開業したJR横須賀線「武蔵小杉駅」の空撮 Part2 南武線ホームとの連絡通路&駅周辺編
-JR横須賀線・武蔵小杉新駅-
JR横須賀線「武蔵小杉新駅」が、2010年3月13日に暫定開業しました。駅舎関連の工事が長引き、南武線との連絡通路やホーム下の工事を残して開業しました。
連絡通路を使って約390m離れたJR南武線と東急東横線への乗り換えができ、1日の乗降客は約7万人と見込まれています。
現在は仮設の連絡通路で結ばれています。正式な連絡通路は2011年3月頃の完成予定です。
工事が長引いているのは、「東海道新幹線」との交差部分にトンネルを掘削する必要があるためです。
新たに、新幹線の高架軌道の沈下を防止するために追加の対策が必要になりました。少し前までの私なら、「そんな工事簡単じゃないの?」と思っていたと思いますが、地下工事や基礎工事に興味を持つようになって、新幹線や電車を走らせながらの工事がいかに難しいか最近はやっと分かるようになりました。
Part1では横須賀線のホームの様子をUPしました。Part2では南武線ホームとの連絡通路と駅周辺編の様子をUPします。
それでは「南武線」のコンコースからスタートです。
南武線の2番線ホームを東側に歩いていきます。
横須賀線への仮設連絡通路がスタートします。
曲がりくねっている上に非常に狭いです。通路の最小幅が3mしかないため、朝のラッシュ時には、乗り換え客で大変だと思います。
まだまだ続きます。
やっとホームへの階段です。遠かった!
新設された南改札(横須賀線口)前のには駅前広場が設けられています。タクシー乗り場やバスターミナルとなっています。
駅前広場の前から武蔵小杉のタワーマンション群がバッチリ見えます。晴れた日の午前中は順光でいい撮影ポイントかも!
新設されたJR武蔵小杉駅の新南改札(横須賀線口)です。上は「東海道新幹線」の高架のため新幹線がガンガン走っていきます。
ちなみに反対側の東側には、「日本電気玉川事業場」があるため通り抜けることが出来ません。途中で通路が終了しています。
新設された横須賀線の高架下の新南改札です。「南武線」と「横須賀線」を乗り換える利用客のために「改札外乗換えの制度」が導入されています。
「改札外乗換えの制度」に対応したオレンジ色の自動改札機が設置されています。ただし1度改札口を出てると30分以内に再入場する必要があります。
高架下の駅コンコースです。波型の天井で圧迫感を少なくしていますが、かなり狭いです。
狭い理由は、既存の高架橋の改築を極力避けるため、新設された下り線側の高架橋の下に駅の施設を集中的に配置したためです。
南東側の「日本電気玉川事業場」側から見た様子です。こちら側には、入口がありません。
横須賀線の武蔵小杉駅は、周囲をビル群や「日本電気玉川事業場」に囲まれているため、駅を外から見る場所がほとんどありません。
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