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2010年5月24日 (月)

宇都宮線・高崎線・常磐線の東京駅乗入れ「東北縦貫線」 2010年春の建設状況 Part1・神田駅周辺

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-東北縦貫線-
 「東北縦貫線」は、JR東日本の「上野駅」と「東京駅」を結び、「上野駅」止まりだった「宇都宮線・高崎線」と「常磐線」を「東京駅」まで乗り入れ、「東海道本線」と「直通運転」させるプロジェクトです。
 工事区間は約3.8kmで、2008年5月30日に着工し、2013年度の完成を予定しています。総事業費は約400億円で、JR東日本が自己負担する予定です。
 
 「
上野駅」~「東京駅」間には、並走する「京浜東北線」と「山手線」の「御徒町駅・秋葉原駅・神田駅」の3駅がありますが、費用対効果の面で通過駅になります。
 仮にホームを設置するとしても留置線が3本あり比較的余裕のある「御徒町駅」は別として、「秋葉原駅・神田駅」は、すぐ横を新幹線が走っているためホームを設置する余裕がありません。
  
 「
上野駅」~「秋葉原駅」あたりまでの1.6kmと「東京駅」の少し北側までの0.9kmは留置線や折り返し線があるので線路の改良で済みます。
 問題は、「神田駅」あたりの約0.6kmです。この部分は、用地が無いため「東北新幹線」の更に上に高架橋を建設して2階建て構造にする必要があります。
 「秋葉原方アプローチ部」の約0.35km+「重層部」の約0.6km+「東京方アプローチ部」の約0.35km=約1.3kmで大規模な工事が必要になります。
 
 本来ならこんな大工事は必要ありませんでした。戦前から「上野駅」~「東京駅」間に
は、回送列車や貨物列車を走らせるための線路が存在していました。実際に一部ですが東京駅以南に乗り入れる列車も存在していました。
 し
かし、「東北新幹線」の用地に転用するため、神田駅あたりで分断され、その間は線路がありません。
 残った線路は、「上野駅」側は
留置線として使用し、「東京駅」側は「東海道本線」の折り返し線に使用されていました。
 
 御徒町駅、秋葉原駅、神田駅周辺を撮影しました。「Part1」として神田駅周辺をUPし、御徒町駅と秋葉原駅周辺は後日UPします。
 
 
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工事の概要です(JR東日本のホームページのPDF資料を引用)。
 
 
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「JR神田駅」の南端から南側(東京駅側)を見た様子です。建設中の高架橋が中心から右側(西側)に飛び出ているのは、新たに建設する「東京方アプローチ部」から徐々に上がってくるためです。
 
 奥に見える緑の鉄骨が「東京方アプローチ部」ですが、この部分は在来線と新幹線の間に隙間があり、その間に「鉄筋コンクリート造(RC造)」の橋脚を建設しています。山手線や京浜東北線の車内からその様子を見る事が出来ます。
 
 
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2本足の橋脚です。
 
 
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4本足の橋脚です。下を「東北・上越新幹線」がガンガン走っていきます。
 
 
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更に北側の2本足の橋脚です。
 
 
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「JR神田駅」の北端から南側を見た様子です。まだ南側の部分しか橋脚は設置されていませんでした。
 
 
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「JR神田駅」の北端から北側(秋葉原駅側)を見た様子です。在来線と新幹線の間に隙間が無い事が分かります。
 
 
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「東北新幹線」の建設時に、橋脚を将来的に上に継ぎ足す余裕を持たせて設計されています。
 
 
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2本足の橋脚と4本足の橋脚があるのは、「東北新幹線」の橋脚もそのよう構造になっているからですね。
 
 
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このように「東北新幹線」の高架の上に「東北縦貫線」の橋脚を継ぎ足しています。

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