って2010年7月17日に開業する予定です。
(1) Part1・成田湯川駅付近の空撮
(2) Part2・印旛沼東側の成田市八代付近の空撮
(3) Part3・東関東自動車道との交点付近の空撮
(4) Part4・印旛日本医大駅付近の空撮
(5) Part5・印旛沼(北部調節池)南側付近の空撮
(6) Part6・成田病院付近の空撮
(7) Part7・松崎トンネル付近の空撮
今回は、成田国際空港直前の地下に入る部分をUPしたいと思います。このあたりは複線になっています。
複線と言っても、片方は「JR成田線(空港支線)」で、もう片方は「成田スカイアクセス(京成電鉄成田空港線)」なので単に単線の線路が2本並んでいるだけです。
写真を見ても分かりますが、トンネル部分は将来を見越してあらかじめ複線用の幅で建設してあります。
空港下の地下部分で、「成田スカイアクセス(京成電鉄成田空港線)」は、「京成本線」と合流して「空港第2ビル駅」に到着します。
永らく「空港第2ビル駅」は、相対式2面2線の地下駅で、それぞれ1面1線ずつを「JR東日本」と「京成電鉄」が使用していました。
2009年11月14日から、「京成電鉄」側のホームが島式1面2線に増設され、上り列車と下り列車が分離されました。
このようないびつな構造になっているのは、幻の「成田新幹線」の施設を利用したなごりです。
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